JP2001272619A - レーザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニットを備えた写真処理装置 - Google Patents

レーザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニットを備えた写真処理装置

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JP2001272619A
JP2001272619A JP2000084130A JP2000084130A JP2001272619A JP 2001272619 A JP2001272619 A JP 2001272619A JP 2000084130 A JP2000084130 A JP 2000084130A JP 2000084130 A JP2000084130 A JP 2000084130A JP 2001272619 A JP2001272619 A JP 2001272619A
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laser
scanning unit
beam scanning
unit
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JP2000084130A
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Kozo Mano
晃造 眞野
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビーム径を変更させることにより画質
を変化させること。 【解決手段】レーザビーム発生部100と、該レーザビ
ーム発生部で発生したレーザビームの強度を変調するレ
ーザ強度変調部108と、該レーザ強度変調部を通過し
たレーザビームを集光し露光する光学系150と、前記
レーザ強度変調部と光学系の間に介設され、レーザ強度
変調部の径を変更する絞り部材130,131とを備え
たことを特徴とするレーザビーム走査ユニットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ネガフィルムやポジフィルム
の写真フィルムの画像または、デジタルカメラで撮影し
てICカード(メモリカード)に保存された画像データ
等を感光材料に画像形成するレーザビーム走査ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、R(赤)、G(緑)、B(青)の
レーザを発生するレーザビーム発生部を有し、該レーザ
ビーム発生部で発生させたR、G、Bのレーザビーム毎
に画像データに応じてレーザ強度変調部で変調させ、さ
らにポリゴンミラーにより主走査方向に照射するととも
に、感光材料としての印画紙を副走査方向に搬送して、
感光材料上にカラー画像を形成していた。そして、レー
ザビーム走査ユニットにおいては、レーザビーム発生部
で発生したレーザビームは各種レンズを含む光学系を通
過させることでビーム径を予め設定した一定の大きさで
用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザビーム走
査ユニットでは、ユーザーがレーザビーム径を変化させ
て画質を変化させることができなかった。このため、画
質を変化させるためには、画像処理をソフト的に行った
り、ハード的な手法、例えば、感光材料を変更したり、
処理液を変更して行っていた。一方、レーザビーム径を
変化させて画質を変化させるのはユーザーサイドでは実
行することができず、メーカーサイドで実行するとして
も、レーザビーム走査ユニットの設計を最初からやり直
す必要があった。いずれにしても、ユーザーサイドで簡
単に画質を変更することは困難なことであった。
【0004】従って、本発明の目的は、レーザビーム径
を変更させることにより画質を変化させることのできる
レーザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニッ
トを備えた写真処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によれば、レーザビーム発生部
と、該レーザビーム発生部で発生したレーザビームの強
度を変調するレーザ強度変調部と、該レーザ強度変調部
を通過したレーザビームを集光し露光する光学系と、前
記レーザ強度変調部と光学系の間に介設され、レーザ強
度変調部の径を変更する絞り部材とを備えたことを特徴
とするレーザビーム走査ユニットとして構成されてい
る。
【0006】上記構成によれば、レーザビーム発生部で
レーザが発生され、レーザ強度変調部でレーザの強度が
変調される。そして、レーザ強度変調部を通過したレー
ザビームの径は絞り部材で変化させられる。このように
して、画像上ではドットの重なり具合がレーザビームの
径に応じて変化し、画質が変更される。
【0007】さらに、前記絞り部材はレーザビームが平
行光となる領域に配置されている(請求項2)ので、絞
り部材をレーザビームに対して正確な位置に配置させる
ことができて、レーザビームは正確に光の回折作用を受
ける。
【0008】さらに、前記絞り部材は複数のビーム径変
更部を具備する(請求項3)ので、レーザビームは絞り
部材により複数種類のビーム径に変更される。
【0009】さらに、前記絞り部材は絞り羽である(請
求項4)ので、レーザビームは絞り羽によりリニアに
(連続的に)そのビーム径が変更される。
【0010】また、上記目的を達成するため、請求項5
によれば、請求項1〜4のいずれかに記載のレーザビー
ム走査ユニットと、現像ユニットと、感光材料を収納す
る感光材料収納ユニットとを備えた写真処理装置が構成
される。
【0011】上記構成によれば、レーザビーム発生部で
レーザが発生され、レーザ強度変調部でレーザの強度が
変調される。そして、レーザ強度変調部を通過したレー
ザビームの径はビーム径変更部材で変化させられる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明のレーザビーム走査
ユニットが用いられる写真処理装置の一構成例を示す図
であり、以下同図に基づいて写真処理装置を説明する。
【0013】写真処理装置1はフィルム(ネガ、ポジ)
からラインCCDスキャナで読み取られた画像データ、
デジタルカメラで撮影された画像データ、パソコンで作
成された画像データ等を感光材料(印画紙)2(図2参
照)に露光させるレーザビーム走査ユニット100と、
ロール状に巻回された印画紙2を収納し、所定サイズに
切断してレーザビーム走査ユニット100に供給する感
光材料ユニット200と、レーザビーム走査ユニット1
00で露光された印画紙2を現像、漂白定着及び安定処
理する現像ユニット300及び安定処理された印画紙2
を乾燥させる乾燥ユニット400等で構成されている。
【0014】感光材料ユニット200はレーザビーム走
査ユニット100の下部に設けられており、ロール状に
巻回された印画紙2を感光させないように内蔵した印画
紙マガジン201が収納されている。ロール状に巻回さ
れた新品の印画紙2の一例では、その長さが約180m
であり、印画紙マガジン201を含めた重量が14Kg
にもなる。そのため、扉202を開いた内側には、印画
紙マガジン201を載置して感光材料ユニット200の
内部に収納するための引き出し可能な支持レール(図示
していない)等が設けられている。印画紙マガジン20
1が感光材料ユニット200に装填されると、印画紙2
が印画紙マガジン201から繰り出され、カッター(図
示していない)により所定の寸法(サイズ)に切断され
た後、レーザビーム走査ユニット100に搬送される。
【0015】レーザビーム走査ユニット100について
は、後に詳述するが、レーザビーム発生部104と、該
レーザビーム発生部104で発生したレーザの強度を変
調するレーザ強度変調部108と、これらの構成要素を
載置し支持する支持体115とこれら構成要素及び支持
体115を外囲する筐体102とを少なくとも具備して
構成されている。なお、レーザビーム発生部104及び
上記構成要素を筐体102で直接支持する構成とするこ
とも可能である。
【0016】現像ユニット300は、前述のようにレー
ザビーム走査ユニット100で露光された印画紙2を現
像、漂白定着及び安定化させるものであるが、少なくと
も全現像行程と定着行程の初期では、外部からの迷光に
よる感光があってはならない。そのため、現像ユニット
300の内部301は、暗室に構成されている。
【0017】現像ユニット300により現像、漂白定着
及び安定処理された印画紙2は、乾燥ユニット400に
搬送され、乾燥処理された後、乾燥ユニット400の上
部の排出口401から排出され、第1搬送ベルト302
上に、例えば1本のフィルムに撮影されているコマ数分
だけ積み重ねられる。フィルム1本分の処理が終わる
と、第1搬送ベルト302により第2搬送ベルト303
上に移動され、第2搬送ベルト303上に保持される。
第2搬送ベルト303上には、複数本分の写真(乾燥済
みの印画紙)を載置することができる。
【0018】図2は写真処理装置のレーザビーム走査ユ
ニットの概略を説明する斜視図であり、以下、同図に基
づいてレーザビーム走査ユニットを説明する。
【0019】図2においては、筐体102の上部を省略
して図示しているが、筐体102には外光が入ることな
く、また、筐体102から外部にレーザビームが漏れな
いように暗室に構成され、また、塵が入り込まないよう
に密閉されている。
【0020】レーザビーム走査ユニット100は筐体1
02の上に3個のレーザ光源104R、104G、10
4B(レーザビーム発生部として機能している。)を備
えている。
【0021】レーザ光源104RはR(赤)の波長(例
えば685nm)のレーザビーム(以下、Rレーザビー
ムという。)を射出する半導体レーザ(Laser Diode=
LD)104XRで構成されている。
【0022】同様に、レーザ光源104GはG(緑)の
波長のレーザビーム(以下、Gレーザビームという。)
を射出する半導体レーザ104XGと該半導体レーザ1
04Xから射出されたGレーザビームを1/2の波長
(例えば532nm)のレーザビームに変換する第2高
調波発生器(Second Harmonic Generation=SHG)
104YGで構成されている。なお、第2高調波発生器
104YGから532nmのレーザビームが射出される
ように半導体レーザ104XGの発振波長が定められて
いる。
【0023】同様に、レーザ光源104BはB(青)の
波長のレーザビーム(以下、Bレーザビームという。)
を射出する半導体レーザ104XBと該半導体レーザ1
04XBから射出されたBレーザビームを1/2の波長
(例えば473nm)のレーザビームに変換する第2高
調波発生器104YBで構成されている。なお、第2高
調波発生器104YBから473nmのレーザビームが
射出されるように半導体レーザ104XBの発振波長が
定められている。
【0024】前記レーザ光源104R、104G、10
4Bのレーザ射出側には、コリメータレンズ106、レ
ーザ強度変調部として機能する音響光学変調素子(Acou
sto-Optic Modulator以下、単にAOMという。)10
8、レーザ整形開口107、ミラー110が順に配置さ
れており、該ミラー110のレーザ反射側には、球面レ
ンズ112、絞り部材130(図4参照)シリンドリカ
ルレンズ114及びポリゴンミラー118が順に配置さ
れている。
【0025】該ポリゴンミラー118のレーザ射出側に
は、fθレンズ120、シリンドリカルレンズ122、
ミラー124、ミラー126が順に配置されている。そ
して、矢印C方向から搬送されてきた印画紙2は前記ミ
ラー126に反射されたR,G,Bのレーザビームに照
射され、画像露光される。なお、前記レーザ整形開口1
07からミラー126までのレンズ、ミラー等が光学系
150を構成している。
【0026】前記AOM108について詳述する。AO
M108は、レーザ光源104R、104G、104B
から入射されたレーザビームが音響光学媒質を透過する
ように筐体102の所要位置に3個配置されているとと
もに、各AOM108の下部には超音波発信器として機
能するトランスデューサー109が各々設けられてお
り、該トランスデューサー109はAOMドライバ11
1(図3参照)に接続されている。該AOMドライバ1
11からトランスデューサー109に画像のR,G,B
の濃度に応じた信号(出力)が入力されると、AOM1
08の音響光学媒質にAOMドライバ111の出力に応
じた超音波光学効果が作用して回折が生じ、AOM10
8に入射されたレーザビームは超音波の強度や振幅に応
じた強度となり、AOM108から回折光として射出さ
れる。
【0027】図3はレーザビーム走査ユニット内におけ
るレーザの光路を模式的に示す図であり、図4はビーム
径変更部材を示す図である。以下図3、4も参照してレ
ーザビーム走査ユニットについて説明を続ける。
【0028】前記絞り部材130はレーザビーム走査ユ
ニット100においてレーザビームが平行光となる領
域、具体的には球面レンズ112とシリンドリカルレン
ズ114との間に配置されている。この平行光の領域に
おいてビーム径変更部材130の上流側ではAOM10
8及び球面レンズ112等によりレーザビームのビーム
径は略φ=5mmである。なお、絞り部材130の配置
させる領域はレーザビームが平行光となる領域であれ
ば、特に限定されるものではない。
【0029】絞り部材130は円盤形状であり、円盤に
複数(具体的には3個)のビーム径変更部130a、1
30b、130cが開口として形成されている。ビーム
径変更部130a、130b、130cは真円でありそ
の直径は順にφ=6mm、5mm、4mmとなってい
る。なお、絞り部材130はモータ132に取り付けら
れており、該モータ132を回転させることにより、前
記ビーム径変更部130a、130b、130cのいず
れかをレーザビームに適応させる(ビーム径変更部13
0a、130b、130cの中心をレーザビームの中心
に一致させる)ごとく絞り部材130を回転停止させ
る。
【0030】図5は、ビーム径を変更して得られるレー
ザビームによるドットの拡大図であり、同図(a)はビ
ーム径変更部130aを適用した場合、同図(b)はビ
ーム径変更部130bを適用した場合、同図(c)はビ
ーム径変更部130cを適用した場合を示す。以下同図
に基づいて説明する。
【0031】ビーム径変更部材130により、レーザビ
ームのビーム径を変更させる場合について説明する。回
折現象により、開口に入射するレーザビームは開口の直
径が大きいほど回折波の広がりは小さく、開口の直径が
小さいほど回折波の広がりは大きくなる。このため、ビ
ーム径変更部130aを適用した場合は、ビーム径変更
部130cを適用した場合に比較して、射出するビーム
径は広がり、印画紙2に300〜400dpiで出力す
るときに隣り合うドット(略φ60〜90μm/1ドッ
ト)同士が主走査方向(図5で左右方向)、及び副走査
方向(図5で上下方向)で重なり合い、ソフト(軟調)
な画質の画像が得られる。一方、ビーム径変更部130
cを適用した場合は、ビーム径変更部130aを適用し
た場合に比較して、射出するビーム径は狭くなり、印画
紙2において隣り合うドット同士の重なりは少なくなる
か、ほとんどなくなり、シャープ(硬調)な画質の画像
が得られる。なお、図5においては、主走査方向におけ
るドットの重なりのみ示しており、副走査方向における
重なりは示していない。
【0032】なお、絞り部材130をレーザビームが平
行光となる領域に配置しているのは、レーザビームの回
折を行うのに絞り部材130の位置決めが容易になるか
らであり、このため、設定通りにビーム径を正確に変更
することができるのである。
【0033】一般に写真やイラスト等の画像の場合は、
ソフト(軟調)な画像が好まれ、逆に文字や表、実験デ
ータ等の画像の場合は、シャープ(硬調)な画質の画像
が好まれる。勿論、写真画像においても、画像の内容に
応じて、ソフト(軟調)な画質の画像が好まれたり、場
合によっては、シャープ(硬調)な画質の画像が好まれ
る。例えば、写真の場合でも人物の肌の場合は、ソフト
(軟調)な画質の画像が好まれ、風景はシャープ(硬
調)な画質の画像が好まれる傾向にある。要は、ユーザ
ー個々の画質に対する要求に応じられることが重要なこ
とである。
【0034】図6は絞り部材の他の実施形態を示す図で
あり、同図(a)、(b)、(c)それぞれビーム径変
更部の径を変更させた状態を示している。
【0035】前記実施形態においては、絞り部材として
円盤形状で複数のビーム径変更部を有しているものを適
用したが、これに代えて、図6に示すように、カメラの
絞り羽と同様な絞り部材131を用いることも可能であ
り、この場合には、絞り羽131aを回転移動させるこ
とでビーム径を連続して変更させ、印画紙2上でドット
の重なり具合を連続して変更することが可能となり、画
質を微妙に変化させることができる。
【0036】なお、絞り部材130、131により画質
を変化させるためには、写真処理装置1の操作部(図示
していない)にスライド式もしくはダイアル式の画質調
整部材(図示していない)を設けてあり、該画質調整部
材にて画質を硬調もしくは軟調に変更することができ
る。
【0037】上記構成によれば、レーザビーム発生部1
04でレーザが発生され、レーザ強度変調部108でレ
ーザの強度が変調される。そして、レーザ強度変調部1
08を通過したレーザビームの径は絞り部材130で変
化させられる。このため、感光材料において、レーザビ
ームによるドットの重なり具合を変化させることができ
るので画質を変化させることができる。
【0038】以上、本実施形態について詳述したが、以
下に示すように変更することも可能である。
【0039】前記実施形態においては、絞り部材130
のビーム径変更部は真円であったが、楕円あるいは、真
円の一部分をカット(切除)したような形状の開口とす
ることも可能である。
【0040】前記実施形態においては、レーザビーム走
査ユニット100を写真処理装置1に適用したものを例
示したが、これに限定されるものではなく、例えば複写
機、医療用のCTスキャナーからの画像形成に適用する
ことも可能である。
【0041】前記実施形態においては、レーザ強度変調
部としてAOMを適用し、該AOMによりレーザビーム
の強度変調を行うものとしたが、AOMに代えて電気光
学変調素子(EOM)、磁気光学変調素子(MOM)を
適用してレーザビームの強度変調を行うことも可能であ
る。
【0042】前記実施形態においては、レーザビーム走
査ユニット100の構成要素を平面的に筐体120にレ
イアウトしたものを例示しているが、ポリゴンミラー1
18をレーザ光源104の下部(上部)に配置し、ミラ
ー110の下部(上部)にミラー124、126を配置
するような立体的なレイアウトとすることも可能であ
る。
【0043】前記実施形態においては、レーザビーム発
生部として機能するレーザ光源104は104R、10
4G、104Bと3個有して、カラー画像を形成するも
のであったが、単色の画像形成を行うものであってもよ
い。
【0044】前記実施形態においては、絞り部材130
をビーム径変更部をレーザビームが平行光となる領域に
配置したものを例示したが、これに代えて、レーザビー
ムが拡散もしくは集束する領域に配置させることも可能
である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、レーザビーム発生部と、該レーザビーム発生部で発
生したレーザビームの強度を変調するレーザ強度変調部
と、該レーザ強度変調部を通過したレーザビーム該レー
ザ強度変調部を通過したレーザビームを集光し露光する
光学系と、前記レーザ強度変調部と光学系の間に介設さ
れ、レーザ強度変調部の径を変更する絞り部材とを備え
たことを特徴とするレーザビーム走査ユニットとして構
成されている。
【0046】上記構成によれば、レーザビーム発生部で
レーザが発生され、レーザ強度変調部でレーザの強度が
変調される。そして、レーザ強度変調部を通過したレー
ザビームの径は絞り部材で変化させられる。このため、
感光材料において、レーザビームによるドットの重なり
具合を変化させることができるので画質を変化させるこ
とができる。
【0047】さらに、前記絞り部材はレーザビームが平
行光となる領域に配置されている(請求項2)ので絞り
部材をレーザビームに対して正確な位置に配置させるこ
とができて、レーザビームは正確に光の回折作用を受け
る。これによれば、ビーム径変更部材を容易に配置でき
て、正確にレーザビームのビーム径を変更させることが
可能となり、画質を変更させることができる。
【0048】さらに、前記絞り部材は複数のビーム径変
更部を具備する(請求項3)ので、レーザビームは絞り
部材により複数種類のビーム径に変更される。このた
め、画質を複数種類に変化させることが可能となる。
【0049】さらに、前記絞り部材は絞り羽である(請
求項4)ので、レーザビームは絞り羽によりリニアにそ
のビーム径が変更される。このため、画質を微妙に変化
させることが可能となる。
【0050】また、請求項5によれば、請求項1〜4の
いずれかに記載のレーザビーム走査ユニットと、現像ユ
ニットと、感光材料を収納する感光材料ユニットとを備
えた写真処理装置が構成される。
【0051】上記構成によれば、レーザビーム発生部で
レーザが発生され、レーザ強度変調部でレーザの強度が
変調される。そして、レーザ強度変調部を通過したレー
ザビームの径は絞り部材で変化させられて感光材料に照
射され露光される。このため、感光材料において、レー
ザビームによるドットの重なり具合を変化させることが
できるので画質を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置のレーザビーム走査装置の概略を
説明する図である。
【図2】写真処理装置のレーザビーム走査ユニットの概
略を説明する斜視図である。
【図3】レーザビーム走査ユニット内におけるレーザの
光路を模式的に示す図である。
【図4】絞り部材を示す図である。
【図5】ビーム径を変化して得られるドットの拡大図で
あり、同図(a)はビーム径変更部130aの場合、同
図(b)はビーム径変更部130bの場合、同図(c)
はビーム径変更部130cの場合を示すものである。
【図6】絞り部材の他の実施形態を示す図であり、同図
(a)、(b)、(c)それぞれビーム径を変更させた
状態を示している。
【符号の説明】
1 写真処理装置 2 感光材料 100 レーザビーム走査装置 104 レーザ光源(レーザビーム発生部) 108 レーザ強度変調部 130 絞り部材 130a,130b,130c ビーム径変更部 131 絞り部材 131a 絞り羽 150 光学系 200 感光材料ユニット 300 現像ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 B41J 3/00 D 5C074 1/23 103 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 AA21 AA22 AA34 BA90 CB71 2H045 AA01 BA24 BA32 DA02 DA22 2H079 AA07 AA12 BA01 CA21 2H106 AA17 AA41 AA72 BH00 5C072 AA03 BA19 DA18 DA23 HA02 HA08 HA13 HB06 HB10 5C074 BB03 CC22 CC26 DD05 FF15 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビーム発生部と、該レーザビーム
    発生部で発生したレーザビームの強度を変調するレーザ
    強度変調部と、該レーザ強度変調部を通過したレーザビ
    ームを集光し露光する光学系と、前記レーザ強度変調部
    と光学系の間に介設され、レーザ強度変調部の径を変更
    する絞り部材とを備えたことを特徴とするレーザビーム
    走査ユニット。
  2. 【請求項2】 前記絞り部材はレーザビームが平行光と
    なる領域に配置されていることを特徴とする請求項1記
    載のレーザビーム走査ユニット。
  3. 【請求項3】 前記絞り部材は複数のビーム径変更部を
    具備することを特徴とする請求項1または2記載のレー
    ザビーム走査ユニット。
  4. 【請求項4】 前記絞り部材は絞り羽であることを特徴
    とする請求項1または2記載のレーザビーム走査ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ
    ビーム走査ユニットと、現像ユニットと、感光材料を収
    納する感光材料ユニットとを備えた写真処理装置。
JP2000084130A 2000-03-24 2000-03-24 レーザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニットを備えた写真処理装置 Withdrawn JP2001272619A (ja)

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