JP2001264030A - 形状測定装置 - Google Patents

形状測定装置

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JP2001264030A
JP2001264030A JP2000069996A JP2000069996A JP2001264030A JP 2001264030 A JP2001264030 A JP 2001264030A JP 2000069996 A JP2000069996 A JP 2000069996A JP 2000069996 A JP2000069996 A JP 2000069996A JP 2001264030 A JP2001264030 A JP 2001264030A
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JP2000069996A
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Atsushi Katayama
淳 片山
Joji Nakayama
丈二 中山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状測定装置において、形状認識が成功する
前の測定対象物を探す要求と、形状認識が成功した後の
測定対象物の形状を精密に測定する要求の両方を満た
す。 【解決手段】 光源、光ビームを第1軸方向に走査する
光走査手段、受光した光エネルギを光の位置と強さに応
じた電気信号に変換する光電変換手段、光源から照射さ
れたレーザの測定対象物の表面で反射された反射光を光
電変換手段上に光点として結像させる結像手段、前記光
電変換手段から出力された電気信号から光点が光電変換
手段上のどの位置に結像したかを算出する結像位置算出
手段、及び結像位置算出手段の出力から測定対象物まで
の距離を算出する距離算出手段を備えた形状測定装置で
あって、距離算出手段の距離出力を一定期間収集し、収
集した距離出力から測定対象物の形状を認識する形状認
識手段と、前記形状認識手段の認識が成功したときに、
生成する波形を変える波形発生手段と、波形発生手段の
出力に基づいて前記光走査手段を駆動する駆動手段を備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状測定装置に関
し、特に、光ビーム(レーザ)走査を用いた非接触型の
形状測定装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の製造加工装置、測定検査装
置等に組み込まれる形状測定装置として、非接触型のレ
ーザ走査型レンジセンサが使用されている。図15は、
従来の形状測定装置の基本原理を説明するための図であ
り、1はレーザ光源、2はレーザ光源1から照射された
レーザ、3は測定対象物、7は測定対象物3の表面で反
射した反射光、8は受光レンズ、9は受光素子、10は
受光素子9の受光面である。前記図15に示すように、
従来の形状測定装置では、レーザ光源1から照射された
レーザ2により、測定対象物3の表面に光点を生じさ
せ、この光点からの光ビーム(反射光7)を受光レンズ
8によって受光素子9の受光面10に光点として結像さ
せる。このとき、図16に示すように、測定対象物3が
近いか遠いかによって、受光面10上の結像位置が変化
する。前記図16において、測定対象物3(3a,3
b)までの距離と結像位置の対応関係を、距離が分かっ
ている測定対象物3で予め調べておけば、未知の距離に
対して、結像位置からその距離を知ることができる。こ
こで、図17に示すように、レーザ光源11と前記測定
対象物3との間にスキャナミラー12を置き、レーザを
測定対象物3上で走査し、走査した複数の点についての
距離がわかれば、測定対象物3の走査した部位の形状を
知ることができる。このような形状測定装置について
は、例えば、特願平8−262904号(「距離測定方
法および距離測定装置」)等に詳細に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記形
状測定装置では、レーザを走査して測定対象物の形状を
測定しているが、この走査波形は1パターンに固定で変
えられないか、あるいは予め用意された複数パターンか
ら測定前に一つを選択し、測定中は選択したパターンに
固定されるかのどちらかである。この場合、効率的な測
定のために、測定中に走査波形を変えることができな
い。例えば、溶接倣い作業ロボットの形状測定装置とし
て使用した場合、溶接箇所を見つけるまでは、レーザ走
査を広くし、分解能は劣るが計測範囲を広くして溶接箇
所を見つけ易くしておき、溶接箇所を見つけた後は、レ
ーザ走査を狭くし、溶接箇所近傍を分解能を上げて精密
に計測することが要求される。溶接箇所がいつ見付かる
かは、測定対象物の個体差により毎回異なるため、プロ
グラムして走査波形を変える方法では、前記の要求に答
えられないという問題があった。本発明の目的は、前記
形状認識が成功する前の測定対象物を探すことが要求さ
れる場合と、形状認識が成功した後の測定対象物の形状
を精密に測定することが要求される場合との両方の場合
の要求を満たすことが可能な技術を提供することにあ
る。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明の概要を簡単に説明すれば、以下の通りである。 (1)光源と、前記光源から照射される光を第1の軸方
向に走査する第1の光走査手段(以下、スキャナミラー
という)と、受光した光エネルギを光の位置と強さに応
じた電気信号に変換する光電変換手段(以下、光電変換
素子という)と、前記光源から照射された光の測定対象
物の表面で反射された反射光を、前記光電変換素子上に
光点として結像させる結像手段(レンズ)と、前記光電
変換素子から出力された電気信号から、前記光点が光電
変換素子上のどの位置に結像したかを算出する結像位置
算出手段と、前記結像位置算出手段の出力から、測定対
象物までの距離を算出する距離算出手段とを備えた形状
測定装置であって、前記距離算出手段の距離出力を一定
期間収集し、収集した距離出力から測定対象物の形状を
認識する形状認識手段と、前記形状認識手段の認識が成
功したときに、生成する波形を変える波形発生手段と、
前記波形発生手段の出力に基づいて前記第1のスキャナ
ミラーを駆動する第1の駆動手段を備えたものである。
【0005】(2)前記(1)の形状測定装置におい
て、前記波形発生手段として、アナログ波形発生手段を
用いる。
【0006】(3)前記(1)の形状測定装置におい
て、前記波形発生手段として、波形をデジタル信号で出
力するデジタル波形発生手段と、前記デジタル波形発生
手段から出力された走査波形をアナログ量に変換するデ
ジタル・アナログ変換手段(以下、D/Aコンバータと
称する)とを用いる。
【0007】(4)前記(1)の形状測定装置におい
て、前記波形発生手段として、前記スキャナミラーの走
査波形を複数組保持する波形記憶手段(以下、波形メモ
リと称する)と、前記波形メモリに記憶される一つの走
査波形のみを有効として出力する走査波形選択手段と、
前記走査波形選択手段から出力された走査波形をアナロ
グ量に変換するD/Aコンバータとを用いる。
【0008】(5)光源と、前記光源から照射される光
を第1の軸方向に走査する第1のスキャナミラー(光走
査手段)と、前記光源から照射される光を第2の軸方向
に走査する第2のスキャナミラー(光走査手段)と、受
光した光エネルギを光の位置と強さに応じた電気信号に
変換する光電変換素子と、前記光源から照射された光の
測定対象物の表面で反射された反射光を、前記光電変換
素子上に光点として結像させる結像手段と、前記光電変
換素子から出力された電気信号から、前記光点が光電変
換素子上のどの位置に結像したかを算出する結像位置算
出手段と、前記結像位置算出手段の出力から、測定対象
物までの距離を算出する距離算出手段とを備えた形状測
定装置であって、前記距離算出手段の距離出力を一定期
間収集し、収集した距離出力から測定対象物の形状を認
識する形状認識手段と、前記形状認識手段の認識が成功
したときに、生成する波形を変える波形発生手段と、前
記波形発生手段の出力に基づいて前記第1のスキャナミ
ラーを駆動する第1の駆動手段と、第1のスキャナミラ
ーにより走査された光を第2軸方向に走査する第2のス
キャナミラーと、前記第2のスキャナミラーを駆動する
第2の駆動手段と、前記第2の駆動手段の入力波形を生
成する第2の波形発生手段とを備えたものである。
【0009】(6)前記(5)の形状測定装置におい
て、前記第2の波形発生手段として、第2の駆動手段用
波形をデジタル信号で出力する第2のデジタル波形発生
手段と、前記第2のデジタル波形発生手段から出力され
た走査波形をアナログ量に変換する第2のD/Aコンバ
ータとを用いる。
【0010】(7)前記(5)の形状測定装置におい
て、前記第2の波形発生手段として、前記第2のスキャ
ナミラーの走査波形を複数組保持する第2の波形記憶手
段と、前記第2の波形記憶手段に記憶される一つの走査
波形のみを有効として出力する第2の走査波形選択手段
と、前記第2の走査波形選択手段から出力された走査波
形をアナログ量に変換する第2のD/Aコンバータとを
用いる。
【0011】(8)前記(5)の形状測定装置におい
て、前記第1の波形発生手段及び第2の波形発生手段と
して、前記第1のスキャナミラーの走査波形と第2のス
キャナミラーの走査波形とが同期して組み合わされた2
次元の波形データを複数組保持する2次元波形記憶手段
と、前記2次元波形記憶手段に記憶される一組の走査波
形のみを有効として第1のスキャナミラー用出力と第2
のスキャナミラー用出力とに分れて出力する第3の走査
波形選択手段と、前記第3の走査波形選択手段から出力
された走査波形を前記第1のスキャナミラー用アナログ
量に変換するD/Aコンバータと、前記第3の走査波形
選択手段から出力された走査波形を前記第2のスキャナ
ミラー用アナログ量に変換するD/Aコンバータとを用
いる。
【0012】(9)光源から照射された光の測定対象物
の表面で反射された反射光を、光電変換素子上に光点と
して結像させ、前記光点が光電変換素子上のどの位置に
結像したかを算出し、前記算出された結像位置から測定
対象物までの距離を算出し、前記算出された距離を一定
期間収集し、収集した距離出力から測定対象物の形状を
認識する形状認識プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体において、前記距離出力である距
離データを一定期間収集して形状として再構成するステ
ップと、前記再構成された形状が予め登録した形状ひな
型と整合するか否かを判定するステップと、前記判定結
果が「整合している(成功)」の場合には、「走査幅が
狭い」なる出力を波形生成手段へ出力するステップと、
前記判定結果が「整合していない(失敗)」の場合に
は、「走査幅が広い」なる出力を波形生成手段へ出力し
て処理を終了するステップからなる形状認識処理手順
を、コンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0013】(10)前記(9)のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記再構成された形状が予
め登録した形状ひな型と整合するか否かの判定の結果が
「整合している(成功)」の場合には、「走査幅が広
く、その走査幅の中心部のみ密」なる出力をデジタル波
形生成手段へ出力し、「整合していない(失敗)」の場
合には、「走査幅が広い」なる出力をデジタル波形生成
手段へ出力する形状認識処理手順を、コンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
【0014】(11)前記(9)のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記再構成された形状が予
め登録した形状ひな型と整合するか否かの判定の結果が
「整合している(成功)」の場合には、「走査幅が広
い」なる出力と詳細測定希望箇所とをデジタル波形生成
手段へ出力し、「整合していない(失敗)」の場合に
は、「走査幅が広い」なる出力をデジタル波形生成手段
へ出力する形状認識処理手順を、コンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。
【0015】(12)前記(9)のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より走査
波形条件を受け取り、前記走査波形条件の走査幅がどの
ようなものかを検出し、その検出結果が「走査幅が広
い」の場合には、角度変化の大きい走査波形出力をスキ
ャナミラーへ出力し、その検出結果が「走査幅が狭い」
の場合には、角度変化の小さい走査波形を出力として処
理を終了する波形生成処理手順を、コンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
【0016】(13)前記(9)のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より走査
波形条件を受け取り、前記走査波形条件の走査幅がどの
ようなものかを検出し、その検出結果が「走査幅を広
く、その走査幅の中心部のみ密な走査」の場合には、角
度変化が大きく、その走査幅の中心部のみ密な走査波形
出力とし、その検出結果が「走査幅が広い」の場合に
は、角度変化の大きい走査波形出力を光走査手段へ出力
として処理を終了する波形生成処理手順を、コンピュー
タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体である。
【0017】(14)前記(9)のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より走査
波形条件を受け取り、前記走査波形条件の走査幅がどの
ようなものかを検出し、その検出結果が「走査幅が広
い」の場合、角度変化が大きい走査波形出力をデジタル
・アナログ変換手段へ出力し、その検出結果が「走査幅
が広い」+「詳細測定箇所」の場合には、角度変化が大
きく、かつ詳細測定箇所が密な走査波形を出力として処
理を終了する波形生成処理手順を、コンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
【0018】(15)前記(9)のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より走査
幅に対する結果を受け取り、予め波形選択手段に内蔵さ
れた入出力対応表により波形のインデックスを取得し、
波形記憶装置より波形インデックスで指定された波形を
取り出し、D/Aコンバータへ出力する波形選択処理手
順を、コンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0019】(16)前記(1)乃至(15)におい
て、前記光源としてレーザ光源を用い、光ビームとして
レーザを用いる。
【0020】前述のように、本発明では、測定対象物
が、形状認識できるかどうかにより、光走査の幅を変え
るので、形状認識が成功する前の測定対象物を探すこと
が要求される場合と、形状認識が成功した後の測定対象
物の形状を精密に測定することが要求される場合との両
方の場合の要求を満たすことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明につ
いて、その実施の形態(実施例)とともに詳細に説明す
る。なお、実施の形態を説明するための全図において、
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
【0022】(実施形態1)図1は、本発明による実施
形態1の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
る。本実施形態1の形状測定装置は、図1に示すよう
に、レーザ光源11と、前記レーザ光源11から照射さ
れるレーザを第1の軸方向に走査する第1のスキャナミ
ラー(光走査手段)12と、前記レーザ光源11から照
射されたレーザの測定対象物13の表面で反射された反
射光を光電変換素子(光電変換手段)上に光点として結
像させる結像手段(レンズ)14と、受光した光エネル
ギを光の位置と強さに応じた電気信号に変換する光電変
換素子15と、前記光電変換素子15から出力された電
気信号から、光点が光電変換素子15上のどの位置に結
像したかを算出する結像位置算出手段16と、前記結像
位置算出手段16の出力から、測定対象物までの距離を
算出する距離算出手段17と、前記距離算出手段17の
距離出力を一定期間収集し、収集した距離出力から測定
対象物の形状を認識する形状認識手段18と、前記形状
認識手段18の認識が成功したときに、生成する波形を
変えるアナログ波形ジェネレータ(アナログ波形発生手
段)19と、前記アナログ波形ジェネレータ19の出力
に基づいて、前記スキャナミラー12を駆動するスキャ
ナドライバ(スキャナ駆動手段)20とを備えている。
【0023】本実施形態1の形状測定装置では、前記レ
ーザ光源11、第1のスキャナミラー12、結像手段1
4、光電変換素子15、結像位置算出手段16、及び距
離算出手段17で距離測定を行う。なお、距離測定の原
理については、特願平8−262904号(「距離測定
方法及び距離測定装置」)に詳細に記載されている。
【0024】本実施形態1の形状測定装置において、前
記レーザ光源11から照射されたレーザは、第1のスキ
ャナミラー12により、測定対象物13の表面を走査す
る。前記走査の間に、繰り返し距離測定を行い、走査軌
跡上の各々の点の距離データを得る。すなわち、走査軌
跡上の形状を求めることができる。
【0025】前記求めた形状は、形状認識手段18によ
り認識される。この認識が失敗する場合は、本実施形態
1の形状測定装置の前に測定対象物13がないか、ある
いは、あったとしても形状認識手段18が認識できる形
状ではないときである。失敗する場合は、第1のスキャ
ナミラー12の走査幅が広くなるように、アナログ波形
ジェネレータ19が走査波形を出力する。すなわち、広
範囲の形状を観測できるようにし、認識できる測定対象
物13を探し易くできる。
【0026】一方、認識が成功する集合は、第1のスキ
ャナミラー12の走査幅が狭くなるように、アナログ波
形ジェネレータ19が走査波形を出力する。このとき、
走査周期を変えずに、走査幅を狭くすると、形状測定の
測定分解能が向上する。走査周期を走査幅に比例して小
さくすると、測定分解能は変わらないが、測定にかかる
時間が小さくなる。これは、繰り返し行う距離測定の各
点の間隔(測定分解能)と、走査幅と、1回の走査の期
間(走査周期)と、1点の距離測定に必要な時間には以
下の関係があるからである。 走査幅/各点の間隔(測定分解能)=走査周期/1点の
距離測定時間 前記1点の距離測定に必要な時間は、装置の構成で決ま
る値であり、一定値である。
【0027】(実施形態2)図2は、本発明による実施
形態2の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
り、21はデジタル波形ジェネレータ(デジタル波形発
生手段)、22はD/Aコンバータである。本実施形態
2の形状測定装置は、図2に示すように、第1のスキャ
ナミラー12の走査波形をデジタル波形ジェネレータ2
1により生成するようにした点で、前記実施形態1の形
状測定装置と相違する。前記本実施形態2の形状測定装
置によれば、走査波形を任意の形にする上での自由度を
大きくすることができる。
【0028】(実施形態3)図3は、本発明による実施
形態3の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
り、23は波形メモリ、24は走査波形選択手段であ
る。本実施形態3の形状測定装置は、第1のスキャナミ
ラー12の走査波形をテーブルとして複数組を波形メモ
リ23に保存し、その保存されている走査波形テーブル
の内から走査波形選択手段24によりどの走査波形テー
ブルを使うかを選択し、選択された走査波形テーブルに
基づいて走査波形を指定するようにした点で、前記実施
形態1の形状測定装置と相違する。本実施形態3の形状
測定装置によれば、走査波形を任意の形にする上での自
由度を、前記実施形態2よりもさらに大きくすることが
できる。
【0029】(実施形態4)図4は、本発明による実施
形態4の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
り、25は第2のスキャナミラー、26は第2のアナロ
グ波形ジェネレータ(アナログ波発生手段)、27は第
2のスキャナドライバである。本実施形態4の形状測定
装置は、図4に示すように、第1のレーザ走査手段を構
成する第1のスキャナミラー12と、第2のレーザ走査
手段を構成する第2のスキャナミラー25とを配置し、
各々のスキャナミラー12,25の走査波形を生成する
アナログ波形ジェネレータ及び第2のアナログ波形ジェ
ネレータ19,26を備えるようにした点で、前記実施
形態1の形状測定装置と相違する。本実施形態3の形状
測定装置では、第1のレーザ走査手段を構成する第1の
スキャナミラー12と、第2のレーザ走査手段を構成す
る第2のスキャナミラー25を制御して、レーザ光源1
1から照射されたレーザをX軸方向、及びY軸方向に走
査することにより、測定対象物3の2次元の領域の形状
を測定することが可能になる。
【0030】(実施形態5)図5は、本発明による実施
形態5の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
り、28は第2のデジタル波形ジェネレータ(第2のデ
ジタル波形発生手段)、29は第2のD/Aコンバータ
である。本実施形態5の形状測定装置は、図5に示すよ
うに、第1のスキャナミラー12の走査波形をデジタル
波形ジェネレーター21により、第2のスキャナミラー
25の走査波形を第2のデジタル波形ジェネレータ28
により生成するようにした点で、前記実本実施形態2の
形状測定装置と相違する。前記本実施形態5の形状測定
装置によれば、前記本実施形態4の形状測定装置と同様
に、測定対象物3の2次元の領域の形状を測定すること
が可能になる。また、走査波形を任意の形にする上での
自由度を大きくすることができる。
【0031】(実施形態6)図6は、本発明による実施
形態6の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
り、30は第2の波形メモリ、31は第2の走査波形選
択手段である。本実施形態6の形状測定装置は、第1の
スキャナミラー12の走査波形をテーブルとして複数組
を波形メモリ(波形記憶手段)23に保存し、第2のス
キャナミラー25の走査波形をテーブルとして複数組を
第2の波形メモリ30に保存する。前記保存されている
走査波形テーブルの内から走査波形選択手段24,31
によりどの走査波形テーブルを使うかを選択し、選択さ
れた走査波形テーブルに基づいて走査波形を指定するよ
うにした点で、前記実施形態4の形状測定装置と相違す
る。本実施形態6の形状測定装置によれば、前記本実施
形態4の形状測定装置と同様に、測定対象物3の2次元
の領域の形状を測定することが可能になる。また、走査
波形を任意の形にする上での自由度を前記実施形態5の
形状測定装置よりもさらに大きくすることができる。
【0032】(実施形態7)図7は、本発明による実施
形態7の形状測定装置の概略構成を示すブロック図であ
り、32は2次元波形メモリ、33はそれに対応する走
査波形選択手段である。本実施形態7の形状測定装置
は、前記第1のスキャナミラー12の走査波形と第2の
スキャナミラー25の走査波形とを同期して組み合せた
2次元波形を、テーブルとして2次元波形メモリ32に
保存する。前記保存されている走査波形テーブルの内か
ら走査波形選択手段33によりどの走査波形テーブルを
使うかを選択し、選択された走査波形テーブルに基づい
て走査波形を指定するようにした点で、前記実施形態4
の形状測定装置と相違する。本実施形態7の形状測定装
置によれば、測定対象物3の2次元の領域の形状を測定
することが可能になる。また、走査波形を渦巻き型など
の自由な波形にすることができる。
【0033】(形状認識手段における形状認識処理)前
記実施形態1及び2における形状認識手段の形状認識手
順を図8に示す。前記形状認識手段の形状認識処理は、
図8に示すように、前記距離算出手段17からの距離デ
ータを一定期間収集して形状として再構成する(ステッ
プ101)。前記再構成された形状は、形状認識手段1
8に予め登録した形状ひな型と整合するか否かを判定し
(ステップ102)、その判定の結果が「整合している
(成功)」の場合には、「走査幅が狭い」なる出力をア
ナログ波形ジェネレータ19もしくはデジタル波形ジェ
ネレータ21へ出力する(ステップ103)。その判定
の結果が「整合していない(失敗)」の場合は、「走査
幅が広い」なる出力をアナログ波形ジェネレータ19も
しくはデジタル波形ジェネレータ21へ出力して処理を
終了する(ステップ104)。
【0034】また、認識成功時に中心部のみ分解能を上
げる場合には、図9に示すように、前記図8に示すステ
ップ103において、その判定の結果が「整合している
(成功)」の場合には、「走査幅が広く、その走査幅の
中心部のみ密」なる出力(ステップ103A)をデジタ
ル波形ジェネレータ21へ出力する。その判定の結果が
「整合していない(失敗)」の場合は、「走査幅が広
い」なる出力をデジタル波形ジェネレータ21へ出力し
て処理を終了する(ステップ104)。
【0035】また、図10に示すように、前記図8に示
すステップ103において、その判定の結果が「整合し
ている(成功)」の場合には、「走査幅を広い」なる出
力と詳細測査希望箇所とを(ステップ103B)をデジ
タル波形ジェネレータ21へ出力する。その判定の結果
が「整合していない(失敗)」の場合は、「走査幅が広
い」なる出力をデジタル波形ジェネレータ21へ出力し
て処理を終了する(ステップ104)。
【0036】(波形ジェネレータにおける波形生成処
理)アナログ波形ジェネレータ19あるいはデジタル波
形ジェネレータ21において、前記認識成功時に分解能
を上げる場合の波形生成処理手順を図11に示す。アナ
ログ波形ジェネレータ19あるいはデジタル波形ジェネ
レータ21において、その波形生成処理手順は、図11
に示すように、形状認識手段18より走査波形条件を受
け取る(ステップ201)。次に、前記走査波形条件の
走査幅がどのようなものかを検出し(ステップ20
2)、その検出結果が「走査幅が広い」の場合には、角
度変化の大きい走査波形出力に処理し、その出力をスキ
ャナドライバ20あるいはD/Aコンバータへ出力する
(ステップ203)。その検出結果が「走査幅が狭い」
の場合には、角度変化の小さい走査波形出力として処理
を終了する(ステップ204)。
【0037】また、前記デジタル波形ジェネレータ21
において、前記認識成功時に走査中心部のみ分解能を上
げる場合の波形生成処理手順を図12に示す。前記認識
成功時に分解能を上げる場合において、図12に示すよ
うに、前記図11に示すステップ202において、その
検出結果が「走査幅を広く、その走査幅の中心部のみ密
な走査」の場合には、角度変化の大きい走査波形であっ
て、その走査幅の中心部のみ密な走査波形出力に処理
し、「走査幅が広い」の場合には、角度変化が大きい走
査波形出力に処理して終了する(ステップ204A)。
【0038】また、前記デジタル波形ジェネレータ21
において、前記認識成功時に分解能を上げる場合の別の
波形生成処理手順を図13に示す。前記認識成功時に分
解能を上げる場合において、図13に示すように、前記
図11に示すステップ202において、その検出結果が
「走査幅が広い」の場合には、角度変化の大きい走査波
形出力をD/Aコンバータへ出力する(ステップ203
B)。その検出結果が「走査幅が広い」+「詳細測定箇
所」の場合には、角度変化が大きい走査波形であって、
詳細測定箇所が密な走査波形出力として処理は終了する
(ステップ204B)。
【0039】(波形選択手段における波形選択処理)図
3の走査波形選択手段24において、前記認識成功時に
分解能を上げる場合の波形選択処理手順を図14に示
す。走査波形選択手段24において、その波形選択処理
手順は、図14(a)に示すように、形状認識手段18
より走査幅に対する結果を受け取り(ステップ30
1)、予め波形選択手段に内蔵された入出力対応表によ
り波形のインデックスを得る(ステップ302)。ここ
で、前記入出力対応表において、例えば、入力は「走査
幅狭」及び「走査幅広」であり、出力は「波形1のイン
デックス」及び「波形2のインデックス」である。「波
形1(角度変化の小さい走査波形)」及び「波形2(角
度変化の大きい走査波形)」は、図14(b)に示すよ
うに、波形メモリ23に格納されている。次に、波形メ
モリ23より波形インデックスで指定された波形を取り
出し、D/Aコンバータ22へ出力する。
【0040】なお、前記実施形態において、図8乃至図
14に示す形状認識手段における形状認識処理及び波形
選択手段における波形選択処理を実現するためのプログ
ラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、
コンピュータシステムにおいて、この記録媒体に記録さ
れたプログラムを読み込み、実行することにより、前記
実施形態の形状認識処理及び波形選択処理を実行するよ
うにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシス
テム」とは、OSや周辺機器などのハードウェアを含む
ものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、R
OM、CD−ROMなどの可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記録装置をいう。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形
態(実施例)に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論
である。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。本発明によれば、測定対象物が、形
状認識できるかどうかにより、レーザ走査の幅を変える
ので、形状認識が成功する前の測定対象物を探すことが
要求される場合と、形状認識が成功した後の測定対象物
の形状を精密に測定することが要求される場合との両方
の場合の要求を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による実施形態2の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による実施形態3の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明による実施形態4の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明による実施形態5の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明による実施形態6の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明による実施形態7の形状測定装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図8】本実施形態の形状認識手段において、前記認識
成功時に分解能を上げる場合の波形生成処理手順を示す
流れ図である。
【図9】本実施形態の形状認識手段において、前記認識
成功時に分解能を上げる場合の別の波形生成処理手順を
示す流れ図である。
【図10】本実施形態の形状認識手段において、前記認
識成功時に分解能を上げる場合の別の波形生成処理手順
を示す流れ図である。
【図11】本実施形態の波形ジェネレータにおいて、前
記認識成功時に分解能を上げる場合の波形生成処理手順
を示す流れ図である。
【図12】本実施形態のデジタル波形ジェネレータにお
いて、前記認識成功時に分解能を上げる場合の波形生成
処理手順を示す流れ図である。
【図13】本実施形態のデジタル波形ジェネレータにお
いて、前記認識成功時に分解能を上げる場合の別の波形
生成処理手順を示す流れ図である。
【図14】本実施形態の走査波形選択手段において、前
記認識成功時に分解能を上げる場合の走査波形選択処理
手順を示す流れ図である。
【図15】従来のレーザレンジセンサの基本原理を説明
するための図である。
【図16】従来のレーザレンジセンサの距離測定の原理
を説明するための図である。
【図17】レーザレンジセンサにスキャナミラーを付加
することにより形状計測ができることを説明するための
図である。
【符号の説明】
1,11…レーザ光源、2…レーザ、7…反射光、8…
受光レンズ、9…受光素子、10…受光面、12…第1
のスキャナミラー、3,13…測定対象物、14…結像
手段、15…光電変換素子、16…結像位置算出手段、
17…距離算出手段、18…形状認識手段、19…アナ
ログ波形ジェネレータ(アナログ波発生手段)、20…
スキャナドライバ(スキャナ駆動手段)、21…デジタ
ル波形ジェネレータ(デジタル波形発生手段)、22…
D/Aコンバータ、23…波形メモリ、24…走査波形
選択手段、25…第2のスキャナミラー、26…第2の
アナログ波形ジェネレータ(第2のアナログ波発生手
段)、27…第2のスキャナドライバ(第2のスキャナ
駆動手段)、28は第2のデジタル波形ジェネレータ
(第2のデジタル波形発生手段)、29…第2のD/A
コンバータ、30…第2の波形メモリ、31…第2の走
査波形選択手段、32…2次元波形メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA51 FF09 GG04 HH04 HH14 JJ01 JJ16 LL04 LL12 LL62 MM16 NN20 QQ00 QQ23 QQ28

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源から照射される光ビー
    ムを第1の軸方向に走査する第1の光走査手段と、受光
    した光エネルギを光ビームの位置と強さに応じた電気信
    号に変換する光電変換手段と、前記光源から照射された
    光ビームの測定対象物の表面で反射された反射光を、前
    記光電変換手段上に光点として結像させる結像手段と、
    前記光電変換手段から出力された電気信号から、前記光
    点が光電変換手段上のどの位置に結像したかを算出する
    結像位置算出手段と、前記結像位置算出手段の出力か
    ら、測定対象物までの距離を算出する距離算出手段とを
    備えた形状測定装置であって、 前記距離算出手段の距離出力を一定期間収集し、収集し
    た距離出力から測定対象物の形状を認識する形状認識手
    段と、前記形状認識手段の認識が成功したときに、生成
    する波形を変える波形発生手段と、前記波形発生手段の
    出力に基づいて前記第1の光走査手段を駆動する第1の
    駆動手段を備えたことを特徴とする形状測定装置。
  2. 【請求項2】 前記波形発生手段として、アナログ波形
    発生手段を用いることを特徴とする請求項1に記載の形
    状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記波形発生手段として、波形をデジタ
    ル信号で出力するデジタル波形発生手段と、前記デジタ
    ル波形発生手段から出力された走査波形をアナログ量に
    変換するデジタル・アナログ変換手段とを用いることを
    特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  4. 【請求項4】 前記波形発生手段として、前記第1の光
    走査手段の走査波形を複数組保持する波形記憶手段と、
    前記波形記憶手段に記憶される一つの走査波形のみを有
    効として出力する走査波形選択手段と、前記走査波形選
    択手段から出力された走査波形をアナログ量に変換する
    デジタル・アナログ変換手段とを用いることを特徴とす
    る請求項1に記載の形状測定装置。
  5. 【請求項5】 光源と、前記光源から照射される光ビー
    ムを第1の軸方向に走査する第1の光走査手段と、前記
    光源から照射される光を第2の軸方向に走査する第2の
    光走査手段と、受光した光エネルギを光の位置と強さに
    応じた電気信号に変換する光電変換手段と、前記光源か
    ら照射された光の測定対象物の表面で反射された反射光
    を、前記光電変換手段上に光点として結像させる結像手
    段と、前記光電変換手段から出力された電気信号から、
    前記光点が光電変換手段上のどの位置に結像したかを算
    出する結像位置算出手段と、前記結像位置算出手段の出
    力から、測定対象物までの距離を算出する距離算出手段
    とを備えた形状測定装置であって、 前記距離算出手段の距離出力を一定期間収集し、収集し
    た距離出力から測定対象物の形状を認識する形状認識手
    段と、前記形状認識手段の認識が成功したときに、生成
    する波形を変える波形発生手段と、前記波形発生手段の
    出力に基づいて前記第1の光走査手段を駆動する第1の
    駆動手段と、第1の光走査手段により走査された光を第
    2軸方向に走査する第2の光走査手段と、前記第2の光
    走査手段を駆動する第2の駆動手段と、前記第2の駆動
    手段の入力波形を生成する第2の波形発生手段とを備え
    ることを特徴とする形状測定装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の波形発生手段として、第2の
    アナログ駆動手段用波形をデジタル信号で出力する第2
    のデジタル波形発生手段と、前記第2のデジタル波形発
    生手段から出力された走査波形をアナログ量に変換する
    第2のデジタル・アナログ変換手段とを用いることを特
    徴とする請求項5に記載の形状測定装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の波形発生手段として、前記第
    2の光走査手段の走査波形を複数組保持する第2の波形
    記憶手段と、前記第2の波形記憶手段に記憶される一つ
    の走査波形のみを有効として出力する第2の走査波形選
    択手段と、前記第2の走査波形選択手段から出力された
    走査波形をアナログ量に変換する第2のデジタル・アナ
    ログ変換手段とを用いることを特徴とする請求項5に記
    載の形状測定装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の波形発生手段及び第2の波形
    発生手段として、前記第1の光走査手段の走査波形と第
    2の光走査手段の走査波形とが同期して組み合わされた
    2次元の波形データを複数組保持する2次元波形記憶手
    段と、前記2次元波形記憶手段に記憶される一組の走査
    波形のみを有効として第1の光走査手段用出力と第2の
    光走査手段用出力とに分れて出力する第3の走査波形選
    択手段と、前記第3の走査波形選択手段から出力された
    走査波形を前記第1の光走査手段用アナログ量に変換す
    るデジタル・アナログ変換手段と、前記第3の走査波形
    選択手段から出力された走査波形を前記第2の光走査手
    段用アナログ量に変換するデジタル・アナログ変換手段
    とを用いることを特徴とする請求項5に記載の形状測定
    装置。
  9. 【請求項9】 光源から照射された光ビームの測定対象
    物の表面で反射された反射光を、光電変換手段上に光点
    として結像させ、前記光点が光電変換手段上のどの位置
    に結像したかを算出し、前記算出された結像位置から測
    定対象物までの距離を算出し、前記算出された距離を一
    定期間収集し、収集した距離出力から測定対象物の形状
    を認識する形状認識プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体において、 前記距離出力である距離データを一定期間収集して形状
    として再構成するステップと、前記再構成された形状が
    予め登録した形状ひな型と整合するか否かを判定するス
    テップと、前記判定結果が「整合している(成功)」の
    場合には、「走査幅が狭い」なる出力を波形生成手段へ
    出力するステップと、前記判定結果が「整合していない
    (失敗)」の場合には、「走査幅が広い」なる出力を波
    形生成手段へ出力して処理を終了するステップからなる
    形状認識処理手順を、コンピュータに実行させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の前記コンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記再構成された形状
    が予め登録した形状ひな型と整合するか否かを判定し、
    その結果が「整合している(成功)」の場合には、「走
    査幅が広く、その走査幅の中心部のみ密」なる出力をデ
    ジタル波形生成手段へ出力し、「整合していない(失
    敗)」の場合には、「走査幅が広い」なる出力をデジタ
    ル波形生成手段へ出力する形状認識処理手順を、コンピ
    ュータ上で実行させるプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の前記コンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記再構成された形状
    が予め登録した形状ひな型と整合するか否かを判定し、
    その結果が「整合している(成功)」の場合には、「走
    査幅が広い」なる出力と詳細測定希望箇所とをデジタル
    波形生成手段へ出力し、「整合していない(失敗)」の
    場合には、「走査幅が広い」なる出力をデジタル波形生
    成手段へ出力する形状認識処理手順を、コンピュータ上
    で実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の前記コンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より
    走査波形条件を受け取り、前記走査波形条件の走査幅が
    どのようなものかを検出し、その検出結果が「走査幅が
    広い」の場合には、角度変化の大きい走査波形出力を光
    走査手段へ出力し、その検出結果が「走査幅が狭い」の
    場合には、角度変化の小さい走査波形を出力として、処
    理を終了する波形生成処理手順を、コンピュータに実行
    させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の前記コンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より
    走査波形条件を受け取り、前記走査波形条件の走査幅が
    どのようなものかを検出し、その検出結果が「走査幅が
    広く、その走査幅の中心部のみ密な走査」の場合には、
    角度変化が大きく、その走査幅の中心部のみ密な走査波
    形出力とし、その検出結果が「走査幅が広い」の場合に
    は、角度変化の大きい走査波形出力を光走査手段へ出力
    として処理を終了する波形生成処理手順を、コンピュー
    タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の前記コンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より
    走査波形条件を受け取り、前記走査波形条件の走査幅が
    どのようなものかを検出し、その検出結果が「走査幅が
    広い」の場合には、角度変化が大きい走査波形出力をデ
    ジタル・アナログ変換手段へ出力し、その検出結果が
    「走査幅が広い」+「詳細測定箇所」の場合には、角度
    変化が大きく、かつ詳細測定箇所が密な走査波形を出力
    として処理を終了する波形生成処理手順を、コンピュー
    タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の前記コンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記形状認識手段より
    走査幅に対する結果を受け取り、予め波形選択手段に内
    蔵された入出力対応表により波形のインデックスを取得
    し、波形記憶装置より波形インデックスで指定された波
    形を取り出し、デジタル・アナログ変換手段へ出力する
    波形選択処理手順を、コンピュータに実行させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230239A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Aruze Corp ゲーム機
JP2008085748A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Victor Co Of Japan Ltd 画像投影表示装置
JP2021056117A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日立造船株式会社 評価装置、評価システム、制御プログラム、および評価方法

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