JP2001263778A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents
天井埋込形空気調和機Info
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Abstract
に応じた吹出し口ごとの吹出し風量比調整を可能にし、
快適な空調を実現する空気調和機を得る。 【解決手段】 吹出口に開口面積可変とする吹出口可変
調整機構9を設置し、この吹出口可変調整機構9に連通
させるチャンバーを設け、かつ空調調和機本体1に設け
た2つのカットアウト穴を連結する、バイパス風路とな
るチャンバーを設ける事により、風量低下によって熱交
換効率が低下する問題の解消を行う。
Description
気調和機に係わり、特に快適な空調を実現するための吹
出し風量調整を可能した天井埋込形空気調和機に関する
ものである。
に示された従来の天井埋込形空気調和機を示す垂直断面
図、図6は天面1aを取除いた状態の天井埋込形空気調
和機を示す背面図である。図において、1は空気調和機
本体ケース、2はこの本体ケースの開放面を閉塞してい
る化粧板で、中央吸込みグリル2aおよび4方向吹出口
2bとを設けている。3はこれら吸込みグリル2aおよ
び吹出口2bを仕切る仕切板4により形成された送風路
である。5はこの送風路内を吸込み側1bと吹出し側1
cとに区画し、前記仕切板4にドレンパン6を介して載
置されている熱交換器。7は前記送風路3に設けた送風
翼で、送風翼を回転駆動させる電動機8により前記本体
ケース1天面1aに装着固定されている。9は前記4方
向吹出口2bの吹出口開口面積を可変調整にする吹出し
調整板で、摺動レール2cにより伸長自在設けてある。
室内空気は空気吸込みグリル2aより吸入され、送風路
3を経て熱交換器5へ吹き付けられ熱交換された後、空
気吹出口2bより室内に吹出される。この時に空気調和
機の設置状況に応じて吹出し調整板9によって吹出口2
bの開口面積を調整し、吹出し風量を吹出面積ごとに変
化させるようになっている。
従来例を示す空気調和機の垂直断面図であり、1は空気
調和機本体ケース、2はこの本体ケースの開放面を閉塞
している化粧板で、中央吸込みグリル2aおよび4方向
吹出口2bとを設けている。3はこれら吸込みグリル2
aおよび吹出口2bを仕切る仕切板4により形成された
送風路である。5はこの送風路内を吸込み側1bと吹出
し側1cとに区画し、前記仕切板4にドレンパン6を介
して載置されている熱交換器。7はこの送風路に設けた
送風翼で、送風翼を回転駆動させる電動機8により前記
本体ケース1天面1aに装着固定されている。10は前
記本体ケース1の一側面1d下方に設けたカットアウト
穴、11は外気取入れダクト、12は外気取入れ風路
で、一方を前記カットアウト穴10を開放した状態で、
前記外気取入れ風路12に連通接続され、他方を前記熱
交換器5下方の仕切板4を貫通して送風路3と連通接続
されている。
機全体の垂直断面図においては、カットアウト穴10を
空気調和機本体ケース1の一側面1d上方に設け、この
カットアウト穴10に外気取入れダクト11を接続し、
前記本体1内送風路3に連通した外気取入れ風路12に
連通して接続通風路12aを設けた構成としている。
吸込みグリル2aから室内空気が吸い込まれると共に、
外気取入れダクト11からカットアウト穴10、外気取
入れ風路12を通して室外空気が取り込まれ、熱交換器
5によって熱交換された後、吹出口2bより室内に吹出
される。
上のように構成され、吹出し風量を吹出口ごとに調整で
きたが、吹出し調整板9によって吹出し口の圧力損失が
増加し、吹出し風量が低下したり、風量の低下によって
熱交換効率が低下するという問題点があった。
は、吹出口数が少ない上、熱交換器通過後の吹出し風路
が吹出口ごとに分割されていて圧力損失を受けた空気の
逃げ場が少ないため、風量や熱交換効率の低下が著しい
等の問題があった。
入れ風路12が熱交換器5の下部を通る構造であるた
め、外気取入れ風路を図7に示すような形態にした場合
には、外気取入れダクトとの接続口形状が高さ方向に制
限され、また図7に示すように本体側面に風路を構成す
る場合には本体内部の構造が複雑になる等の問題があっ
た。
圧力損失の過大な増加を伴わずに、吹出口ごとの吹出し
風量比可変の2方向吹出し形空気調和機を得ることを目
的とする。
量比を可変にする機構と兼用できるようにするものであ
る。
気調和機は、中央側吸込みグリルとこの吸込みグリルの
左右に一対の吹出口を有する本体と、熱交換器及び送風
機とを備えた2方向吹出し形空気調和機において、前記
一対の吹出口の一方を開口面積可変にすると共に、一対
の吹出口間を連通させるチャンバーを設けたものであ
る。
は、一対の吹出口の一方吹出口に開口面積を可変にする
吹出口可変調整機構と合せて一対の吹出口を連通させる
チャンバーを設けたものである。
は、一対の吹出口を本体ケース外で連通させるチャンバ
ーを設けたものである。
は、中央側吸込みグリルとこの吸込みグリルの左右に一
対の吹出口を有する本体と、熱交換器及び送風機とを備
えた2方向吹出し形空気調和機において、仕切板によっ
て仕切られた吸込み側送風路に連通するチャンバーを前
記本体ケース外に設けたことを特徴とする天井埋込形空
気調和機にかかわる2方向吹出し形の空気調和機は、吹
出口開口面積を変化させるシャッターとシャッターによ
る吹出口の圧力損失を緩和するためのバイパス風路とな
るチャンバーを設けたものである。
和機の垂直断面図、図2はこの発明の実施の形態1であ
る天井埋込形空気調和機の天面を除いて示す背面図、図
3(a)(b)(c)はそれぞれ吹出口可変調整機構の
調整板の異なった実施例を示す説明図である。図におい
て、1は空気調和機本体ケース、2はこの本体ケースの
一方を閉塞している化粧板で、中央側吸込みグリル2a
および一対の左右方向吹出口2bとを設けている。3は
これら吸込みグリル2aおよび一対の吹出口2bを仕切
る仕切板4により形成された送風路である。5はこの送
風路内を吸込み側1bと吹出し側1cとに区画し、前記
仕切板4と共にドレンパン6を介して設置されている熱
交換器。7は前記送風路3に設けた送風翼で、送風翼を
回転駆動させる電動機8により前記本体ケース1天面1
aに装着固定されている。9は前記一対の吹出口の吹出
口開口面積を可変調整する吹出口可変調整機構で、前記
一対の吹出口2bのいずれか一方に設けられ、摺動レー
ル2cを介して吹出し調整板を伸長自在に設けてある。
10は前記空気調和機本体ケース1の短辺側面1eに2
方向吹出口2bとそれぞれ連通するよう設けた第1カッ
トアウト穴、13は前記本体ケース1の短辺側外側面に
前記第1カットアウト穴10を連通するように設けたチ
ャンバーである。
から伸長する図3(a)に示すような1枚の調整板9a
によるものでも、あるいは図3(b)に示すような吹出
口中央部が開口する吹出口両端から伸長する2枚の左右
調整板9aによるものでもよい。また、図3(c)のよ
うに吹出口2bの長辺方向でも図3(a)(b)のよう
に短辺方向でもよい。
いて電動機8が回転すると、室内空気は空気吸込みグリ
ル2aより吸込まれ送風路3を通って、熱交換器5へ吹
き付けられ熱交換する。熱交換した室内空気は、吹出口
2bより室内に吹出されるようになっている。この時に
空気調和機の設置状況に応じて吹出口可変調整機構9を
任意で可動し吹出口の開口面積を狭めると、吹出口可変
調整機構9を設置した側の吹出口2bの風路抵抗が増加
し、空気は本体ケース1の2つのカットアウト穴10を
通じてチャンバー13によるバイパス風を吹出口可変調
整機構9が設置された側から吹出口可変調整機構9を設
置していない側に流れ、吹出口可変調整機構9を設置し
た側の吹出し風量が減少し、逆に、吹出口可変調整機構
9を設置しない側の吹出し風量が増加することにより、
2個の吹出口の吹出し風量比が変化する。
吹出口可変調整機構9を設置した吹出口可変調整機構9
を設置しない側から吹出し、1方向吹出しの形態とな
る。
和機を示す垂直断面図である。図において、10は前記
空気調和機本体ケース1の短辺側面1eに2方向吹出口
2bとそれぞれ連通するよう設けた第1カットアウト
穴、13は前記本体ケース1の短辺側外側面に前記カッ
トアウト穴10を連通するように設けたバイパス風路と
なる外気取入れチャンバー、14は前記空気調和機本体
ケース1の短辺側面1eの最下部に設けた第2カットア
ウト穴で、熱交換器5の下を通過する外気取入れ風路1
2を介して本体1内の送風路3と連通されている。15
は前記外気取入れチャンバー13に設けた第3カットア
ウト穴で、前記外気取入れダクト11と連通させると共
に、外気取入れダクト11の中継風路として使用する場
合には、空気調和機本体1の第1カットアウト穴10を
閉じたまま、外気取入れチャンバー13の第3カットア
ウト穴15を開口し、外気取入れダクト11を接続す
る。
て、電動機8が回転すると送風翼7→吸込みグリル2a
→熱交換器5→吹出口2bの順の空気の流れとともに、
外気取入れダクト11→外気取入れチャンバー13の第
3カットアウト穴15→本体ケースの第2カットアウト
穴14→外気取入れ風路12→熱交換器5→吹出口2b
の空気の流れが生じ、室外空気が室内機に取り込まれ
る。
のように構成されているので、中央側吸込みグリルとこ
の吸込みグリルの左右に一対の吹出口を有する本体と、
熱交換器及び送風機とを備えた2方向吹出し形空気調和
機において、前記一対の吹出口の一方を開口面積可変に
すると共に、一対の吹出口間を連通させるチャンバーを
設けた構成としたから、例えば窓際に設置された場合な
どは、冷暖房の負荷の大きい窓側の吹出し口からの風量
を逆側よりも大きくすることによって快適性が向上し、
また設置場所の制約も緩和される効果を有する。
は、一対の吹出口の一方吹出口に開口面積を可変にする
吹出口可変調整機構と合せて一対の吹出口を連通させる
チャンバーを設けた構成としたから、開口面積の調整に
よる圧力損失の増大を押さえることにより、吹出し風量
および熱交換器能力を低下させることなく吹出口ごとの
吹出し風量比を可変することができる効果を有する。
は、一対の吹出口を本体ケース外で連通させるチャンバ
ーを設けた構成としたから、本体内送風路を圧迫するこ
となく、吹出し風路を確保でき、十分な送風量を確実に
確保でき、かつ、使用者が容易に風量調節をすることが
できる効果を有する。
は、中央側吸込みグリルとこの吸込みグリルの左右に一
対の吹出口を有する本体と、熱交換器及び送風機とを備
えた2方向吹出し形空気調和機において、仕切板によっ
て仕切られた吸込み側送風路に連通するチャンバーを前
記本体ケース外に設けた構成としたから、バイパス風路
となるチャンバーを外気取入れ時の空気調和機本体と外
気取入れダクトとの中継風路として兼用することができ
る。
気調和機を示す垂直断面図である。
気調和機を示す背面図である。
気調和機の吹出口可変調整機構を示す要部斜視図並びに
平面図である。
垂直断面図である。
ある。
ある。
グリル、2b 吹出口、3 送風路、4 仕切板、5
熱交換器、6 ドレンパン、7 送風翼、8電動機、9
吹出口開口面積調整機構、10 第1カットアウト
穴、11 外気取入れダクト、12 外気取入れ風路、
13 チャンバー、14 第2カットアウト穴、15
第3カットアウト穴。
Claims (4)
- 【請求項1】 中央側吸込みグリルとこの吸込みグリル
の左右に一対の吹出し口を有する本体と、熱交換器及び
送風機とを備えた2方向吹出し形空気調和機において、
前記一対の吹出口の一方を開口面積可変にすると共に、
一対の吹出口間を連通させるチャンバーを設けたことを
特徴とする天井埋込形空気調和機。 - 【請求項2】 一対の吹出口の一方吹出口に開口面積を
可変にする吹出口可変調整機構と合せて一対の吹出口を
連通させるチャンバーを設けたことを特徴とする請求項
1項記載の天井埋込形空気調和機。 - 【請求項3】 一対の吹出口を本体ケース外で連通させ
るチャンバーを設けたことを特徴とする請求項1項記載
の天井埋込形空気調和機。 - 【請求項4】 中央側吸込みグリルとこの吸込みグリル
の左右に一対の吹出口を有する本体と、熱交換器及び送
風機とを備えた2方向吹出し形空気調和機において、仕
切板によって仕切られた吸込み側送風路に連通するチャ
ンバーを前記本体ケース外に設けたことを特徴とする天
井埋込形空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000079788A JP4399945B2 (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 天井埋込形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001263778A true JP2001263778A (ja) | 2001-09-26 |
JP4399945B2 JP4399945B2 (ja) | 2010-01-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4399945B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010164268A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2010243022A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
WO2018094845A1 (zh) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 广东美的制冷设备有限公司 | 面板组件及空调器 |
CN110319560A (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-11 | 浙江美尔凯特集成吊顶有限公司 | 移门结构及集成电器 |
WO2022131646A1 (ko) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000079788A patent/JP4399945B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN110319560B (zh) * | 2018-03-29 | 2021-04-20 | 浙江美尔凯特智能厨卫股份有限公司 | 移门结构及集成电器 |
WO2022131646A1 (ko) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
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---|---|
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