JP2008281212A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
室内のどこにいても快適な空調を享受でき、室内機を所望の位置に据付けることができる空気調和機を提供することにある。
【解決手段】
室内に吹出す気流を上下に調整する上下風向板と、室内に吹出す気流を左右に調整する左右風向板とを有する室内機を備えた空気調和機において、室内機には、室内機の左端と上下風向板の左端との間に配設され、開動することによって左向きに気流を吹出す左側方風向板と、室内機の右端と上下風向板の右端との間に配設され、開動することによって右向きに気流を吹出す右側方風向板とを設けた空気調和機。
【選択図】図14

Description

本発明は空気調和機に係り、特に調和空気の吹出し方向の拡充に関する。
従来、空気調和機は中央部に熱交換器をおき、熱交換器の下部に熱交換器の幅と略等しい長さの横流ファンを配置し、横流ファンからの吹出し気流を横流ファンの長さに略等しい幅を持つ吹出し風路に流し、吹出し風路途中に配した左右風向板で気流の左右方向を偏向し、更に、空気調和機の吹出し口につけた上下風向板によって気流の上下方向を偏向し、室内に吹出している。そして、調和空気を使用者が所望する方向に吹出すことができるように種々の工夫を凝らしている。
この種の従来技術として、特許文献1〜4が知られている。
特許文献1は、室内機の側面に、前面吹出し口から連続する側面吹出し口を設け、左右風向板を傾動して側方に気流を吹出す空気調和機について述べている。
特許文献2は、室内機の貫流ファンに隣接して側方吹出しファンを設け、専用吹出し口と、この専用吹出し口の中に横方向風向板を設ける空気調和機について述べている。
特許文献3は、壁際の特定枚数の風向板の偏向角を他より大とし、壁際風路を閉塞し、他の風向板は所望方向への一定の偏向角度とする。また、閉塞部材として蛇腹状の隔壁を連接、またはスポンジ状の部材を充填する。これにより、風路壁に衝突して直進する気流がなくなり、風向を確実に所望の方向に偏向させる空気調和装置の風向調整装置について述べている。
特許文献4は、両端の左右風向板が中央の風向板より大きく端壁に傾くと共に、端壁側に迫り出して前方へ動く。これにより、風向を左右に偏向するときに両端の左右風向板の下流面に生ずるコアンダ効果により風向を大きな角度で偏向することができる。
特開平08−178407号公報 特開2003−130381号公報 特開平06−313614号公報 特開平08−136042号公報
特許文献1では左右風向板の他には、側方に気流を偏向する機構がないため、側方への気流の偏向が不十分になり、また、側方へ十分な量の気流を供給できない。更に、側面の開口が前面開口から連続しているため、上下風向板を駆動する機構が室内から丸見えになり、また、側面開口をカバーするものがなく、必ずしも外観が良くない。
特許文献2では送風構造が複雑で、部品数も多く、組立てコスト,部品コストが高くなる。
特許文献3では端部の左右風向板を大きく傾ける結果、風向板部での風向は大きく偏向されるが、端部の左右風向板が上下風向板より奥にあるため、気流が風向板を過ぎると吹出し風路の側壁に衝突し、前方方向へ再度偏向され、最終的にはあまり大きな偏向角度にはならない。
特許文献4では端部の左右風向板を大きく傾ける結果、風向板部での風向は大きく偏向されるが、端部の左右風向板が上下風向板より奥にあるため、気流が左右風向板を過ぎると吹出し風路の側壁に衝突し、前方方向へ再度偏向され、最終的にはあまり大きな偏向角度にはならない。
熱交換器の左方,右方は熱交換器の配管,横流ファンを駆動するモータ,室内制御装置,換気装置などの収納スペースとなっている。このように、左右風向板が上下風向板の奥にあるので左右風向板を最大限に傾けても、空気調和機から吹出す気流の方向は65度程度が限界であった。このため、空気調和機の据付に当たっては、部屋の長手方向に室内機の前面が来て、しかも壁の中央部付近に据付位置が限定される。更に、室外機との冷媒配管やドレン配管が適切に行える場所となると、その据付位置は極めて限定される。従って、往々にして、使用者の快適性や美観などを犠牲にして据付けられることが少なくなかった。
本発明が解決しようとする課題は、室内のどこにいても快適な空調を享受できる空気調和機を提供することにある。また、室内機を所望の位置に据付けることができる空気調和機を提供することにある。
上記目的は、
室内に吹出す気流を上下に調整する上下風向板と、室内に吹出す気流を左右に調整する左右風向板とを有する室内機を備えた空気調和機において、
前記室内機には、
前記室内機の左端と前記上下風向板の左端との間に配設され、開動することによって左向きに気流を吹出す左側方風向板と、
前記室内機の右端と前記上下風向板の右端との間に配設され、開動することによって右向きに気流を吹出す右側方風向板と、
を設けた空気調和機によって達成される。
本発明によれば、室内のどこにいても快適な空調を享受できる。また、室内機を所望の位置に据付けることができる。
以下、本発明の空気調和機の一実施例について図を用いて説明する。
まず、空気調和機の全体構成を、図1〜図5,図14を用いて説明する。図1は空気調和機の構成図、図2は図1の室内機の送風経路を示す正面図、図3は図1の室内機のAA断面図である。図4(a)は図1の室内機のBB断面図(平面図)、図4(b)は気流誘導板の別の例を示す平面図、図5は図2の室内機のC部拡大図である。図14(a)は側方風向板を閉じた全閉のときの斜視図、図14(b)は側方風向板を開いたときの斜視図である。
図1において、符号1で総括的に示すのは空気調和機であり、室内機2と室外機6を接続配管8でつなぎ、室内を空気調和する。室内機2は筐体21に室内熱交換器33,送風ファン311,露受皿35等を取付け、化粧枠23で覆い、化粧枠23の前面に前面パネル25を取付けた構成になっている。化粧枠23には室内空気を吸い込む空気吸込み口
27と、温湿度が調和された空気を吹出す空気吹出し口29とが上下に設けられている。
また、吸込み空気の可動パネル251は図示しない駆動モータを回転させることにより、下端部に設けた回動軸を支点として回動可能に構成され、空気調和機の運転時に前側空気吸込部230bを開き、ここからも室内空気を室内機内に吸引し、空気調和機の停止時には前側空気吸込部230bを閉じるように制御される。
また、前面パネル25の中央下部には運転状況を表示する表示部397と、別体のリモコン5からの赤外線の操作信号を受ける受光部396が配置されている。
筐体21には送風ファン311,フィルター231,室内熱交換器33,露受皿35,上下風向板291,左右風向板295,295′等の基本的な内部構造体が取付けられる。そして、筐体21の内側に取付けられた送風ファン311等の基本的な内部構造体は、化粧枠23を取付けることにより室内機2内に内包される。
なお、風向板に関し、室内機の左右に同機能の部分がある場合には、右側の部分の符号は左側の部分の符号に「′」を付けて表すこととする。また、「右側」,「左側」は室内に居る人から見て右側,左側ということである。
フィルター231は室内熱交換器33の吸込側を覆うように配置され、吸い込まれた室内空気中に含まれる塵埃を取り除くためのものである。送風ファン311は横長の横流ファンで構成され、室内空気を空気吸込み口27,前側空気吸込部230bから吸い込んで空気吹出し口29から吹出すように室内機2内の中央に配置されている(前側空気吸込部230bについては図9参照)。室内熱交換器33は送風ファン311の吸込側に配置され、略逆V字状に形成されている。図3では、可動パネル251が閉じているが、図9のようにこれが大きく開口することで、前側空気吸込部230bからも空気を吸込むことができる。
露受皿35は室内熱交換器33の前後両側の下端部下方に配置され、冷房運転時や除湿運転時に室内熱交換器33に発生する凝縮水を受けるために設けられている。受けて集められた凝縮水はドレン配管を通して室外に排出される。これらによって、空調される室内空気を流す主風路が形成される。即ち、送風ファン311を回転させることで、室内空気は空気吸込み口27,前側空気吸込部230bから吸い込まれ、フィルター231を介し、室内熱交換器33にて熱交換された後、空気吹出し口29から室内に吹出される。
化粧枠23の下面に形成される空気吹出し口29は、前面パネル25との分割部に隣接して配置され、奥の吹出し風路290に連通している。2枚の上下風向板291a,291bは閉鎖状態で吹出し風路290をほぼ隠蔽する。そして、上下風向板291a,291bは両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン5からの指示に応じて、図示しない駆動モータにより個々に駆動され、空気調和機の運転時に所要の角度回動し空気吹出し口29を開き、その状態を保持する(例えば図9〜図11)。空気調和機の運転停止時には、空気吹出し口29を閉じるように制御される(図3参照)。
上下風向板291の両端に隣接して側方風向板292,292′が設けられる(図14参照)。室内機2の側方に調和空気を吹出させる場合に、リモコン5からの指示により、側方風向板292,292′が側方風向板回動軸292a,292a′(図5参照)の周りに回動し、図5,図14(b)に示すように、側方吹出し口293,293′を開く。これにより、吹出し風路290の側壁290c′の開口290d′から側方吹出し口293,293′に至る側方風路296,296′が形成され、吹出し気流の一部が側方吹出し口293,293′から図5,図14(b)に矢印で示すように、室内に吹出す。この側方風向板292,292′は空気調和機2の運転停止時には、側方吹出し口293,
293′を閉じるように制御される。
また、左右風向板295,295′(図2参照)のうち、左側左右風向板295a〜
295fは吹出し風路290の左半分に、右側左右風向板295a′〜295f′は吹出し風路290の右半分に設けられている。これらは、下端部に設けた回動軸を支点にして、図示しない駆動モータにより左側左右風向板295a〜295f,右側左右風向板
295a′〜295f′単位で回動可能に構成されている。リモコン5からの指示に応じて各々回動してその状態を保持し、吹出し空気を左右の所望の方向に吹出させる。なお、リモコン5から風向の運転モードを指示することにより、例えば空気調和機の運転中に上下風向板291a,291b、左右風向板295,295′等を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることもできる。他にも、風向を固定する運転モード,風向をランダムに変更する運転モード等が考えられる。
左右風向板295,295′と側方風向板292,292′との間には図4に示す如く、気流誘導板294,294′が設けられ、左右風向板295,295′とは独立した駆動モータにより個々に駆動される。室内機2の側方に調和空気を吹出させる場合に、リモコン5からの指示により、側方風向板292,292′が開くのと連動して、気流誘導板294,294′が側方風路開口290d,290d′を開き、吹出し風路側壁290c,290c′の近くを流れる吹出し気流を図4(a)に矢印で示すように側方風路296,296′に誘導する。これにより、室内機2の側方に調和空気を供給することができる。
また、吸込み空気の可動パネル251は図示しない駆動モータを回転させることにより、下端部に設けた回動軸を支点として回動可能に構成されている。これが回動することによって、空気調和機の運転時に前側空気吸込部230bを開き、前側空気吸込部230bからも室内空気を室内機内に吸引し、空気調和機の停止時には、前側空気吸込部230bを閉じるように制御される。
なお、図4(b)の如く回動軸の位置を気流誘導板294,294′の中間部に設けることができる。この場合、気流誘導板294,294′の回動軸より上流側の部分は吹出し風路290に突出する。これにより、側方風路296,296′の気流の抵抗が若干増加するが、吹出し風路290の気流が確実に側方風路296,296′に誘導される。また、気流誘導板294,294′に生ずるコアンダ効果により吹出し風路290内の、より中央部の気流も側方風路296,296′に偏向され、より多くの気流を図4(b)に矢印で示すように、側方風路296,296′に流すことができる。
そして、本実施例に係る室内機2は、停止時は、上下風向板291a,291bと側方風向板292,292′と可動パネル251を閉じて、空気吹出し風路290と側方風路296,296′と前側空気吸込部230bを隠蔽してインテリアに調和させている。運転時には上下風向板291a,291b、左右風向板295,295′をリモコン5からの指示に応じて回動させる。これと共に、可動パネル251を開いて前側の空気吸込部
230b及び上側空気吸込部27から室内空気を吸込む。吸込んだ室内空気を内部の室内熱交換器33で冷風または温風にして空気吹出し口29から吹出すことができる。
この空気調和機1を運転する時には、電源(図示せず)に接続してリモコン5を操作し、所望の冷房,除湿,暖房等の運転を行う。
室内機2は、内部の図示しない電装品ボックスに制御装置10を備え、該制御装置10は室内温度センサー,室内湿度センサー等の各種のセンサー(図示せず)からの信号を受け、リモコン5からの操作信号を受光部396で受けると共に、送風モータ313,可動パネル駆動モータ,上下風向板駆動モータ,左右風向板駆動モータ,気流誘導板駆動モータ,側方風向板駆動モータ等を制御し、且つ、室外機との通信を司るなど、室内機2を統括して制御する。
室内機2は運転停止状態で、図3に示すように可動パネル251,上下風向板291a,291b及び側方風向板292,292′が閉じられた状態となっている。この状態で、リモコン5から運転操作の信号がなされると、制御装置10は、リモコン5からの操作信号または自動運転が設定されていれば各種センサーからの情報に基づいて冷房、または暖房等の運転モードを決定する。該決定に基づいて可動パネル251及び上下風向板291a,291bを動作させて、気流の通路を開放状態にする。このとき、前側空気吸込部230bが開放されるが、室内からの視線は可動パネル251で遮られて室内機2の内部までは見えず、インテリアの雰囲気を崩すことは無い。
つまり、制御装置10は、図示しない駆動モータを動作させ、上下風向板291a,
291b、左右風向板295,295′、気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′をリモコン5からの指示に対応した吹出し角度まで回動する。また、制御装置10は、上下風向板291a,291bの動作に連動して可動パネル251を開く可動パネル駆動モータを動作させる。
次に、制御装置10は送風モータ313を回転させ、上側及び前側の空気吸込部27,230bから室内空気を吸込む。吸込んだ室内空気を室内熱交換器33で温風または冷風あるいは熱交換しないで上下風向板291a,291b、左右風向板295,295′、気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′に沿って空気吹出し口29,側方吹出し口293,293′から吹出させるように制御する。一方、運転を停止する際は、送風モータ313を停止した後に、可動パネル251の駆動モータ、上下風向板291a,291bの駆動モータ及び側方風向板292,292′を逆回転させる。このようにすることで開の状態から閉の状態に戻すように制御する。なお、図5の294′は分かり易いように平行四辺形として表現している。
次に、左右風向の具体例を図6〜図13を用いて説明する。図6は前方吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図、図7は左右吹分け時の横方向風向板の状態を表す平面図、図8は前方集中吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図である。図9は図3の室内機の最大風量時の上下風向板の状態を表す平面図、図10は図3の室内機の暖房立上り時の上下風向板の状態を表す平面図、図11は図3の室内機の任意方向吹出し時の上下風向板の状態を表す平面図である。図12は右吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図、図13は右側方吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図である。
先ず、最大風量で空気調和機1の能力をフルに引出したいときには、左右風向板295,295′、気流誘導板294,294′を図6に示すように、真直ぐ前方に向け、風向を図6に矢印で示すように、真直ぐ前方に向ける。また、上下風向板291a,291bを図9の如く、送風ファン311の風量が最大となる位置にし、側方風向板292,
292′は、ほぼ直角に開く。このようにすることにより、吹出し風路290での気流の流通抵抗が最小になり、送風ファン311からの気流は最大風量となり、図9に矢印で示すように吹出し、空気調和機1のフル能力で室内を強力に空気調和する。292についてはXX面(図14(a)参照)を用いて、風が左右に拡大しないように、風を前方に案内している。
また、暖房運転の立ち上り時などでは、図10に示すように、上下風向板291a,
291bを下向きにして、図10に矢印で示すように下向きに吹出し、温風を床面まで到達させ、室内の床面近くを速く暖めるようにもできる。
ここで空気調和機は暖房時には気流を下向きに流し、床面近くを主に暖めるようにし、冷房時には気流を水平向きに流して、冷風が下に溜らないようにする必要がある。このため、吹出し風路を斜め下向きにし、上下風向板で風向を下向きから水平向きに偏向できるようにしている。
また、室内を広範囲に亘って同時に空気調和したいときには、図7に示すように、両側の気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′を連動させて開くように制御する。このようにすることにより、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流が左右の気流誘導板294,294′に誘導されて、左右の側方風向板292,292′に導かれ、図7に矢印で示すように左右の側方風向板292,
292′から室内機の左右側方,斜め下向きに吹出す。
このように、両側の気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′を連動させて開くように制御することにより、気流を確実に左右側方に偏向して吹出すことができ、従来死角領域であった部分の空気調和を実現でき、室内の左右方向の両側に亘る広い領域を同時に空気調和することができる。
空気調和機1からの気流を前方の一部の領域に集中させたいときには、左右風向板295,295′を図8の如く気流を集中させたい場所までの距離に応じて中央寄りに傾ける。但し、気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′は閉じる。なお、左右風向板295,295′の傾きは気流を集中させたい場所までの距離が近いほど大きく傾けると良い。
また、気流を集中させたい場所までの距離が長い場合は図8のように側方風向板292,292′をほぼ直角に開き、前述のXX面を利用する。これは、気流を集中させたい場所以外への気流の拡散を極力抑制して、気流を集中させたい場所までの長い距離を流れる間に気流が弱くなるのを少しでも抑制するためである。このようにすることにより、気流は図8に矢印で示すように、前方の一部の領域に集中するように吹出す。この側方風向板292,292′の開き角度は気流が風向板から剥離しないように、全閉位置から83度以上(つまり正面方向から7度以内)にするのが好ましい。なお、図6では、90度に開いている。図14(a)では全閉の0度、図14(b)では約40度程度開いている。
なお、気流を集中させたい場所までの距離が短い場合は、側方風向板292,292′を閉じていても気流を集中させたい場所まで気流が届くので、必ずしも側方風向板292,292′を開く必要はない。
また、気流を集中させたい場所の空気吹出し口29からの上下方向Pに応じて、図11に矢印で示すように、吹出し気流の方向がPに向くように上下風向板291a,291bを制御する。更に、気流を集中させたい場所までの距離に応じて、図11のM寸法で示す気流の厚さを絞るように上下風向板291a,291bを閉じる方向に回動させる。このようにするためには上下風向板291a,291bの相対する面の風向方向の接線で形成される包絡面が平行となる如く、更に、室内機外で交叉する如くにすると良い。
風向きを前方にする場合に、上部上下風向板291aと下部上下風向板291bの相対する面の風向方向の接線で形成される包絡面が並行となる如く、又は、室内機外で交差する如く制御される。これにより、前方の一部に集中して送風する場合は、両方の上下風向板で吹出し風路の気流を上下に挟みこんで確実に絞り、気流の上下への広がりを抑制し、気流の集中を助ける。
なお、上下風向板291a,291bを開く角度は気流を集中させたい場所までの距離が長いほど大きくし、上下風向板291a,291bの先端の開きM(図11参照)を大きくするのが良い。このようにすることにより、室内機2から吹出された気流は上下風向板291a,291bで絞られて風速を増し、気流を集中させたい場所まで到達する。なお、気流を集中させたい場所までの距離が近い時は送風ファン311の回転数を下げて、気流の速度を下げ、気流を集中させたい場所での風速が過大になるのを防ぐのも良い。
次に、左前方または右前方に気流を向ける場合について、右前方に風向を向ける場合を例にとって説明する。この場合は、左右風向板295,295′、気流誘導板294,
294′を図12に示すように右方向に向け、上下風向板291a,291bを空調の状況に応じて図9〜図11の如くにする。なお、側方風向板292,292′は閉じる。このようにすることにより、吹出し風路290での気流の方向が右に偏向され室内機2から吹出す。
室内機2からの気流を右前方の一部の領域に集中させたいときには、左右風向板295,295′を気流を集中させたい場所の方向に向ける。この時、気流を集中させたい場所までの距離に応じて、左風向板295をより大きく傾け、右風向板295′をより小さく傾ける(図12)。このようにすることにより、図12に矢印で示すように、吹出し風路290での気流が右方向の一部の領域に集中するように偏向されて室内機2から吹出す。なお、気流を集中させたい場所までの距離が近いほど、左右風向板295,295′の傾きの差を大きくすると良い。
また、上下風向板291a,291bを空調の状況に応じて図9〜図11の如くにすることにより、室内機2から吹出された気流は上下風向板291a,291bで絞られて風速を増し、気流を集中させたい場所まで到達する。
次に、左側方または右側方に気流を向ける場合について、右側方に風向を向ける場合を例にとって説明する。この場合は、左右風向板295,295′を図13に示すように、右方向に向け、上下風向板291a,291bを空調の状況に応じて図9〜図11の如くにする。更に、左側方風向板292,左気流誘導板294を閉じ、右側方風向板292′,右気流誘導板294′を開き、右側方吹出し口293′と吹出し風路290(図3)を右側方風路296′(図5),右側方風路開口290d′(図4(a))を介して連通させる。
このようにすることにより、吹出し風路290での気流の方向が右に偏向され図13に矢印で示すように、室内機2から吹出す。この時、吹出し風路右側壁290c′を近くを流れる気流は、図4に矢印で示すように右気流誘導板294′で右方向に偏向され、右側方風路開口290d′から右側方風路296′に入り、右側方吹出し口293′を通って室内機2から横方向に吹出し、室内機2の右側方領域を空気調和する。
以上によれば、横長の横流型送風ファンと、該送風ファンの吹出し風路に順に設けた左右風向板295,295′と、上下風向板291a,291bとを備えた分離型空気調和機の室内機において、該上下風向板291a,291bの横方向端部と室内機の横方向端部との間に側方風向板292,292′を設けることにより、外殻の延長と同一位置に設けた左側方風向板292,右側方風向板292′で風向を変更するので従来より広い角度に左右風向を偏向でき、風を向けることのできない風向の死角が大幅に減少する。
このように、室内機からの左右風向偏向の可能域が広がり、室内空調の死角を狭くすることができ、室内のほぼ全域に調和空気の供給が可能となるので、部屋の隅に据付けても、室内空調の死角が狭く、ほぼ真横方向に気流を偏向できるので居住領域の空調が有効に行える。
また、室内機の据付位置の選択幅が広くなり、制約が少なくなるので、室内機を使用者の快適性や美観に配慮して、所望の位置に据付けることができる。
このため、室内のどこにいても快適な空調を享受でき、また、室内機を所望の位置に据付けることができる空気調和機を得ることができる。
なお、従来は死角となっている部分を快適にするため、ともすれば暖房時は温度を高めに設定し、冷房時は温度を低めに設定するなどして過剰な空調を行い勝ちになっていたのが適性な空調になるため、暖め過ぎ,冷やし過ぎが無くなり省エネに貢献する。
また、側方に風向を偏向するときに、空気調和機の運転停止時の外形線より外方に、側方風向板292,292′を突出させる。
これにより、側方に気流を偏向するときに、気流が室内機の外形から飛び出した側方風路で偏向されるので、室内機の外形の影響をあまり受けないで気流を偏向でき、ほぼ真横方向に吹出すことができる。また、空気調和機の運転停止のときには側方風向板は室内機の外形内に収まる。
このため、室内機からの調和空気の吹出し角度を大きく左右に偏向でき、且つ、停止時の室内の雰囲気を乱すことがない空気調和機を得ることができる。
また、側方風向板292,292′は、突出しているときには、側方風路の気流を室内機の側方,斜め下方向へ偏向可能に構成され、且つ、突出していないときには、該側方風路をほぼ隠蔽可能に構成されている。
これにより、側方風向板が開いているときは、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流は気流誘導板で側方風路に誘導され、側方風向板292,292′の前側案内板,下側案内板(XX面)に導かれて、側方風向板の下向き角度に応じた斜め下向きで横向きの気流となって、室内機の側方,斜め下向きに吹出す。この時、内部の側方風路は前側案内板で隠蔽され、室内の雰囲気を乱すことはない。
また、側方風向板が閉じているときは、前側案内板は室内機内に収納され、下側案内板(XX面)は室内機の底面に連続した外表面を形成し、側方風路を遮蔽する。
このように、側方風向板で風向を真横方向へ偏向するのに加えて気流を側方吹出し中も、閉じた時も、側方風路を前側案内板,下側案内板(XX面)で隠蔽し、室内機外観の統一性を保つ。
このため、側方風向板292,292′が風向の側方偏向に合致した状態に開閉し、室内の雰囲気に調和した外観となる。
また、側方風向板292,292′と左右風向板295,295′との間に、側方風路開口を開閉可能な気流誘導板294,294′を備えることにより、側方風向板292,292′が開いているときに、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流が気流誘導板294,294′に誘導されて、側方風向板292,292′に導かれ、側方風向板292,292′から室内機の側方,斜め下向きに吹出す。
このように、気流誘導板294,294′を吹出し風路壁近くを流れる気流中に置くことにより、気流誘導板294,294′によって、吹出し風路の気流を偏向させて側方風向板に誘導する。このため、横流ファンからの気流を側方風向板に誘導することができる。
また、側方に風向を偏向するときに、気流誘導板294,294′が側方風路開口を開き、且つ、該気流誘導板294,294′の少なくとも一部を吹出し風路内に突出する。これにより、最大風量が必要なときには気流誘導板294,294′を閉じ、側方風路開口を塞ぎ左右風向板を真っ直ぐ前方に向けることにより、吹出し風路での気流の圧力損失を最小にする。
また、側方風向板292,292′が開いているときには、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流を確実に気流誘導板294,294′で側方風路に誘導し、側方風向板に導き、側方風向板292,292′から室内機の側方,斜め下向きに吹出す。
このように、気流誘導板294,294′を吹出し風路壁近くを流れる気流中に突出させることにより、確実に所望量の気流を側方風向板292,292′方向に誘導し、偏向させる。このため、横流ファンからの気流を側方風向板292,292′に確実に誘導し、側方に偏向する。また、コアンダ効果により中央部の主流の一部を側方に偏向させることができる。
また、側方風向板292,292′および気流誘導板294,294′を上下風向板の左右に設ける。これにより、側方風向板292,292′が開いているときに、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流が気流誘導板294,
294′に誘導されて、側方風向板292,292′に導かれ、側方風向板292,
292′から室内機の側方,斜め下向きに吹出す。このように、片側の気流誘導板,側方風向板を連動させて開くように制御することにより所望量の気流を側方風向板から吹出させることができる。
また、両側の気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′を連動させて開くように制御することにより、室内の左右方向の両側に亘る広い領域を同時に空気調和することができる。このため、横流ファンからの気流を確実に側方に偏向して吹出すことができ、従来死角領域であった部分の空気調和を実現できる。つまり、室内を広範囲に亘って同時に空気調和することができる。
また、実施例のように、側方風向板292,292′の上下風向板291a,291b寄りに左右風向板295,295′を備えることにより、大部分の気流が通過する左右風向板295,295′での偏向により形成された偏向気流が、側方風向板292,292′によるコアンダ効果でより大きく偏向されて室内に吹出す。
このように、側方風向板292,292′での真横方向への偏向風に加えて吹出し口中央部からの気流の主流が横方向に大きく偏向して吹出し、従来風向の死角領域であった室内機の真横下の領域も多量の気流で十分に空気調和できる。このため、従来風向の死角領域であった部分も、快適にすることができる。
また、実施例のように、側方に風向を偏向するときに、気流誘導板294,294′が側方風路開口を開き、側方に風向を偏向しないときに、該気流誘導板294,294′が該側方風路開口を閉じる制御装置を備えることにより、最大風量が必要なときには気流誘導板294,294′を閉じ、側方風路開口を塞ぎ左右風向板を真っ直ぐ前方に向けることにより、吹出し風路での気流の圧力損失を最小にする。
また、側方風向板292,292′が開いているときには、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流を確実に気流誘導板294,294′で誘導し、側方風向板292,292′に導き、側方風向板292,292′から室内機の側方,斜め下向きに吹出す。このため、横流ファンからの気流を側方風向板292,292′に誘導し、側方に偏向することができる。
また、実施例のように、側方に風向を偏向するときに側方風向板292,292′を室内機の外方に突出し、且つ、気流誘導板294,294′を開く制御装置を備えることにより、側方風向板292,292′が開いているときに、吹出し風路を斜め下向き前方方向に流れてきた吹出し風路側壁近くの気流が気流誘導板294,294′に誘導されて、側方風向板292,292′に導かれ、側方風向板292,292′から室内機の側方,斜め下向きに吹出す。
このように、片側の気流誘導板,側方風向板を連動させて開くように制御することにより所望量の気流を側方風向板から吹出させることができる。
また、両側の気流誘導板294,294′、側方風向板292,292′を連動させて開くように制御することにより、室内の左右方向の両側に亘る広い領域を同時に空気調和することができる。このため、横流ファンからの気流を確実に側方に偏向して吹出すことができ、従来死角領域であった部分の空気調和を実現できる。
また、実施例のように、片側方に風向を偏向する場合に、反対側の側方風向板と気流誘導板を閉じる制御装置を備えることにより、左右いずれか一方のみに風向を向ける場合は、反対側の気流誘導板が閉じており、開いているときに比べて、この側の吹出し風路の抵抗が減少し、僅かではあるが騒音の低下,送風機入力の低下,サイクル効率の向上,冷暖房能力の向上の何れかの性能の改善を図ることができる。
また、意図する風向の偏向に関与しない反対側の側方風向板を閉じることで、この側の室内機外観のデザインが乱されることがなくなる。このため、室内機の外観の乱れを最小限にすることができる。
また、実施例のように、前方に風向を偏向する場合に、側方風向板292,292′を閉じ又は略直角に開くと共に気流誘導板294,294′を閉じる制御装置を備えることにより、前方全般に送風する場合は両側方風向板292,292′と両気流誘導板294,294′を閉じ、左右風向板295,295′を前方に真直ぐに伸ばし、吹出し風路での気流の抵抗を最小にして、豊かな風量で室内全般に気流を行き渡させる。
また、前方の一部に集中して送風する場合は両側方風向板292,292′を83度以上の角度で開き、気流の左右への広がりを抑制し、両端気流誘導板294,294′を中央方向に傾けて気流の中央への集中を助ける。このように、使用者のニーズに合わせて、豊かな風量での省エネ運転と、前方の一部に集中して送風する指向性運転との使い分けができる。このため、使用者のニーズに合わせて、運転の使い分けができる。
また、実施例のように、上下風向板が中央吹出し口の上下端部に支点を有する2枚の個別風向板を含む少なくとも2枚以上の個別風向板で構成される。
これにより、最大風量が必要なときには上下風向板を吹出し風路からの気流に逆流が生じない程度で且つ、気流の妨げにならない位置に退避させる。
また、前方の一部に集中して送風する場合は両方の上下風向板291a,291bで吹出し風路の気流を上下に挟み込んで絞り、気流の上下への広がりを抑制し、気流の集中を助ける。このように、上下風向板291a,291bを制御するのに加え、左右風向板
295,295′を前方に真直ぐに伸ばし、吹出し風路での気流の抵抗を最小にして、豊かな風量で室内全般に気流を行き渡させる。
また、上下風向板291a,291bで吹出し気流を上下から挟込んで風速を上げ、所望の方向へ急速に吹出し、室内の所望部分の空調を確実に行う。このため、最大風量での部屋全体の空調運転と、室内の所望部分の部分空調を使い分けることができる。
また、実施例のように、風向を前方にする場合に、上部上下風向板291aと下部上下風向板291bの相対する面の風向方向の接線で形成される包絡面が平行となる如く、又は、室内機外で交叉する如く制御する制御装置を備えることにより、前方の一部に集中して送風する場合は両方の上下風向板295,295′で吹出し風路の気流を上下に挟み込んで確実に絞り、気流の上下への広がりを抑制し、気流の集中を助ける。このように、上下風向板291a,291bで吹出し気流を上下から挟込んで風速を上げ、所望の方向へ急速に吹出し、室内の所望部分の空調を確実に行う。このため、気流の上下方向への拡大が確実に抑制され、前方の所要位置への気流の集中を実現することができる。
空気調和機の構成図。 図1の室内機の送風経路を示す正面図。 図1の室内機のAA断面図。 図1の室内機のBB断面図、及び、気流誘導板の別の例を示す図。 図2の室内機のC部拡大図。 前方吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図。 左右吹分け時の横方向風向板の状態を表す平面図。 前方集中吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図。 図3の室内機の最大風量時の上下風向板の状態を表す平面図。 図3の室内機の暖房立上り時の上下風向板の状態を表す平面図。 図3の室内機の任意方向吹出し時の上下風向板の状態を表す平面図。 右吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図。 右側方吹出し時の横方向風向板の状態を表す平面図。 図2の室内機のC部斜視図。
符号の説明
1 空気調和機
2 室内機
5 リモコン
6 室外機
8 接続配管
10 制御装置
21 筐体
23 化粧枠
25 前面パネル
27 空気吸込み口
29 空気吹出し口
33 室内熱交換器
35 露受皿
230b 前側空気吸込部
231 プレフィルター
251 可動パネル
290 吹出し風路
290a 吹出し風路上壁
290b 吹出し風路下壁
290c,290c′ 吹出し風路側壁
290d,290d′ 側方風路開口
291 上下風向板、
291a 上部上下風向板
291b 下部上下風向板、
292,292′ 側方風向板
292a,292a′ 側方風向板回動軸
293,293′ 側方吹出し口
294,294′ 気流誘導板
295,295′ 左右風向板
295a〜295f 左側左右風向板のメンバー
295a′〜295f′ 右側左右風向板のメンバー
296,296′ 側方風路
311 送風ファン
313 送風モータ
396 受光部
397 表示部

Claims (11)

  1. 室内に吹出す気流を上下に調整する上下風向板と、室内に吹出す気流を左右に調整する左右風向板とを有する室内機を備えた空気調和機において、
    前記室内機には、
    前記室内機の左端と前記上下風向板の左端との間に配設され、開動することによって左向きに気流を吹出す左側方風向板と、
    前記室内機の右端と前記上下風向板の右端との間に配設され、開動することによって右向きに気流を吹出す右側方風向板と、
    を設けた空気調和機。
  2. 請求項1において、
    前記側方風向板が側方に気流を吹出す際に、運転停止時の前記空気調和機の外形よりも外側に開いて側方吹出し風路を形成することを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1において、
    前記左側方風向板と前記右側方風向板との間に前記左右風向板を備えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1において、
    前記左側方風向板,前記右側方風向板の少なくとも何れか一方が開いているときは、下方向と前方向への気流を前記室内機の横方向へ偏向し、
    前記左側方風向板および前記右側方風向板が閉じているときは、左側方吹出し風路および右側方吹出し風路を隠蔽するよう構成されていることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4において、
    前記左側方風向板と前記左右風向板との間および前記右側方風向板と前記左右風向板との間に、左端気流誘導板および右端気流誘導板とを備えることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項5において、
    前記気流誘導板は、
    閉じた状態で前方に向かって位置しているときは、側方吹出し風路に連通する吹出し風路の側壁開口を塞ぎ、
    開いた状態で前方から傾いた位置に位置しているときは、前記吹出し風路の側壁開口を開き、前記吹出し風路内の流れを前記側方吹出し風路に案内するように、前記吹出し風路内に該気流誘導板の一部を突出することを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項5において、
    左方に風向を偏向する場合に、前記左側方風向板および前記左端気流誘導板を開いて左方に向け、
    右方に風向を偏向する場合に、前記右側方風向板および前記右端気流誘導板を開いて右方に向ける制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項5において、
    左方に風向を偏向する場合に、前記右側方風向板と前記右端気流誘導板を閉じ、
    右方に風向を偏向する場合に、前記左側方風向板と前記左端気流誘導板を閉じる制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項5において、
    前方に風向を偏向する場合に、
    前記右側方風向板を閉じ又は83度以上開くと共に前記右端気流誘導板を閉じ又は左方に向け、且つ、
    前記左側方風向板を閉じ又は83度以上開くと共に前記左端気流誘導板を閉じ又は右方に向ける制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
  10. 請求項1において、
    前記上下風向板が、中央吹出し口の上下端部に支点を有する二枚の個別風向板を含む少なくとも二枚以上の個別風向板で構成されることを特徴とする空気調和機。
  11. 室内に吹出す気流を上下に調整する上下風向板と、室内に吹出す気流を左右に調整する左右風向板とを有する室内機を備えた空気調和機において、
    前記室内機には、
    前記室内機の左端と前記上下風向板の左端との間に配設され、開動することによって左向きに気流を吹出す左側方風向板と、
    前記室内機の右端と前記上下風向板の右端との間に配設され、開動することによって右向きに気流を吹出す右側方風向板と、
    前記左側方風向板と前記左右風向板との間および前記右側方風向板と前記左右風向板との間に、左端気流誘導板および右端気流誘導板とを備え、
    前記気流誘導板は、
    閉じた状態で前方に向かって位置しているときは、側方吹出し風路に連通する吹出し風路の側壁開口を塞ぎ、
    開いた状態で前方から傾いた位置に位置しているときは、前記吹出し風路の側壁開口を開き、前記吹出し風路内の流れを前記側方吹出し風路に案内するように、前記吹出し風路内に該気流誘導板の一部を突出することを特徴とする空気調和機。
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