JPH04236025A - 一体連結型空気調和機 - Google Patents

一体連結型空気調和機

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Publication number
JPH04236025A
JPH04236025A JP3069564A JP6956491A JPH04236025A JP H04236025 A JPH04236025 A JP H04236025A JP 3069564 A JP3069564 A JP 3069564A JP 6956491 A JP6956491 A JP 6956491A JP H04236025 A JPH04236025 A JP H04236025A
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JP
Japan
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piping
indoor units
air
pipe
indoor unit
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Application number
JP3069564A
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English (en)
Inventor
Masao Isshiki
正男 一色
Keiko Kanekawa
桂子 金川
Yukio Yokomizo
横溝 幸雄
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の室内ユニットを
連結して一体化した一体連結型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】図23に示すように、従来の空気調和機
を構成する室内ユニットAは、被空調室Sの壁面n上部
に取付け固定される。近時、その奥行き寸法を短縮化し
た、いわゆる薄型化が促進されるとともに、極端に横幅
寸法を拡大した形状が好まれる傾向にある。
【0003】冷房運転をなす場合は、吹出口から図中実
線矢印に示すように、部屋Sの略上部に向けて冷風を吹
出し、暖房運転をなす場合は、切換られて、吹出口から
図中一点矢印に示すように、部屋Sの床面yに向けて暖
風を吹出す。
【0004】そして、上記室内ユニットAには通常、上
記吹出口の左右ルーバを揺動駆動する、いわゆる首降り
機構が備えられていて、冷暖房運転とも、そのまま横方
向に吹出し方向が移動するようになっている。これによ
り、可能な限り被空調室S内の隅々まで熱交換空気を吹
出し、均一な空気調和を図るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記左
右ルーバの首降り機構を備えていても、熱交換空気が導
かれない部分が必ず生じる。すなわち、室内ユニットA
が取付けられた壁面n側で、かつ室内ユニットAの両側
に沿う上下部付近には、ほとんど熱交換空気が導かれな
い。このことから、部分的な空調ムラが生じて、効率の
よい熱交換作用が得られなかった。
【0006】そこで、上述した不具合を除去する手段と
して、新たに、たとえば被空調室Sの幅方向寸法に合わ
せた横幅寸法の室内ユニットを製作し、これを壁面一杯
に取付け固定して、吹出口の長さを壁面の幅寸法とほと
んど同一とすることが考えられる。
【0007】すなわち、上記吹出口から吹出される熱交
換空気は、被空調室の幅方向一杯に亘るため、空調ムラ
が生じることがなく、熱交換効率の向上を期待できる。
【0008】ところが、たとえば一般家庭における被空
調室Sは、江戸間や京間など面積基準が異なるばかりで
なく、その広さ(面積)が様々である。そして、たとえ
同一の面積基準で同一の広さであっても、取付け条件が
部屋の短手方向と長手方向とに異なる場合があり得る。
【0009】このような、多種多様の部屋の幅寸法に合
致する各種の室内ユニットを生産することは、設計上の
経費、部品管理、製造コストの点から、全く不可能であ
り、実情にそぐわない。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、多種多様の被空調室の幅
寸法にほとんど近い幅寸法にした室内ユニットを壁面に
取付けて、空調ムラのない熱交換空気吹出しを可能にし
、熱交換効率の向上を得られる一体連結型空気調和機を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の室内ユニットの側面を互いに密接し
て一直状に連結し、被空調室の壁面に取付け固定したこ
とを特徴とする一体連結型空気調和機である。
【0012】
【作用】被空調室の取付け壁面の幅寸法に合うよう、複
数の室内ユニットを連結する。これら室内ユニットの吹
出し口から一斉に吹出される熱交換空気は、ほとんど被
空調室の幅方向と同一の幅に亘ることとなり、熱交換空
気がムラなく吹付けられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
【0014】図1および図2に示すように、所定の形状
面積の被空調室Sの壁面nに、空気調和機を構成する複
数の室内ユニット1A,1B,1Cを取付け固定する。 すなわち、ここでは3台の室内ユニット1A,1B,1
Cを用意し、互いの側面を密接して一直状に連結形成す
る。
【0015】たとえば、2台の室内ユニット1A,1B
の幅寸法はそれぞれaであり、残りの室内ユニット1C
の幅寸法はbである。したがって、2種類の幅寸法a,
bの室内ユニットを用意すればよいことになる。
【0016】これら室内ユニット1A,1B,1Cを一
直状に連結した状態で、トータルとしての幅寸法は、被
空調室Sの横幅寸法に極めて近い。換言すれば、被空調
室Sの横幅寸法に極めて近くなるよう、1種または2種
の幅寸法の室内ユニット1A,1B,1Cを複数台組合
わせることとする。
【0017】冷房もしくは暖房などの空調運転にあたっ
ては、それぞれの室内ユニット1A,1B,1Cの吹出
口から、一斉に熱交換空気が吹出される。冷房時には、
実線矢印に示すように部屋Sの略上部に向かって吹出さ
れ、暖房時には、一点鎖線矢印に示すように、床面yに
向かって吹出されることは変りがない。
【0018】ただし、それぞれの吹出口に、従来のよう
な首振り機構は不要である。ここから所定の方向に吹出
しできればよい。各ユニット1A,1B,1Cから一斉
に吹出しがなされることにより、熱交換空気は被空調室
Sの幅方向に略一杯に亘って吹出される。
【0019】したがって、たとえ室内ユニット取付け壁
面n側であっても、熱交換空気がムラなく導かれ、熱交
換空気効率が向上する。
【0020】上述したように、室内ユニット1A,1B
,1Cは、2種の幅寸法を有しているが、その基本構造
は同一である。上記室内ユニット1Aの内部構造を図3
に示し、その前面形状を図4に示す。
【0021】図中1はユニット本体であり、この前面側
には吸込口2が設けられ、前面下部に吹出口3が設けら
れる。
【0022】上記吸込口2および吹出口3ともに、ユニ
ット本体1の横幅方向に沿って許容できる最大範囲に亘
って設けられる。また、上記吹出口3には、冷暖房運転
の切換えとともに上下の吹出し方向を切換え設定するル
ーバ4が設けられる。
【0023】上記吸込口2と対向するユニット本体1内
部には、エアーフィルタ5が着脱自在に挿着されるとと
もに、熱交換器6が対向して配置されている。上記熱交
換器6の下部にはドレンパン7が設けられ、熱交換器6
で生成されるドレン水を受けるようになっている。
【0024】上記吹出口3と対向するユニット本体1内
には、送風機8が配置される。すなわち、送風機8を駆
動することにより、被空調室S内空気が吸込口2からエ
アーフィルタ5を介してユニット本体1内に導かれ、熱
交換器6と熱交換される。ここで得られた熱交換空気は
、吹出口3から再び被空調室S内に吹出され、この熱交
換作用を行う。
【0025】上記ユニット本体1内の上面一部と背面側
と下部およびここでは図示しない両側面に亘って一体に
断熱材9aが貼着される。また、上記ドレンパン7下面
にも断熱材9bが貼着され、下部の断熱材9aとともに
吹出通路を形成する。
【0026】このようなユニット本体1の背面側には取
付け金具10が設けられ、予め被空調室Sの壁面nに取
付けられる支持ベース11に掛合される。すなわち、ユ
ニット本体1は、被空調室Sの壁面nに支持ベース11
を介して取付け固定されることになる。
【0027】図4に示す、ユニット本体1の幅方向両側
には接続用部12a,12bが設けられている。これら
接続用部12a,12bは、室内ユニット単体の状態で
側面を閉成し、必要に応じて他の室内ユニットと連結す
るときの、実質の連結部分となる。
【0028】上記接続用部12a,12bの詳細は、た
とえば図5および図6に示すようになっている。すなわ
ち、ユニット本体1の両側面は開口しているとともに、
一方(図において左側側面)の開口部周縁の肉厚を薄く
した連結凹部13が設けられる。この連結凹部13に、
端部の周面を段状に絞った第1の蓋体14が着脱自在に
嵌合して側面開口部を閉成し、上記接続部12aを構成
する。
【0029】他方(図において右側側面)の開口部周辺
は、その周面を段状に絞った連結凸部15が形成される
。この連結凸部15に、断面略コ字状の第2の蓋体16
が着脱自在に嵌合して側面開口部を閉成し、上記接続部
12bを構成する。
【0030】このような接続用部12a,12bを備え
た、たとえば室内ユニット1A,1B相互を連結するに
は、図7に示すようにして行う。それぞれの室内ユニッ
ト1A,1Bの接続すべき側面を離間して対向し、隣接
する接続用部12b,12aから第2の蓋体16および
第1の蓋体15を取り外す。そして、それぞれの端部に
露出する連結凸部15と連結凹部13とを互いに嵌合す
る。
【0031】その結果、図8に示すように、互いの室内
ユニット1A,1Bは一直状に密接した連結がなされ、
美観的に優れる。また、ユニット1A,1B相互の連結
部分に隙間がないから、それぞれの吹出口3,3から熱
交換空気が一斉に吹き出された状態で、熱交換空気が室
内ユニット1A,1B相互間に入り込むことがなく、送
風効率が損なわれない。
【0032】上記接続用部12a,12bの形状構造は
、上記実施例に限定されるものではなく、たとえば図9
に示す形状構造であってもよい。
【0033】すなわち、図9は、単体の室内ユニット1
E,1Fにおける状態での接続用部18,19を示す。 それぞれの接続用部18,19は、凹凸部を連続させた
、いわゆるほぞ加工形状をなし、互いの室内ユニット1
E,1Fを上下方向にスライドすることにより嵌合する
ことができる。
【0034】また、それぞれの端面形状に合致するほぞ
加工をなした蓋体20,21を備え、ユニット1E,1
F相互の連結がない場合は、上記蓋体20,21を接続
用部18,19に嵌合して端面を遮蔽する。
【0035】このような形状構造であっても、互いの室
内ユニット1E,1Fは一直状に密接した連結がなされ
、美観的に優れること、ユニット相互の連結部分に隙間
がないから、熱交換空気が室内ユニット相互間に入り込
むまず、送風効率が損なわれないことは、上記実施例と
同様である。
【0036】このようにして、複数台の室内ユニットを
連結して一体化するが、つぎに、各室内ユニットに備え
られる上記熱交換器6に対する導入側と導出側の配管を
連結しなければならない。
【0037】その一例として、たとえば図10に示す配
管構成がある。すなわち、ここでは1台の室外ユニット
22に対して、3台の室内ユニット1A,1B,1Cを
順次直列配管に接続した例である。
【0038】各室内ユニット1A,1B,1Cは、同一
の配管構成を備える。図11に、室内ユニット1Aの配
管構成を示すが、他の室内ユニット1B,1Cも同様で
あることは、言うまでもない。
【0039】すなわち、上記熱交換器6から、導入側配
管23pと導出側配管24pとが延出される。上記導入
側配管23pは、一方の接続用部12a内まで延出され
、ここに導入側配管接続部である受けねじ体25が設け
られる。上記導出側配管24pは、他方の接続用部12
b内まで延出され、ここに導出側配管接続部である袋ナ
ット26が設けられる。
【0040】上記導入側配管接続部を現す略菱形マーク
は、図17に示すように、周面にねじ部25aを備え、
かつ端部がテーパ部25bである受けねじ体25からな
り、接続される配管pと連通する穴部25cが中心軸に
沿って設けられる。
【0041】上記導出側配管接続部を現す略漏斗状マー
クは、同図に示すように、袋ナット26からなり、これ
は先端部にテーパ面26aを設けた配管pに掛合してな
る。上記配管pのテーパ面26aは、上記受けねじ体2
5のテーパ部25bと同一ののテーパ角度に形成され、
互いに密に接触可能である。
【0042】また、上記受けねじ体25のねじ部25a
と、袋ナット26のねじ径とは同一であるところから、
互いに螺合可能である。したがって、略菱形マークであ
る受けねじ体25と、略漏斗状マークである袋ナット2
6とで、いわゆるユニオンを構成することとなり、互い
に掛脱自在に連結可能である。
【0043】再び図11に示すように、上記室内ユニッ
ト1Aは、両端に配管接続部25,26を設けた渡り配
管27を備えている。それぞれの配管接続部25,26
を上記接続用部12a,12b内に延出させているとこ
ろから、上記渡り配管27は、熱交換器6の導入側,導
出側配管23p,24pおよび配管接続部25,26と
並行していることになる。
【0044】一方、上記室外ユニット22に一対の配管
28,28が接続され、この端部は上記室内ユニット1
Aの接続用部12a内に延出される。上記延出配管28
,28端部には配管接続部26,26が設けられ、それ
ぞれ導入側配管23pの配管接続部25と渡り配管27
の配管接続部25とに連結される。
【0045】また、導出側配管24pの配管接続部26
および渡り配管27の他方の配管接続部26には、U字
管29の両端部に設けられる配管接続部25,25がそ
れぞれ連結される。したがって、上記室外ユニット22
と単体の室内ユニット1Aとの配管が連結される。
【0046】図12は、上述した配管構成の室内ユニッ
ト1A,1B,1Cを一体的に連結したうえ、室外ユニ
ット22に対して直列配管した具体例を示す。すなわち
、図において左側の室内ユニット1Aおよび真中の室内
ユニット1Bは、それまでユニット単体の状態で設けら
れていた上記U字管29を取外し、導出側配管24pの
配管接続部26と渡り配管27の配管接続部26を、そ
れぞれ隣接する室内ユニット1B,1Cの導入側配管2
4pの配管接続部26と渡り配管27の配管接続部25
,25に連結する。
【0047】上記室内ユニット1Aと室外ユニット22
との配管はそのまま行い、室内ユニット1Cに設けられ
ているU字管29はそのまま残す。したがって、先に図
10で示した配管構成と全く同様の、室外ユニット22
に対し複数の室内ユニット1A,1B,1Cを直列配管
に連通することができる。
【0048】そして、予めこのような配管構成を備えて
いれば、3台の室内ユニットを連結することに限定され
ることなく、必要に応じた複数台の室内ユニットに対す
る直列配管を極く容易に行える。
【0049】また、上記室外ユニット22から最も離れ
た最終段の室内ユニット(図12における室内ユニット
1C)は、上記U字管29の代りに、図13に示すよう
な、熱交換器6の導出側配管24pと渡り配管27の他
端部を一体に連結した連結管30を備え、直列配管構成
における最終段室内ユニット専用としてもよい。
【0050】同様に、図14に示すように、導出側配管
24pと渡り配管27のそれぞれ中途部を直接連通する
バイパス管31を備えるとともに、このバイパス管31
に開閉弁32を設ける構成としてもよい。
【0051】同図の配管構成の室内ユニットを最終段と
して用いる場合には、U字管29を取外して導出側配管
24pの配管接続部26と渡り配管27の配管接続部2
6に図示しない閉塞栓を設け、これら端部を閉塞する。 そのうえで、上記開閉弁32を開放する。
【0052】最終段以外として用いる場合には、上記U
字管29を取外して必要な配管をなし、かつ上記開閉弁
32は閉成したままとする。すなわち、このような配管
構成を備えていれば、直列配管において、用いられる順
序段が限定されない。
【0053】図15は、上記熱交換器6の導入側配管2
3pと導出側配管24pの中途部を直接連通するととも
に、この中途部にキャピラリチューブ33を備えた冷媒
調整管34を設けた例を示す。上記導入側配管23pか
ら導かれた冷媒は,熱交換器6と冷媒調整管34とに分
流する。
【0054】上記キャピラリチューブ33の絞りを、上
流側の室内ユニット1Aから下流側の室内ユニット1C
にかけて順次ゆるくなるように設定しておけば、各室内
ユニット内の熱交換器6への冷媒量が調整され、理想の
熱交換効率が得られる。
【0055】図16は、熱交換器6の導入側配管23p
と導出側配管24pのそれぞれ中途部に、冷媒蓄積用の
開閉弁35,36を備えた例を示す。必要に応じて室内
ユニットを配管ラインから取外しする場合には、上記開
閉弁35,36を閉塞してから作業を行う。したがって
、その室内ユニットの熱交換器6内に冷媒を蓄積した状
態のまま取外しすることができ、再度連結した際の冷媒
量を補える。
【0056】図18は、ここでは3台の室内ユニット1
A,1B,1Cを室外ユニット22に対して並列に接続
する配管構成である。この場合は、それぞれの室内ユニ
ット1A,1B,1Cで独立したオン−オフ制御を行う
、いわゆるマルチ制御が可能となる。
【0057】各室内ユニット1A,1B,1Cは、同一
の配管構成を備える。図19に、室内ユニット1Aの配
管構成を示すが、他の室内ユニット1B,1Cも同様で
あることは、言うまでもない。
【0058】すなわち、室内ユニット1Aは内部に、両
端に配管接続部25,26を設けた一対の渡り配管27
a,27bを備えていて、それぞれの配管接続部25,
26を接続用部12a,12b内に延出させている。換
言すれば、上記一対の渡り配管27a,27bは、熱交
換器6と並行して備えられる。
【0059】一方の渡り配管27aの中途部には、熱交
換器6の導入側配管23pが連通され、他方の渡り配管
27bの中途部には導出側配管24pが連通される。な
お、上記導入側配管23pの中途部には、キャピラリチ
ューブ37が設けられる。
【0060】一方、上記室外ユニット22から一対の配
管28,28が室内ユニット1Aの接続用部12a内に
延出され、この端部に設けられる配管接続部26,26
は、それぞれ導入側配管23pの配管接続部25と渡り
配管27の配管接続部25とに連結される。
【0061】上記一対の渡り配管27a,27bの他方
の配管接続部26,26には、U字管29の両端部に設
けられる配管接続部25,25が連結され、上記室外ユ
ニット22と単体の室内ユニット1Aとの配管が連結さ
れる。
【0062】図20は、上述した配管構成の室内ユニッ
ト1A,1B,1Cを一体的に連結したうえ、室外ユニ
ット22に対して並列配管した具体例を示す。すなわち
、図において左側の室内ユニット1Aおよび真中の室内
ユニット1Bは、それまでユニット単体の状態で設けら
れていた上記U字管29を取外し、一対の渡り配管27
a,27bの配管接続部26,26を、それぞれ隣接す
る室内ユニット1B,1Cの一対の渡り配管27a,2
7bの配管接続部25,25に連結する。
【0063】上記室内ユニット1Aと室外ユニット22
との配管はそのまま行い、室内ユニット1Cに設けられ
ているU字管29はそのまま残す。したがって、先に図
18で示した配管構成と全く同様の、室外ユニット22
に対し複数の室内ユニット1A,1B,1Cを並列配管
に連通することができる。
【0064】そして、各熱交換器6の導入側配管23p
にキャピラリチューブ37を備えたところから、熱交換
器26の上流側を下流側よりも絞る状態が得られ、マル
チ制御における理想の冷媒流れとなる。
【0065】予め上述のごとき配管構成をなせば、3台
の室内ユニットを連結することに限定されることなく、
必要に応じた複数台の室内ユニットに対する並列の配管
構成を極く容易に行える。
【0066】一方、複数の室内ユニットを一体に連結す
るにあたって、上述したような各種の配管構成とともに
、それぞれの室内ユニットに配置される上記送風機8を
一体に連結する。
【0067】図21および図22は、たとえば2台の室
内ユニット1A,1Bを一体に連結させた場合の例であ
る。それぞれの室内ユニット1A,1Bに配置される送
風機8,8を、連結具38を介して互いに連結する。上
記送風機8は、両側面から回転軸39a,39bを突出
させた二軸の駆動モータ8aと、この駆動モータ8aに
よって回転駆動されるファン8bとからなる。
【0068】上記室内ユニット1A内のファン8bと、
室内ユニット1B内の駆動モータ8aのそれぞれ一方の
回転軸は、図示しない軸受具に回転自在に枢支される。 上記連結具38は、回転中心軸を正しく対向させて隣接
する一方の駆動モータ8aの回転軸39bと他方のファ
ン8bの回転軸40とを連結している。
【0069】上記連結具38をなお説明すれば、駆動モ
ータ8aの回転軸39bとファン8bの回転軸40とに
それぞれ止めねじ41,41を用いて嵌着固定される一
対の取付け部42,42と、これら取付け部42,42
を連結するコイル部43とからなる。
【0070】空調運転にともなって、各送風機8,8も
同時に駆動される。すなわち、各駆動モータ8a,8a
に通電され、同一の定格回転数でファン8b,8bの回
転駆動がなされる。上記連結具38を構成するコイル部
43は、互いの連結回転軸39b,40相互に回転位置
ずれもしくは芯ずれがあっても、これを吸収する。そし
てまた、上記ファン8b,8bの回転数を完全に一致さ
せることができ、ウナリ音などの不快な振動音の低減を
得られる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の室
内ユニットの側面を互いに密接して一直状に連結し、被
空調室の壁面に取付け固定したから、被空調室の幅寸法
が多種多様であっても、ほとんどこれに近い幅寸法に室
内ユニットを一体化して、空調ムラのない熱交換空気吹
出しを可能にし、熱交換効率の向上を得られるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、空気調和機の室内ユ
ニットと、その取付け状態の概略斜視図。
【図2】同実施例の、室内ユニットと、その取付け状態
の横断平面図。
【図3】同実施例の、室内ユニットの縦断面図。
【図4】同実施例の、室内ユニットの正面図。
【図5】同実施例の、室内ユニットを分解した概略正面
図。
【図6】同実施例の、室内ユニットの一部を分解しかつ
拡大した縦断面図。
【図7】同実施例の、複数の室内ユニットの連結前の斜
視図。
【図8】同実施例の、複数の室内ユニットを連結した状
態の斜視図。
【図9】他の実施例の、複数の室内ユニットの連結前の
斜視図。
【図10】他の実施例の、複数の室内ユニットの配管概
略構成図。
【図11】同実施例の、単体の室内ユニットの配管構成
図。
【図12】同実施例の、複数の室内ユニットの配管構成
図。
【図13】他の実施例の、室内ユニットの配管概略構成
図。
【図14】他の実施例の、室内ユニットの配管概略構成
図。
【図15】他の実施例の、室内ユニットの配管概略構成
図。
【図16】他の実施例の、室内ユニットの配管概略構成
図。
【図17】全ての実施例の、配管接続部の具体構造を現
す斜視図。
【図18】他の実施例の、複数の室内ユニットの配管概
略構成図。
【図19】同実施例の、単体の室内ユニットの配管構成
図。
【図20】同実施例の、複数の室内ユニットの配管構成
図。
【図21】他の実施例の、複数の室内ユニットに備えら
れる送風機相互の連結構造を概略的に現す概略図。
【図22】同実施例の、送風機相互の連結構造を具体的
に現す図。
【図23】従来例の、空気調和機の室内ユニットと、そ
の取付け状態の概略斜視図。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1E,1F…室内ユニット、S…被
空調室、6…熱交換器、23p…導入側配管、24p…
導出側配管、25,26…配管接続部、27,27a,
27b…渡り配管、8…送風機、38…連結具。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の室内ユニットの側面を互いに密接し
    て一直状に連結し、被空調室の壁面に取付け固定したこ
    とを特徴とする一体連結型空気調和機。
  2. 【請求項2】上記それぞれの室内ユニットは、内部に、
    熱交換器と、この熱交換器に連通しかつ端部に配管接続
    部を設けた導入側配管および導出側配管を備え、さらに
    両端に配管接続部を設けた1本の渡り配管を備え、互い
    に連結した複数の室内ユニットのそれぞれ配管接続部相
    互を連結して、複数の室内ユニットを直列に接続する配
    管構成としたことを特徴とする請求項1の一体連結型空
    気調和機。
  3. 【請求項3】上記それぞれの室内ユニットは、内部に、
    熱交換器と、この熱交換器に連通する導入側配管および
    導出側配管を備え、さらに両端に配管接続部を設けその
    一方には上記導入側配管が、かつ他方には上記導出側配
    管が連通する一対の渡り配管を備え、互いに連結した複
    数の室内ユニットのそれぞれ配管接続部相互を連結して
    、複数の室内ユニットを並列に接続する配管構成とした
    ことを特徴とする請求項1の一体連結型空気調和機。
  4. 【請求項4】上記室内ユニット内に配置される送風機は
    、それぞれの室内ユニットを連結するにともなって、そ
    れぞれの送風機の回転軸相互を連結具を介して連結し、
    全ての送風機を一体に回転駆動することを特徴とする請
    求項1の一体連結型空気調和機。
JP3069564A 1991-01-11 1991-01-11 一体連結型空気調和機 Pending JPH04236025A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06147545A (ja) * 1992-11-16 1994-05-27 Ohbayashi Corp 空気調和機の利用側ユニット
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