JP2001263326A - ガードレールのボルトカバー - Google Patents

ガードレールのボルトカバー

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JP2001263326A
JP2001263326A JP2000073562A JP2000073562A JP2001263326A JP 2001263326 A JP2001263326 A JP 2001263326A JP 2000073562 A JP2000073562 A JP 2000073562A JP 2000073562 A JP2000073562 A JP 2000073562A JP 2001263326 A JP2001263326 A JP 2001263326A
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JP
Japan
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cover
bolt
guardrail
head
guard rail
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JP2000073562A
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English (en)
Inventor
Kosho Suganuma
攻招 菅沼
Kazuhiko Yasuma
和彦 安間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガードレールの認識機能が高くなるボルトカバ
ーを得る。 【解決手段】ガードレール(1)を止めるボルト(3)
の端部を覆うカバー(5)を設け、該カバー(5)の表
面に反射部材又は蛍光部材(6)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の側部に設け
る安全用のガードレールに関し、特にそのボルトカバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路に設置する安全用のガード
レールは、道路の側部に支柱を所定間隔で起立固定し、
この支柱に所定長さのガードレールをボルトにより継ぎ
足して固定するようになっている。そして、車両の運転
者等に上記ガードレールの存在を認識させるために、反
射器を上記ガードレールから上方に突出させ、ブラケッ
トを介して支柱に取り付けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、専
用の反射器をブラケットを介して支柱に取り付けるよう
にしていたので、高価になるとともに、ガードレールか
ら局部的に上方に突出するため、障害物等に衝突して損
傷し易くなるものであった。本発明はガードレールを支
柱に取り付けるボルトの端部に反射部材又は蛍光部材を
有するカバーを被せることにより、上記不具合を解消す
るようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記欠点を解
消するために以下の如く構成したものである。即ち、請
求項1に係る発明は、ガードレールを止めるボルトの端
部を覆うカバーを設け、該カバーの表面に反射部材又は
蛍光部材を設ける構成にしたものである。また、請求項
2に係る発明は、カバーの内面側に円周方向に分割され
且つ先端部がボルト頭部の裏面に沿って軸心方向に屈曲
する脚部を設ける構成にしたものである。また、請求項
3に係る発明は、カバーの表面形状を凸面にする構成に
したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基い
て説明する。図1は本発明の第1実施例を示す部分正面
図、図2は図1のII-II相当の要部断面図、図3は本発
明によるカバーの背面図、図4は図3のIV-IV断面図、
図5は本発明の第2実施例を示す要部断面図である。図
1において、1は板金製のガイドレール、2はガイドレ
ール1を支持するパイプ製の支柱であり、道路の側部に
約4m間隔で起立固定されている。
【0006】上記ガイドレール1は、上下幅が約350
mm、左右の長さが約4.5mとなる帯状に形成される
とともに、上下縁部1a,1aが正面方向に突出し、上
下中間部1bが背面方向に凹む断面波形に形成されてい
る。このガイドレール1は複数のものを左右に並べると
ともに、その端部を上記支柱2部で重ね合わせ、この重
ね合わせ部に6個のボルト3を挿通し、各ボルト3にナ
ット4を螺合させることにより、上記左右のガイドレー
ル1,1を接合するとともに、支柱2に締付け固定す
る。
【0007】上記ボルト3は、図2に示すように、その
頭部3aが直径約30mmでもって丸く、その表面が凸
面状となっており、該頭部3aを正面(道路)側に向け
てねじ部3bを各ガイドレール1,1の重ね合わせ部に
挿通し、該ねじ部3bにナット4を背面側から螺合さ
せ、これを締付けることにより上記左右のガイドレール
1,1を一体的に接合するようになっている。
【0008】5は上記ボルト3の頭部3aに装着するカ
バーであり、ナイロン、ポリエステル等のプラスチック
により直径約50mmの凸面状に形成し、その表面に蛍
光塗料(蛍光部材)6を塗布あるいは焼き付けにより固
着する。なお、この蛍光塗料6は光を光源方向に向けて
反射させる反射体としてもよい。上記カバー5の内面側
には、上記頭部3aが嵌合する凹面状の嵌合凹部5aを
形成し、また、この嵌合凹部5aの外周に上記頭部3a
と係合する脚部7を形成する。
【0009】上記脚部7は、図3、図4に示すように、
嵌合凹部5aの周縁部から背面方向に突出する筒状の保
持部7a、及び該保持部7aから軸心方向に屈曲する内
向きフランジ部7bを一体に有し、該保持部7a及び内
向きフランジ部7bをスリット8により円周方向に例え
ば4分割し、内向きフランジ部7bの内径はボルト3の
ねじ部3bよりも若干大径にする。また、内向きフラン
ジ部7bの内端面は嵌合凹部5a側が小径となる斜面7
cとする。
【0010】次に上記実施例の使用態様について説明す
る。まず、ボルト3をガードレール1ら緩め、又は取り
外す。この状態でカバー5の脚部7をボルト3の頭部3
aに対面させ、該カバー5を頭部3a方向に押し込む。
さすれば、上記脚部7がその斜面7cを介して上記頭部
3aにより拡開され、カバー5の嵌合凹部5aがボルト
3の頭部3aに嵌合する。該嵌合凹部5aが頭部3aに
嵌合すると上記脚部7が弾性復帰し、その内向きフラン
ジ部7bが上記頭部3aの裏面に沿って軸心方向に移動
し、上記カバー5は頭部3aに係止されることになる。
【0011】次いで、上記ボルト3を前述と同様にして
各ガイドレール1,1の重ね合わせ部に挿通し、そのね
じ部3bにナット4を螺合させる。これにより、図2に
示すように、上記カバー5の内向きフランジ部7bがボ
ルト3の頭部3aとガイドレール1とにより挟持され、
該カバー5は上記ボルト3に一体的に連結されることに
なる。そして、カバー5の表面に設けた蛍光塗料6が夜
間等において発光し、車両の運転者等に上記ガードレー
ル1の存在を認識させることができる。
【0012】この場合、上記カバー5は、ガイドレール
1を締結するボルト3の頭部に取り付けたので、道路側
に大きく突出することがなく、また、凸面となってガイ
ドレール1の面に取付けられるので、障害物等によって
損傷され難く、しかも広範囲に亘って発光し、運転者等
への認識機能が高くなる。また、上記ボルト3は、各ガ
イドレール1,1の重ね合わせ部で通常6個存在し、ま
た各ガイドレール1,1の重ね合わせ部の間隔は通常約
4mとなっているので、これらにカバー5を取り付けれ
ば、運転者等への認識機能をさらに高めることができ
る。
【0013】図5は第2実施例を示す。図5において5
−1はカバーであり、その表面に蛍光塗料6を塗布ある
いは焼き付けにより固着する。なお、この蛍光塗料6は
光を光源方向に向けて反射させる反射体としてもよい。
上記カバー5−1は、内面側にボルト3に螺合するナッ
ト4が嵌合する嵌合凹部5a−1を形成し、この嵌合凹
部5aの軸心部に上記ボルト3のねじ部3bが螺合する
雌ねじ5bを形成したものである。そして、ガイドレー
ル1の上下中間部1bに位置するボルト3(3−1)
を、図5に示すように、背面側から挿通してそのねじ部
3bをガイドレール1の正面(道路)側に突出させ、該
ねじ部3bにナット4を螺合させ、これを締付け操作し
た後、該ねじ部3bの先端部に上記カバー5−1の雌ね
じ5bを螺合させる。
【0014】上記第2実施例によれば、カバー5−1が
第1実施例に対してガイドレール1の面から正面方向に
若干大きく突出することになるが、ガイドレール1の上
下中間部1bは背面方向に凹んでいるので、障害物等に
よって損傷され難くなる。なお、ガイドレール1の上下
縁部1aに位置するボルト3を、図5に示すように、背
面側から挿通してそのねじ部3bをガイドレール1の正
面(道路)側に突出させ、該ねじ部3bにナット4を螺
合させた後、該ねじ部3bの先端部に上記カバー5−1
を螺合させるようにしてもよい。この場合、ねじ部3b
の長さは必要最小限とし、カバー5−1のガイドレール
1からの突出量を小さくする。また、前述したカバー
5,5−1は金属により形成するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の請
求項1に係る発明は、ガードレールを止めるボルトの端
部をカバーにより覆い、該カバーの表面に反射部材又は
蛍光部材を設けるようにしたので、安価にしてガードレ
ールの存在を認識させることができるとともに、障害物
等によって損傷し難くなる。また、請求項2に係る発明
は、カバーの内面側に円周方向に分割され且つ先端部が
ボルト頭部の裏面に沿って軸心方向に屈曲する脚部を設
けたので、カバーをボルトに容易にかつ強固に取り付け
ることができる。また、請求項3に係る発明は、カバー
の表面形状を凸面にしたので、反射または発光範囲が広
くなり、運転者等への認識機能が高くなるとともに、障
害物等が引っ掛かり難くなり、損傷し難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す部分正面図である。
【図2】図1のII-II相当の要部断面図である。
【図3】本発明によるカバーの背面図である。
【図4】図3のIV-IV断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ガードレール 1a 上下縁部 1b 上下中間部 2 支柱 3 ボルト 3a 頭部 3b ねじ部 4 ナット 5 カバー 5a(5a−1) 嵌合凹部 5b 雌ねじ 6 蛍光塗料(蛍光部材) 7 脚部 7a 保持部 7b 内向きフランジ部 7c 斜面 8 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガードレール(1)を止めるボルト(3)
    の端部を覆うカバー(5)を設け、該カバー(5)の表
    面に反射部材又は蛍光部材(6)を設けたことを特徴と
    するガードレールのボルトカバー。
  2. 【請求項2】カバー(5)の内面側に円周方向に分割さ
    れ且つ先端部がボルト(3)の頭部の裏面に沿って軸心
    方向に屈曲するの脚部(7)を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のガードレールのボルトカバー。
  3. 【請求項3】カバー(5)の表面形状を凸面にしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のガードレールのボル
    トカバー。
JP2000073562A 2000-03-16 2000-03-16 ガードレールのボルトカバー Pending JP2001263326A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418368B1 (ko) * 2001-09-26 2004-02-14 김광태 가이드 레일용 교통안내판
KR101853084B1 (ko) * 2017-10-17 2018-04-27 정민주 가드레일 볼트용 반사체

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KR100418368B1 (ko) * 2001-09-26 2004-02-14 김광태 가이드 레일용 교통안내판
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