JP2001263262A - 内接歯車ポンプ - Google Patents

内接歯車ポンプ

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JP2001263262A
JP2001263262A JP2000076456A JP2000076456A JP2001263262A JP 2001263262 A JP2001263262 A JP 2001263262A JP 2000076456 A JP2000076456 A JP 2000076456A JP 2000076456 A JP2000076456 A JP 2000076456A JP 2001263262 A JP2001263262 A JP 2001263262A
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JP
Japan
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internal gear
cover member
housing
rotation center
gear
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JP2000076456A
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Keiji Kuhara
啓司 久原
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング部材とカバー部材との位置決め精
度を高め、内歯歯車と外歯歯車との噛合い隙間の精度を
向上させることが可能な内接歯車ポンプを提供する。 【解決手段】 ポンプハウジング2に形成した収容凹部
3内に、リング状の内歯歯車4とこの内歯歯車4に噛合
う外歯歯車5とをそれぞれの回転中心が偏心した状態で
回転自在に収容する。前記歯車4,5の回転に伴って噛
合い隙間が増加する吸入領域に吸入ポート16を開口さ
せ、噛合い隙間が減少する吐出領域に吐出ポート17を
開口させる。前記内歯歯車4の回転中心O1と外歯歯車
5の回転中心O2とを結ぶ線分の延長線上に、ハウジン
グ部材9とカバー部材10との相対的位置決めをする位
置決め手段14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の自動変速
機等に作動油を供給可能な内接歯車ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の内接歯車ポンプは、ハウジング
部材とカバー部材とを重ね合わせて構成されるポンプハ
ウジングに形成した収容凹部内に、リング状の内歯歯車
とこの内歯歯車に噛合う外歯歯車とをそれぞれの回転中
心が偏心した状態で回転自在に収容し、これら歯車の回
転に伴って噛合い隙間が増加する吸入領域に吸入ポート
を開口させ、噛合い隙間が減少する吐出領域に吐出ポー
トを開口させ、吸入ポートから作動油を吸入して吐出ポ
ートから吐出するようになっている。尚、類似の構成は
例えば特開平7−293451号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
内接歯車ポンプは、ポンプハウジングがハウジング部材
とカバー部材とを重ね合わせて構成してあり、両者を締
結ボルト等によって締結してあるけれども、両者の相対
的位置決めの精度向上に格別配慮されるところがない。
【0004】しかしながら、内接歯車ポンプは、内歯歯
車と外歯歯車との噛合い隙間内で作動油を移送するた
め、この噛合い隙間の管理がポンプの性能に与えるか
ら、ハウジング部材とカバー部材との位置決め精度を向
上させて、噛合い隙間の精度を向上させることが好まし
く、とりわけ、噛合い隙間が減少し始める領域であると
ころの、内歯歯車の回転中心と外歯歯車の回転中心とを
結ぶ線分の延長線の近傍で作動油の圧力が高くなるか
ら、この領域での噛合い隙間の精度を向上させることが
好ましい。
【0005】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、ハウジング部材とカバー部材との位置決め精
度を高め、内歯歯車と外歯歯車との噛合い隙間の精度を
向上させることが可能な内接歯車ポンプを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、ハウジング部材とカバー部材とを重ね合わせて
構成されるポンプハウジングに形成した収容凹部内に、
リング状の内歯歯車とこの内歯歯車に噛合う外歯歯車と
をそれぞれの回転中心が偏心した状態で回転自在に収容
し、これら歯車の回転に伴って噛合い隙間が増加する吸
入領域に吸入ポートを開口させ、噛合い隙間が減少する
吐出領域に吐出ポートを開口させてなる内接歯車ポンプ
において、前記内歯歯車の回転中心と外歯歯車の回転中
心とを結ぶ線分の延長線上に、ハウジング部材とカバー
部材との相対的位置決めをする位置決め手段を設けた構
成にしてある。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成において、前記位置決め手段は、ハウジ
ング部材またはカバー部材の何れか一方に形成されたボ
ルト孔と、このボルト孔に挿通されて何れか他方に螺合
され、ハウジング部材とカバー部材とを締結する締結ボ
ルトと、からなる構成にしてある。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成において、前記外歯歯車の回転中心に対
して、位置決め手段の配設位置と略対称な位置に、ハウ
ジング部材またはカバー部材の何れか一方に形成された
ボルト孔と、このボルト孔に挿通されて何れか他方に螺
合され、ハウジング部材とカバー部材とを締結する締結
ボルトが設けられてなり、前記ボルト孔は、直径が内歯
歯車の回転中心と外歯歯車の回転中心とを結ぶ線分の延
長線方向に長軸を持った略長円形状に形成されてなる構
成にしてある。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の発明の構成において、前記ボルト孔がリーマ孔であ
り、前記締結ボルトがリーマボルトである構成にしてあ
る。
【0010】ここで、前記内歯歯車及び外歯歯車に形成
する歯は、歯型がインボリュート曲線、正弦曲線、トロ
コイド曲線等を持つ歯が採用可能である。
【0011】また、前記位置決め手段は、ピン孔とこの
ピン孔に嵌合されるピンとから構成するか、凹部とこの
凹部に嵌合される凸部とから構成する等、各種位置決め
手段が採用可能であり、請求項2記載の発明にあって
は、ボルト孔とこのボルト孔に挿通される締結ボルトか
ら構成してある。
【0012】斯かる構成において、前記内歯歯車及び外
歯歯車が回転することによって、作動油が吸入ポートか
ら吸入され、吐出ポートから吐出される。即ち、前記吸
入ポートが歯車の回転に伴って噛合い隙間が増加する吸
入領域に開口しており、吸入ポートに導かれた作動油は
吸入領域で吸入された後、噛合い隙間が減少する吐出領
域に移送され、この吐出領域に開口する吐出ポートから
吐出される。
【0013】ここで、本発明にあっては、前記内歯歯車
の回転中心と外歯歯車の回転中心とを結ぶ線分の延長線
上に、ハウジング部材とカバー部材との相対的位置決め
をする位置決め手段が設けてある。このため、前記位置
決め手段によって、ハウジング部材とカバー部材との位
置決め精度、とりわけ、内歯歯車の回転中心と外歯歯車
の回転中心とを結ぶ線分の延長線上での位置決め精度が
高められる。これによって、前記内歯歯車と外歯歯車と
の噛合い精度、とりわけ、内歯歯車と外歯歯車との噛合
い隙間が減少し始める領域であるところの、内歯歯車の
回転中心と外歯歯車の回転中心とを結ぶ線分の延長線の
近傍での噛合い隙間の精度を向上させることができる。
【0014】したがって、ハウジング部材とカバー部材
との位置決め精度を高め、内歯歯車と外歯歯車との噛合
い隙間の精度を向上させることが可能な内接歯車ポンプ
が得られる。
【0015】また、請求項2記載の発明は、前記位置決
め手段が、ハウジング部材またはカバー部材の何れか一
方に形成されたボルト孔と、このボルト孔に挿通されて
何れか他方に螺合される締結ボルトとから構成されてい
るから、ハウジング部材とカバー部材との位置決めと両
者の締結とを同時に行うことができる。
【0016】また、請求項3記載の発明は、前記外歯歯
車の回転中心に対して、位置決め手段の配設位置と略対
称な位置に設けたボルト孔が、直径が内歯歯車の回転中
心と外歯歯車の回転中心とを結ぶ線分の延長線方向に長
軸を持った略長円形状に形成されているから、このボル
ト孔の配置位置の精度を格別高いものとする必要がな
く、加工が容易となる。
【0017】また、請求項4記載の発明は、前記ボルト
孔がリーマ孔であり、前記締結ボルトがリーマボルトで
ある構成にしてあるから、ハウジング部材とカバー部材
との締結を行うことができると共に、両者の位置決め精
度を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、自
動変速機のオイルポンプに適用した態様として、図面に
基づいて詳述する。
【0019】図1は本発明の実施の形態を示す内接歯車
ポンプの断面図で、図2のA−A線に沿って見た断面
図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2の矢印B
方向矢視図である。
【0020】図において、付番1で示される内接歯車ポ
ンプは、ポンプハウジング2に形成した収容凹部3内
に、リング状の内歯歯車4とこの内歯歯車4に噛合う外
歯歯車5を所定の回転隙間をもって回転自在に収容して
構成してある。
【0021】前記内歯歯車4に形成された内歯6及び外
歯歯車5に形成した外歯7は、トロコイド曲線を基本と
した高次関数曲線からなる歯型形状を有している。ま
た、前記外歯歯車5の歯数は内歯歯車4の歯数よりも少
なくしてあり、これによって、内歯歯車4と外歯歯車5
とは回転中心が所定寸法だけ相互に偏心した状態で、こ
れら内歯歯車4と外歯歯車5との間に所定の噛合い隙間
をもって回転するようになっている。即ち、前記内歯歯
車4は回転中心O1を中心に回転し、外歯歯車5は回転
中心O2を中心に回転するようになっている(図1参
照)。
【0022】前記ポンプハウジング2は、ハウジング部
材9とこのハウジング部材9に重ね合わせて配置された
カバー部材10とから構成してあり、これらハウジング
部材9とカバー部材10との合わせ目に収容凹部3が形
成してある。
【0023】前記ハウジング部材9とカバー部材10と
は、複数の締結ボルト11によって締結してある。即
ち、前記ハウジング部材9とカバー部材10とのうち、
カバー部材10にボルト孔12を複数個形成して、これ
らのボルト孔12にそれぞれ挿通されてハウジング部材
9に形成したねじ孔13にそれぞれ螺合される締結ボル
ト11によって締結してある。尚、この実施の形態にお
いては、前記カバー部材10にボルト孔12を形成し、
ハウジング部材9にねじ孔13を形成した構成としてあ
るけれども、ハウジング部材9にボルト孔を形成し、カ
バー部材10にねじ孔を形成する構成としてもよいもの
である。
【0024】前記カバー部材10に形成したボルト孔1
2の1つは、その中心が内歯歯車4の回転中心O1と外
歯歯車5の回転中心O2とを結ぶ線分の延長線上に配置
されていると共に、締結ボルト11(詳しくは、締結ボ
ルト11の頭部11a)が遊びなく挿通されるようにな
っている。これによって、前記内歯歯車4の回転中心O
1と外歯歯車5の回転中心O2とを結ぶ線分の延長線上
に形成されたボルト孔12及びこのボルト孔12に挿通
される締結ボルト11は、ハウジング部材9とカバー部
材10との相対的位置決め手段14を構成していること
になる。
【0025】前記ポンプハウジング2のハウジング部材
9とカバー部材10との合わせ目に形成された収容凹部
3は、内歯歯車4の外周面4aを支持する内周面3a
と、内歯歯車4の側面4bを支持する内側面3bとを備
えていると共に、この収容凹部3には吸入ポート16及
び吐出ポート17が開口している。
【0026】前記吸入ポート16は、内歯歯車4及び外
歯歯車5の回転(図1の矢印方向への回転)に伴って、
これら内歯歯車4の内歯6と外歯歯車5の外歯7との間
の噛合い隙間が増加する吸入領域に臨んで形成してあ
り、吐出ポート17は同じく噛合い隙間が減少する領域
に臨んで形成してある。
【0027】また、前記吸入ポート16及び吐出ポート
17は、軸方向両側から収容凹部3に開口しており、ハ
ウジング部材9とカバー部材10との両方に形成してあ
る。
【0028】前記吸入ポート16はポンプハウジング2
(のカバー部材10)に形成した吸入通路18に連通し
ており、この吸入通路18は作動油のリザーバ(図示せ
ず)に連通している。
【0029】一方、前記吐出ポート17はポンプハウジ
ング2(のカバー部材10)に形成した吐出通路19に
連通しており、この吐出通路19は自動変速機の油圧回
路(図示せず)に連通している。
【0030】前記ポンプハウジング2の略軸心位置に
は、トルクコンバータのステータ(図示せず)を支持す
るステータシャフト23が貫通して設けられている。前
記ステータシャフト23はこの実施の形態において中空
状に形成され、外歯歯車5を貫通してポンプハウジング
2のカバー部材10に固定してある(図2参照)。ま
た、前記ステータシャフト23の外周側には中空状の駆
動軸(図示せず)が配置されて外歯歯車5の内径側に挿
入可能となっており、この図外の駆動軸によって外歯歯
車5が回転駆動されるようになっている。
【0031】また、前記ポンプハウジング2のカバー部
材10には、内接歯車ポンプ1をトランスアクスルケー
ス(図示せず)等に取付けるための取付けボルト孔24
が複数個形成してある。
【0032】斯かる構成において、前記ステータシャフ
ト23の外周側に配置される駆動軸(図示せず)によっ
て外歯歯車5が回転駆動され、この外歯歯車5に噛合う
内歯歯車4が回転される。前記内歯歯車4及び外歯歯車
5が回転することによって、リザーバ(図示せず)内の
作動油が吸入通路18を介して吸入ポート16から吸入
され、吐出ポート17から吐出される。即ち、前記吸入
ポート16が歯車4,5の回転に伴って噛合い隙間が増
加する吸入領域に開口しており、吸入ポート16に導か
れた作動油は吸入領域で吸入された後、噛合い隙間が減
少する吐出領域に移送され、この吐出領域に開口する吐
出ポート17から吐出される。
【0033】前記吐出ポート17から吐出された作動油
は、吐出通路19を介して自動変速機に導かれ、変速制
御や、回転及び摺動各部の潤滑に供される。
【0034】ここで、本発明にあっては、前記内歯歯車
4の回転中心O1と外歯歯車5の回転中心O2とを結ぶ
線分の延長線上に、ハウジング部材9とカバー部材10
との相対的位置決めをする位置決め手段14が設けてあ
る。このため、前記位置決め手段14によって、ハウジ
ング部材9とカバー部材10との位置決め精度、とりわ
け、内歯歯車4の回転中心O1と外歯歯車5の回転中心
O2とを結ぶ線分の延長線上での位置決め精度が高めら
れる。これによって、前記内歯歯車4と外歯歯車5との
噛合い精度、とりわけ、内歯歯車4と外歯歯車5との噛
合い隙間が減少し始める領域であるところの、内歯歯車
4の回転中心O1と外歯歯車5の回転中心O2とを結ぶ
線分の延長線の近傍での噛合い隙間の精度を向上させる
ことができる。
【0035】したがって、前記ハウジング部材9とカバ
ー部材10との位置決め精度を高め、内歯歯車4と外歯
歯車5との噛合い隙間の精度を向上させることが可能な
内接歯車ポンプ1が得られる。
【0036】また、前記位置決め手段14が、カバー部
材10に形成されたボルト孔12と、このボルト孔12
に挿通されてハウジング部材9ねじ孔13に螺合される
締結ボルト11と、から構成されているから、ハウジン
グ部材9とカバー部材10との位置決めと両者の締結と
を同時に行うことができる。
【0037】図4は本発明の別の実施の形態を示す図面
で、この実施の形態が前記実施の形態と変わるところ
は、前記ハウジング2のカバー部材10に形成した複数
のボルト孔12のうち、1つのボルト孔12の形状を略
長円形状にした点である。
【0038】即ち、前記複数のボルト孔12の1つを、
外歯歯車5の回転中心O2に対して位置決め手段14の
配設位置と略対称な位置に設け、この外歯歯車5の回転
中心O2に対して位置決め手段14の配設位置と略対称
な位置に設けたボルト孔12を、直径が内歯歯車4の回
転中心O1と外歯歯車4の回転中心O2とを結ぶ線分の
延長線方向に長軸を持った略長円形状に形成してある。
尚、その他の構成は前記実施の形態と同様であるから、
同一構成部分には同一符号を付し、その重複する説明を
省略する。
【0039】斯かる構成においても、前記位置決め手段
14(締結ボルト11及びボルト孔12)によって、ハ
ウジング部材9とカバー部材10との位置決め及び両者
の締結が同時に行えるから、前記実施の形態で述べたと
同様の作用及び効果が得られる。
【0040】加えて、前記外歯歯車5の回転中心O2に
対して位置決め手段14の配設位置と略対称な位置に設
けたボルト孔12が、直径が内歯歯車4の回転中心O1
と外歯歯車5の回転中心O2とを結ぶ線分の延長線方向
に長軸を持った略長円形状に形成されているから、この
ボルト孔12の配置位置の精度を格別高いものとする必
要がなく、加工が容易となる。
【0041】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ハウジング部材とカバー部材との位置決め精度
を高め、内歯歯車と外歯歯車との噛合い隙間の精度を向
上させることが可能な内接歯車ポンプが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す内接歯車ポンプの断
面図で、図2のA−A線に沿って見た断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2の矢印B方向矢視図である。
【図4】本発明の別の実施の形態を示す、図3と同様な
図面である。
【符号の説明】
1 内接歯車ポンプ 2 ポンプハウジング 3 収容凹部 4 内歯歯車 5 外歯歯車 9 ハウジング部材 10 カバー部材 11 締結ボルト 12 ボルト孔 14 位置決め手段 16 吸入ポート 17 吐出ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング部材とカバー部材とを重ね合
    わせて構成されるポンプハウジングに形成した収容凹部
    内に、リング状の内歯歯車とこの内歯歯車に噛合う外歯
    歯車とをそれぞれの回転中心が偏心した状態で回転自在
    に収容し、これら歯車の回転に伴って噛合い隙間が増加
    する吸入領域に吸入ポートを開口させ、噛合い隙間が減
    少する吐出領域に吐出ポートを開口させてなる内接歯車
    ポンプにおいて、前記内歯歯車の回転中心と外歯歯車の
    回転中心とを結ぶ線分の延長線上に、ハウジング部材と
    カバー部材との相対的位置決めをする位置決め手段を設
    けたことを特徴とする、内接歯車ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、ハウジング部材ま
    たはカバー部材の何れか一方に形成されたボルト孔と、
    このボルト孔に挿通されて何れか他方に螺合され、ハウ
    ジング部材とカバー部材とを締結する締結ボルトと、か
    ら構成されてなることを特徴とする、請求項1記載の内
    接歯車ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記外歯歯車の回転中心に対して、位置
    決め手段の配設位置と略対称な位置に、ハウジング部材
    またはカバー部材の何れか一方に形成されたボルト孔
    と、このボルト孔に挿通されて何れか他方に螺合され、
    ハウジング部材とカバー部材とを締結する締結ボルトが
    設けられてなり、前記ボルト孔は、直径が内歯歯車の回
    転中心と外歯歯車の回転中心とを結ぶ線分の延長線方向
    に長軸を持った略長円形状に形成されてなることを特徴
    とする、請求項1記載の内接歯車ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ボルト孔はリーマ孔であり、前記締
    結ボルトはリーマボルトであることを特徴とする、請求
    項2記載の内接歯車ポンプ。
JP2000076456A 2000-03-17 2000-03-17 内接歯車ポンプ Pending JP2001263262A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105029A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Ltd オイルポンプ
JP2011074790A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Daihatsu Motor Co Ltd トロコイドポンプの組み付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105029A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Ltd オイルポンプ
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