JP2001263103A - 内燃機関の可変動弁装置の制御装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置の制御装置

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JP2001263103A JP2000076933A JP2000076933A JP2001263103A JP 2001263103 A JP2001263103 A JP 2001263103A JP 2000076933 A JP2000076933 A JP 2000076933A JP 2000076933 A JP2000076933 A JP 2000076933A JP 2001263103 A JP2001263103 A JP 2001263103A
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作動角制御の過渡領域制御時における制御応答
性を悪化させることなしに、作動角制御の定常領域制御
時における制御信号の振動成分を低減させ、制御ハンチ
ングを防止することができる内燃機関の可変動弁装置の
制御装置の提供。 【解決手段】PID制御手段における微分分操作量演算
手段が、前記作動角検出手段で検出された実作動角値に
対しローパスフィルタを通した実作動角値と通さない実
作動角値との加重平均値を求める加重平均値設定手段を
備えていて該加重平均値設定手段で設定された加重平均
値と前記目標作動角値との微分分操作量を求めるように
構成され、前記加重平均値設定手段が、作動角制御の過
渡領域ではローパスフィルタを通さない実作動角値が大
きくなり作動角制御の定常領域ではローパスフィルタを
通した実作動角値が大きくなるように加重平均用データ
加工変数が設定されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸・排
気弁のリフト量(制御軸の作動角)を機関運転状態に応
じて可変にできる内燃機関の可変動弁装置の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、機関低速低負荷時におけ
る燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時にお
ける吸気の充填効率の向上による十分な出力を確保する
等のために、吸気・排気弁の開閉時期とバルブリフト量
を機関運転状態に応じて可変制御する可変動弁装置は従
来から種々提供されており、その一例として特開昭55
−137305号公報等に記載されているものが知られ
ている。
【0003】図12に基づきその概略を説明すれば、シ
リンダヘッド1のアッパデッキの略中央近傍上方位置に
カム軸2が設けられていると共に、該カム軸2の外周に
カム2aが一体に設けられている。また、カム軸2の側
部には制御軸3が平行に配置されており、この制御軸3
に偏心カム4を介してロッカアーム5が揺動自在に軸支
されている。
【0004】一方、シリンダヘッド1に摺動自在に設け
られた吸気弁6の上端部には、バルブリフター7を介し
て揺動カム8が配置されている。この揺動カム8は、バ
ルブリフター7の上方にカム軸2と並行に配置された支
軸9に揺動自在に軸支され、下端のカム面8aがバルブ
リフター7の上面に当接している。また、前記ロッカア
ーム5は、一端部5aがカム2aの外周面に当接してい
ると共に、他端部5bが揺動カム8の上端面8bに当接
して、カム2aのリフトを揺動カム8及びバルブリフタ
ー7を介して吸気弁6に伝達するようになっている。そ
して、この吸気弁6は、バルブスプリング6aにより閉
弁方向に付勢されている。
【0005】また、前記制御軸3は、図13に示すよう
に、DCサーボモータ等の電磁アクチュエータにより、
減速ギアを介して所定角度範囲で回転駆動されて、偏心
カム4の回動位置を制御し、これによってロッカアーム
5の揺動支点を変化させるようになっている。
【0006】そして、図12において、偏心カム4が正
逆の所定回動位置に制御されるとロッカアーム5の揺動
支点が変化して、他端部5bの揺動カム8の上端面8b
に対する当接位置が図中上下方向に変化し、これによっ
て揺動カム8のカム面8aのバルブリフター7上面に対
する当接位置の変化に伴い、揺動カム8の揺動軌跡が変
化することにより、吸気弁6の開閉時期とバルブリフト
量を制御軸3の作動角の変化に伴って可変制御するよう
になっている。なお、図中の符号10は、揺動カム8の
上端面8bを常時ロッカアーム5の他端部5bに弾接付
勢するスプリングを示す。
【0007】また、上記のように、吸気弁6の開閉時期
及びバルブリフト量を、ロッカアーム5の揺動支点を変
化させることによって可変に制御する構成の可変動弁装
置においては、一般的に、図13のシステム図に示すよ
うに、前記揺動支点を変化させるための制御軸3の作動
角をポテンショメータ等の作動角センサによって検出
し、この検出された実作動角信号に基づき、制御装置C
PUでは、実作動角信号と目標作動角とを比較し、偏差
が零になるように、PWM(パルスワイズモジュレーシ
ョン)出力設定手段を介してDCサーボモータに駆動電
流(操作量)を出力することにより、制御軸3の作動角
を目標のバルブ特性に対応する目標作動角位置に一致さ
せるようなフィードバック制御が行われるようになって
いた。そして、フィードバック制御においては、図14
に示すように、前記目標作動角と実作動角との偏差のう
ち比例分操作量pを求める比例分操作量演算手段(比例
項)と積分分操作量iを求める積分分操作量演算手段
(積分項)と微分分操作量dを求める微分分操作量演算
手段(微分項)と前記比例分操作量pと積分分操作量i
と微分分操作量dとを加算することによりDCサーボモ
ータの操作量を求める加算手段とからなるPID制御手
段による制御が行われるのが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内燃機
関の可変動弁装置においては、図12に示すように、制
御軸3に偏心カム4を介してロッカアーム5が揺動自在
に軸支され、このロッカアーム5は、一端部5aがカム
2aのリフトを揺動カム8およびバルブリフターを介し
て吸気弁6に伝達するようになっていることから、バル
ブスプリング6aの反力等に起因する反力トルクが、バ
ルブリフター7、揺動カム8およびロッカアーム5を介
して制御軸3に外乱として伝達され、制御軸3を振動さ
せ、これにより、作動角センサによって検出される実作
動角信号に振動成分が乗ることになる。
【0009】従って、内燃機関の可変動弁装置における
作動角の位置制御においては、定常領域制御中のコント
ローラ入力(実作動角信号)に振動成分があると、制御
(保持)性能に関係なく微分分操作量によって制御入力
(DCサーボモータ操作量としての駆動信号)が増幅さ
れ、これにより、制御ハンチングを生じさせるという問
題点がある。そこで、微分分操作量のゲインDを落とす
ことにより、定常領域制御中における以上の問題点を解
消することが可能となるが、作動角制御の過渡領域制御
時における制御応答性を悪化させることになるという問
題点がある。
【0010】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、作動角制御の過渡領域制御時における
制御応答性を悪化させることなしに、作動角制御の定常
領域制御時における制御信号の振動成分を低減させ、こ
れにより、制御ハンチングを防止することができる内燃
機関の可変動弁装置の制御装置を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置の
制御装置では、機関と連動する駆動軸の回転に伴って揺
動して機関弁を開閉作動させる揺動カムと、制御カムを
備えていてその作動角制御により前記揺動カムの揺動領
域を可変制御する制御軸と、該制御軸の実作動角を検出
する作動角検出手段と、前記制御軸を目標作動角に回転
駆動する電磁アクチュエータと、前記作動角検出手段で
検出された制御軸の実作動角信号に基づいて前記制御軸
を機関の運転状態等に応じた目標作動角位置に回転駆動
させるべく前記電磁アクチュエータの制御量をフィード
バック制御する制御軸作動角制御手段と、を備え、前記
制御軸作動角制御手段には、前記目標作動角と実作動角
との偏差により比例分操作量を求める比例分操作量演算
手段と積分分操作量を求める積分分操作量演算手段と前
記作動角検出手段で検出された実作動角値に対しローパ
スフィルタを通した実作動角値と通さない実作動角値と
の加重平均値を求める加重平均値設定手段を備えていて
該加重平均値設定手段で設定された加重平均値と前記目
標作動角値との偏差により微分分操作量を求めるように
構成された微分分操作量演算手段と以上の各操作量を加
算することにより前記電磁アクチュエータに入力するト
ータルの制御量を求める加算手段とからなるPID制御
手段が含まれ、前記加重平均値設定手段が、作動角制御
の過渡領域ではローパスフィルタを通さない実作動角値
が大きくなり作動角制御の定常領域ではローパスフィル
タを通した実作動角値が大きくなるように加重平均用デ
ータ加工変数が設定されるように構成されている手段と
した。
【0012】請求項2記載の内燃機関の可変動弁装置の
制御装置では、請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置
の制御装置において、前記加重平均値設定手段が、目標
作動角値と実作動角値との偏差が大きい時にはローパス
フィルタを通さない実作動角値が大きくなり、偏差が小
さい時にはローパスフィルタを通した実作動角値が大き
くなるように加重平均用データ加工変数が設定されるよ
うに構成されている手段とした。
【0013】請求項3記載の内燃機関の可変動弁装置の
制御装置では、請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置
の制御装置において、前記加重平均値設定手段が、目標
作動角値と実作動角値との微分分操作量が大きい時には
ローパスフィルタを通した実作動角値が大きくなり、微
分分操作量が小さい時にはローパスフィルタを通さない
実作動角値が大きくなるように加重平均用データ加工変
数が設定されるように構成されている手段とした。
【0014】
【作用】本発明の内燃機関の可変動弁装置の制御装置で
は、前記PID制御手段における微分分操作量演算手段
において、作動角検出手段で検出された実作動角値に対
しローパスフィルタを通した実作動角値と通さない実作
動角値との加重平均値が求められると共に、該加重平均
値と目標作動角値との偏差により微分分操作量が求めら
れる。 そして、前記加重平均値を求める場合の加重平
均用データ加工変数として、作動角制御の過渡領域では
ローパスフィルタを通さない実作動角値が大きくなり、
作動角制御の定常領域ではローパスフィルタを通した実
作動角値が大きくなるような設定が行われる。従って、
作動角制御の過渡領域ではローパスフィルタを通さない
実作動角値が大きくなるため、過渡領域における制御応
答性を悪化させることがなく、また、作動角制御の定常
領域ではローパスフィルタを通した実作動角値が大きく
なるため、定常領域制御時における制御信号の振動成分
を低減させ、これにより、制御ハンチングを防止するこ
とができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (発明の実施の形態1)図1〜図3は、本発明の実施の
形態1における内燃機関(エンジン)の可変動弁装置を
示すものであり、1気筒あたり2つ備えられる吸気弁の
可変動弁機構VEL(以下、VEL機構という)として
以下に説明する。但し、機関弁を吸気弁に限定するもの
ではなく、また、吸気弁の数を限定するものでないこと
は明らかである。
【0016】図1〜図3に示す可変動弁装置は、シリン
ダヘッド11にバルブガイド(図示省略)を介して摺動
自在に設けられた一対の吸気弁12,12と、シリンダ
ヘッド11上部のカム軸受14に回転自在に支持された
中空状のカム軸13と、該カム軸13に、圧入等により
固設された回転カムである2つの偏心カム15,15
と、前記カム軸13の上方位置に同じカム軸受14に回
転自在に支持された制御軸16と、該制御軸16に制御
カム17を介して揺動自在に支持された一対のロッカア
ーム18,18と、各吸気弁12,12の上端部にバル
ブリフター19,19を介して配置された一対のそれぞ
れ独立した揺動カム20,20と、各吸気弁12,12
を閉弁方向に付勢するバルブスプリング33,33とを
備えている。
【0017】また、前記偏心カム15,15とロッカア
ーム18,18とはリンクアーム25,25によって連
係される一方、ロッカアーム18,18と揺動カム2
0,20とはリンク部材26,26によって連係されて
いる。前記カム軸13は、機関前後方向(シリンダ列方
向)に沿って配置されていると共に、一端部に設けられ
た従動スプロケット(図示省略)や該従動スプロケット
に巻装されたタイミングチェーン等を介して機関のクラ
ンク軸から回転力が伝達される。
【0018】前記カム軸受14は、シリンダヘッド11
の上端部に設けられてカム軸13の上部を支持するメイ
ンブラケット14aと、該メインブラケット14aの上
端部に設けられて制御軸16を回転自在に支持するサブ
ブラケット14bとを有し、両ブラケット14a,14
bが一対のボルト14c,14cによって上方から共締
め固定されている。
【0019】前記両偏心カム15は、図4にも示すよう
に、略リング状を呈し、小径なカム本体15aと、該カ
ム本体15aの外端面に一体に設けられたフランジ部1
5bとからなり、内部軸方向にカム軸挿通孔15cが貫
通形成されていると共に、カム本体15aの軸心Xがカ
ム軸13の軸心Yから径方向へ所定量だけ偏心してい
る。
【0020】また、この各偏心カム15は、カム軸13
に対し前記両バルブリフター19,19に干渉しない両
外側にカム軸挿通孔15cを介して圧入固定されている
と共に、両方のカム本体15a,15aの外周面15
d,15dが同一のカムプロフィールに形成されてい
る。
【0021】前記各ロッカアーム18は、図3に示すよ
うに、平面からみて略クランク状に折曲形成され、中央
に有する基部18aが制御カム17に回転自在に支持さ
れている。また、各基部18aの各外端部に突設された
一端部18bには、リンクアーム25の先端部と連結す
るピン21が圧入されるピン孔18dが貫通形成されて
いる一方、各筒状基部18aの各内端部に夫々突設され
た他端部18cには、各リンク部材26の後述する一端
部26aと連結するピン28が圧入されるピン孔18e
が形成されている。
【0022】前記各制御カム17は、夫々円筒状を呈
し、制御軸16外周に固定されていると共に、図1に示
すように軸心P1位置が制御軸16の軸心P2からαだ
け偏心している。
【0023】前記揺動カム20は、図1及び図6,図7
に示すように略横U字形状を呈し、略円環状の基端部2
2にカム軸13が嵌挿されて回転自在に支持される支持
孔22aが貫通形成されていると共に、ロッカアーム1
8の他端部18c側に位置する端部23にピン孔23a
が貫通形成されている。
【0024】また、揺動カム20の下面には、基端部2
2側の基円面24aと該基円面24aから端部23端縁
側に円弧状に延びるカム面24bとが形成されており、
該基円面24aとカム面24bとが、揺動カム20の揺
動位置に応じて各バルブリフター19の上面所定位置に
当接するようになっている。
【0025】すなわち、図5に示すバルブリフト特性か
らみると、図1に示すように基円面24aの所定角度範
囲θ1がべースサークル区間になり、カム面24bの前
記べースサークル区間θ1から所定角度範囲θ2がいわ
ゆるランプ区間となり、さらにカム面24bのランプ区
間θ2から所定角度範囲θ3がリフト区間になるように
設定されている。
【0026】また、前記リンクアーム25は、比較的大
径な円環状の基部25aと、該基部25aの外周面所定
位置に突設された突出端25bとを備え、基部25aの
中央位置には、前記偏心カム15のカム本体15aの外
周面に回転自在に嵌合する嵌合穴25cが形成されてい
る一方、突出端25bには、前記ピン21が回転自在に
挿通するピン孔25dが貫通形成されている。なお、前
記リンクアーム25と偏心カム15とによって揺動駆動
手段が構成される。
【0027】さらに、前記リンク部材26は、図1にも
示すように所定長さの直線状に形成され、円形状の両端
部26a,26bには前記ロッカアーム18の他端部1
8cと揺動カム20の端部23の各ピン孔18d,23
aに圧入した各ピン28,29の端部が回転自在に挿通
するピン挿通孔26c,26dが貫通形成されている。
なお、各ピン21,28,29の一端部には、リンクア
ーム25やリンク部材26の軸方向の移動を規制するス
ナップリング30,31,32が設けられている。
【0028】前記制御軸16は、一端部に設けられた電
磁アクチュエータを構成するDCサーボモータ101に
よって所定回転角度範囲内で回転駆動されるようになっ
ており、図9に示すように、前記DCサーボモータ10
1は、制御手段としての制御装置CPUからの制御信号
によって制御されるようになっている。前記制御装置C
PUは、クランク角センサ103,エアフローメータ1
04,水温センサ105,機関(エンジン)回転数セン
サ106等の各種のセンサからの検出信号に基づいて現
在の機関運転状態を検出して、該検出された機関運転状
態に応じて目標のバルブ特性を決定し、該目標のバルブ
特性に対応する目標作動角位置に制御軸16を駆動すべ
く、前記DCサーボモータ101に駆動信号(駆動電
流)を出力する。
【0029】以下、上記可変動弁装置の作用を説明すれ
ば、まず、機関の低速低負荷時には、制御装置CPUか
らの制御信号によってDCサーボモータ101が一方に
回転駆動される。この22、制御カム17は、軸心P1
が図6A,Bに示すように制御軸16の軸心P2から左
上方の回動位置に保持され、厚肉部17aがカム軸13
から上方向に離間移動する。このため、ロッカアーム1
8は、全体がカム軸13に対して上方向へ移動し、これ
により、各揺動カム20は、リンク部材26を介して端
部23が強制的に若干引き上げられて全体が左方向へ回
動する。
【0030】従って、図6A,Bに示すように偏心カム
15が回転してリンクアーム25を介してロッカアーム
18の一端部18bを押し上げると、そのリフト量がリ
ンク部材26を介して揺動カム20及びバルブリフター
19に伝達されるが、そのリフト量L1は図6Bに示す
ように比較的小さくなる。
【0031】よって、かかる低速低負荷域では、図8の
破線で示すようにバルブリフト量が小さくなると共に、
各吸気弁12の開時期が遅くなり(作動角が小さくな
り)、排気弁とのバルブオーバラップが小さくなる。こ
のため、燃費の向上と機関の安定した回転が得られる。
【0032】一方、機関の高速高負荷時に移行した揚合
は、制御装置CPUからの制御信号によってDCサーボ
モータ101が反対方向に回転駆動される。従って、図
7A,Bに示すように制御軸16が、制御カム17を図
6に示す位置から時計方向に回転させ、軸心P1(厚肉
部17a)を下方向へ移動させる。このため、ロッカア
ーム18は、今度は全体がカム軸13方向(下方向)に
移動して、他端部18cが揺動カム20の上端部23を
リンク部材26を介して下方へ押圧して該揺動カム20
全体を所定量だけ時計方向へ回動させる。
【0033】従って、揺動カム20のバルブリフター1
9上面に対する下面の当接位置が図7A,Bに示すよう
に左方向位置に移動する。このため、図7に示すように
偏心カム15が回転してロッカアーム18の一端部18
bをリンクアーム25を介して押し上げると、バルブリ
フター19に対するそのリフト量L2は図7Bに示すよ
うに大きくなる。
【0034】よって、かかる高速高負荷域では、カムリ
フト特性が低速低負荷域に比較して大きくなり、図8に
実線で示すようにバルブリフト量(作動角)も大きくな
ると共に、各吸気弁12の開時期が早く、閉時期が遅く
なる。この結果、吸気充填効率が向上し、十分な出力が
確保できる。
【0035】ところで、上記可変動弁装置においては、
目標のバルブ特性に対応する目標作動角位置に制御軸1
6を駆動し、実際のバルブ特性を前記目標のバルブ特性
に制御するが、前記制御軸16の駆動精度や、前記制御
軸16の角度位置とバルブ特性との関係にばらつきがあ
ると、目標のバルブ特性に精度よく実際のバルブ特性を
制御することができなくなる。
【0036】そこで、図9のブロック図に示すように、
前記揺動支点を変化させるための制御軸16の作動角
(回転位置)をポテンショメータ等の作動角センサ10
2によって検出し、この検出された作動角信号に基づ
き、制御装置CPUにおいて、検出結果としての実作動
角と目標作動角とを比較し、制御軸16の作動角(回転
位置)を目標のバルブ特性に対応する目標作動角(回転
位置)となるようにDCサーボモータ101に対する駆
動制御信号をPID制御に基づいてフィードバック制御
するようになっている。
【0037】ところが、内燃機関の可変動弁装置におい
ては、従来例においても述べたように、ロッカアーム1
8,18と揺動カム20,20とはリンク部材26,2
6によって連係されていることから、図1に示すよう
に、各バルブスプリング33,33の反力や燃焼圧等に
起因する反力トルクが、バルブリフター19、揺動カム
20,20、リンク部材26,26およびロッカアーム
18,18を介し、DCサーボモータ101の制御軸1
6に伝達され、制御軸16を振動させ、これにより、作
動角センサによって検出される実作動角信号に振動成分
が乗ることになる。
【0038】従って、内燃機関の可変動弁装置における
作動角の位置制御においては、定常領域制御中の実作動
角信号入力に振動成分があると、制御(保持)性能に関
係なくPID制御における微分項によって制御入力(D
Cサーボモータ制御量としての駆動信号)が増幅される
ため、従来例(図14)で示したように一般的なPID
制御では、制御ハンチングを生じさせるという問題点が
ある。
【0039】そこで、この発明の実施の形態1の内燃機
関の可変動弁装置の制御装置では、図10の制御ブロッ
ク図に示すように、PID制御における比例項(比例分
操作量演算手段)および微分項(積分分操作量演算手
段)は、従来通り作動角センサ102で検出された実作
動角を実作動角と比較することにより比例分操作量pお
よび積分分操作量iを求めるが、微分項(微分分操作量
演算手段)は、作動角センサ102で検出された実作動
角値に対しローパスフィルタを通した実作動角値と通さ
ない実作動角値との加重平均値が求められると共に、該
加重平均値と目標作動角値との偏差により微分分操作量
dを求めるように構成されている。
【0040】そして、前記加重平均値を求める場合の加
重平均用データ加工変数の設定が、目標作動角値と実作
動角値との微分前の制御偏差が大きい時にはローパスフ
ィルタを通さない実作動角値が大きくなり偏差が小さい
時にはローパスフィルタを通した実作動角値が大きくな
るように構成されている。
【0041】即ち、目標作動角信号と比較される実作動
角信号の偏差を、加重平均用データ加工変数にて加工
し、その加工された値tにリミッタ(0≦t≦1)をか
け、ローパスフィルタを通した実作動角信号量にかかる
係数とローパスフィルタを通さない実作動角信号量にか
かる係数との和が常に1となるように、微分前の偏差の
大きさに応じて加重平均設定されるように構成されてい
る。
【0042】この制御装置では、以上にように構成され
るため、作動角制御の過渡領域においては、目標作動角
値と実作動角値との微分前の制御偏差が大きいため、ロ
ーパスフィルタを通さない方の実作動角信号量にかける
係数が大きく(例えば、0.9と)なり、ローパスフィ
ルタを通した方の実作動角信号量にかける係数が小さく
(例えば、0.1と)なり、従って、作動角制御の過渡
領域においては制御応答性を高めることができる。
【0043】また、作動角制御の定常領域においては、
目標作動角値と実作動角値との微分前の制御偏差が小さ
いため、以上とは逆に、ローパスフィルタを通した方の
実作動角信号量にかける係数が大きく(例えば、0.9
と)なり、ローパスフィルタを通さない方の実作動角信
号量にかける係数が小さく(例えば、0.1と)なるた
め、作動角制御の定常領域においては、制御信号の振動
成分を低減させ、これにより、制御ハンチングを防止す
ることができるようになる。
【0044】以上詳細に説明してきたように、この発明
の実施の形態1の内燃機関の可変動弁装置の制御装置に
よれば、作動角制御の過渡領域制御時における制御応答
性を悪化させることなしに、作動角制御の定常領域制御
時における制御信号の振動成分を低減させ、これによ
り、制御ハンチングを防止することができるようになる
という効果が得られる。
【0045】(発明の実施の形態2)次に、本発明の実
施の形態2の内燃機関の可変動弁装置の制御装置につい
て説明する。なお、この発明の実施の形態2の説明にあ
たっては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分は
その図示および説明を省略し、もしくは、同一の符号を
付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明す
る。
【0046】この発明の実施の形態2の内燃機関の可変
動弁装置の制御装置は、図11の制御ブロック図に示す
ように、PID制御における比例項および微分項は、従
来通り作動角センサ102で検出された実作動角を実作
動角と比較することにより比例分操作量pおよび積分分
操作量iを求めるが、微分項は、作動角センサ102で
検出された実作動角値に対しローパスフィルタを通した
実作動角値と通さない実作動角値との加重平均値が求め
られると共に、該加重平均値と目標作動角値との微分分
操作量dを求めるように構成されている点は前記発明の
実施の形態1と同様であるが、前記加重平均値を求める
場合の加重平均用データ加工変数の設定方法が相違した
ものである。
【0047】即ち、前記加重平均値を求める場合の加重
平均用データ加工変数の設定において、前記発明の実施
の形態1では、目標作動角値と実作動角値との制御偏差
のうち、微分処理前の制御偏差を用いるようにしたのに
対し、この発明の実施の形態2では、制御偏差を微分処
理した値を用いるようにした点で相違したものである。
従って、この発明の実施の形態2では、加重平均値を求
める場合の加重平均用データ加工変数の設定が、微分処
理後の制御偏差が大きい時には、ローパスフィルタを通
した実作動角値が大きくなり偏差が小さい時にはローパ
スフィルタを通さない実作動角値が大きくなるように構
成されている。
【0048】この制御装置では、以上にように構成され
るため、作動角制御の過渡領域においては、目標作動角
値と実作動角値との微分処理後の制御偏差が小さくなる
ため、ローパスフィルタを通さない方の実作動角信号量
にかける係数が大きく(例えば、0.9と)なり、ロー
パスフィルタを通した方の実作動角信号量にかける係数
が小さく(例えば、0.1と)なるため、作動角制御の
過渡領域においては制御応答性を高めることができる。
【0049】また、作動角制御の定常領域においては、
目標作動角値と実作動角値との微分処理後の制御偏差が
大きくなるため、以上とは逆に、ローパスフィルタを通
した方の実作動角信号量にかける係数が大きく(例え
ば、0.9と)なり、ローパスフィルタを通さない方の
実作動角信号量にかける係数が小さく(例えば、0.1
と)なるため、作動角制御の定常領域においては、制御
信号の振動成分を低減させ、これにより、制御ハンチン
グを防止することができるようになる。
【0050】従って、この発明の実施の形態2の内燃機
関の可変動弁装置の制御装置によれば、前記発明の実施
の形態1と同様の効果が得られる。
【0051】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、具体的な構成はこれら発明の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0052】例えば、発明の実施の形態では、機関弁と
して吸気弁を例にとったが、排気弁についても適用する
ことができる。また、本発明が適用される可変動弁機構
としては、この発明の実施の形態で例示した構造のもの
に限定されるものではなく、従来例に示した構造のもの
や、その他の可変動弁機構にも全て本発明を適用するこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
の内燃機関の可変動弁装置の制御装置では、上述のよう
に、PID制御手段における微分分操作量演算手段が、
作動角検出手段で検出された実作動角値に対しローパス
フィルタを通した実作動角値と通さない実作動角値との
加重平均値を求める加重平均値設定手段を備えていて該
加重平均値設定手段で設定された加重平均値と前記目標
作動角値との偏差により微分分操作量を求めるように構
成され、前記加重平均値設定手段が、作動角制御の過渡
領域ではローパスフィルタを通さない実作動角値が大き
くなり作動角制御の定常領域ではローパスフィルタを通
した実作動角値が大きくなるように加重平均用データ加
工変数が設定されるように構成されている手段としたこ
とで、作動角制御の過渡領域ではローパスフィルタを通
さない実作動角値が大きくなるため、過渡領域における
制御応答性を悪化させることがなく、また、作動角制御
の定常領域ではローパスフィルタを通した実作動角値が
大きくなるため、定常領域制御時における制御信号の振
動成分を低減させ、これにより、制御ハンチングを防止
することができるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における内燃機関の可変
動弁装置を示す断面図(図2のA−A線断面図)。
【図2】上記可変動弁装置の側面図。
【図3】上記可変動弁装置の平面図。
【図4】上記可変動弁装置に使用される偏心カムを示す
斜視図。
【図5】上記可変動弁装置における揺動カムの基端面と
カム面に対応したバルブリフト特性図。
【図6】上記可変動弁装置の低速低負荷時の作用を示す
断面図(図2のB−B線断面図)。
【図7】上記可変動弁装置の高速高負荷時の作用を示す
断面図(図2のB−B線断面図)。
【図8】上記可変動弁装置のバルブタイミングとバルブ
リフトの特性図。
【図9】上記可変動弁装置の作動角制御システムを示す
ブロック図。
【図10】上記可変動弁装置における作動角制御ブロッ
ク図である。
【図11】発明の実施の形態2の可変動弁装置における
作動角制御ブロック図である。
【図12】従来例の可変動弁装置を示す断面図である。
【図13】従来例の可変動弁装置における制御システム
ブロック図である。
【図14】従来例の可変動弁装置における作動角制御ブ
ロック図である。
【符号の説明】
12 吸気弁(機関弁) 13 カム軸 15 偏心カム 16 制御軸 17 制御カム 18 ロッカアーム 20 揺動カム 25 リンクアーム 33 バルブスプリング CPU 制御装置(PID制御手段) 101 DCサーボモータ(電磁アクチュェータ) 102 作動角センサ(作動角検出手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 3G018 AB05 AB16 BA17 BA19 BA32 CA11 DA12 DA13 DA15 DA19 EA02 EA11 EA16 EA17 EA24 EA31 EA32 EA35 FA01 FA06 FA08 GA04 3G092 AA11 BA02 DA01 DA02 DA05 DG01 EA01 EA02 EA22 EB01 EB03 EB07 EC01 FA06 FA08 GA11 HA01Z HE01Z HE04Z HE08Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関と連動する駆動軸の回転に伴って揺動
    して機関弁を開閉作動させる揺動カムと、 制御カムを備えていてその作動角制御により前記揺動カ
    ムの揺動領域を可変制御する制御軸と、 該制御軸の実作動角を検出する作動角検出手段と、 前記制御軸を目標作動角に回転駆動する電磁アクチュエ
    ータと、 前記作動角検出手段で検出された制御軸の実作動角信号
    に基づいて前記制御軸を機関の運転状態等に応じた目標
    作動角位置に回転駆動させるべく前記電磁アクチュエー
    タの制御量をフィードバック制御する制御軸作動角制御
    手段と、を備え、 前記制御軸作動角制御手段には、前記目標作動角と実作
    動角との偏差により比例分操作量を求める比例分操作量
    演算手段と積分分操作量を求める積分分操作量演算手段
    と前記作動角検出手段で検出された実作動角値に対しロ
    ーパスフィルタを通した実作動角値と通さない実作動角
    値との加重平均値を求める加重平均値設定手段を備えて
    いて該加重平均値設定手段で設定された加重平均値と前
    記目標作動角値との偏差により微分分操作量を求めるよ
    うに構成された微分分操作量演算手段と以上の各操作量
    を加算することにより前記電磁アクチュエータに入力す
    るトータルの制御量を求める加算手段とからなるPID
    制御手段が含まれ、 前記加重平均値設定手段が、作動角制御の過渡領域では
    ローパスフィルタを通さない実作動角値が大きくなり作
    動角制御の定常領域ではローパスフィルタを通した実作
    動角値が大きくなるように加重平均用データ加工変数が
    設定されるように構成されていることを特徴とする内燃
    機関の可変動弁装置の制御装置。
  2. 【請求項2】前記加重平均値設定手段が、目標作動角値
    と実作動角値との偏差が大きい時にはローパスフィルタ
    を通さない実作動角値が大きくなり、偏差が小さい時に
    はローパスフィルタを通した実作動角値が大きくなるよ
    うに加重平均用データ加工変数が設定されるように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関
    の可変動弁装置の制御装置。
  3. 【請求項3】前記加重平均値設定手段が、目標作動角値
    と実作動角値との微分分操作量が大きい時にはローパス
    フィルタを通した実作動角値が大きくなり、微分分操作
    量が小さい時にはローパスフィルタを通さない実作動角
    値が大きくなるように加重平均用データ加工変数が設定
    されるように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の内燃機関の可変動弁装置の制御装置。
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