JP2001262902A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JP2001262902A JP2000075918A JP2000075918A JP2001262902A JP 2001262902 A JP2001262902 A JP 2001262902A JP 2000075918 A JP2000075918 A JP 2000075918A JP 2000075918 A JP2000075918 A JP 2000075918A JP 2001262902 A JP2001262902 A JP 2001262902A
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勝稔 福永
Atsushi Suzumura
淳 鈴村
Akira Muramatsu
明 村松
Yasuhiko Sono
靖彦 園
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ボデー側のストライカとドア側のラッチの掛止
状態を解除不能なロック状態と解除可能なアンロック状
態とに選択的に構成する作動機構に対するドアの隙間か
らの操作を不能にしかつドア内に侵入する水に曝される
のを防止すべく、作動機構の全ての構成部材を閉鎖ハウ
ジングに収容してなる自動車用ドアロック装置におい
て、各構成部材を閉鎖ハウジングにコンパクトに収容す
る。 【解決手段】作動機構20の操作力を出力する電動モー
タ25の出力部(ホイールギヤ26)と、掛止部の掛止
状態をロック状態およびアンロック状態に選択的に形成
するオープンリンク23とを、電動モータ25の回転力
を回動力に変換して伝達するアクティブレバー27を介
して連結して、これら3部材26,27,23を重合状
態に並列配置してハウジング10内に収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアロッ
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアロック装置の一形式とし
て、特公平7−103735号公報にて提案されている
ように、自動車のボデー側に設けた掛止手段(ストライ
カ)とドア側に設けた被掛止手段(ラッチとポール等)
とからなる掛止部の掛止状態を解除不能なロック状態と
解除可能なアンロック状態とに選択的に構成する作動機
構を備えた形式の自動車用ドアロック装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した自
動車用ドアロック装置においては、作動機構の各構成部
材の全てがドア内に配設された取付基板(ベースプレー
ト)に支持されているもので、構成部材の一部は取付基
板の内部に収容された状態にあるが、構成部材の他の一
部は取付基板の外に露出された状態にある。このため、
取付基板の外に露出している各構成部材に対してはドア
の隙間を通して外部から操作される可能性があり、この
場合には、掛止部のロック状態が解除されてドアが開放
可能にされるおそれがある。また、取付基板の外に露出
している各構成部材は、ドア内に侵入する水に曝される
おそれがある。
【0004】これらの問題に対処すべく、取付基板にプ
ロテクタを組付けて、取付基板の外に露出している各構
成部材をプロテクタ内に収容する手段を採ることが考え
られる。しかしながら、プロテクタは取付基板に対して
外付けで追加されることになり、コストの増大、取付け
工数や部品点数の増加をまねき、また、装置全体の大型
化の原因ともなる。このため、当該ドアロック装置にお
いては、作動機構を構成する全ての構成部材を閉鎖ハウ
ジングに収容することが好ましい。
【0005】この場合、今まで取付基板から外に露出し
ていた各構成部材を如何にコンパクトにまとめて、閉鎖
ハウジングに収容するかが問題となる。取付基板から外
に露出している構成部材の主要なものは、他の構成部材
に比較して構造的に大きな電動式アクチュエータであっ
て、同電動式アクチュエータの出力部と、掛止部の掛止
状態をロック状態およびアンロック状態に選択的に形成
する操作手段との連結関係を、閉鎖ハウジング内にて如
何にコンパクトに成立させるかが大きな問題となる。従
って、本発明の目的は、かかる問題に対処することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のボデ
ー側に設けた掛止手段とドア側に設けた被掛止手段から
なる掛止部の掛止状態を解除不能なロック状態と解除可
能なアンロック状態とに選択的に構成する作動機構を備
えた自動車用ドアロック装置に関するもので、特に、前
記作動機構の各構成部材を、ドアの隙間を通しての外部
からの操作やドア内に侵入する水に曝されるおそれを排
除すべく、前記作動機構の全ての構成部材を閉鎖ハウジ
ングに収容してなる形式の自動車用ドアロック装置を適
用対象とするものである。
【0007】しかして、本発明に係る自動車用ドアロッ
ク装置は上記した形式の自動車用ドアロック装置であっ
て、前記作動機構の操作力を出力する電動式アクチュエ
ータの出力部と、前記掛止部の掛止状態をロック状態お
よびアンロック状態に選択的に形成する操作手段とを、
前記電動式アクチュエータの回転力を回動力に変換して
伝達する伝達手段を介して連結したことを特徴とするも
のである。
【0008】本発明に係る自動車用ドアロック装置にお
いて、前記電動式アチュエータは電動モータであり、前
記操作手段はオープンリンクであり、かつ、前記伝達手
段は前記電動モータを前記オープンリンクに動力伝達可
能に連結する回動レバーであって、同回動レバーは前記
電動モータの回転力により回動して、前記オープンリン
クを、前記掛止部に対してアンロック状態を形成するア
ンロック移動位置およびロック状態を形成するロック移
動位置に選択的に動作させるように構成することができ
る。
【0009】また、本発明に係る自動車用ドアロック装
置において、前記回動レバーは前記ハウジングの内壁に
延びる可撓性の突起部を備え、かつ、前記ハウジングの
内壁は前記回動レバーの各回動位置に対応する部位に係
合部をそれぞれ備えていて、前記回動レバーの突起部の
先端が各回動位置にて前記各係合部に離脱可能に係合す
るように構成することができる。
【0010】
【発明の作用・効果】本発明に係る自動車用ドアロック
装置においては、作動機構の各構成部材は閉鎖ハウジン
グに収容されていることから、ドアの隙間を通しての外
部からの操作を防止することができるとともに、ドア内
に侵入する水に曝されるおそれを排除することができ、
さらには、これらの問題を解決すべく作動機構の全ての
構成部材を閉鎖ハウジングに収容してなる自動車用ドア
ロック装置において、下記の作用効果を奏するものであ
る。
【0011】すなわち、本発明に係る自動車用ドアロッ
ク装置においては、作動機構の操作力を出力する電動式
アクチュエータの出力部と、前記掛止部の掛止状態をロ
ック状態およびアンロック状態に選択的に形成する操作
手段とを、電動式アクチュエータの回転力を回動力に変
換して伝達する伝達手段を介して連結する構成を採って
いる。このため、これらの出力部、伝達手段および操作
手段を閉鎖ハウジング内にて重合状態に並列配置させて
連結でき、これらの出力部、伝達手段および操作手段を
ずらした状態に配置した場合や直列配置した場合に比較
して、これらの連結関係をコンパクトに成立させること
ができる。また、これらの出力部、伝達手段および操作
手段を配設するための占有空間が小さくて閉鎖ハウジン
グを小型化でき、延いては、この種形式のドアロック装
置の小型化を図ることができる。
【0012】本発明に係る自動車用ドアロック装置にお
いては、具体的には、電動式アチュエータとして電動モ
ータを、操作手段としてオープンリンクを、伝達手段と
して電動モータをオープンリンクに動力伝達可能に連結
する回動レバーを採用して、回動レバーを電動モータの
回転力により回動させて、オープンリンクを、掛止部に
対してアンロック状態の動作をするアンロック移動位置
およびロック状態の動作をするロック移動位置に動作さ
せるように構成する。
【0013】この場合、回動レバーを閉鎖ハウジングの
内壁に延びる可撓性の突起部を設けるとともに、閉鎖ハ
ウジングの内壁には回動レバーの各回動位置に対応する
部位に係合部をそれぞれ設けて、回動レバーの突起部の
先端が各回動位置にて各係合部に離脱可能に弾撥的係合
するように構成することができる。これにより、回動レ
バーにおける突起部の先端の閉鎖ハウジングの各係合部
に対する係合により、ロック状態およびアンロック状態
の成立時の節度感を持たせることができる。このため、
当該節度感を持たせるために必要なタンオーバスプリン
グ等の節度感の発生手段を廃止することができる利点が
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1は本発明の一例に係る自動車用ドアロッ
ク装置を分解した斜視図、図2は図1の一部分を示す拡
大斜視図、図3は図1の他の一部分を示す拡大斜視図、
図4は同ドアロック装置の一部縦断正面図、図5は同ド
アロック装置の図4の矢印5−5線方向における縦断面
図、図6は同ドアロック装置の図4の矢印6−6線方向
における横断面図、図7は同ドアロック装置のアンロッ
ク状態における一部の構成部材の動作状態を示す側面
図、図8は同ドアロック装置のロック状態における一部
の構成部材の動作状態を示す側面図である。なお、図1
に示す各矢印方向は、自動車の車体を基準とする前後方
向、上下方向、および内外方向を示している。
【0015】当該ドアロック装置はドアの内部に配設さ
れるもので、ハウジング10内に第1作動機構20およ
び第2作動機構30を収容して構成されている。ハウジ
ング10は、ハウジング本体11と、第1カバー体12
と、第2カバー体13からなるもので、ハウジング本体
11は、内側に開口する皿状の第1ケース部11aおよ
び第1ケース部11aとは直交して後側に開口する皿状
の第2ケース部11bを有し、第1ケース部11aの開
口部側には第1カバー体12が取付けられ、かつ、第2
ケース部11bの開口部側には第2カバー体13が取付
けられている。これにより、第1ケース部11aの開口
部は第1カバー体12にて閉塞され、かつ、第2ケース
部11bの開口部は第2カバー体12にて閉塞されてい
る。
【0016】ハウジング10においては、ハウジング本
体11の第1ケース部11aと第1カバー体12間の内
部に、アクチュエータである後述する電動モータ25へ
の給電用プレート14が配設されているとともに、第1
作動機構20の各構成部材が配設されている。また、ハ
ウジング本体11の第2ケース部11bと第2カバー体
13間の内部に、サブベースプレート15が配設されて
いるとともに、第2作動機構30の各構成部材が配設さ
れている。第2カバー体13の後側の開口部側にはベー
スプレート16が取付けられて、ベースプレート16が
同開口部を閉塞している。第2カバー体13とベースプ
レート16間の内部には、被掛止機構40の各構成部材
が配設されている。
【0017】第1作動機構20を構成する第1インサイ
ドレバー21は、第1カバー体12の内面側に支持ピン
21aを介して、上下方向かつ前後方向へ回動可能に取
付けられている。また、第1カバー体12の外面側に
は、第2インサイドレバー51が同一の支持ピン21a
を介して、上下方向かつ前後方向へ回動可能に取付けら
れている。第1インサイドレバー21は内側に向けて突
出する係合突起部21bを備え、係合突起部21bは第
1カバー体12の円弧状孔12aを貫通して第2インサ
イドレバー51の連結孔51aに係合して、第1インサ
イドレバー21を第2インサイドレバー51に一体的に
連結している。
【0018】また、第1インサイドレバー21は外側に
向けて突出する係合突起部21cを備え、係合突起21
cは図8の状態で第1インサイドレバー21が時計方向
に回動した際にキャンセルレバー22と係合してキャン
セルレバー22を時計方向へ回動させる。第2インサイ
ドレバー51は、ドアの車内側に設けた図示しないイン
サイドハンドルに連結するインサイドケーブル52に連
結されていて、インサイドハンドルの開方向への操作
(開操作)により図1、図2及び図7の図示時計方向へ
回動し、第1インサイドレバー21を同方向へ回動させ
る。
【0019】キャンセルレバー22は、第1カバー体1
2に一体的に形成した支持ピン22aを介して、第1カ
バー体12の内面側に回動可能に取付けられているもの
で、その外側に係合ピン22bを備えている。係合ピン
22bは、キャンセルレバー22の外側に位置するオー
プンリンク23のくの字状に屈曲する第1係合溝23a
に挿入されている。
【0020】オープンリンク23は、本発明のおける操
作手段に該当するものでキャンセルレバー22の外側に
位置し、後述するアクティブレバー27の係合ピン27
bが挿通する長孔状の第2係合溝23b、第1インサイ
ドレバー21の先端部が当接して係合するL字状の係合
片部23c、および、後述するオープンレバー31に連
結されるための連結部23dを備えていて、キャンセル
レバー22、アクティブレバー27、およびオープンレ
バー31にて支持されている。
【0021】ロッキングレバー24は、ハウジング本体
11に一体的に形成した支持ピン24c(図4参照)を介
して、ハウジング本体11の第1ケース部11aの内面
側に上下方向かつ前後方向へ回動可能に取付けられてい
るもので、ロッキングケーブル53の取付孔24a、お
よび、後述するアクティブレバー27の係合ピン27b
が挿通する長孔状の係合溝24bを備えている。ロッキ
ングケーブル53は、ドアの車内側に設けた図示しない
ロックノブに連結されているもので、ロックノブがロッ
ク操作された場合、その操作力をロッキングレバー24
に伝達して、ロッキングレバー24を図1の図示時計方
向へ回動させる。
【0022】電動モータ25は、本発明における電動式
アクチュエータに該当するもので、第1作動機構20に
対する操作力を出力すべく機能する。電動モータ25
は、第1カバー体12の内面側に取付けられている。電
動モータ25はその出力軸にウォーム25aを備え、ウ
ォーム25aには、ホイールギヤ26が噛合している。
【0023】ホイールギヤ26は、本発明における出力
部に該当するもので、その外側に前後一対の係合ピン2
6a,26bを備えていて、第1カバー体12の内面側
(第1カバー体12に一体的に形成した支持ボス26
c)に回転可能に支持されている。両係合ピン26a,
26bは、ホイールギヤ26の回転中心を挟んで前後に
所定間隔を保持して配置されている。ホイールギヤ26
の各係合ピン26a,26bは、アクティブレバー27
の係合凹所(カム凹所)27cに臨んでいる。
【0024】アクティブレバー27は、本発明における
伝達手段に該当するもので、ホイールギヤ26とオープ
ンリンク23間に位置していて、第1カバー体12に一
体的に形成した支持ボス27fを介して、第1カバー体
12の内面側に回動可能に支持されている。アクティブ
レバー27のレバー本体27aには、その外側に突出す
る係合ピン27bを備えるとともに、その内面側に開口
する係合凹所27cを備え、また、レバー本体27aの
上端部にはバネ特性を有する突起部27dを備えるとと
もに、レバー本体27aの突起部27dとの境界部には
緩衝ゴム27eを備えている。
【0025】アクティブレバー27においては、係合ピ
ン27bをオープンリンク23の第2係合溝23bおよ
びロッキングレバー24の係合溝24bを貫通させてい
て、係合凹所27cにはホイールギヤ26の各係合ピン
26a,26bが臨んでいるとともに、突起部27dの
先端が第1カバー体12の内側縁部の周面に弾撥的に当
接している。アクティブレバー27の係合凹所27c
は、ホイールギヤ26が正逆回転した際、前側ピン26
aおよび後側ピン26bが選択的に係合して、アクティ
ブレバー27を図示時計および反時計方向へ回動させる
形状に形成されている。アクティブレバー27の突起部
27dの先端は、アクティブレバー27が回動する際、
第1カバー体12の内側縁部の周面を摺動して移動し、
同周面上に前後に設けた係合凹所12b,12c(図7
参照)に選択的に係合する。この際、緩衝ゴム27eは
ハウジング本体11の第1ケース部11aの内面側に設
けた各ストッパ11c,11dに選択的に当接する。
【0026】キーレバー28は、円柱状の柱状本体28
aとそれに一体に設けたレバー部28bとからなるもの
で、ハウジング本体11の第1ケース部11aに一体的
に形成した支持ボス28eと第1カバー体12に一体的
に形成した支持ボス28fとにアイドルレバー29とと
もに回転自在に支持されており、柱状本体28aには図
示しないキーシリンダから突出する突片の先端部が嵌合
する嵌合溝28cを備えるとともに、レバー部28bの
背面にはアイドルレバー29に設けた円弧状の係合溝2
9aに挿入される係合ピン28dを備えている。キーレ
バー28は、キーブレード(図示省略)によってキーシリ
ンダを回動操作することにより回動し、係合ピン28d
を介してアイドルレバー29を回動させ、アイドルレバ
ー29に一体的に形成した連結ピン29bを介してアク
ティブレバー27を図示時計方向および反時計方向へ選
択的に回動させる。
【0027】第2作動機構30の各構成部材は、ハウジ
ング本体11の第2ケース部11bと第2カバー体13
間にてその内部に配設されている。第2作動機構30を
構成するオープンレバー31は、第2ケース部11bと
サブベースプレート15間にて、支持ピン31aおよび
トーションスプリング31bを介して、第2ケース部1
1bとサブベースプレート15に上下方向かつ内外方向
へ回動可能に支持されている。オープンレバー31の一
方の回動端部31cには、ドアの車外側に設けた図示し
ないアウトサイドハンドルに連結するアウトサイドリン
クが連結され、かつ、他方の回動端部31dには、オー
プンリンク23の連結部23dが嵌着されて連結されて
いる。オープンレバー31は、アウトサイドハンドルの
開方向への操作(開操作)により、トーションスプリン
グ31bに抗して図4の反時計方向へ回動する。リフト
レバー32は、第2カバー体13とブッシュ33を貫通
して延びる後述するポール42の軸部42bの外周に一
体回転可能に嵌合していて、その周縁部に設けた係合片
32aがオープンリンク23の係合片部23cの上端縁
の上方に臨んでいる。
【0028】被掛止機構40は、ラッチ41、ポール4
2、および、これらをそれぞれ付勢する一対のトーショ
ンスプリング43,44を備えているもので、第2カバ
ー体13とベースプレート16間にてその内部に配設さ
れている。ラッチ41は、本発明における被掛止手段に
該当するもので、サブベースプレート15と第2カバー
体13とベースプレート16を貫通してサブベースプレ
ート15とベースプレート16によって支持された支持
ピン41aを介して、第2カバー体13とベースプレー
ト16間にて回転可能に支持されていて、支持ピン41
aの外周に嵌合されたトーションスプリング43の一端
が掛止されている。トーションスプリング43の他端は
第2カバー体13側に掛止されていて、ラッチ41の回
転を所定の力で規制し、ラッチ41が回転した際にはラ
ッチ41を回転復帰すべく付勢する。ラッチ41は、ト
ーションスプリング43の作用にて、その掛止溝41b
の開口部がベースプレート16に設けた挿入溝16aの
開口部に略一致するように保持されている。
【0029】ポール42は、ブロック状のポール本体4
2aと、ポール本体42aに略直交して延びる軸部42
bからなるもので、軸部42bは第2カバー体13とサ
ブベースプレート15とブッシュ33を貫通してハウジ
ング本体11の第2ケース部11b内に臨んだ状態で、
ブッシュ33を介してサブベースプレート15に、か
つ、ブッシュ34を介してベースプレート16に回転可
能に支持されている。ポール42の軸部42bには、ポ
ール本体42aとサブベースプレート15間の中間部位
の外周にトーションスプリング44が嵌合し、かつ、そ
の先端の部位にリフトレバー32が一体回転可能に嵌着
(図5に示したように嵌合後にカシメ固定)されてい
る。トーションスプリング44は、その一端をポール4
2側に掛止されかつ他端をサブベースプレート15側に
掛止されていて、ポール42の回転を所定の力で規制す
るとともに、ポール42が回転した際にはポール42を
回転復帰すべく付勢する。ポール42は、ポール本体4
2aをラッチ41の外周に当接させている。
【0030】ラッチ41は、車体のボデー側に設けたス
トライカ45がベースプレート16の挿入溝16aを通
して相対的に進入した際には、ストライカ45の押動作
用にてトーションスプリング43に抗して回転しつつス
トライカ45を受け入れ、この間、ポール42はラッチ
41の外周に摺接しつつ外周の掛止部41cに相対的に
移行して、同掛止部41cに掛止される。これにより、
ラッチ41は、ストライカ45を受け入れた回転状態で
ポール42により保持され、ストライカ45を掛止する
とともにこの掛止状態を保持する。この状態では、ドア
は閉止状態にある。
【0031】ラッチ41は、この掛止状態では、トーシ
ョンスプリング43にて復帰方向へ付勢されており、リ
フトレバー32が回動されてポール42が回転しラッチ
41の掛止部41cから離脱した際には、トーションス
プリング43の付勢力で回動復帰するとともに、掛止溝
41bの開口部がベースプレート16に設けた挿入溝1
6aの開口部に一致する方向へ回転する。この状態で
は、ストライカ45はラッチ41の掛止溝41bおよび
ベースプレート16に設けた挿入溝16aから退出可能
である。ドアは、この状態では開放可能である。ポール
42は、ラッチ41とストライカ45とを掛止状態およ
び非掛止状態を選択的に構成すべく機能するもので、ト
ーションスプリング44に抗して回転操作されると、ラ
ッチ41の掛止部41cから離脱してラッチ41とスト
ライカ45との掛止状態を解除する。
【0032】当該ドアロック装置においては、ラッチ4
1とストライカ45の掛止状態の解除が不能なロック状
態を構成する作動、ラッチ41とストライカ45の掛止
状態の解除が可能なアンロック状態を構成する作動、お
よび、アンロック状態においてドアを開閉操作する場合
の作動を、下記の8通りの例について説明する。
【0033】第1の作動は、当該ドアロック装置が図7
に示すアンロック状態にある場合、車内でのインサイド
ハンドルを操作してドアを開放可能とする作動である。
当該ドアロック装置において、インサイドハンドルを開
操作すると、インサイドケーブル52を介して第2イン
サイドレバー51が図1の時計方向に回動して第1イン
サイドレバー21を図7の時計方向へ回動させる。第1
インサイドレバー21の図7の時計方向への回動時、そ
の先端部がオープンリンク23の係合片部23cの下面
に係合してオープンリング23を上方へ押し上げ、オー
プンリンク23は係合片部23cの上端縁部をリフトレ
バー32の係合片32aに係合させてリフトレバー32
を回転させ、リフトレバー32はポール42を回転させ
てラッチ41の掛止部41cから離脱させる。
【0034】これにより、ラッチ41はポール42によ
る回転規制を解除されてトーションスプリング43の付
勢力により回動復帰し、ドアを開放させる力によりラッ
チ41がストライカ45から離間する方向へ移動する
と、ラッチ41は回動復帰しつつストライカ45との掛
止状態を解除してストライカ45から引き離される。す
なわち、インサイドハンドルの開操作により、ラッチ4
1とストライカ45との掛止状態を解除してドアを開放
させることができる。
【0035】第2の作動は、当該ドアロック装置が図7
に示すアンロック状態にある場合、車外でのアウトサイ
ドハンドル操作によりドアを開放可能とする作動であ
る。当該ドアロック装置において、アウトサイドハンド
ルを開操作すると、オープンレバー31がトーションス
プリング31bに抗して回動してオープンリンク23を
上方へ押し上げ、図9に示すように、オープンリンク2
3は係合片部23cの上端縁部をリフトレバー32の係
合片32aに係合させてリフトレバー32を回転させ、
リフトレバー32はポール42を回転させてラッチ41
の掛止部41cから離脱させる。
【0036】これにより、ラッチ41はポール42によ
る回転規制を解除されてトーションスプリング43の付
勢力により回動復帰し、ドアを開放させる力によりラッ
チ41がストライカ45から離間する方向へ移動する
と、ラッチ41は回動復帰しつつストライカ45との掛
止状態を解除してストライカ45から引き離される。す
なわち、アウトサイドハンドルの開操作により、ラッチ
41とストライカ45との掛止状態を解除してドアを開
放させることができる。
【0037】第3の作動は、車内でのロックノブ操作に
より、ラッチ41とストライカ45の掛止状態の解除が
不能となるロック状態を構成する作動である。当該ドア
ロック装置が図7に示すアンロック状態にある場合、ロ
ックノブの操作によりロッキングケーブル53が操作さ
れるとロッキングレバー24が回動して、アクティブレ
バー27が図示反時計方向に回動してオープンリンク2
3をオープンレバー31との連結部を支点として、図7
に示すアンロック位置(アンロック移動位置)から図8
に示すロック位置(ロック移動位置)へ傾動(移動)さ
せる。このため、インサイドハンドルやアウトサイドハ
ンドルの開操作によってオープンリンク23を図10に
示すように移動させても、オープンリンク23はリフト
レバー32とは係合せず、リフトレバー32およびポー
ル42は回転しない。この結果、インサイドハンドルや
アウトサイドハンドルが開操作されても、ラッチ41と
ストライカ45との掛止状態が解除可能なアンロック状
態は構成されず、ロック状態が保持されてドアが開放さ
れることはない。
【0038】第4の作動は、車外でのキーブレードによ
るキーシリンダの回動操作により、当該ドアロック装置
をロック状態、およびアンロック状態に構成する作動で
ある。当該ドアロック装置において、キーブレードによ
りキーシリンダを回動操作すると、キーレバー28が回
動して、アイドルレバー29を介してアクティブレバー
27を図7に示す位置と図8に示す位置とに選択的に回
動させる。これにより、アクティブレバー27はオープ
ンリンク23を、図7に示すアンロック位置と図8に示
すロック位置とに選択的に移動させる。このため、キー
ブレードによるキーシリンダの回動操作により、ラッチ
41とストライカ45との掛止状態を、アウトサイドハ
ンドルの開操作によって解除可能なアンロック状態と、
解除不能なロック状態とに選択的に構成することができ
る。
【0039】第5の作動は、例えば、キーブレードに設
けたロック・アンロックスイッチの車外でのリモコン操
作等により、電動モータ25を駆動させて当該ドアロッ
ク装置をロック状態およびアンロック状態に構成する作
動である。当該ドアロック装置において、キーブレード
のロック・アンロックスイッチを操作すると、電動モー
タ25が回転してウォーム25aを介してホイールギヤ
26を所定量回転させ、ホイールギヤ26は正逆回転
時、係合ピン26a,26bのいずれかをアクティブレ
バー27の係合凹所27cの一部に選択的に係合させ
て、アクティブレバー27を図7に示す位置と図8に示
す位置とに回動させる。これにより、アクティブレバー
27はオープンリンク23を、図7に示すアンロック位
置と図8に示すロック位置とに選択的に移動させる。こ
のため、キーブレードのロック・アンロックスイッチの
操作により、ラッチ41とストライカ45との掛止状態
を、アウトサイドハンドルの開操作によって解除可能な
アンロック状態と、解除不能なロック状態とに選択的に
構成することができる。
【0040】第6の作動は、ドアを開放した状態でロッ
クノブの手動操作で当該ドアロック装置をロック状態に
構成して、アウトサイドハンドル、インサイドハンドル
等のドアハンドルを操作することなくドアを閉操作した
場合の作動(キャンセル作動)である。当該ドアロック装
置においては、ドアが閉じる際、ストライカ45によっ
てラッチ41が回動されるのに伴ってポール42が回転
して、リフトレバー32を図11の2点鎖線に示す位置
から実線で示す位置に回動させ、キャンセルレバー22
を図11の2点鎖線に示す位置から実線で示す位置に回
動させる。このため、キャンセルレバー22は、係合ピ
ン22bを介して、2点鎖線で示すロック位置にあるオ
ープンリンク23を実線で示すアンロック位置に移動さ
せる。これにより、ラッチ41とストライカ45との掛
止状態が解除可能なアンロック状態となり、その後にお
いてアウトサイドハンドル、インサイドハンドル等の開
操作によってドアを開けることができる。
【0041】第7の作動は、ドアを開放した状態でロッ
クノブの手動操作で当該ドアロック装置をロック状態に
構成し、かつ、アウトサイドハンドルを開操作した状態
にてドアを閉操作した場合の作動(キーレスロック作
動)である。当該ドアロック装置においては、ロック状
態でアウトサイドハンドルが開操作されている状態で
は、図12に示すように、オープルレバー31が回動さ
れてオープンリンク23が上方へ押されており、キャン
セルレバー22の係合ピン22bがオープンリンク23
における第1係合溝23aの下方部位にてフリーな状態
にある。
【0042】このため、かかる状態でドアを閉めると、
ストライカ45によってラッチ41が回動されるのに伴
ってポール42とリフトレバー32が回動して、キャン
セルレバー22を図12の時計方向へ回動するものの、
キャンセルレバー22の係合ピン22bはオープンリン
ク23の第1係合溝23a内で空振りして、オープンリ
ンク23をアンロック位置へ移動させることはなく、オ
ープンリンク23はロック位置に保持される。従って、
ドアを閉じた際には、当該ドアロック装置を、ラッチ4
1とストライカ45との掛止状態を解除不能なロック状
態に構成することができる。なお、ドアを閉じた後にア
ウトサイドハンドルの開操作をやめると、図12に示し
た状態から図8に示した状態となってロック状態が維持
される。
【0043】第8の作動は、当該ドアロック装置がラッ
チ41とストライカ45との掛止状態が解除不能なロッ
ク状態にある場合、インサイドハンドルを開操作するこ
とにより、ロック状態のキャンセル作動とドアの開放作
動が連続して行える作動(ワンモーション作動)であ
る。当該ドアロック装置においては、インサドハンドル
を開操作すると、第2インサイドレバー51および第1
インサイドレバー21が一体に回動して、先ず、第1イ
ンサイドレバー21の係合突起21cがキャンセルレバ
ー22を回動させ、図13の2点鎖線で示すロック位置
にあるオープンリンク23を実線で示すアンロック位置
に移動させ、その後、第1インサイドレバー21により
オープンリンク23が押し上げられてリフトレバー32
を回動させて、ポール42を回動させる。これにより、
ドアを開放することができる。
【0044】このように、当該ドアロック装置において
は、第1作動機構20および第2作動機構30の全ての
構成部材を閉鎖状態にあるハウジング10内に収容して
いて、ハウジング10外へは露出させない構造となって
いる。このため、作動機構20,30の各構成部材がド
アの隙間を通して外部から操作されるようなことはな
く、ラッチ41とストライカ45との掛止状態が解除不
能なロック状態を保持することができて、ドアの開放を
防止することができる。また、各構成部材はハウジング
10から露出していないため、ドア内に侵入する水によ
り各構成部材が曝されるおそれも全くない。
【0045】ところで、当該ドアロック装置において
は、第1作動機構20の各構成部材をハウジング本体1
1の第1ケース部11aと第1カバー体12間に収容す
るに当って、電動モータ25の出力部であるホイールギ
ヤ26と操作手段であるオープンリンク23とを、伝達
手段(回動レバー)であるアクティブレバー27にて連
結して、ホイールギヤ26、アクティブレバー27、お
よびオープンリンク23をハウジング本体11の第1ケ
ース部11aと第1カバー体12間の内部にて重合状態
に並列配置させる構成を採っている。
【0046】このため、出力部、伝達手段および操作手
段として機能する各機能性部材を互いにずらした状態で
配置した場合や直列配置した場合に比較して、これらの
連結関係をコンパクトに成立させることができるととも
に、これらの機能性部材を配設するための占有空間を小
さくし得て、ハウジング10を小型化でき、延いては、
当該ドアロック装置の小型化を図ることができる。
【0047】当該ドアロック装置において、このような
構成を採る場合、アクティブレバー27に可撓性の突起
部27dを設けて、アクティブレバー27の回動動作に
よりオープンリンク23がアンロック位置およびロック
位置に選択的に移動した際、アクティブレバー27の突
起部27dがハウジング10の第1カバー体12に設け
た各係合部12b,12cに選択的に弾撥的係合するよ
うに構成している。このため、アンロック位置およびロ
ック位置を選択的に構成する際、アクティブレバー27
の突起部27dと第1カバー体12の係合部12bまた
は12cとの弾撥的係合により、アンロック位置および
ロック位置の選択的な成立に節度感を持たせることがで
きる。この場合、当該節度感を持たせるために必要なタ
ンオーバスプリング等の節度感の発生手段を廃止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るドアロック装置の分解斜視
図である。
【図2】図1の一部分を示す拡大斜視図である。
【図3】図1の他の一部分を示す拡大斜視図である。
【図4】同ドアロック装置の一部縦断正面図である。
【図5】同ドアロック装置における図4の5−5線に沿
う縦断面図である。
【図6】同ドアロック装置における図4の6−6線に沿
う横断平面図である。
【図7】同ドアロック装置のアンロック状態における各
構成部材の動作状態を示す側面図である。
【図8】同ドアロック装置のロック状態における各構成
部材の動作状態を示す側面図である。
【図9】同ドアロック装置のアンロック状態におけるア
ウトサイドハンドル操作による各構成部材の動作状態を
示す側面図である。
【図10】同ドアロック装置のロック状態におけるアウ
トサイドハンドル操作による各構成部材の動作状態を示
す側面図である。
【図11】同ドアロック装置のキャンセル作動による各
構成部材の動作状態を示す側面図である。
【図12】同ドアロック装置のキーレスロック作動によ
る各構成部材の動作状態を示す側面図である。
【図13】同ドアロック装置のワンモーション作動によ
る各構成部材の動作状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10…ハウジング、11…ハウジング本体、11a…第
1ケース部、11b…第2ケース部、11c,11d…
ストッパ、12…第1カバー体、12a…円弧状長孔、
12b,12c…係合凹所、13…第2カバー体、13
a…貫通孔、14…給電用プレート、15…サブベース
プレート(取付基板)、16…ベースプレート、16a…
挿入溝、20…第1の作動機構、21…第1インサイド
レバー、21a…支持ピン、21b,21c…係合突起
部、22…キャンセルレバー、22a…支持ピン、22
b…係合ピン、23…オープンリンク、23a…第1係
合溝、23b…第2係合溝、23c…係合片部、23d
…連結部、24… ロッキングレバー、24a…取付
孔、24b…係合溝、24c…、25…電動モータ、2
5a…ウォーム、26…ホイールギヤ、26a,26b
…係合ピン、27…アクティブレバー、27a…レバー
本体、27b…係合ピン、27c…係合凹所、27d…
突起部、27e…緩衝ゴム、27f…支持ボス、28…
キーレバー、28a…柱状本体、28b…レバー部、2
8c…嵌合溝、28d…係合ピン、28e,28f…支
持ボス、29…アイドルレバー、29a…係合溝、29
b…連結ピン、、30…第2作動機構、31…オープン
レバー、31a…支持ピン、31b…トーションスプリ
ング、31c,31d…回動端部、32…リフトレバ
ー、32a…係合片、33,34…ブッシュ、40…被
掛止機構、41…ラッチ、41a…支持ピン、41b…
掛止溝、41c…掛止部、42…ポール、42a…ポー
ル本体、42b…軸部、43,44…トーションスプリ
ング、45…ストライカ、51…第2インサイドレバ
ー、51a…連結孔、52…インサイドケーブル、53
…ロッキングケーブル。
フロントページの続き (72)発明者 木本 典夫 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 福永 勝稔 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 鈴村 淳 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 村松 明 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 園 靖彦 愛知県幡豆郡吉良町大字友国字池上70番地 6 アイシン機工株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ05 JJ10 JJ11 JJ12 JJ34 JJ42 KK02 LL01 PP02 PP11 PP15 QQ03 QQ10 RR13 RR56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のボデー側に設けた掛止手段とドア
    側に設けた被掛止手段からなる掛止部の掛止状態を解除
    不能なロック状態と解除可能なアンロック状態とに選択
    的に構成する作動機構を備え、同作動機構を閉鎖ハウジ
    ングに収容してなる自動車用ドアロック装置であり、前
    記作動機構の操作力を出力する電動式アクチュエータの
    出力部と、前記掛止部の掛止状態をロック状態およびア
    ンロック状態に選択的に形成する操作手段とを、前記電
    動式アクチュエータの回転力を回動力に変換して伝達す
    る伝達手段を介して連結したことを特徴とする自動車用
    ドアロック装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動車用ドアロック装置
    において、前記電動式アチュエータは電動モータであ
    り、前記操作手段はオープンリンクであり、かつ、前記
    伝達手段は前記電動式モータを前記オープンリンクに動
    力伝達可能に連結する回動レバーであって、同回動レバ
    ーは前記電動モータの回転力により回動して、前記オー
    プンリンクを、前記掛止部に対してアンロック状態を形
    成するアンロック移動位置およびロック状態を形成する
    ロック移動位置に選択的に動作させることを特徴とする
    自動車用ドアロック装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動車用ドアロック装置
    において、前記回動レバーは前記ハウジングの内壁に延
    びる可撓性の突起部を備え、かつ、前記ハウジング内壁
    は前記回動レバーの各回動位置に対応する部位に係合部
    をそれぞれ備えていて、前記回動レバーの突起部の先端
    が各回動位置にて前記各係合部に離脱可能に弾撥的係合
    するように構成されていることを特徴とする自動車用ド
    アロック装置。
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