JP2001262888A - 車両キーシステムおよび携帯送信機 - Google Patents
車両キーシステムおよび携帯送信機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯送信機のセンサの表面が汚れたり傷つく
可能性があった。 【解決手段】 携帯送信機１の指紋検出器の表面を保護
するためのカバー４１を設けるようにした。
可能性があった。 【解決手段】 携帯送信機１の指紋検出器の表面を保護
するためのカバー４１を設けるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は指紋情報を照合し
てその照合結果に応じて車両設備を制御する車両キーシ
ステムおよびその携帯送信機に関するものである。
てその照合結果に応じて車両設備を制御する車両キーシ
ステムおよびその携帯送信機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば特公平５−２２７９１号公報や特
開平１１−９３４７８号公報に記載の従来の車両キーシ
ステムにおいては、センサなどにより光学的に取得され
た指紋情報が携帯送信機から車両側受信機へ送信され、
その指紋情報が予め登録された指紋情報と照合され、両
者が一致した場合にドアロックが解除される。
開平１１−９３４７８号公報に記載の従来の車両キーシ
ステムにおいては、センサなどにより光学的に取得され
た指紋情報が携帯送信機から車両側受信機へ送信され、
その指紋情報が予め登録された指紋情報と照合され、両
者が一致した場合にドアロックが解除される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両キーシステ
ムは以上のように構成されているので、携帯送信機のセ
ンサの表面が汚れたり傷つく可能性があり、センサ表面
が汚れたり傷ついたりすると指紋照合の誤判定の原因に
なる可能性があるなどの課題があった。
ムは以上のように構成されているので、携帯送信機のセ
ンサの表面が汚れたり傷つく可能性があり、センサ表面
が汚れたり傷ついたりすると指紋照合の誤判定の原因に
なる可能性があるなどの課題があった。
【０００４】また、携帯送信機のセンサが静電式センサ
である場合、指に静電気が溜まったままセンサに触れる
とラッチアップが生じてセンサが故障する可能性がある
などの課題があった。
である場合、指に静電気が溜まったままセンサに触れる
とラッチアップが生じてセンサが故障する可能性がある
などの課題があった。
【０００５】さらに、いつでもセンサにより指紋情報を
取得できるようにするために常時センサを動作状態にし
ておく場合、携帯送信機の消費電力を低減することが困
難であるなどの課題があった。
取得できるようにするために常時センサを動作状態にし
ておく場合、携帯送信機の消費電力を低減することが困
難であるなどの課題があった。
【０００６】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、携帯送信機のセンサ表面を保護す
るためのカバーを設けるようにして、センサ表面が汚れ
たり傷ついたりする可能性の低い車両キーシステムおよ
び携帯送信機を得ることを目的とする。
めになされたもので、携帯送信機のセンサ表面を保護す
るためのカバーを設けるようにして、センサ表面が汚れ
たり傷ついたりする可能性の低い車両キーシステムおよ
び携帯送信機を得ることを目的とする。
【０００７】また、この発明は、カバーの少なくとも一
部または全部を導電材料で構成するようにして、静電式
センサにラッチアップが生ずる可能性の低い車両キーシ
ステムおよび携帯送信機を得ることを目的とする。
部または全部を導電材料で構成するようにして、静電式
センサにラッチアップが生ずる可能性の低い車両キーシ
ステムおよび携帯送信機を得ることを目的とする。
【０００８】さらに、この発明は、カバーが開いている
ときのみセンサを稼働させるようにして、消費電力を抑
制することができる車両キーシステムおよび携帯送信機
を得ることを目的とする。
ときのみセンサを稼働させるようにして、消費電力を抑
制することができる車両キーシステムおよび携帯送信機
を得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両キー
システムは、指紋から指紋情報を取得する指紋情報取得
手段と、不使用時に指紋情報取得手段の検出面を覆う開
閉自在なカバーと、指紋情報取得手段により取得された
指紋情報を照合する指紋情報照合手段と、指紋情報照合
手段による照合結果に応じて車両設備を制御する車両設
備制御手段とを備えるものである。
システムは、指紋から指紋情報を取得する指紋情報取得
手段と、不使用時に指紋情報取得手段の検出面を覆う開
閉自在なカバーと、指紋情報取得手段により取得された
指紋情報を照合する指紋情報照合手段と、指紋情報照合
手段による照合結果に応じて車両設備を制御する車両設
備制御手段とを備えるものである。
【００１０】この発明に係る車両キーシステムは、カバ
ーの少なくとも一部または全部を導電材料で構成するよ
うにしたものである。
ーの少なくとも一部または全部を導電材料で構成するよ
うにしたものである。
【００１１】この発明に係る車両キーシステムは、カバ
ーの開閉状態を検出する検出手段と、検出手段による検
出結果に応じてカバーが開いているときのみ指紋情報取
得手段を稼働させる制御手段とを備えるようにしたもの
である。
ーの開閉状態を検出する検出手段と、検出手段による検
出結果に応じてカバーが開いているときのみ指紋情報取
得手段を稼働させる制御手段とを備えるようにしたもの
である。
【００１２】この発明に係る携帯送信機は、指紋から指
紋情報を取得する指紋情報取得手段と、不使用時に指紋
情報取得手段の検出面を覆う開閉自在なカバーと、指紋
情報取得手段により取得された指紋情報を送信する送信
手段とを備えるものである。
紋情報を取得する指紋情報取得手段と、不使用時に指紋
情報取得手段の検出面を覆う開閉自在なカバーと、指紋
情報取得手段により取得された指紋情報を送信する送信
手段とを備えるものである。
【００１３】この発明に係る携帯送信機は、カバーの少
なくとも一部または全部を導電材料で構成するようにし
たものである。
なくとも一部または全部を導電材料で構成するようにし
たものである。
【００１４】この発明に係る携帯送信機は、カバーの開
閉状態を検出する検出手段と、検出手段による検出結果
に応じてカバーが開いているときのみ指紋情報取得手段
を稼働させる制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
閉状態を検出する検出手段と、検出手段による検出結果
に応じてカバーが開いているときのみ指紋情報取得手段
を稼働させる制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１による車
両キーシステムの構成を示すブロック図である。図にお
いて、１は携帯送信機であり、２は車両である。
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１による車
両キーシステムの構成を示すブロック図である。図にお
いて、１は携帯送信機であり、２は車両である。
【００１６】携帯送信機１において、１１は指紋から指
紋情報を取得する指紋検出器（指紋情報取得手段）であ
る。なお、指紋検出器１１には、例えば図２に示すよう
に、不使用時に指紋検出器１１の検出面を覆う開閉自在
なカバー４１が設けられている。
紋情報を取得する指紋検出器（指紋情報取得手段）であ
る。なお、指紋検出器１１には、例えば図２に示すよう
に、不使用時に指紋検出器１１の検出面を覆う開閉自在
なカバー４１が設けられている。
【００１７】１２は指紋検出器１１により検出された指
紋情報を送信部１３に供給するＣＰＵであり、１３は指
紋情報を電波としてアンテナ１４を介して放射し送信す
る送信部であり、１５はＣＰＵ１２の処理を記述したプ
ログラムや指紋情報を一時的に記憶するＲＯＭやＲＡＭ
などのメモリである。
紋情報を送信部１３に供給するＣＰＵであり、１３は指
紋情報を電波としてアンテナ１４を介して放射し送信す
る送信部であり、１５はＣＰＵ１２の処理を記述したプ
ログラムや指紋情報を一時的に記憶するＲＯＭやＲＡＭ
などのメモリである。
【００１８】１６はカバー４１の開閉状態を検出するス
イッチ（検出手段、制御手段）であり、１７はカバー４
１が開いている場合にのみ各部（指紋検出器１１やＣＰ
Ｕ１２など）に電力を供給するバッテリである。
イッチ（検出手段、制御手段）であり、１７はカバー４
１が開いている場合にのみ各部（指紋検出器１１やＣＰ
Ｕ１２など）に電力を供給するバッテリである。
【００１９】車両２において、２１は車両側受信機であ
り、２２は図示せぬ燃料噴射装置や点火時期制御装置な
どを制御してエンジンの始動／停止やその始動許可など
を実行するエンジン制御部（車両設備）であり、２３は
図示せぬドアロックアクチュエータを制御してドアロッ
クの施錠や解除を実行するドアモジュール制御部（車両
設備）である。
り、２２は図示せぬ燃料噴射装置や点火時期制御装置な
どを制御してエンジンの始動／停止やその始動許可など
を実行するエンジン制御部（車両設備）であり、２３は
図示せぬドアロックアクチュエータを制御してドアロッ
クの施錠や解除を実行するドアモジュール制御部（車両
設備）である。
【００２０】車両側受信機２１において、３２はアンテ
ナ３１で感受された電波から指紋情報を復調する受信部
であり、３３は正規ユーザの指紋情報を予め記憶する指
紋データ記憶部であり、３４は受信された指紋情報を正
規ユーザの指紋情報と照合する指紋照合部（指紋情報照
合手段）であり、３５は照合結果に応じてエンジン制御
部２２およびドアモジュール制御部２３を制御する車両
制御部（車両設備制御手段）である。
ナ３１で感受された電波から指紋情報を復調する受信部
であり、３３は正規ユーザの指紋情報を予め記憶する指
紋データ記憶部であり、３４は受信された指紋情報を正
規ユーザの指紋情報と照合する指紋照合部（指紋情報照
合手段）であり、３５は照合結果に応じてエンジン制御
部２２およびドアモジュール制御部２３を制御する車両
制御部（車両設備制御手段）である。
【００２１】図２は実施の形態１による車両キーシステ
ムの携帯送信機を示す斜視図であり、図３は実施の形態
１による車両キーシステムの携帯送信機を示す断面図で
ある。なお、図３の断面図は図２のＡ−Ａ線での断面の
図である。図２に示すように、この携帯送信機１には突
起部４１Ａを有する摺動自在のカバー４１が設けられて
おり、カバー４１の図示せぬ側面凸部が携帯送信機１の
内面両側に設けられた支持溝１Ａに接合され挟持された
状態にある。従って、図３（ａ）に示すようにカバー４
１Ａが閉じている状態において、ユーザが指で押すこと
により、カバー４１は支持溝１Ａに沿って摺動してい
き、図３（ｂ）に示すように指紋検出器１１の表面が現
れる。このとき、カバー４１の突起部４１Ａによりスイ
ッチ１６の突起部１６Ａが押し込まれ、カバー４１が開
かれたことがスイッチ１６により検出される。
ムの携帯送信機を示す斜視図であり、図３は実施の形態
１による車両キーシステムの携帯送信機を示す断面図で
ある。なお、図３の断面図は図２のＡ−Ａ線での断面の
図である。図２に示すように、この携帯送信機１には突
起部４１Ａを有する摺動自在のカバー４１が設けられて
おり、カバー４１の図示せぬ側面凸部が携帯送信機１の
内面両側に設けられた支持溝１Ａに接合され挟持された
状態にある。従って、図３（ａ）に示すようにカバー４
１Ａが閉じている状態において、ユーザが指で押すこと
により、カバー４１は支持溝１Ａに沿って摺動してい
き、図３（ｂ）に示すように指紋検出器１１の表面が現
れる。このとき、カバー４１の突起部４１Ａによりスイ
ッチ１６の突起部１６Ａが押し込まれ、カバー４１が開
かれたことがスイッチ１６により検出される。
【００２２】また、図３（ｂ）に示す状態で、ユーザの
指により逆方向にカバーが押されることにより、図３
（ａ）に示す状態に戻り、スイッチ１６の突起部１６Ａ
が突出し、カバー４１が閉まっていることがスイッチ１
６により検出される。
指により逆方向にカバーが押されることにより、図３
（ａ）に示す状態に戻り、スイッチ１６の突起部１６Ａ
が突出し、カバー４１が閉まっていることがスイッチ１
６により検出される。
【００２３】なお、カバー４１の少なくとも一部または
全部を金属などの導電材料で構成するようにしてもよ
い。そのようにすることにより、カバー４１にユーザの
指が触れたときに指に溜まっている静電気が除去され
る。
全部を金属などの導電材料で構成するようにしてもよ
い。そのようにすることにより、カバー４１にユーザの
指が触れたときに指に溜まっている静電気が除去され
る。
【００２４】次に動作について説明する。カバー４１が
閉まっている場合、それがスイッチ１６により検出さ
れ、バッテリ１７から各部へ電力は供給されない。
閉まっている場合、それがスイッチ１６により検出さ
れ、バッテリ１７から各部へ電力は供給されない。
【００２５】そしてカバー４１が開かれた場合、それが
スイッチ１６により検出され、バッテリ１７から各部へ
電力が供給される。この状態で、図３（ｂ）に示すよう
に、ユーザの指が指紋検出器１１に密着されると、指紋
検出器１１により指紋情報として指紋の画像が取得さ
れ、そのデータがＣＰＵ１２から送信部１３へ供給され
る。送信部１３はそのデータで搬送波を変調して電波と
してアンテナ１４から放射する。なお、指紋情報として
は、指紋の画像データの他、指紋の特徴点などが使用さ
れる。
スイッチ１６により検出され、バッテリ１７から各部へ
電力が供給される。この状態で、図３（ｂ）に示すよう
に、ユーザの指が指紋検出器１１に密着されると、指紋
検出器１１により指紋情報として指紋の画像が取得さ
れ、そのデータがＣＰＵ１２から送信部１３へ供給され
る。送信部１３はそのデータで搬送波を変調して電波と
してアンテナ１４から放射する。なお、指紋情報として
は、指紋の画像データの他、指紋の特徴点などが使用さ
れる。
【００２６】車両側受信機２１の受信部３２はアンテナ
３１でその電波を感受し、復調して指紋情報を受信し、
指紋照合部３４に供給する。指紋照合部３４は指紋デー
タ記憶部３３から正規ユーザの指紋情報を読み出し、受
信された指紋情報を正規ユーザの指紋情報と照合し、そ
の照合結果を車両制御部３５に供給する。
３１でその電波を感受し、復調して指紋情報を受信し、
指紋照合部３４に供給する。指紋照合部３４は指紋デー
タ記憶部３３から正規ユーザの指紋情報を読み出し、受
信された指紋情報を正規ユーザの指紋情報と照合し、そ
の照合結果を車両制御部３５に供給する。
【００２７】車両制御部３５はその照合結果に応じてエ
ンジン制御部２２やドアモジュール制御部２３に制御信
号を供給する。エンジン制御部２２やドアモジュール制
御部２３はその制御信号に従ってエンジンやドアロック
を制御する。例えば、受信された指紋情報と正規ユーザ
の指紋情報とが一致した場合には、エンジンの始動が許
可されたり、ドアロックが解除されたりする。
ンジン制御部２２やドアモジュール制御部２３に制御信
号を供給する。エンジン制御部２２やドアモジュール制
御部２３はその制御信号に従ってエンジンやドアロック
を制御する。例えば、受信された指紋情報と正規ユーザ
の指紋情報とが一致した場合には、エンジンの始動が許
可されたり、ドアロックが解除されたりする。
【００２８】以上のように、この実施の形態１によれ
ば、携帯送信機１の指紋検出器１１の表面を保護するた
めのカバー４１を設けるようにしたので、指紋検出器１
１の表面が汚れたり傷ついたりする可能性を低減するこ
とができるという効果が得られる。
ば、携帯送信機１の指紋検出器１１の表面を保護するた
めのカバー４１を設けるようにしたので、指紋検出器１
１の表面が汚れたり傷ついたりする可能性を低減するこ
とができるという効果が得られる。
【００２９】また、この実施の形態１によれば、カバー
４１の少なくとも一部または全部を導電材料で構成する
ようにした場合、静電式センサにラッチアップが生ずる
可能性を低減することができるという効果が得られる。
４１の少なくとも一部または全部を導電材料で構成する
ようにした場合、静電式センサにラッチアップが生ずる
可能性を低減することができるという効果が得られる。
【００３０】さらに、この実施の形態１によれば、カバ
ー４１が開いているときのみ指紋検出器１１などを稼働
させるようにしたので、消費電力を抑制することができ
るという効果が得られる。
ー４１が開いているときのみ指紋検出器１１などを稼働
させるようにしたので、消費電力を抑制することができ
るという効果が得られる。
【００３１】実施の形態２．図４はこの発明の実施の形
態２による携帯送信機を示す斜視図であり、図５はこの
発明の実施の形態２による携帯送信機を示す断面図であ
る。なお、図５の断面図は図４のＢ−Ｂ線での断面の図
である。
態２による携帯送信機を示す斜視図であり、図５はこの
発明の実施の形態２による携帯送信機を示す断面図であ
る。なお、図５の断面図は図４のＢ−Ｂ線での断面の図
である。
【００３２】この実施の形態２による携帯送信機１に
は、図４に示すようにカバー５１が設けられており、軸
を中心に回動自在な状態にある。従って、図５（ａ）に
示すようにカバー５１が閉じている状態において、ユー
ザが指で押し上げることによりカバー５１が回動し、図
５（ｂ）に示すように指紋検出器１１の表面が現れる。
は、図４に示すようにカバー５１が設けられており、軸
を中心に回動自在な状態にある。従って、図５（ａ）に
示すようにカバー５１が閉じている状態において、ユー
ザが指で押し上げることによりカバー５１が回動し、図
５（ｂ）に示すように指紋検出器１１の表面が現れる。
【００３３】カバー５１が閉じているときにはスイッチ
１６の突起部１６Ａが押し込まれ、カバー５１が閉じて
いることがスイッチ１６により検出され、カバー５１が
開いているときにはスイッチ１６の突起部１６Ａが突出
し、カバー５１が開いていることがスイッチ１６により
検出される。
１６の突起部１６Ａが押し込まれ、カバー５１が閉じて
いることがスイッチ１６により検出され、カバー５１が
開いているときにはスイッチ１６の突起部１６Ａが突出
し、カバー５１が開いていることがスイッチ１６により
検出される。
【００３４】また、図５（ｂ）に示す状態で、ユーザの
指により逆方向にカバーが押し下げられることにより、
図５（ａ）に示す状態に戻り、カバー５１が閉まってい
ることがスイッチ１６により検出される。
指により逆方向にカバーが押し下げられることにより、
図５（ａ）に示す状態に戻り、カバー５１が閉まってい
ることがスイッチ１６により検出される。
【００３５】なお、実施の形態２による携帯送信機の動
作については実施の形態１によるものと同様であるの
で、その説明を省略する。ただし、スイッチ１６の突起
部１６Ａが押し込まれている際にはカバー５１が閉じて
いると判断され、スイッチ１６の突起部１６Ａが突出し
ている際にはカバー５１が開いていると判断される。
作については実施の形態１によるものと同様であるの
で、その説明を省略する。ただし、スイッチ１６の突起
部１６Ａが押し込まれている際にはカバー５１が閉じて
いると判断され、スイッチ１６の突起部１６Ａが突出し
ている際にはカバー５１が開いていると判断される。
【００３６】以上のように、この実施の形態２によれ
ば、実施の形態１と同様の効果が得られる。
ば、実施の形態１と同様の効果が得られる。
【００３７】なお、上記実施の形態１においては、携帯
送信機１の指紋検出器１１の表面にカバーを設けている
が、車両に指紋検出器が設けられる場合にも同様にカバ
ーを設けることができる。
送信機１の指紋検出器１１の表面にカバーを設けている
が、車両に指紋検出器が設けられる場合にも同様にカバ
ーを設けることができる。
【００３８】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、指紋
から指紋情報を取得する指紋情報取得手段と、不使用時
に指紋情報取得手段の検出面を覆う開閉自在なカバー
と、指紋情報取得手段により取得された指紋情報を照合
する指紋情報照合手段と、指紋情報照合手段による照合
結果に応じて車両設備を制御する車両設備制御手段とを
備えるようにしたので、指紋情報取得手段の表面が汚れ
たり傷ついたりする可能性を低減することができるとい
う効果がある。
から指紋情報を取得する指紋情報取得手段と、不使用時
に指紋情報取得手段の検出面を覆う開閉自在なカバー
と、指紋情報取得手段により取得された指紋情報を照合
する指紋情報照合手段と、指紋情報照合手段による照合
結果に応じて車両設備を制御する車両設備制御手段とを
備えるようにしたので、指紋情報取得手段の表面が汚れ
たり傷ついたりする可能性を低減することができるとい
う効果がある。
【００３９】この発明によれば、指紋から指紋情報を取
得する指紋情報取得手段と、不使用時に指紋情報取得手
段の検出面を覆う開閉自在なカバーと、指紋情報取得手
段により取得された指紋情報を送信する送信手段とを備
えるようにしたので、指紋情報取得手段の表面が汚れた
り傷ついたりする可能性を低減することができるという
効果がある。
得する指紋情報取得手段と、不使用時に指紋情報取得手
段の検出面を覆う開閉自在なカバーと、指紋情報取得手
段により取得された指紋情報を送信する送信手段とを備
えるようにしたので、指紋情報取得手段の表面が汚れた
り傷ついたりする可能性を低減することができるという
効果がある。
【００４０】この発明によれば、カバーの少なくとも一
部または全部を導電材料で構成するようにしたので、静
電式センサにラッチアップが生ずる可能性を低減するこ
とができるという効果がある。
部または全部を導電材料で構成するようにしたので、静
電式センサにラッチアップが生ずる可能性を低減するこ
とができるという効果がある。
【００４１】この発明によれば、カバーの開閉状態を検
出する検出手段と、検出手段による検出結果に応じてカ
バーが開いているときのみ指紋情報取得手段を稼働させ
る制御手段とを備えるように構成したので、消費電力を
抑制することができるという効果がある。
出する検出手段と、検出手段による検出結果に応じてカ
バーが開いているときのみ指紋情報取得手段を稼働させ
る制御手段とを備えるように構成したので、消費電力を
抑制することができるという効果がある。
【図１】 この発明の実施の形態１による車両キーシス
テムの構成を示すブロック図である。
テムの構成を示すブロック図である。
【図２】 実施の形態１による車両キーシステムの携帯
送信機を示す斜視図である。
送信機を示す斜視図である。
【図３】 実施の形態１による車両キーシステムの携帯
送信機を示す断面図である。
送信機を示す断面図である。
【図４】 この発明の実施の形態２による携帯送信機を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図５】 この発明の実施の形態２による携帯送信機を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ 携帯送信機、２ 車両、１１ 指紋検出器（指紋情
報取得手段）、１６スイッチ（検出手段、制御手段）、
２１ 車両側受信機、２２ エンジン制御部（車両設
備）、２３ ドアモジュール制御部（車両設備）、３４
指紋照合部（指紋情報照合手段）、３５ 車両制御部
（車両設備制御手段）、４１，５１ カバー。
報取得手段）、１６スイッチ（検出手段、制御手段）、
２１ 車両側受信機、２２ エンジン制御部（車両設
備）、２３ ドアモジュール制御部（車両設備）、３４
指紋照合部（指紋情報照合手段）、３５ 車両制御部
（車両設備制御手段）、４１，５１ カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｅ０５Ｂ 65/20 Ｅ０５Ｂ 65/20 (72)発明者 森田 徹 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 立川 裕文 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石倉 寿 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 史尚 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 永尾 浩治 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 Ｆターム(参考） 2E250 AA21 BB08 BB35 DD09 FF24 FF36 HH01 JJ03 KK03 LL01 TT03
Claims (6)
- 【請求項１】 指紋情報を照合してその照合結果に応じ
て車両設備を制御する車両キーシステムにおいて、 指紋から指紋情報を取得する指紋情報取得手段と、 不使用時に前記指紋情報取得手段の検出面を覆う開閉自
在なカバーと、 前記指紋情報取得手段により取得された指紋情報を照合
する指紋情報照合手段と、 前記指紋情報照合手段による照合結果に応じて車両設備
を制御する車両設備制御手段とを備えることを特徴とす
る車両キーシステム。 - 【請求項２】 カバーは、少なくとも一部または全部を
導電材料で構成されることを特徴とする請求項１記載の
車両キーシステム。 - 【請求項３】 カバーの開閉状態を検出する検出手段
と、前記検出手段による検出結果に応じてカバーが開い
ているときのみ指紋情報取得手段を稼働させる制御手段
とを備えることを特徴とする請求項１記載の車両キーシ
ステム。 - 【請求項４】 携帯送信機により指紋情報を取得して車
両側受信機へ送信し、車両側受信機によりその指紋情報
を照合してその照合結果に応じて車両設備を制御する車
両キーシステムの携帯送信機において、 指紋から指紋情報を取得する指紋情報取得手段と、 不使用時に前記指紋情報取得手段の検出面を覆う開閉自
在なカバーと、 前記指紋情報取得手段により取得された指紋情報を送信
する送信手段とを備えることを特徴とする携帯送信機。 - 【請求項５】 カバーは、少なくとも一部または全部を
導電材料で構成されることを特徴とする請求項４記載の
携帯送信機。 - 【請求項６】 カバーの開閉状態を検出する検出手段
と、前記検出手段による検出結果に応じてカバーが開い
ているときのみ指紋情報取得手段を稼働させる制御手段
とを備えることを特徴とする請求項４記載の携帯送信
機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078947A JP2001262888A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 車両キーシステムおよび携帯送信機 |
| DE2000147639 DE10047639C2 (de) | 2000-03-21 | 2000-09-26 | Fahrzeugschlüsselsystem und mobiler Sender zur Verwendung mit einem Fahrzeugschlüsselsystem |
| DE10066160A DE10066160B4 (de) | 2000-03-21 | 2000-09-26 | Fahrzeugschlüsselsystem und mobiler Sender zur Verwendung mit einem Fahrzeugschlüsselsystem |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078947A JP2001262888A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 車両キーシステムおよび携帯送信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001262888A true JP2001262888A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18596278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000078947A Pending JP2001262888A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 車両キーシステムおよび携帯送信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001262888A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458995B1 (ko) * | 2001-08-28 | 2004-12-03 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | 이동 단말 장치 |
| KR100525122B1 (ko) * | 2003-02-04 | 2005-10-31 | 문상윤 | 지문인식장치 입력부의 보호 커버 |
| EP2172375A1 (fr) | 2008-10-01 | 2010-04-07 | Valeo Sécurité Habitacle | Module d'identification pour véhicule automobile |
| CN109131220A (zh) * | 2018-08-09 | 2019-01-04 | 广州华夏职业学院 | 一种智能汽车Touch ID触摸位置防护机构 |
| CN109598181A (zh) * | 2017-09-30 | 2019-04-09 | 比亚迪股份有限公司 | 指纹识别装置及其控制系统、控制方法和车辆 |
| CN111768524A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-13 | 李尤海 | 一种高安全性的智能指纹锁 |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000078947A patent/JP2001262888A/ja active Pending
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
| KR100458995B1 (ko) * | 2001-08-28 | 2004-12-03 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | 이동 단말 장치 |
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| CN109131220A (zh) * | 2018-08-09 | 2019-01-04 | 广州华夏职业学院 | 一种智能汽车Touch ID触摸位置防护机构 |
| CN109131220B (zh) * | 2018-08-09 | 2020-09-11 | 广州华夏职业学院 | 一种智能汽车Touch ID触摸位置防护机构 |
| CN111768524A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-13 | 李尤海 | 一种高安全性的智能指纹锁 |
| CN111768524B (zh) * | 2020-06-30 | 2022-03-01 | 李尤海 | 一种高安全性的智能指纹锁 |
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| A977 | Report on retrieval |
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