JP2001262752A - 可動式連結パネル - Google Patents

可動式連結パネル

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JP2001262752A
JP2001262752A JP2000078167A JP2000078167A JP2001262752A JP 2001262752 A JP2001262752 A JP 2001262752A JP 2000078167 A JP2000078167 A JP 2000078167A JP 2000078167 A JP2000078167 A JP 2000078167A JP 2001262752 A JP2001262752 A JP 2001262752A
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JP
Japan
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panel
curved surface
movable connection
connection panel
end portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000078167A
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English (en)
Inventor
Masahide Umetsu
征英 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル端面を外観上見栄えよくし、パネル間
隙が常時塞がれているようにし、しかも円滑な全回転を
可能にした連結パネルを提供する。 【解決手段】 パネル本体2の端面に縦縁3を固定し、
この縦縁を弾性部材で成形し、縦縁内に回転軸1aを設
定し、縦縁の前後面3b,3cの先端側に、上記回転軸
を中心とし前後面間の距離を半径とする仮想円Sよりも
先端外方に若干張り出した断面略半円状の曲面3dを連
続形成してパネル1となし、この曲面同士を圧接状態で
接触させてパネル1,1を連結させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能に連結し
た間仕切り等の可動式連結パネル及び連結用のパネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】パネル同士を回転可能に連結する構成
は、両パネル端部に固定した雌雄軸同士を互いに軸止さ
せ合うようにするか、蝶番を両プレートの片面に渡す
か、或いはまた、プレート両端に軸受け孔を穿孔した一
枚板状のダブルヒンジを、両パネル間に枢支させて介在
させるようにした構成等が採用されており、これをヒン
ジの回転軸で見た場合は、パネル厚みの中心に回転軸を
位置させた構成か、パネル厚みの外面に沿い、或いは外
側に位置させた構成に分けられる。パネルは、端面が前
後面に対して直交した平坦面とした形態のものが一般に
採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のいずれの構成に
おいても、連結するパネル間には適当な隙間をおいてお
り、回転軸がパネル厚みの中心に位置するものは、可変
する端面がぶつからないようにかなりの隙間を取らざる
を得ず、外側に位置するものはパネル回転状態において
端面が大きく開いて露出せざるを得ないものである。パ
ネル間隙からは向こう側が透けて見える問題があり、パ
ネルの回転によって端面が露出する問題があり、また、
パネル回転に応じて隙間が広狭するので、指を挟んでし
まうおそれがある等の問題があった。パネル端面に軟質
材料を接着したものもあるが、外観的違和感を生じさせ
ていた。
【0004】本発明は、上記問題点に着眼してなしたも
のであり、パネル端面を外観上見栄えよくし、パネル間
隙が常時塞がれているようにし、しかも円滑な全回転を
可能にした連結パネルを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、先端部を断面円弧状曲面を有した弾性部
材で構成したパネルを、当該先端部同士を若干圧接状態
に連結させた構成を有し、さらに、圧接面がパネルの回
転軸と略同心円上となるようにした構成を有して可動式
連結パネルを構成したことを特徴とするものである。ま
た、本発明は、回転軸側の先端部を断面円弧状曲面を有
した弾性部材で構成し、回転軸を中心とし上記先端部の
パネル前後巾を直径とした円弧線よりも先端外側に若干
突出した状態で上記曲面を形成した構成を有して可動式
連結用パネルとしたことも特徴とする。
【0006】上記構成による連結パネルは、先端部の弾
性部材が押圧されて若干の平坦面状態となって接触し、
間隙を生じさせることがない。パネルの回転は若干の弾
性変形を伴いつつ行われるが、適度な弾性の付与により
極くわずかな負荷で滑らかな回転が可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を一実施例として示
した図面によって説明する。図1は本発明に係る連結パ
ネルの連結部分を示す上面略図、図2はパネルの端部上
面略図、図3は連結パネルの回転状態を示す上面略図で
ある。
【0008】パネル1は、その材質、構造を任意とし、
パネル本体2と縦縁3とを一体若しくは別体いずれの構
成として形成してもよいが、図では別体成形した縦縁3
をパネル本体の端面に固定した例を示してある。縦縁3
は、スポンジ、ゴム等の弾性部材を成形してなり、図2
に示す如く、パネル本体2へ固着する基端部3aに若干
巾の平坦な前後面3b,3cを設け、この前後面3b,
3c間にパネル1の回転軸1aを設定し、この回転軸を
中心とし前後面間の距離を半径とする仮想円Sよりも先
端外方に若干張り出した断面略半円状の曲面3dを前後
面3b,3c先端側に形成してある。回転軸部は任意構
成によりパネル本体2の端面に固定して形成してある。
縦縁3はまた、図1に示す如く、蟻結合、ビス止め、そ
の他任意手段によりパネル2端面に結合できかつ回転軸
部を突設した固定部材4を、アルミニウム、プラスチッ
クなどの硬質材により形成し、この固定部材4の外側に
少なくとも上記前後面3b,3c及び曲面3dを有した
弾性材を被着して構成したものとすることもでき、その
他の任意構成とすることができる。
【0009】連結パネル1,1の回転軸は、上記回転軸
1aが得られように任意ヒンジ構造により設定すればよ
いが、例えば図3(A)に示す如く、図1に例示の回転
軸部との枢軸(軸と軸受孔)の一方を板体の両端部に有
するダブルヒンジ5を、縦縁3の上下部乃至中間に設け
た切欠部に介装させるようにしてもよい。
【0010】上記構成によれば、パネル1,1は、図1
に示す如く、先端の曲面3d,3d同士を軽く圧接する
ようにして軸止して連結する。上記曲面は若干偏平状と
なって接合し、前後面側に若干膨出変形し、パネル間に
隙間を生じさせない。パネル1を回転させれば、図3
(A),(B)に示す如く、偏平状の圧接面は回転に伴
ってずれ、順次曲面3d部分に若干の偏平、膨出変形を
生じさせるが、弾性素材により変形応力を吸収できるの
で、回転の円滑性が損なわれることがなく、常にパネル
間を塞ぎ、隙間を生じさせない。
【0011】なお、縦縁3の弾性材部分は、先端部を圧
接して変形した上記連結状態の断面形状として形成する
ことも可能である。
【0012】
【発明の効果】このようにして、本発明によれば、同一
のパネル乃至は縦縁を用い、これを対向させて連結パネ
ルとすることができるので、材料の合理化と施工効率を
高めることができ、パネル端面が曲面構成でかつ弾性を
有するので、端部外観が見栄えのよい連結パネルを提供
でき。連結パネル状態においては、先端部同士が常に圧
接状態を維持するので、隙間を生じさせることがなく、
弾性変形によりパネル回転の滑らかさを維持させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動式パネルの連結部分を示す上
面略図である。
【図2】図1のパネル端部を示す上面略図である。
【図3】図1の連結パネルの回転状態を示す上面略図で
あり、(A)は90°回転時、(B)は重ね合わせ時を
示している。
【符号の説明】
1 パネル 1a 回転軸 2 パネル本体 3 縦縁 3a 基端部 3b 前面 3c 後面 3d 曲面 4 固定部材 5 ダブルヒンジ S 仮想円

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部を断面円弧状曲面を有した弾性部
    材で構成したパネルを、当該先端部同士を若干圧接状態
    に連結させた構成を有する可動式連結パネル。
  2. 【請求項2】 先端部を断面円弧状曲面を有した弾性部
    材で構成したパネルを、当該先端部同士を若干圧接状態
    に連結させ、圧接面がパネルの回転軸と略同心円上とな
    るようにした構成を有する可動式連結パネル。
  3. 【請求項3】 回転軸側の先端部を断面円弧状曲面を有
    した弾性部材で構成し、回転軸を中心とし上記先端部の
    パネル前後巾を直径とした円弧線よりも先端外側に若干
    突出した状態で上記曲面を形成した構成を有する可動式
    連結用パネル。
JP2000078167A 2000-03-21 2000-03-21 可動式連結パネル Pending JP2001262752A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020175685A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 日本発條株式会社 車両用シート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020175685A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 日本発條株式会社 車両用シート
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