JP2001262036A - 光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法 - Google Patents
光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法Info
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- JP2001262036A JP2001262036A JP2000076642A JP2000076642A JP2001262036A JP 2001262036 A JP2001262036 A JP 2001262036A JP 2000076642 A JP2000076642 A JP 2000076642A JP 2000076642 A JP2000076642 A JP 2000076642A JP 2001262036 A JP2001262036 A JP 2001262036A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インキの経時劣化が防止でき、くすみ感を与
えない光輝性に優れた光沢性カラー用インキ組成物及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 光沢顔料を含む光沢性カラー用インキ組
成物。光沢顔料として、フレーク状ガラスの表面を該フ
レーク状ガラスのガラスよりも高い屈折率を有する金属
酸化物で被覆してなる鱗片状粒子を用いる。この光沢顔
料をビヒクルに均一に混合して光沢性カラー用インキ組
成物を製造する方法。
えない光輝性に優れた光沢性カラー用インキ組成物及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 光沢顔料を含む光沢性カラー用インキ組
成物。光沢顔料として、フレーク状ガラスの表面を該フ
レーク状ガラスのガラスよりも高い屈折率を有する金属
酸化物で被覆してなる鱗片状粒子を用いる。この光沢顔
料をビヒクルに均一に混合して光沢性カラー用インキ組
成物を製造する方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マーキングペン、
筆などの筆記用具に適用されて、光沢性色調を付与する
光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法に関する
ものである。詳しくは、各種の筆記対象上に金色、銀
色、又は赤色、青色など鮮明で光沢性豊かな筆跡を付与
し得る光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法に
関するものである。
筆などの筆記用具に適用されて、光沢性色調を付与する
光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法に関する
ものである。詳しくは、各種の筆記対象上に金色、銀
色、又は赤色、青色など鮮明で光沢性豊かな筆跡を付与
し得る光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属、プラスチック、ガラスや紙
などの表面に、金属光沢を有する文字、記号などを筆記
する金属光沢性カラー用インキ組成物が提供され、既に
実用化されている。このようなインキ組成物としては、
例えば、アルミニウム粉体、箔状樹脂に金属をコーティ
ングしたものを粉砕加工したもの、又は、雲母粉体やガ
ラス粉体(鱗片状を含む)に金属をコーティングしてな
る光沢顔料を、キシレンなどの有機溶剤ベースのビヒク
ル中に分散した油性インキがある。
などの表面に、金属光沢を有する文字、記号などを筆記
する金属光沢性カラー用インキ組成物が提供され、既に
実用化されている。このようなインキ組成物としては、
例えば、アルミニウム粉体、箔状樹脂に金属をコーティ
ングしたものを粉砕加工したもの、又は、雲母粉体やガ
ラス粉体(鱗片状を含む)に金属をコーティングしてな
る光沢顔料を、キシレンなどの有機溶剤ベースのビヒク
ル中に分散した油性インキがある。
【0003】しかしながら、従来の光沢顔料を用いたイ
ンキ組成物では、光輝性が不足し、くすみがあるなど、
十分な金属光沢性を得ることはできず、特に、金属コー
ト樹脂箔粉砕物を使用したインキ組成物で筆記した文
字、記号などは金属光沢性が弱いものであった。また、
アルミニウム粉体を用いたものでは、これがビヒクルと
反応してガスを発生し、これによる劣化が問題となる。
ンキ組成物では、光輝性が不足し、くすみがあるなど、
十分な金属光沢性を得ることはできず、特に、金属コー
ト樹脂箔粉砕物を使用したインキ組成物で筆記した文
字、記号などは金属光沢性が弱いものであった。また、
アルミニウム粉体を用いたものでは、これがビヒクルと
反応してガスを発生し、これによる劣化が問題となる。
【0004】この欠点を改良するために、近年、高級脂
肪酸又はその塩で表面処理することによって金属光沢作
用を高めたリーフィングタイプの鱗片状金属粉体が用い
られるようになった。例えば、特公平1−56109号
公報には、脂肪族炭化水素系樹脂、又はキシレン樹脂な
どの芳香族炭化水素系樹脂を芳香族炭化水素、脂環族炭
化水素、ケトン類、エステル類の中から選んだ有機溶剤
に溶解した溶液に、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の高級脂肪酸又は高級脂肪酸塩で表面処理した
アルミニウム、銅、亜鉛、銅合金から選ばれたリーフィ
ングタイプの微細金属粉を分散した組成物からなるイン
キが記載されている。
肪酸又はその塩で表面処理することによって金属光沢作
用を高めたリーフィングタイプの鱗片状金属粉体が用い
られるようになった。例えば、特公平1−56109号
公報には、脂肪族炭化水素系樹脂、又はキシレン樹脂な
どの芳香族炭化水素系樹脂を芳香族炭化水素、脂環族炭
化水素、ケトン類、エステル類の中から選んだ有機溶剤
に溶解した溶液に、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の高級脂肪酸又は高級脂肪酸塩で表面処理した
アルミニウム、銅、亜鉛、銅合金から選ばれたリーフィ
ングタイプの微細金属粉を分散した組成物からなるイン
キが記載されている。
【0005】しかしながら、このような微細金属粉を含
有するインキを使用して筆記した文字、記号などは、金
属光沢性の改善はあるものの、その光沢が経時的に減少
するなどの不具合があり、十分に満足し得るものとは言
えなかった。
有するインキを使用して筆記した文字、記号などは、金
属光沢性の改善はあるものの、その光沢が経時的に減少
するなどの不具合があり、十分に満足し得るものとは言
えなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の光沢性インキ組成物の問題点を解決し、アルミニ
ウム粉などのようにビヒクルと反応してガスの発生によ
る劣化を生じたり、また経時により光沢性が低下したり
することなく、光沢性豊かでくすみ感のない美麗な描線
を与える光沢性カラー用インキ組成物を提供することを
目的とする。
従来の光沢性インキ組成物の問題点を解決し、アルミニ
ウム粉などのようにビヒクルと反応してガスの発生によ
る劣化を生じたり、また経時により光沢性が低下したり
することなく、光沢性豊かでくすみ感のない美麗な描線
を与える光沢性カラー用インキ組成物を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光沢性樹脂組成
物は、光沢顔料を含む光沢性カラー用インキ組成物にお
いて、該光沢顔料が、フレーク状ガラスの表面を該フレ
ーク状ガラスのガラスよりも高い屈折率を有する金属酸
化物で被覆してなる鱗片状粒子であることを特徴とす
る。
物は、光沢顔料を含む光沢性カラー用インキ組成物にお
いて、該光沢顔料が、フレーク状ガラスの表面を該フレ
ーク状ガラスのガラスよりも高い屈折率を有する金属酸
化物で被覆してなる鱗片状粒子であることを特徴とす
る。
【0008】光沢顔料として、フレーク状ガラスの表面
をこのガラスよりも高い屈折率を有する金属酸化物で被
覆してなる鱗片状粒子を用いた本発明の光沢性カラー用
インキ組成物であれば、その光輝感は、従来の光沢顔料
を用いたインキ組成物の光輝感に比べて著しく優れてお
り、くすみ感がなく、光沢性豊かで光沢性の経時劣化の
問題もない美麗な文字、記号等を筆記することができ
る。
をこのガラスよりも高い屈折率を有する金属酸化物で被
覆してなる鱗片状粒子を用いた本発明の光沢性カラー用
インキ組成物であれば、その光輝感は、従来の光沢顔料
を用いたインキ組成物の光輝感に比べて著しく優れてお
り、くすみ感がなく、光沢性豊かで光沢性の経時劣化の
問題もない美麗な文字、記号等を筆記することができ
る。
【0009】また、二酸化チタン等の金属酸化物被覆
は、その層の厚さを変えることによって、光輝性のある
様々な干渉色を得ることができることから、この層厚さ
を調整することにより無彩色から有彩色の様々な色を発
現し、光輝性に優れた文字、記号等が得られる。
は、その層の厚さを変えることによって、光輝性のある
様々な干渉色を得ることができることから、この層厚さ
を調整することにより無彩色から有彩色の様々な色を発
現し、光輝性に優れた文字、記号等が得られる。
【0010】本発明で用いる光沢顔料の鱗片状粒子は、
平均厚さ0.05〜2μm、平均粒径5〜50μmのフ
レーク状ガラスの表面に、前記金属酸化物よりなる厚さ
0.02〜0.7μmの被覆層を形成したものであるこ
とが好ましい。
平均厚さ0.05〜2μm、平均粒径5〜50μmのフ
レーク状ガラスの表面に、前記金属酸化物よりなる厚さ
0.02〜0.7μmの被覆層を形成したものであるこ
とが好ましい。
【0011】また、光沢性カラー用インキ組成物中の該
光沢顔料の含有量は0.1〜50重量%であることが好
ましい。
光沢顔料の含有量は0.1〜50重量%であることが好
ましい。
【0012】このような本発明の光沢性カラー用インキ
組成物は、本発明の方法に従って、該光沢顔料とビヒク
ルとを均一に混合することにより容易に製造することが
できる。
組成物は、本発明の方法に従って、該光沢顔料とビヒク
ルとを均一に混合することにより容易に製造することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】まず、本発明に係る光沢顔料について説明
する。
する。
【0015】本発明で用いる光沢顔料は、フレーク状ガ
ラスの表面をガラスよりも高い屈折率を有する金属酸化
物(以下「高屈折率金属酸化物」と称す。)で被覆して
なる鱗片状粒子、即ち、フレーク状ガラスを基材(芯
部)とし、その表面を高屈折率金属酸化物の被覆層を設
けた鱗片状粒子である。
ラスの表面をガラスよりも高い屈折率を有する金属酸化
物(以下「高屈折率金属酸化物」と称す。)で被覆して
なる鱗片状粒子、即ち、フレーク状ガラスを基材(芯
部)とし、その表面を高屈折率金属酸化物の被覆層を設
けた鱗片状粒子である。
【0016】ここで、高屈折率金属酸化物としては、ア
ナターゼ型二酸化チタン、ルチル型二酸化チタン、二酸
化ジルコニウム、酸化鉄などを挙げることができるが、
特にコスト、品質面などにおいて実用的であることから
アナターゼ型二酸化チタン又はルチル型二酸化チタン、
とりわけルチル型二酸化チタンが好ましい。
ナターゼ型二酸化チタン、ルチル型二酸化チタン、二酸
化ジルコニウム、酸化鉄などを挙げることができるが、
特にコスト、品質面などにおいて実用的であることから
アナターゼ型二酸化チタン又はルチル型二酸化チタン、
とりわけルチル型二酸化チタンが好ましい。
【0017】芯部のフレーク状ガラスは鱗片状のガラス
粒子であって、その大きさは平均粒径(長手方向寸法)
が5〜50μm、平均厚さが0.05〜2μmであるこ
とが好ましい。
粒子であって、その大きさは平均粒径(長手方向寸法)
が5〜50μm、平均厚さが0.05〜2μmであるこ
とが好ましい。
【0018】この平均粒径が50μmを超えると筆記に
用いる細管などを通過し難くなり、一方、5μm未満で
あると描線の光沢性の低下が著しい。また、平均厚さが
0.05μmに満たないものは破砕され易く、2μmを
超えると細管を詰まらせる原因となる。
用いる細管などを通過し難くなり、一方、5μm未満で
あると描線の光沢性の低下が著しい。また、平均厚さが
0.05μmに満たないものは破砕され易く、2μmを
超えると細管を詰まらせる原因となる。
【0019】なお、フレーク状ガラスのガラス組成には
特に制限なく、SiO2を主成分とし、Al2O3、C
aOやB2O3及びその他の成分を若干量含むものが挙
げられる。
特に制限なく、SiO2を主成分とし、Al2O3、C
aOやB2O3及びその他の成分を若干量含むものが挙
げられる。
【0020】このようなガラスフレークの屈折率は通常
1.5〜1.6程度であり、このガラスフレークの表面
を被覆する高屈折率金属酸化物としては、屈折率2.0
〜3.0程度のものが好ましい。なお、アナターゼ型二
酸化チタンの屈折率は約2.5、ルチル型二酸化チタン
の屈折率は約2.7であり、二酸化ジルコニウムの屈折
率は約2.1である。
1.5〜1.6程度であり、このガラスフレークの表面
を被覆する高屈折率金属酸化物としては、屈折率2.0
〜3.0程度のものが好ましい。なお、アナターゼ型二
酸化チタンの屈折率は約2.5、ルチル型二酸化チタン
の屈折率は約2.7であり、二酸化ジルコニウムの屈折
率は約2.1である。
【0021】このようなフレーク状ガラスの表面を高屈
折率金属酸化物、例えばアナターゼ又はルチル型二酸化
チタンで被覆する方法としては、ゾルゲル法や液相法が
知られている。例えば、特開平9−176515号公報
には、ゾルゲル法により平均形状比(平均厚さ/平均粒
度)1/9〜1、平均粒度25〜500μmの金属酸化
物被覆フレーク状ガラスが得られると記載されている。
また、米国特許5753371号公報には、液相法の事
例として、Cガラス組成のフレーク状ガラスを酸性水溶
液中に分散させ、塩化第二鉄と塩化亜鉛或いは塩化錫等
を加えて攪拌した後、pHを調整しながら四塩化チタン
(TiCl4)水溶液を注加し、所定の干渉色に達した
ら反応を終了させ、濾過、水洗してから所定の温度で加
熱焼成することで、金属酸化物被覆フレーク状ガラスを
得る方法が記載されている。
折率金属酸化物、例えばアナターゼ又はルチル型二酸化
チタンで被覆する方法としては、ゾルゲル法や液相法が
知られている。例えば、特開平9−176515号公報
には、ゾルゲル法により平均形状比(平均厚さ/平均粒
度)1/9〜1、平均粒度25〜500μmの金属酸化
物被覆フレーク状ガラスが得られると記載されている。
また、米国特許5753371号公報には、液相法の事
例として、Cガラス組成のフレーク状ガラスを酸性水溶
液中に分散させ、塩化第二鉄と塩化亜鉛或いは塩化錫等
を加えて攪拌した後、pHを調整しながら四塩化チタン
(TiCl4)水溶液を注加し、所定の干渉色に達した
ら反応を終了させ、濾過、水洗してから所定の温度で加
熱焼成することで、金属酸化物被覆フレーク状ガラスを
得る方法が記載されている。
【0022】本発明者らは、この米国特許575337
1号公報に記載の方法を更に発展させて、高屈折率金属
水酸化物被膜を斑なく均一にかつ安定して被覆すること
ができる次のような方法を開発した。
1号公報に記載の方法を更に発展させて、高屈折率金属
水酸化物被膜を斑なく均一にかつ安定して被覆すること
ができる次のような方法を開発した。
【0023】まず、前処理として、塩酸酸性水溶液中に
おいて、フレーク状ガラスを塩化錫で表面処理した後、
ヘキサクロロ白金酸で処理する。次に、このフレーク状
ガラスをpH1.3以下、例えば約1.0に調整した塩
酸酸性水溶液に加え、そのスラリー液の温度を55〜8
5℃、例えば75℃に昇温して、pHを0.5〜1.3
に調整しつつTiCl4水溶液を注加し、所定の干渉色
に達するまで反応させる。そして、この反応生成物を濾
過、水洗してから、所定の温度、例えば600℃で加熱
焼成する方法である。この方法によれば、米国特許57
53371号公報に記載の方法よりも、ルチル型二酸化
チタン被膜を斑なく均一にかつ安定して形成することが
できる。この方法により、このように優れたルチル型二
酸化チタン被膜が形成される理由の詳細は明らかではな
いが、この方法では、フレーク状ガラスの表面に白金が
付着し、この白金の作用により、二酸化チタンの付着が
促進され、班のない均一な高屈折率金属酸化物被膜が形
成されるものと考えられる。
おいて、フレーク状ガラスを塩化錫で表面処理した後、
ヘキサクロロ白金酸で処理する。次に、このフレーク状
ガラスをpH1.3以下、例えば約1.0に調整した塩
酸酸性水溶液に加え、そのスラリー液の温度を55〜8
5℃、例えば75℃に昇温して、pHを0.5〜1.3
に調整しつつTiCl4水溶液を注加し、所定の干渉色
に達するまで反応させる。そして、この反応生成物を濾
過、水洗してから、所定の温度、例えば600℃で加熱
焼成する方法である。この方法によれば、米国特許57
53371号公報に記載の方法よりも、ルチル型二酸化
チタン被膜を斑なく均一にかつ安定して形成することが
できる。この方法により、このように優れたルチル型二
酸化チタン被膜が形成される理由の詳細は明らかではな
いが、この方法では、フレーク状ガラスの表面に白金が
付着し、この白金の作用により、二酸化チタンの付着が
促進され、班のない均一な高屈折率金属酸化物被膜が形
成されるものと考えられる。
【0024】高屈折率金属酸化物の被覆量は、高屈折率
金属酸化物の種類や要求される光輝性の程度、所望の干
渉色等によっても異なるが、被覆層厚さが0.01〜1
μm、特に0.02〜0.7μmとなるようにするのが
好ましい。この厚さが過度に薄いと十分な光沢が得られ
ず、過度に厚いと経済性が損なわれる。
金属酸化物の種類や要求される光輝性の程度、所望の干
渉色等によっても異なるが、被覆層厚さが0.01〜1
μm、特に0.02〜0.7μmとなるようにするのが
好ましい。この厚さが過度に薄いと十分な光沢が得られ
ず、過度に厚いと経済性が損なわれる。
【0025】この金属酸化物の被覆層は、その厚みを変
えてゆくとその厚さの増加に従って、反射光及び透過光
が段階的に無彩色から種々の有彩色に変化する。例え
ば、ルチル型二酸化チタンを被覆したフレーク状ガラス
の場合においては、二酸化チタン被覆層の厚さ0.05
μm付近では反射光及び透過光共にシルバー色であった
ものが、厚さを増して約0.14μmにすると反射光は
赤紫色、透過光は青緑色を呈し、更に厚さ0.2μm程
度になると反射光は黄緑色で透過光は赤色に変化する。
これらの反射光及び透過光の色相は光の干渉現象によっ
て起こるが、フレーク状ガラスの表面が著しく平滑であ
るが故に光の散乱を防止することができるので、表面に
凹凸を有するマイカを二酸化チタンで被覆したものに比
べていずれも鮮明で強い光輝性を得ることができる。
えてゆくとその厚さの増加に従って、反射光及び透過光
が段階的に無彩色から種々の有彩色に変化する。例え
ば、ルチル型二酸化チタンを被覆したフレーク状ガラス
の場合においては、二酸化チタン被覆層の厚さ0.05
μm付近では反射光及び透過光共にシルバー色であった
ものが、厚さを増して約0.14μmにすると反射光は
赤紫色、透過光は青緑色を呈し、更に厚さ0.2μm程
度になると反射光は黄緑色で透過光は赤色に変化する。
これらの反射光及び透過光の色相は光の干渉現象によっ
て起こるが、フレーク状ガラスの表面が著しく平滑であ
るが故に光の散乱を防止することができるので、表面に
凹凸を有するマイカを二酸化チタンで被覆したものに比
べていずれも鮮明で強い光輝性を得ることができる。
【0026】なお、被覆する二酸化チタン等の高屈折率
金属酸化物の純度は高い方が好ましいが、96〜99%
程度であればSiO2,Al2O3,Fe2O3,水分
等の不純物を含むものであっても良い。
金属酸化物の純度は高い方が好ましいが、96〜99%
程度であればSiO2,Al2O3,Fe2O3,水分
等の不純物を含むものであっても良い。
【0027】かかる金属酸化物を被覆したフレーク状ガ
ラスよりなる光沢顔料は、そのまま使用できるが、耐久
性等を向上するために、表面に保護膜を形成しても良
い。この保護膜には一般に二酸化珪素を主成分とするも
のが使用される。耐久性を向上させる具体的手段として
は、例えば、特開昭62−91567号公報、特開平1
−292067号公報及び特開平7−268241号公
報に記載されている雲母真珠光沢顔料で使用される保護
膜など既存の保護膜を適用することができる。
ラスよりなる光沢顔料は、そのまま使用できるが、耐久
性等を向上するために、表面に保護膜を形成しても良
い。この保護膜には一般に二酸化珪素を主成分とするも
のが使用される。耐久性を向上させる具体的手段として
は、例えば、特開昭62−91567号公報、特開平1
−292067号公報及び特開平7−268241号公
報に記載されている雲母真珠光沢顔料で使用される保護
膜など既存の保護膜を適用することができる。
【0028】本発明の光沢性カラー用インキ組成物は、
このような光沢顔料を主成分のビヒクルに均一に分散混
合してなる液状ないしペースト状インキ組成物であり、
更に必要に応じて着色材、その他の添加剤を含有するも
のであっても良い。
このような光沢顔料を主成分のビヒクルに均一に分散混
合してなる液状ないしペースト状インキ組成物であり、
更に必要に応じて着色材、その他の添加剤を含有するも
のであっても良い。
【0029】即ち、本発明のインキ組成物の形態として
は、溶剤が有機溶剤からなる油性インキや、光沢顔料を
予めミネラルスピリットのような潤滑剤によってペース
ト状とし、それを界面活性剤により水に分散してなるO
/Wエマルジョン型インキ、或いは、水性インキを挙げ
ることができ、それ自体既知の方法によって、主成分の
ビヒクルに上記光沢顔料を撹拌混合するなどして容易に
調製することができる。
は、溶剤が有機溶剤からなる油性インキや、光沢顔料を
予めミネラルスピリットのような潤滑剤によってペース
ト状とし、それを界面活性剤により水に分散してなるO
/Wエマルジョン型インキ、或いは、水性インキを挙げ
ることができ、それ自体既知の方法によって、主成分の
ビヒクルに上記光沢顔料を撹拌混合するなどして容易に
調製することができる。
【0030】本発明のインキ組成物のビヒクル成分の主
成分としては、樹脂及び溶剤が挙げられる。
成分としては、樹脂及び溶剤が挙げられる。
【0031】樹脂の種類としては、例えば、石油のクラ
ッキングの際に副生する芳香族系石油樹脂や脂肪族系樹
脂の他、高級不飽和炭化水素を原料にし、酸性触媒を用
いて重合した石油樹脂を水素添加してなる水添石油樹脂
が挙げられる。これらの化学構造は複雑であり、鎖状又
は環状構造の脂肪族系樹脂や芳香族系樹脂、それらの化
合物からなるものである。その他に、スチレン系樹脂、
アクリル系樹脂、フェノール系樹脂、ケトン系樹脂、ロ
ジン変性マレイン酸樹脂、或いはこれらのポリマーの共
重合体、混合物、変性物等を挙げることができる。
ッキングの際に副生する芳香族系石油樹脂や脂肪族系樹
脂の他、高級不飽和炭化水素を原料にし、酸性触媒を用
いて重合した石油樹脂を水素添加してなる水添石油樹脂
が挙げられる。これらの化学構造は複雑であり、鎖状又
は環状構造の脂肪族系樹脂や芳香族系樹脂、それらの化
合物からなるものである。その他に、スチレン系樹脂、
アクリル系樹脂、フェノール系樹脂、ケトン系樹脂、ロ
ジン変性マレイン酸樹脂、或いはこれらのポリマーの共
重合体、混合物、変性物等を挙げることができる。
【0032】また、溶剤は、用いる樹脂の種類によって
種分けされ、例えば、石油系樹脂では、極性が比較的弱
いn−ヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロ
ヘキサンなどの脂肪族系炭化水素類、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素類溶剤の中から用いられる。ま
た、ケトン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂のように極
性のある樹脂に対しては、メチルアルコール、エチルア
ルコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテルなどのアルコー
ル類やこれらから誘導されたエーテル類、更には、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン
類、酢酸エチル、酢酸ブチルのようなエステル類等が用
いられる。これらの溶剤は単独で或いは2種以上を混合
して使用することができる。
種分けされ、例えば、石油系樹脂では、極性が比較的弱
いn−ヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロ
ヘキサンなどの脂肪族系炭化水素類、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素類溶剤の中から用いられる。ま
た、ケトン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂のように極
性のある樹脂に対しては、メチルアルコール、エチルア
ルコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテルなどのアルコー
ル類やこれらから誘導されたエーテル類、更には、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン
類、酢酸エチル、酢酸ブチルのようなエステル類等が用
いられる。これらの溶剤は単独で或いは2種以上を混合
して使用することができる。
【0033】本発明において、インキ組成物中の光沢顔
料の含有量は過度に少ないと十分な光沢性を得ることが
できず、過度に多いと粘度が高くなり、インキとしての
流動性が損なわれることから、インキ組成物中に0.1
〜50重量%の範囲とするのが好ましい。特に、インキ
組成物の粘度と色調、光沢性を維持するためには、イン
キ組成物中に1〜30重量%の範囲で使用することが好
ましい。
料の含有量は過度に少ないと十分な光沢性を得ることが
できず、過度に多いと粘度が高くなり、インキとしての
流動性が損なわれることから、インキ組成物中に0.1
〜50重量%の範囲とするのが好ましい。特に、インキ
組成物の粘度と色調、光沢性を維持するためには、イン
キ組成物中に1〜30重量%の範囲で使用することが好
ましい。
【0034】なお、本発明のインキ組成物には、上記の
作用効果を阻害しない範囲で、必要に応じてフレーク状
アルミニウム、金属被覆鱗片状ガラスなどのような既知
光沢顔料、チタン白、アゾレーキ系顔料、シアニン系顔
料等の顔料、フタロシアニンブルーなどのような分散染
料、酸性染料などの染料、揺変性付与剤、防錆剤、消泡
剤、界面活性剤、顔料分散剤等を配合することができ
る。
作用効果を阻害しない範囲で、必要に応じてフレーク状
アルミニウム、金属被覆鱗片状ガラスなどのような既知
光沢顔料、チタン白、アゾレーキ系顔料、シアニン系顔
料等の顔料、フタロシアニンブルーなどのような分散染
料、酸性染料などの染料、揺変性付与剤、防錆剤、消泡
剤、界面活性剤、顔料分散剤等を配合することができ
る。
【0035】特に、光沢性カラー用水性インキにおい
て、該インキの充填、脱泡時にはインキ特性として高粘
度であることが好ましく、また、筆記時には低粘度であ
ることが好ましいという要求特性を満足させるために、
いわゆるチキソトロピーを利用した揺変性を有するイン
キ特性が求められ、その特性を発現させる揺変性付与剤
は、光沢性カラー用水性インキにとって、有用な成分で
ある。
て、該インキの充填、脱泡時にはインキ特性として高粘
度であることが好ましく、また、筆記時には低粘度であ
ることが好ましいという要求特性を満足させるために、
いわゆるチキソトロピーを利用した揺変性を有するイン
キ特性が求められ、その特性を発現させる揺変性付与剤
は、光沢性カラー用水性インキにとって、有用な成分で
ある。
【0036】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
【0037】実施例1 石油樹脂(丸善石油化学社製「マルカレッツH92
5」)15重量部をメチルシクロヘキサン28重量部と
エチルシクロへキサン30重量部との混合溶剤に加え、
50℃に加温しながらかき混ぜて溶解した後、室温まで
冷却した。これにルチル型二酸化チタン被覆フレーク状
ガラス(日本板硝子株式会社製「メタシャインRCFS
X−1020RC(9553)」)15重量部を加え撹
拌分散して、本発明の光沢性カラー用インキ組成物を得
た。
5」)15重量部をメチルシクロヘキサン28重量部と
エチルシクロへキサン30重量部との混合溶剤に加え、
50℃に加温しながらかき混ぜて溶解した後、室温まで
冷却した。これにルチル型二酸化チタン被覆フレーク状
ガラス(日本板硝子株式会社製「メタシャインRCFS
X−1020RC(9553)」)15重量部を加え撹
拌分散して、本発明の光沢性カラー用インキ組成物を得
た。
【0038】得られたインキを用いて、筆跡の光沢性、
くすみ感及びインキの経時劣化について調べ、結果を表
1に示した。
くすみ感及びインキの経時劣化について調べ、結果を表
1に示した。
【0039】実施例2 エタノール68重量部にスチレン・マレイン酸樹脂(積
水化学社製「SME50.000」)20重量部を加
え、60分間撹拌して混合分散した後、光沢顔料として
ルチル型二酸化チタン被覆フレーク状ガラス(日本板硝
子株式会社製「メタシャインRCFSX−1020RC
(9556)」)10重量部を加え撹拌分散して、本発
明の光沢性カラー用インキ組成物を得た。
水化学社製「SME50.000」)20重量部を加
え、60分間撹拌して混合分散した後、光沢顔料として
ルチル型二酸化チタン被覆フレーク状ガラス(日本板硝
子株式会社製「メタシャインRCFSX−1020RC
(9556)」)10重量部を加え撹拌分散して、本発
明の光沢性カラー用インキ組成物を得た。
【0040】得られたインキを用いて、実施例1と同様
にして筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を
調べ、結果を表1に示した。
にして筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を
調べ、結果を表1に示した。
【0041】実施例3 実施例2で用いたものと同じルチル型二酸化チタン被覆
フレーク状ガラス10重量部と、アクリルエマルジョン
20重量部と、ポリビニルアルコール0.5重量部と、
エチレングリコール3重量部と、水62重量部とを混合
して本発明の光沢性カラー用インキ組成物を得た。
フレーク状ガラス10重量部と、アクリルエマルジョン
20重量部と、ポリビニルアルコール0.5重量部と、
エチレングリコール3重量部と、水62重量部とを混合
して本発明の光沢性カラー用インキ組成物を得た。
【0042】得られたインキを用いて、実施例1と同様
にして筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を
調べ、結果を表1に示した。
にして筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を
調べ、結果を表1に示した。
【0043】比較例1 光沢顔料としてフレーク状アルミニウム(東洋アルミ社
製「アルペースト1230M」)10重量部を使用した
こと以外は実施例1と同様にして光沢性カラー用インキ
組成物を得、得られたインキを用いて、実施例1と同様
にして筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を
調べ、結果を表1に示した。
製「アルペースト1230M」)10重量部を使用した
こと以外は実施例1と同様にして光沢性カラー用インキ
組成物を得、得られたインキを用いて、実施例1と同様
にして筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を
調べ、結果を表1に示した。
【0044】比較例2 光沢顔料として二酸化チタン被覆マイカ(メルクジャパ
ン社製「イリオジン103」)10重量部を使用したこ
と以外は実施例2と同様にして光沢性カラー用インキ組
成物を得、得られたインキを用いて、実施例1と同様に
して筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を調
べ、結果を表1に示した。
ン社製「イリオジン103」)10重量部を使用したこ
と以外は実施例2と同様にして光沢性カラー用インキ組
成物を得、得られたインキを用いて、実施例1と同様に
して筆跡の光沢性、くすみ感及びインキの経時劣化を調
べ、結果を表1に示した。
【0045】比較例3 光沢顔料として、比較例1で用いたものと同じフレーク
状アルミニウムを用いたこと以外は実施例3と同様にし
て光沢性カラー用インキ組成物を得、得られたインキを
用いて、実施例1と同様にして筆跡の光沢性、くすみ感
及びインキの経時劣化を調べ、結果を表1に示した。
状アルミニウムを用いたこと以外は実施例3と同様にし
て光沢性カラー用インキ組成物を得、得られたインキを
用いて、実施例1と同様にして筆跡の光沢性、くすみ感
及びインキの経時劣化を調べ、結果を表1に示した。
【0046】なお、各実施例及び比較例で用いた光沢顔
料の基材の種類、被覆層及びその厚さ、平均厚さ、平均
粒径は表1に示す通りである。
料の基材の種類、被覆層及びその厚さ、平均厚さ、平均
粒径は表1に示す通りである。
【0047】
【表1】
【0048】表1より明らかなように、本発明によれ
ば、くすみがなく、強い光沢性を示し、経時変化の問題
もない光沢性カラー用インキ組成物を得ることができる
ことがわかる。
ば、くすみがなく、強い光沢性を示し、経時変化の問題
もない光沢性カラー用インキ組成物を得ることができる
ことがわかる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の光沢性カラ
ー用インキ組成物及びその製造方法によれば、くすみ感
がなく、高級感があり、強い光輝性を呈した、極めて美
粧性に優れた描線を得ることができ、しかもインキの経
時劣化の問題も解消される。
ー用インキ組成物及びその製造方法によれば、くすみ感
がなく、高級感があり、強い光輝性を呈した、極めて美
粧性に優れた描線を得ることができ、しかもインキの経
時劣化の問題も解消される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J037 AA22 AA29 CA09 DD05 DD10 DD30 EE03 FF09 4J039 AD03 AD09 AD10 AD14 AD18 AE01 AE02 BA13 BA25 BA35 BA37 BA39 BD04 BE01 CA04 DA07 EA14 EA15 EA16 EA21 EA33 EA48 FA01 FA02 FA04 GA26
Claims (4)
- 【請求項1】 光沢顔料を含む光沢性カラー用インキ組
成物において、 該光沢顔料が、フレーク状ガラスの表面を該フレーク状
ガラスのガラスよりも高い屈折率を有する金属酸化物で
被覆してなる鱗片状粒子であることを特徴とする光沢性
カラー用インキ組成物。 - 【請求項2】 請求項1において、該鱗片状粒子は、平
均厚さ0.05〜2μm、平均粒径5〜50μmのフレ
ーク状ガラスの表面に、前記金属酸化物よりなる厚さ
0.02〜0.7μmの被覆層を形成したものであるこ
とを特徴とする光沢性カラー用インキ組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、該インキ組成
物中の該光沢顔料の含有量が0.1〜50重量%である
ことを特徴とする光沢性カラー用インキ組成物。 - 【請求項4】 光沢顔料とビヒクルとを均一に混合する
ことにより光沢性カラー用インキ組成物を製造する方法
であって、 該光沢顔料として、フレーク状ガラスの表面を該フレー
ク状ガラスのガラスよりも高い屈折率を有する金属酸化
物で被覆してなる鱗片状粒子を用いることを特徴とする
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光沢性カラー
用インキ組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000076642A JP2001262036A (ja) | 1999-12-14 | 2000-03-17 | 光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35471199 | 1999-12-14 | ||
JP2000002790 | 2000-01-11 | ||
JP11-354711 | 2000-01-11 | ||
JP2000-2790 | 2000-01-11 | ||
JP2000076642A JP2001262036A (ja) | 1999-12-14 | 2000-03-17 | 光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001262036A true JP2001262036A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=27341492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000076642A Pending JP2001262036A (ja) | 1999-12-14 | 2000-03-17 | 光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001262036A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002155243A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-28 | Nippon Paint Co Ltd | 光輝性塗膜形成方法および塗装物 |
JP2002155240A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-28 | Nippon Paint Co Ltd | 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜 |
JP2006328182A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Toyota Motor Corp | シルバー発色の真珠光沢顔料およびその製造方法 |
JP2013507494A (ja) * | 2009-10-14 | 2013-03-04 | エッカルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 微細で薄い合成基材をベースとする真珠光沢顔料 |
JP2016179997A (ja) * | 2006-03-24 | 2016-10-13 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung | 化粧品組成物 |
US11230643B2 (en) | 2008-04-15 | 2022-01-25 | Eckart Gmbh | Pearlescent pigments based on fine and thin substrates |
-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000076642A patent/JP2001262036A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002155243A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-28 | Nippon Paint Co Ltd | 光輝性塗膜形成方法および塗装物 |
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JP2006328182A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Toyota Motor Corp | シルバー発色の真珠光沢顔料およびその製造方法 |
JP2016179997A (ja) * | 2006-03-24 | 2016-10-13 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung | 化粧品組成物 |
US11230643B2 (en) | 2008-04-15 | 2022-01-25 | Eckart Gmbh | Pearlescent pigments based on fine and thin substrates |
JP2013507494A (ja) * | 2009-10-14 | 2013-03-04 | エッカルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 微細で薄い合成基材をベースとする真珠光沢顔料 |
US10125261B2 (en) | 2009-10-14 | 2018-11-13 | Eckart Gmbh | Pearlescent pigments on the basis of fine and thin synthetic substrates |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050629 |
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|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |