JP2001261146A - 物品整列装置 - Google Patents

物品整列装置

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JP2001261146A
JP2001261146A JP2000077405A JP2000077405A JP2001261146A JP 2001261146 A JP2001261146 A JP 2001261146A JP 2000077405 A JP2000077405 A JP 2000077405A JP 2000077405 A JP2000077405 A JP 2000077405A JP 2001261146 A JP2001261146 A JP 2001261146A
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JP
Japan
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article
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pressurized fluid
cap
rotating disk
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JP2000077405A
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Makoto Murazaki
真 村崎
Hideo Tsuchiya
秀夫 土屋
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Seiko Corp
Original Assignee
Seiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表裏を有する物品の方向整列を確実に行うこと
ができると共に、物品高さの変更に対応することができ
る物品整列装置を提供する。 【解決手段】傾斜軸により機体へ駆動手段により回転自
在に軸支させた回転体の高所に、回転手段により略水平
に回転される回転円盤の一部を臨ませ、該回転円盤の外
周部へ物品の受入部を多数設けて、該受入部の適所には
加圧流体を供給する第一供給手段の通孔を設けると共
に、回転円盤の受入部に位置する物品の側方に対応する
ように該物品に加圧流体を作用させる第二供給手段を設
け、この第二供給手段に該第二供給手段の加圧流体吐出
口の噴出高さを調整する調整手段を接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填包装業界等におい
て、表裏を有するキャップ等の物品を円滑に整列するこ
とができる物品整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充填包装業界等においては、表裏
を有する物品、例えば、容器のキャップをこの容器に供
給するときは、該容器の口元にキャップの凹部を対応さ
せなければならないので、整列されたこれらキャップ等
の物品の反転を自動的に行なう装置がいくつか開発され
ている。
【0003】例えば、図7に示すように、回転円盤50
上の凹み51に載置された表裏がランダム状態のキャッ
プ52は、凹み51に穿設された通孔53から噴出され
る加圧空気の作用によって、図8(a)に示すように、
裏向き(凹部が上向き)のキャップ52の場合は、キャ
ップ52面と凹み51面との間に負圧を生じて、該キャ
ップ52の移動を生じないが、図8(b)に示すよう
に、表向き(凹部が下向き)のキャップ52の場合は、
この凹み部内に噴出された加圧空気の速度エネルギーに
よって吹き飛ばされ、次の整列のための部位へ移動す
る。
【0004】これらの動作を連続的に行うことで、回転
円盤50が回転移動する間に凹み51へのキャップ52
の供給および取り出しが行なわれて、一方向に表裏が揃
えられた状態でキャップ52が次工程に送られる。
【0005】しかしながら、凹み51へのキャップ52
の供給は、必ずしも、該凹み51内に一個ずつが正しい
姿勢で納まることばかりではなく、二段等に重なって載
置されたり、しっかりと凹み51内に納まらず、外れた
位置に載置されるものも多く存在する。
【0006】しかも、キャップ52の高さ,兵が変化す
れば能力低下も発生すると同時に、不良載置も発生す
る。このような場合には、回転円盤50等の交換および
調整が必要となっていた。等の問題点を有するものであ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、傾斜軸により機体
へ駆動手段により回転自在に軸支させた回転体の高所
に、回転手段により略水平に回転される回転円盤の一部
を臨ませ、該回転円盤の外周部へ物品の受入部を多数設
けて、該受入部の適所には加圧流体を供給する第一供給
手段の通孔を設けると共に、回転円盤の受入部に位置す
る物品の側方に対応するように該物品に加圧流体を作用
させる第二供給手段を設け、この第二供給手段に該第二
供給手段の加圧流体吐出口の噴出高さを調整する調整手
段を接続させることにより、表裏を有する物品の方向整
列を確実に行うことができると共に、物品高さと径の変
更に対応することができる物品整列装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、傾斜軸により機体へ駆動手段に
より回転自在に軸支させ、該回転によってその上面が低
所と高所とを運動する回転体と、この回転体の高所に一
部を臨ませて回転手段により略水平に回転される回転円
盤と、該回転円盤の外周部へ多数設けた物品の受入部
と、該受入部の適所において上下方向に設けた加圧流体
の通孔と、この通孔位置においてその下側に対応するよ
うに前記機体に設けた加圧流体を供給する第一供給手段
と、前記回転円盤の受入部に位置する物品の側方に対応
するように設けて該物品に加圧流体を作用させる第二供
給手段と、この第二供給手段に接続させて該第二供給手
段の加圧流体吐出口の噴出高さを調整する調整手段とを
備えさせた物品整列装置の構成にある。
【0009】
【実施例】次に、本発明に関する物品整列装置の一実施
例を図面に基づいて説明する。図1〜図 においてAは
物品整列装置で、回転体1と、回転円盤2と、受入部3
と、通孔4と、第一供給手段5と、第二供給手段6と、
調整手段7とにより基本的に構成される。
【0010】また、物品bは、表裏を有する組立部品あ
るいは機械部品で、例えば、図3に示すように、流体等
の充填包装業界において使用される凹部b1を有する容
器のキャップなどが用いられる。
【0011】そして、前記した回転体1は、傾斜軸8に
より機体9へ、モータ等の駆動手段10により回転自在
にかつ傾斜状に軸支させ、該回転によってその上面が低
所dと高所eとを運動するもので、この回転体1の外周
部には環状の覆体11を一体的に取り付けて、物品bの
所定量がプールされるものであって、該物品bが斜面で
あっても円滑に移送できるように、掻き上げ体12を間
隔的に多数付設してある。
【0012】前記した回転円盤2は、回転体1の移動に
おける高所eの位置に一部を、すなわち、円周部の一部
を臨ませて回転手段13により略水平に回転されるもの
で、回転体1と同一方向あるいは逆方向に回転される。
【0013】なお、前記した回転手段13は、傾斜軸8
に設けた歯車14に噛合する歯車15,16を介して回
転円盤2における支持軸17に設けた歯車18に回転伝
達されて駆動される。更には、単独のモータ等の回転手
段13を支持軸17へ接続させてもよい。
【0014】前記した受入部3は、回転円盤2の外周部
へ多数設けて物品bを安定載置させるもので、図4に示
すように、略半円形となる凹みを形成してある。また、
この凹みは、通孔4が物品bに掛かる範囲で大きくする
ことができ兼用性が高く設定できるものであり、図6に
示すように、径の小さい物品bSであっても、径の大き
い物品bLであっても、通孔4をこれら物品bS、bL
によって塞ぐ範囲内のものである。
【0015】前記した通孔4は、回転円盤2における各
受入部3の適所において上下方向に設けて、エアー等の
加圧流体を流通させるもので、該回転円盤2の裏面から
表面に挿通するように穿設してある。
【0016】前記した第一供給手段5は、通孔4位置に
おいて、該通孔4の下側に対応するように機体9におけ
る回転円盤2の回転軌跡上に設けてあって、加圧流体源
19からの加圧流体を供給するもので、受入部3の物品
bにこの加圧流体を作用させる。
【0017】前記した第二供給手段6は、回転円盤2の
受入部3に位置する物品bの側方において、回転円盤2
の回転軌跡上にその吐出口20が対応するように設け
て、該物品bに加圧流体を作用させるもので、加圧流体
源19を接続してある。
【0018】前記した調整手段7は、第二供給手段6に
接続させて該第二供給手段6の加圧流体吐出口20の噴
出高さを調整するもので、取付体22に第二供給手段6
を固着し、この取付板22を、例えば、ねじ23と操作
ハンドル24とからなる操作部材25により支持軸17
へ固定状態に取り付けた支持板21のブラケット26へ
吊持してある。この操作部材25は、図示してないが、
遠隔操作できる、例えば、モータ等を採用することもで
きる。
【0019】したがって、前記したように構成される本
発明に係る実施例の物品整列装置Aは、以下に述べる作
用を奏する。まず、環状の覆体11内に物品であるキャ
ップbをランダム状態に多数投入すると、キャップb
は、回転体1の回転によって、該回転体1の低所dから
高所eへと搬送移動する。
【0020】そして、回転体1の高所eに達したキャッ
プbは、この回転体1の傾斜によって、該高所eにその
一部を臨ませた回転円盤2上に乗り移るもので、その多
くのキャップbはその表裏がランダムの状態で回転円盤
2の受入部3内に載置されるが、一部のキャップbは受
入部3に一部しか納まらなかったり、逆に二段、三段に
重なって載置される。
【0021】この状態で、回転円盤2の回転に伴って、
キャップbは移送されるもので、機体9に設けた第一供
給手段5に達すると、この位置に対応する受入部3のキ
ャップbは、その通孔4から加圧流体が圧送されるの
で、この受入部3のキャップbが、図5(a)に示すよ
うに、その凹部b1が上向きの状態、すなわち、キャッ
プbの上部平面部が受入部3に接している場合は、通孔
4より吐出された加圧流体は、キャップbと受入部3の
隙間を通過するとき、流体の流速が早くなると同時に、
該部分の圧力は大気圧よりも低くなり、キャップbは受
入部3へ吸引されるように押し付けられるため加圧流体
の影響を受けず、そのままの状態で移送される。
【0022】また、図5(b)に示すように、凹部b1
が下向きの場合は、第一供給手段5による通孔4より吐
出された加圧流体は、キャップbの凹部b1内を充満す
ると共に、流速を持った加圧流体の速度エネルギーが圧
力に変換されることにより、キャップbの底面に作用す
る圧力と大気圧との圧力差で、キャップbは上方へ吹き
飛ばされ、回転円盤2から下側の回転体1上に転落して
再び低所dから高所eへと移送される。
【0023】このとき、受入部3上に、二段、三段に重
なってキャップbが載置されたときは、この第一供給手
段5による加圧流体の整列作用が受けられない。そのた
め、図2に示すように、この回転円盤2のキャップbが
第二供給手段6に達すると、吐出口20より噴出される
圧力流体により、二段上に重なって載置されるキャップ
bは側方へ吹き飛ばされ、回転円盤2から下側の回転体
1上に転落して再び低所dから高所eへと移送される。
【0024】また、この第二供給手段6による加圧流体
の除去作用は、前記した第一供給手段5による加圧流体
の整列作用の前工程で行えば、一連的な整列作業を行う
ことができる。更に、第二供給手段6は、第一供給手段
5の前後に複数個設定し、不良載置のキャップbの姿勢
を矯正して、整列能力の向上も図り、かつ、不良載置の
キャップbの除去を確実に行わせることもできる。
【0025】このように、回転円盤2の受入部3に載置
されたキャップbは、全てのものが効率よく表裏の整列
あるいは不良載置の除去が行われ、次工程におけるキャ
ッピングが円滑に、かつ、施蓋されない容器を生ずるこ
となく行うことができる。
【0026】また、この第二供給手段6は、調整手段7
により、吐出口20の噴出高さが調整できるため、キャ
ップbの高さが異なるものに変更となったとき、直ちに
調整してキャップbの側部にその吐出口20が対応する
ため、キャップbの整列の汎用性が高まる。更に、受入
部3の大きさに見合う大きさのキャップbの載置でも、
すなわち、該受入部3内に載置され、かつ、通孔4の加
圧作用を受ける範囲の大小の大きさであれば、キャップ
bの大きさが替わっても、整列を行うことができるの
で、その兼用が可能であるため汎用性が高い。
【0027】
【発明の効果】前述のように本発明に関する物品整列装
置は、回転円盤の受入部に載置されたキャップは、その
全てのものが効率よく表裏の整列あるいは不良載置の除
去が行われ、次工程におけるキャッピングが円滑に、か
つ、施蓋されない容器を生ずることなく行うことができ
ると共に、第二供給手段の加圧流体の噴出高さを調整自
在とすることにより、物品整列の汎用性が向上する。等
の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品整列装置の一実施例を示す
概略的な縦断側面図である。
【図2】図1における物品整列装置の要部を示す説明図
である。
【図3】図1における物品整列装置において使用するキ
ャップの斜視図である。
【図4】図1における物品整列装置における回転円盤の
受入部を示す説明図である。
【図5】図1における物品整列装置の第一供給手段の整
列の作動状態を示す説明図である。
【図6】図1における物品整列装置における回転円盤の
受入部への物品の載置例を示す説明図である。
【図7】従来のキャップ整列装置における回転円盤の凹
み部を示す説明図である。
【図8】図6における装置の整列作動状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
b 物品 1 回転体 2 回転円盤 3 受入部 4 通孔 5 第一供給手段 6 第二供給手段 7 調整手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜軸により機体へ駆動手段により回転
    自在に軸支させ、該回転によってその上面が低所と高所
    とを運動する回転体と、この回転体の高所に一部を臨ま
    せて回転手段により略水平に回転される回転円盤と、該
    回転円盤の外周部へ多数設けた物品の受入部と、該受入
    部の適所において上下方向に設けた加圧流体の通孔と、
    この通孔位置においてその下側に対応するように前記機
    体に設けた加圧流体を供給する第一供給手段と、前記回
    転円盤の受入部に位置する物品の側方に対応するように
    設けて該物品に加圧流体を作用させる第二供給手段と、
    この第二供給手段に接続させて該第二供給手段の加圧流
    体吐出口の噴出高さを調整する調整手段とを備えさせた
    ことを特徴とする物品整列装置。
JP2000077405A 2000-03-21 2000-03-21 物品整列装置 Pending JP2001261146A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076931A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Juki Corp ボタン選別装置およびボタン選別方法
JPWO2015122412A1 (ja) * 2014-02-13 2017-03-30 日精エー・エス・ビー機械株式会社 プリフォーム整列装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010076931A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Juki Corp ボタン選別装置およびボタン選別方法
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