JP5384904B2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5384904B2 JP5384904B2 JP2008267204A JP2008267204A JP5384904B2 JP 5384904 B2 JP5384904 B2 JP 5384904B2 JP 2008267204 A JP2008267204 A JP 2008267204A JP 2008267204 A JP2008267204 A JP 2008267204A JP 5384904 B2 JP5384904 B2 JP 5384904B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- spinner table
- suction
- annular frame
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Dicing (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Description
該フレーム保持機構は、該環状のフレームの下面を保持する保持面を有する下面支持部材と、該下面支持部材に中間部が支持軸によって揺動可能に軸支され該支持軸の上側に該環状のフレームの上面を押圧する爪部が設けられているとともに該支持軸の下側に錘部を備えた振り子部材とを具備しており、
該下面支持部材には、該スピンナーテーブルの回転が停止されている状態において該爪部より内側に該保持面より上方に突出するとともに上端が該爪部より上側に位置し該環状のフレームの外周縁を規制する規制部が設けられている、
ことを特徴とする洗浄装置が提供される。
また、粘着テープを介して被加工物を支持する環状のフレームを下面支持部材の保持面に載置する際に、誤って位置ズレすると環状のフレームの一部が規制部の上端に位置付けられ、環状のフレームの一部が浮き上がった状態になるので、オペレータはこれに気づいて環状のフレームを正規の位置に載置し直すことができる。
更に、本発明によれば、上記吸引手段の吸引源とスピンナーテーブルの吸引保持部とを連通する配管に配設された圧力センサーと、該圧力センサーによって検出された圧力が所定値以上の場合にはエラーメッセージを表示手段に出力する制御手段を具備しているので、粘着テープを介して被加工物を支持する環状のフレームを下面支持部材の保持面に載置する際に、誤って位置ズレして環状のフレームの一部が規制部の上端に位置付けられ、環状のフレームの一部が浮き上がった状態になると、上記吸引手段の吸引源とスピンナーテーブルの吸引保持部とを連通する配管内の圧力が低下しないため、エラーメッセージを表示するので、オペレータはこれに気づいて環状のフレームを正規の位置に載置し直すことができる。
図示の実施形態における洗浄装置2は、スピンナーテーブル機構3と、該スピンナーテーブル機構3を包囲して配設された洗浄水受け手段4を具備している。スピンナーテーブル機構3は、スピンナーテーブル31と、該スピンナーテーブル31を回転駆動する電動モータ33と、該電動モータ33を上下方向に移動可能に支持する支持機構34を具備している。スピンナーテーブル31は、図2に示すようにテーブル本体311と、該テーブル本体311の上面に装着された吸引保持部としての吸着チャック312とからなっている。テーブル本体311は、ステンレス鋼等の金属材によって円盤状に形成されており、図3に示すように上面に円形の嵌合凹部311aが設けられている。この嵌合凹部311aには底面の外周部に吸着チャック312が載置される環状の載置棚311bが設けられている。なお、嵌合凹部311aは後述する吸引手段に連通される。吸着チャック312はポーラスなセらミックス材によって円盤状に形成されており、テーブル本体311の嵌合凹部311aに嵌合し載置棚311bに載置される。従って、後述する吸引手段が作動すると、嵌合凹部311aに負圧が作用し、吸着チャック312の上面である吸引保持部に負圧が作用せしめられる。なお、上記スピンナーテーブル31を構成するテーブル本体311の外周部には、周方向の4箇所に後述する環状のフレームを保持するためのフレーム保持機構を装着するための段部311cが互いに等間隔に形成されている。
振り子部材322は、上記下面支持部材321の先端部に形成された二股状の切り欠き部321bの幅より僅かに小さい幅を有し、その中間部には被支持部322aが設けられており、被支持部322aには被支持穴(図示せず)が形成されている。この被支持部を上記下面支持部材321の先端部に形成された二股状の切り欠き部321bに位置付け、下面支持部材321の一対の支持部321c、321cに形成された支持穴321d、321dと振り子部材322の被支持部322aに形成された被支持穴に支持軸323を挿入することにより、被支持部322aは下面支持部材321に支持軸323を中心として揺動可能に支持される。振り子部材322における支持軸323の上側には、下面支持部材の保持面321a上に載置された後述する環状のフレームの上面を押圧する爪部322bが設けられている。また、振り子部材322における支持軸323の下側には、上記爪部322bより重量が重い錘部322cが設けられている。このように形成された振り子部材322は、図3に示すようにスピンナーテーブル31の回転が停止している状態において爪部322bが一対の規制部321e、321eより外側に位置するように支持軸323によって揺動可能に支持され配設されている。従って、一対の規制部321e、321eは、スピンナーテーブル31の回転が停止している状態においては爪部322bより内側に位置することになる。また、爪部322bは、スピンナーテーブル31の回転が停止されている状態においては下面支持部材321に設けられた一対の規制部321e、321eの上端より下側に位置するように構成されている。従って、一対の規制部321e、321eの上端は、スピンナーテーブル31の回転が停止している状態においては爪部322bより上側に位置することになる。
図6には、切削加工された被加工物としての半導体ウエーハ10が示されている。この半導体ウエーハ10は、表面に格子状に配列された複数のストリート101によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されており、環状のフレームFに装着された粘着テープTの表面に貼着されている。このように環状のフレームFに装着された粘着テープTの表面に貼着された半導体ウエーハ10は、切削装置によってストリート101に沿って切削され、個々のデバイス102に分割されている。
上述したように環状のフレームFに装着された粘着テープTの表面に貼着され個々のデバイス102に分割された半導体ウエーハ10は、手動又は搬送装置によって図7に示すようにスピンナーテーブル31上に粘着テープTを介して載置される。このとき、スピンナーテーブル31は図4に示す被加工物搬入・搬出位置に位置付けられている。また、半導体ウエーハ10を粘着テープTを介して支持している環状のフレームFは、フレーム保持機構32を構成する下面支持部材321の保持面321aに載置される(ウエーハ載置工程)。このとき、環状のフレームFの外周縁が一対の規制部321e、321eの内面に沿って案内される。このようにして、半導体ウエーハ10をスピンナーテーブル31上に粘着テープTを介して載置するとともに環状のフレームFをフレーム保持機構32を構成する下面支持部材321の保持面321aに載置したならば、上記図3に示す吸引手段5を作動して電磁制御弁53を附勢(ON)する。この結果、吸引源51から配管52を介してテーブル本体311の嵌合凹部311aに負圧を作用せしめられる。従って、嵌合凹部311aに嵌合されたポーラスなセラミックス材によって形成されている吸着チャック312の表面に負圧が作用するため、半導体ウエーハ10は粘着テープTを介してスピンナーテーブル31の吸着チャック312上に吸引保持される。このとき、上記制御手段7は圧力センサー6によって検出された圧力が所定値(例えば0.02MPa)より低い場合には表示手段70に正常メッセージを出力するので、オペレータは半導体ウエーハ10が粘着テープTを介してスピンナーテーブル31の吸着チャック312上に正常に吸引保持されたことを確認することができる。
3:スピンナーテーブル機構
31:スピンナーテーブル
32:フレーム保持機構
321:下面支持部材
322:振り子部材
33:電動モータ
4:洗浄水受け手段
41:洗浄水受け容器
5:吸引手段
6:圧力センサー
7:制御手段
70:表示手段
8:洗浄水供給手段
81:洗浄水ノズル
9:エアー供給手段
91:エアーノズル
10:半導体ウエーハ
F:環状のフレーム
T:粘着テープ
Claims (2)
- 環状のフレームに装着された粘着テープに貼着された被加工物を吸引保持する吸引保持部を備えたスピンナーテーブルと、該スピンナーテーブルの外周に互いに所定の間隔を置いて装着され該環状のフレームを保持する複数のフレーム保持機構と、該スピンナーテーブルに保持された被加工物に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、該スピンナーテーブルの該吸引保持部に負圧を作用せしめる吸引手段と、を具備する洗浄装置において、
該フレーム保持機構は、該環状のフレームの下面を保持する保持面を有する下面支持部材と、該下面支持部材に中間部が支持軸によって揺動可能に軸支され該支持軸の上側に該環状のフレームの上面を押圧する爪部が設けられているとともに該支持軸の下側に錘部を備えた振り子部材とを具備しており、
該下面支持部材には、該スピンナーテーブルの回転が停止されている状態において該爪部より内側に該保持面より上方に突出するとともに上端が該爪部より上側に位置し該環状のフレームの外周縁を規制する規制部が設けられている、
ことを特徴とする洗浄装置。 - 該吸引手段の吸引源と該スピンナーテーブルの吸引保持部とを連通する配管に配設された圧力センサーと、該圧力センサーによって検出された圧力が所定値以上の場合にはエラーメッセージを表示手段に出力する制御手段を具備している、請求項1記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008267204A JP5384904B2 (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008267204A JP5384904B2 (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010098093A JP2010098093A (ja) | 2010-04-30 |
JP5384904B2 true JP5384904B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=42259579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008267204A Active JP5384904B2 (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5384904B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5926501B2 (ja) * | 2011-06-15 | 2016-05-25 | 東京応化工業株式会社 | 保持装置および保持方法 |
JP6043060B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2016-12-14 | 東京応化工業株式会社 | 保持装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6186931U (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-07 | ||
JPH1197515A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-09 | Toshiba Corp | ウエハ支持用回転テーブル |
JP2003007647A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-10 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ダイシング装置 |
JP4502260B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2010-07-14 | 株式会社ディスコ | スピンナー洗浄装置及びダイシング装置 |
JP5048987B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-10-17 | 株式会社ディスコ | 洗浄装置 |
-
2008
- 2008-10-16 JP JP2008267204A patent/JP5384904B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010098093A (ja) | 2010-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5324180B2 (ja) | レーザ加工方法およびレーザ加工装置 | |
JP5009254B2 (ja) | 樹脂被覆装置 | |
JP6305272B2 (ja) | 搬送装置 | |
CN107887313B (zh) | 加工装置 | |
TW201508832A (zh) | 切削裝置(一) | |
JP6397270B2 (ja) | 切削装置 | |
JP4502260B2 (ja) | スピンナー洗浄装置及びダイシング装置 | |
TW201032907A (en) | Resin film forming apparatus | |
JP5137747B2 (ja) | ワーク保持機構 | |
JP7143020B2 (ja) | 処理装置 | |
JP2009060063A (ja) | 処理装置、処理方法および記憶媒体 | |
JP5384904B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP2010099733A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP7536398B2 (ja) | 切削装置 | |
JP6879807B2 (ja) | 加工装置 | |
JP2009113145A (ja) | 研磨装置のチャックテーブル機構 | |
JP2014110270A (ja) | 洗浄装置 | |
JP6822857B2 (ja) | 搬出機構 | |
TWI711508B (zh) | 用於單面研磨裝置的晶圓貼附裝置及用於單面研磨裝置的晶圓貼附方法 | |
CN101494189B (zh) | 一种保持盘状物的装置及方法 | |
JP2009188296A (ja) | ウエーハの洗浄装置 | |
JP7023575B2 (ja) | 洗浄方法 | |
JP5033354B2 (ja) | ワークセンタリング装置 | |
JP5048987B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP2017157646A (ja) | 研磨方法及び研磨装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5384904 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |