JPH089419B2 - 物品整列方法およびその装置 - Google Patents
物品整列方法およびその装置Info
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- JPH089419B2 JPH089419B2 JP2204517A JP20451790A JPH089419B2 JP H089419 B2 JPH089419 B2 JP H089419B2 JP 2204517 A JP2204517 A JP 2204517A JP 20451790 A JP20451790 A JP 20451790A JP H089419 B2 JPH089419 B2 JP H089419B2
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- transfer path
- nozzle
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ランダムに供給される物品の向きを一方向
へ揃えて、次工程の処理装置へ正確な向きの物品を供給
するための物品整列方法およびその装置に係るもので、
詳しくは、物品、例えば、液体を充填した容器へ冠着す
る蓋において、該蓋のめねじ側を容器の口元へ常に正し
く位置付けするために、蓋の移送路において移送中に蓋
の姿勢を一方向へ整列させる方法と装置に関する。
へ揃えて、次工程の処理装置へ正確な向きの物品を供給
するための物品整列方法およびその装置に係るもので、
詳しくは、物品、例えば、液体を充填した容器へ冠着す
る蓋において、該蓋のめねじ側を容器の口元へ常に正し
く位置付けするために、蓋の移送路において移送中に蓋
の姿勢を一方向へ整列させる方法と装置に関する。
(従来の技術) 従来、表裏を有する物品、例えば、容器の蓋をこの容
器に供給するときは、該容器の口元に蓋の凹部、すなわ
ち、めねじ部を正確に対応させなければならないので、
あらかじめ、蓋を一方向へ整列させておく必要があり、
そのための整列装置がいくつか開発されている。
器に供給するときは、該容器の口元に蓋の凹部、すなわ
ち、めねじ部を正確に対応させなければならないので、
あらかじめ、蓋を一方向へ整列させておく必要があり、
そのための整列装置がいくつか開発されている。
例えば、第13図に示すようなタイプの場合は、回転円
板50の周縁に配設したキャップ51の移送路52が形成され
る一対のガイド53,54の間に、このキャップ51をその表
裏がランダム状態で供給すると、同図において実線で示
すように載置された、すなわち、凹部が上方へ向いたキ
ャップ51は、前記回転円板50の外周に設けたローラ55と
該回転円板50とにより、その平面部がそれぞれ当接して
安定的に支持されて排出位置へ移送される。
板50の周縁に配設したキャップ51の移送路52が形成され
る一対のガイド53,54の間に、このキャップ51をその表
裏がランダム状態で供給すると、同図において実線で示
すように載置された、すなわち、凹部が上方へ向いたキ
ャップ51は、前記回転円板50の外周に設けたローラ55と
該回転円板50とにより、その平面部がそれぞれ当接して
安定的に支持されて排出位置へ移送される。
しかし、同図において仮想線で示すように載置された
キャップ51は、このキャップ51の一側はその周縁部が回
転円板50上にあって、これにより支承されているが、他
側はその凹部が前記ローラ55に被さって安定支持され
ず、該ローラ55と前記ガイド54との隙間より矢印の方向
へ落下して、移送路52を移動す間に、表裏を有する偏平
状のキャップ51の選別がなされるものである。
キャップ51は、このキャップ51の一側はその周縁部が回
転円板50上にあって、これにより支承されているが、他
側はその凹部が前記ローラ55に被さって安定支持され
ず、該ローラ55と前記ガイド54との隙間より矢印の方向
へ落下して、移送路52を移動す間に、表裏を有する偏平
状のキャップ51の選別がなされるものである。
また、第14図に示すようなタイプの場合は、傾斜面56
を有する旋回板57の外周に所定の間隔で受ガイド58を配
設して移送路59を形成し、該移送路50へキャップ51をそ
の表裏がランダム状態で供給すると、同図において実線
で示すように載置された、すなわち、凹部が上方へ向い
たキャップ51は、その底部に重心があるので、前記斜面
56に支承されて排出位置へ安定的に移送される。
を有する旋回板57の外周に所定の間隔で受ガイド58を配
設して移送路59を形成し、該移送路50へキャップ51をそ
の表裏がランダム状態で供給すると、同図において実線
で示すように載置された、すなわち、凹部が上方へ向い
たキャップ51は、その底部に重心があるので、前記斜面
56に支承されて排出位置へ安定的に移送される。
しかし、同図において、仮想線で示すように載置され
たキャップ51は、その上部に重心があるので、キャップ
51のバランスを失って矢印の方向へ転倒し、移送路59を
移動する間に、表裏を有する丈高なキャップ51の選別が
なされるものである。
たキャップ51は、その上部に重心があるので、キャップ
51のバランスを失って矢印の方向へ転倒し、移送路59を
移動する間に、表裏を有する丈高なキャップ51の選別が
なされるものである。
(発明が解決しようとする課題) 前記した前者の装置は、キャップの直径がキャップの
高さより大きい、いわゆる、偏平のものの表裏の選別は
簡単かつ連続的に行なうことできるものであるが、丈高
のキャップすなわちキャップ高さがキャップの直径より
大きいものは、両ガイドがその移送の邪魔となって選別
処理ができず、そのため、キャップ形状に見合うガイド
の付け替えを行なわなければならない。
高さより大きい、いわゆる、偏平のものの表裏の選別は
簡単かつ連続的に行なうことできるものであるが、丈高
のキャップすなわちキャップ高さがキャップの直径より
大きいものは、両ガイドがその移送の邪魔となって選別
処理ができず、そのため、キャップ形状に見合うガイド
の付け替えを行なわなければならない。
また、後者の装置は、丈高のキャップの選別が行なえ
るものであるが、第5図に示すような、頭部が円弧状に
形成されているキャップは、旋回板の斜面に安定保持さ
れないので、このものは全く利用できない。
るものであるが、第5図に示すような、頭部が円弧状に
形成されているキャップは、旋回板の斜面に安定保持さ
れないので、このものは全く利用できない。
等の物品の種類や形状の異なるものの整列には様々な
問題点を有するものであった。
問題点を有するものであった。
本発明は前記した問題点を解決するためになされたも
ので、物品、例えば、液体を充填した容器へ冠着する蓋
において、丈高のキャップであって、かつ、頭部が円弧
状の変形キャップのめねじ側を、容器の口元へ常に正し
く位置付けするために、蓋の移送路において移送中に蓋
の姿勢を一方向へ整列させる方法と装置を提供すること
を目的としている。
ので、物品、例えば、液体を充填した容器へ冠着する蓋
において、丈高のキャップであって、かつ、頭部が円弧
状の変形キャップのめねじ側を、容器の口元へ常に正し
く位置付けするために、蓋の移送路において移送中に蓋
の姿勢を一方向へ整列させる方法と装置を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本発明の手段におい
て、 本発明に係る物品整列方法は、 一側が開口して空洞部が形成され、他側に、この空洞
部開口の閉塞部を有する物品を一方向へ向きを揃える整
列にあって、 框体内に、回転自在に取り付けられた環体の受部に、
ランダム向きで支承される物品を、円周案内と外案内と
による移送路へ移動させる工程と、 該円周案内側の第一および第三ノズルにより物品の上
部へ空気を圧送すると共に、外案内側の第二および第四
ノズルにより物品の下部へ空気を圧送して、円周案内側
に受部上の物品の閉塞部が、そして、外案内側に物品の
空洞部が対応しているものを、第二ノズルにより空洞部
へ送気して、円周案内側に寄せてそのままの姿勢を維持
させる工程と、 円周案内側に物品の空洞部が、そして、外案内側に物
品の閉塞部が対応するものを、第一ノズルによる空洞部
内への送気により外案内側に当接させて空洞部側を上に
起立させ、第二ノズルにより円周案内側へ押し寄せつ
つ、第三および第四ノズルにより起立物品を反転させて
その閉塞部を円周案内側へ向ける工程と、 円周案内により受部上の物品を徐々に環体の外周端部
へ移動させ、この環体の受部から空洞部側を下に向けた
起立状態で排出手段上へ受け渡す工程と、 よりなる。
て、 本発明に係る物品整列方法は、 一側が開口して空洞部が形成され、他側に、この空洞
部開口の閉塞部を有する物品を一方向へ向きを揃える整
列にあって、 框体内に、回転自在に取り付けられた環体の受部に、
ランダム向きで支承される物品を、円周案内と外案内と
による移送路へ移動させる工程と、 該円周案内側の第一および第三ノズルにより物品の上
部へ空気を圧送すると共に、外案内側の第二および第四
ノズルにより物品の下部へ空気を圧送して、円周案内側
に受部上の物品の閉塞部が、そして、外案内側に物品の
空洞部が対応しているものを、第二ノズルにより空洞部
へ送気して、円周案内側に寄せてそのままの姿勢を維持
させる工程と、 円周案内側に物品の空洞部が、そして、外案内側に物
品の閉塞部が対応するものを、第一ノズルによる空洞部
内への送気により外案内側に当接させて空洞部側を上に
起立させ、第二ノズルにより円周案内側へ押し寄せつ
つ、第三および第四ノズルにより起立物品を反転させて
その閉塞部を円周案内側へ向ける工程と、 円周案内により受部上の物品を徐々に環体の外周端部
へ移動させ、この環体の受部から空洞部側を下に向けた
起立状態で排出手段上へ受け渡す工程と、 よりなる。
また、本発明に係る物品整列装置は、 機体へ所定傾斜で支承させた框体と、この框体内に設
けて框体底部の物品を傾斜の上部へ移送する搬送手段
と、機体の突軸へ回転自在に支持させ、その周縁部に物
品が納まり得る受部を間隔的に多数設けた環体と、前記
搬送手段の一側に設けて物品を供給する供給部と、該供
給部に設けて前記受部上の不要物品を除去する手段と、
前記供給部の下流側に設けて物品の移送路を形成させる
前記受部の内側に位置する円周案内と、この円周案内に
対応させて受部の外側に位置する外案内と、移送路内へ
臨ませて前記円周案内側から物品の上部へ送気する第一
ノズルと、移送路内へ臨ませて前記外案内側から物品の
下部へ送気する第二ノズルと、移送路内において第一ノ
ズルの下流側へ臨ませて前記円周案内側から物品の上部
へ送気する第三ノズルと、移送路内において第二ノズル
の下流側へ臨ませて前記外案内側から物品の下部へ送気
する第四ノズルと、前記移送路に設けて整列された物品
を該移送路の側方へ取り出す排出手段とを備えさせる。
けて框体底部の物品を傾斜の上部へ移送する搬送手段
と、機体の突軸へ回転自在に支持させ、その周縁部に物
品が納まり得る受部を間隔的に多数設けた環体と、前記
搬送手段の一側に設けて物品を供給する供給部と、該供
給部に設けて前記受部上の不要物品を除去する手段と、
前記供給部の下流側に設けて物品の移送路を形成させる
前記受部の内側に位置する円周案内と、この円周案内に
対応させて受部の外側に位置する外案内と、移送路内へ
臨ませて前記円周案内側から物品の上部へ送気する第一
ノズルと、移送路内へ臨ませて前記外案内側から物品の
下部へ送気する第二ノズルと、移送路内において第一ノ
ズルの下流側へ臨ませて前記円周案内側から物品の上部
へ送気する第三ノズルと、移送路内において第二ノズル
の下流側へ臨ませて前記外案内側から物品の下部へ送気
する第四ノズルと、前記移送路に設けて整列された物品
を該移送路の側方へ取り出す排出手段とを備えさせる。
(作用) 前記した本発明は以下に述べる作用を奏する。
機体に設けた移送路において配設された搬送手段およ
び環体を運転し、その一側の供給部より物品を連続的か
つランダムに供給すると、該物品は、環体に多数設けら
れた受部へ向きの不規則な姿勢や重なって次々と載置さ
れる。
び環体を運転し、その一側の供給部より物品を連続的か
つランダムに供給すると、該物品は、環体に多数設けら
れた受部へ向きの不規則な姿勢や重なって次々と載置さ
れる。
すると、前記移送路において設けられた不要物品の除
去手段により、受部に納まった一個だけの物品を残し
て、他の重なって載置された物品は除去されるもので、
このとき、受部に載置された物品のそれぞれの向きはま
だ不揃である。
去手段により、受部に納まった一個だけの物品を残し
て、他の重なって載置された物品は除去されるもので、
このとき、受部に載置された物品のそれぞれの向きはま
だ不揃である。
そして、更に、環体の移動により物品は移送されるも
ので、円周案内と外案内とによる移送路に達した物品
は、第一および第二,第三,第四ノズルにより整列され
る。
ので、円周案内と外案内とによる移送路に達した物品
は、第一および第二,第三,第四ノズルにより整列され
る。
この動作は、円周案内側の第一および第三ノズルによ
り物品の上部へ、また、外案内側の第二ノズルおよび第
四により、物品の下部へ、それぞれ空気を圧送する。
り物品の上部へ、また、外案内側の第二ノズルおよび第
四により、物品の下部へ、それぞれ空気を圧送する。
このとき、円周案内側に受部上の物品の閉塞部が、そ
して、外案内側に物品の空洞部が対応しているものは、
第二ノズルによる空洞部への送気により、円周案内側に
寄せられてそのままの姿勢が維持される。
して、外案内側に物品の空洞部が対応しているものは、
第二ノズルによる空洞部への送気により、円周案内側に
寄せられてそのままの姿勢が維持される。
また、円周案内側に物品の空洞部が、そして、外案内
側に物品の閉塞部が対応するものは、第一ノズルによる
空洞部内への送気により外案内側へ片寄しつつ、第三お
よび第四ノズルにより物品を縦方向へ反転させるもの
で、その閉塞部を円周案内側へ向ける整列がなされる。
側に物品の閉塞部が対応するものは、第一ノズルによる
空洞部内への送気により外案内側へ片寄しつつ、第三お
よび第四ノズルにより物品を縦方向へ反転させるもの
で、その閉塞部を円周案内側へ向ける整列がなされる。
この状態から、前記移送路に設けた排出手段により、
前記した整列された物品を前記移送路から取り出される
もので、取り出された物品の姿勢はすべてが同一向きに
揃えられて、次工程の希望する処理がなされるものであ
る。
前記した整列された物品を前記移送路から取り出される
もので、取り出された物品の姿勢はすべてが同一向きに
揃えられて、次工程の希望する処理がなされるものであ
る。
(実施例) 次に本発明に関する物品整列方法およびその装置の一
実施例を、図面に基づいて説明する。
実施例を、図面に基づいて説明する。
本発明の実施例において、整列処理される物品1は、
例えば、シャンプーやリンス等の液体を充填した容器
(図示せず)の口元に冠着するための蓋(キャップ)が
用いられる。
例えば、シャンプーやリンス等の液体を充填した容器
(図示せず)の口元に冠着するための蓋(キャップ)が
用いられる。
その外形の形状は、第5図に示すような、丈高のキャ
ップ、すなわち、キャップ高さがキャップの直径より大
きく形成されたもので、頭部が円弧状をなし、底部は開
口してあって、内部に空洞部1aとその内側にめねじが形
成された、いわゆる、スクリューキャップと称されるも
の等が利用されるもので、この頭部は、空洞部1aによる
開口が閉塞された閉塞部1bとなっている。
ップ、すなわち、キャップ高さがキャップの直径より大
きく形成されたもので、頭部が円弧状をなし、底部は開
口してあって、内部に空洞部1aとその内側にめねじが形
成された、いわゆる、スクリューキャップと称されるも
の等が利用されるもので、この頭部は、空洞部1aによる
開口が閉塞された閉塞部1bとなっている。
この物品整列装置Aは、搬送手段2と、供給部3と、
過剰物品1の除去手段4と、環体21と、第一および第
二,第三,第四ノズル31,32,34,35とからなる物品1の
整列手段5と、排出手段6とにより基本的に構成される
もので、これら供給部3,除去手段4,整列手段5,排出手段
6は、前記搬送手段2における移送路Sへ順路的に配設
される。
過剰物品1の除去手段4と、環体21と、第一および第
二,第三,第四ノズル31,32,34,35とからなる物品1の
整列手段5と、排出手段6とにより基本的に構成される
もので、これら供給部3,除去手段4,整列手段5,排出手段
6は、前記搬送手段2における移送路Sへ順路的に配設
される。
そして、前記搬送手段2は、第1〜2図に示すよう
な、円形軌跡を搬送するものと、第6図に示すような、
直線軌道を搬送するものとがある。
な、円形軌跡を搬送するものと、第6図に示すような、
直線軌道を搬送するものとがある。
円形軌道式は、機体7へ20〜30°程度に傾斜させた円
筒形框体8を支承させ、この框体8内へ該框体8の傾斜
に合わせて支軸9により、物品1の掻上環板10を回転自
在に支承させ、この支軸9へ減速機付きモータ等の駆動
手段11を連結して一方向へ連続回転させ、該框体8にお
いて底部に停滞する物品1を掻上棧12により、掻き上げ
て保持しながら傾斜の上部へ移送する。
筒形框体8を支承させ、この框体8内へ該框体8の傾斜
に合わせて支軸9により、物品1の掻上環板10を回転自
在に支承させ、この支軸9へ減速機付きモータ等の駆動
手段11を連結して一方向へ連続回転させ、該框体8にお
いて底部に停滞する物品1を掻上棧12により、掻き上げ
て保持しながら傾斜の上部へ移送する。
そして、前記した支軸9の上部には、框体8に支持さ
れる受枠13へ、垂直の突軸14を立設して水平の回転板15
を回転自在に支承してあり、この回転板15を前記した支
軸9の回転を、該支軸9の歯車16および中継軸17の歯車
18,18aを介し、前記突軸14の歯車19へ伝達することによ
り所定速度で一方向へ回転されるもので、前記掻上環板
10の傾斜上部あるいは上昇から下降する位置において、
該回転板15との高さが一致するように配設され、上昇移
送された物品1が容易に回転板15上へ乗り移れるように
してあって、該部分を物品1の供給部3としてある。
れる受枠13へ、垂直の突軸14を立設して水平の回転板15
を回転自在に支承してあり、この回転板15を前記した支
軸9の回転を、該支軸9の歯車16および中継軸17の歯車
18,18aを介し、前記突軸14の歯車19へ伝達することによ
り所定速度で一方向へ回転されるもので、前記掻上環板
10の傾斜上部あるいは上昇から下降する位置において、
該回転板15との高さが一致するように配設され、上昇移
送された物品1が容易に回転板15上へ乗り移れるように
してあって、該部分を物品1の供給部3としてある。
前記した環体21は、回転板15の外周部に設けた取付部
20にねじ22により固着してあって、第3〜4図に示すよ
うに、この環体21の外周縁には、凹状をなし、外方への
斜面23を有する物品1の受部24を形成してある。
20にねじ22により固着してあって、第3〜4図に示すよ
うに、この環体21の外周縁には、凹状をなし、外方への
斜面23を有する物品1の受部24を形成してある。
前記した除去手段4は、前記した搬送手段2における
移送路S中で、前記供給部3において受部24に複数個載
置された物品のうち過剰のものを除去し、掻上環板10の
底部へ戻して再度移送し直すためのものでエアジェット
式を用いる。
移送路S中で、前記供給部3において受部24に複数個載
置された物品のうち過剰のものを除去し、掻上環板10の
底部へ戻して再度移送し直すためのものでエアジェット
式を用いる。
このものは、第7図に示すように、前記円周案内25に
おいて受部24に納まった物品1の直径高さより、若干高
い位置に設けた通孔28にエアノズル29を水平または少し
上向きに臨ませて、このノズル29位置に対応した物品1
を噴圧により吹き飛ばして除去するものである。
おいて受部24に納まった物品1の直径高さより、若干高
い位置に設けた通孔28にエアノズル29を水平または少し
上向きに臨ませて、このノズル29位置に対応した物品1
を噴圧により吹き飛ばして除去するものである。
第2図および第7〜12図において25は、前記受部24よ
り中心寄りの内側に設けた円周案内で、前記突軸14の上
端に取り付けた支持円板26の周縁から吊持具27により半
径方向へ進退調整自在に垂設してある。
り中心寄りの内側に設けた円周案内で、前記突軸14の上
端に取り付けた支持円板26の周縁から吊持具27により半
径方向へ進退調整自在に垂設してある。
また、受部24の外周縁上に、前記支持円板26の周縁か
ら吊持具27により進退調整自在に外案内33を垂設してあ
る。
ら吊持具27により進退調整自在に外案内33を垂設してあ
る。
前記した整列手段5は、移送路Sにおいて除去手段4
の次順路に設けて、物品1を受部24へ横向きに載置させ
ると共に、その向きを一方向へ統一させるものであっ
て、前記除去手段4と同様に第一および第二,第三,第
四ノズル31,32,34,35とからなるエアジェット式を用い
る。
の次順路に設けて、物品1を受部24へ横向きに載置させ
ると共に、その向きを一方向へ統一させるものであっ
て、前記除去手段4と同様に第一および第二,第三,第
四ノズル31,32,34,35とからなるエアジェット式を用い
る。
このものは、第8図および第10図に示すように、前記
円周案内25において受部24に納まった物品1の直径高さ
の略同位置に設けた通孔30,36に、エア式の第一および
第二ノズル31,34を上向きに、すなわち、物品1の上部
に臨ませる。
円周案内25において受部24に納まった物品1の直径高さ
の略同位置に設けた通孔30,36に、エア式の第一および
第二ノズル31,34を上向きに、すなわち、物品1の上部
に臨ませる。
また、受部24の反対側、すなわち、外案内33側におい
て、環体21の受部24に載置された物品1の下部位置に、
その噴出孔を臨ませたエア式の第二および第四ノズル3
2,35を設ける。
て、環体21の受部24に載置された物品1の下部位置に、
その噴出孔を臨ませたエア式の第二および第四ノズル3
2,35を設ける。
そして、第8図に示す方向に載置された物品1は、第
一ノズル31からのエア圧が物品1の空洞部1aに掛かって
この内部圧が上がると、これにより、物品1は、受部24
上において外案内側33側へ移動すると共に、第二ノズル
32からのエア圧が物品1の下側頭部、すなわち、閉塞部
1bに掛かるが、この頭部に当たってその周囲に分散され
るので、このエア圧は空洞部1aに掛かる内部圧より低
い。
一ノズル31からのエア圧が物品1の空洞部1aに掛かって
この内部圧が上がると、これにより、物品1は、受部24
上において外案内側33側へ移動すると共に、第二ノズル
32からのエア圧が物品1の下側頭部、すなわち、閉塞部
1bに掛かるが、この頭部に当たってその周囲に分散され
るので、このエア圧は空洞部1aに掛かる内部圧より低
い。
更に、第一ノズル31からの空洞部1aに掛かるエア圧
は、物品1を、第9図において仮想線で示すように、受
部24の外周縁上に、支持円板26の周縁から吊持具27によ
り進退調整自在に垂設させた外案内33に当接して起立さ
せ、このように、該第二ノズル32による噴圧により起立
された物品1は、そのままの状態で円周案内25側へ押し
寄される。
は、物品1を、第9図において仮想線で示すように、受
部24の外周縁上に、支持円板26の周縁から吊持具27によ
り進退調整自在に垂設させた外案内33に当接して起立さ
せ、このように、該第二ノズル32による噴圧により起立
された物品1は、そのままの状態で円周案内25側へ押し
寄される。
なお、第8図において受部24に載置された物品1と逆
向き、すなわち、この物品向きは図示してないが、円周
案内25側に受部24上の物品1の閉塞部1bが、そして、外
案内33側に物品1の空洞部1aが対応しているものは、第
二ノズル32による空洞部1aへの送気により、円周案内25
側に寄せられ、また、第一ノズル31からの送気は、この
頭部に当たってその周囲に分散されるので、このエア圧
は空洞部1aに掛かる内部圧より低く、そのままの姿勢を
維持させる そして、環体21により移送される物品1は、次の第三
ノズル34および第四ノズル35による噴圧により縦向きに
反転・転倒されてその向きが変換される。
向き、すなわち、この物品向きは図示してないが、円周
案内25側に受部24上の物品1の閉塞部1bが、そして、外
案内33側に物品1の空洞部1aが対応しているものは、第
二ノズル32による空洞部1aへの送気により、円周案内25
側に寄せられ、また、第一ノズル31からの送気は、この
頭部に当たってその周囲に分散されるので、このエア圧
は空洞部1aに掛かる内部圧より低く、そのままの姿勢を
維持させる そして、環体21により移送される物品1は、次の第三
ノズル34および第四ノズル35による噴圧により縦向きに
反転・転倒されてその向きが変換される。
そして、第三ノズル34は、第10図に示すように、前記
円周案内25において受部24に起立した物品1の上部位置
に設けた通孔36に、該第三ノズル34を下向きに臨ませる
と共に、前記した受部24の反対側において、該受部24に
起立した物品1の下部位置に、その噴出孔を臨ませた第
四ノズル35を設けてあるもので、第三ノズル34からのエ
ア圧が物品1の空洞部1aに掛かると共に、第四ノズル35
からのエア圧が物品1の下側頭部に掛かって、これを、
第10図において仮想線で示すように転倒されてその向き
が一方向に統一される。
円周案内25において受部24に起立した物品1の上部位置
に設けた通孔36に、該第三ノズル34を下向きに臨ませる
と共に、前記した受部24の反対側において、該受部24に
起立した物品1の下部位置に、その噴出孔を臨ませた第
四ノズル35を設けてあるもので、第三ノズル34からのエ
ア圧が物品1の空洞部1aに掛かると共に、第四ノズル35
からのエア圧が物品1の下側頭部に掛かって、これを、
第10図において仮想線で示すように転倒されてその向き
が一方向に統一される。
排出手段6は、移送路Sにおいて整列手段5の次順路
に設けて、受部24上の物品1を次工程における移送手段
38へ供給するもので、移送路Sにおける前記円周案内25
の取付位置の変換により行なわれる。
に設けて、受部24上の物品1を次工程における移送手段
38へ供給するもので、移送路Sにおける前記円周案内25
の取付位置の変換により行なわれる。
このものは、第11図に示すように、徐々に外方へ張り
出すように設定された円周案内25により移動されるもの
で、環体21の受部24に載置された物品1は、該物品1の
円弧状頭部が前記円周案内25の外周壁に当接しつつ、環
体21の回転に伴って次第に外方へ送り出され、前記受部
24上においてその安定を失ったとき、同図において二点
鎖線で示すように、物品1はこの受部24の外端より回動
して滑り落ち、前記した外案内33に位置決めされつつ、
円板15の下側に付設した受体41、または、前記排出手段
6における移送手段38上に受け渡され、物品1の排出が
終了する。
出すように設定された円周案内25により移動されるもの
で、環体21の受部24に載置された物品1は、該物品1の
円弧状頭部が前記円周案内25の外周壁に当接しつつ、環
体21の回転に伴って次第に外方へ送り出され、前記受部
24上においてその安定を失ったとき、同図において二点
鎖線で示すように、物品1はこの受部24の外端より回動
して滑り落ち、前記した外案内33に位置決めされつつ、
円板15の下側に付設した受体41、または、前記排出手段
6における移送手段38上に受け渡され、物品1の排出が
終了する。
第6図は前記搬送手段2において直線軌道を移送する
タイプを示すもので、ベルトや無限軌道等の無端状コン
ベアを用いて、一側から他側へ物品1を移送するもので
あり、供給部3と、不要物品1の除去手段4と、整列手
段5と、排出手段6の構成は、前記した円形軌道式のも
のと同様のものを使用する。
タイプを示すもので、ベルトや無限軌道等の無端状コン
ベアを用いて、一側から他側へ物品1を移送するもので
あり、供給部3と、不要物品1の除去手段4と、整列手
段5と、排出手段6の構成は、前記した円形軌道式のも
のと同様のものを使用する。
(発明の効果) 前述のように本発明に関する物品整列方法およびその
装置は、丈高の物品(キャップ)、すなわち、キャップ
高さが該キャップの直径より大きいものであっても、移
送路において簡単にその姿勢や向きを変換することがで
きて、一方向へ物品を整列させることができる。
装置は、丈高の物品(キャップ)、すなわち、キャップ
高さが該キャップの直径より大きいものであっても、移
送路において簡単にその姿勢や向きを変換することがで
きて、一方向へ物品を整列させることができる。
また、移送路において物品の受部は、該物品を安定し
た状態で移送するものであるから、直筒状の物品や頭部
が円弧状に形成された物品も一律に載置できて、除去手
段,整列手段および排出手段の作動を与えることができ
る。
た状態で移送するものであるから、直筒状の物品や頭部
が円弧状に形成された物品も一律に載置できて、除去手
段,整列手段および排出手段の作動を与えることができ
る。
等の格別な効果を奏するものである。
第1図は本発明に関する装置の一実施例を示す円形軌道
式の縦断正面図。第2図は同上の平面図。第3〜4図は
同上の受部の一部を示すもので、第3図はその平面図、
第4図は側面図。第5図は処理する物品を示す斜視図。
第6図は同上の直線軌道式の装置を示す説明図。第7〜
12図は物品を整列する動作順序を示す説明図。第13〜14
図は従来の整列装置を概略的に示す説明図である。 図において7は機体.8は框体.Sは移送路.1は物品.24は
受部.2は搬送手段.3は供給部.4は除去手段.6は排出手
段、25は円周案内.33は外案内.31,32,34,35は第一およ
び第二,第三,第四ノズルである。
式の縦断正面図。第2図は同上の平面図。第3〜4図は
同上の受部の一部を示すもので、第3図はその平面図、
第4図は側面図。第5図は処理する物品を示す斜視図。
第6図は同上の直線軌道式の装置を示す説明図。第7〜
12図は物品を整列する動作順序を示す説明図。第13〜14
図は従来の整列装置を概略的に示す説明図である。 図において7は機体.8は框体.Sは移送路.1は物品.24は
受部.2は搬送手段.3は供給部.4は除去手段.6は排出手
段、25は円周案内.33は外案内.31,32,34,35は第一およ
び第二,第三,第四ノズルである。
Claims (2)
- 【請求項1】一側が開口して空洞部が形成され、他側
に、この空洞部開口の閉塞部を有する物品を一方向へ向
きを揃える整列にあって、框体内に回転自在に取り付け
られた環体の受部に、ランダム向きで支承される物品
を、円周案内と外案内とによる移送路へ移動させる工程
と、該円周案内側の第一および第三ノズルにより物品の
上部へ空気を圧送すると共に、外案内側の第二および第
四ノズルにより物品の下部へ空気を圧送して、円周案内
側に受部上の物品の閉塞部が、そして、外案内側に物品
の空洞部が対応しているものを、第二ノズルにより空洞
部へ送気して、円周案内側に寄せてそのままの姿勢を維
持させる工程と、円周案内側に物品の空洞部が、そし
て、外案内側に物品の閉塞部が対応するものを、第一ノ
ズルによる空洞部内への送気により外案内側に当接させ
て空洞部側を上に起立させ、第二ノズルにより円周案内
側へ押し寄せつつ、第三および第四ノズルにより起立物
品を反転させてその閉塞部を円周案内側へ向ける工程
と、円周案内により受部上の物品を徐々に環体の外周端
部へ移動させ、この環体の受部から空洞部側を下に向け
た起立状態で排出手段上へ受け渡す工程とを備えたこと
を特徴とする物品整列方法。 - 【請求項2】機体へ所定傾斜で支承させた框体と、この
框体内に設けて框体底部の物品を傾斜の上部へ移送する
搬送手段と、機体の突軸へ回転自在に支持させ、その周
縁部に物品が納まり得る受部を間隔的に多数設けた環体
と、前記搬送手段の一側に設けて物品を供給する供給部
と、該供給部に設けて前記受部上の不要物品を除去する
手段と、前記供給部の下流側に設けて物品の移送路を形
成させる前記受部の内側に位置する円周案内と、該円周
案内に対応させて受部の外側に位置する外案内と、移送
路内へ臨ませて前記円周案内側から物品の上部へ送気す
る第一ノズルと、移送路内へ臨ませて前記外案内側から
物品の下部へ送気する第二ノズルと、移送路内において
第一ノズルの下流側へ臨ませて前記円周案内側から物品
の上部へ送気する第三ノズルと、移送路内において第二
ノズルの下流側へ臨ませて前記外案内側から物品の下部
へ送気する第四ノズルと、前記移送路に設けて整列され
た物品を該移送路の側方へ取り出す排出手段とを備えさ
せたことを特徴とする物品整列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204517A JPH089419B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 物品整列方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204517A JPH089419B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 物品整列方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489713A JPH0489713A (ja) | 1992-03-23 |
JPH089419B2 true JPH089419B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16491847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2204517A Expired - Fee Related JPH089419B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 物品整列方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089419B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4716628B2 (ja) * | 2000-10-02 | 2011-07-06 | 靜甲株式会社 | キャップ供給装置 |
JP2010076931A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Juki Corp | ボタン選別装置およびボタン選別方法 |
CN106185254A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-12-07 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 异形盖理盖装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421779U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-03 |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP2204517A patent/JPH089419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489713A (ja) | 1992-03-23 |
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