JP2001260971A - 自動二輪車用車体フレーム - Google Patents
自動二輪車用車体フレームInfo
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- JP2001260971A JP2001260971A JP2000083262A JP2000083262A JP2001260971A JP 2001260971 A JP2001260971 A JP 2001260971A JP 2000083262 A JP2000083262 A JP 2000083262A JP 2000083262 A JP2000083262 A JP 2000083262A JP 2001260971 A JP2001260971 A JP 2001260971A
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- JP
- Japan
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- frame
- head pipe
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- main frames
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ヘッドパイプと、該ヘッドパイプから左右に分
かれて後下がりに延びる一対のメインフレームと、メイ
ンフレームに連設される他のフレームとを備える自動二
輪車用車体フレームにおいて、剛性を確保しつつ重量低
減を図り、しかも溶接作業を容易として車体フレーム全
体の組立を容易とする。 【解決手段】ヘッドパイプ5および両メインフレーム6
Aが、軽合金の鍛造成形によりそれぞれ形成された一対
の上および下フレーム部材10A,11Aを相互に溶接
して構成され、メインフレーム6Aを構成する部分で上
および下フレーム部材10A,11Aは、相互に溶接さ
れた状態では中空筒状となるようにして横断面略U字状
に形成される。
かれて後下がりに延びる一対のメインフレームと、メイ
ンフレームに連設される他のフレームとを備える自動二
輪車用車体フレームにおいて、剛性を確保しつつ重量低
減を図り、しかも溶接作業を容易として車体フレーム全
体の組立を容易とする。 【解決手段】ヘッドパイプ5および両メインフレーム6
Aが、軽合金の鍛造成形によりそれぞれ形成された一対
の上および下フレーム部材10A,11Aを相互に溶接
して構成され、メインフレーム6Aを構成する部分で上
および下フレーム部材10A,11Aは、相互に溶接さ
れた状態では中空筒状となるようにして横断面略U字状
に形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドパイプと、
該ヘッドパイプから左右に分かれて後下がりに延びる一
対のメインフレームと、メインフレームに連設される他
のフレームとを備える自動二輪車用車体フレームに関す
る。
該ヘッドパイプから左右に分かれて後下がりに延びる一
対のメインフレームと、メインフレームに連設される他
のフレームとを備える自動二輪車用車体フレームに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる車体フレームは、たとえば
特開昭62−31576号公報、特開平6−10726
1号公報および実開平2−109789号公報等で既に
良く知られており、特開昭62−31576号公報およ
び特開平6−107261号公報で開示されたもので
は、ヘッドパイプおよび左右のメインフレームが一体に
鋳造成形され、実開平2−109789号公報で開示さ
れたものでは、一方のメインフレームがヘッドパイプを
一体に有して鋳造成形されるとともに、ヘッドパイプに
溶接される他方のメインフレームも鋳造成形されてい
る。
特開昭62−31576号公報、特開平6−10726
1号公報および実開平2−109789号公報等で既に
良く知られており、特開昭62−31576号公報およ
び特開平6−107261号公報で開示されたもので
は、ヘッドパイプおよび左右のメインフレームが一体に
鋳造成形され、実開平2−109789号公報で開示さ
れたものでは、一方のメインフレームがヘッドパイプを
一体に有して鋳造成形されるとともに、ヘッドパイプに
溶接される他方のメインフレームも鋳造成形されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記各従来の
技術のように、鋳造成形により車体フレームを形成する
ようにすると、鋳造品の肉厚を強度上厚くしなければな
らないことに起因して、車体フレームの重量増大を余儀
なくされ、また鋳造品への溶接は難しいので車体フレー
ム全体の組立も容易ではない。
技術のように、鋳造成形により車体フレームを形成する
ようにすると、鋳造品の肉厚を強度上厚くしなければな
らないことに起因して、車体フレームの重量増大を余儀
なくされ、また鋳造品への溶接は難しいので車体フレー
ム全体の組立も容易ではない。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、剛性を確保しつつ重量低減を図り、しかも溶
接作業を容易として車体フレーム全体の組立を容易とし
た自動二輪車用車体フレームを提供することを目的とす
る。
のであり、剛性を確保しつつ重量低減を図り、しかも溶
接作業を容易として車体フレーム全体の組立を容易とし
た自動二輪車用車体フレームを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ヘッドパイプと、該ヘッド
パイプから左右に分かれて後下がりに延びる一対のメイ
ンフレームと、メインフレームに連設される他のフレー
ムとを備える自動二輪車用車体フレームにおいて、前記
ヘッドパイプおよび両メインフレームが、軽合金の鍛造
成形によりそれぞれ形成された一対の上および下フレー
ム部材を相互に溶接して構成され、前記メインフレーム
を構成する部分で前記上および下フレーム部材は、相互
に溶接された状態では中空筒状となるようにして横断面
略U字状に形成されることを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、ヘッドパイプと、該ヘッド
パイプから左右に分かれて後下がりに延びる一対のメイ
ンフレームと、メインフレームに連設される他のフレー
ムとを備える自動二輪車用車体フレームにおいて、前記
ヘッドパイプおよび両メインフレームが、軽合金の鍛造
成形によりそれぞれ形成された一対の上および下フレー
ム部材を相互に溶接して構成され、前記メインフレーム
を構成する部分で前記上および下フレーム部材は、相互
に溶接された状態では中空筒状となるようにして横断面
略U字状に形成されることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、ヘッドパイプお
よび一対のメインフレームを構成する上および下フレー
ム部材が、軽合金の鍛造成形によりそれぞれ形成される
ものであるので、車体フレームの軽量化を図ることが可
能となり、しかも鍛造品は溶接が容易であるので、上お
よび下フレーム部材の相互溶接ならびに上および下フレ
ーム部材への他のフレームの溶接を容易として車体フレ
ーム全体の組立を容易とすることができ、しかもメイン
フレームを構成する部分で上および下フレーム部材が相
互に溶接された状態では中空筒状となるようにして横断
面略U字状に形成されるものであるので、剛性を確保し
つつ軽量化を図ることができる。
よび一対のメインフレームを構成する上および下フレー
ム部材が、軽合金の鍛造成形によりそれぞれ形成される
ものであるので、車体フレームの軽量化を図ることが可
能となり、しかも鍛造品は溶接が容易であるので、上お
よび下フレーム部材の相互溶接ならびに上および下フレ
ーム部材への他のフレームの溶接を容易として車体フレ
ーム全体の組立を容易とすることができ、しかもメイン
フレームを構成する部分で上および下フレーム部材が相
互に溶接された状態では中空筒状となるようにして横断
面略U字状に形成されるものであるので、剛性を確保し
つつ軽量化を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記上および下フレーム部
材が、上フレーム部材の下部に下フレーム部材の上部が
いんろう嵌合する形状に形成されることを特徴とし、か
かる構成によれば、上フレーム部材および下フレーム部
材を相互に溶接する際に、上フレーム部材および下フレ
ーム部材の相対位置を正確に位置決めすることができ、
高精度の車体フレームを形成することができる。
記載の発明の構成に加えて、前記上および下フレーム部
材が、上フレーム部材の下部に下フレーム部材の上部が
いんろう嵌合する形状に形成されることを特徴とし、か
かる構成によれば、上フレーム部材および下フレーム部
材を相互に溶接する際に、上フレーム部材および下フレ
ーム部材の相対位置を正確に位置決めすることができ、
高精度の車体フレームを形成することができる。
【0008】さらに請求項3記載の発明は、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、軽合金により鍛
造成形された前記他のフレームが、前記メインフレーム
に溶接されることを特徴とし、かかる構成によれば、剛
性が高くかつ軽量である車体フレームを能率良く製造す
ることができる。
1または2記載の発明の構成に加えて、軽合金により鍛
造成形された前記他のフレームが、前記メインフレーム
に溶接されることを特徴とし、かかる構成によれば、剛
性が高くかつ軽量である車体フレームを能率良く製造す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
のであり、図1は車体フレームの全大斜視図、図2は図
1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線断面図、図
4は図1の4−4線断面図である。
のであり、図1は車体フレームの全大斜視図、図2は図
1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線断面図、図
4は図1の4−4線断面図である。
【0011】先ず図1において、この自動二輪車用車体
フレームは、ヘッドパイプ5と、該ヘッドパイプ5から
左右に分かれて後下がりに延びる一対のメインフレーム
6A,6Aと、両メインフレーム6A,6Aの後端に連
設される左右一対のサイドフレーム7,7と、両サイド
フレーム7,7の上部間を結ぶ上部クロスメンバー8
と、両サイドフレーム7,7の下部間を結ぶ下部クロス
メンバー9とを備える。
フレームは、ヘッドパイプ5と、該ヘッドパイプ5から
左右に分かれて後下がりに延びる一対のメインフレーム
6A,6Aと、両メインフレーム6A,6Aの後端に連
設される左右一対のサイドフレーム7,7と、両サイド
フレーム7,7の上部間を結ぶ上部クロスメンバー8
と、両サイドフレーム7,7の下部間を結ぶ下部クロス
メンバー9とを備える。
【0012】ヘッドパイプ5および両メインフレーム6
A,6Aは、たとえば5052系もしくは6062系の
アルミニウム合金等の軽合金を鍛造成形することにより
それぞれ形成された上および下フレーム部材10A,1
1Aを相互に溶接して構成される。
A,6Aは、たとえば5052系もしくは6062系の
アルミニウム合金等の軽合金を鍛造成形することにより
それぞれ形成された上および下フレーム部材10A,1
1Aを相互に溶接して構成される。
【0013】図2および図3を併せて参照して、上フレ
ーム部材10Aは、ヘッドパイプ5の上部を構成すべく
筒状に形成されたパイプ部12と、両メインフレーム6
A,6Aの上部を構成すべく左右に分かれるようにして
前記パイプ部12に一体に連なる一対のフレーム部13
A,13Aとを備えるものであり、フレーム部13A,
13Aは、下方に開いた略U字状に形成される。また下
フレーム部材11Aは、ヘッドパイプ5の下部を構成す
べく筒状に形成されたパイプ部14と、両メインフレー
ム6A,6Aの下部を構成すべく左右に分かれるように
して前記パイプ部14に一体に連なる一対のフレーム部
15A,15Aとを備えるものであり、フレーム部15
A,15Aは、上方に開いた略U字状に形成される。
ーム部材10Aは、ヘッドパイプ5の上部を構成すべく
筒状に形成されたパイプ部12と、両メインフレーム6
A,6Aの上部を構成すべく左右に分かれるようにして
前記パイプ部12に一体に連なる一対のフレーム部13
A,13Aとを備えるものであり、フレーム部13A,
13Aは、下方に開いた略U字状に形成される。また下
フレーム部材11Aは、ヘッドパイプ5の下部を構成す
べく筒状に形成されたパイプ部14と、両メインフレー
ム6A,6Aの下部を構成すべく左右に分かれるように
して前記パイプ部14に一体に連なる一対のフレーム部
15A,15Aとを備えるものであり、フレーム部15
A,15Aは、上方に開いた略U字状に形成される。
【0014】上および下フレーム部材10A,11A
は、上フレーム部材10Aの下部に下フレーム部材11
Aの上部がいんろう嵌合する形状に形成される。すなわ
ちパイプ部12の下部にパイプ部14の下部がいんろう
嵌合され、フレーム部13A,13Aの下部にフレーム
部15A,15Aの上部がいんろう嵌合される。
は、上フレーム部材10Aの下部に下フレーム部材11
Aの上部がいんろう嵌合する形状に形成される。すなわ
ちパイプ部12の下部にパイプ部14の下部がいんろう
嵌合され、フレーム部13A,13Aの下部にフレーム
部15A,15Aの上部がいんろう嵌合される。
【0015】フレーム部13A,13Aおよびフレーム
部15A,15Aの相互嵌合部における複数箇所が溶接
されることにより、上および下フレーム部材10A,1
1Aが相互に結合される。これにより上下に延びる筒状
であるヘッドパイプ5と、ヘッドパイプ5から後下がり
に延びる中空筒状のメインフレーム6A,6Aが構成さ
れることになる。
部15A,15Aの相互嵌合部における複数箇所が溶接
されることにより、上および下フレーム部材10A,1
1Aが相互に結合される。これにより上下に延びる筒状
であるヘッドパイプ5と、ヘッドパイプ5から後下がり
に延びる中空筒状のメインフレーム6A,6Aが構成さ
れることになる。
【0016】しかもフレーム部13A,13Aおよびフ
レーム部15A,15Aの相互嵌合部における溶接箇所
を外部から視認し難くするために、フレーム部15A,
15Aの上部はフレーム部13A,13Aの下部に差し
込まれる形状に形成され、前記溶接箇所が、フレーム部
13A,13Aの下端により上方から覆われる位置に配
置される。
レーム部15A,15Aの相互嵌合部における溶接箇所
を外部から視認し難くするために、フレーム部15A,
15Aの上部はフレーム部13A,13Aの下部に差し
込まれる形状に形成され、前記溶接箇所が、フレーム部
13A,13Aの下端により上方から覆われる位置に配
置される。
【0017】図4を併せて参照して、メインフレーム6
A,6Aに連設される他のフレームであるサイドフレー
ム7,7も、上および下フレーム部材10A,11Aと
同様に、たとえば5052系もしくは6062系のアル
ミニウム合金等の軽合金を鍛造成形することにより形成
され、メインフレーム6A,6Aに溶接される。さらに
サイドフレーム7,7間を結ぶ上部および下部クロスメ
ンバー8,9も、たとえば5052系もしくは6062
系のアルミニウム合金等の軽合金を鍛造成形することに
より形成され、サイドフレーム7,7に溶接される。
A,6Aに連設される他のフレームであるサイドフレー
ム7,7も、上および下フレーム部材10A,11Aと
同様に、たとえば5052系もしくは6062系のアル
ミニウム合金等の軽合金を鍛造成形することにより形成
され、メインフレーム6A,6Aに溶接される。さらに
サイドフレーム7,7間を結ぶ上部および下部クロスメ
ンバー8,9も、たとえば5052系もしくは6062
系のアルミニウム合金等の軽合金を鍛造成形することに
より形成され、サイドフレーム7,7に溶接される。
【0018】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、ヘッドパイプ5と、該ヘッドパイプ5に連なる左
右のメインフレーム6A,6Aとが、軽合金の鍛造成形
によりそれぞれ形成された一対の上および下フレーム部
材10A,11Aを相互に溶接して構成されるので、車
体フレームの軽量化を図ることが可能となる。しかも鍛
造品は溶接が容易であるので、上および下フレーム部材
10A,11Aの相互溶接ならびに上および下フレーム
部材10A,11Aへのサイドフレーム7,7の溶接を
容易として車体フレーム全体の組立を容易とすることが
できる。
ると、ヘッドパイプ5と、該ヘッドパイプ5に連なる左
右のメインフレーム6A,6Aとが、軽合金の鍛造成形
によりそれぞれ形成された一対の上および下フレーム部
材10A,11Aを相互に溶接して構成されるので、車
体フレームの軽量化を図ることが可能となる。しかも鍛
造品は溶接が容易であるので、上および下フレーム部材
10A,11Aの相互溶接ならびに上および下フレーム
部材10A,11Aへのサイドフレーム7,7の溶接を
容易として車体フレーム全体の組立を容易とすることが
できる。
【0019】しかも上および下フレーム部材10A,1
1Aは、相互に溶接された状態では中空筒状となるよう
にして横断面略U字状に形成されているので、車体フレ
ームの剛性を確保しつつ軽量化を図ることができる。
1Aは、相互に溶接された状態では中空筒状となるよう
にして横断面略U字状に形成されているので、車体フレ
ームの剛性を確保しつつ軽量化を図ることができる。
【0020】また上および下フレーム部材10A,11
Aは、上フレーム部材10Aの下部に下フレーム部材1
1Aの上部がいんろう嵌合する形状に形成されており、
上フレーム部材10Aおよび下フレーム部材11Aを相
互に溶接する際に、それらのフレーム部材10A,11
Aの相対位置を正確に位置決めすることができ、高精度
の車体フレームを形成することができる。
Aは、上フレーム部材10Aの下部に下フレーム部材1
1Aの上部がいんろう嵌合する形状に形成されており、
上フレーム部材10Aおよび下フレーム部材11Aを相
互に溶接する際に、それらのフレーム部材10A,11
Aの相対位置を正確に位置決めすることができ、高精度
の車体フレームを形成することができる。
【0021】さらにサイドフレーム7,7も、軽合金に
より鍛造成形され、メインフレーム6A,6Aに溶接さ
れるので、剛性が高くかつ軽量である車体フレームを能
率良く製造することができる。
より鍛造成形され、メインフレーム6A,6Aに溶接さ
れるので、剛性が高くかつ軽量である車体フレームを能
率良く製造することができる。
【0022】図5は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上フレーム部材10Bのフレーム部13Bと、下フ
レーム部材11Bのフレーム部15Bとでメインフレー
ム6Bが構成され、フレーム部15Bの上部がフレーム
部13Bの下部に単純に差し込まれた状態でフレーム部
13B,15Bが溶接されるものであってもよい。
り、上フレーム部材10Bのフレーム部13Bと、下フ
レーム部材11Bのフレーム部15Bとでメインフレー
ム6Bが構成され、フレーム部15Bの上部がフレーム
部13Bの下部に単純に差し込まれた状態でフレーム部
13B,15Bが溶接されるものであってもよい。
【0023】また図6で示す第3実施例のように、上フ
レーム部材10Bのフレーム部13Bと、下フレーム部
材11Cのフレーム部15Cとで構成されるメインフレ
ーム6C横断面形状を、下方に開いた略U字状の横断面
形状を有するフレーム部15Cの上部をフレーム部13
Bの下部に差し込むことで中空筒状とするようにしても
よい。
レーム部材10Bのフレーム部13Bと、下フレーム部
材11Cのフレーム部15Cとで構成されるメインフレ
ーム6C横断面形状を、下方に開いた略U字状の横断面
形状を有するフレーム部15Cの上部をフレーム部13
Bの下部に差し込むことで中空筒状とするようにしても
よい。
【0024】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、車体フレームの剛性を確保しつつ軽量化を図ること
ができ、しかも車体フレーム全体の組立を容易とするこ
とができる。
ば、車体フレームの剛性を確保しつつ軽量化を図ること
ができ、しかも車体フレーム全体の組立を容易とするこ
とができる。
【0026】また請求項2記載の発明によれば、高精度
の車体フレームを形成することができる。
の車体フレームを形成することができる。
【0027】さらに請求項3記載の発明によれば、剛性
が高くかつ軽量である車体フレームを能率良く製造する
ことができる。
が高くかつ軽量である車体フレームを能率良く製造する
ことができる。
【図1】第1実施例の車体フレームの全大斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】第2実施例の図3に対応した断面図である。
【図6】第3実施例の図3に対応した断面図である。
5・・・ヘッドパイプ 6A,6B,6C・・・メインフレーム 7・・・他のフレームとしてのサイドフレーム 10A,10B・・・上フレーム部材 11A,11B,11C・・・下フレーム部材
Claims (3)
- 【請求項1】 ヘッドパイプ(5)と、該ヘッドパイプ
(5)から左右に分かれて後下がりに延びる一対のメイ
ンフレーム(6A,6B,6C)と、メインフレーム
(6A〜6C)に連設される他のフレーム(7)とを備
える自動二輪車用車体フレームにおいて、前記ヘッドパ
イプ(5)および両メインフレーム(6A〜6C)が、
軽合金の鍛造成形によりそれぞれ形成された一対の上お
よび下フレーム部材(10A,10B;11A,11
B,11C)を相互に溶接して構成され、前記メインフ
レーム(6A〜6C)を構成する部分で前記上および下
フレーム部材(10A,10B;11A,11B,11
C)は、相互に溶接された状態では中空筒状となるよう
にして横断面略U字状に形成されることを特徴とする自
動二輪車用車体フレーム。 - 【請求項2】 前記上および下フレーム部材(10A,
11A)が、上フレーム部材(10A)の下部に下フレ
ーム部材(11A)の上部がいんろう嵌合する形状に形
成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用
車体フレーム。 - 【請求項3】 軽合金により鍛造成形された前記他のフ
レーム(7)が、前記メインフレーム(6A〜6C)に
溶接されることを特徴とする請求項1または2記載の自
動二輪車用車体フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000083262A JP2001260971A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 自動二輪車用車体フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000083262A JP2001260971A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 自動二輪車用車体フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001260971A true JP2001260971A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18599932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000083262A Pending JP2001260971A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 自動二輪車用車体フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001260971A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1580108A3 (en) * | 2004-03-23 | 2007-06-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Frame for a motorcycle |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000083262A patent/JP2001260971A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1580108A3 (en) * | 2004-03-23 | 2007-06-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Frame for a motorcycle |
US7296814B2 (en) | 2004-03-23 | 2007-11-20 | Yamah Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Frame for motorcycles |
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