JP2001259627A - 浮遊物質含有液の加温超音波処理装置及び処理方法 - Google Patents
浮遊物質含有液の加温超音波処理装置及び処理方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C19/00—Other disintegrating devices or methods
- B02C19/18—Use of auxiliary physical effects, e.g. ultrasonics, irradiation, for disintegrating
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- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有機性排水のＳＳを低減させ、好気性微
生物により好気的処理をする処理カラムの目詰まりによ
る効率の低下を防止する。 【解決手段】 有機性排水が通過する溜まり部１３と、
溜まり部１３内に配設された温度調整可能なヒータと、
溜まり部１３内に配設された超音波発振子１５とを備え
た加温超音波処理装置６により、溜まり部１３を通過す
る有機性排水をヒータ１４で加温しながら超音波発振子
１５で超音波を付与して微細化処理する。
生物により好気的処理をする処理カラムの目詰まりによ
る効率の低下を防止する。 【解決手段】 有機性排水が通過する溜まり部１３と、
溜まり部１３内に配設された温度調整可能なヒータと、
溜まり部１３内に配設された超音波発振子１５とを備え
た加温超音波処理装置６により、溜まり部１３を通過す
る有機性排水をヒータ１４で加温しながら超音波発振子
１５で超音波を付与して微細化処理する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮遊物質含有液の
加温超音波処理装置及び方法に関し、生ゴミ含有排水、
汚泥水、一般の縣濁液等、各種の浮遊物質が含まれる浮
遊物質含有液のＳＳ（浮遊物質）を超音波で微細化処理
する加温超音波処理装置装置及び方法に関する。例え
ば、家庭の台所からディスポーザで粉砕処理された生ゴ
ミを含む有機性の生ゴミ含有排水を固液分離装置で固形
物を分離し、その分離後の有機性排水中に含まれる浮遊
物質を超音波で微細化処理してＳＳを低減させる加温超
音波処理装置及び方法に関する。
加温超音波処理装置及び方法に関し、生ゴミ含有排水、
汚泥水、一般の縣濁液等、各種の浮遊物質が含まれる浮
遊物質含有液のＳＳ（浮遊物質）を超音波で微細化処理
する加温超音波処理装置装置及び方法に関する。例え
ば、家庭の台所からディスポーザで粉砕処理された生ゴ
ミを含む有機性の生ゴミ含有排水を固液分離装置で固形
物を分離し、その分離後の有機性排水中に含まれる浮遊
物質を超音波で微細化処理してＳＳを低減させる加温超
音波処理装置及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、好気性の微生物を利用して、有機
性排水を処理する方法が活発に研究開発されている。例
えば、家庭等から排出される生ゴミをデイスポーザによ
って粉砕し台所排水とともに生ゴミ含有排水として処理
することが研究開発されている。
性排水を処理する方法が活発に研究開発されている。例
えば、家庭等から排出される生ゴミをデイスポーザによ
って粉砕し台所排水とともに生ゴミ含有排水として処理
することが研究開発されている。
【０００３】本発明者は、台所から出る生ゴミをデイス
ボーザにより粉砕し、この生ゴミと台所排水との混合物
を一旦流量調整槽で溜め、この流量調整槽から供給され
る排水を固液分離装置で固体分と液体分に分離し、固体
分をコンポスト（固体処理装置）で堆肥にし、液体分中
の微粒子を沈殿槽で沈殿分離後、その上澄である有機性
排水をさらに微生物を担体した担体（「微生物担体」と
いう。）を充填した処理カラム（排水処理装置）内で好
気的生物処理（以下単に「好気的処理」という。）を施
してから排水する生ごみ処理装置をすでに提案してい
る。
ボーザにより粉砕し、この生ゴミと台所排水との混合物
を一旦流量調整槽で溜め、この流量調整槽から供給され
る排水を固液分離装置で固体分と液体分に分離し、固体
分をコンポスト（固体処理装置）で堆肥にし、液体分中
の微粒子を沈殿槽で沈殿分離後、その上澄である有機性
排水をさらに微生物を担体した担体（「微生物担体」と
いう。）を充填した処理カラム（排水処理装置）内で好
気的生物処理（以下単に「好気的処理」という。）を施
してから排水する生ごみ処理装置をすでに提案してい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この処
理カラムに送られる有機性排水には生ゴミの微細な浮遊
物質が含まれており、これが原因となって処理カラムの
微生物担体の目詰まりが生じやすい。本発明は、処理カ
ラムに送られる有機性排水中のＳＳを低減させて、処理
カラムの目詰まりを防止しようとすることが課題であ
る。
理カラムに送られる有機性排水には生ゴミの微細な浮遊
物質が含まれており、これが原因となって処理カラムの
微生物担体の目詰まりが生じやすい。本発明は、処理カ
ラムに送られる有機性排水中のＳＳを低減させて、処理
カラムの目詰まりを防止しようとすることが課題であ
る。
【０００５】具体的には、処理カラムに送られる有機性
排水に超音波を付与し、有機性排水中の浮遊物質を微細
化処理し、有機性排水中のＳＳを低減させようとするも
のである。ところで、有機性汚水を超音波で処理してＳ
Ｓを低減させる方法はすでに知られている（特開平１１
−１２８９７５）。しかしながら、有機性排水を単に超
音波を付与してＳＳを低減させても処理カラムの目詰ま
り防止をするには十分でない。
排水に超音波を付与し、有機性排水中の浮遊物質を微細
化処理し、有機性排水中のＳＳを低減させようとするも
のである。ところで、有機性汚水を超音波で処理してＳ
Ｓを低減させる方法はすでに知られている（特開平１１
−１２８９７５）。しかしながら、有機性排水を単に超
音波を付与してＳＳを低減させても処理カラムの目詰ま
り防止をするには十分でない。
【０００６】本発明の課題は、生ゴミ含有排水、汚泥
水、一般の縣濁液等、各種の浮遊物質が含まれる浮遊物
質含有液のＳＳ（浮遊物質）を超音波で微細化処理して
低減する加温超音波処理装置装置及び方法を実現するこ
とである。
水、一般の縣濁液等、各種の浮遊物質が含まれる浮遊物
質含有液のＳＳ（浮遊物質）を超音波で微細化処理して
低減する加温超音波処理装置装置及び方法を実現するこ
とである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する
加温超音波処理装置であって、上記浮遊物質含有液が通
過する管状部と、上記管状部内に配設された温度調整可
能なヒータと、上記管状部内に配設された超音波発振子
と、を備えており、上記管状部を通過する浮遊物質含有
液を上記ヒータにより加温しながら上記超音波発振子に
より超音波を付与して微細化処理することにより、上記
浮遊物質を低減させることを特徴とする浮遊物質含有液
の加温超音波処理装置を提供する。
するために、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する
加温超音波処理装置であって、上記浮遊物質含有液が通
過する管状部と、上記管状部内に配設された温度調整可
能なヒータと、上記管状部内に配設された超音波発振子
と、を備えており、上記管状部を通過する浮遊物質含有
液を上記ヒータにより加温しながら上記超音波発振子に
より超音波を付与して微細化処理することにより、上記
浮遊物質を低減させることを特徴とする浮遊物質含有液
の加温超音波処理装置を提供する。
【０００８】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する加温超音
波処理装置であって、上記浮遊物質含有液が通過する溜
まり部と、上記溜まり部内に配設された温度調整可能な
ヒータと、上記溜まり部内に配設された超音波発振子
と、を備えており、上記溜まり部を通過する浮遊物質含
有液を上記ヒータにより加温しながら上記超音波発振子
により超音波を付与して微細化処理することにより、上
記浮遊物質を低減させることを特徴とする浮遊物質含有
液の加温超音波処理装置を提供する。
に、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する加温超音
波処理装置であって、上記浮遊物質含有液が通過する溜
まり部と、上記溜まり部内に配設された温度調整可能な
ヒータと、上記溜まり部内に配設された超音波発振子
と、を備えており、上記溜まり部を通過する浮遊物質含
有液を上記ヒータにより加温しながら上記超音波発振子
により超音波を付与して微細化処理することにより、上
記浮遊物質を低減させることを特徴とする浮遊物質含有
液の加温超音波処理装置を提供する。
【０００９】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、有機性排水を超音波で微細化処理し、これを好気性
微生物担体が充填された処理カラムに送給する加温超音
波処理装置であって、上記有機性排水が通過する溜まり
部と、上記溜まり部内に配設された温度調整可能なヒー
タと、上記溜まり部内に配設された超音波発振子と、を
備えており、上記溜まり部を通過する有機性排水を上記
ヒータにより加温しながら上記超音波発振子により超音
波を付与して微細化処理することにより、浮遊物質を低
減させ、上記処理カラムの詰まりを低減させることを特
徴とする浮遊物質含有液の加温超音波処理装置を提供す
る。
に、有機性排水を超音波で微細化処理し、これを好気性
微生物担体が充填された処理カラムに送給する加温超音
波処理装置であって、上記有機性排水が通過する溜まり
部と、上記溜まり部内に配設された温度調整可能なヒー
タと、上記溜まり部内に配設された超音波発振子と、を
備えており、上記溜まり部を通過する有機性排水を上記
ヒータにより加温しながら上記超音波発振子により超音
波を付与して微細化処理することにより、浮遊物質を低
減させ、上記処理カラムの詰まりを低減させることを特
徴とする浮遊物質含有液の加温超音波処理装置を提供す
る。
【００１０】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する超音波処
理方法であって、上記浮遊物質含有液を管状部内を通過
させ、該管状部内で上記浮遊物質含有液を、温度調整可
能なヒータで加温しながら、超音波発振子により超音波
を付与して微細化処理することにより、上記浮遊物質を
低減させることを特徴とする浮遊物質含有液の超音波処
理方法を提供する。
に、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する超音波処
理方法であって、上記浮遊物質含有液を管状部内を通過
させ、該管状部内で上記浮遊物質含有液を、温度調整可
能なヒータで加温しながら、超音波発振子により超音波
を付与して微細化処理することにより、上記浮遊物質を
低減させることを特徴とする浮遊物質含有液の超音波処
理方法を提供する。
【００１１】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する超音波処
理方法であって、上記浮遊物質含有液を溜まり部内を通
過させ、該溜まり部内で上記浮遊物質含有液を、温度調
整可能なヒータで加温しながら、超音波発振子により超
音波を付与して微細化処理することにより、上記浮遊物
質を低減させることを特徴とする浮遊物質含有液の超音
波処理方法を提供する。
に、浮遊物質含有液を超音波で微細化処理する超音波処
理方法であって、上記浮遊物質含有液を溜まり部内を通
過させ、該溜まり部内で上記浮遊物質含有液を、温度調
整可能なヒータで加温しながら、超音波発振子により超
音波を付与して微細化処理することにより、上記浮遊物
質を低減させることを特徴とする浮遊物質含有液の超音
波処理方法を提供する。
【００１２】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、有機性排水を超音波で微細化処理し、これを好気性
微生物担体が充填された処理カラムに送給する超音波処
理方法であって、上記有機性排水を溜まり部内を通過さ
せ、温度調整可能なヒータで加温しながら、上記溜まり
部内に配設された超音波発振子により超音波を付与して
微細化処理することにより、上記浮遊物質を低減させ、
上記処理カラムの詰まりを低減させることを特徴とする
浮遊物質含有液の超音波処理方法を提供する。
に、有機性排水を超音波で微細化処理し、これを好気性
微生物担体が充填された処理カラムに送給する超音波処
理方法であって、上記有機性排水を溜まり部内を通過さ
せ、温度調整可能なヒータで加温しながら、上記溜まり
部内に配設された超音波発振子により超音波を付与して
微細化処理することにより、上記浮遊物質を低減させ、
上記処理カラムの詰まりを低減させることを特徴とする
浮遊物質含有液の超音波処理方法を提供する。
【００１３】上記有機性排水は、ディスポーザで粉砕さ
れた生ゴミを含む生ゴミ含有排水が固液分離装置におい
て固体物と分離されて得られる排水としてもよい。
れた生ゴミを含む生ゴミ含有排水が固液分離装置におい
て固体物と分離されて得られる排水としてもよい。
【００１４】上記ヒータの温度は、５０℃以上である。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明に係る浮遊物質含有液の加
温超音波処理装置及び方法の実施の形態を実施例に基づ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る浮
遊物質含有液の加温音波処理装置及び方法が適用され
る、生ゴミ処理装置の構成を示す図である。
温超音波処理装置及び方法の実施の形態を実施例に基づ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る浮
遊物質含有液の加温音波処理装置及び方法が適用され
る、生ゴミ処理装置の構成を示す図である。
【００１６】この生ゴミ処理装置１は、ディスポーザ２
と、流量調整槽３と、固液分離装置４と、沈殿槽５と、
加温超音波処理装置６と、処理カラム（排水処理装置）
７と、コンポスト装置（固体物処理装置）８とを有す
る。このような生ゴミ処理装置１を家屋に適用する場合
には、デイスポーザ２は、台所のシンクの下部に配設さ
れ、流量調整槽３、固液分離装置４、沈殿槽５、加温超
音波処理装置６、処理カラム７及びコンポスト８は、図
示しない本体ケースに収納されて屋外に配設される。
と、流量調整槽３と、固液分離装置４と、沈殿槽５と、
加温超音波処理装置６と、処理カラム（排水処理装置）
７と、コンポスト装置（固体物処理装置）８とを有す
る。このような生ゴミ処理装置１を家屋に適用する場合
には、デイスポーザ２は、台所のシンクの下部に配設さ
れ、流量調整槽３、固液分離装置４、沈殿槽５、加温超
音波処理装置６、処理カラム７及びコンポスト８は、図
示しない本体ケースに収納されて屋外に配設される。
【００１７】このような生ゴミ処理装置１によって、処
理カラム７において好気的処理がおこなわれ、環境に対
して問題のない程度に浄化処理された水が下水道に排水
される。又、コンポスト装置８からは、生ゴミが好気的
処理され肥料として生成される。
理カラム７において好気的処理がおこなわれ、環境に対
して問題のない程度に浄化処理された水が下水道に排水
される。又、コンポスト装置８からは、生ゴミが好気的
処理され肥料として生成される。
【００１８】生ゴミ処理装置１において、流し台のシン
クから廃棄された生ゴミは、デイスポーザ２で細かく粉
砕されて固体物となり、台所排水等と混合されて、固液
混合物として流量調整槽３内に投入される。そして、流
量調整槽３の底部に沈殿した固体堆積物を含む固液混合
物が、ポンプＰにより汲み上げられ、固液分離装置４内
に送られる。この固液分離装置４内において、固液混合
物が固形物と液体（有機性排水）とに分離される。
クから廃棄された生ゴミは、デイスポーザ２で細かく粉
砕されて固体物となり、台所排水等と混合されて、固液
混合物として流量調整槽３内に投入される。そして、流
量調整槽３の底部に沈殿した固体堆積物を含む固液混合
物が、ポンプＰにより汲み上げられ、固液分離装置４内
に送られる。この固液分離装置４内において、固液混合
物が固形物と液体（有機性排水）とに分離される。
【００１９】固液分離装置４において分離された有機性
排水は、沈殿槽５内に送られ、そこで液体中の微粒子を
沈殿し、その上澄である有機性排水が加温超音波処理装
置６へポンプＰにより送られる。この加温超音波処理装
置６において、後述するように、有機性排水中のＳＳが
低減され、処理カラム７に送られる。
排水は、沈殿槽５内に送られ、そこで液体中の微粒子を
沈殿し、その上澄である有機性排水が加温超音波処理装
置６へポンプＰにより送られる。この加温超音波処理装
置６において、後述するように、有機性排水中のＳＳが
低減され、処理カラム７に送られる。
【００２０】処理カラム７は、微生物担体が充填されて
なる充填槽を備えており、微生物により有機性排水の浄
化処理が行われ、浄化された有機性排水は一般の下水道
に排出される。一方、固液分離装置４において分離され
た固形物は、コンポスト装置８に送られる。このコンポ
スト装置８において、固形物は微生物により好気的処理
が行われ、炭水化物は水と炭酸ガスとなるが、固形物に
含まれた骨やタンパク質等は燐、窒素等の成分を含む堆
肥として生成される。
なる充填槽を備えており、微生物により有機性排水の浄
化処理が行われ、浄化された有機性排水は一般の下水道
に排出される。一方、固液分離装置４において分離され
た固形物は、コンポスト装置８に送られる。このコンポ
スト装置８において、固形物は微生物により好気的処理
が行われ、炭水化物は水と炭酸ガスとなるが、固形物に
含まれた骨やタンパク質等は燐、窒素等の成分を含む堆
肥として生成される。
【００２１】ここで、加温超音波処理装置６の構成及び
その機能である浮遊物質の微細化処理について説明す
る。図１（ｂ）は、加温超音波処理装置６の実施例の構
成を示す図である。この加温超音波処理装置６は、管状
部を有する。この管状部は、本実施例では、フレーム９
内に概ねＳ字状の管状トラップ１０が配設されて成る。
この管状トラップ１０の基端部（垂直上部）１１は、沈
殿槽５にポンプＰを介して接続され、先端部（垂直下
部）１２は、処理カラム７に接続されている。
その機能である浮遊物質の微細化処理について説明す
る。図１（ｂ）は、加温超音波処理装置６の実施例の構
成を示す図である。この加温超音波処理装置６は、管状
部を有する。この管状部は、本実施例では、フレーム９
内に概ねＳ字状の管状トラップ１０が配設されて成る。
この管状トラップ１０の基端部（垂直上部）１１は、沈
殿槽５にポンプＰを介して接続され、先端部（垂直下
部）１２は、処理カラム７に接続されている。
【００２２】管状トラップ１０に溜まり部１３が形成さ
れている。この溜まり部１３内に棒状のヒータ１４が突
設されており、この溜まり部１３の底部に超音波発振装
置の超音波発振子１５が配設されている。溜まり部１３
は、有機性排水が通過するが一時的に溜まる凹所となっ
ている。ヒータ１４は、この溜まり部１３を通過する有
機性排水を加温するものであり、温度を調整可能な構成
となっている。本発明に係る加温超音波処理装置の管状
部は、この実施例では、Ｓ字状の管状トラップ１０とし
て示したが、特にこのような構成に限定されることな
く、有機性排水が通過し、しかも通過する有機性排水を
加温しながら超音波を付与することのできる構成であれ
ば、管状部の構造としては、ストレートな管、湾曲した
管、その他はいろいろな構造のものがある。
れている。この溜まり部１３内に棒状のヒータ１４が突
設されており、この溜まり部１３の底部に超音波発振装
置の超音波発振子１５が配設されている。溜まり部１３
は、有機性排水が通過するが一時的に溜まる凹所となっ
ている。ヒータ１４は、この溜まり部１３を通過する有
機性排水を加温するものであり、温度を調整可能な構成
となっている。本発明に係る加温超音波処理装置の管状
部は、この実施例では、Ｓ字状の管状トラップ１０とし
て示したが、特にこのような構成に限定されることな
く、有機性排水が通過し、しかも通過する有機性排水を
加温しながら超音波を付与することのできる構成であれ
ば、管状部の構造としては、ストレートな管、湾曲した
管、その他はいろいろな構造のものがある。
【００２３】超音波発振子１５は、図示しない超音波発
振器本体により駆動され、溜まり部１３内の加温された
有機性排水に超音波を付与する。これにより、液体内に
懸濁する浮遊物質が微細化される。この結果、有機性排
水のＳＳが大幅に低減され、処理カラム７に送給される
こととなる。
振器本体により駆動され、溜まり部１３内の加温された
有機性排水に超音波を付与する。これにより、液体内に
懸濁する浮遊物質が微細化される。この結果、有機性排
水のＳＳが大幅に低減され、処理カラム７に送給される
こととなる。
【００２４】このような加温超音波処理装置６を設けな
いと、有機性排水中の浮遊物質が処理カラム７における
微生物担体に堆積して目詰まりが発生し、処理カラム７
内における水の透過性を阻害するとともに、有機性排水
の微生物担体への接触を阻害し、通気性も阻害し、微生
物による好気的処理を著しく低下させる。
いと、有機性排水中の浮遊物質が処理カラム７における
微生物担体に堆積して目詰まりが発生し、処理カラム７
内における水の透過性を阻害するとともに、有機性排水
の微生物担体への接触を阻害し、通気性も阻害し、微生
物による好気的処理を著しく低下させる。
【００２５】しかしながら、本発明では、液体処理カラ
ム７で処理する有機性排水は、加温超音波処理装置６に
おいて、有機性排水を加温しながら超音波を作用させる
ことにより、有機性排水中の浮遊物質が分散して微細化
し、ＳＳが低減され、浮遊物質による処理カラム７にお
ける目詰まりが発生しにくくなり、有機性排水の微生物
の担体へ接触がしやすくなり、通気性も維持され、微生
物による好気的処理の効率も向上する。
ム７で処理する有機性排水は、加温超音波処理装置６に
おいて、有機性排水を加温しながら超音波を作用させる
ことにより、有機性排水中の浮遊物質が分散して微細化
し、ＳＳが低減され、浮遊物質による処理カラム７にお
ける目詰まりが発生しにくくなり、有機性排水の微生物
の担体へ接触がしやすくなり、通気性も維持され、微生
物による好気的処理の効率も向上する。
【００２６】図２は、加温超音波処理装置６の効果を検
証するための実験を説明する図であり、図２（ａ）は、
この実験を行うための実験装置１６である。この実験装
置１６では、容器内に生ゴミ粉砕液の上澄（有機性排水
の上澄）１７をカラム実験用原水上澄として用意し、こ
の上澄１７を二本のチューブ１８、１９を通してポンプ
２０で汲み上げ、加温超音波処理装置６に供給するとと
もに比較実験のために何の処理もしないコントロールと
して採取した。
証するための実験を説明する図であり、図２（ａ）は、
この実験を行うための実験装置１６である。この実験装
置１６では、容器内に生ゴミ粉砕液の上澄（有機性排水
の上澄）１７をカラム実験用原水上澄として用意し、こ
の上澄１７を二本のチューブ１８、１９を通してポンプ
２０で汲み上げ、加温超音波処理装置６に供給するとと
もに比較実験のために何の処理もしないコントロールと
して採取した。
【００２７】加温超音波処理装置６は、温度制御された
水中に上記チューブが通っており、上澄の温度を調整し
かつ超音波処理できるような構成である。本実験では、
加温超音波処理装置６の超音波発振子１５を、３８ｋＨ
Ｚ、４５Ｗで動作させて、上澄中のＳＳ（浮遊物質）を
微細化処理し低減させ、そしてこの上澄１７のＳＳを測
定する。一方、コントロールは、温度を、例えば、常温
にコントロールし、超音波処理することなくＳＳを測定
する。
水中に上記チューブが通っており、上澄の温度を調整し
かつ超音波処理できるような構成である。本実験では、
加温超音波処理装置６の超音波発振子１５を、３８ｋＨ
Ｚ、４５Ｗで動作させて、上澄中のＳＳ（浮遊物質）を
微細化処理し低減させ、そしてこの上澄１７のＳＳを測
定する。一方、コントロールは、温度を、例えば、常温
にコントロールし、超音波処理することなくＳＳを測定
する。
【００２８】図２（ｂ）、（ｃ）は、上記実験装置を利
用した実験の結果を示す図であり、図２（ｂ）の折れ線
は、加温超音波処理装置６の上澄を送液し５５℃に加温
しながら超音波処理した場合、送液経過後の異なった時
間（処理時間）でチューブ１８の出口から出てくる上澄
のＳＳを測定した結果を示し、常温に調節されチューブ
１９の出口から出てくる超音波処理をしないコントロー
ルの上澄（室温放置の上澄）のＳＳに対する百分率で表
している。この実験によると、５５℃で処理時間３．５
分間経過すると、コントロールの上澄に比べ約３割ＳＳ
が減少した。
用した実験の結果を示す図であり、図２（ｂ）の折れ線
は、加温超音波処理装置６の上澄を送液し５５℃に加温
しながら超音波処理した場合、送液経過後の異なった時
間（処理時間）でチューブ１８の出口から出てくる上澄
のＳＳを測定した結果を示し、常温に調節されチューブ
１９の出口から出てくる超音波処理をしないコントロー
ルの上澄（室温放置の上澄）のＳＳに対する百分率で表
している。この実験によると、５５℃で処理時間３．５
分間経過すると、コントロールの上澄に比べ約３割ＳＳ
が減少した。
【００２９】図２（ｂ）中の左隅の菱形の点は、予め６
０℃に加温しておいた上澄を加温超音波処理装置６にお
いて微細化処理したものの測定結果であり、この場合処
理時間（送液後の経過時間）４秒で５割以上ＳＳが減少
した。これによれば、上記３．５分は、上澄の温度の上
昇にかかる時間であり、予め加温していれば超音波処理
により直ちに浮遊物質は微細化するものと考えられる。
０℃に加温しておいた上澄を加温超音波処理装置６にお
いて微細化処理したものの測定結果であり、この場合処
理時間（送液後の経過時間）４秒で５割以上ＳＳが減少
した。これによれば、上記３．５分は、上澄の温度の上
昇にかかる時間であり、予め加温していれば超音波処理
により直ちに浮遊物質は微細化するものと考えられる。
【００３０】図２（ｃ）は、処理時間を３．５分で一定
とし、上澄の温度を変えた場合のＳＳの変化を常温で超
音波処理をしない室温放置の場合に対する百分率として
示したものである。この実験によると、５０℃以上でＳ
Ｓがコントロールに比べＳＳが減少していることを示し
ている。
とし、上澄の温度を変えた場合のＳＳの変化を常温で超
音波処理をしない室温放置の場合に対する百分率として
示したものである。この実験によると、５０℃以上でＳ
Ｓがコントロールに比べＳＳが減少していることを示し
ている。
【００３１】このように、上澄を加温し、超音波処理す
るとＳＳが低減するが、この原因は明確ではないが、上
澄が加温されＳＳ中の脂質が相転移し、これに超音波が
加わると分散されやすくなることが原因と考えられる。
るとＳＳが低減するが、この原因は明確ではないが、上
澄が加温されＳＳ中の脂質が相転移し、これに超音波が
加わると分散されやすくなることが原因と考えられる。
【００３２】以上、本発明の実施の形態を実施例に基づ
いて図面を参照して説明したが、本発明は、以上の実施
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた技術的事項の範囲でいろいろな実施の態様があるこ
とは言うまでもない。
いて図面を参照して説明したが、本発明は、以上の実施
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた技術的事項の範囲でいろいろな実施の態様があるこ
とは言うまでもない。
【００３３】
【発明の効果】本発明の上記構成によれば、単に超音波
で処理しても十分低減できない有機性排水中の浮遊物質
を、加温しながら効果的に超音波で処理することができ
る。この結果、処理カラムに送られる有機性排水のＳＳ
が低減され、処理カラムの目詰まりを防止することがで
きる。
で処理しても十分低減できない有機性排水中の浮遊物質
を、加温しながら効果的に超音波で処理することができ
る。この結果、処理カラムに送られる有機性排水のＳＳ
が低減され、処理カラムの目詰まりを防止することがで
きる。
【００３４】その他、本発明は、各種の浮遊物質を含有
した液中の浮遊物質の微細化をきわめて効率的に行うこ
とができるから、排水や汚泥水の処理等以外の浮遊物質
含有液について微細化処理するプラント等においてもき
わめて有用である。
した液中の浮遊物質の微細化をきわめて効率的に行うこ
とができるから、排水や汚泥水の処理等以外の浮遊物質
含有液について微細化処理するプラント等においてもき
わめて有用である。
【図１】図１（ａ）は、本発明に係る汚泥の加温超音波
処理装置及び方法が適用される生ゴミ処理装置の全体構
成を説明する図であり、図１（ｂ）は、本発明に係る汚
泥の加温超音波処理装置である。
処理装置及び方法が適用される生ゴミ処理装置の全体構
成を説明する図であり、図１（ｂ）は、本発明に係る汚
泥の加温超音波処理装置である。
【図２】図２（ａ）は、本発明に係る汚泥の超音波処理
の実験装置を示し、図２（ｂ）、（ｃ）は、実験の結果
を示す図である。
の実験装置を示し、図２（ｂ）、（ｃ）は、実験の結果
を示す図である。
１ 生ゴミ処理装置 １０ 管状トラップ １３ 溜まり部 １４ ヒータ １５ 超音波発振子 １６ 実験装置 １７ 処理カラム実験用有機性排水の上澄 １８、１９ チューブ ２０ ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０２Ｆ 9/00 ５０２ Ｃ０２Ｆ 9/00 ５０２Ｑ
Claims (10)
- 【請求項１】 浮遊物質含有液を超音波で微細化処理
する加温超音波処理装置であって、 上記浮遊物質含有液が通過する管状部と、 上記管状部内に配設された温度調整可能なヒータと、 上記管状部内に配設された超音波発振子と、を備えてお
り、 上記管状部を通過する浮遊物質含有液を上記ヒータによ
り加温しながら上記超音波発振子により超音波を付与し
て微細化処理することにより、上記浮遊物質を低減させ
ることを特徴とする浮遊物質含有液の加温超音波処理装
置。 - 【請求項２】 浮遊物質含有液を超音波で微細化処理
する加温超音波処理装置であって、 上記浮遊物質含有液が通過する溜まり部と、 上記溜まり部内に配設された温度調整可能なヒータと、 上記溜まり部内に配設された超音波発振子と、を備えて
おり、 上記溜まり部を通過する浮遊物質含有液を上記ヒータに
より加温しながら上記超音波発振子により超音波を付与
して微細化処理することにより、上記浮遊物質を低減さ
せることを特徴とする浮遊物質含有液の加温超音波処理
装置。 - 【請求項３】 有機性排水を超音波で微細化処理し、
これを好気性微生物担体が充填された処理カラムに送給
する加温超音波処理装置であって、 上記有機性排水が通過する溜まり部と、 上記溜まり部内に配設された温度調整可能なヒータと、 上記溜まり部内に配設された超音波発振子と、を備えて
おり、 上記溜まり部を通過する有機性排水を上記ヒータにより
加温しながら上記超音波発振子により超音波を付与して
微細化処理することにより、浮遊物質を低減させ、上記
処理カラムの詰まりを低減させることを特徴とする浮遊
物質含有液の加温超音波処理装置。 - 【請求項４】 上記有機性排水は、ディスポーザで粉
砕された生ゴミを含む生ゴミ含有排水が固液分離装置に
おいて固体物と分離されて得られる排水であることを特
徴とする請求項３記載の浮遊物質含有液の加温超音波処
理装置。 - 【請求項５】 上記ヒータの温度は、５０℃以上であ
ることを特徴とする請求項１、２、３又は４記載の浮遊
物質含有液の加温超音波処理装置。 - 【請求項６】 浮遊物質含有液を超音波で微細化処理
する超音波処理方法であって、 上記浮遊物質含有液を管状部内を通過させ、該管状部内
で上記浮遊物質含有液を、温度調整可能なヒータで加温
しながら、超音波発振子により超音波を付与して微細化
処理することにより、上記浮遊物質を低減させることを
特徴とする浮遊物質含有液の超音波処理方法。 - 【請求項７】 浮遊物質含有液を超音波で微細化処理
する超音波処理方法であって、 上記浮遊物質含有液を溜まり部内を通過させ、該溜まり
部内で上記浮遊物質含有液を、温度調整可能なヒータで
加温しながら、超音波発振子により超音波を付与して微
細化処理することにより、上記浮遊物質を低減させるこ
とを特徴とする浮遊物質含有液の超音波処理方法。 - 【請求項８】 有機性排水を超音波で微細化処理し、
これを好気性微生物担体が充填された処理カラムに送給
する超音波処理方法であって、 上記有機性排水を溜まり部内を通過させ、温度調整可能
なヒータで加温しながら、上記溜まり部内に配設された
超音波発振子により超音波を付与して微細化処理するこ
とにより、上記浮遊物質を低減させ、上記処理カラムの
詰まりを低減させることを特徴とする浮遊物質含有液の
超音波処理方法。 - 【請求項９】 上記有機性排水は、ディスポーザで粉
砕された生ゴミを含む生ゴミ含有排水が固液分離装置に
おいて固体物と分離されて得られる排水であることを特
徴とする請求項８記載の浮遊物質含有液の超音波処理方
法。 - 【請求項１０】 上記ヒータ温度は５０℃以上であるこ
とを特徴とする請求項６、７、８又は９記載の浮遊物質
含有液の超音波処理方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000081043A JP2001259627A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 浮遊物質含有液の加温超音波処理装置及び処理方法 |
| US10/239,371 US6866780B2 (en) | 2000-03-22 | 2001-03-21 | Heated ultrasonic treating device and treating method for suspended matter-containing liquid |
| PCT/JP2001/002206 WO2001070407A1 (fr) | 2000-03-22 | 2001-03-21 | Dispositif de traitement a ultrasons chauffe et procede de traitement de liquide contenant des matieres en suspension |
| EP20010914180 EP1295641A1 (en) | 2000-03-22 | 2001-03-21 | Heated ultrasonic treating device and treating method for suspended matter-containing liquid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000081043A JP2001259627A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 浮遊物質含有液の加温超音波処理装置及び処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001259627A true JP2001259627A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18598030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000081043A Withdrawn JP2001259627A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 浮遊物質含有液の加温超音波処理装置及び処理方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6866780B2 (ja) |
| EP (1) | EP1295641A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001259627A (ja) |
| WO (1) | WO2001070407A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100491656C (zh) * | 2006-06-13 | 2009-05-27 | 中国人民解放军军事医学科学院 | 生物安全实验室污水处理系统 |
| CN102070276A (zh) * | 2009-11-03 | 2011-05-25 | 环保科技环境咨询有限公司 | 通过用于减少污泥含水量和改善旁流性质的自动控制型声波法处理污废水的装置和方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8419820B2 (en) * | 2009-01-28 | 2013-04-16 | Everris International B.V. | Fast dissolving water-soluble fertilizer formulations and methods and uses thereof |
| TWI485106B (zh) * | 2012-10-16 | 2015-05-21 | Ritedia Corp | 石墨烯薄片製備方法及其所製備之石墨烯薄片 |
| CN105129970A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-12-09 | 安徽星元环保科技有限公司 | 一种用于污水处理设备的二级除污装置 |
| US11111657B2 (en) * | 2018-04-19 | 2021-09-07 | The Gold Kids Trust | Disinfecting drain traps system |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3578072A (en) * | 1969-08-11 | 1971-05-11 | Massachusetts Inst Technology | Heat exchange apparatus |
| JPH0661550A (ja) | 1992-08-05 | 1994-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | 固体レーザ装置 |
| JP2652841B2 (ja) | 1993-12-07 | 1997-09-10 | 麒麟麦酒株式会社 | 排水処理装置の運転方法 |
| JP3627894B2 (ja) | 1997-10-30 | 2005-03-09 | 株式会社荏原製作所 | 有機性汚水の処理方法と装置 |
| US5858107A (en) * | 1998-01-07 | 1999-01-12 | Raytheon Company | Liquid carbon dioxide cleaning using jet edge sonic whistles at low temperature |
| JPH11253906A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 生ゴミ処理装置 |
| JP2001300523A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-30 | Kubota Corp | 難分解性有機物の分解方法 |
| US9016820B2 (en) * | 2011-08-24 | 2015-04-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and control method thereof |
-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000081043A patent/JP2001259627A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-03-21 US US10/239,371 patent/US6866780B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-03-21 EP EP20010914180 patent/EP1295641A1/en not_active Withdrawn
- 2001-03-21 WO PCT/JP2001/002206 patent/WO2001070407A1/ja not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100491656C (zh) * | 2006-06-13 | 2009-05-27 | 中国人民解放军军事医学科学院 | 生物安全实验室污水处理系统 |
| CN102070276A (zh) * | 2009-11-03 | 2011-05-25 | 环保科技环境咨询有限公司 | 通过用于减少污泥含水量和改善旁流性质的自动控制型声波法处理污废水的装置和方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030047519A1 (en) | 2003-03-13 |
| WO2001070407A1 (fr) | 2001-09-27 |
| EP1295641A1 (en) | 2003-03-26 |
| US6866780B2 (en) | 2005-03-15 |
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