JP2652841B2 - 排水処理装置の運転方法 - Google Patents

排水処理装置の運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水処理装置、特に高
濃度の有機性排水に対して、省エネ的で、コンパクト
で、高負荷運転が可能である排水処理装置の運転方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上向流嫌気性スラッジブランケッ
ト(Upflow Anaerobic Sludge
Blanket)法は、微生物の自己造粒作用を活用
した新しい生物処理法であり、大きな脚光を浴びている
のは周知の事実である。しかしながら、この方法では有
機物をかなりの高負荷条件で除去できることは可能であ
るものの、湖沼、内湾等の閉鎖性水域の富栄養化の制限
要因である窒素等の栄養塩類を除去できないという問題
があった。
【0003】この一方で、脱窒を図るプロセスとして、
例えば、活性汚泥のなかで嫌気槽と好気槽をつくり脱窒
素する方法(通常、嫌気・好気活性汚泥法と呼ばれる)
が良く知られている。このものは、好気槽において窒素
化合物を酸化して硝酸態窒素や亜硝酸態窒素を形成し、
形成された硝酸態窒素等を嫌気槽へ循環することによ
り、嫌気槽で脱窒菌による脱窒素が行なわれるようにな
っている。嫌気槽で脱窒素を行なうにはその槽内に脱窒
菌の存在が必要であり、脱窒菌は栄養源として外部から
添加されるメタノールや排水中のBODを使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前処理
として、嫌気処理を導入すると活性汚泥へ流入するBO
D源が不足し、脱窒素作用が十分に行なえない。そのた
め、この嫌気・好気活性汚泥法を利用したプロセスは、
生活排水、下水などの比較的低濃度排水を低負荷運転す
る場合に好適なプロセスであり、高濃度排水あるいは高
負荷運転には十分な効果を発揮することができない。
【0005】本発明は、このような事情のもとに創案さ
れたものあって、その目的は、高濃度の有機性排水に対
して、省エネ的で、コンパクトで、高負荷運転が可能
で、高度な水質を得ることができる排水処理装置の運転
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本出願に係る発明者らが、鋭意研究した結
果、高濃度の有機性排水に対して、後述するような循環
自己造粒・セラミック充填好気ろ床プロセスを適用する
ことによって、本来存在すべきメタン菌に加えて、存在
環境が相異なるために共存することが困難とされてきた
脱窒菌を備えるグラニュールが形成されることをある条
件下で見いだし、本発明に至ったのである。すなわち、
本発明は、被処理水が流入されるとともに、微生物の自
己造粒作用が行なわれる上向流嫌気性スラッジブランケ
ットリアクタと、該リアクタにより処理された処理水を
好気的に処理するための生物ろ過リアクタと、該生物ろ
過リアクタを通過した処理水の一部を前記上向流嫌気性
スラッジブランケットリアクタに循環させる循環装置
と、を有する排水処理装置の運転方法であって、該方法
は、前記生物ろ過リアクタを通過した処理水の一部を前
記上向流嫌気性スラッジブランケットリアクタに循環比
1〜4で循環させるとともに、前記被処理水の前記上向
流嫌気性スラッジブランケットリアクタ内の滞留時間θ
を、2〜8時間(hrs)、前記被処理水の前記生物
ろ過リアクタ内の滞留時間θを、6〜14時間(hr
s)とし、前記上向流嫌気性スラッジブランケットリア
クタの中にメタン菌と脱窒菌とが共存するグラニュール
を形成させ、かつ当該グラニュールに存在するメタン菌
に対する脱窒菌の比が、前記上向流嫌気性スラッジブラ
ンケットリアクタのグラニュール存在域を上部、中部、
下部に3等分した場合、上部より下部のほうが大きくな
るように存在させてなるように構成される。
【0007】
【作用】所定の条件下で循環自己造粒・セラミック充填
好気ろ床プロセスを適用することによって、嫌気性スラ
ッジブランケットリアクタ内には本来存在すべきメタン
菌に加えて、存在環境が相異なるために共存することが
困難とされてきた脱窒菌を十分に備えるグラニュールが
形成される。しかも、当該グラニュールに存在するメタ
ン菌に対する脱窒菌の比が、上向流嫌気性スラッジブラ
ンケットリアクタのグラニュール存在域を上部、中部、
下部に3等分した場合、上部より下部のほうが大きくな
るように設定される。これによって、高濃度の有機性排
水に対して、省エネ的で、コンパクトで、高負荷運転が
可能で、高度な水質を得ることができる排水処理装置の
運転方法が提供される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の運転方法に用いられる排水処
理装置の一例を図1に基づいて説明する。図1に示され
るように、本発明に用いられる排水処理装置は上向流嫌
気性スラッジブランケットリアクタ10(以下、単にU
ASBリアクタ10と称す)と、生物ろ過リアクタ30
とを備えている。
【0009】UASBリアクタ10は、直胴部12と、
その上の固液気分離部14とを有して構成される。さら
に、このUASBリアクタ10の内部、特に直胴部12
内部のスラッジベッド11には、粒径0.1〜10mm
程度のグラニュールが多数存在している。本発明のグラ
ニュールにはメタン菌と脱窒菌とが共存しており、UA
SBリアクタ10内のグラニュール存在域を上部、中
部、下部に3等分した場合において、グラニュールに存
在するメタン菌に対する脱窒菌の比は、上部より下部の
ほうが大きくなっている。すなわち、本発明の装置にお
けるUASBリアクタ10においては、下部の脱窒反応
区域と上部のメタン醗酵反応区域とが分かれて存在して
いるものと考えられ、本発明に係るグラニュールの形成
については、リアクタ10の底部の脱窒反応区域からそ
の上部のメタン醗酵区域の間において、グラニュール化
の機構は異なり、底部においては脱窒菌が優占化し、上
部に行くにつれて脱窒菌とメタン菌の比においてメタン
菌が優占する方向になっているものと思われる。すなわ
ち、グラニュール中に脱窒菌とメタン菌が共存するメカ
ニズムとしては、硝酸性窒素を消費した後、ORP(酸
化還元電位)が低下する過程でメタン菌の増殖が起こ
り、この両者の反応が起こる境界区域において、両菌の
混在したグラニュールが形成されるものと考えられる。
【0010】これらの菌を共存せしめる手法については
後述する。このようなUASBリアクタ10の下部に
は、図面の左方に示される原水槽4に貯留された被処理
水が、原水ポンプ5を介して直接ないし間接的に流入さ
れる。そして、このリアクタ10の下部から上方にかけ
て上向流が形成され、直胴部12ではグラニュールが緩
やかな流動状態で原水と接触し、固液気分離部14で
は、グラニュールとガス、処理水に分離される。グラニ
ュール汚泥は、処理開始時は直胴部12において底部か
ら上部までの間で循環が起こるが、グラニュールの濃度
が高くなるにつれ上下の運動の範囲が狭くなる。また、
発生したガスは、必要に応じて、固液気分離部14にパ
イプ16で連接されるガス収集部15にて収集され、こ
の一方で、処理水は固液気分離部14の上部の出口から
流出する。このようにUASBリアクタ10の固液気分
離部14の上部の出口から流出路18を通って流出した
処理水は、生物ろ過リアクタ30に導入される。生物ろ
過リアクタ30は、セラミック担体35が複数充填され
たセラミック充填ろ床36を備える直胴部32と、その
上に形成された沈殿槽38とを有し構成されている。直
胴部32の中には、エアリフト管37が設置されて二重
管構造となっており、この中にセラミック担体35が複
数個、充填される。セラミック担体35の形状に特に制
限はないが、通常、直径2〜10mm程度のものが使用
される。用いられるセラミック担体35の物性は、比表
面積3〜100m/g程度、嵩密度0.05〜0.9
g/ml程度、見かけ密度0.1〜1.2g/ml程度
である。
【0011】生物ろ過リアクタ30のエアリフト管37
の下部からは、空気39が送られ、気泡の上昇流によ
り、水がエアリフト管37の内外に循環するようになっ
ている。このような生物ろ過リアクタ30の上部に導入
された処理水は、セラミック充填ろ床36の上部から流
入し、セラミック担体35の表面の生物膜で硝化が行わ
れ、沈殿層38で分離される。
【0012】このように沈殿層38で分離された処理水
の一部は、例えばポンプ7で代表される循環装置によっ
て、UASBリアクタ10に循環される。この場合、循
環比は、装置に流入する原水量(バージン被処理水量)
に対して、1〜4とされる。この値が、1未満となる
と、処理水の窒素除去効率が悪くなり、この一方でこの
値が4を越えると、不必要な循環をさせることになり好
ましくない。
【0013】さらに、前記被処理水の前記UASBリア
クタ10内の滞留時間θは、2〜8時間(hrs)、
より好ましくは4〜6時間(hrs)であり、前記被処
理水の前記生物ろ過リアクタ30内の滞留時間θが、
6〜14時間(hrs)、より好ましくは8〜12時間
(hrs)であるように設定される。これらの滞留時間
θ,θの上限値を超えると、処理効率を考慮した経
済性に欠けたり、処理のための負荷が軽減されるため
に、UASBリアクタ10内で発生したガスがグラニュ
ールを持ち上げてグラニュールをリアクタ10外に流出
させたりするという不都合が生じる。
【0014】逆に、これらの滞留時間θ,θの下限
値未満となると、処理能力が低下して出口濃度が高くな
ったり、生物ろ過リアクタ30内で十分に硝化されない
処理水をUASBリアクタ10に循環させることとなり
UASBリアクタ10でのグラニュール化、特に脱窒菌
を備えるグラニュールの成長が図れない等の不都合が生
じる。なお、上記滞留時間θ,θを算出するにあた
っての被処理水流量は、原水と循環されている処理水の
総和量であり、また容積はもちろん充填物等を除いた有
効容積が用いられる。
【0015】なお、生物ろ過リアクタ30の沈殿槽38
で分離された処理水の一部は図示のごとく処理水槽50
を経て処理された後、放流される。次に、本発明の装置
を用いた処理方法について説明する。
【0016】本装置に流入する原水(被処理水)は、原
水槽4から原水ポンプ5を介してUASBリアクタ10
に流入する。流入した原水中の有機物は、上向流で、ス
ラッジベッド11を構成しているグラニュールによって
資化され炭酸ガスとメタンガスに分解される。発生ガス
は、固液気分離部14で分離される。このようにUAS
Bリアクタ10内で処理された処理水(嫌気処理水)
は、上部分離部14を通過し、UASBリアクタ10か
ら排出され、生物ろ過リアクタ30に流入する。流入し
た嫌気処理水は生物ろ過リアクタ30のセラミック充填
路ろ床36を通過する間に、セラミック担体35に付着
している微生物によって、嫌気処理水の有機物の資化お
よび窒素化合物の硝化、すなわち、有機性窒素、アンモ
ニア性窒素が亜硝酸性窒素、硝酸性窒素に酸化されるこ
とが行われる。このように処理された処理水の一部はポ
ンプ7で、UASBリアクタ10に循環され、残余の処
理水は次工程の処理水槽50に送られる。UASBリア
クタ10に循環された処理水は、UASBリアクタ10
内に存在するグラニュール中の脱窒素菌により脱窒素、
すなわち、脱窒素菌の硝酸呼吸により、亜硝酸NO
硝酸NOから酸素が奪われ窒素が放出され、放出され
た窒素ガスは嫌気ガスと共にガス分離部で分離されUA
SBリアクタ10から排出される。
【0017】以下、具体的実験例を示し本発明をさらに
詳細に説明する。 〔実験例1〕 まず最初に、原水を調製した。原水はグルコースとグル
タミン酸ナトリウムを主成分とした合成排水であり、C
OD=4000mg/l、TOC=1400mg/l、
T−N=400mg/lとした。このような原水を用
い、図1に示されるような装置にて、循環比=4で、3
カ月連続運転した。滞留時間はθ=6.2時間、滞留
時間θ=9.3時間とした。その後、UASBリアク
タ10の脱窒素菌数および脱窒素活性を調べた。その結
果を下記表1に示す。なお、比較の意味で嫌気好気活性
汚泥法における実験結果データも併記した。なお、これ
らの実験は20℃に保たれた恒温槽のなかで行われた。
【0018】
【表1】 なお、表1中、脱窒素菌数の最確数(MNP)は、グラ
ニュール混合液を氷冷条件で超音波破壊し、細胞を分散
させ、希釈水で10倍希釈法により各種希釈段階の細胞
希釈液を調整し、各細胞懸濁液を調整し、各細胞懸濁液
1mlをGiltay培地9mlの入った5本の試験管
にそれぞれ接種し、30℃、10日間培養し評価した。
【0019】また、表1中、脱窒素活性は、100ml
密栓三角フラスコに40mlグラニュール(または汚
泥)と40ml脱窒素用原水を注入し、その後フラスコ
内をヘリウムガスで置換し、20℃で約30回/min
で振とう培養し、一定時間毎に試料を採取して、水溶液
のNO−N、NO−N濃度を測定し、窒素濃度の経
時変化曲線により、グラニュールと汚泥の窒素活性を算
出した。
【0020】表1の結果より、本発明の装置による脱窒
活性は、底部から約10cmまでの下部区域で、5.0
1mgNO−N・g−1グラニュール・h−1、(約
20cmから約30cmまでの中部区域で、2.40m
gNO−N・g−1グラニュール・h−1)、約60
cmから約70cmまでの上部区域で、2.49mgN
−N・g−1グラニュール・h−1であり、従来行
われている嫌気好気活性汚泥法の脱窒素活性の1.94
mgNO−N・g−1活性汚泥・h−1に比べてかな
り高いことがわかる。さらに反応槽容積当たりの循環自
己造粒の脱窒素活性は、底部から約10cmまでの区域
において、0.33mgNO−N・ml−1グラニュ
ール・h−1であったが、嫌気好気活性汚泥法の脱窒素
活性は、0.0083mgNO−N・ml−1活性汚
泥・h−lであり、浮遊法に比べて自己造粒法では約4
0倍程度高まることが判明した。
【0021】これにより、本発明の装置のUASBリア
クタ10内に存在するグラニュールの脱窒菌数、脱窒素
活性は浮遊式のフロック状態の汚泥と比べて菌体当た
り、また、容積当たりのいずれからみても高く、本発明
の装置は優れた処理性能を有することがわかる。
【0022】〔実験例2〕 生物ろ過リアクタ30からUASBリアクタ10への循
環比を変化させ、これに伴う窒素除去性能等を調べた。
結果を下記表2に示した。
【表2】
【0023】〔実験例3〕 上記実験例1において、滞留時間θを、2〜10時間
の間で変化させ、また、滞留時間θを4〜16時間の
間で変化させた。その結果、本発明の範囲内であるθ
=2〜8時間(hrs)、θ=6〜14時間のもの
は、UASBリアクタ10内に本来存在すべきメタン菌
に加えて、存在環境が相異なるために共存することが困
難とされてきた脱窒菌を十分に備えるグラニュールが形
成されることが確認され、良好に処理された処理水を得
ることができた。しかしながら、本発明の範囲をはずれ
るものは、特に上限を超えた場合、UASBリアクタ1
0内で発生したガスがグラニュールを持ち上げてグラニ
ュールをリアクタ外に流出させたりするという不都合が
生じ、この一方で、留時間θ,θの下限値未満とな
ると、特に脱窒菌を備えるグラニュールの成長が図れな
いために、当該リアクタ10で十分な脱窒素処理が行え
ないことが確認された。
【0024】
【発明の効果】以上の結果より、本発明の効果は明らか
である。すなわち、本発明は、本発明は、被処理水が流
入されるとともに、微生物の自己造粒作用が行なわれる
上向流嫌気性スラッジブランケットリアクタと、該リア
クタにより処理された処理水を好気的に処理するための
生物ろ過リアクタと、該生物ろ過リアクタを通過した処
理水の一部を前記上向流嫌気性スラッジブランケットリ
アクタに循環させる循環装置と、を有する排水処理装置
の運転方法であって、該方法は、前記生物ろ過リアクタ
を通過した処理水の一部を前記上向流嫌気性スラッジブ
ランケットリアクタに循環比1〜4で循環させるととも
に、前記被処理水の前記上向流嫌気性スラッジブランケ
ットリアクタ内の滞留時間θを、2〜8時間(hr
s)、前記被処理水の前記生物ろ過リアクタ内の滞留時
間θを、6〜14時間(hrs)とし、前記上向流嫌
気性スラッジブランケットリアクタの中にメタン菌と脱
窒菌とが共存するグラニュールを形成させ、かつ当該グ
ラニュールに存在するメタン菌に対する脱窒菌の比が、
前記上向流嫌気性スラッジブランケットリアクタのグラ
ニュール存在域を上部、中部、下部に3等分した場合、
上部より下部のほうが大きくなるように存在させてなる
ように構成しているので、高濃度の有機性排水に対し
て、省エネ的で、コンパクトで、高負荷運転が可能で、
高度な水質を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水処理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
7…循環装置 10…上向流嫌気性スラッジブランケットリアクタ 30…生物ろ過リアクタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理水か流入されるとともに、微生物
    の自己造粒作用が行なわれる上向流嫌気性スラッジブラ
    ンケットリアクタと、該リアクタにより処理された処理
    水を好気的に処理するための生物ろ過リアクタと、該生
    物ろ過リアクタを通過した処理水の一部を前記上向流嫌
    気性スラッジブランケットリアクタに循環させる循環装
    置と、を有する排水処理装置の運転方法であって、 該方法は、 前記生物ろ過リアクタを通過した処理水の一部を前記上
    向流嫌気性スラッジブランケットリアクタに循環比1〜
    4で循環させるとともに、 前記被処理水の前記上向流嫌気性スラッジブランケット
    リアクタ内の滞留時間θを、2〜8時間(hrs)、
    前記被処理水の前記生物ろ過リアクタ内の滞留時間θ
    を、6〜14時間(hrs)とし、 前記上向流嫌気性スラッジブランケットリアクタの中に
    メタン菌と脱窒菌とが共存するグラニュールを形成さ
    せ、 かつ当該グラニュールに存在するメタン菌に対する脱窒
    菌の比が、前記上向流嫌気性スラッジブランケットリア
    クタのグラニュール存在域を上部、中部、下部に3等分
    した場合、上部より下部のほうが大きくなるように存在
    させてなることを特徴とする排水処理装置の運転方法。
  2. 【請求項2】 前記グラニュールの粒径は、0.1〜1
    0mmであることを特徴とする請求項1に記載の排水処
    理装置の運転方法。
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