JP2001258589A - デキストランの製造法 - Google Patents

デキストランの製造法

Info

Publication number
JP2001258589A
JP2001258589A JP2000081368A JP2000081368A JP2001258589A JP 2001258589 A JP2001258589 A JP 2001258589A JP 2000081368 A JP2000081368 A JP 2000081368A JP 2000081368 A JP2000081368 A JP 2000081368A JP 2001258589 A JP2001258589 A JP 2001258589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dextran
glucosidase
substrate
synthesis
dextrin dextranase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000081368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4473402B2 (ja
Inventor
Gentarou Okada
嚴太郎 岡田
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
Takehiro Unno
剛裕 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Maize Products Co Ltd
Nihon Shokuhin Kako Co Ltd
Original Assignee
Japan Maize Products Co Ltd
Nihon Shokuhin Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Maize Products Co Ltd, Nihon Shokuhin Kako Co Ltd filed Critical Japan Maize Products Co Ltd
Priority to JP2000081368A priority Critical patent/JP4473402B2/ja
Publication of JP2001258589A publication Critical patent/JP2001258589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4473402B2 publication Critical patent/JP4473402B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】デキストリンデキストラナーゼを用いて、高収
率でデキストランを製造できる方法を提供すること。 【解決手段】 澱粉部分加水分解物の1種または2種以
上にデキストリンデキストラナーゼを作用させ、デキス
トランを製造する方法であって、前記デキストリンデキ
ストラナーゼの作用をα−グルコシダーゼの共存下で行
うことを特徴とするデキストランの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、澱粉部分加水分解
物を原料とし、デキストリンデキストラナーゼを用いる
デキストランの製造方法に関する。さらに詳細には、本
発明は、α−グルコシダーゼを併用することにより、デ
キストランをより効率よく製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デキストラン(α-1,6-グルカン)は
ロイコノストック属やストレプトコッカス属などに属す
る細菌を、蔗糖を炭素源として培養することにより、こ
れらの細菌がデキストランスクラーゼを生産し、この酵
素の作用により蔗糖より合成される。デキストランの分
子構造はD-グルコースのみから成る高分子多糖類で、α
−1,6−グルコシド結合を主体として、さらにα−1,
2−,α−1,3−,α−1,4−グルコシド結合の分岐
を有しているが、これら分岐の含有比はデキストランの
起源により異なる。デキストランは、血液増量剤や代用
血漿として用いられる他、優れたゲル濾過剤として医薬
・生化学分野で広く利用されている。しかし、このデキ
ストランスクラーゼを用いた蔗糖からのデキストランの
合成は、蔗糖の構成糖のうちグルコースのみしか利用さ
れないために、対糖収率が最高50%を超えることはな
い。
【0003】これに対してグルコノバクター属に属する
細菌は、澱粉部分分解物を炭素源として培養することに
より、デキストリンデキストラナーゼを生成し、この酵
素の作用により澱粉部分分解物を基質としてデキストラ
ンを合成することが報告されている(E.J.Hehre and D.
M.Hamilton:Proc. Soc. Exp. Biol. and Med., 71,336
-339 (1949))。この酵素の作用によれば、マルトース
からのデキストランの合成はないものの、マルトトリオ
ース以上のマルトオリゴ糖およびマルトデキストリンか
らデキストランを合成することができる。この反応は、
理論的には基質として用いたマルトオリゴ糖および/ま
たはマルトデキストリンがマルトースになるまで進行す
るものと考えられる。すなわち、マルトテトラオースを
用いれば、対糖収率で50%となると計算される。しか
し、実際には特開平4−293493号にも示されてい
るように、マルトテトラオースを用いた際のデキストラ
ンの対糖収率は、13.4%ほどであり、理論上の数値
とはかけ離れたものとなっていた。これは、マルトテト
ラオース以上の重合度を有するマルトオリゴ糖およびマ
ルトデキストリンについても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、デキス
トリンデキストラナーゼを用いたデキストランの合成
は、理論的には高収率でマルトオリゴ糖および/または
マルトデキストリンからデキストランへの変換が行なわ
れると考えられる。しかし、現状では理論値とは全くか
け離れた低い対糖収率でしかデキストランの合成は認め
られていない。また、これまでのデキストランの合成反
応では、基質濃度として5%程度までしか試験されてお
らず、工業的にデキストランを合成しようとした場合に
は、基質濃度を高めることが必須条件となっている。し
かし、基質濃度が上昇するとデキストランの対糖収率
は、さらに低下するものと予想される。このような背景
から、デキストリンデキストラナーゼを用いたデキスト
ランの合成は実際には利用されていないのが現状であ
る。
【0005】デキストランの安全性は広く認められてお
り、様々な食品用途にその利用が期待されている。しか
し、非常に高価なためにほとんど利用されていない。デ
キストランを安価に製造し、その用途を広げるために
は、高収率なデキストランの製造方法の確立が望まれて
いる。
【0006】そこで本発明の目的は、デキストリンデキ
ストラナーゼを用いて、高収率でデキストランを製造で
きる方法を提供することにある。特に本発明は、基質濃
度が高くなった場合であっても、デキストリンデキスト
ラナーゼを用いて、高い収率でデキストランを製造でき
る方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、デキス
トリンデキストラナーゼの酵素化学的特性を精査し、デ
キストリンデキストラナーゼがマルトオリゴ糖および/
またはマルトデキストリンよりデキストランを合成する
際に、マルトースにより阻害を受けることおよびマルト
トリオースからデキストランは合成されるもののその反
応は遅いことを発見し、この発見に基づいて、デキスト
リンデキストラナーゼにα−グルコシダーゼを共存させ
ることにより、デキストランを効率よく合成させること
に成功し、本発明を完成させるに至った。
【0008】本発明は、澱粉部分加水分解物にデキスト
リンデキストラナーゼを作用させデキストランを製造す
る方法であって、前記デキストリンデキストラナーゼの
作用をα−グルコシダーゼの共存下で行うことを特徴と
するデキストランの製造方法に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。デキストリンデキストラナーゼは、デキストラン
デキストラナーゼを生産する菌株を常法で培養を行な
い、その培養液および/または菌体より得ることができ
る。デキストランデキストラナーゼを生産する細菌とし
ては、グルコノバクターオキシダンスATCC1189
4株(Gluconobacter oxydans American Type Culture
Collection Strain No.11894)またはグルコノバクター
オキシダンスATCC11895株(Gluconobacter ox
ydans American Type Culture CollectionStrain No.11
895)などがある。これらの菌株は酢酸菌に属し、糸引
きビールの原因菌であるが、酢酸菌に病原性などは知ら
れていないことから、これらの酢酸菌の培養物は安全で
ある。(E.J.Hehre and D.M.Hamilton:J. Biol. Che
m., 55, 161-174 (1951)、特開平4−234983号)
【0010】本発明の製造方法においては基質として、
澱粉部分加水分解物の1種又は2種以上を用いる。澱粉
部分加水分解物は主にマルトデキストリンであり、澱粉
を常法により、酸または酵素により加水分解し、必要に
より分離精製することで得られる。澱粉の分解の程度は
特に限度はない。また、澱粉部分加水分解物の一部であ
るマルトオリゴ糖等を澱粉部分加水分解物として用いる
こともできる。マルトオリゴ糖としては、例えば、マル
トトリオース、マルトテトラオース、マルトペンタオー
ス、マルトヘキサオース、マルトヘプタオースなどを挙
げることができる。また、澱粉部分加水分解物として
は、短鎖長アミロースを例示することもできる。マルト
オリゴ糖は高純度の試薬レベルのものであっても、マル
トオリゴ糖シラップのように純度の低いものであっても
よい。反応液中の基質濃度(澱粉部分加水分解物濃度)
は、特に制限はないが、例えば、0.1〜40%(w/
w)の範囲であることができる。但し、より高濃度のデ
キストランを得るという観点からは、基質濃度も高い方
が好ましい。
【0011】α−グルコシダーゼは、Bacillus属などの
細菌、Aspergillus属、Mucor属、Penicillium属などの
糸状菌、Candida属、Saccharomyces属、Schizosaccharo
myces属などの酵母、イネ、ソバ、トウモロコシ、テン
サイなどの植物や動物などに幅広く存在している。本発
明に用いるα−グルコシダーゼとしては、これらの起源
などは特に限定されるものではない。しかしながら、大
量かつ安価で均質なα−グルコシダーゼを得るには、細
菌、糸状菌や酵母などの微生物起源のα−グルコシダー
ゼを用いることが有利である。また、本発明において
は、マルトテトラオース以上の重合度を有するマルトオ
リゴ糖およびマルトデキストリンは、デキストラン合成
の基質として有効に利用されるために、α−グルコシダ
ーゼは、これらの糖質に作用せず、マルトースおよび/
またはマルトトリオースに主として作用するα−グルコ
シダーゼであることが望ましい。
【0012】α−グルコシダーゼは、反応系にデキスト
リンデキストラナーゼの反応の当初から共存させても、
反応の途中から共存させてもよい。反応系に存在し、デ
キストリンデキストラナーゼの反応を阻害するマルトー
スを効率よく分解し、グルコースとすることができるタ
イミング、あるいは反応効率の悪いマルトトリオースを
分解できるタイミングであれば制限はない。尚、デキス
トリンデキストラナーゼは、グルコースでは阻害されな
い。
【0013】反応系におけるデキストリンデキストラナ
ーゼおよびα−グルコシダーゼの量は、基質である澱粉
部分加水分解物の種類(分解の程度等)や濃度、さらに
は反応時間等を考慮して適宜決定することができる。ま
た、デキストリンデキストラナーゼとα−グルコシダー
ゼの使用比率も、基質である澱粉部分加水分解物の種類
や各酵素の起源(性能)に応じて適宜決定できる。但
し、デキストラン合成量を考慮すると、α−グルコシダ
ーゼの酵素活性量は、デキストリンデキストラナーゼの
酵素活性量の50%以内であることが適当である。
【0014】また、反応温度には特に制限はなく、使用
するデキストリンデキストラナーゼおよびα−グルコシ
ダーゼが安定に作用する温度域であればよい。但し、デ
キストランの合成効率という観点からは、デキストリン
デキストラナーゼがより効率よく作用することが好まし
い。尚、デキストリンデキストラナーゼはpH2.5〜6.5の
範囲であれば、60℃以下の温度で活性を有することが知
られている。反応時間は、反応温度や基質の濃度、使用
する酵素の活性等を考慮して適宜決定できる。
【0015】本発明の反応により、デキストランを含む
水溶液が得られる。この水溶液から、エタノールなどを
用いた有機溶媒による沈殿法、クロマト分画法や限外濾
過膜による処理などを用いることによりデキストランを
精製することができる。これらの方法は、単独またはい
くつかの操作を組み合わせることにより、より効率的に
デキストランを得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 参考例1 マルトトリオースからマルトヘプタオース(日本食品化
工(株)製)までの一連のマルトオリゴ糖(マルトトリオ
ース、マルトテトラオース、マルトペンタオース、マル
トヘキサオース、マルトヘプタオース)および短鎖長ア
ミロース(林原生物科学研究所(株)製)を基質として用
い、それぞれを40mM溶液とし、この基質溶液100μ
l、50mM酢酸緩衝液(pH 5.2)100μlと酵素
溶液(11.5単位)100μlを混合し、37℃にて
反応を行なった。尚、酵素溶液は50mM酢酸緩衝液(p
H 5.2)に酵素を添加したものである(以下の実施例で
も同様)。この反応液から経時的に15μlずつサンプ
リングし、沸騰水中に10分間放置し、反応を停止させ
た。この反応液中のデキストラン合成量は、AminexHPX-
42A(バイオラッドラボラトリーズ製)を装着したHP
LCにて分析を行ない、重合度12以上のピーク面積
と、反応液中の全糖量をフェノール硫酸法にて定量し、
全糖量にHPLC分析で得られた重合度12以上のピー
ク面積の割合を乗じて算出した。結果を図1〜6に示
す。
【0017】参考例2 参考例1の50mM酢酸緩衝液(pH 5.2)100μl
を、2%マルトースを含有する50mM酢酸緩衝液(pH
5.2)100μlに置き換えて同様に反応させた。こ
の際のデキストラン合成量を参考例1と比較して、図1
から6に示した。図1から6中の○は参考例1の結果
を、□は参考例2の結果を示している。参考例1の結果
との比較により、デキストラン合成に対し、マルトース
が阻害していることが明らかとなった。
【0018】実施例1 参考例1と同様に、マルトトリオースからマルトヘプタ
オース(日本食品化工(株)製)までの一連のマルトオリ
ゴ糖および短鎖長アミロース(林原生物科学研究所(株)
製)を基質として用い、それぞれを40mM溶液とし、こ
の基質溶液100μl、酵母起源のα−グルコシダーゼ
(オリエンタル酵母(株)製)0.08単位を溶解した5
0mM酢酸緩衝液(pH 5.2)100μlと酵素溶液
(11.5単位)100μlを混合し、37℃にて反応
を行った。その際のデキストラン合成量を参考例1と比
較して、図7から12に示した。図7から12中の○は
参考例1の結果を、●は実施例1の結果を示している。
参考例1に比較して、明らかにデキストラン合成量の上
昇が認められた。
【0019】実施例2 短鎖長アミロース(林原生物科学研究所(株)製)を基質
として用い、それぞれを40mM溶液とし、この基質溶液
100μl、カビ起源のα−グルコシダーゼ(アマノ製
薬(株)製)0.01単位を溶解した50mM酢酸緩衝液
(pH 5.2)100μlと酵素溶液(11.5単位)1
00μlを混合し、37℃にて反応を行った。その際の
デキストラン合成量を図13に示した。図13中の○は
参考例1の結果を、▲は実施例2の結果を示している。
参考例1に比較して、明らかにデキストラン合成量の上
昇が認められた。
【0020】
【発明の効果】デキストランは、原料として用いる糖類
からデキストランへの変換率、すなわち対糖収率が低い
ことや、デキストランの合成反応に時間がかかることに
より、高価なものとなっている。そのため、これまでデ
キストランは、医薬・生化学用途の極く限られた分野で
しか利用されていなかった。本発明により、デキストラ
ンの合成を従来に比較して効率よく行うことが可能とな
り、食品用途など、様々な分野でその利用が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基質としてマルトトリオースを用いた場合の
デキストランの合成に対するマルトースの影響(参考例
1と2の対比)を示す。
【図2】 基質としてマルトテトラオースを用いた場合
のデキストランの合成に対するマルトースの影響(参考
例1と2の対比)を示す。
【図3】 基質としてマルトペンタオースを用いた場合
のデキストランの合成に対するマルトースの影響(参考
例1と2の対比)を示す。
【図4】 基質としてマルトヘキサオースを用いた場合
のデキストランの合成に対するマルトースの影響(参考
例1と2の対比)を示す。
【図5】 基質としてマルトヘプタオースを用いた場合
のデキストランの合成に対するマルトースの影響(参考
例1と2の対比)を示す。
【図6】 基質として短鎖長アミロースを用いた場合の
デキストランの合成に対するマルトースの影響(参考例
1と2の対比)を示す。
【図7】 基質としてマルトトリオースを用いた場合の
デキストランの合成に対する酵母起源のα−グルコシダ
ーゼの影響(参考例1と実施例1の対比)を示す。
【図8】 基質としてマルトテトラオースを用いた場合
のデキストランの合成に対する酵母起源のα−グルコシ
ダーゼの影響(参考例1と実施例1の対比)を示す。
【図9】 基質としてマルトペンタオースを用いた場合
のデキストランの合成に対する酵母起源のα−グルコシ
ダーゼの影響(参考例1と実施例1の対比)を示す。
【図10】 基質としてマルトヘキサオースを用いた場
合のデキストランの合成に対する酵母起源のα−グルコ
シダーゼの影響(参考例1と実施例1の対比)を示す。
【図11】 基質としてマルトヘプタオースを用いた場
合のデキストランの合成に対する酵母起源のα−グルコ
シダーゼの影響(参考例1と実施例1の対比)を示す。
【図12】 基質として短鎖長アミロースを用いた場合
のデキストランの合成に対する酵母起源のα−グルコシ
ダーゼの影響(参考例1と実施例1の対比)を示す。
【図13】 基質として短鎖長アミロースを用いた場合
のデキストランの合成に対するカビ起源のα−グルコシ
ダーゼの影響(参考例1と実施例2の対比)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】澱粉部分加水分解物の1種または2種以上
    にデキストリンデキストラナーゼを作用させ、デキスト
    ランを製造する方法であって、前記デキストリンデキス
    トラナーゼの作用をα−グルコシダーゼの共存下で行う
    ことを特徴とするデキストランの製造方法。
  2. 【請求項2】α−グルコシダーゼは、デキストラン製造
    の当初または途中から共存させる請求項1に記載の製造
    方法。
  3. 【請求項3】澱粉部分加水分解物が1種若しくは2種以
    上のマルトオリゴ糖または1種若しくは2種以上のマル
    トオリゴ糖を含有するシラップである請求項1または2
    に記載の製造方法。
JP2000081368A 2000-03-23 2000-03-23 デキストランの製造法 Expired - Fee Related JP4473402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081368A JP4473402B2 (ja) 2000-03-23 2000-03-23 デキストランの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081368A JP4473402B2 (ja) 2000-03-23 2000-03-23 デキストランの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001258589A true JP2001258589A (ja) 2001-09-25
JP4473402B2 JP4473402B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=18598315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000081368A Expired - Fee Related JP4473402B2 (ja) 2000-03-23 2000-03-23 デキストランの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4473402B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181452A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Hokkaido Univ デキストラン生成酵素遺伝子、デキストラン生成酵素およびその製造方法、デキストランの製造方法
WO2010032510A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 日本食品化工株式会社 新規分岐グルカン並びにその製造方法および用途
WO2015183722A1 (en) 2014-05-29 2015-12-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
WO2015183714A1 (en) 2014-05-29 2015-12-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
US9657322B2 (en) 2009-05-08 2017-05-23 Rijksuniversiteit Groningen Glucooligosaccharides comprising (alpha 1->4) and (alpha 1->6) glycosidic bonds, use thereof, and methods for providing them
US10822383B2 (en) 2015-11-26 2020-11-03 E I Du Pont De Nemours And Company Polypeptides capable of producing glucans having alpha-1,2 branches and use of the same
US10907185B2 (en) 2014-05-29 2021-02-02 Dupont Industrial Biosciences Usa, Llc Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
WO2021019912A1 (ja) 2019-08-01 2021-02-04 日本食品化工株式会社 α-1,6-グルコシル転移反応を触媒する活性を有するタンパク質
US11505789B2 (en) 2018-02-20 2022-11-22 National University Corporation Hokkaido University Enzyme exhibiting alpha-1,6-glucosyl transfer activity

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181452A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Hokkaido Univ デキストラン生成酵素遺伝子、デキストラン生成酵素およびその製造方法、デキストランの製造方法
WO2010032510A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 日本食品化工株式会社 新規分岐グルカン並びにその製造方法および用途
JP2010095701A (ja) * 2008-09-18 2010-04-30 Nippon Shokuhin Kako Co Ltd 新規分岐グルカン並びにその製造方法および用途
US9657322B2 (en) 2009-05-08 2017-05-23 Rijksuniversiteit Groningen Glucooligosaccharides comprising (alpha 1->4) and (alpha 1->6) glycosidic bonds, use thereof, and methods for providing them
WO2015183722A1 (en) 2014-05-29 2015-12-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
WO2015183714A1 (en) 2014-05-29 2015-12-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
US10351633B2 (en) 2014-05-29 2019-07-16 E I Du Pont De Nemours And Company Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
US10907185B2 (en) 2014-05-29 2021-02-02 Dupont Industrial Biosciences Usa, Llc Enzymatic synthesis of soluble glucan fiber
US10822383B2 (en) 2015-11-26 2020-11-03 E I Du Pont De Nemours And Company Polypeptides capable of producing glucans having alpha-1,2 branches and use of the same
US11505789B2 (en) 2018-02-20 2022-11-22 National University Corporation Hokkaido University Enzyme exhibiting alpha-1,6-glucosyl transfer activity
WO2021019912A1 (ja) 2019-08-01 2021-02-04 日本食品化工株式会社 α-1,6-グルコシル転移反応を触媒する活性を有するタンパク質

Also Published As

Publication number Publication date
JP4473402B2 (ja) 2010-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kuriki et al. A new way of producing isomalto-oligosaccharide syrup by using the transglycosylation reaction of neopullulanase
JP3557289B2 (ja) 非還元性糖質からトレハロースを遊離する組換え型耐熱性酵素
JP4473402B2 (ja) デキストランの製造法
JP3557288B2 (ja) 還元性澱粉糖から末端にトレハロース構造を有する非還元性糖質を生成する組換え型耐熱性酵素
CA2019756C (en) Novel thermoduric and aciduric pullulanese enzyme and method for its production
JP3559609B2 (ja) 組換え型酵素とその製造方法並びに用途
JPS61162183A (ja) プルラナ−ゼ様酵素の製造法
JP3490481B2 (ja) オリゴ糖の製造方法
BRPI0509301B1 (pt) processo para fermentação de açucares contendo sacarídeos oligoméricos
JP3557272B2 (ja) 組換え型酵素とその製造方法並びに用途
US4855232A (en) Method for production of glucose by use of transglucosidase
JPS6287093A (ja) 熱安定性トランスグルコシダ−ゼの調製方法
JP4161181B2 (ja) コージオリゴ糖およびニゲロオリゴ糖を含む糖質の新規な製造方法およびそれに用いる菌体、酵素とその製造方法
Devi et al. Co-expression of saccharifying alkaline amylase and pullulanase in Micrococcus halobius OR-1 isolated from tapioca cultivar soil
JP3920073B2 (ja) 新規α−1,2−マンノシダーゼ及び該酵素を用いたα−マンノシル糖化合物の製造法
JP2001292791A (ja) N−アセチルラクトサミンの製造方法
JP2002125692A (ja) エチル−α−D−グルコシドの製造法
JPH062071B2 (ja) 糖類の製造法
JPH07191A (ja) 高度分岐オリゴ糖の製造法
JP3594650B2 (ja) デキストランの製造方法
JPH05236982A (ja) デキストランの製造法
JPS62126973A (ja) 新規なアミラ−ゼ
JPH07143892A (ja) イソマルトシルフラクトシドの製造法
JPH0134037B2 (ja)
WO2001079475A1 (fr) Phosphorylase de laminaribiose, procede de production de ce dernier et de laminarioligosaccharide au moyen de l'enzyme

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4473402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees