JP2001258125A - ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造 - Google Patents
ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造Info
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Abstract
ネスの電線との接続方法では、電線の端末より芯線を露
出させ、1本ずつバスバーに溶接しており、複数の電線
の場合も、相違する位置に溶接するので、溶接箇所が多
くなり、バスバーも大型化するという問題を解決する。 【解決手段】 ワイヤハーネスを構成する複数の電線を
ジャンクションボックス内に挿入し、これら電線から露
出させた芯線を重ねて、バスバーの表面に一体的に溶接
して、複数の電線をバスバーにスプライス接続する。
Description
ーネスとジャンクションボックスの接続構造に関し、詳
しくは、ワイヤハーネスを構成する電線をジャンクショ
ンボックス内に収容されるバスバーとコネクタレスで接
続するものである。
クスの内部回路とワイヤハーネスを構成する電線との電
気接続は、通常コネクタ接続で行われている。即ち、ワ
イヤハーネスの電線端末に接続したコネクタを、ジャン
クションボックスのケース外面に設けたコネクタ収容部
に嵌合し、バスバー等の内部回路から突設した端子(あ
るいはバスバーに接続した中継端子)を上記コネクタ内
の端子と嵌合接続させている。
を接続し、該端子をコネクタに挿入係止しておく必要が
ある。また、ジャンクションボックス側でも、コネクタ
収容部に突設させるタブをバスバーに設ける必要があ
り、また、場合によっては中継端子を必要とするため、
部品点数および組み立て工数が多くなる問題がある。
スでワイヤハーネスの電線とジャンクションボックス内
の内部回路とを接続できる構成が要望されており、図6
に示すように、電線wの端末より芯線waを露出させ、
該芯線waをバスバー2に直接的に抵抗溶接あるいは超
音波溶接する方法が提案されている。
案されている図6に示す方法では、バスバー2に溶接さ
れる電線wは1本づつとされている。よって、複数の電
線wを同一のバスバー2にスプライス接続する場合も、
該バスバー2の相違する位置に電線wを1本づつ溶接し
ており、溶接箇所が多くなるとともに、バスバーも大型
化する問題がある。
で、溶接箇所の低減およびバスバーの大型化を防止する
ことを課題としている。
め、本発明は、ジャンクションボックス内に収容されて
いるバスバーとワイヤハーネスの電線との接続構造であ
って、ワイヤハーネスを構成する複数の電線がジャンク
ションボックス内に挿入されており、これら電線から露
出させた芯線部同士を重ね、上記バスバーの表面に一体
的に溶接されることにより、複数の電線がバスバーにス
プライス接続されていることを特徴とするジャンクショ
ンボックスとワイヤハーネスの接続構造を提供してい
る。
複数の電線は、これらの電線の芯線とバスバーとを一体
的に溶接しているため、溶接箇所の低減が図れるととも
に、バスバー側でも電線との溶接箇所をまとめることが
できるため、バスバーの小型化を図ることができる。
は、複数の電線の芯線をバスバー上に重ねた状態で溶接
し、芯線同士の溶接およびこれら芯線とバスバーとの溶
接を同時に一度の溶接作業で行うことが好ましい。ま
た、複数の芯線同士を前以て溶接して端末スプライス部
を形成しておき、この溶接部をバスバー上に載置して、
再度溶接して、電線の端末スプライス部をバスバーと溶
接接続させてもよい。
接が用いられる。
において絶縁板を介して積層配置され、バスバーは絶縁
板上に配置されて固定されており、この状態で電線と溶
接されるため、該絶縁板の端縁から突出させたバスバー
の先端部で、上記複数の芯線と溶接されている。あるい
は、絶縁板に設けた開口上で、上記複数の芯線と溶接さ
れている。
て、絶縁板上においてX方向に平行するとともに、積層
するバスバーはY方向に平行とし、これらX.Y方向の
バスバーを交差点で溶接接続しているとともに、各バス
バーの先端側には、上記電線端末の芯線が溶接接続され
ていることが好ましい。
と、回路変更に応じて回路パターンのバスバーを形成す
る必要がなくなり、しかも、これら短冊状のバスバーの
先端に電線が直接にスプライス接続された構造とする
と、ジャンクションボックス内の回路構成を非常に簡単
とすることができる。
参照して説明する。図1および図2は自動車用ワイヤハ
ーネスに接続されるジャンクションボックス10を示
し、アッパーケース11とロアケース12で構成される
ケース内部には、絶縁板13とバスバー14とを交互に
積層配置している。該バスバー14は同一の短冊形状と
しており、図3(A)(B)に示すように、介在させる
絶縁板13を介して、上層のバスバー層は各バスバー1
4AをX方向へ平行配置する一方、下層のバスバー層は
各バスバー14BをY方向へ平行配置している。これら
バスバー14Aと14Bとは所要の交差点Pにおいて、
介在した絶縁板13に設けている開口13aを通して溶
接(抵抗溶接等)で接続している。
部14A−1、14B−1を絶縁板13の端縁より突出
させている。これら突出部分14A−1、14B−1に
は、図4に示すように、ワイヤハーネスW/Hを構成す
る電線wの端末から露出させた芯線waを載置して抵抗
溶接して接続している。
に分岐回路を構成する電線w1,w2,w3は、上記突
出部分14A−1、14B−1の上面に、電線w1、w
2,w3の端末から露出させた芯線waを載置して、こ
れら芯線とバスバー14の突出部分とを同時に抵抗溶接
して接続している。
えた抵抗溶接器は、アンビル42上に絶縁板13の端縁
より突出した突出部分14A−1あるいは14B−1を
載置し、その上に電線w1,w2、w3の各芯線waを
重ね、この状態で、上方からホーン41を押し下げて、
ホーン41とアンビル42との間に挟んで抵抗溶接して
いる。
線w1,w2、w3の接続と、これら電線とバスバー1
4との接続を同時に行うことができる。さらに、3本の
電線の芯線を重ねることにより、バスバーが短冊状で溶
接部の幅が狭い場合にも、該バスバーと複数の電線とを
溶接することができる。
定されず、2本でも良いし、4本以上の多数本でもよ
い。また、スプライス接続しない電線w4は、それぞれ
1本づつ、1つのバスバーに溶接している。また、溶接
するバスバーは上記のような短冊状に限定されず、回路
パターンに応じて打ち抜き加工したものでもよい。
ーの先端部に限定されず、図5に示すように、絶縁板1
3’の中間位置に開口13a’を設け、回路パターンに
形成したバスバー14’の中間部位を開口13a’を通
して抵抗溶接器でバスバー14と複数の電線(w1.w
2)の芯線waとを溶接してもよい。
によれば、バスバーを介してスプライス接続する電線
は、これら電線端末の芯線を重ねてバスバーと溶接して
いるため、1本の電線をそれぞれバスバーに溶接してス
プライス接続する場合より溶接箇所を減少でき、作業性
を高めることができる。
により、簡単な形状とすることができ、上記のように均
一化した共用品の短冊状のバスバーであっても、使用す
ることができる。かつ、この短冊状のバスバーをX,Y
方向にクロス配置して用いると、互いに溶接する交差点
の位置を変えるだけで回路変更に対応できる利点があ
る。
ョンボックス内のバスバーとをコネクタレスで接続して
いるため、部品点数および組み立て工数の大幅の低減を
図ることができ、その分、ジャンクションボックスを安
価に作成することができる。
の平面図である。
る。
スバーを示す概略平面図、(B)はバスバー同士の接続
およびバスバーと電線の接続状態を示す斜視図である。
分を示す概略平面図、(B)は概略断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ジャンクションボックス内に収容されて
いるバスバーとワイヤハーネスの電線との接続構造であ
って、 ワイヤハーネスを構成する複数の電線がジャンクション
ボックス内に挿入されており、これら電線から露出させ
た芯線部同士を重ね、上記バスバーの表面に一体的に溶
接されることにより、複数の電線がバスバーにスプライ
ス接続されていることを特徴とするジャンクションボッ
クスとワイヤハーネスの接続構造。 - 【請求項2】 上記バスバーは絶縁板上に配置されてお
り、該絶縁板の端縁から突出させた先端部で、上記複数
の芯線と溶接されている請求項1に記載のジャンクショ
ンボックスとワイヤハーネスの接続構造。 - 【請求項3】 上記バスバーは絶縁板上に配置されてお
り、該絶縁板に設けた開口上で、上記複数の芯線と溶接
されている請求項1に記載のジャンクションボックスと
ワイヤハーネスの接続構造。 - 【請求項4】 上記バスバーは短冊状とした同一形状と
して、絶縁板上においてX方向に平行配置するととも
に、積層するバスバーはY方向に平行配置し、これら
X.Y方向のバスバーを交差点で溶接接続しているとと
もに、各バスバーの先端側には、上記電線端末の芯線が
溶接接続されている請求項1乃至請求項3のいずれか1
項に記載のジャンクションボックスとワイヤハーネスと
の接続構造。
Priority Applications (1)
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JP2000065373A JP3501078B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造 |
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Publications (2)
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JP3501078B2 JP3501078B2 (ja) | 2004-02-23 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011521160A (ja) * | 2008-05-21 | 2011-07-21 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 調節ユニット |
JP2014218224A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 古河電気工業株式会社 | ワイヤハーネス |
US9928939B1 (en) * | 2016-12-12 | 2018-03-27 | Delphi Technologies, Inc. | Device and method for splicing shielded wire cables |
JP2023059876A (ja) * | 2019-10-18 | 2023-04-27 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材 |
US12131843B2 (en) | 2019-10-18 | 2024-10-29 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring member |
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2000
- 2000-03-09 JP JP2000065373A patent/JP3501078B2/ja not_active Expired - Fee Related
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