JP2001257920A - カメラシステム - Google Patents
カメラシステムInfo
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
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Abstract
動的に撮影を実行することができるカメラシステムを提
供することを目的とする。 【解決手段】操作部46から予め撮影ポイントを特定す
るための位置情報、撮影目標(対象物)の方位、撮影を
行う範囲、撮影枚数、撮影時間間隔などの撮影条件を入
力しておく。入力した設定情報は、不揮発性メモリ40
に記憶される。当該カメラ10を電動雲台その他の支持
手段によって自動車等の車両に取り付け、撮影ポイント
へと移動する。車両の現在位置はGPS受信機12によ
って把握されており、システムコントローラ28は、予
め設定しておいた撮影ポイントに近づくと自動的にカメ
ラ10の撮像系電源をオンし、撮影ポイント又は指定し
た撮影範囲に到達したものと判断した時に撮影を実行す
る。そして、撮影完了後、システムコントローラ28に
より撮像系電源が自動的にオフされる。
Description
り、特にGPS(Global Positioning System )を利用
して撮影を行う機能を備えたカメラシステムに関する。
が数多く提案されており、特開平5−240724号公
報にはGPSを用いるナビゲーション装置が開示されて
いる。また、特開平8−184436号公報にはGPS
受信機から得られる位置情報と、測定地点から対象物ま
での距離情報と、カメラの方位及び仰角を測定するセン
サからの情報と、に基づいて、対象物の位置を特定し、
その撮影位置情報を画像上に記録する機能を備えたカメ
ラが開示されている。
は、航空機に搭載する画像収集機能付きナビゲーション
システムが開示され、GPS受信機からの情報に基づ
き、撮影地点及び撮影時刻を瞬時に把握できる手段が示
されている。
から得られた位置情報や日付などの情報を画像とともに
記録するシステムは従来から提案されているが、設定し
た位置情報を撮影などに積極的に使用するものは提案さ
れていない。
場所や観光名所などで、撮影したい場面に遭遇しても、
駐車場がなかったり、後ろに車が連なっていたりという
ように、車を止めて撮影することが困難な場合が意外に
多い。運転しながら撮影するのは危険であり、景色のよ
い場所を見つけて、いざ撮影しようとカメラを取り出
し、停車スペースを探すうちに、良い撮影ポイントを通
過してしまい、折角のシャッターチャンスを逃すことが
あった。
もので、予め設定しておいた地点に到達したら、自動的
に撮影を実行することができるカメラシステムを提供す
ることを目的とする。
に、請求項1に係るカメラシステムは、GPS衛星から
の電波を受信し、前記電波から位置情報を解析するGP
S受信手段と、撮影しようとする位置に関する情報を入
力する入力手段と、前記入力手段から入力された設定情
報を記憶する記憶手段と、前記GPS受信手段で得た現
在の位置情報が前記設定情報で規定されている設定位置
に相当するものと判断した場合にカメラによる撮影を実
行させる制御手段と、前記制御手段の指令に従って作動
し画像の記録を行う前記カメラと、を備えていることを
特徴としている。
力手段から撮影ポイントを特定するための位置情報を入
力しておく。入力された位置情報は設定情報として記憶
手段に記憶される。カメラを自動車などの移動体に取り
付け、撮影ポイントへ移動する。移動体の現在位置はG
PS受信手段によって把握されており、制御手段は、前
記設定に係る撮影ポイントに移動体が到達したものと判
断した時にカメラを作動させて撮影を行う。
イントで自動的に撮影できるので、自動車などを運転し
ながらの自動撮影が可能となり、従来撮影できなかった
撮影ポイントの画像を記録に残すことができる。
らは、撮影開始位置、撮影終了位置、撮影範囲のうち少
なくとも一つの情報が入力される。
成に加えて、撮影時間間隔及び撮影枚数のうち少なくと
も一つの条件を設定する設定手段を備え、前記記憶手段
には、前記設定手段による設定情報が記憶され、前記制
御手段は、前記設定手段で指定された条件に従って撮影
を実行させることを特徴としている。
差を低減すべく、請求項4に係るカメラシステムは、通
信手段を有し、前記通信手段によりDGPS基地局と通
信してDGPS測位を行うことにより、測位精度を高め
る測位補正機能が付加されていることを特徴とする。
したように、前記カメラが搭載される移動体の速度を検
出する速度検出手段を備え、前記制御手段は、前記カメ
ラが搭載される前記移動体の速度が指定速度以下になっ
たことを条件に前記撮影動作を実行させることを特徴と
している。かかる態様により、撮影時の画像ブレを防止
することができる。なお、移動体には、自動車、鉄道車
両、自動二輪車、船舶、航空機などが含まれる。
GPS受信手段として、前記カメラが搭載される移動体
に設けられているナビゲーション装置が兼用されること
を特徴としている。ナビゲーション装置とカメラとをイ
ンターフェースにより接続し、システムを構成する態様
により、カメラ本体にGPS受信機能を搭載しない構成
が可能である。
カメラシステムにおいて、前記GPS受信手段で得た位
置情報から現在の位置が前記設定情報で規定されている
設定位置に近づいたと判断した場合にカメラ電源をオン
する一方、撮影終了又は次の撮影までに所定時間以上の
間隔がある場合にはカメラ電源をオフする自動電源制御
手段を付加する態様が好ましい。
たカメラシステムの構成に加えて、モータ駆動により前
記カメラの撮影方向を可変し得る電動雲台を備え、前記
制御手段は、前記電動雲台を制御することにより、当該
電動雲台に取り付けられている前記カメラの向きを変更
し得ることを特徴としている。
用されるカメラは、光学像を電気信号に変換する撮像手
段と、前記撮像手段から出力される信号を処理する信号
処理手段と、前記信号処理手段で処理された信号を画像
情報として記録媒体に記録する記録手段と、を備えた電
子カメラであることを特徴としている。
るカメラシステムの好ましい実施の形態について説明す
る。
ステムの全体構成を示すブロック図である。同図に示す
カメラ10は、GPS受信機12を搭載したデジタルカ
メラである。カメラ10の撮影レンズ14は、1枚又は
複数枚のレンズで構成され、単一の焦点距離(固定焦
点)のレンズでもよいし、ズームレンズや望遠/広角の
二焦点切替式レンズの如く焦点距離可変のものでもよ
い。
像素子としてのCCDイメージセンサ(以下、CCDと
いう。)16の受光面に結像される。CCD16は、感
光画素に相当する受光センサが二次元的に配列された構
造を有し、Gストライプやベイヤー配列など所定のカラ
ーフィルター配列構造を備えている。
てシャッタードレインが設けられており、シャッターゲ
ートをシャッターゲートパルスによって駆動することに
より、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出
すことができる。すなわち、CCD16は、シャッター
ゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積
時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子
シャッター機能を有している。
は、各受光センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変
換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CC
D駆動回路(ドライバ)18から加えられるCCD駆動
パルスによって読み出され、信号電荷に応じた電圧信号
(アナログ画像信号)として順次CCD16から出力さ
れる。
ログ処理部20に加えられる。アナログ処理部20はサ
ンプリングホールド回路やゲイン調整回路を含み、CC
D16から出力された画像信号はアナログ処理部20に
おいて相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,
G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レ
ベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
は、A/D変換器22によりR,G,Bのデジタル信号
に変換された後、デジタル系の信号処理部24へと送ら
れる。タイミングジェネレータ(TG)26は、システ
ムコントローラ28の指令に従ってCCD駆動回路1
8、アナログ処理部20、A/D変換器22、及び信号
処理部24に対してタイミング信号を与えており、この
タイミング信号によって各回路の同期がとられている。
ープネス補正回路、コントラスト補正回路、輝度・色差
信号生成回路、ホワイトバランス補正回路等を含むデジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)で構成された画像処
理手段であり、システムコントローラ28からのコマン
ドに従って撮像信号を処理する。
像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,C
b 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の
処理が施された後、メモリコントローラ30を介してメ
モリ32に格納される。
機12からの位置情報を読み込み、現在の位置が予め設
定されている撮影地点であると判断すると、撮像系を作
動させて撮影を実行する。当該撮影動作により前記メモ
リ32に格納された輝度・色差信号は、メモリコントロ
ーラ30によって読み出され、カードインターフェース
34を介してメモリカード36に記録される。
を用いて画像データの圧縮処理が行われ、JPEGその
他の所定の形式に従って圧縮された画像データがメモリ
カード36に書き込まれる。
カード36には、例えば、スマートメディア(Solid-St
ate Floppy Disk Card)が用いられる。記録メディアの
形態は上記のものに限らず、PCカード、コンパクトフ
ラッシュ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、
又は光学的若しくはこれらの組み合わせによる方式に従
って読み書き可能な種々の媒体を用いることができる。
使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェー
スが適用される。
の媒体をカメラ10に装着できる構成にしてもよい。ま
た、カメラ10に着脱自在な記録メディア(リムーバブ
ルメディア)を利用する代わりに、若しくはこれと併用
して、カメラ10の内部メモリに撮影画像を保存し、有
線又は無線の通信インターフェースを介して画像データ
を外部に転送し得る構成にしてもよい。
装置(CPU)を含むブロックであり、カメラ10の各
回路を統括制御する。システムコントローラ28には、
EEPROMなどの不揮発性メモリ40、ROM42及
びRAM44といった記憶手段が接続されている。不揮
発性メモリ40には、撮影地点として設定される位置情
報、撮影範囲情報、カメラ方位、仰角などに関する情報
が格納される。ROM42にはCPUが処理するプログ
ラム、制御に必要な各種データ等が格納されている。R
AM44はCPUが各種の演算処理等を行う際の作業用
エリアとして利用される。
ら受入する入力信号に基づき、対応する回路の動作を制
御するとともに、撮影レンズ14のズーミング動作や焦
点調節(AF)動作の制御、並びに自動露出調節(A
E)の制御等を行う。すなわち、システムコントローラ
28はCCD16から出力される撮像信号に基づいて、
焦点評価演算やAE演算などの各種演算を行い、その演
算結果に基づいてフォーカスモータやアイリスモータ等
の駆動部(不図示)を制御して撮影レンズ14を合焦位
置に移動させるとともに適正な絞りに設定し、かつCC
D16の電荷蓄積時間を制御する。なお、AE、AFは
CCD16から取得される撮像信号に基づいて制御する
方法の他、周知の測光センサやAF投光/受光センサか
らなる測距センサ等を用いてもよい。
すべき地点の位置情報、撮影を行う範囲、撮影方向、撮
影枚数、撮影時間間隔その他の各種設定を入力するため
の手段並びにカメラ10の向き、画角、画質などの調整
を行うカメラ操作手段に相当するブロックである。操作
部46から設定した情報は不揮発性メモリ40に格納さ
れ、システムコントローラ28は必要に応じて不揮発性
メモリ40のデータを参照する。
波を受信するアンテナを含み、受信電波を解析して位置
情報並びに時刻情報を取得する手段である。GPS受信
機12で得られる位置情報等はシステムコントローラ2
8に入力される。システムコントローラ28はGPS受
信機12から得られる位置情報と前記不揮発性メモリ4
0に記憶されている設定情報に基づいてカメラ10によ
る記録用の撮影動作を制御する。
られており、システムコントローラ28は、必要に応じ
てモータコントローラ48を制御して、前記電動雲台の
パン駆動用モータ50又はチルト駆動用モータ52若し
くはこれら両方を作動させ、カメラ10を所望の方向に
向けさせる。なお、電動雲台にはカメラ10の高さを可
変する手段としてハイト駆動用モータが付加されていて
もよい。
が向けられている方位、すなわちパンニング角度(水平
方向角度)を検出するための手段であり、その検出信号
はシステムコントローラ28に通知される。図示されて
いないが、本システムには、カメラ10の仰角(チルト
角度)を検出するためのセンサや、カメラ10の高さを
検出するためのセンサも設けられており、これら各セン
サの検出信号はシステムコントローラ28に入力され
る。
バータを含み、図示せぬ電池又は外部電源入力端子に接
続される外部電源から提供される電力は電源部56によ
って所要の電圧に変換され、所定の回路ブロックに電源
供給される。
ば、操作部46から予め撮影ポイントを特定するための
位置情報、撮影枚数(動画の場合は撮影時間)、撮影時
間間隔などの撮影条件の情報を入力しておく。具体的に
は、撮影地点の緯度経度情報、撮影目標(対象物)の方
位、撮影を行う範囲などの情報を入力することになる。
力する態様に限らず、メモリカード36や図示せぬ通信
部から入力することも可能である。入力された設定情報
は不揮発性メモリ40に記憶される。カメラ10を前記
電動雲台その他の支持手段によって自動車等の車両に取
り付け、撮影ポイントへと移動する。
て把握されており、システムコントローラ28は、予め
設定しておいた撮影ポイントに近づくと自動的にカメラ
10の撮像系電源をオンし、撮影ポイント又は指定した
撮影範囲に到達したものと判断した時に記録指示信号
(静止画の場合はレリーズ信号、動画の場合は撮影開始
信号及び撮影停止信号)を発する。そして、撮影完了
後、システムコントローラ28は自動的に撮像系電源を
オフする。連写又はインターバル撮影の場合には、一連
の撮影が終了したら電源をオフするが、インターバル撮
影において、次の撮影までに十分な時間間隔がある場合
には電源をオフする制御態様が好ましい。
予めセットしておいた撮影ポイント又は撮影範囲におい
て自動的に撮影が実行されるので、自動車などを運転し
ながらの自動撮影が可能となり、従来撮影できなかった
撮影ポイントの画像を記録に残すことができる。
ナビゲーション装置を活用して実現する態様について説
明する。図2は車載GPS装置を用いたカメラシステム
の構成図である。
2は車載GPS装置、符号64は表示装置(モニタ)で
ある。カメラ60は通信インターフェース部66を備え
ており、カメラ60は通信ケーブル68又は車内に構築
されたLANを介して車載GPS装置62と接続され
る。なお、有線の通信インターフェースに代えて、赤外
線やBluetooth その他の無線方式の通信規格によるイン
ターフェースを適用してもよく、この場合には通信ケー
ブル68を省略できる。
メラ本体側にGPS受信機12を具備しない構成が可能
となる。また、車載GPS装置62の場合、GPS電波
を受信する受信部70のアンテナ70Aが車外に設けら
れるため、アンテナ内蔵型のカメラと比較して電波の受
信感度が向上するという利点がある。
Dその他の記録メディアを読み込むためのメディア読取
装置72を備えており、メディア読取装置72に挿入さ
れる記録メディア74から地図データ等を読み込み、こ
れを表示装置64に表示することができるようになって
いる。
するためのリモコン送信機であり、このリモコン送信機
75をカメラ60の操作手段として兼用する態様も可能
である。
サ76、ジャイロ78、及び車速センサ80が接続され
ている。建物の陰や木の陰に入った場合など、GPS衛
星が測位に必要な数補足できない状況においては、前記
方位センサ76、ジャイロ78及び車速センサ80のう
ち少なくとも一つを利用して測位を継続する。これによ
り、測位の中断や停止を回避でき、撮影チャンスを逃す
機会を減らすことができる。
百メートルの誤差がある。そのため、カメラ60は設定
されている撮影ポイントに対して規定範囲内であると判
断したら撮影を実行する。本システムにおいて、FM無
線、携帯電話、PHS、CDMA、衛星電話などの通信
手段を利用してデイファレンシャルGPS(以下、DG
PSという。)基地局からのデータを得て、DGPSに
よる位置補正を行う手段を付加する態様が好ましい。D
GPSの利用により、測位精度を高めることができる。
到達した際に、車速センサ80から走行速度の情報を読
み込み、車両の走行速度が指定速度以下になった場合に
撮影を実行するという制御を行う態様が好ましい。これ
により、撮影時の画像のブレを防止することができる。
なお、この場合、撮影ポイントに近づいたら運転者に対
して車両の速度を指定速度以下に落とすように注意を促
すメッセージを前記表示装置64に表示させたり、図示
せぬスピーカーから音声メッセージを出力してもよい。
御する他の態様として、車両の速度に応じて撮影時のズ
ーム倍率を変更するという制御態様もある。車両の速度
が速い時はズーム倍率を小さく(広角側に設定)し、速
度が遅くなるにつれてズーム倍率を大きく(望遠側に設
定)する。かかる制御態様によっても、画像のブレを低
減することが可能であり、指定速度以下になったら撮影
を実行するという制御シーケンスとの組み合わせること
により、一層効果的である。
ておいてもよいし、電動雲台を介して取り付けてもよ
い。車両の前方のみならず、左右、後方、上方向など、
複数の撮影方向をプリセットし、各撮影方向について自
動的に撮影を実行するようにプログラムしておく態様も
好ましい。かかる態様によれば、いろいろな角度から撮
影を行うことで、撮影できない場面を減らすことがで
き、撮影後にこれら複数の撮影画面を合成して周囲全体
の写真の概略を得ることができる。
報、撮影方向の情報、車両速度の情報、ズーム倍率を示
す情報等を画像と関連付けて自動記録する態様がある。
例えば、これら撮影情報を画像ファイルの付属情報とし
て記録したり、撮影情報を記述したファイルのファイル
名として当該撮影に係る画像のファイルを特定し得る文
字列(記号列を含む)を自動付与する態様がある。
情報を入力する方法を示す説明図である。カメラ10
(又は60でも同じ)はインターフェースケーブル82
を介してパソコン84と接続される。接続形態として
は、イーサネット、パラレル、シリアル、USB、IE
EE1394など種々の形態が可能である。また、有線
のインターフェースに代えて、赤外線やBluetooth その
他の無線方式の規格によるインターフェースを適用する
こともできる。
85及びマウス86を備えており、ディスプレイ88に
表示される地図の拡大/縮小、スクロール、撮影地点に
相当する位置情報や撮影方向の入力などパソコン84に
対する指示・入力は、キーボード85又はマウス86を
用いて行う。
0、DVDその他の記録メディア用のドライブ92と、
メモリカード94やMOといったカメラ10と共通する
記録メディア用のドライブ96と、を備えている。パソ
コン84には、ドライブ92に装填されるCD−ROM
90等からGPS地図閲覧ソフトウェアがインストール
され、ディスプレイ88の画面に地図が表示される。な
お、地図のデータはCD−ROM90等から供給しても
よいし、インターネットを利用して所定のWebサイト
からダウンロードしてきてもよい。
めの画面例が示されている。利用者は、ナビゲーション
用のソフトウェアや地図ソフトを使い、ディスプレイ8
8の画面に表示される地図上で、撮影地点や撮影する範
囲、撮影方位、撮影間隔、撮影枚数などの情報を入力す
ることができる。
状態で、当該表示されている地図上で撮影ポイントとな
る位置(例えばポイント1〜5)をマウス86等により
指定すると、その地点の緯度経度のデータが自動入力さ
れる。これにより、簡単な情報入力が実現できる。もち
ろん、キーボード85などを用いて緯度経度のデータを
数値で入力することも可能である。
を囲む任意の領域を指定することにより、撮影範囲を設
定できる。例えば、マウス86を用いてポイント2を囲
む閉曲線98を描くことにより、当該閉曲線98で規定
される領域が撮影範囲として設定される。また、撮影ポ
イント及び撮影目標(撮影対象)を指定すると、撮影方
位(方向)が自動的に計算され、磁北からの角度に換算
された数値が入力される。例えば、ポイント2の撮影地
点から撮影目標Aを指定することにより、その撮影方向
のデータが自動的に入力される。
た通り、インターフェースケーブル82を介してカメラ
10に伝達可能であるとともに、メモリカード94その
他のリムーバブルメディアを介してカメラ10に入力す
ることができる。
した実施の形態に限らず、航空機を使った上空からの撮
影や、列車の車窓からの撮影用途などにも利用すること
ができる。また、本発明は撮像素子を用いて光学像を電
気信号に変換する電子カメラのみならず、光学像を写真
フイルムに記録する方式のカメラ(銀塩カメラ、インス
タントカメラなど)を利用するシステムにも適用でき
る。
システムによれば、撮影ポイントを特定するための位置
情報を予め設定しておき、GPS受信手段によってカメ
ラ搭載車両の位置を把握しながら、前記設定に係る撮影
ポイントに車両等が到達したとの判断を得た時に自動的
にカメラによる撮影を実行するようにしたので、自動車
などを運転しながらの自動撮影が可能となり、従来撮影
できなかった撮影ポイントの画像を記録に残すことがで
きる。
構成を示すブロック図
図
る方法を示す説明図
例を示す図
手段)、16…CCD(撮像手段)、20…アナログ処
理部(信号処理手段)、24…信号処理部(信号処理手
段)、28…システムコントローラ(制御手段、自動電
源制御手段)、34…カードインターフェース(記録手
段)、36…メモリカード(記録媒体)、40…不揮発
性メモリ(記憶手段、設定記憶手段)、46…操作部
(入力手段、設定手段)、50…パン駆動用モータ、5
2…チルト駆動用モータ、62…車載GPS装置(ナビ
ゲーション装置)、70…受信部(GPS受信手段)、
80…車速センサ(速度検出手段)
Claims (9)
- 【請求項1】 GPS衛星からの電波を受信し、前記電
波から位置情報を解析するGPS受信手段と、 撮影しようとする位置に関する情報を入力する入力手段
と、 前記入力手段から入力された設定情報を記憶する記憶手
段と、 前記GPS受信手段で得た現在の位置情報が前記設定情
報で規定されている設定位置に相当するものと判断した
場合にカメラによる撮影を実行させる制御手段と、 前記制御手段の指令に従って作動し画像の記録を行う前
記カメラと、 を備えていることを特徴とするカメラシステム。 - 【請求項2】 前記入力手段から、撮影開始位置、撮影
終了位置、撮影範囲及び撮影方向のうち少なくとも一つ
の情報が入力されることを特徴とする請求項1に記載の
カメラシステム。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカメラシステム
において、該システムは、撮影時間間隔及び撮影枚数の
うち少なくとも一つの条件を設定する設定手段を備え、 前記記憶手段には、前記設定手段による設定情報が記憶
され、前記制御手段は、前記設定手段で指定された条件
に従って撮影を実行させることを特徴とするカメラシス
テム。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載のカメラシス
テムにおいて、該システムは、通信手段を有し、前記通
信手段によりDGPS基地局と通信してDGPS測位を
行うことにより、測位精度を高める測位補正機能が付加
されていることを特徴とするカメラシステム。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のカメラ
システムにおいて、該システムは、前記カメラが搭載さ
れる移動体の速度を検出する速度検出手段を備え、前記
制御手段は、前記カメラが搭載される前記移動体の速度
が指定速度以下になったことを条件に撮影を実行させる
ことを特徴とするカメラシステム。 - 【請求項6】 前記GPS受信手段として、前記カメラ
が搭載される移動体に設けられているナビゲーション装
置が兼用されることを特徴とする請求項1乃至5の何れ
かに記載のカメラシステム。 - 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載のカメラ
システムにおいて、該システムは、前記GPS受信手段
で得た位置情報に基づき現在の位置が前記設定情報で規
定されている設定位置に近づいたと判断した場合にカメ
ラ電源をオンする一方、撮影終了又は次の撮影までに所
定時間以上の間隔がある場合にはカメラ電源をオフする
自動電源制御手段を備えていることを特徴とするカメラ
システム。 - 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載のカメラ
システムにおいて、該システムは、モータ駆動により前
記カメラの撮影方向を可変し得る電動雲台を備え、前記
制御手段は、前記電動雲台を制御することにより、当該
電動雲台に取り付けられている前記カメラの向きを変更
し得ることを特徴とするカメラシステム。 - 【請求項9】 前記カメラは、光学像を電気信号に変換
する撮像手段と、 前記撮像手段から出力される信号を処理する信号処理手
段と、 前記信号処理手段で処理された信号を画像情報として記
録媒体に記録する記録手段と、 を備えた電子カメラであることを特徴とする請求項1乃
至8の何れかに記載のカメラシステム。
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JP2000068478A JP4239128B2 (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | カメラシステム |
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