JP2001257888A - 画像符号化装置、画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法ならびに情報記録媒体 - Google Patents

画像符号化装置、画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法ならびに情報記録媒体

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JP2001257888A
JP2001257888A JP2000064969A JP2000064969A JP2001257888A JP 2001257888 A JP2001257888 A JP 2001257888A JP 2000064969 A JP2000064969 A JP 2000064969A JP 2000064969 A JP2000064969 A JP 2000064969A JP 2001257888 A JP2001257888 A JP 2001257888A
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JP
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JP2000064969A
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Masaichi Isomura
政一 礒村
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度な画質を提供でき、処理速度が速い画
像符号化方法、画像符号化装置および情報記録媒体等を
提供すること。 【解決手段】 画像データの種類に応じて、可逆モード
と非可逆モードとを画素単位で切り替えて符号化する画
像符号化方法であって、符号化対象の画素の色が既に登
録されているという条件と、符号化対象の画素の前後に
ある所定数の画素に、符号化対象の画素と同じ色の画素
が存在するという条件の充足を調べて、可逆モードと非
可逆モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード
遷移判定ステップ(ステップS210等)と、モード遷
移判定ステップ(ステップS210等)においてモード
を切り替える条件が充足したことを認知し、可逆モード
と非可逆モードとの間で遷移させる遷移コードを出力す
る遷移コード出力ステップ(ステップS211等)と、
遷移コードの出力後、可逆モードあるいは非可逆モード
で符号化処理を行う符号化処理ステップ(ステップS2
12等)とを含む画像復号化方法、画像復号化装置およ
び情報記録媒体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、図形、自然
画像が混在した画像を、その種類に応じて適切なモード
に切り替えて符号化および復号化し、高速で高精度な印
刷を可能とする画像符号化装置、画像符号化方法、画像
復号化装置および画像復号化方法ならびに情報記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、文字あるいは図形は、単一色
で、かつ濃度は0または255階調の両極端に位置す
る。これに対して、写真に代表される自然画像は、色や
濃度が緩やかに変化している。最近では、自然画像に文
字あるいは図形を盛り込んだポスターや広告の需要が多
く、これら異なる画像データが混在した印刷物を、いか
に高精度でかつ高速で印刷するかが求められている。
【0003】通常、文字あるいは図形と自然画像とが混
在する画像を印刷する場合、パーソナルコンピュータ
(以後、パソコンという)からプリンタに対して圧縮デ
ータを送り、プリンタにて復号化する。この場合、文字
あるいは図形と、自然画像とは画像の性質が異なるた
め、共通の符号化方式を採用すると、画像の品質が劣化
してしまう。たとえば、自然画像用の圧縮形式であるJ
PEGを用いると、自然画像の部分は良いが、文字ある
いは図形の輪郭がぼけたり、細線が存在する場合には切
れたりしてしまう。
【0004】このような不具合を解決する技術として、
文字あるいは図形の領域を可逆モードで符号化し、自然
画像を不可逆モードで符号化する技術が使われている。
たとえば、特開平1−112377号公報には、文字と
図形の領域と、自然画像の領域とを、異なる方法で符号
化し、各領域の画質を高精度に再現可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術には、次のような問題がある。文字あるいは図形の領
域と、自然画像の領域とをブロック単位で分割してから
符号化すると、分割したブロック毎に区切りを示すヘッ
ダーを付与する必要がある。また、そのブロック内のデ
ータが自然画像かそれ以外の画像かを識別する手間も要
する。このため、符号化に要する時間が長くなるのみな
らず、復号化にもそれだけ時間を要することになる。
【0006】現在のプリンタには、画質を劣化させない
前提で、1分当たり4枚以上の印刷能力が要求される。
かかる要求によれば、1枚当たり15秒以下の処理が必
須条件となる。このような短時間での符号化および復号
処理が要求される状況下において、画像データをブロッ
ク単位で分割して、ブロック毎に内部の自然画像あるい
は文字等の識別を行い、適した符号化を行う方法では、
処理時間がかかり過ぎる。
【0007】そこで、本発明は、高精度な画質を満足す
ると共に、上記従来技術の有する処理速度の遅延を解決
するための、画像符号化装置、画像符号化方法、画像復
号化装置および画像復号化方法ならびに情報記録媒体を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像符号化装置は、画像データの種類
に応じて、可逆モードと非可逆モードとを画素単位で切
り替えて符号化する画像符号化装置であって、符号化対
象の画素の色が既に登録されているという条件と、符号
化対象の画素の前後にある所定数の画素に、符号化対象
の画素と同じ色の画素が存在するという条件の充足を調
べて、可逆モードと非可逆モードとを切り替えるべきか
否かを判定するモード遷移判定手段と、モード遷移判定
手段からモードを切り替える条件が充足したことを認知
し、可逆モードと非可逆モードとの間で遷移させる遷移
コードを出力する遷移コード出力手段と、遷移コードの
出力後、可逆モードあるいは非可逆モードで符号化処理
を行う符号化処理手段とを備えるようにしている。これ
により、画像をブロック単位で分けたり、そのブロック
内にある画像の種類を識別する処理が必要なく、読みと
る画素の単位でその画像に適した符号化処理を行うこと
ができる。このため、高品質の印刷物を、高速でプリン
トできる。
【0009】また、他の画像符号化装置は、遷移コード
を、量子化に要するコードを格納するテーブルに格納す
るようにしている。このため、量子化に要するコードを
格納するテーブルを1つ用意し、1回のルック・アップ
にて処理ができる。したがって、より高速な処理ができ
る。
【0010】また、他の画像符号化装置は、遷移コード
出力手段は、符号化対象の画素の色が既に登録されてい
るという条件と、これから符号化する3つの画素の内、
少なくとも2つの画素が符号化対象の画素と同じ色から
成るという条件の内、いずれか一方の条件が充足される
場合に、非可逆モードから可逆モードに遷移させる遷移
コードを出力するようにしている。これによって、辞書
に登録する負担をカバーできる見込みがある場合に、可
逆モードに遷移することになる。特に、符号化対象の画
素を含めて最低3個以上の画素が同じ色の場合に遷移す
るので、最初の負担をほぼ確実に埋め合わせできるとき
に、可逆モードに遷移する。
【0011】また、他の画像符号化装置は、遷移コード
出力手段は、符号化対象の画素の色が登録されていない
という条件と、符号化対象の画素を含み前後にある4つ
の画素が3種類以上の色から成るという条件とを共に充
足する場合に、可逆モードから非可逆モードに遷移させ
る遷移コードを出力するようにしている。これによっ
て、辞書ベースの可逆符号化を行うに適さない状況にの
み、非可逆モードに遷移することになる。
【0012】また、他の画像符号化装置は、非可逆モー
ドの符号化を、隣接する画素間の差分をPCM符号化す
るDPCM符号化とし、量子化特性の異なる非線形量子
化コードテーブルを複数備え、符号化処理手段は、輝度
成分の量子化出力によって、非線形量子化コードテーブ
ルを選択して、色成分の量子化を行うようにしている。
このため、輝度成分の出力が大きいときと小さいときと
で、色成分の量子化特性を変化させることができる。具
体的には、輝度成分の出力が大きい時には、色の微妙な
差が検知されにくいので、色成分の量子化を荒くする。
逆に、輝度成分の出力が小さい時には、わずかな色の違
いでも顕著に把握しうる時には、色成分の量子化を密に
することになる。
【0013】また、本発明に係る画像符号化方法は、画
像データの種類に応じて、可逆モードと非可逆モードと
を画素単位で切り替えて符号化する画像符号化方法であ
って、符号化対象の画素の色が既に登録されているとい
う条件と、符号化対象の画素の前後にある所定数の画素
に、符号化対象の画素と同じ色の画素が存在するという
条件の充足を調べて、可逆モードと非可逆モードとを切
り替えるべきか否かを判定するモード遷移判定ステップ
と、モード遷移判定ステップにおいてモードを切り替え
る条件が充足したことを認知し、可逆モードと非可逆モ
ードとの間で遷移させる遷移コードを出力する遷移コー
ド出力ステップと、遷移コードの出力後、可逆モードあ
るいは非可逆モードで符号化処理を行う符号化処理ステ
ップとを含むようにしている。これにより、画像をブロ
ック単位で分けたり、そのブロック内にある画像の種類
を識別する処理が必要なく、読みとる画素の単位でその
画像に適した符号化処理を行うことができる。このた
め、高品質の印刷物を、高速でプリントできる。
【0014】また、他の画像符号化方法は、遷移コード
は、量子化に要するコードを格納するテーブルから出力
するコードとするようにしている。このため、量子化に
要するコードを格納するテーブルを1つ用意し、1回の
ルック・アップにて処理ができる。したがって、より高
速な処理ができる。
【0015】また、他の画像符号化方法は、遷移コード
出力ステップは、符号化対象の画素の色が既に登録され
ているという条件と、これから符号化する3つの画素の
内、少なくとも2つの画素が符号化対象の画素と同じ色
から成るという条件の内、いずれか一方の条件が充足さ
れる場合に、非可逆モードから可逆モードに遷移させる
遷移コードを出力するようにしている。これによって、
辞書に登録する負担をカバーできる見込みがある場合
に、可逆モードに遷移することになる。特に、符号化対
象の画素を含めて最低3個以上の画素が同じ色の場合に
遷移するので、最初の負担をほぼ確実に埋め合わせでき
るときに、可逆モードに遷移する。
【0016】また、他の画像符号化方法は、遷移コード
出力ステップは、符号化対象の画素の色が登録されてい
ないという条件と、符号化対象の画素を含み前後にある
4つの画素が3種類以上の色から成るという条件とを共
に充足する場合に、可逆モードから非可逆モードに遷移
させる遷移コードを出力するようにしている。これによ
って、辞書ベースの可逆符号化を行うに適さない状況に
のみ、非可逆モードに遷移することになる。
【0017】また、他の画像符号化方法は、非可逆モー
ドの符号化を、隣接する画素間の差分をPCM符号化す
るDPCM符号化とし、量子化特性の異なる非線形量子
化コードテーブルを複数備え、符号化処理ステップは、
輝度成分の量子化出力によって、非線形量子化コードテ
ーブルを選択して、色成分の量子化を行うようにしてい
る。このため、輝度成分の出力が大きいときと小さいと
きとで、色成分の量子化特性を変化させることができ
る。具体的には、輝度成分の出力が大きい時には、色の
微妙な差が検知されにくいので、色成分の量子化を荒く
する。逆に、輝度成分の出力が小さい時には、わずかな
色の違いでも顕著に把握しうる時には、色成分の量子化
を密にすることになる。
【0018】また、本発明に係る画像復号化装置は、画
像データの種類に応じて、可逆モードと非可逆モードと
を画素単位で切り替えて復号化する画像復号化装置であ
って、画像符号化装置側から送られてくる、可逆モード
と非可逆モードとの間の遷移を指示する遷移コードを含
むインデックス情報に基づいて、可逆モードと非可逆モ
ードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移判
定手段と、判定の結果に応じて、可逆モードあるいは非
可逆モードで復号化処理を行う復号化処理手段とを備え
るようにしている。このため、画像復号化装置は、画像
符号化装置側から受信したインデックス情報を元に、そ
の中の遷移コードから遷移のタイミングを認識し、復号
処理を行うことができる。このため、将来の情報を使用
できると共に、タイミングをずらさない復号処理ができ
る。したがって、画像の再現性に優れる。
【0019】また、他の画像復号化装置は、遷移コード
は、量子化に要するコードを格納するテーブルから出力
されるコードとするようにしている。このため、量子化
に要するコードを格納するテーブルを1つ用意し、1回
のルック・アップにて処理ができる。したがって、より
高速な処理ができる。
【0020】また、本発明に係る画像復号化方法は、画
像データの種類に応じて、可逆モードと非可逆モードと
を画素単位で切り替えて復号化する画像復号化方法であ
って、画像符号化装置側から送られてくる、可逆モード
と非可逆モードとの間の遷移を指示する遷移コードを含
むインデックス情報に基づいて、可逆モードと非可逆モ
ードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移判
定ステップと、判定の結果に応じて、可逆モードあるい
は非可逆モードで復号化処理を行う復号化処理ステップ
とを含むようにしている。このため、符号化装置側から
受信したインデックス情報を元に、その中の遷移コード
から遷移のタイミングを認識し、復号処理を行うことが
できる。このため、将来の情報を使用できると共に、タ
イミングをずらさない復号処理ができる。したがって、
画像の再現性に優れる。
【0021】また、他の画像復号化方法は、遷移コード
を、量子化に要するコードを格納するテーブルから出力
されるコードとするようにしている。このため、量子化
に要するコードを格納するテーブルを1つ用意し、1回
のルック・アップにて処理ができる。したがって、より
高速な処理ができる。
【0022】また、本発明に係る情報記録媒体は、画像
データの種類に応じて、可逆モードと非可逆モードとを
画素単位で切り替えて符号化するプログラムを格納した
情報記録媒体であって、符号化対象の画素の色が既に登
録されているという条件と、符号化対象の画素の前後に
ある所定数の画素に、符号化対象の画素と同じ色の画素
が存在するという条件の充足を調べて、可逆モードと非
可逆モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード
遷移判定ステップと、モード遷移判定ステップにおいて
モードを切り替える条件が充足したことを認知し、可逆
モードと非可逆モードとの間で遷移させる遷移コードを
出力する遷移コード出力ステップと、遷移コードの出力
後、可逆モードあるいは非可逆モードで符号化処理を行
う符号化処理ステップとを含むプログラムを格納するよ
うにしている。これにより、この情報記録媒体中のプロ
グラムを実行することによって、画像をブロック単位で
分けたり、そのブロック内にある画像の種類を識別する
処理が必要なく、読みとる画素の単位でその画像に適し
た符号化処理を行うことができる。このため、高品質の
印刷物を、高速でプリントできる。
【0023】また、他の情報記録媒体は、遷移コード
を、量子化に要するコードを格納するテーブルに格納さ
れるコードとするようにしている。このため、この情報
記録媒体中のプログラムを実行することによって、量子
化に要するコードを格納するテーブルを1つ用意し、1
回のルック・アップにて処理ができる。したがって、よ
り高速な処理ができる。
【0024】また、他の情報記録媒体は、遷移コード出
力ステップは、符号化対象の画素の色が既に登録されて
いるという条件と、これから符号化する3つの画素の
内、少なくとも2つの画素が符号化対象の画素と同じ色
から成るという条件の内、いずれか一方の条件が充足さ
れる場合に、非可逆モードから可逆モードに遷移させる
遷移コードを出力するようにしている。これによって、
この情報記録媒体中のプログラムを実行することによっ
て、辞書に登録する負担をカバーできる見込みがある場
合に、可逆モードに遷移することになる。特に、符号化
対象の画素を含めて最低3個以上の画素が同じ色の場合
に遷移するので、最初の負担をほぼ確実に埋め合わせで
きるときに、可逆モードに遷移する。
【0025】また、他の情報記録媒体は、遷移コード出
力ステップは、符号化対象の画素の色が登録されていな
いという条件と、符号化対象の画素を含み前後にある4
つの画素が3種類以上の色から成るという条件とを共に
充足する場合に、可逆モードから非可逆モードに遷移さ
せる遷移コードを出力するようにしている。これによっ
て、この情報記録媒体中のプログラムを実行することに
よって、辞書ベースの可逆符号化を行うに適さない状況
にのみ、非可逆モードに遷移することになる。
【0026】また、他の情報記録媒体は、非可逆モード
の符号化を、隣接する画素間の差分をPCM符号化する
DPCM符号化とし、量子化特性の異なる非線形量子化
コードテーブルを複数備え、符号化処理ステップは、輝
度成分の量子化出力によって、非線形量子化コードテー
ブルを選択して、色成分の量子化を行うようにしてい
る。このため、この情報記録媒体中のプログラムを実行
することによって、輝度成分の出力が大きいときと小さ
いときとで、色成分の量子化特性を変化させることがで
きる。具体的には、輝度成分の出力が大きい時には、色
の微妙な差が検知されにくいので、色成分の量子化を荒
くする。逆に、輝度成分の出力が小さい時には、わずか
な色の違いでも顕著に把握しうる時には、色成分の量子
化を密にすることになる。
【0027】また、他の情報記録媒体は、画像データの
種類に応じて、可逆モードと非可逆モードとを画素単位
で切り替えて復号化するプログラムを格納した情報記録
媒体であって、画像符号化装置側から送られてくる、可
逆モードと非可逆モードとの間の遷移を指示する遷移コ
ードを含むインデックス情報に基づいて、可逆モードと
非可逆モードとを切り替えるべきか否かを判定するモー
ド遷移判定ステップと、判定の結果に応じて、可逆モー
ドあるいは非可逆モードで復号化処理を行う復号化処理
ステップとを含むプログラムを格納するようにしてい
る。このため、この情報記録媒体中のプログラムを実行
することによって、符号化装置側から受信したインデッ
クス情報を元に、その中の遷移コードから遷移のタイミ
ングを認識し、復号処理を行うことができる。このた
め、将来の情報を使用できると共に、タイミングをずら
さない復号処理ができる。したがって、画像の再現性に
優れる。
【0028】また、他の情報記録媒体は、遷移コード
を、量子化に要するコードを格納するテーブルに格納さ
れるコードとするようにしている。このため、この情報
記録媒体中のプログラムを実行することによって、量子
化に要するコードを格納するテーブルを1つ用意し、1
回のルック・アップにて処理ができる。したがって、よ
り高速な処理ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像符号化装
置、画像符号化方法、画像復号化装置、画像復号化方法
および情報記録媒体の実施の形態について、図1から図
12に基づいて説明する。
【0030】画像符号化装置には、自然画像を符号化す
るに適した非可逆符号化を行う非可逆符号器と、文字あ
るいは図形を符号化するに適した可逆符号器とが組み込
まれている。非可逆符号器による非可逆符号化は、後述
する図10のステップS209およびステップS217
〜ステップS220に示す手順にて行われる。すなわ
ち、画素データを取得後、RGBデータをYCbCrに
変換する。次に、Y成分、Cb成分、Cr成分の順に非
可逆符号化を行う。
【0031】非可逆符号化には、DPCM符号化が採用
されている。具体的には、図1に示すように、符号化画
素と予測画素をアドレスとしてルックアップすることに
よって、差分量子化値と局部復号画素が同時に得られる
ようなテーブル(ルック・アップ・テーブル)を用意す
るようにしている。そして、差分値の取得、差分値の量
子化/逆量子化と局部復号を、1回のテーブル・ルック
・アップで行うようにし、大幅な処理速度の向上を図る
ようにしている。
【0032】また、上述のようなテーブル・ルック・ア
ップによる符号化は、発生し得ない量子化値を排除する
ことができる優位性を持っている。すなわち、予測値が
ゼロの場合には、差分値が負になることはない。しか
し、予測値が127の場合には、入力される符号化画素
値によって、差分値が負になることもある。
【0033】つまり、予測画素値によって差分値の範囲
が変化するため、上述のようなテーブル・ルック・アッ
プによる符号化では、予測画素値毎に個別の量子化テー
ブルを設定することができる。したがって、発生し得な
い量子化コードを排除することができる。図2は、予測
画素値が0と127の場合の量子化テーブルの一部を示
したものである。
【0034】DPCM+量子化テーブルは、量子化特性
の異なる3つのテーブルA,B,Cから構成されてい
る。テーブルAは最も密に量子化するテーブルであり、
テーブルB、テーブルCと順に、粗い量子化をするテー
ブルとなっている。輝度成分であるY成分は、常にテー
ブルAにより量子化を行うようにしている。色成分であ
るCb成分とCr成分は、Yの量子化結果に応じて、テ
ーブルA,B,Cを切り替えて量子化される。
【0035】Yの量子化出力が小さいときには、微妙な
色の変化が検知されやすい。このため、色成分Cb,C
rは、テーブルAに基づいて量子化される。一方、Yの
量子化出力が大きいときには、微妙な色の変化が検知さ
れにくい。このため、色成分Cb,Crは、テーブルB
あるいはテーブルCに基づいて、粗く量子化される。こ
れによって、常に密な量子化を行う場合と比べて、色成
分のエントロピーを極力小さくし、圧縮率の向上を図る
ことができる。
【0036】図3は、Y、Cb、Crをハフマン符号化
する方法を説明するための図である。この実施の形態で
は、複数のハフマン・テーブルによる条件付き符号化を
行うようにしている。一般的に、条件付きの符号化を行
う場合、個別のテーブルを持たない算術符号化が適して
いる。しかし、算術符号化の場合には、高速の処理が難
しい。また、非線形量子化コードが符号化の対象となる
ため、シンボル数が比較的少ない。さらに、圧縮率を向
上させる必要がある。これらを考慮して、この実施の形
態では、ハフマン符号化を採用している。
【0037】ハフマン・テーブルは、Y用に8種類、C
b用に4種類、Cr用に4種類の各テーブルから構成さ
れている。YおよびCbは、それぞれ直前の量子化値に
よりテーブルを切り替え、符号化される。また、Cr
は、Cbの量子化値によりテーブルを切り替え、符号化
される。ただし、Yの場合には、直前の量子化値が7以
上の場合には、8番目のテーブルを選択し、Cb、Cr
の場合には、直前の量子化値が3以上の場合には、4番
目のテーブルを選択するようにしている。
【0038】図4は、Y用のハフマン・テーブルの一部
を示す図である。シンボル0〜シンボル27は、量子化
レベルのコードに割り当てられた部分である。シンボル
28は、後述するように、非可逆モードから可逆モード
へのモード遷移を指示する遷移コードに割り当てられて
いる。したがって、後述するある条件を充足すると、当
該遷移コードを出力し、非可逆モードから可逆モードに
遷移する。このテーブルは、各符号の出現確率を算出
し、それをベースに最大符号長が16ビットを超えない
ような補正を加えて作成されている。
【0039】一方、可逆符号化は、1画素のRGBを1
つの色として捉え、符号化する方法である。この実施の
形態では、画素値の辞書を、符号化と復号化で共有し、
先頭移動による辞書の更新を行っている。したがって、
使用頻度の高い画素値は、辞書の最初の方に置かれるこ
とになる。辞書サイズは、0から7の8個のインデック
スから成る。このインデックスを可変長符号化すること
によって、符号化を行うことができる。
【0040】図5は、入力した色が赤の場合に、辞書の
配置換えを行う様子を示す図である。入力した画素の色
が赤の場合には、インデックス2をハフマン符号化する
と共に、赤のインデックスを、辞書の先頭に移動させ
る。そして、白および黒を後ろにずらす。一方、入力し
た画素の色(たとえば、X)が辞書にない場合には、イ
ンデックス8のエスケープ・コードをハフマン符号化
し、新たに登録するX(24ビット)を出力する。この
場合、Xを辞書の先頭に登録し、元々登録されている色
は、後ろにずれる。この結果、元々インデックス7に登
録されていた色は、辞書から失われる。
【0041】図6は、辞書インデックスの符号化用のハ
フマン・テーブルの一部を示す図である。このテーブル
は、2つのテーブルから構成される。1つは、非可逆モ
ードから可逆モードへの遷移直後の画素インデックスを
符号化するためのテーブルAである。もう1つは、通常
時の符号化に用いるテーブルBである。テーブルBのシ
ンボル9には、可逆モードから非可逆モードへの遷移を
指示する遷移コードが割り当てられている。したがっ
て、後述するある条件を充足すると、シンボル9の遷移
コードを出力し、可逆モードから非可逆モードに遷移す
る。なお、テーブルAのシンボル9には、遷移コードが
格納されていない。これは、遷移直後に、再度遷移する
ことはないからである。
【0042】辞書への登録は、圧縮ストリームに直接R
GBデータを出力するものであるため、符号化において
大きな発生符号量となる。したがって、可逆モードと非
可逆モードとの間のモード切り替えの条件は、辞書に存
在しない色を新たに登録するときに、登録した色がその
後に頻繁に出現するか否かという観点から決めるように
している。
【0043】図7は、画像符号化装置の各構成部を示す
図である。画像符号化装置は、画素入力部1と、周辺画
素値評価部2と、モード遷移判定手段である符号化モー
ド制御部3と、YCrCb変換部4と、遷移コード出力
手段および符号化処理手段である予測符号器5と、符号
化処理手段である可変長符号化部A6と、先頭移動辞書
符号器7と、符号化処理手段である可変長符号化部B8
と、マルチプレクサ9とから構成されている。
【0044】画素入力部1は、画素毎にデータを入力す
る部分である。ただし、予め全ての画素データは明らか
となっているため、符号化対象の画素Xの前後にある複
数の画素P、A、B、C等も入力できる。周辺画素値評
価部2は、符号化対象の画素Xの周辺にある画素を評価
する部分である。この評価結果は、符号化モード制御部
3に渡される。符号化モード制御部3は、後述するよう
に、可逆モードと非可逆モードとの間の遷移条件の充足
を判断して、遷移を決定する部分である。
【0045】YCrCb変換部4は、RGBデータをY
CrCbに変換する部分である。予測符号器5は、DP
CMによる非可逆符号化を行う部分である。この符号化
は、前述のように、テーブル・ルック・アップ方式で行
われる。符号化モード制御部3は、非可逆モードから可
逆モードに遷移させる場合には、予測符号器5に対し
て、遷移コードを出力するように指示する。可変長符号
化部A6は、ハフマン符号化を行う部分である。
【0046】また、先頭移動辞書符号器7は、辞書内の
8つの色にインデックスを割り当てる部分である。符号
化モード制御部3は、符号化対象の画素の色が辞書に登
録されているか否かを調べる。可変長符号化部B8は、
先頭移動辞書のインデックに対してハフマン符号化を行
う部分である。マルチプレクサ9は、可変長符号化部A
6を経た符号化された画素データ、可変長符号化部B8
を経た符号化された画素データの他、画素のRGBデー
タ、最初に非可逆モードに移動したときにのみのYCr
Cbのデータを入力する部分である。マルチプレクサ9
から先は、復号して出力する装置(たとえば、プリン
タ)となる。
【0047】次に、可逆モードと非可逆モードとの間の
遷移を行う条件について、説明する。まず、非可逆モー
ドから可逆モードへの遷移条件について説明する。文字
あるいは図形は、基本的に同じ色が続くという特性があ
る。この実施の形態では、この性質を利用して、遷移条
件を決めている。
【0048】図8に示すように、符号化対象の画素Xの
周辺に、A、B、Cという画素が存在するものとする。
Xが辞書の上位に存在するという条件(=遷移条件1)
が充足されると、非可逆モードから可逆モードに遷移す
る。また、Xに続く3つの画素A,B,Cの内、少なく
とも2つの画素がXと同じ色であるという条件(=遷移
条件2)が充足された場合にも、非可逆モードから可逆
モードに遷移する。具体的には、図中のに示すよう
に、X=A=Bの場合、図中のに示すように、X=A
=Cの場合、図中のに示すように、X=B=Cの場合
である。すなわち、遷移条件1、遷移条件2のどちらか
一方が満たされたときに、遷移する。なお、Xが辞書に
存在する位置は、データ量に応じて適宜可変できるが、
上から8番目までとするのが好ましい。もし、登録して
いる色が8種類ならば、辞書に存在していることを条件
とすることができる。
【0049】遷移条件1の根拠は、次の理由からであ
る。非可逆符号化による画素当たり平均ビット長は、7
または8ビットである。これに対して、辞書に符号化対
象画素の色が存在する場合には、可逆モードへの遷移コ
ードと可逆符号化の平均ビット長の合計は、非可逆符号
化の平均ビット長とほぼ同じになる。したがって、辞書
の上位に登録されていることを遷移条件としても、ビッ
ト長に関して大きな負担にならない。
【0050】また、遷移条件2の根拠は、次の理由から
である。辞書への登録には、24ビットという負担が伴
う。しかし、Xから先の画素のうち2画素が同じ色であ
れば、既に登録されている画素をハフマン符号化に移行
するだけでよい。先に述べたように、非可逆符号化によ
る画素当たりの平均ビット長は、7または8ビット程度
であることを考慮すると、24ビットの負担を回収する
には、Xを含めた3つの画素が同じ色であれば良いこと
になる。これによって、圧縮率の劣化が起きないように
している。
【0051】次に、可逆モードから非可逆モードへの遷
移条件について説明する。図9に示すように、符号化対
象の画素Xの周辺に、P、A、Bという画素が存在する
ものとする。Xが辞書の上位に存在するという条件(=
非遷移条件1)と、Xが、AまたはBの少なくとも一方
と等しい色であるという条件の下で、XとXの前後にあ
る3つの画素P,A,Bを含めた4つの画素が2色以下
の色であるという条件(=非遷移条件2)のいずれも充
足されない場合に、可逆モードから非可逆モードに遷移
する。
【0052】非遷移条件2は、具体的には、図中のに
示すX=A=B、図中のに示すP=A=B、図中の
に示すX=AかつP=B、図中のに示すP=AかつX
=Bのいずれかの条件が満たされることをいう。非遷移
条件1、非遷移条件2のどちらも充足しないときに、非
可逆モードで符号化を行う。
【0053】非遷移条件1および非遷移条件2の根拠
は、次の理由からである。Xが辞書に登録されている場
合には、可逆モードの符号化を変更する必要性はないか
らである。また、非遷移条件1を充足しなくても、非遷
移条件2を充足していれば、非可逆モードに遷移する必
要はない。その理由は、4つの画素P,X,A,Bが2
色以下で、かつXより先の画素にXと同じ色が存在すれ
ば、辞書への登録という負荷があっても、その負荷を回
収できるからである。
【0054】次に、符号化を行うステップについて、図
10のフローチャートに基づいて説明する。
【0055】まず、最初に、辞書が初期化される(ステ
ップS201)。次に、可逆モードの状態で、画素デー
タが取得される(ステップS202)。次に、上述の非
遷移条件1と非遷移条件2の双方が充足しないかどうか
の観点から、非可逆モードへの遷移判定が行われる(ス
テップS203)。非遷移条件1および非遷移条件2の
双方が充足しない場合には、可逆モードのままとなり、
可逆符号化が行われる(ステップS204)。そして、
符号化の処理単位であるラスタが終わったかどうかが判
定される(ステップS205)。ラスタが終わっていな
ければ、ステップS202に戻り、処理を繰り返す。ラ
スタが終われば、ラスタの符号化処理は終了する。
【0056】一方、ステップS203において、非遷移
条件1および非遷移条件2のどちらか一方しか充足しな
い場合あるいはどちらも充足しない場合には、非可逆モ
ードに遷移する。具体的には、可逆モードから非可逆モ
ードに遷移するための遷移コードが出力される(ステッ
プS206)。次に、RGBコードがYCrCbに変換
される(ステップS207)。こうして、YCbCr画
素値が出力される(ステップS208)。
【0057】次に、新しい画素データが取得される(ス
テップS209)。そして、非可逆モードから可逆モー
ドへの遷移を行うべきかどうかが判定される(ステップ
S210)。具体的には、先に述べた遷移条件1あるい
は遷移条件2のどちらか一方が充足されるかどうかが判
定される。遷移条件1あるいは遷移条件2のどちらか一
方が充足されると、非可逆モードから可逆モードへの遷
移コードが出力される(ステップS211)。
【0058】次に、可逆モードによる符号化が行われる
(ステップS212)。そして、ラスタが終わったかど
うかが判定される(ステップS213)。ラスタが終わ
っていなければ、ステップS214に進み、ラスタが終
われば、ラスタの符号化処理は終了する。
【0059】ステップS213で、ラスタがまだ終わっ
ていなければ、新しい画素データが取得される(ステッ
プS214)。そして、非可逆モードへの遷移判定が行
われる(ステップS215)。可逆モードを継続すると
いう判定の場合には、ステップS212に進む。一方、
非可逆モードに遷移するという判定の場合には、非可逆
モードへの遷移コードが出力される(ステップS21
6)。
【0060】ステップS210でノーの場合、あるいは
ステップS216の次には、RGBデータがYCbCr
に変換される(ステップS217)。次に、Y成分に対
して非可逆符号化が行われる(ステップS218)。次
に、Cb成分に対して非可逆符号化が行われる(ステッ
プS219)。そして、Cb成分に対して非可逆符号化
が行われる(ステップS220)。次に、ラスタが終わ
ったかどうかが判定される(ステップS221)。ラス
タが終わっていなければ、ステップS209に進み、ラ
スタが終われば、ラスタの符号化処理は終了する。
【0061】次に、画像復号化装置、画像復号化方法お
よび情報記録媒体について説明する。
【0062】画像復号化装置は、画像符号化装置側から
特別のモード遷移コードを受け取り、復号対象画素が可
逆モード、非可逆モードのいずれで符号化されたかを認
識する。この方法は、画像符号化装置と同様の遷移条件
に基づいて復号化モードを遷移させる場合と比べて、余
計な遷移コードを出力する必要がある。しかし、将来予
測を行うことができる点で、可逆か非可逆かの判定のタ
イミングに優れ、正確な復号が可能となる。
【0063】図11は、画像復号化装置の各構成部を示
す図である。画像復号化装置は、デマルチプレクサ11
と、復号化処理手段である可変長復号部A12と、復号
化処理手段である可変長復号部B13と、モード遷移判
定手段である復号モード制御部14と、復号化処理手段
である予測復号器15と、RGB変換部16と、先頭移
動辞書復号器17と、選択回路18とから構成されてい
る。
【0064】デマルチプレクサ11は、復号モード制御
部14の制御の下で、画像符号化装置側から入力する画
素データを可逆モードによる復号あるいは非可逆モード
による復号に分別する部分である。画像符号化装置から
は、可逆と非可逆との間の遷移を示す遷移コードも送ら
れてくる。復号モード制御部14は、この遷移コードに
基づいて、可逆モードで復号化すべきか、非可逆モード
で復号化すべきかを決定する。
【0065】可変長復号部A12は、非可逆モードで符
号化された画素データを、ハフマン復号化する部分であ
る。非可逆から可逆への遷移を要する場合には、可変長
復号部A12は、復号モード制御部14に対して遷移信
号を送出する。可変長復号部B13は、可逆モードで符
号化された画素データを、ハフマン復号化する部分であ
る。可逆から非可逆への遷移を要する場合には、可変長
復号部B13は、復号モード制御部14に対して遷移信
号を送出する。復号モード制御部14は、デマルチプレ
クサ11、後述する選択回路18を制御するに加え、可
変長復号部A12および可変長復号部B13から、それ
ぞれ非可逆から可逆への遷移信号および可逆から非可逆
への遷移信号を受け取る部分である。
【0066】予測復号器15は、非可逆モードで符号化
された画素を復号する部分である。RGB変換部16
は、YCbCrをRGBデータに変換する部分である。
YCbCrデータは、変換に必要なデータとして、RG
B変換部16に入力される。先頭移動辞書復号器17
は、辞書内の8つの色にインデックスを割り当てる部分
である。RGBデータは、辞書登録の際に使用されるの
で、先頭移動辞書復号器17に格納される。選択回路1
8は、可逆モードの復号と非可逆モードの復号が並列的
に行われている中から、出力すべき画素の順番に出力す
る部分である。
【0067】次に、復号化を行うステップについて、図
12のフローチャートに基づいて説明する。
【0068】まず、最初に、辞書が初期化され、エンコ
ード時と同一にする(ステップS301)。次に、可逆
モードであることを前提として、辞書インデックス復号
用のハフマン・テーブルを用いて、インデックスを復号
する(ステップS302)。この結果、得られた値が有
効なインデックスか否かが判定される(ステップS30
3)。有効なインデックスであれば、そのまま可逆モー
ドを維持し、可逆モードによる復号が行われる(ステッ
プS304)。そして、ラスタが終わりか否かが判断さ
れる(ステップS305)。ラスタが終わりでない場合
には、ステップS302に戻る。ラスタが終わりであれ
ば、復号処理は終了する。
【0069】一方、ステップS303において、得られ
た値が有効なインデックスでない場合には、非可逆モー
ドに遷移する。最初の非可逆モードの場合には、YCb
Crの画素値がそのままストリームに埋め込まれている
ので、これらを取得し(ステップS306)、次画素の
DPCM復号の予測値とする。次に、YCbCrはRG
Bに変換される(ステップS307)。
【0070】次に、Y成分量子化値のハフマン復号が行
われる(ステップS308)。ここで得られた値が、有
効な量子化値であるか否かの観点から、非可逆モードか
ら可逆モードへの遷移が判定される(ステップS30
9)。この結果、有効な量子化値でない場合には、可逆
モードに遷移し、辞書インデックス復号用のハフマン・
テーブルを用いて、インデックスを復号する(ステップ
S310)。続いて、少なくとも一回は、可逆モードに
おける復号が行われる(ステップS311)。そして、
ラスタが終わりか否かが判断される(ステップS31
2)。ラスタが終わりでない場合には、ステップS31
3に進む。ラスタが終わりであれば、復号処理は終了す
る。
【0071】ラスタが終わりでない場合には、辞書イン
デックス復号用のハフマン・テーブルを用いて、インデ
ックスを復号する(ステップS313)。この結果、得
られた値が有効な量子化値か否かの観点から、可逆モー
ドから非可逆モードへの遷移が判定される(ステップS
314)。有効な量子化値であれば、そのまま可逆モー
ドを維持し、ステップS311に移行する。一方、有効
な量子化値でない場合には、非可逆モードに遷移し、Y
成分量子化値のハフマン復号を行う(ステップS31
5)。
【0072】ステップS309で非可逆モード維持の場
合あるいはステップS315に続いて、Y成分のDPC
M復号が行われる(ステップS316)。次に、Cb成
分のDPCM復号が行われる(ステップS317)。次
に、Cr成分のDPCM復号が行われる(ステップS3
18)。続いて、YCbCrがRGBデータに変換され
る(ステップS319)。そして、ラスタが終わりか否
かが判断される(ステップS320)。ラスタが終わり
でない場合には、ステップS308に進む。ラスタが終
わりであれば、復号処理は終了する。
【0073】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形
が可能である。
【0074】たとえば、非可逆モードから可逆モードへ
の遷移条件の内、符号化対象の画素の周辺に、符号化対
象の画素と同じ色の画素が存在するという条件を、上述
の実施の形態と異なる内容としても良い。たとえば、符
号化対象の画素より先の5画素で判定しても良く、逆に
先の1画素で判定しても良い。また、先の3画素で判定
する場合であっても、その3画素中に1画素でも、符号
化対象の画素と同じ色の画素が存在すると遷移するよう
にしても良い。
【0075】また、可逆モードから非可逆モードへの遷
移条件の1つに、符号化対象の画素を含む前後の4画素
が、3種以上の色から成ることを挙げずに、4種以上と
しても良い。また、符号化対象の画素を含む前後の画素
を4画素に限定せず、5画素以上あるいは3画素として
も良い。
【0076】また、遷移コードは、必ずしも量子化コー
ドと同じテーブルに格納していなくても良い。ただし、
テーブル・ルック・アップは複数回となるため、高速処
理の観点から、同じテーブルに格納しておく方が良い。
また、非可逆モードの符号化は、DPCM以外の手法で
も良く、輝度成分と色成分の量子化は、関連性を持たせ
ずに行うようにしても良い。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、高精度な画質を提供で
き、処理速度が速い画像符号化装置、画像符号化方法、
画像復号化装置および画像復号化方法ならびに情報記録
媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像符号化装置の実施の形態にお
いて、非可逆符号化方法を説明するための図である。
【図2】図1の画像符号化装置において、予測画素値が
0と127の場合の量子化テーブルの一部を示したもの
である。
【図3】図1の画像符号化装置により、Y、Cb、Cr
をハフマン符号化する方法を説明するための図である。
【図4】図1の画像符号化装置のY用のハフマン・テー
ブルの一部を示す図である。
【図5】図1の画像符号化装置における可逆モードの符
号化の際、入力した色が赤のときに辞書の配置換えを行
う様子を示す図である。
【図6】図1の画像符号化装置における辞書インデック
スの符号化用のハフマン・テーブルの一部を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る画像符号化装置の実施の形態の各
構成部を示す図である。
【図8】図7の画像符号化装置において、符号化対象の
画素Xの周辺にA、B、Cという画素が存在する際に、
非可逆から可逆へモードを遷移させる条件を説明するた
めの図である。
【図9】図7の画像符号化装置において、符号化対象の
画素Xの周辺にP、A、Bという画素が存在する際に、
可逆から非可逆へモードを遷移させる条件を説明するた
めの図である。
【図10】図7の画像符号化装置において、1ラスタ当
たりの符号化を行う処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明に係る画像復号化装置の実施の形態の
各構成部を示す図である。
【図12】図11の画像復号化装置において、1ラスタ
当たりの復号化を行う処理の流れを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
3 符号化モード制御部(モード遷移判定手段) 5 予測符号器(遷移コード出力手段、符号化処理手
段) 6 可変長符号化部A(符号化処理手段) 8 可変長符号化部B(符号化処理手段) 12 可変長復号部A(復号化処理手段) 13 可変長復号部B(復号化処理手段) 14 復号モード制御部(モード遷移判定手段) 15 予測復号器(復号化処理手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA07 EA01 EA02 EA07 EG01 EM00 GG00 5C059 KK01 MA04 MA45 MC12 MC14 ME02 PP15 PP20 PP24 SS28 UA02 5C078 AA04 BA12 BA22 BA32 CA02 DA01 DA02 5J064 AA01 AA03 BA04 BA09 BA13 BB03 BC02 BC25 BD03 9A001 EE04 EE05 HZ27 HZ31 JJ35

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの種類に応じて、可逆モード
    と非可逆モードとを画素単位で切り替えて符号化する画
    像符号化装置であって、 符号化対象の画素の色が既に登録されているという条件
    と、上記符号化対象の画素の前後にある所定数の画素
    に、上記符号化対象の画素と同じ色の画素が存在すると
    いう条件の充足を調べて、上記可逆モードと上記非可逆
    モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移
    判定手段と、 上記モード遷移判定手段からモードを切り替える条件が
    充足したことを認知し、上記可逆モードと上記非可逆モ
    ードとの間で遷移させる遷移コードを出力する遷移コー
    ド出力手段と、 上記遷移コードの出力後、上記可逆モードあるいは上記
    非可逆モードで符号化処理を行う符号化処理手段と、を
    備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記遷移コードは、量子化に要するコー
    ドを格納するテーブルに格納されていることを特徴とす
    る請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記遷移コード出力手段は、前記符号化
    対象の画素の色が既に登録されているという条件と、こ
    れから符号化する3つの画素の内、少なくとも2つの画
    素が前記符号化対象の画素と同じ色から成るという条件
    の内、いずれか一方の条件が充足される場合に、前記非
    可逆モードから前記可逆モードに遷移させる前記遷移コ
    ードを出力することを特徴とする請求項1または2記載
    の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記遷移コード出力手段は、前記符号化
    対象の画素の色が登録されていないという条件と、前記
    符号化対象の画素を含み前後にある4つの画素が3種類
    以上の色から成るという条件とを共に充足する場合に、
    前記可逆モードから前記非可逆モードに遷移させる前記
    遷移コードを出力することを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】前記非可逆モードの符号化を、隣接する画
    素間の差分をPCM符号化するDPCM符号化とし、量
    子化特性の異なる非線形量子化コードテーブルを複数備
    え、前記符号化処理手段は、輝度成分の量子化出力によ
    って、上記非線形量子化コードテーブルを選択して、色
    成分の量子化を行うことを特徴とする請求項1から4の
    いずれか1項記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 画像データの種類に応じて、可逆モード
    と非可逆モードとを画素単位で切り替えて符号化する画
    像符号化方法であって、 符号化対象の画素の色が既に登録されているという条件
    と、上記符号化対象の画素の前後にある所定数の画素
    に、上記符号化対象の画素と同じ色の画素が存在すると
    いう条件の充足を調べて、上記可逆モードと上記非可逆
    モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移
    判定ステップと、 上記モード遷移判定ステップにおいてモードを切り替え
    る条件が充足したことを認知し、上記可逆モードと上記
    非可逆モードとの間で遷移させる遷移コードを出力する
    遷移コード出力ステップと、 上記遷移コードの出力後、上記可逆モードあるいは上記
    非可逆モードで符号化処理を行う符号化処理ステップ
    と、を含むことを特徴とする画像符号化方法。
  7. 【請求項7】 前記遷移コードは、量子化に要するコー
    ドを格納するテーブルから出力するコードであることを
    特徴とする請求項6記載の画像符号化方法。
  8. 【請求項8】 前記遷移コード出力ステップは、前記符
    号化対象の画素の色が既に登録されているという条件
    と、これから符号化する3つの画素の内、少なくとも2
    つの画素が前記符号化対象の画素と同じ色から成るとい
    う条件の内、いずれか一方の条件が充足される場合に、
    前記非可逆モードから前記可逆モードに遷移させる前記
    遷移コードを出力することを特徴とする請求項6または
    7記載の画像符号化方法。
  9. 【請求項9】 前記遷移コード出力ステップは、前記符
    号化対象の画素の色が登録されていないという条件と、
    前記符号化対象の画素を含み前後にある4つの画素が3
    種類以上の色から成るという条件とを共に充足する場合
    に、前記可逆モードから前記非可逆モードに遷移させる
    前記遷移コードを出力することを特徴とする請求項6か
    ら8のいずれか1項記載の画像符号化方法。
  10. 【請求項10】 前記非可逆モードの符号化を、隣接す
    る画素間の差分をPCM符号化するDPCM符号化と
    し、量子化特性の異なる非線形量子化コードテーブルを
    複数備え、前記符号化処理ステップは、輝度成分の量子
    化出力によって、上記非線形量子化コードテーブルを選
    択して、色成分の量子化を行うことを特徴とする請求項
    6から9のいずれか1項記載の画像符号化方法。
  11. 【請求項11】 画像データの種類に応じて、可逆モー
    ドと非可逆モードとを画素単位で切り替えて復号化する
    画像復号化装置であって、 画像符号化装置側から送られてくる、可逆モードと非可
    逆モードとの間の遷移を指示する遷移コードを含むイン
    デックス情報に基づいて、上記可逆モードと上記非可逆
    モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移
    判定手段と、 上記判定の結果に応じて、上記可逆モードあるいは上記
    非可逆モードで復号化処理を行う復号化処理手段と、を
    備えたことを特徴とする画像復号化装置。
  12. 【請求項12】 前記遷移コードは、量子化に要するコ
    ードを格納するテーブルから出力されるコードであるこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像符号化装置。
  13. 【請求項13】 画像データの種類に応じて、可逆モー
    ドと非可逆モードとを画素単位で切り替えて復号化する
    画像復号化方法であって、 画像符号化装置側から送られてくる、可逆モードと非可
    逆モードとの間の遷移を指示する遷移コードを含むイン
    デックス情報に基づいて、上記可逆モードと上記非可逆
    モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移
    判定ステップと、 上記判定の結果に応じて、上記可逆モードあるいは上記
    非可逆モードで復号化処理を行う復号化処理ステップ
    と、を含むことを特徴とする画像復号化方法。
  14. 【請求項14】 前記遷移コードは、量子化に要するコ
    ードを格納するテーブルから出力されるコードであるこ
    とを特徴とする請求項13記載の画像符号化方法。
  15. 【請求項15】 画像データの種類に応じて、可逆モー
    ドと非可逆モードとを画素単位で切り替えて符号化する
    プログラムを格納した情報記録媒体であって、 符号化対象の画素の色が既に登録されているという条件
    と、上記符号化対象の画素の前後にある所定数の画素
    に、上記符号化対象の画素と同じ色の画素が存在すると
    いう条件の充足を調べて、上記可逆モードと上記非可逆
    モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移
    判定ステップと、 上記モード遷移判定ステップにおいてモードを切り替え
    る条件が充足したことを認知し、上記可逆モードと上記
    非可逆モードとの間で遷移させる遷移コードを出力する
    遷移コード出力ステップと、 上記遷移コードの出力後、上記可逆モードあるいは上記
    非可逆モードで符号化処理を行う符号化処理ステップ
    と、を含むプログラムを格納したことを特徴とする情報
    記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記遷移コードは、量子化に要するコ
    ードを格納するテーブルに格納されていることを特徴と
    する請求項15記載の情報記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記遷移コード出力ステップは、前記
    符号化対象の画素の色が既に登録されているという条件
    と、これから符号化する3つの画素の内、少なくとも2
    つの画素が前記符号化対象の画素と同じ色から成るとい
    う条件の内、いずれか一方の条件が充足される場合に、
    前記非可逆モードから前記可逆モードに遷移させる前記
    遷移コードを出力することを特徴とする請求項15また
    は16記載の情報記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記遷移コード出力ステップは、前記
    符号化対象の画素の色が登録されていないという条件
    と、前記符号化対象の画素を含み前後にある4つの画素
    が3種類以上の色から成るという条件とを共に充足する
    場合に、前記可逆モードから前記非可逆モードに遷移さ
    せる前記遷移コードを出力することを特徴とする請求項
    15から17のいずれか1項記載の情報記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記非可逆モードの符号化を、隣接す
    る画素間の差分をPCM符号化するDPCM符号化と
    し、量子化特性の異なる非線形量子化コードテーブルを
    複数備え、前記符号化処理ステップは、輝度成分の量子
    化出力によって、上記非線形量子化コードテーブルを選
    択して、色成分の量子化を行うことを特徴とする請求項
    15から18のいずれか1項記載の情報記録媒体。
  20. 【請求項20】 画像データの種類に応じて、可逆モー
    ドと非可逆モードとを画素単位で切り替えて復号化する
    プログラムを格納した情報記録媒体であって、 画像符号化装置側から送られてくる、可逆モードと非可
    逆モードとの間の遷移を指示する遷移コードを含むイン
    デックス情報に基づいて、上記可逆モードと上記非可逆
    モードとを切り替えるべきか否かを判定するモード遷移
    判定ステップと、 上記判定の結果に応じて、上記可逆モードあるいは上記
    非可逆モードで復号化処理を行う復号化処理ステップ
    と、を含むプログラムを格納したことを特徴とする情報
    記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記遷移コードは、量子化に要するコ
    ードを格納するテーブルに格納されていることを特徴と
    する請求項20記載の情報記録媒体。
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