JP2001255688A - 電子写真用転写シート - Google Patents

電子写真用転写シート

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JP2001255688A
JP2001255688A JP2000063829A JP2000063829A JP2001255688A JP 2001255688 A JP2001255688 A JP 2001255688A JP 2000063829 A JP2000063829 A JP 2000063829A JP 2000063829 A JP2000063829 A JP 2000063829A JP 2001255688 A JP2001255688 A JP 2001255688A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行性に優れ、さらに画像部の光沢ムラがな
く、ざらつき感のない電子写真用転写シートを提供しよ
うとするものである。 【解決手段】 紙ベースからなる基材の少なくとも片面
に熱可塑性樹脂を含有するトナー受容層を備えた電子写
真用転写シートにおいて、前記トナー受容層のJIS
P8119に規定される平滑度が8000秒以上であ
り、かつシートの25℃、25%RHから25℃、90
%RHに湿度変化させたときのCDの伸び率が0.35
%以下であり、かつJIS P8119に規定されるシ
ートの裏面の平滑度が500秒以下である電子写真用転
写シートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間接乾式電子写真
方式の複写機及びプリンターで被転写材として使用され
る電子写真用転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機やプリンタ
ーのカラー化、デジタル化に伴い電子写真方式の高画質
化が検討されてきた。特に、電子写真方式のフルカラー
複写機及びプリンターにおいては、高画質画像を得るた
めに、画像の入出力のデジタル化が進み、画像入力方
法、入力した画像の処理方法、現像方法、転写方法、定
着方法等が大きく改善された。また、現像剤や感光体の
画像形成材料もデジタル高精細、高発色カラー記録に対
応して改善されてきた。カラートナーは定着器で加熱さ
れる際の溶融性及び混色性が良いことが重要であるた
め、軟化温度の低いものが一般に使用されている。
【0003】また、従来の電子写真方式のフルカラー複
写機及びプリンターにおいては、上質紙ベースを中心と
した転写シートを使用してきたが、最近ではフルカラー
複写機及びプリンターの高解像度化による高画質化が一
段と進み、高級感を有し、発色性が高く、ざらつき感の
ない高画質化を達成するために、高光沢で高平滑な塗工
紙を転写シートとして使用することが多くなってきた。
さらに、高画質化を達成するために、基材上に熱可塑性
樹脂からなる受像層を設け、定着時にトナーを受像層に
埋め込み画像の光沢を均一化させる記録シートが開発さ
れている。
【0004】しかし、これら高光沢で高平滑な紙を電子
写真方式のフルカラー複写機及びプリンターに使用した
場合、湿度が高い環境条件下では用紙間に密着が発生
し、また用紙間の摩擦係数が高くなるため、ミスフィー
ド等の走行性不良が発生しやすくなる。
【0005】上記問題を改善するために特開平11-16090
6 号公報や特開平11-174713 号公報においては、基材の
両面に顔料と接着剤を主成分とした塗被層を設けること
により、高湿時における用紙の膨潤を抑え、走行性を改
善しようとする電子写真用転写紙が提案されている。
【0006】しかしながら、特開平11-160906 号公報、
特開平11-174713 号公報記載の転写紙は、いずれも顔料
100部に対して接着剤が5〜50部と、接着剤の使用
量が少ないため、熱可塑性樹脂が使用されたとしてもト
ナーを塗工層内に埋め込むことはできず、画像の光沢ム
ラが発生しやすく、走行性と高画質化を両立できるもの
ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消し、従来の技術と比較して、走行性に優れ、さ
らに画像部の光沢ムラがなく、ざらつき感のない電子写
真用転写シートを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
採用することにより、上記課題の改善を可能にした。 (1) 紙ベースからなる基材の少なくとも片面に熱可塑性
樹脂を含有するトナー受容層を備えた電子写真用転写シ
ートにおいて、前記トナー受容層のJIS P8119
に規定される平滑度が8000秒以上であり、かつシー
トの25℃、25%RHから25℃、90%RHに湿度
を変化させたときのCD方向の伸び率が0.35%以下
であり、かつJIS P8119に規定されるシート裏
面の平滑度が500秒以下であることを特徴とする電子
写真用転写シート。
【0009】(2) 前記トナー受容層を構成する熱可塑性
樹脂は、数平均分子量が5,000〜20,000の範
囲にあることを特徴とする前記(1) 記載の電子写真用転
写シート。 (3) 前記基材表面を平滑にするために下塗り層を設け、
その上に前記のトナー受容層を形成してなることを特徴
とする前記(1) 又は(2) 記載の電子写真用転写シート。
【0010】(4) 前記トナー受容層の層厚が3〜20μ
mであることを特徴とする前記(1)〜(3) のいずれか1
つに記載の電子写真用転写シート。 (5) 前記トナー受容層のJIS Z8741に規定され
る75度光沢度が90%以上であることを特徴とする前
記(1) 〜(4) のいずれか1つに記載の電子写真用シー
ト。
【0011】(6) 前記シートの裏面に熱可塑性樹脂層を
設けたことを特徴とする前記(1) 〜(5) のいずれか1つ
に記載の電子写真用転写シート。 (7) 前記シートの裏面を構成する熱可塑性樹脂は、数平
均分子量が5,000〜100,000の範囲にあるこ
とを特徴とする前記(1) 〜(6) のいずれか1つに記載の
電子写真用転写シート。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者等は、電子写真用転写シ
ートの画像光沢ムラ及びざらつき感を良くするためにト
ナー受容層を初めとする転写シート構成について鋭意検
討した結果、画像の光沢ムラを防止するためにトナー受
容層の材質と該層の平滑度を、また、高湿下の走行性を
改善するために、シートのCD方向の伸び率及び裏面層
の平滑度を鋭意検討した結果、上記の問題を解決できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0013】即ち、シートの画像光沢ムラ及び粒状感を
良くするために、トナー受像層に熱可塑性樹脂を配合
し、該層の平滑度を高くすることが重要であるを見いだ
した。また、走行性を改善するためには、シート間の密
着を防止することが重要であり、そのためにはシートの
CD方向の伸び率を小さくし、かつ裏面の平滑度を低く
することが重要であることを見いだした。
【0014】本発明において、トナー受容層の平滑度を
高くするためには、紙ベースの基材に下塗り層を塗工す
るか、ラミネートフィルムを付着させることにより、基
材に高い平滑度を備えることが望ましい。また、湿度の
変動によるCD方向の伸び率を小さくするためには、前
記の処理を施した紙の裏面に対して、熱可塑性樹脂層を
裏面に形成することが有効である。
【0015】本発明において、シートの裏面に塗工する
熱可塑性樹脂としては、数平均分子量が5,000〜1
00,000の範囲にあることが望ましい。数平均分子
量の下限値を下回ると定着器への巻き付きが生じやすく
なり、上限値を上回ると塗被性が劣るので好ましくな
い。
【0016】本発明のシート裏面用の熱可塑性樹脂とし
ては、ポリスチレン樹脂、スチレン−酢酸ビニル系樹
脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル酸エステル樹
脂、スチレン−メタクリル酸エステル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。熱可塑性樹
脂層をシートの裏面に形成する方法として、塗工法やラ
ミネート法などを適宜選択できる。
【0017】シート裏面の平滑度を小さくする方法とし
て、裏面に熱可塑性樹脂層を設ける場合は、熱可塑性樹
脂層中に顔料を配合する方法や、凹凸を有するシリンダ
ーにシートの裏面を加熱接触させ、表面を粗くする方法
等があるが、これらに限定されるものではない。また、
裏面に熱可塑性樹脂層を設けない場合は、紙ベース表面
に形成する塗工層やラミネートフィルム中に顔料などの
微粒子を配合する方法か、シート裏面を凹凸性のあるシ
リンダーに加熱接触させて表面を粗くする方法等がある
がこれらに限定されるものではない。ここで使用される
顔料等の微粒子としては、平均粒径が1〜10μmの範
囲のものが適しており、具体的には炭酸カルシウム、二
酸化チタン、タルク、酸化亜鉛などの顔料を使用するこ
とができる。
【0018】一般にパルプ繊維を主体とした紙ベースの
基材は、抄紙機の流れ方向(MD)に繊維が配向する。
このMD方向に対して直角の方向がクロス方向(CD)
である。簡単な見分け方は、縦方向と横方向のうち腰が
弱い方向がCD方向である。ここでA4サイズの塗工紙
を例にとると、基材が抄紙された時、長手方向が抄紙機
の流れ方向の場合は、短手方向がCD方向となる。前記
紙ベースの基材に塗工層を形成したシートは湿度の変化
で伸びを示すが、繊維が配向するMD方向より、腰が弱
いCD方向に大きな伸びを示す。また簡易な見分け方と
して、塗工紙の縦と横方向で腰の弱い方向がCD方向を
意味する。
【0019】従来、パルプ繊維を主体とした紙ベースの
基材上に熱可塑性樹脂層を塗工したシートは、全て前記
の湿度変化時(25℃、25%RH→25℃、90%R
H)にCD方向に0.4%以上の伸びを示すものであ
り、伸びが大きくなるにしたがいシートが膨潤しやすく
なる。また、裏面の平滑性が高いとシート間が密着しや
すくなり走行性が悪くなる。そこで、走行性を改善する
ためには、シートが高湿下にさらされたときに、大きな
伸びを示さず、かつ裏面平滑度が低いことが重要となる
ことを見いだした。
【0020】即ち、本発明では、電子写真用転写シート
を、25℃の環境下で25%RHから90%RHに湿度
を変化させたときの用紙のCD方向の伸び率を0.35
%以下にし、かつJIS P8119に規定されるシー
ト裏面の平滑度を500秒以下にすることにより、高湿
下の走行性が良くなることを見出した。より好ましくは
CD方向伸び率を0.20%以下にし、かつ裏面平滑度
を300秒以下にすることが望ましい。
【0021】本発明のCD方向の伸び率は以下の方法で
測定した。まず、シートをCD方向に100mm、MD
方向に50mmに裁断して測定用試料とした。この試料
を等比交換式伸縮計(王子工営社製)にセットし、予め
JIS P8111に準拠した方法で調湿した。伸び率
の測定はシートの坪量の半分の張力をかけて行った。は
じめに25℃の環境の下で湿度を65%RHに調湿して
1時間保持してゼロ点調整を行い、次いで同じ温度環境
の下で、湿度を25%RHで1時間保持したときのCD
方向の伸び率Aを測定した。その後、65%RHで1時
間、さらに90%RHで1時間保持した後再びCD方向
の伸び率Bを測定した。そしてBからAを引いた値を本
発明のCD方向の伸び率と定めた。
【0022】本発明の裏面に熱可塑性樹脂を塗工する場
合の基材としての上記塗被紙は、塗被特性を良くし、塗
被後の不透明度白色度を調整するために、填料を使用す
ることができる。ここで使用する填料としては、重質炭
酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、カオリン、パイオ
ロフェライト、セリサイト、焼成クレー、タルク等の珪
酸類、二酸化チタン等の無機填料、及び、尿素樹脂、ス
チレン樹脂等の有機顔料を挙げることができるが、これ
らに限定されるものではない。これら填料の配合量は特
に限定されることはないが、0〜25重量%、より好ま
しくは0〜20重量%の範囲が適当である。
【0023】本発明の塗被紙基材に使用するサイズ剤等
の各種薬品は、内添又は外添により使用することができ
る。サイズ剤としてはロジンサイズ剤、合成サイズ剤、
石油樹脂系サイズ剤、中性サイズ剤等を挙げることがで
き、硫酸バンド、カチオン化澱粉等、適当なサイズ剤、
繊維及び定着剤を組み合わせて使用することができる。
電子写真方式の複写機、プリンター等のコピーやプリン
ト後の用紙の保存性を考慮すると、中性サイズ剤、例え
ばアルケニル無水コハク酸、アルキルケテンダアイマ
ー、中性ロジン、石油系サイズ、オレフィン系樹脂、ス
チレン・アクリル系樹脂等を挙げることができる。
【0024】本発明のトナー受像層を備えた転写紙にお
いては、表面の平滑性を確保するために、顔料と水性接
着剤からなる下塗り層を設けることが望ましい。上記の
顔料としては、例えば、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸
カルシウム、カオリン、焼成カオリン、構造性カオリ
ン、デラミカオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バ
リウム、シリカ、アルミノ珪酸マグネシウム、微粒子状
珪酸カルシウム、微粒子状炭酸マグネシウム、微粒子状
軽質炭酸カルシウム、ホワイトカーボン、ベントナイ
ト、ゼオライト、セリサイト、スメクタイト等の鉱物質
顔料、並びに、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル
共重合樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂及びそれら
の微小中空粒子や貫通孔型の有機顔料等が挙げられ、こ
れらの中から1種あるいは2種以上が用いられる。
【0025】下塗り層用接着剤としては、水溶性及び/
又は水分散性の高分子化合物が用いられ、例えば、カチ
オン性澱粉、両性澱粉、酸化澱粉、酵素変性澱粉、熱化
学変性澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉等の澱粉
類、カルボキシルメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導体、
ゼラチン、カゼイン、大豆タンパク、天然ゴム等の天然
あるいは半合成高分子化合物、ポリビニルアルコール、
イソプレン、ネオプレン(登録商標)、ポリブタジエン
等のポリジエン類、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等のポリアルケン類、ビニ
ルハライド、酢酸ビニル、スチレン、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルア
ミド、メチルビニルエーテル等のビニル系重合体や共重
合体類、スチレン−ブタジエン系、メチルメタクリレー
ト−ブタジエン系等の合成ゴムラテックス、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、オレフィ
ン−無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂等の合成高分子
化合物等を用いることができる。そしてこの中から、電
子写真用転写シートの品質目標に応じて1種又は2種以
上が適宜選択して使用される。なお、下塗り層は顔料と
接着剤からなり、顔料100部に対し接着剤5〜50部
と接着剤量が少なく、トナーの埋め込みを想定したもの
ではない。本発明のトナー受像層はトナーを埋め込むこ
とにより均一な光沢を確保するためのものであり、3μ
m以上の層厚を必要とする。
【0026】接着剤の配合割合は、顔料100重量部に
対して5〜50重量部、より好ましくは7〜30重量部
の範囲で使用される。また、必要に応じて、分散剤、増
粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、ワックス類、サイズ
剤、蛍光増白剤、着色剤等、通常塗被紙用顔料に配合す
る各種助剤が適宜使用される。
【0027】このようにして調整された塗被組成物は、
一般の塗被製造に用いられる塗被装置、例えば、ブレー
ドコータ、エアーナイフコーター、ロールコータ、バー
コータ、カーテンコータ、ダイコータ、グラビアコー
タ、リバースロールコータ、チャンプレックスコータ、
ブラシコータ等が適宜使用される。
【0028】塗被液の塗工量は、本発明の電子写真用転
写シートの使用目的に応じて適宜選択されるものである
が、トナー受容層の平滑度を高くするためには、基材の
繊維物質及び繊維間の空隙が十分に覆われる塗工量が必
要である。一般的には、片面あたり乾燥重量で10〜2
0g/m2 の範囲が適当である。
【0029】本発明のトナー受像層に使用する熱可塑性
樹脂としては、ポリスチレン樹脂、スチレン−酢酸ビニ
ル系樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル酸エステ
ル樹脂、スチレン−メタクリル酸エステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0030】本発明のトナー受像層に用いる熱可塑性樹
脂は、電子写真用転写シートの使用目的により、数平均
分子量、重量平均分子量、軟化点温度、ガラス転移温度
(Tg)を選択すればよいが、特に、数平均分子量は
5,000〜20,000の範囲にあることが望まし
い。数平均分子量の下限値を下回ると定着器に巻き付き
やオフセット現象が生じやすくなり、上限値を上回ると
トナー埋め込み性が悪化して光沢ムラが生ずる。
【0031】また、必要に応じて定着器の離型性を向上
させるために、トナー受容層としての熱可塑性樹脂にワ
ックス、顔料を配合しても良い。さらに、前記熱可塑性
樹脂内に酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、着色剤、
帯電防止剤等を適宜使用することもできる。
【0032】本発明のトナー受容層は、JIS Z87
41に規定される75度光沢度を90%以上にして高画
質を確保することが好ましい。より好ましくは95%以
上が適当である。
【0033】本発明のトナー受容層の層厚は、3〜20
μm、好ましくは5〜15μmの範囲が良い。層厚が3
μmを下回ると、紙ベース表面や下塗り層の凹凸がトナ
ー受容層の表面に出やすくなるため、電子写真用転写シ
ートとして使用すると画像部にざらつき感が発生し、き
れいな画質が得にくくなるため好ましくない。また、層
厚が20μmを超えると、定着器でのオフセット現象が
発生しやすくなり、かつ高湿下から低湿下における適性
な転写性が得にくくなるので好ましくない。
【0034】基材にトナー受容層の熱可塑性樹脂を塗工
するには、一般に公知の塗被装置、例えば、リバースロ
ールコータ、バーコータ、カーテンコータ、ダイコー
タ、グラビアコータ等の装置が適宜用いられる。
【0035】また、本発明の転写シートは必要に応じて
平滑化処理されてもよく、この平滑化処理は通常のスー
パーカレンダ、グロスカレンダ、ソフトカレンダ等の平
滑化処理装置によって施される。また、加圧装置の形
態、加圧ニップの数、加温等も通常の平滑化処理に準じ
て適宜調整される。表面の平滑度は8000秒以上必要
であり、好ましくは10000秒以上とすると良い。平
滑度が8000秒を下回ると表面の凹凸により画像にざ
らつき感が目立つようになるため好ましくない。
【0036】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに具体的に
説明する。ただし、本発明の範囲はこれらによって制限
されるものではない。なお、実施例及び比較例中の
「部」及び「%」は、特に断りの無い限り「固形分重量
部」及び「重量%」を表す。
【0037】〔実施例1〕ベース基材の調製 LBKP(フリーネス(CSF)=500ml)のパル
プ100部を原料とし、そのうち40部にドライパルプ
を(固形分)配合し、軽質炭酸カルシウム(TP12
1:奥多摩工業社製)を10部、内添サイズ剤としてア
ルケニル無水コハク酸(ファイブラン81:ナショナル
スターチ アンド ケミカル社製)を対パルプ当たり
0.08部、カチオン化澱粉(エースK:王子コーンス
ターチ社製)を対パルプ当たり0.5部配合した。この
紙料を使用し、長網多筒式抄紙機で仕上がり水分が5
%、坪量が125g/m2 のベース基材を得た。
【0038】塗被液の調製 カオリン(UW−90 エンゲルハード社製)60部
(固形分)、軽質炭酸カルシウム(ユニバー70 白石
工業社製)40部に分散剤としてポリアクリル酸ソーダ
(アロンA−9 東亜合成社製)0.2部(顔料に対す
る固形比)を加え、この混合物をコーレス分散機を用い
て水分散して顔料スラリーを調製した。この顔料スラリ
ーに酸化澱粉(エースA 王子コーンスターチ社製)
3.0部、及びスチレン−ブタジエン共重合体ラテック
ス(OX1060 日本ゼオン社製)15部を添加し、
攪拌し、さらに水を加えて固形分濃度が40%の塗被液
を調製した。
【0039】ベース基材への下塗り層の形成(塗被紙の
作成) 得られた塗被液を上記の基材の両面に片面あたり乾燥重
量が15g/m2 になるようにバーコータを用いて塗被
し、乾燥し、金属ロールと弾性ロールで構成された加圧
ニップを通紙して表面を平滑化して、坪量が155g/
2 、水分量は5%、平滑度は約5000秒の基材を作
成した。
【0040】塗被紙裏面への熱可塑性樹脂層の形成 得られた塗被層を有する基材の裏面に、トルエンに20
%濃度に溶解させたポリエステル樹脂(商標:UE20
5、花王社製、分子量Mn:37000)と5%の二酸
化チタン(商標:ET−500W、石原産業社製)を入
れた溶液を、グラビアコータを用いて、乾燥重量が3g
/m2 となるように塗工した。
【0041】トナー受容層の形成(転写シートの作製) 上記の裏面に熱可塑性樹脂を塗工した基材の表面に、ト
ルエンに20%濃度に溶解させたポリエステル樹脂(商
標:TP220、日本合成化学社製、分子量Mn:16
000)を、グラビアコータを用いて、塗布厚が10μ
mとなるようにし、塗工後水分が4.5%となるように
調製し、坪量168g/m2 、トナー受容層平滑度が約
12000秒、裏面平滑度が20秒の電子写真用転写シ
ートを作製した。
【0042】転写シートの評価 (CD伸び率の測定)得られた転写シートを前記の方法
によってCD方向の伸び率を測定したところ0.1%で
あった。
【0043】(画像部ざらつき感の評価)チャートとし
てイエロー、マゼンタ、シアンの1次色、レッド、グリ
ーン、ブルーの2次色、及びイエロー、マゼンタ、シア
ンからなる3次色を持ちかつ網点面積率が0〜100%
までふれているものを使用し、富士ゼロックス社製Ac
olor628に適用して転写シートの絵だし試験を行
い、シアン100%部のざらつき感を目視で以下のよう
に判断した。 ◎:ざらつきが全く感じられなく、優れている。実用上
問題ない。 ○:ざらつき感が殆どなく良好である。実用上問題な
い。 △:ざらつき感があり僅かに劣っている。実用上問題が
ある。 ×:ざらつき感がある。実用上問題がある。
【0044】(画像部光沢ムラの評価)チャートとして
イエロー、マゼンタ、シアンの1次色、レッド、グリー
ン、ブルーの2次色、及びイエロー、マゼンタ、シアン
からなる3次色を持ちかつ網点面積率が0〜100%ま
でふれているものを使用し、富士ゼロックス社製Aco
lor628に適用して転写シートの絵だし試験を行
い、画像部光沢ムラを目視で下記のように判断した。 ◎:光沢ムラがなく極めて優れている。実用上問題な
い。 ○:光沢ムラが殆どなく良好である。実用上問題ない。 △:光沢ムラがあり僅かに劣っている。実用上問題があ
る。 ×:光沢ムラが多く劣っている。実用上問題がある。
【0045】(走行性の評価)環境28℃85%RHに
て、富士ゼロックス社製Acolor628を使用し、
手差しトレーから連続500枚走行させ、重送及び紙詰
まりの発生回数を測定して下記の評価基準で評価を行っ
た。 ◎:重送及び紙詰まりの発生回数が0回。実用上問題な
し。 ○:重送及び紙詰まりの発生回数が1〜2回。実用上問
題なし。 △:重送及び紙詰まりの発生回数が3〜5回。実用上問
題がある。 ×:重送及び紙詰まりの発生回数が6回以上。実用上問
題がある。
【0046】(実施例1の転写シートの評価)実施例1
の転写シートの画像部ざらつき感は◎、光沢ムラは◎、
高湿下走行性は◎であった。
【0047】〔実施例2〕実施例1と同じ、基材上に、
ポリエステル樹脂(商標:ES670、大日本インキ化
学工業社製、分子量Mn:6000)を、グラビアコー
タを用いて、塗布厚が10μmとなるようにし、塗工後
水分が4.5%となるように調製し、坪量168g/m
2 、トナー受容層平滑度が約9000秒、裏面平滑度が
20秒の電子写真用転写シートを作成した。
【0048】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.13%であり、画像部ざらつき感は○、光沢ム
ラは◎、高湿下走行性は◎であった。
【0049】〔実施例3〕実施例1と同じ、基材上に、
ポリエステル樹脂(商標:ES670、大日本インキ化
学工業社製、分子量Mn:6000)を、グラビアコー
タを用いて、塗布厚が3μmとなるようにし、塗工後水
分が4.5%となるように調製し、坪量161g/
2 、トナー受容層平滑度が約8000秒、裏面平滑度
が20秒の電子写真用転写シートを作成した。
【0050】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.15%であり、画像部ざらつき感は○、光沢ム
ラは◎、高湿下走行性は◎であった。
【0051】〔実施例4〕実施例1で使用した塗被紙の
裏面に、トルエンに20%濃度に溶解させたポリエステ
ル樹脂(商標:UE205、花王社製、分子量Mn:3
7000)と5%の二酸化チタン(商標:ET−500
W、石原産業社製)を入れた溶液を、グラビアコータを
用いて、乾燥重量が0.5g/m2 となるように塗工
し、基材を作成した。
【0052】上記基材上に実施例1と同様にトナー受容
層を設け、坪量165.5g/m2、トナー受容層平滑
度が約12000秒、裏面平滑度が20秒の電子写真用
転写シートを作成した。
【0053】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.35%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ム
ラは◎、高湿下走行性は○であった。
【0054】〔実施例5〕実施例1で使用した塗被紙の
裏面に、トルエンに20%濃度に溶解させたポリエステ
ル樹脂(商標:UE205、花王社製、分子量Mn:3
7000)と1%の二酸化チタン(商標:ET−500
W、石原産業社製)を入れた溶液を、グラビアコータを
用いて、乾燥重量が3g/m2 となるように塗工し、基
材を作成した。
【0055】上記基材上に実施例1と同様にトナー受容
層を設け、坪量168g/m2 、トナー受容層平滑度が
約12000秒、裏面平滑度が500秒の電子写真用転
写シートを作成した。
【0056】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.1%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ムラ
は◎、高湿下走行性は○であった。
【0057】〔実施例6〕実施例1で使用した塗被紙の
裏面に、トルエンに20wt%濃度に溶解させたポリエ
ステル樹脂(商標:UE205、花王社製、分子量M
n:37000)と1wt%の二酸化チタン(商標:E
T−500W、石原産業社製)を入れた溶液を、グラビ
アコータを用いて、乾燥重量が0.5g/m2 となるよ
うに塗工し、基材を作成した。
【0058】上記基材上に実施例1と同様にトナー受容
層を設け、坪量165.5g/m2、トナー受容層平滑
度が約12000秒、裏面平滑度が500秒の電子写真
用転写シートを作成した。
【0059】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.35%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ム
ラは◎、高湿下走行性は○であった。
【0060】〔比較例1〕実施例1と同じ、基材上にポ
リエステル樹脂(商標:WR901、日本合成化学社
製、分子量Mn:19000)を、グラビアコータを用
いて、塗布厚が10μmとなるようにし、塗工後水分が
4.5%となるように調製し、坪量168g/m2 、ト
ナー受容層平滑度が約7000秒、裏面平滑度が20秒
の電子写真用転写シートを作成した。
【0061】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.09%であり、画像部ざらつき感は△、光沢ム
ラは○、高湿下走行性は◎であった。
【0062】〔比較例2〕実施例1と同じ、基材上にポ
リエステル樹脂(商標:WR901、日本合成化学社
製、分子量Mn:19000)を、グラビアコータを用
いて、塗布厚が2μmとなるようにし、塗工後水分が
4.5%となるように調製し、坪量160g/m2 、ト
ナー受容層平滑度が約3000秒、裏面平滑度が20秒
の電子写真用転写シートを作成した。
【0063】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.15%であり、画像部ざらつき感は×、光沢ム
ラは×、高湿下走行性は◎であった。
【0064】〔比較例3〕実施例1で使用した塗被紙の
裏面に、トルエンに20%濃度に溶解させたポリエステ
ル樹脂(商標:T2716、日本合成化学社製、分子量
Mn:20000)と5%の二酸化チタン(商標:ET
−500W、石原産業社製)を入れた溶液を、グラビア
コータを用いて、乾燥重量が0.5g/m2 となるよう
に塗工し、基材を作成した。
【0065】上記基材上に実施例1と同様にトナー受容
層を設け、坪量165.5g/m2、トナー受容層平滑
度が約12000秒、裏面平滑度が30秒の電子写真用
転写シートを作成した。
【0066】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.4%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ムラ
は◎、高湿下走行性は△であった。
【0067】〔比較例4〕実施例1で使用した塗被紙の
裏面に、トルエンに20%濃度に溶解させたポリエステ
ル樹脂(商標:T2716、日本合成化学社製、分子量
Mn:20000)と1%の二酸化チタン(商標:ET
−500W、石原産業社製)を入れた溶液を、グラビア
コータを用いて、乾燥重量が3g/m2 となるように塗
工し、基材を作成した。
【0068】上記基材上に実施例1と同様にトナー受容
層を設け、坪量168g/m2 、トナー受容層平滑度が
約12000秒、裏面平滑度が600秒の電子写真用転
写シートを作成した。
【0069】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.13%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ム
ラは◎、高湿下走行性は△であった。
【0070】〔比較例5〕実施例1で使用した塗被紙の
裏面に、トルエンに20%濃度に溶解させたポリエステ
ル樹脂(商標:T2716、日本合成化学社製、分子量
Mn:20000)溶液を、グラビアコータを用いて、
乾燥重量が0.5g/m2 となるように塗工し、基材を
作成した。
【0071】上記基材上に実施例1と同様にトナー受容
層を設け、坪量165.5g/m2、トナー受容層平滑
度が約12000秒、裏面平滑度が2000秒の電子写
真転写シートを作成した。
【0072】実施例1同様に評価したところ、CD伸び
率は0.5%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ムラ
は◎、高湿下走行性は×であった。
【0073】〔比較例6〕市販印刷用コート紙OKトッ
プコート157g/m2 (王子製紙製)を電子写真用転
写シートとし、実施例1と同様に評価した結果、CD伸
び率は0.9%であり、画像部ざらつき感は◎、光沢ム
ラは×、高湿下走行性は×であった。
【0074】
【表1】
【0075】
【表2】
【0076】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、高湿化での走行性に優れ、画像部光沢ムラがな
く、画像部ざらつき感のない画質を得られることができ
るようになった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙ベースからなる基材の少なくとも片面
    に熱可塑性樹脂を含有するトナー受容層を備えた電子写
    真用転写シートにおいて、前記トナー受容層のJIS
    P8119に規定される平滑度が8000秒以上であ
    り、かつシートの25℃、25%RHから25℃、90
    %RHに湿度を変化させたときのCD方向の伸び率が
    0.35%以下であり、かつJIS P8119に規定
    されるシート裏面の平滑度が500秒以下であることを
    特徴とする電子写真用転写シート。
  2. 【請求項2】 前記基材表面を平滑にするために下塗り
    層を設け、その上に前記のトナー受容層を形成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電子写真用転写シー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記トナー受容層の層厚が3〜20μm
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子写真
    用転写シート。
  4. 【請求項4】 前記シートの裏面に熱可塑性樹脂層を設
    けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の電子写真用転写シート。
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