JP5091588B2 - 電子写真用受像シート及びこれを用いた画像形成方法 - Google Patents
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Description
最近では、顔や風景等の画像情報を写真として出力する際に銀塩写真ライクの高画質を電子写真において実現するため、専用紙として電子写真用受像シートが用いられてきている。このような電子写真用受像シートとしては、原紙の少なくとも一方の面に樹脂層を有する支持体上に少なくともトナー受像層を有してなる。
この点を解決するため、本願出願人は、一次定着を行った後、更にベルト定着方式の二次定着を行う方法を提案している(特許文献1及び2参照)。この提案によれば、平滑性及び光沢性が向上し、銀塩写真ライクの高画質な画像が得られる。
しかし、このように2回の定着処理を施す場合には、工程数の増加により、機器設計が複雑となり、汎用性に乏しいなどの課題があり、単一の定着処理で、高い光沢感を備えたフォトライクな画像が得られるプリント技術の提供が望まれている。
この提案では、前記反射支持体としては、原紙の片面又は両面を樹脂層(ポリエチレン等)で被覆したものが好ましく、実施例では、白色基紙のうら面に、ポリエチレンを300℃にて溶融押し出しラミネートして20g/m2の樹脂層を被覆し、白色基紙のおもて面に、ポリエチレン91質量%、ルチル型酸化チタン9質量%を混練させた後、300℃で溶融押し出しラミネートして15g/m2の樹脂層を被覆して、支持体を作製している。しかし、前記特許文献3のように、支持体の樹脂層の質量が15g/m2以上と多すぎる(厚すぎる)と、熱伝導率が高くなりすぎ、定着時の熱が原紙側に逃げてしまいトナーが潰れ難く、平滑にならず光の乱射が生じて、十分な光沢性が得られないという問題、及び、中空粒子含有層の厚みが40μmと厚くなるため、トナーの定着性が悪くなるという問題点がある。
<1> 原紙の少なくとも一方の面に樹脂層を有する支持体と、該支持体上に少なくとも1層の塗工層とを有する電子写真用受像シートであって、
少なくとも画像形成側の面における樹脂層の厚みが5μm以上15μm以下であり、
前記塗工層が少なくとも中空粒子を含有し、該中空粒子の前記塗工層中における質量が0.5g/m2以上であることを特徴とする電子写真用受像シートである。
<2> 中空粒子の体積平均粒径が0.3μm以上である前記<1>に記載の電子写真用受像シートである。
<3> 原紙の両面に樹脂層を有し、画像形成側の面におけるおもて面樹脂層の厚みと、その反対側の面におけるうら面樹脂層の厚みとの差が−3μm〜+3μmである前記<1>から<2>のいずれかに記載の電子写真用受像シートである。
<4> 樹脂層が低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)との混合物を含み、両者の質量比(LDPE/HDPE)が10/90〜90/10である前記<1>から<3>のいずれかに記載の電子写真用受像シートである。
<5> 前記<1>から<4>のいずれかに記載の電子写真用受像シートにトナー画像を形成するトナー画像形成工程と、
該トナー画像形成工程により形成されたトナー画像を加熱加圧部材により定着する定着工程と、を含むことを特徴とする画像形成方法である。
少なくとも画像形成側の面における樹脂層の厚みが5μm以上15μm以下であり、
前記塗工層が少なくとも中空粒子を含有し、該中空粒子の前記塗工層中における質量が0.5g/m2以上である。
本発明の電子写真用受像シートにおいては、原紙の少なくとも一方の面を被覆する樹脂層の厚みを5μm以上15μm以下と薄くすることにより、熱伝導率が低くなる。併せて、断熱性に優れた中空粒子の前記塗工層中における質量を0.5g/m2以上とすることにより、定着時の熱が原紙側に逃げづらくなるため、トナーがつぶれ易くなり、トナー定着後の平滑性が向上し、銀塩写真ライクの高光沢で高画質画像を形成することができる。
本発明の電子写真用受像シートは、支持体と、該支持体上に少なくとも1層の塗工層とを有してなり、更に必要に応じてその他の層を有してなる。
前記支持体としては、原紙の少なくとも一方の面に樹脂層を有してなり、原紙の両面に樹脂層を有することが好ましい。なお、前記樹脂層は少なくとも1層であり、2層以上積層しても構わない。
前記原紙としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、具体的には、上質紙、例えば、日本写真学会編「写真工学の基礎−銀塩写真編−」、株式会社コロナ社刊(昭和54年)(223)〜(224)頁記載の紙等が好適なものとして挙げられる。
前記パルプの叩解には、ビータ、リファイナー等を使用できる。
前記パルプのカナダ標準濾水度は、抄紙工程において紙の収縮を制御できるため、200mlC.S.F.〜440mlC.S.F.がより好ましく、250mlC.S.F.〜380mlC.S.F.が更に好ましい。
前記パルプを叩解した後に得られるパルプスラリー(以下、「パルプ紙料」と称することがある)には、更に必要に応じて、各種添加剤、例えば、填料、乾燥紙力増強剤、サイズ剤、湿潤紙力増強剤、定着剤、pH調整剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤、その他の薬剤等が添加される。
前記乾燥紙力増強剤としては、例えば、カチオン化澱粉、カチオン化ポリアクリルアミド、アニオン化ポリアクリルアミド、両性ポリアクリルアミド、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、等が挙げられる。
前記サイズ剤としては、例えば、高級脂肪酸塩;スチレン−アクリル系化合物、石油樹脂系サイズ剤;ロジン、マレイン化ロジン等のロジン誘導体、パラフィンワックス、アルキルケテンダイマー、アルケニル無水琥珀酸(ASA)、エポキシ化脂肪酸アミド等の高級脂肪酸を含有する化合物、などが挙げられる。
前記湿潤紙力増強剤としては、例えば、ポリアミンポリアミドエピクロロヒドリン、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂、などが挙げられる。
前記定着剤としては、例えば、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム等の多価金属塩;アルミン酸ソーダ、塩基性塩化アルミニウム、塩基性ポリ水酸化アルミニウム等の塩基性アルミニウム化合物;硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等の多価金属化合物;澱粉、加工澱粉、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミン樹脂、ポリエチレンイミン、植物ガム、ポリエチレンオキサイド等の水溶性高分子;カチオン化澱粉等のカチオン性ポリマー;親水性架橋ポリマー粒子分散物、これらの誘導体又は変成物等の各種化合物、などが挙げられる。
前記pH調整剤としては、例えば、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、などが挙げられる。
前記その他の薬剤としては、例えば、消泡剤、染料、スライムコントロール剤、蛍光増白剤、などが挙げられる。
更に必要に応じて、柔軟化剤等を添加することもできる。前記柔軟化剤としては、例えば、新・紙加工便覧(紙薬タイム社編)554〜555頁(1980年発行)等に記載のものを用いることができる。
これら各種添加剤等は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、これら各種添加剤等の前記パルプ紙料中への添加量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、0.1質量%〜1.0質量%が好ましい。
前記表面サイズ処理に使用される処理液は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水溶性高分子化合物、耐水性物質、顔料、染料、蛍光増白剤、等が含まれていてもよい。
前記水溶性高分子化合物としては、例えば、カチオン化澱粉、酸化デンプン、ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースサルフェート、ゼラチン、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウム、スチレン−無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、等が挙げられる。
前記顔料としては、例えば、炭酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、硫酸バリウム、酸化チタン、等が挙げられる。
E=ρc2(1−n2)
ただし、上記式において、Eは、動的弾性率を意味する。ρは密度を意味する。cは、紙中の音速を意味する。nは、ポアソン比を意味する。
E=ρc2
即ち、紙の密度、音速を測定することができれば、容易に弾性率を求めることができる。上式において、音速を測定する場合には、ソニックテスターSST−110型(野村商事株式会社製)等の公知の各種機器を用いることができる。
前記金属ロールの表面温度は、100℃以上が好ましく、150℃以上がより好ましく、200℃以上が更に好ましい。前記金属ロールの表面温度の上限温度は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、例えば、300℃程度が好ましい。
前記カレンダー処理の際のニップ圧としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、100kN/cm2以上が好ましく、100kN/cm2〜600kN/cm2がより好ましい。
前記樹脂層の厚みは、前記原紙の少なくとも画像形成側の面(おもて面)において、5μm以上15μm以下であり、7μm以上12μm以下であることが好ましい。
前記樹脂層の厚みが、5μm未満であると、均一な樹脂層を作製することが困難となり、白地での凹凸が目立つことがあり、15μmを超えると、転写画像が十分に高光沢とならないことがある。
また、原紙の両面に樹脂層を有し、画像形成側の面におけるおもて面樹脂層の厚みと、その反対側の面におけるうら面樹脂層の厚みとの差が−3μm〜+3μmであることが好ましく、差が0(ゼロ)がより好ましい。
前記差が−3μm未満、あるいは+3μmを超える範囲では、電子写真用受像シートの剛性や、カール性が悪くなることがある。
ここで、前記樹脂層の厚みは、例えば樹脂層のみを剥離し、JIS K3170に記載の方法、電子顕微鏡等で断面を撮影して測定することなどにより測定することができる。
前記樹脂層が、低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)とのブレンドを含む場合には、両者の質量比(LDPE/HDPE)が10/90〜90/10であることが好ましく、20/80〜60/40がより好ましい。
前記低密度ポリエチレンとは、密度0.930g/cm3以下、好ましくは0.925g/cm3以下ポリエチレンを意味する。
前記高密度ポリエチレンとは、密度0.945g/cm3以上、好ましくは0.950g/cm3以上のポリエチレンを意味する。
前記有機顔料としては、例えば、群青、セリアンブルー、フタロシアニンブルー、コバルトバイオレット、ファストバイオレット、マンガンバイオレット、などが挙げられる。
前記無機顔料としては、例えば、二酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、ステアリン酸アミド、ステアリン酸亜鉛、等が挙げられる。
これらの中でも、二酸化チタンが好ましい。該二酸化チタンとしては、アナターゼ型及びルチル型のどちらでもよく、該二酸化チタンの前記樹脂層における含有量は5質量%〜30質量%が好ましい。
前記塗工層が、少なくとも中空粒子を含有してなり、バインダー樹脂、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記塗工層は、その表面にトナーを受容するトナー受像層としての役割を果たしており、前記塗工層は、前記支持体の少なくとも画像形成側の面に形成され、1層でもよく、それ以上でもよい。また、支持体の両面に塗工層を形成して、両面プリント可能とすることもできる。
前記中空粒子とは、熱可塑性樹脂の殻部と内部に空気その他の気体を含有するもので、既に発泡状態となっている中空状の粒子を意味する。
前記体積平均粒径は、特に制限はなく、公知の方法により求めることができ、例えば、電子顕微鏡観察での粒子径測定、レーザー回折式粒子径分布測定装置等を用いて測定できる。
前記中空粒子としては、特に制限はなく、市販品を用いることができ、該市販品としては、例えば、ロームアンドハース株式会社製のHP-1055、HP-91、HP-433J、AF-1353、OP-84J、ローペークST;日本ゼオン株式会社のMH-5055、JSR株式会社製のSX866(B)、SX8782(A)、SX8783(P);Samji Chemical社製のSHP-100などが挙げられる。
前記中空粒子の質量は、例えば塗工前後の質量差と塗工液の中空粒子比率より計算で求める方法や、塗工層を剥離し、バインダーや他添加剤と中空粒子を分離することにより測定することができる。
前記バインダー樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、親水性バインダーが好ましい。
前記親水性バインダーとしては、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオイキサイド、ポリビニルピロリドン、プルラン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デキストラン、デキストリン、ポリアクリル酸又はその塩、寒天、κ−カラギーナン、λ−カラギーナン、ι−カラギーナン、カゼイン、キサンテンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸、アラビアゴム、特開平7−195826号公報及び同7−9757号公報に記載のポリアルキレノキサイド系共重合ポリマー、水溶性ポリビニルブチラール、あるいは、特開昭62−245260号公報に記載のカルボキシル基やスルホン酸基を有するビニルモノマーの単独重合体や共重合体などが挙げられ、それらは単独であるいは2種以上を組み合わせて用いられる。これらの中でも、ゼラチン、ポリビニルアルコールが好ましい。
前記塗布方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、刷毛塗り、ロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター、などを用いて行うことができる。
前記中空粒子を含有する塗工層の厚みは、2μm以上が好ましく、5μm以上がより好まく、10μm以上30μm以下が更に好ましい。
(i)ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂;エチレン、プロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体樹脂;アクリル樹脂等が挙げられる。
(iv)ポリアミド樹脂、尿素樹脂等が挙げられる。
(v)ポリスルホン樹脂等が挙げられる。
(vi)ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−プロピオン酸ビニル共重合体樹脂等が挙げられる。
(vii)ポリビニルブチラール等のポリオール樹脂;エチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロース樹脂等が挙げられる。
(viii)ポリカプロラクトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリエーテル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。
前記塗工層あるいはトナー受像層には、上記説明した各添加剤の他に、その熱力学的特性を改良する目的で、必要に応じて種々の添加剤を用いることができる。
前記算術平均粗さは、例えばJIS B0601、JIS B0651、JIS B0652に基づいて測定することができる。
本発明の画像形成方法は、トナー画像形成工程と、定着工程とを含み、更に必要に応じて、その他の工程を含んでなる。
前記トナー画像形成工程は、本発明の前記電子写真用受像シートにトナー画像を形成する工程である。
前記トナー画像形成工程としては、電子写真用受像シートにトナー画像を形成することができるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、通常の電子写真方法で使用される方法、例えば、現像ローラ上に形成したトナー画像を電子写真用受像シートに転写する直接転写方式、又は中間転写ベルト等に一次転写した後、電子写真用受像シートに転写する中間転写ベルト方式が挙げられる。これらの中でも、環境安定性及び高画質化の面から、中間転写ベルト方式が好適に使用することができる。
前記定着工程は、前記トナー画像形成工程により形成されたトナー画像を加熱加圧部材により定着する工程である。
前記加熱加圧部材としては、例えば、一対の加熱ローラ、加熱ローラと加圧ローラとの組み合わせ、等が挙げられる。
この加圧の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ニップ圧を採用するのが好ましい。前記ニップ圧としては、耐水性、表面平滑性に優れ、良好な光沢を有する画像形成を行う観点から、1kgf/cm2〜100kgf/cm2が好ましく、5kgf/cm2〜30kgf/cm2がより好ましい。また、前記加熱加圧部材における加熱は、前記トナー受像層用ポリマーの軟化点以上の温度であり、用いるトナー受像層用ポリマーに応じて異なるが、通常、80℃〜200℃が好ましい。
図1に示す画像形成装置において、帯電手段11として非接触のコロナ帯電器を採用している。現像手段24として二成分現像装置を採用している。クリーニング手段30としてクリーニングブレードを採用している。定着手段27として図2に示すような熱ローラ式定着装置を採用している。
図1に示す画像形成装置における画像形成要素51は、感光体ドラム21の周辺に帯電手段11、露光手段23、現像手段24、一次転写手段25、クリーニング手段30が配設されている。画像形成要素51における感光体ドラム21は、回転しながら、帯電手段11による帯電、露光手段23による露光により、その表面に露光像に対応する静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段24でイエロートナーにより現像され、感光体ドラム21上にイエロートナーによる可視像が形成される。この可視像が一次転写手段25によって中間転写ベルト55上に転写され、クリーニング手段30によって感光体ドラム21上に残ったイエロートナーが除去される。同様にして、各画像形成要素52、53、54によって、中間転写ベルト55上にマゼンタトナー、シアントナー、及びブラックトナーによる可視像が形成される。そして中間転写ベルト55上のカラー画像は、転写器56によって記録媒体26上に転写され、中間転写ベルトクリーニング手段58によって中間転写ベルト55上に残ったトナーが除去される。記録媒体26上に形成されたカラー画像は定着手段27によって定着される。
加熱ローラ120は、中空の金属シリンダー121を有し、その表面がオフセット防止層122で被覆されて形成されており、内部に加熱ランプ123が配設されている。また、加圧ローラ130は、金属シリンダー131を有し、その表面がオフセット防止層132で被覆されて形成されている。なお、加圧ローラ130は、金属シリンダー131が中空形状を有し、その内部に加熱ランプ133が配設されていてもよい。
加熱ローラ120と加圧ローラ130とは、バネ(不図示)により付勢されることにより、圧接された状態にて、回転可能に設けられ、ニップ部Nを形成する。また、加熱ローラ120におけるオフセット防止層122の表面硬度は、加圧ローラ130におけるオフセット防止層132の表面硬度よりも低く、加熱ローラ120及び加圧ローラ130間に形成されたニップ部Nにおいては、記録媒体Sの導入側端及び排出側端の間に位置する中間領域が、前記導入側端及び前記排出側端よりも、加熱ローラ120側に位置する。
次いで、トナー画像Tが定着された記録媒体Sは、加熱ローラ120及び加圧ローラ130間を通過し、トレイ(不図示)に搬送される。このとき、記録媒体Sが、加圧ローラ130側に向けて排出され、記録媒体Sの加圧ローラ130への巻き付きが防止される。なお、加熱ローラ120は、クリーニングローラ(不図示)で清浄化される。
−原紙の調製−
LBKP(広葉樹の漂白パルプ)からなる木材パルプをダブルディスクリファイナーによりカナディアンフリーネス300mlC.S.F.まで叩解した。このパルプ材料100質量部に対してカチオン性澱粉を1.0質量部、アルキルケテンダイマー0.5質量部、エポキシ化脂肪酸アミド0.5質量部、ポリアミンポリアミドエピクロロヒドリン0.3質量部、高級脂肪酸エステル0.03質量部、及びコロイダルシリカ0.02質量部を添加し、長網抄紙機により坪量160g/m2となるように抄紙した。
次いで、カレンダー処理により厚みを160μmに調整した原紙を作製した。
なお、乾燥ゾーンの中間でサイズプレス装置によりポリビニルアルコール(PVA)を1.0g/m2、CaCl2を0.8g/m2含浸させた。
原紙の画像形成面側のおもて面と、その反対面側のうら面をコロナ放電処理した。次いで、原紙のうら面に低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)とを質量比(LDPE/HDPE)=20/80のブレンド物を溶融押出しコーティング法(320℃)により、厚み13μmのうら面樹脂層を形成した。
一方、原紙のおもて面に低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)とを質量比(LDPE/HDPE)=20/80のブレンド物を溶融押出しコーティング法(320℃)により、厚み13μmのおもて面樹脂層を形成した。以上により、参考例1の支持体を作製した。
得られた支持体上に、ワイヤーコーターにて、下記組成の塗工層用組成物を塗布し、90℃×1分間の条件で乾燥し、乾燥質量が3.0g/m2の塗工層を作製した。なお、中空粒子の塗工層中の質量は2.7g/m2、バインダーの塗工層中の質量は0.3g/m2であった。
〔塗工層用組成物組成〕
・水・・・47質量部
・PVA(PVA117、株式会社クラレ製)・・・3質量部
・中空粒子(HP−1055、R&H株式会社製、固形分26.5質量%、中空率=55%、体積平均粒径1.0μm)・・・50質量部
参考例1において、表1に示すように、おもて面樹脂層の種類及び厚み、うら面樹脂層の種類及び厚み、並びに、塗工層中の中空粒子の質量、及び、塗工層中のバインダーの質量を変えた以外は、参考例1と同様にして、実施例7及び10、参考例2〜6、8、9、11、及び12、並びに比較例1〜9の電子写真用受像シートを作製した。
なお、実施例10は、バインダーをPVA117の変わりに、ゼラチン(アルカリ処理ゼラチン)を使用した。
50質量%の硫酸塩法晒広葉樹パルプ(LBKP)と、50質量%の硫酸塩法晒針葉樹パルプ(NBSP)からなる坪量160g/m2の白色基紙を用意した。
この白色基紙の非画像形成面側に、うら面樹脂層としてポリエチレンを300℃にて溶融押し出しラミネートを行って、厚み10μmのうら面樹脂層を被覆させた。
次に、白色基紙の画像形成面側に、おもて面樹脂層として、LDPE45質量%、HDPE46質量%、ルチル型酸化チタン9質量%を混練した後に300℃にて溶融押出ラミネートにより、厚み10μmのおもて面樹脂層を被覆させ、両面に樹脂層を有する支持体を作製した。
得られた支持体上に、ワイヤーコーターにて、下記組成の塗工層用組成物を塗布し、90℃×1分間の条件で乾燥し、乾燥質量が6.0g/m2の塗工層を作製した。なお、中空粒子の塗工層中の質量は5.4g/m2、バインダーの塗工層中の質量は0.6g/m2であった。
〔塗工層用組成物組成〕
・中空粒子(HP−1055、R&H株式会社製、固形分26.5質量%、中空率=55%、体積平均粒径1.0μm)・・・68質量部
・アルカリ処理ゼラチン・・・1.8質量部
・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ-1,3,5−s−トリアジンナトリウム水溶液(固形分7.5質量%)・・・0.6質量%
・ジオクチル・スルホ琥珀酸ナトリウム水溶液(固形分20質量%)・・・2質量%
・水・・・27.6質量部
実施例13において、うら面樹脂層を厚み21μm(20g/m2)、おもて面樹脂層を厚み16μm、(15g/m2)、塗工層を乾燥質量が14.6g/m2(塗工層厚み40μm)、中空粒子の塗工層中の質量を13.0g/m2、バインダーの塗工層中の質量を1.3g/m2とした以外は、実施例13と同様にして、比較例10の電子写真用受像シートを作製した。
塗工層を塗布した後の各電子写真用受像シートの外観(白地部分)を目視で観察し、表面の凹凸の程度を下記基準で評価した。なお、本発明では、△以上が許容レベルにある。
〔評価基準〕
○:表面の凹凸がほとんど目立たない
△:表面の凹凸がやや目立つ
×:表面の凹凸が目立つ
カラーレーザープリンター(DocuPrint C3250、富士ゼロックス株式会社製)を用いて、画像を形成し、画像全体を目視で観察し、下記基準により、評価した。
本発明では、△以上が許容レベルにある。
なお、カラーレーザープリンター(DocuPrint C3250、富士ゼロックス株式会社製)は、図2に示したような熱ローラ方式の定着装置を備えている。
〔評価基準〕
○:ローラ傷がほとんど目立たない
△:ローラ傷がやや目立つ
×:ローラ傷が目立つ
カラーレーザープリンター(DocuPrint C3250、富士ゼロックス株式会社製)を用いて、画像を形成し、20℃、50%RHに放置した後の、カールの発生状況を下記基準により、評価した。なお、本発明では、△以上が許容レベルにある。
〔評価基準〕
○:カールの発生がなく、優れている
△:カールの発生はあるものの、問題となるレベルではない
×:カールの発生があり、問題となるレベルである
カラーレーザープリンター(DocuPrint C3250、富士ゼロックス株式会社製)を用いて形成した画像部分(黒ベタ部分)に対し、セロテープ(登録商標)を貼り付け、剥離する試験を行い、セロテープ(登録商標)を貼り付け、剥離する試験を行い、セロテープ(登録商標)剥離前後でのトナー画像の剥離状態を目視で観察し、トナー定着性を下記の評価基準にしたがって評価した。なお、本発明では、△以上が許容レベルにある。
〔評価基準〕
◎:トナー画像の剥離がほとんど発生しない
○:トナー画像の剥離がわずか発生する
△:トナー画像の剥離が1/4未満発生する
×:トナー画像の剥離が1/4以上発生する
カラーレーザープリンター(DocuPrint C3250、富士ゼロックス株式会社製)を用いて、白地から最大濃度(黒)まで段階的に濃度を変化させ、白地、灰色、黒色の長方形画像を形成した。そして、作成した各画像をJIS Z8741従って、デジタル変角光沢度計(スガ試験機株式会社製、UGV-5D)により、75度光沢度を測定し、光沢度を求め、下記基準にしたがって評価した。なお、本発明では、△以上が許容レベルにある。
〔評価基準〕
◎:全ての濃度で光沢度80%以上
○:80%未満の光沢度となる濃度領域がある
△:65%未満の光沢度となる濃度領域がある
×:50%未満の光沢度となる濃度領域がある
表3に示すように、実施例7の中空粒子HP−1055(R&H株式会社製、固形分26.5質量%、中空率=55%、体積平均粒径1.0μm)を5.4g/m2塗布する替わりに、HP-91(R&H株式会社製、固形分27.5質量%、中空率=50%、体積平均粒径1.0μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、実施例14の電子写真用受像シートを作製した。
得られた実施例14の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
表3に示すように、実施例7において、中空粒子HP−1055を5.4g/m2塗布する替わりに、HP−433J(R&H株式会社製、固形分37.5質量%、中空率=33%、体積平均粒径0.4μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、参考例15の電子写真用受像シートを作製した。
得られた参考例15の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
表3に示すように、実施例7において、中空粒子HP−1055を5.4g/m2塗布する替わりに、AF-1353(R&H株式会社製、固形分26.5質量%、中空率=53%、体積平均粒径1.3μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、実施例16の電子写真用受像シートを作製した。
得られた実施例16の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
表3に示すように、実施例7において、中空粒子HP−1055を5.4g/m2塗布する替わりに、OP−84J(R&H株式会社製、固形分42.5質量%、中空率=25%、体積平均粒径0.55μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、参考例17の電子写真用受像シートを作製した。
得られた参考例17の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
表3に示すように、実施例7において、中空粒子HP−1055を5.4g/m2塗布する替わりに、ローペークST(R&H株式会社製、固形分30.0質量%、中空率=44%、体積平均粒径0.38μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、参考例18の電子写真用受像シートを作製した。
得られた参考例18の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
表3に示すように、実施例7において、中空粒子HP−1055を5.4g/m2塗布する替わりに、MH−5055(日本ゼオン株式会社製、固形分30質量%、中空率55%、体積平均粒径0.50μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、参考例19の電子写真用受像シートを作製した。
得られた参考例19の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
表3に示すように、実施例7において、中空粒子HP−1055を5.4g/m2塗布する替わりに、SHP−100(Samji Chemical社製、固形分26.5質量%、中空率57%、体積平均粒径1.0μm)を5.4g/m2塗布した以外は、実施例7と同様にして、実施例20の電子写真用受像シートを作製した。
得られた実施例20の電子写真用受像シートについて、実施例7と同様に評価を行った。結果を表4に示す。
21 感光体
23 露光手段
24 現像手段
25 一次転写手段
27 定着手段
30 クリーニング手段
51、52、53、54 画像形成要素
55 中間転写ベルト
115 熱ローラ式定着装置
120 加熱ローラ
121 中空金属シリンダー
122 オフセット防止層
123 加熱ランプ
130 加圧ローラ
131 金属シリンダー
132 オフセット防止層
133 加熱ランプ
Claims (2)
- 原紙の両面に樹脂層を有する支持体と、該支持体上に少なくとも1層の塗工層とを有する電子写真用受像シートであって、
前記樹脂層が低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)との混合物を含み、両者の質量比(LDPE/HDPE)が50/50であり、
少なくとも画像形成側の面におけるおもて面樹脂層の厚みが7μm以上12μm以下であり、
前記おもて面樹脂層の厚みと、その反対側の面におけるうら面樹脂層の厚みとの差が0であり、
前記塗工層が少なくとも中空粒子を含有し、該中空粒子の前記塗工層中における質量が5.0g/m2以上であり、該中空粒子の体積平均粒径が0.6μm以上であることを特徴とする電子写真用受像シート。 - 請求項1に記載の電子写真用受像シートにトナー画像を形成するトナー画像形成工程と、
該トナー画像形成工程により形成されたトナー画像を加熱加圧部材により定着する定着工程と、を含むことを特徴とする画像形成方法。
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