JP2001255485A - 光偏向器 - Google Patents

光偏向器

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JP2001255485A
JP2001255485A JP2000067244A JP2000067244A JP2001255485A JP 2001255485 A JP2001255485 A JP 2001255485A JP 2000067244 A JP2000067244 A JP 2000067244A JP 2000067244 A JP2000067244 A JP 2000067244A JP 2001255485 A JP2001255485 A JP 2001255485A
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coil
drive coil
fixed
optical deflector
magnetic flux
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JP2000067244A
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Junichi Morooka
淳一 諸岡
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動コイルが固設されるコイル基板及びロー
タの振動を低減させた光偏向器を得る。 【解決手段】 光偏向器のヨーク33は、コイル基板2
6上に固着された駆動コイル28との対応位置に孔36
が穿設されている。これにより、駆動コイル28の中空
部28Cへ向かう駆動マグネット20の磁束がコイル側
へ曲げられ、駆動コイル28の中空部28Cに発生する
磁界と駆動マグネット20の磁界とが作用して生じる磁
気反発力が低減されて振動が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタル複
写機やファクシミリ等の画像読み取り系あるいはレーザ
ビームプリンタ等の画像書き込み系において、レーザ光
源から照射された光ビームで原稿画像あるいは感光体を
走査するための光偏向器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光偏向器の構成を、図10を参照
して説明する。図に示すように、光偏向器200は、上
部に位置するロータ(回転体)40と、ロータ40を支
持しているステータ50とで構成される。
【0003】ステータ50側のべ一ス部材18には固定
軸10が立設されている。固定軸10には、ロータ40
側のフランジ16と、フランジ16の上部に配設されて
光ビームを所定の方向に偏向する回転多面鏡100(ポ
リゴンミラー)とを固着したスリーブ14が外嵌されて
いる。
【0004】また固定軸10には動圧発生用の溝10A
が設けられており、これによって、固定軸10とスリー
ブ14との間に形成される間隙12には、ロータ40の
回転により動圧が発生して動圧軸受が形成され、ロータ
40はラジアル方向に軸支される。スラスト方向につい
ては、スリーブ14下部に設けられた磁気軸受22、2
4により浮上させて支持している。
【0005】ロータ40を構成するフランジ16の下部
には、リング状に中心角45°づつに8等分した各区分
に、相隣接する区分が異極となるようN極とS極とが交
互に着磁された駆動マグネット20が接着されている。
【0006】また、ステータ50側のべ一ス部材18に
はコイル基板26が固設されており、このコイル基板2
6上には、三相(U相、V相、W相)6極の駆動コイル
28(コアレスコイル)が駆動マグネット20に対向し
て周方向に所定間隔で配置され、さらにこの駆動コイル
28を励磁制御する図示してない制御回路が設けられて
いる。
【0007】コイル基板26上部には、所定の駆動コイ
ル28内に、駆動マグネット20の磁極の変化から駆動
マグネット20の位置を検出する駆動マグネット位置検
出素子(例えば、ホール素子)34が固着されている。
またコイル基板26とべ一ス部材18との間には、磁路
を形成するためのヨーク32が配設されている。
【0008】これにより、光偏向器200は、各駆動コ
イル28を制御回路により励磁、切り替え制御し、駆動
コイル28とロータ40側の駆動マグネット20との間
に働く磁力によってロータ40を回転駆動するよう構成
される。
【0009】また図11に示すように、上記した光偏向
器200のコイル基板を強磁性体の鉄系基板で構成し、
その鉄系のコイル基板27上に駆動コイル28や電子部
品を実装してバック・ヨークと兼用させた光偏向器21
0もある。
【0010】図12は、光偏向器200におけるステー
タ50側の駆動コイル28とロータ40側の駆動マグネ
ット20との間に働く力の関係を模式的に示した図で、
駆動コイル28付近を拡大して示している。
【0011】図のタイミングのとき、駆動コイル28の
断面28A部分には紙面裏から表に向かう方向に電流が
流れており、断面28B部分には紙面表から裏に向う方
向に電流が流れている。このとき、駆動コイル28には
矢印X方向に磁界が発生しており、図上、駆動コイル2
8の上側(マグネット側)がN極で下側がS極である。
【0012】またこの矢印X方向の磁界は、駆動コイル
28の全周(各辺)で発生した磁界の合成となるため、
コイル中心部が最も強くなる。
【0013】一方、駆動マグネット20のN極における
磁界の向きは矢印P方向であり、S極における磁界の向
きは矢印Q方向である。したがって、フレミングの左手
の法則により、駆動コイル28の断面28A部分には、
図上、右方向に磁力F4が、また駆動コイル28の断面
28B部分には、磁力F4と同方向に磁力F5が作用す
る。
【0014】ここで、駆動コイル28はステータ50側
に固定されているため、駆動マグネット20のN極、S
極には、磁力F4、F5による反作用で、図上、左方向
への回転力F4’、F5’が作用する。この結果、駆動
マグネット20が固設されたロータ40は矢印Y方向へ
回転する。
【0015】なお、前述の光偏向器210においても、
駆動コイル28と駆動マグネット20との間で作用する
力関係は同様であり、ロータ40の回転方向は同じであ
る。
【0016】ところで、光偏向器200を駆動させる際
にロータ40には、回転方向に加わる力以外に回転軸方
向(上下方向)にも力が加わる。これは駆動コイル28
に流れる電流の方向によって駆動コイル28上面にN極
又はS極が形成されるが、これがロータ40側に固定さ
れている駆動マグネット20の磁極に作用し、反発と吸
引によりロータ40に上下方向の力が発生する。この上
下方向の力により、ロータ40、及び、その作用反作用
でステータ50側に固設されたコイル基板26が振動を
起こす。この振動はロータ40の定常回転中はもちろ
ん、特に起動時に著しく発生し、ロータ40がステータ
50側に衝突することもある。
【0017】また定常回転中の振動は、コイル基板26
のビビリ(振動)による騒音(電磁騒音)や、レーザー
プリンタに用いる場合に画質に悪影響を与える。
【0018】上記の振動を押さえる従来例として、特開
平9−201023号公報に示されるように、コイル基
板(駆動コイル)をベース部材に接着する、あるいは、
コイル基板上にてコイル間樹脂等を充填するなどが行わ
れている。これら方法は例として一般的である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平9−201023号公報において、コイル基板
(駆動コイル)をベース部材に接着する方法は、コイル
基板のビビリに対しては非常に効果的であるが、コイル
基板を完全に固定してしまうため、ロータの振動は増加
してしまう。また、コイル間樹脂等の充填によりコイル
部分を密封するため放熱性が悪くなり、電子部品の寿命
に対しても悪影響を及ぼす問題がある。
【0020】本発明は上記事実を考慮して、駆動コイル
が固設されるコイル基板及びロータの振動を低減させた
光偏向器を提供することを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ロータ側に固設され、かつ複数の異なる極性の磁極
が略同一平面上で周方向に交互に配列された駆動マグネ
ットと、回転トルクを発生させるように前記駆動マグネ
ットに対向してステータ側に固設されたコアレス駆動コ
イルと、を備え、かつステータ側に設けられた固定軸に
動圧軸受を介して外嵌されたスリーブに光ビームを所定
の方向に偏向する回転多面鏡が固設されてなり、前記コ
アレス駆動コイルを励磁制御することにより前記回転多
面鏡を回転駆動する光偏向器において、前記コアレス駆
動コイルの中空部へ向かう前記駆動マグネットの磁束を
コイル側へ曲げる磁束湾曲手段を有することを特徴とし
ている。
【0022】請求項1に記載の発明では、回転トルクを
発生させるために励磁制御されたコアレス駆動コイルに
は磁界が発生する。この磁界は、コアレス駆動コイルの
中空部が強く、特にコイル中心部が最も強くなってい
る。また駆動マグネットの磁界においては、コアレス駆
動コイルの中空部へ向かう磁束が磁束湾曲手段によって
コイル側へ曲げられる。
【0023】このため、駆動コイルの中空部での磁界と
駆動マグネットの磁界とが作用して生じる磁気反発力及
び磁気吸引力が低減され、駆動コイルが固設されるコイ
ル基板やロータの振動を抑制できる。
【0024】また請求項1に記載の発明における磁束湾
曲手段は、請求項2のように、コアレス駆動コイルが固
着された基板の駆動コイル固着面とは反対面側に配置さ
れて中空部との対応箇所に孔が穿設されたヨークで構成
してもよく、請求項3のように、コアレス駆動コイルが
固着された基板の駆動コイル固着面とは反対面側に配置
されて中空部との対応箇所に凹部が形成されたヨークと
してもよい。
【0025】さらに請求項1に記載の発明における磁束
湾曲手段は、請求項4のように、コアレス駆動コイルが
固着されて中空部との対応箇所に孔が穿設された鉄系の
基板で構成してもよく、請求項5のように、コアレス駆
動コイルが固着されて中空部との対応箇所に凹部が形成
された鉄系の基板としてもよい。
【0026】また請求項2〜請求項5の何れか1項に記
載の発明における孔又は凹部の開口形状は、コアレス駆
動コイルの中空部の断面形状と略同形状としてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0028】[第1の実施形態]図1には、第1の実施
形態に係る光偏向器の断面図が示されている。この第1
の実施形態に係る光偏向器は、前述した従来の光偏向器
(図10参照)とほぼ同じ構成であるため、同一構成部
品については同一符合を付してその説明を省略する。従
来と構成上異なる点は、ヨークの形状である。
【0029】図1に示すように、コイル基板26とべ一
ス部材18との間に配設されているヨーク33(磁性
体)には、各駆動コイル28に対応し、コイル設置位置
と同じ位置に孔36が各々穿設されている。
【0030】この孔36と、コイル基板26上の駆動コ
イル28との位置関係を示した斜視図を図2に示す。図
示のように、コイル基板26の上面には6個の駆動コイ
ル28が周方向に所定間隔で配置され固着されており、
コイル基板26の下面側に配設されるヨーク33にも、
6個の孔36が穿設されている。それぞれの孔36は、
各駆動コイル28の中空部28Cと位置が合わせられ、
且つ、中空部28Cの横断面形状に合わせた略台形状と
されて開口面積がほぼ同じにされている。
【0031】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
3は、本実施形態の光偏向器における駆動マグネット2
0の磁束と駆動コイル28で発生した磁界の磁束との関
係を模式的に示した図で、駆動コイル28付近を拡大し
て示している。
【0032】図示の状態は、図中矢印Y方向に回転する
ロータにおいて、駆動マグネット20のN極が駆動コイ
ル28のほぼ真上に位置したタイミングであり、このと
きは、コイル電流が流され励磁された駆動コイル28上
面にN極の磁界(図中矢印X方向)が発生している。ま
た駆動マグネット20とヨーク33との間には磁路(磁
気回路)が形成される。
【0033】これにより、ロータには前述の図12で説
明した動作原理によって回転トルクが発生し、同時に、
駆動マグネット20と、磁極が合わせられた駆動コイル
28上面との反発作用で、ロータには押し上げ力が加わ
る。
【0034】ここで、駆動コイル28の中空部28C下
方には磁性体が存在していないため、駆動マグネット2
0側の磁束は図中矢印Rで示されるようにN極の下面か
ら孔36の外側へ、すなわちコイル側(断面28A、2
8B部分)へ向かうように曲げられる。
【0035】これにより、駆動マグネット20の磁界と
駆動コイル28で発生した磁界の上下方向成分が作用し
て生じる反発力が大幅に弱められる。
【0036】またコイル電流が所定のタイミングで切り
替えられて、駆動コイル28上面の磁界がS極に変化し
た場合も同様であり、駆動マグネット20の磁束がコイ
ル側へ曲げられていることで上下方向の吸引力は弱めら
れる。
【0037】なお駆動マグネット20の磁束は、回転ト
ルクの発生に寄与する駆動コイル28の断面28A、2
8B部分は通過しているため、ロータ40の駆動に対す
る影響はない。
【0038】また説明は省略するが、駆動マグネット2
0のS極が駆動コイル28の上方に位置したタイミング
において、駆動コイル28にS極あるいはN極の磁界が
形成される場合も同様であり、ロータやコイル基板に働
く反発及び吸引力が低減される。
【0039】以上説明したように、本実施の形態に係る
光偏向器では、駆動マグネット20の磁界において、駆
動コイル28の中空部28Cへ向かう磁束をコイル側へ
曲げているため、駆動コイル28の中空部28Cでの磁
界と駆動マグネット20の磁界とが作用して生じる磁気
反発力及び磁気吸引力が低減され、コイル基板26及び
ロータ40の電磁振動が抑制される。
【0040】また本実施の形態では、ヨーク33に穿設
した孔36の開口形状を、駆動コイル28の中空部28
Cの横断面形状と略同形状としていることで、駆動コイ
ル28が発生する磁界の最も強いコイル中心付近での磁
気反発力及び磁気吸引力を大幅に低減することができて
おり、電磁振動を最も効果的に抑制できている。
【0041】また図4及び図5は、前述した鉄系のコイ
ル基板を備えた光偏向器(図11参照)に本実施形態を
適用したものである。
【0042】ここでも、図4に示すように、各駆動コイ
ル28に対応させて、鉄系のコイル基板29のコイル設
置位置と同じ位置に、中空部28Cの横断面形状と略同
形状の開口とされた孔37をそれぞれ穿設することで、
図5に示すように、駆動コイル28の中空部28Cへ向
かう磁束をコイル側へ曲げる(図中矢印R)ことができ
る。
【0043】したがって、中空部28Cでの磁界と駆動
マグネット20の磁界とが作用して生じる磁気反発力及
び磁気吸引力が低減され、電磁振動が抑制される。また
ここでも、コイル基板29の孔37を中空部28Cと略
同形状にしていることで、電磁振動を効果的に抑制でき
る。
【0044】[第2の実施形態]図6には、第2の実施
形態に係る光偏向器の断面図が示されている。この第2
の実施形態に係る光偏向器も、従来の光偏向器とほぼ同
じ構成であるため、同一構成部品については同一符合を
付してその説明を省略する。第2の実施形態の特徴は、
上記した第1の実施形態におけるヨークの孔を凹部に代
えた点である。
【0045】図6に示すように、本実施の形態のヨーク
35は、各駆動コイル28の設置位置に対応する部位
に、凹部38がそれぞれ形成されている。この凹部38
は、型による絞り加工などで容易に形成可能であり、こ
こでも、駆動コイル28の中空部28Cと位置及び形状
が合わせられている。
【0046】またべ一ス部材18側は、この凹部38の
対応箇所が凹まされて凹部38の凸出側が嵌入可能とさ
れている。
【0047】したがって本実施の形態でも、図7に示す
ように、駆動コイル28の中空部28Cへ向かう磁束が
コイル側へ曲げられ(図中矢印R)、中空部28Cでの
磁界と駆動マグネット20の磁界とが作用して生じる磁
気反発力及び磁気吸引力が低減し、電磁振動が抑制され
る。またここでも、凹部38の開口形状が中空部28C
の横断面形状と略同形状であることにより、電磁振動の
抑制効果が向上する。
【0048】また本実施の形態も、鉄系のコイル基板を
備えた光偏向器に適用可能であり、図8に示すように、
コイル基板31における各駆動コイル28の設置位置に
凹部39をそれぞれ形成することで、図9に示すよう
に、駆動コイル28の中空部28Cへ向かう磁束をコイ
ル側へ曲げられる(図中矢印R)。
【0049】よって、駆動コイル28の中空部28Cで
の磁界と駆動マグネット20の磁界とによる反発及び吸
引力が低減し、電磁振動が抑えられる。
【0050】なお、第1の実施形態における孔36、3
7、及び、第2の実施形態における凹部38、39の開
口形状は、駆動コイル28の中空部28Cと略同形状と
して説明しているが、駆動マグネット20の磁束をコイ
ル側へ湾曲可能であればいかなる形状であっても構わな
い。
【0051】
【発明の効果】本発明の光偏向器は上記構成としたの
で、駆動コイルが固設されるコイル基板及びロータの振
動を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る光偏向器の構
造を示す断面図である。
【図2】 図1の光偏向器における駆動コイルとヨーク
の孔との位置関係を示した斜視図である。
【図3】 図1の光偏向器における駆動マグネットの磁
束と駆動コイルで発生した磁界の磁束との関係を模式的
に示した図で、駆動コイル付近を拡大した説明図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施形態を鉄系コイル基板を
備えた構成に適用した際の光偏向器の構造を示す断面図
である。
【図5】 図4の光偏向器における駆動マグネットの磁
束と駆動コイルで発生した磁界の磁束との関係を模式的
に示した図で、駆動コイル付近を拡大した説明図であ
る。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係る光偏向器の構
造を示す断面図である。
【図7】 図6の光偏向器における駆動マグネットの磁
束と駆動コイルで発生した磁界の磁束との関係を模式的
に示した図で、駆動コイル付近を拡大した説明図であ
る。
【図8】 本発明の第2の実施形態を鉄系コイル基板を
備えた構成に適用した際の光偏向器の構造を示す断面図
である。
【図9】 図8の光偏向器における駆動マグネットの磁
束と駆動コイルで発生した磁界の磁束との関係を模式的
に示した図で、駆動コイル付近を拡大した説明図であ
る。
【図10】 従来の光偏向器の構造を示す断面図であ
る。
【図11】 従来の他の光偏向器の構造を示す断面図で
ある。
【図12】 図10に示す光偏向器における駆動コイル
とロータとの間に作用する力の関係を模式的に示す説明
図である。
【符号の説明】
10 固定軸 14 スリーブ 20 駆動マグネット 26 コイル基板(基板) 29、31 コイル基板(磁束湾曲手段/鉄系の基
板) 28 駆動コイル(コアレス駆動コイル) 28C 中空部 33、35 ヨーク(磁束湾曲手段) 36、37 孔 38、39 凹部 40 ロータ 50 ステータ 100 回転多面鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 29/00 B41J 3/00 D 5H607 H04N 1/113 H04N 1/04 104A 5H621 Fターム(参考) 2C362 BA08 DA17 DA23 2H045 AA07 AA14 AA15 AA49 AA52 5C072 AA03 BA13 CA06 HA02 HA12 HB15 XA01 XA05 5H002 AA04 AB04 AE08 5H019 AA06 CC02 EE07 EE08 EE13 FF01 FF03 GG00 5H607 AA04 BB01 BB09 BB13 CC01 CC05 FF12 GG12 GG14 KK03 5H621 AA02 BB07 GA02 GB03 HH01 JK19 PP10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ側に固設され、かつ複数の異なる
    極性の磁極が略同一平面上で周方向に交互に配列された
    駆動マグネットと、回転トルクを発生させるように前記
    駆動マグネットに対向してステータ側に固設されたコア
    レス駆動コイルと、を備え、かつステータ側に設けられ
    た固定軸に動圧軸受を介して外嵌されたスリーブに光ビ
    ームを所定の方向に偏向する回転多面鏡が固設されてな
    り、前記コアレス駆動コイルを励磁制御することにより
    前記回転多面鏡を回転駆動する光偏向器において、 前記コアレス駆動コイルの中空部へ向かう前記駆動マグ
    ネットの磁束をコイル側へ曲げる磁束湾曲手段を有する
    ことを特徴とする光偏向器。
  2. 【請求項2】 前記磁束湾曲手段は、前記コアレス駆動
    コイルが固着された基板の駆動コイル固着面とは反対面
    側に配置され、前記中空部との対応箇所に孔が穿設され
    たヨークで構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の光偏向器。
  3. 【請求項3】 前記磁束湾曲手段は、前記コアレス駆動
    コイルが固着された基板の駆動コイル固着面とは反対面
    側に配置され、前記中空部との対応箇所に凹部が形成さ
    れたヨークで構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の光偏向器。
  4. 【請求項4】 前記磁束湾曲手段は、前記コアレス駆動
    コイルが固着され、前記中空部との対応箇所に孔が穿設
    された鉄系の基板で構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の光偏向器。
  5. 【請求項5】 前記磁束湾曲手段は、前記コアレス駆動
    コイルが固着され、前記中空部との対応箇所に凹部が形
    成された鉄系の基板で構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の光偏向器。
  6. 【請求項6】 前記孔又は前記凹部の開口形状は、前記
    中空部の断面形状と略同形状とされていることを特徴と
    する請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の光偏向
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054476A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Seiko Epson Corp コアレスブラシレスモータ
JP2011205893A (ja) * 2011-07-11 2011-10-13 Seiko Epson Corp コアレスブラシレスモータ

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JP2008054476A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Seiko Epson Corp コアレスブラシレスモータ
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