JP2001255090A - 熱交換器の製造方法および熱交換器 - Google Patents

熱交換器の製造方法および熱交換器

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徹 山口
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    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラックス塗布工程を減少し作業性、作業環
境を向上でき、しかもチューブの内面とインナーフィン
とを確実にろう付けできる熱交換器の製造方法。 【解決手段】 チューブ成形プレートの端部を互いに接
合して形成されるチューブの内面にインナーフィンが接
合される熱交換器を製造するに際して、前記チューブの
端部に、チューブ内に開口しフラックスを溜めるフラッ
クス溜りを形成しフラックスを塗布した後、前記チュー
ブの内面とインナーフィンとをろう付けすることを特徴
とする熱交換器の製造方法および熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ成形プレ
ートの端部を互いに接合して形成されるチューブの内面
にインナーフィンをろう付けする熱交換器の製造方法お
よび熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内面にインナーフィンがろう
付けされる熱交換器のチューブとしては、図7に示すよ
うなものがよく知られている。図7において、70はチ
ューブを示している。チューブ70は一枚のチューブ成
形プレートの両端部の接合部71、72を互いに接合し
たものからなっている。また、チューブ70の内面73
にはインナーフィン74が接合されている。
【0003】上記のようなチューブ70は、以下のよう
にして各部がろう付けされるようになっている。はじめ
に一枚のチューブ成形プレートの両端部に接合部71、
72を形成し、略V字形状に折り返した後、チューブの
内面73となる面にインナーフィン74を載置した状態
でチューブ成形プレートを折り返して、接合部71、7
2の接合面75、76を接触させるとともに、内面73
とインナーフィン74を接触させる。そして、このよう
に形成されたチューブ70を組み込んで熱交換器(図示
略)を仮組みした後、該熱交換器を炉中において一括し
てろう付けすることにより、接合面75、76および内
面73とインナーフィン74がろう付けされるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにチューブ70の各部をろう付けするには、接合面
75、76および内面73、インナーフィン74に予め
フラックスを塗布しておく必要がある。なお、1つの熱
交換器には多数のチューブ70が必要であるため、フラ
ックス塗布作業は極めて煩雑で困難なものとなる。ま
た、仮組みした熱交換器を炉中においてろう付けする際
には、ろう付け性向上のため該仮組みした後の熱交換器
にフラックスを塗布する必要もある。このため、熱交換
器の製造に際しては少なくとも2回以上のフラックス塗
布工程が存在する。フラックス塗布工程は、換気等に十
分配慮しても作業者にとって酷な作業である。
【0005】また、チューブ成形プレートを折り返す等
してチューブ70を形成する場合においては、多かれ少
なかれインナーフィン74は変形する。このため、イン
ナーフィン74と内面73との接触が不十分な部位が生
じる場合もある。また、フラックスの融点(約545
℃)はろう付け可能な温度範囲(577℃〜610℃)
に対し低温である。したがって、予め内面73等にフラ
ックスを塗布しておいた場合には、上記接触が不十分な
部位のフラックスが先に溶融、流出し、該部位に隙間が
生じろう付け不良が発生するおそれもある。
【0006】本発明の課題は、チューブの内面とインナ
ーフィンとを確実にろう付けでき、しかも作業性、作業
環境を向上し、コストダウンを達成可能な熱交換器の製
造方法および高品質の熱交換器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の熱交換器の製造方法は、チューブ成形プレ
ートの端部を互いに接合して形成されるチューブの内面
にインナーフィンが接合される熱交換器を製造するに際
して、前記チューブの端部に、チューブ内に開口しフラ
ックスを溜めるフラックス溜りを形成しフラックスを塗
布した後、前記チューブの内面とインナーフィンとをろ
う付けすることを特徴とする方法からなる。
【0008】前記チューブは、一枚のチューブ成形プレ
ートの端部を互いに接合して形成することができる。ま
た、前記チューブは、二枚のチューブ成形プレートの端
部を互いに接合して形成することも可能である。この場
合、フラックス溜りはいずれか一方の端部に形成してお
けばよい。
【0009】上記フラックス溜りは、たとえばチューブ
成形プレートの端部を折り曲げた折曲部から形成するこ
とができる。上記のような折曲部は、たとえばチューブ
成形プレートの端部を予め該チューブ成形プレートのチ
ューブ内面を形成する面とは反対側に折り曲げて形成す
ることができる。
【0010】また、上記フラックス溜りは、チューブ成
形プレートの端部全体に設けることが好ましいが、チュ
ーブ成形プレートの端部に複数形成するだけでも本発明
の目的を十分達成することができる。
【0011】上記のような熱交換器の製造方法において
は、チューブの端部にはフラックス溜りが設けられてお
り、また、ろう付け時においてはフラックス溜りが上側
にくるようにしてろう付けが行われる場合、ろう付け時
に炉中において加熱された際には、フラックス溜りのフ
ラックスがまず溶融し重力によりチューブの内面に流入
する。さらに、溶融したフラックスはチューブ内面を濡
らし該内面全体に広がる。したがって、チューブの内面
全体にむらなくフラックスを行き渡らせることができる
ので、内面とインナーフィンとのろう付け性を向上する
ことができる。なお、フラックスの融点は約545℃付
近であり、ろう付けは約577℃〜610℃の温度範囲
で行われるため、ろう付けは必ずフラックスが溶融し流
出した後に行われることになる。またフラックス溜りが
下側にくる場合も、溶融したフラックスがチューブとイ
ンナーフィンの隙間を伝わる毛細管現象により同じ効果
が得られる。なお、フラックスの粉体はチューブの加工
油に付着するため、落ちることはない。
【0012】また、ろう付け時においては、フラックス
溜りからろう材も流出し、該フラックス溜りとチューブ
内を連通する開口部へ集中することになる。このため、
ろう付け後においては上記開口は溶融、流出したろう材
に完全に閉塞される。したがって、該部の気密性が確保
される。
【0013】さらに、フラックス溜りへのフラックスの
塗布は、従来行われている仮組みした熱交換器にフラッ
クスを塗布する工程で同時に行うことができるので、チ
ューブ成形プレートの内面やインナーフィンに予めフラ
ックスを塗布する工程を省略することができる。したが
って、作業性等を向上しコストダウンに寄与することが
できる。なお、上記フラックスの塗布は、粉体フラック
スを塗布する方法、あるいはフラックスをアルコールや
加工油等の溶媒に溶かし液状にして塗布する方法のいず
れを採用することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱交換器の製造方
法の望ましい実施の形態について、図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1実施態様に係る熱交換器の
製造方法により製造される熱交換器の外観を示してい
る。図において、1は熱交換器を示している。熱交換器
1は、一対のヘッダパイプ2、3を有しており、ヘッダ
パイプ2、3はチューブ4を介して互いに連通されてい
る。また、チューブ4の間にはアウターフィン5が設け
られている。
【0015】ヘッダパイプ2には、熱交換媒体(たとえ
ば冷媒)を熱交換器内に導入するための導入パイプ6が
接続されている。一方、ヘッダパイプ3には、熱交換媒
体、熱交換器外へと導出するするための導出パイプ7が
接続されている。また、ヘッダパイプ2、3には、熱交
換器1をたとえば車両(自動車等)へ固定するためのブ
ラケット8が設けられている。なお、ヘッダパイプ2、
3内には、仕切板(図示略)が設けられている。
【0016】チューブ4は、図2、図3に示すように一
枚のチューブ成形プレート9の端部10、11を互いに
接合(ろう付け)したものからなっており、チューブ4
の内面16にはインナーフィン13がろう付けされてい
る。内面16およびインナーフィン13にはろう材が塗
布されている。
【0017】本実施態様においては、チューブ4は、以
下のような方法で製造されている。まずはじめに、成形
プレート9の端部10、11に折曲部14、15を形成
する(図2)。該折曲部14、15は、成形プレート9
の面16すなわちチューブ4の内面16とは反対側に折
り曲げられている。なお、折曲部14、15の折曲角α
は本実施態様においては、図4に示すようにチューブ4
の中心線Aに対して約8°程度になるように設定されて
いる。
【0018】次に、面16上にインナーフィン13を載
置し、成形プレート9を折り返すと、インナーフィン1
3と内面16が接触し、両折曲部14、15によりフラ
ックス溜り17が形成される。該フラックス溜り17
は、チューブ4内と開口部18を介して連通されてい
る。なお、開口部18のチューブ4の厚み方向の寸法l
は本実施態様においては、0.03≦l≦0.2程度に
設定されている。
【0019】なお、折曲角α、寸法lは、本実施態様の
設定値、設定範囲に限定されるものではなく、チューブ
4のサイズやフラックスの塗布量等に応じて任意に設定
できる。
【0020】次に、上記のように形成されたチューブ4
を組み込んで熱交換器を仮組み(アセンブリ状態)す
る。そして、仮組みされた熱交換器にフラックスを塗布
する。該フラックス塗布は、とくにチューブ4の外面と
アウターフィン5とのろう付け性を向上するためのもの
であり、従来から行われている。上記フラックス塗布が
行われると、チューブ4の端部のフラックス溜り17が
フラックスで満たされることになる。
【0021】そして、フラックスが塗布された仮組み状
態の熱交換器を炉内にセットしてろう付けが開始され
る。
【0022】ろう付けが開始され、炉内温度が上昇しフ
ラックスの融点付近(約545℃)まで到達すると、ま
ずフラックス溜り17に満たされたフラックスが徐々に
溶融し開口部18を介してチューブ4内へ流入する。つ
まり、フラックス溜り17が上側にくるように熱交換器
1を炉中にセットした場合は重力により、またフラック
ス溜り17が下側にくるように熱交換器1を炉中にセッ
トした場合は毛細管現象によりフラックスはチューブ4
内に流入する。この際、フラックスは図4に示すよう
に、チューブ4の内面16を伝わって流入するため、内
面16全体が均一にむらなく濡れることになる。そし
て、さらに温度が上昇しろう付け可能な温度範囲(約5
77℃〜610℃)に達し各部がろう付けされる。ま
た、ろう付け時においては、フラックス溜り17を形成
する折曲部14、15のろう材が溶融し開口部18へ集
中する。このため、ろう付け後においては開口部18は
上記溶融したろう材19で完全に閉塞されるので該部の
気密性が確保される。
【0023】また、フラックスの融点は、ろう付け可能
な温度範囲よりも低いので、ろう付け時においては、イ
ンナーフィン13と内面16の間には確実にフラックス
が流入していることになるので、インナーフィン13と
内面16とを確実にろう付けすることができる。さら
に、本発明においては、フラックス溜り17からフラッ
クスが供給されながらろう付けが行われることになるの
で、仮に成形プレート9の折り返し等に起因してインナ
ーフィン13が変形し内面16との接触状態が十分でな
い部位が存在しても該部から先にフラックスのみが流出
しろう付け不良を引き起こすおそれもない。
【0024】なお、折曲部14、15の形状は、たとえ
ば図5に示すような形状を採用することもできる。
【0025】図6は、本発明の第2実施態様に係る熱交
換器の製造方法により製造されるチューブ20を示して
いる。チューブ20は、二枚のチューブ成形プレート2
1、22からなっている。成形プレート21、22の両
端部には、折曲部23、24、25、26が形成されて
いる。そして、インナーフィン27を挟んで成形プレー
ト21、22を重ね合わせることによりチューブ20の
端部にフラックス溜り28、29が形成されるようにな
っている。
【0026】本実施態様においては、まずはじめにチュ
ーブ成形プレート21、22の端部に折曲部23、2
4、25、26を形成し、間にインナーフィン27を挟
んで成形プレート21、22を重ねる。次に、このよう
に形成されたチューブを組み込んで熱交換器を仮組みす
る。さらに、この仮組された熱交換器にフラックスを塗
布し、炉中において一括してろう付けする。なお、炉内
における熱交換器の姿勢は、いずれか一方のフラックス
溜りが上側になるようにする。本実施態様においても、
フラックス溜り28、29はフラックスに満たされてい
る。したがって、フラックス溜り28またはフラックス
溜り29から流出したフラックスはチューブの内面31
全体にむらなく行き渡るので、チューブ内面31とイン
ナーフィン27とのろう付け性を向上できる。
【0027】また、本実施態様においては、たとえばフ
ラックス溜り28を上側、フラックス溜り29を下側に
してろう付けすると、フラックス溜り28の開口部32
は折曲部23、25から溶融したろう材30により閉塞
される。一方、フラックス溜り29の開口部33は、チ
ューブ20内から溶融したろう材30により閉塞され
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱交換器の
製造方法によるときは、フラックス塗布工程を減少し作
業性、作業環境を向上しコストダウンを達成しつつ、チ
ューブの内面とインナーフィンとのろう付けを確実に行
うことができるので、高品質な熱交換器を低コストで製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る熱交換器の製造方
法により製造された熱交換器の斜視図である。
【図2】図1の熱交換器のチューブを形成するチューブ
成形プレートの断面図である。
【図3】図1の熱交換器のチューブの断面図である。
【図4】図1の熱交換器のチューブのフラックス溜りの
拡大断面図である。
【図5】図4とは別の態様のフラックス溜りの拡大断面
図である。
【図6】本発明の第2実施態様に係る熱交換器の製造方
法により製造された熱交換器のチューブの断面図であ
る。
【図7】従来の熱交換器のチューブの断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2、3 ヘッダパイプ 4、20 チューブ 5 アウターフィン 6 導入パイプ 7 導出パイプ 8 ブラケット 9、21、22 チューブ成形プレート 10、11 端部 13、27 インナーフィン 14、15、23、24、25、26 折曲部 16、31 内面 17、28、29 フラックス溜り 18、32、33 開口部 19、30 溶融したろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B23K 101:14 B23K 101:14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ成形プレートの端部を互いに接
    合して形成されるチューブの内面にインナーフィンが接
    合される熱交換器を製造するに際して、前記チューブの
    端部に、チューブ内に開口しフラックスを溜めるフラッ
    クス溜りを形成しフラックスを塗布した後、前記チュー
    ブの内面とインナーフィンとをろう付けすることを特徴
    とする熱交換器の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記チューブが、一つのチューブ成形プ
    レートの端部を互いに接合したものからなる、請求項1
    の熱交換器の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記フラックス溜りが、チューブ成形プ
    レートの端部を折り曲げた折曲部からなる、請求項1ま
    たは2の熱交換器の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記フラックス溜りが、チューブの端部
    に複数設けられている、請求項1ないし3のいずれかに
    記載の熱交換器の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の熱
    交換器の製造方法により製造された熱交換器。
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