JP2001254631A - 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法 - Google Patents
多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法Info
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Abstract
は無負荷状態でしかできず、さらには車室内からの高
温、高圧の逆流によりマニホールドが噴破する等の不具
合を解消できる水噴射マニホールドの操作を課題とす
る。 【解決手段】 多機能付加型水噴射マニホールドは、水
噴射マニホールド頂部に設置され、水排出時水噴射マニ
ホールド内を大気に連通させる空気連通装置、水噴射マ
ニホールド51と燃焼器との間の枝管に介装され、差圧
が所定圧以上で燃焼器に水を供給し、差圧が所定圧以下
で連通を遮断し燃焼器への水を止める加圧型逆止弁54
からなるものとした。
Description
ンの運転/停止過程において、ガスタービン燃焼ガスの
低NOx化を実現するために、ガスタービンの燃焼温度
を下げるべくガスタービン燃焼室へ供給するようにした
水が、水の供給を止めても水頭圧によりガスタービン内
に侵入するのを防止し、かつドレン弁にゴミがかみ込ん
だ際、高温車室内の高温高圧の空気が、水の供給が止め
られて内圧が低下した水噴射マニホールド内逆流しない
機能を有する多機能付加型水噴射マニホールド及びその
操作方法に関する。
油焚き専焼の燃焼器又は油焚き−ガス焚き混焼の燃焼器
において低NOx化を実現する為に、燃料に水を混入し
又は燃焼ゾーンに水噴射を行い、火炎の温度を低減する
ことが一般的に行なわれている。このうち、油焚き専焼
の火炎の温度を低減するものとしては、本出願人により
特願平11−159756号「油焚きDLN燃焼器の水
噴射制御装置」が提案されている。
器が、油焚予混合燃焼器(DryLow NOx Co
mbustor)の水噴射制御装置において、燃料中に
噴射する水量の制御を燃料流量に応じて正確に制御する
ために、パイロット系統、メインA,B系統が流量調整
弁を介して設けられ、油燃料が供給される系統のうちの
メインA,B系統には流量検出器、水噴射流量調整弁を
備えた水噴射系統が設けられ、水噴射流量制御回路によ
り弁が制御され、水噴射量を制御するようにしている。
このために、制御回路には燃料流量制御信号、水流量検
出器の検出信号、車室圧力、水噴射供給圧力(計画値)
が入力され、油燃料流量に比例した弁の開度が先行的に
算出され、検出器からのフィードバック信号によりこの
算出値を補正して、弁を制御するようにしているので油
燃料流量に応じて迅速な水噴射量が制御され、燃焼によ
り生じるNOx量を低減できるようにしている。
型ガスタービン燃焼器においても、NOx量を低減する
ために、ガスタービンの部分図であり軸心よりも上方を
断面図で示し、下方を側面図で示すようにした図3に示
すように、燃焼器1の近傍にガスタービン筒体を取り巻
いて、直径が5〜6m円環状の水噴射マニホールド2が
設けられ、周方向に10数個から20数個配置された各
燃焼器1の運転時の火炎に水を噴射して、燃焼温度が低
くなるようにしてNOxの発生量を少なくするようにし
ている。
である図4に示すように、後述する水穴16が小径のた
めにノズル差圧約40〜50kg/cm2 gと燃焼器1
の燃焼ガスを発生させる区画(以下車室という)の圧力
13〜20kg/cm2 gの合計圧力である53〜70
kg/cm2 gに達する高圧の水を供給する水供給管3
に、圧縮空気管4、ドレン管5および枝管6がそれぞれ
連結されており、上述したように水噴射マニホールド2
から燃焼器1内の火炎に水を噴射し、燃焼器1における
断熱火炎温度を低くして、燃焼ガスを低NOx化すると
ともに、停止時には内部の水を抜き出すようにしてい
る。このために、水供給管4には、水噴射ポンプ7、流
量調整弁8、および遮断弁9が介装されるとともに、ス
イープ空気供給弁10、逆止弁11を介装した圧縮空気
管4と途中で連結され、水噴射マニホールド2に火炎冷
却用の水を供給できるようにするとともに、水噴射穴目
塞まり防止(スイープ)用の圧縮空気を供給できるよう
にしている。
介装されて、水噴射マニホールド2の下端部に連結され
て、ガスタービンへの水噴射が不必要なときには、水噴
射マニホールド2から水抜きを行えるようにしている。
さらに、水噴射マニホールド2と燃焼器1との間には、
10数mmφの枝管6が設けられているだけで、この枝
管6には、特に弁等の車室内と水噴射マニホールド2と
を遮断するものは、特に設けるようにはしていない。
給弁10と逆止弁11が介装され、油焚き運転を停止し
た場合、後述する噴射ノズル17の構造から明らかなよ
うに、水穴16まで燃料油がたれ、高温環境下でカーボ
ナイズして、水穴16を閉鎖するのを防止するために、
油焚き運転停止後、スイープ供給弁10を開放すること
により水穴16までたれた燃料油を車室内に吹き飛ばす
ようにしている。
れており、通常、ガスタービンが着火した後、無負荷
(No Load)又はある低負荷から水噴射を開始
し、負荷の増加に応じて投入水量を増加し、ガスタービ
ンの断熱火炎温度を下げ、断熱火炎温度が高くなるにつ
れて増大する出口NOxをできるだけ均一となる様制御
している。一方、停止時においては、最大負荷(Ful
l Load)から負荷を降下すると同時に投入水量を
減じ、燃料“断”と同時にドレン弁12を開放すること
で車室残圧6〜10kg/cm2 gの圧力空気を利用し
て、瞬時に水噴射マニホールド4内に溜った水を抜く方
法を採用していた。
o LoadからFull Loadまで運転する場合
には、図5の横軸の右向きの矢印で示すように着火後の
NoLoadのaの状態から液体燃料入熱量の増加、換
言すれば、油焚き負荷の増加a→b→c→d→eにつれ
て投入水量を増加し、Full Load迄投入水量を
増やし、また、Full Loadから負荷を降下させ
るときには、左向きの矢印で示すように、e→d→c→
b→aと投入水量を減少させるようにしている。
の混焼運転するときには、i)一定負荷、例えば、b−
Loadまでガス焚き運転を行い、b−Loadに達し
た時点でガス焚きに加えて油焚きを行う混焼、すなわ
ち、図3で示すg→h→iに沿って混焼によりLoad
を増加させて、このLoadの増加につれて投入水量を
増加させ、Full Load迄投入水量を増やし、ま
たFull LoadからLoadを降下させるときに
は、i→h→gで示すように、燃料油入熱量をまず減少
させてFull Loadからb−LoadまでLoa
dを減少させ、次いでガス燃料入熱量を減少させること
により、b−LoadからNoLoadまでLoadを
減少させ、このLoadの減少と共に投入水量を減少さ
せる方法、又はii)ガス着火後昇速し、No Loa
dからFull Loadまで混焼によりLoadをg
→f→kと増加させて、このLoadの増加につれて投
入水量を増加させ、またLoadを降下させるときに
は、k→f→gとLoadの減少につれて投入水量を減
少させる方法等が採用されている。
dにおけるk点はガス燃料入熱量を70%、液体燃料入
熱量を30%の場合を示しているが、この入熱量の比は
自在に変えることが出来るが、特に経済性等を考慮し
て、ガス燃料入熱量と液体燃料入熱量の比がFull
Loadにおいて70/30〜30/70になるように
している。
ル17は、図6に示すように構成されている。すなわ
ち、噴射ノズル1の軸心部には、1次スワラー、2次ス
ワラーで旋回させられている空気と共に、燃料油を燃焼
室内に噴射する油穴14が設けられ、油穴14の外周側
には周方向に90°の角度を設けて水噴射を行う水穴1
6が設けられている。さらに、油穴14の外周には12
個のガス穴13が周方向に等ピッチに配置されて燃焼室
1内に開口するとともに、噴射ノズル17の最外周部に
は前面で燃焼する火炎に旋回力を付与するスワラー15
が設けられている。
NOx化するための水噴射を行う水噴射マニホールド
2、混焼ガスタービンにおいて従来から行われている水
噴射の方法および水噴射を行う噴射ノズルについて説明
したが、従来の水噴射マニホールド2においては、水噴
射ポンプ7で加圧された水は、流量調整弁8で流量コン
トロールされ、遮断弁9を介し水噴射マニホールド2に
入り、この水噴射マニホールド4から各燃焼器1へ枝管
6を介して、ガスタービンの負荷に対応した量の水を燃
焼室1に噴射して、高温で燃焼している火炎温度を下
げ、燃料ガス中のNOx量を低下させる。
もなることから、水噴射マニホールド2の上端と下端と
は5〜6mの水頭が生じるが、ノズル差圧が40〜50
kg/cm2 gであり運転中は充分に微粒化された水が
供給される。
マニホールド2に溜った水を抜くためのドレン弁12が
設置され、タービン停止と同時に遮断弁9を閉鎖し、ド
レン12を開にして、水噴射マニホールド2に溜った水
を解列と同時に車室残圧を利用して抜く様にしている。
燃ガスタービンに使用されている従来型水噴射マニホー
ルドでは、以下の技術的課題が顕著となって来ている。
すなわち、ドレン弁12から排出されるドレンは側溝等
に排出されることが多く、このためにドレン排出時にド
レン弁12にごみをかみ込むことがある。このように、
ドレン弁5にごみがかみ込んだ場合、ドレンラインから
大気に逃げるわずかな通路が形成される。
施し、水噴射マニホールド2の内圧が10〜12kg/
cm2 Gにもなる車室内圧より大きい場合は、ドレンラ
インからわずかな水が漏れるに過ぎず問題はないが、あ
る負荷で運転しているときに、何らかの要因で水噴射
“断”とした場合には、水噴射マニホールド2の内圧が
急激に下がるために、10〜12kg/cm2 Gの車室
内圧により高温・高圧の車室空気がドレン弁12を介し
逆流し、特に高温ガスの作用により水噴射マニホールド
2が噴破するに至ることがある。
ある一定の負荷(例えば1/4負荷)の場合、水噴射マ
ニホールド2を使用するようにしたものであれば水噴射
“断”の後、前述したように車室内温度・圧力が下がる
No Loadまで上記水抜き操作を待つ必要がある。
しかしこの様な水噴射“断”と水抜きとを同時に行なわ
れない場合は、このわずかな時間差の間に水噴射マニホ
ールド2の水頭による圧力では、微粒化しない水がガス
タービン下半部に流れ込む現象が確認されている。そし
て発停操作を繰り返すことで、燃焼器1およびガスター
ビン1段静翼は、加熱、急冷が繰り返し行われ、この強
烈な熱衝撃により、ガスタービンの高温部品が損傷を受
けることがある。
ンの断熱火炎温度を低くして、燃焼ガスの低NOx化を
図るべく燃焼器に水を噴射するために設けられている、
従来の水噴射マニホールドの不具合、すなわち、車室内
の高温、高圧の空気が逆流して水噴射マニホールドを噴
射することがあり、水噴射の投入/停止のタイミングを
一定の負荷時に行われる場合、水噴射“断”後、車室内
温度、圧力が下がるNo Loadまで水抜き操作を持
つ必要がある不具合、又は水噴射“断”と水抜きとを同
時に行わない場合、微粒化しない水がガスタービン下半
部に流れ込み、燃焼器およびガスタービン1段静翼を加
熱、急冷することにより、これらの高温部に強烈な熱衝
撃を付加して損傷に至らせしめる不具合を解消するた
め、ドレン弁にごみ等がかみ込まれるようなことがあっ
ても、車室内の高温、高圧空気が逆流することがなく、
水噴射マニホールドの噴破を防止することができ、水噴
射の投入/停止のタイミングが一定の負荷時に行われる
場合でも、No Loadの状態まで車室内の温度、圧
力が下がるのを待つことなく、水噴射“断”と同時に水
抜き作業ができ、さらには、水噴射“断”と水抜きを同
時に行わない場合でも、微粒化しない水がガスタービン
下半部に流れ込むのを防止でき、燃焼器およびガスター
ビン1段静翼に強烈な熱衝撃が付加されるのを回避で
き、これらの損傷を防止できるようにした多機能付加型
水噴射マニホールドの提供を課題とする。
加型水噴射マニホールドは次の手段とした。
射マニホールドの頂部に設置された空気抜き管に空気抜
け弁を介装し、水噴射マニホールド内から水を排出する
ときには、空気抜け弁を開放することにより水噴射マニ
ホールド内上部を大気に連通させ、水噴射マニホールド
内に空気を導入し、水噴射マニホールドから水を抜き出
すことができるようにした空気連通装置を設けた。
を燃焼器に供給するために、水噴射マニホールドと燃焼
器との間に連結された枝管の途中に介装され、水噴射マ
ニホールドと燃焼器との差圧が、所定圧以上では水噴射
マニホールドから燃焼器に自由に水を供給できるが、水
噴射マニホールドと燃焼器との間の差圧が所定圧、例え
ば、水噴射マニホールド内の水頭圧以下になったときに
は、水噴射マニホールドと燃焼器との連通を遮断して、
水噴射マニホールドから燃焼器へ微粒化しない水の流れ
を止めることのできる加圧型逆止弁を設けた。
タイミングがある一定負荷で行なわれる場合でも、火炎
温度の低減を行なっている車室内の温度、圧力状態が無
負荷の状態になるのを待つことなく、燃焼器への水の供
給を止め水噴射マニホールド内からの水抜き操作が出来
るようになる。
グがある一定負荷で行なわれ、投入/停止のタイミング
である一定負荷時に水抜き操作を行なう場合でも、水噴
射マニホールド内圧力を水噴射マニホールド内と大気と
を連通させることにより低下させ、又はドレン弁にごみ
のかみこみがあって低下して、水噴射マニホールドの圧
力よりも燃焼室の圧力が高くなっても、加圧型逆止弁に
依って阻止され、燃焼室から水噴射マニホールドへの高
温、高圧の状態の空気の逆流が生じるようなことがな
く、高温、高圧の状態の空気の逆流による水噴射マニホ
ールドの噴破を防止することができる。
ある一定負荷で行なわれる場合でも、車室内の温度、圧
力が無負荷の状態になるまで待つことなく、水噴射マニ
ホールドからの水抜き操作が直ちに行なえることから、
スイープ操作が水噴射の停止後時間を要することなく行
なえることから、油焚き運転停止後直ちにスイープ操作
を行ない、燃料噴射口の近傍に開口する水穴に垂れた液
体燃料が高温によりコーキングするのを防止でき、水穴
が閉鎖されるのを防止することができる。
間の差圧が水噴射マニホールド内上端まで充填された水
の水頭圧以下になったときには、加圧型逆止弁に設けた
スプリングの加圧力等により、水噴射マニホールドから
燃焼器への連通が遮断されるので、水噴射マニホールド
から上述の水頭圧では微粒化されない水が燃焼器に流入
し、高温の状態の燃焼器下部、又は第1段静翼等に接触
することがなく、これらの高温部品に生じる熱衝撃を低
減することができ、高温部品の損傷を防止することがで
きる。
ノズルによれば、いかなる混焼ガスタービン負荷におい
ても、ガスタービンの高温部品にダメージあたえること
なく、NOx低減のための水の投入/停止が可能とな
り、ガスタービンの水噴射運用範囲を著しく広げ、且
つ、高温部品には損傷が全く発生しないため、補修費用
低減による経済効果を大きくすることができる。また、
通常のガスタービンにおいて必要としているマニホール
ドの水抜き、水穴のスイープ操作が確実に、しかも負荷
運転停止の場合でも時間を置かずに行なえることから、
液体燃料による水穴のコーキング閉鎖が起こらず、安定
した運転をすることができる。
マニホールドは、NOx低減のための水の投入/停止の
タイミングを自在に選定できるため、油専焼及び混焼ガ
スタービンにおいてその効果は、経済性、信頼性、安定
運転の面から見て絶大なものにできる。
ールド操作方法は、次の手段を採用した。
転時において、燃焼器に噴射する水を充填する水噴射マ
ニホールドの頂部に設置された空気連通装置により水噴
射マニホールド内を大気と連通させる工程、(4)水噴
射マニホールドの底部に設置されたドレン管からドレン
弁を開放することにより水噴射マニホールド内の水を外
部へ排出する工程、(5)水噴射マニホールドと燃焼器
とを連通する枝管に介装した加圧型逆止弁により、遮断
弁の閉鎖により、燃焼器内の圧力が水噴射マニホールド
内の圧力よりも充分高いときにおいても、燃焼器から水
噴射マニホールドへの空気の逆流を防止するとともに、
差圧が水噴射マニホールドの水頭程度の所定圧以下にな
ったときには、水噴射マニホールドから燃焼器への水の
通過を遮断する工程、とからなり、油専焼及び混焼ガス
タービンのいかなる負荷運転時においても、NOx低減
のための水の投入/停止操作を行なっても、無負荷にな
るのを待たずに水噴射マニホールドから水抜きを行なえ
るようにした。
射マニホールド操作方法を採用したことにより、上記
(a)と同様な作用、効果が得られる。
射マニホールドの実施の一形態を図面にもとづき説明す
る。なお、図において図4に示す従来の水噴射マニホー
ルドブロック図に示された部材と同一若しくは類似の部
材には同一符号を符して説明は省略する。図1は、本発
明の多機能付加型水噴射マニホールドの実施の第1形態
を示す図、図2は図に示す枝管6に介装するようにした
加圧型逆止弁の詳細図を示す断面図である。
加型水噴射マニホールド50に採用される水噴射マニホ
ールド51は、図3に示す燃焼器1におのおの接続され
る15mmφの枝管6と、ガスタービンの外周を囲繞し
て円周状に配置され、直径5〜6mのリング形状をした
母管で構成されている。このように、本実施の形態の多
機能付加型水噴射マニホールド50を構成する水噴射マ
ニホールド51の基本的な構成は、図3で説明した従来
型の水噴射マニホールド2と同じであるが、本実施の形
態の水噴射マニホールド51においては、水噴射マニホ
ールド2のものに加えて、水噴射マニホールド51の上
部に空気抜き管52を設け、空気抜き管52の途中に空
気抜け弁53を介装した点及び水噴射マニホールド51
からおのおの燃焼器1へ接続される枝管6に加圧型逆止
弁54を設置するようにした点が、従来の水噴射マニホ
ールド2とは異なる。
弁53は、従来の水噴射マニホールド2が車室内の高圧
空気を使用して内部の水抜きを行うようにしているのに
対して、車室内の状況、換言すれば水噴射の投入/停止
のタイミングがある一定負荷で行われる場合でも、水噴
射“断”の後、車室内の温度、圧力がNo Loadま
で待つことなく、水抜き操作を出来るようにするために
設けたものである。この加圧型逆止弁54は、その詳細
を示す図2に示す断面図に示されるように水噴射をある
負荷で停止した場合、燃焼器1側から停止時の負荷に対
応する一定の車室内圧で高温の空気が水噴射マニホール
ド51内にかからないようにしているので、No Lo
adまで待つことなく水抜きをしても、停止を行う負荷
によっては高温、高圧の車室内の空気が噴射マニホール
ド51に流入して、噴射マニホールド51が噴破するの
を防止することができる。
ように直径5〜6mの大型リングである為、水噴射マニ
ホールド51の上部と下部では、この車室内圧に加え、
水頭分の圧力差が出来るがこの圧力差を補正する為に、
加圧型逆止弁54を貫通して設けた通路を開閉するため
のバルブ部55にスプリング56を設け、このスプリン
グ56により、水頭分の圧力差に対応する5〜6m
(0.5〜0.6kg/cm2 g)の加圧力でバルブ部
55の弁体を押し付けて水頭分の圧力差を補償し、遮断
弁9“断”と同時に水抜きを行わない場合に生じる水頭
によって、微粒化しない水がガスタービンの下半部に流
れ込む現象が生じないようにした。これにより、微粒化
しない水によって燃焼室1下部、第1段静翼が急冷され
ることがなく、強烈な熱衝撃が付加され損傷するのを回
避することができる。
は、図6において説明したように燃焼ノズル中心部から
油穴14、その囲りをかこむ様に水穴16を配置し、そ
して最も外囲部にはガス穴13が配置されている。従っ
て、油焚きでの運転を停止した場合、水穴16まで燃料
油がたれ、これが高温環境下において、この燃料油はカ
ーボナイズし水穴16の目づまり起す可能性がある為、
水噴射停止後、水抜きを実施し、前述したように、スイ
ープ空気供給弁10を開放することにより、7kg/c
m2 g程度のスイープ空気を供給し、水穴16周辺に垂
れた燃料油を車室内に吹き飛ばし、目づまり防止を実施
している。
付加型水噴射マニホールド51によれば、水噴射マニホ
ールド51と燃焼器1とを連結する枝管6の途中に加圧
型逆止弁54を設置することで、加圧逆止弁54を介し
て車室内と水噴射マニホールド51とは完全に分離され
ている為、仮にドレン弁12にごみがかみ込み、大気に
通じるわずかな通路が形成されて、水噴射マニホールド
4の内圧が車室内圧力より低くなったとしても、高温・
高圧の車室空気が水噴射マニホールド51内まで逆流す
ることは無い。
スタービンを安全に運転、すなわち、運転/停止するこ
とが可能になり、信頼性の高い設備を供給することが出
来ることになる。さらに、この加圧型逆止弁54には、
水噴射マニホールド51の水頭5〜6mに打ち勝つ程度
の反力、すなわち0.5〜0.6kgのスプリング加圧
力にされたスプリング56が装着され、このスプリング
54が車室内側から水噴射マニホールド側に向けて、加
圧しており、いかなるガスタービン負荷において、遮断
弁9を閉鎖して水噴射“断”とした場合でも、噴射マニ
ホールド51の水頭により微粒化されない水が、燃焼器
1および第1段静翼の下半部に流れ込まないようにする
ことができ、特に高負荷時において運転停止した場合に
おける微粒化されない水による高温部品の急冷を防止す
ることができ、ガスタービンの故障を少くし、耐久性の
高いものにすることができる。
ールド51によれば、いかなるガスタービン負荷におい
ても、ガスタービンの高温部品にダメージを与えること
無く、水の投入/停止が可能となり、ガスタービンの水
噴射運用範囲を著しく広げ、かつ、高温部品に損傷が全
く発生しない為、保修費用低減による経済効果を大きく
することができる。
をする場合、空気抜け弁53を開放し、ドレン弁12を
開けることで完全に実施することが可能である。また、
車室内に水噴射を行う水穴16は小口径であり、かつ油
穴14付近に配置されている為、油焚きガスタービン停
止後、水穴コーキング防止のスイープ操作を行う必要が
あるが、この場合でも、水を抜いた後直ちにスイープ用
の圧力空気7〜5kg/cm2 gを流すことで、スプリ
ング56の水頭5〜6mの圧力(0.5〜0.6kg
f)に打ち勝ち、確実にスイープすることが可能であ
る。
必要な操作としてマニホールドの水抜き、水噴射穴のス
イープが確実に出来る為、ノズル穴コーキングが起こら
ず、安定した運転をすることが可能であり、本実施の形
態の多機能付加型水噴射マニホールド50の効果は、経
済性、信頼性、安定運転の面から見て絶大である。
マニホールド50について説明したが、本実施の形態の
多機能付水噴射マニホールド50のガスタービン起動時
〜停止時にわたる操作方法を示すために、これら操作の
ために装着されている弁操作の態様を表1により示す。
加型水噴射マニホールドは、燃焼器に噴射する水を充填
する水噴射マニホールドの頂部に設置され、水噴射マニ
ホールド内から水を排出するとき、空気抜け弁の開放に
より水噴射マニホールド内上部を大気に連通させ、内部
に空気を導入する空気連通装置、水噴射マニホールドか
ら燃焼器に水を供給する水噴射マニホールドと燃焼器と
の間に連結された枝管の途中に介装され、水噴射マニホ
ールドと燃焼器との差圧が所定圧以上では、水噴射マニ
ホールドから燃焼器に水を供給でき、差圧が所定圧以下
になったとき、連通を遮断し、水噴射マニホールドから
燃焼器への水を止める加圧型逆止弁からなるものとし
た。
ングがある一定負荷で行なう場合でも、火炎温度の低減
を目的として、車室内の温度、圧力状態が無負荷の状態
になるのを待たず、水の供給を止め水噴射マニホールド
内からの水抜きが出来る。また、水噴射の投入/停止の
タイミングがある一定負荷で行なわれる場合でも、車室
内の温度、圧力が無負荷の状態まで待たず、水抜き操作
が直ちに行ないスイープ操作を水噴射の停止後、時間を
要することなくでき、特に油焚き運転停止後直ちにスイ
ープ操作ができることから、燃料噴射口の近傍に開口す
る水穴に垂れた液体燃料のコーキングを防止でき、水穴
の閉鎖を防止できる。
まで充填された水の水頭圧以下では、加圧型逆止弁によ
り水噴射マニホールドから燃焼器への連通が遮断され、
水噴射マニホールドから微粒化されない水が燃焼器に流
入し、高温部品に接触することがなく、これらの高温部
品の熱衝撃を低減でき損傷を防止できる。
マニホールドによれば、いかなる油専焼及び混焼ガスタ
ービンの負荷においても、ガスタービンの高温部品にダ
メージを与えることなく、NOx低減の水の投入/停止
が可能となり、ガスタービンの水噴射運用範囲を著しく
広げ、且つ、高温部品には損傷が全く発生せず、補修費
用低減による経済効果を大きくできる。
マニホールドは、NOx低減のための水の投入/停止の
タイミングを自在に選定でき、混焼ガスタービンを経済
性、信頼性、安定運転の面から効果の絶大なものにでき
る。
ールド操作方法は、混焼ガスタービン負荷運転時に、燃
焼器に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部
に設置した空気連通装置から水噴射マニホールド内に空
気を導入する工程、水噴射マニホールドの底部に設置さ
れたドレン管から水を外部へ排出する工程、枝管に介装
した加圧型逆止弁を設置して、燃焼器から水噴射マニホ
ールドへの空気の逆流を防止および差圧が所定圧以下の
とき水噴射マニホールドから燃焼器への水の通過を遮断
する工程とからなり、いかなる負荷運転時においてNO
x低減の水の投入/停止操作を行なっても、無負荷にな
るのを待たず水噴射マニホールドから水抜きができるよ
うにした。
ホールド操作方法を採用により、上記(a)と同様な作
用、効果が得られる。
施の第1形態を示すブロック図、
ニホールドを設置したものを示す図で、中心より上部は
断面図、下部は側面図、
入熱量および負荷状態を示す図、
部分縦断面図、図6(b)は正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 液体燃料専焼及び液体燃料とガス燃料と
を混焼させて駆動力を発生させる混焼ガスタービンの燃
焼温度を低減し、燃焼ガスの低NOx化のために燃焼器
内に水噴射を行なうための多機能付加型水噴射マニホー
ルドにおいて、燃焼器内に噴射する水を充填する水噴射
マニホールドの頂部に設置された空気抜き管および空気
抜け弁とからなり、水噴射マニホールド内と大気とを連
通する空気連通装置と、前記水噴射マニホールドから前
記燃焼器に水を供給する枝管に介装され、前記水噴射マ
ニホールドと前記燃焼器との差圧が所定圧以上では、前
記水噴射マニホールドから前記燃焼器に水を自由に通過
させ、前記差圧が所定圧以下では前記水噴射マニホール
ドと前記燃焼器との連通を遮断する加圧型逆止弁とを設
けたことを特徴とする多機能付加型水噴射マニホール
ド。 - 【請求項2】 液体燃料専焼及び液体燃料とガス燃料と
を混焼させて駆動力を発生させる混焼ガスタービンの燃
焼温度を低減し、燃焼ガスの低NOx化のために燃焼器
内に水噴射を行なうための多機能付加型水噴射マニホー
ルド操作方法において、前記液体燃料専焼及び混焼ガス
タービンの運転時において、燃焼器内に噴射する水を充
填する水噴射マニホールドの頂部に設置された空気連通
装置により前記水噴射マニホールド内を大気に連通する
工程と、前記水噴射マニホールドの底部に設置されたド
レン管から前記水噴射マニホールド内の水を排出する工
程と、前記水噴射マニホールドと前記燃焼器とを連通す
る枝管に介装した加圧型逆止弁により、前記燃焼器から
前記水噴射マニホールドへの空気の逆流を防止するとと
もに、差圧が所定圧以下では前記水噴射マニホールドか
ら前記燃焼器への水の通過を遮断する工程とからなり、
前記混焼ガスタービンの負荷運転を停止するときにおい
ても、無負荷になるのを持たずに前記水噴射マニホール
ドから水抜きが行なえるようにしたことを特徴とする多
機能付加型水噴射マニホールド操作方法。
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