JP2002156115A - 燃焼器 - Google Patents

燃焼器

Info

Publication number
JP2002156115A
JP2002156115A JP2000351027A JP2000351027A JP2002156115A JP 2002156115 A JP2002156115 A JP 2002156115A JP 2000351027 A JP2000351027 A JP 2000351027A JP 2000351027 A JP2000351027 A JP 2000351027A JP 2002156115 A JP2002156115 A JP 2002156115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
cooling water
combustion chamber
combustor
burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000351027A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Bandai
重実 萬代
Masatoyo Oota
将豊 太田
Satoshi Tanimura
聡 谷村
Katsunori Tanaka
克則 田中
Koichi Nishida
幸一 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000351027A priority Critical patent/JP2002156115A/ja
Priority to DE60125892T priority patent/DE60125892T2/de
Priority to EP01126536A priority patent/EP1207344B1/en
Priority to CA002361962A priority patent/CA2361962C/en
Priority to US09/987,519 priority patent/US6662547B2/en
Publication of JP2002156115A publication Critical patent/JP2002156115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L7/00Supplying non-combustible liquids or gases, other than air, to the fire, e.g. oxygen, steam
    • F23L7/002Supplying water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D11/00Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
    • F23D11/36Details, e.g. burner cooling means, noise reduction means
    • F23D11/38Nozzles; Cleaning devices therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones
    • F23R3/343Pilot flames, i.e. fuel nozzles or injectors using only a very small proportion of the total fuel to insure continuous combustion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D2206/00Burners for specific applications
    • F23D2206/10Turbines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D2214/00Cooling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼室を形成する燃焼筒の焼損を防ぎつつ、
出力向上を図る。 【解決手段】 中心に配置されたパイロットバーナの周
囲に複数のメインバーナを配置する。パイロットバーナ
のパイロット燃料ノズル22の中心に、供給される燃料
を燃焼室10a内へ噴霧する燃料噴射口23を設ける。
燃料噴射口23の周囲に燃焼室10aを形成する燃焼筒
11の壁面に向かって冷却水を散布する複数の噴出路2
5を形成する。噴出路25を、外周側へ傾斜された外周
噴出路25aと、軸方向へ沿って形成された中央噴出路
25bと、内周側へ傾斜された内周噴出路25cとから
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーナからの燃焼
ガスを燃焼室へ送り込み、燃焼ガスによってタービンを
駆動させるガスタービン燃焼器等の燃焼器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスタービンは、圧縮機、燃焼
器及びタービンを主な構成要素としており、圧縮機とタ
ービンとは互いに主軸で直結されている。圧縮機の吐出
口には燃焼器が接続されており、圧縮機から吐出された
作動流体は、燃焼器によって所定のタービン入口温度ま
で加熱される。タービンに供給された高温高圧の作動流
体は、ケーシング内において静翼及び主軸側に取り付け
られた動翼の間を通過して膨張し、これにより主軸が回
転して出力が得られる。ガスタービンの場合、圧縮機の
消費動力を引いた軸出力が得られるので、主軸の他端に
発電器などを接続することで駆動源として利用すること
ができる。
【0003】ここで、ガスタービン燃焼器の概略構造を
油焚き燃焼器を例にとって説明する。図7において、符
号10は、油焚き燃焼器である。この燃焼器10は、燃
焼筒11の軸中心に沿って予混合ノズル12を設置した
ものである。予混合ノズル12は、中央部にパイロット
バーナ13が配置され、このパイロットバーナ13の周
囲を取り囲むようにして、複数のメインバーナ1が等ピ
ッチで配設されている。従って、パイロットバーナ13
の中心軸は、燃焼筒11の中心軸と一致してる。
【0004】予混合ノズル12のパイロットバーナ13
には、パイロット燃料管14から燃料が送り込まれるよ
うになっており、このパイロットバーナ13の先端部の
パイロット燃料ノズル14aから噴出されるパイロット
燃料が、旋回流となった空気流を燃焼空気として、燃焼
筒11内の燃焼室10a内で燃焼する。こうして形成さ
れたパイロットバーナ13の火炎は、後述するメインバ
ーナ1の火種として用いられる。
【0005】このような予混合ノズル12のメインバー
ナ1は、図示略の燃料供給源に接続されたメイン燃料供
給管2と、該メイン燃料供給管2の外周部を通過する空
気流に旋回を与えるメインスワーラ5とを具備して構成
される。このメインバーナ1は、メイン燃料供給管2を
通って導入された燃料を燃料噴出口から空気流中に噴出
させ、燃料と空気流とを予混合して予混合気を形成す
る。この予混合気は、各メインバーナ1から旋回流とな
ってパイロットバーナ13の周囲に流出し、前述したパ
イロットバーナ13の火炎を火種として燃焼する。
【0006】また、上記の燃焼器10の燃焼室10aを
形成する燃焼筒11は、外周側の空気を冷却空気として
内面に沿って送り込むため流路を有するプレートフィン
から形成された複数のリング15を連結した構造とされ
ており、これら複数のリング15から形成された燃焼室
10a内にて燃焼が行われてその燃焼ガスが旋回流とな
って下流側へ送り込まれタービン等を駆動させるように
なっている。なお、この燃焼筒11を構成するリング1
5は、予混合ノズル12側から順に第1リング15a、
第2リング15b、第3リング15cとされている。
【0007】ところで、上記燃焼器10を備えたガスタ
ービンにおいて、その出力を高める場合、燃料の供給量
を増加させることとなるが、この場合、燃焼温度も高く
なる。このため、従来より、メインバーナ1の先端部近
傍から、燃料の供給量に応じて燃焼室10a内へ冷却水
を噴霧して、下流側のタービンへ送り込む燃焼ガスの温
度を抑制することが行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記燃焼
器10では、燃焼室10a内へ冷却水を送り込むことに
よりタービンへ送り込む燃焼ガスの温度を抑えるように
しているが、特に油焚き燃焼器の場合、燃料と冷却水と
の蒸発速度の違いなどにより、燃焼筒11を形成するリ
ング15が高温となり、フィルム冷却や対流冷却だけで
は不十分となり、特に燃焼筒11の下流側を形成する第
2リング15b及び第3リング15cが非常に高温とな
る恐れがあった。
【0009】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、燃焼室を形成する燃焼筒の焼損を防ぎつつ、出力
向上が可能な燃焼器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の燃焼器は、少なくとも中心にバーナ
が設けられ、該バーナからの燃料が送り込まれる筒状の
燃焼室を有する燃焼器であって、前記バーナは、供給さ
れる燃料を前記燃焼室内へ噴霧する燃料噴射口が中心に
形成されたノズルを有し、該ノズルには、前記燃料噴射
口の周囲に、供給される冷却水を前記燃焼室を形成する
燃焼筒の壁面に向かって散布する複数の噴出路が形成さ
れていることを特徴としている。
【0011】このように、中心に配置されたパイロット
バーナの燃料噴出口の周囲に設けられた噴出路から冷却
水を噴出して燃焼筒の内面に散布することにより、冷却
水によって燃焼筒を確実に冷却することができる。これ
により、出力を高めるために燃料の供給量を増加させた
としても、燃焼温度の上昇による燃焼筒の焼損を確実に
防止することができ、単に冷却水を燃焼室内に噴霧して
も、燃料と冷却水との蒸発速度の違いにより、燃焼筒の
下流側にて高温となってしまう油焚き燃焼器として最適
である。
【0012】請求項2記載の燃焼器は、請求項1記載の
燃焼器において、前記冷却水の噴出方向が径方向に異な
る複数の前記噴出路を有することを特徴としている。
【0013】つまり、噴出路の向きが径方向へ異ならせ
てあるので、それぞれの噴出路から噴出される冷却水が
燃焼筒の内面へ軸方向の様々な箇所へ散布されるので、
燃焼筒を満遍なく冷却することができる。
【0014】請求項3記載の燃焼器は、請求項2記載の
燃焼器において、前記噴出路が、少なくとも外周側へ傾
斜された外周噴出路と、軸方向へ沿って形成された中央
噴出路と、内周側へ傾斜された内周噴出路とを有するこ
とを特徴としている。
【0015】すなわち、噴出路が、外周側へ傾斜された
外周噴出路と、軸方向へ沿って形成された中央噴出路
と、内周側へ傾斜された内周噴出路とからなり、外周噴
出路から噴出された冷却水は、パイロットバーナの中央
の燃料噴出口から噴出される燃料による影響をあまり受
けずに噴出され、燃焼室の内面におけるバーナからもっ
とも遠ざかった位置に達し、中央噴出路から噴出された
冷却水は燃料噴出口から噴出される燃料による影響を多
少受けて外周側へ屈曲されて外周噴出路よりも燃焼室の
内面における燃料噴射口に近い位置に到達し、さらに、
内周噴出路では、燃料噴射口から噴射される燃料による
影響をもっとも受けて噴出することとなり、燃焼室の内
面におけるバーナからもっとも近い位置に達し、これに
より、これら噴出路から噴出される冷却水を、燃焼筒の
内面へ軸方向へ満遍なく散布させることができ、燃焼筒
の焼損を確実に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の燃焼器の実施の形
態例を図面を参照して説明する。なお、従来技術と同一
構造部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図1において、符号21は、冷却水噴出機能付パイロッ
トバーナである。このパイロットバーナ21には、その
先端部に設けられたパイロット燃料ノズル22から燃料
とともに冷却水が噴出されるようになっている。
【0017】このパイロット燃料ノズル22の具体的な
構造を説明する。このパイロット燃料ノズル22には、
図2及び図3に示すように、その中心に、燃料噴射口2
3が形成されており、この燃料噴射口23から燃料が噴
射されるようになっている。このパイロット燃料ノズル
22には、燃料噴射口23の周囲に、環状流路24が形
成されており、この環状流路24には、図示しない供給
路を介して冷却水が送り込まれるようになっている。
【0018】また、このパイロット燃料ノズル22の端
面には、環状流路24と連通する複数の噴出路25が形
成されており、これら噴出路25から環状流路24内に
送り込まれた冷却水が噴出されるようになっている。こ
れら噴出路25は、外周側へ向かって形成された外周噴
出路25a、軸方向に沿って形成された中央噴出路25
b及び内周側へ向かって形成された内周噴出路25cと
から構成されており、これらが周方向へ順に形成されて
いる。
【0019】次に、これら噴出路25から噴出される冷
却水について説明する。中央の燃料噴射口23から燃料
が噴射された状態にて、冷却水が送り込まれると、各噴
出路25から燃焼室10a内に冷却水が噴出される。こ
こで、流路が外周側へ向かって形成された外周噴出路2
5aでは、図4に示すように、燃料噴出口23から噴出
される燃料による影響をあまり受けずに噴出することと
なり、燃焼室10aの内面におけるパイロットバーナ2
1及びメインバーナ1からもっとも遠ざかった位置に達
する。
【0020】また、中央噴出路25bから噴出された冷
却水は、図5に示すように、燃料噴出口23から噴出さ
れる燃料による影響を多少受けて外周側へ屈曲されるこ
ととなり、外周噴出路25aよりも燃焼室10aの内面
におけるパイロットバーナ21及びメインバーナ1に近
い位置に到達する。さらに、内周噴出路25cから噴出
された冷却水は、図6に示すように、燃料噴射口23か
ら噴射される燃料による影響をもっとも受けることとな
り、燃焼室10aの内面におけるパイロットバーナ21
及びメインバーナ1からもっとも近い位置に達する。
【0021】これにより、これら噴出路25から噴出さ
れる冷却水が、図1に示したように、燃焼筒11を構成
する第1リング15a、第2リング15b及び第3リン
グ15cに満遍なく直接かけられて冷却される。
【0022】このように、上記構造のパイロット燃料ノ
ズル22を有する燃焼器10によれば、中心に配置され
たパイロットバーナ21のパイロット燃料ノズル22の
燃料噴出口23の周囲に設けられた噴出路25から冷却
水を噴出して燃焼筒11の内面に散布することにより、
冷却水によって燃焼筒11を確実に冷却することができ
る。
【0023】したがって、出力を高めるために燃料の供
給量を増加させたとしても、燃焼温度の上昇による燃焼
筒11の焼損を確実に防止することができ、単に冷却水
を燃焼室10a内に噴霧しても、燃料と冷却水との蒸発
速度の違いにより、燃焼筒11の下流側にて高温となっ
てしまう油焚き燃焼器10に最適な構造である。
【0024】また、噴出路25の向きが径方向へ異なら
せてあるので、それぞれの噴出路25から噴出される冷
却水が燃焼筒11の内面へ軸方向の様々な箇所へ散布さ
れるので、燃焼筒11を満遍なく冷却することができ
る。
【0025】具体的には、噴出路25が、外周側へ傾斜
された外周噴出路25aと、軸方向へ沿って形成された
中央噴出路25bと、内周側へ傾斜された内周噴出路2
5cとからなり、外周噴出路25aから噴出された冷却
水は、パイロットバーナ21のパイロット燃料ノズル2
2の中央の燃料噴出口23から噴出される燃料による影
響をあまり受けずに噴出され、燃焼室10aの内面にお
けるパイロットバーナ21及びメインバーナ1からもっ
とも遠ざかった位置に達し、中央噴出路25bから噴出
された冷却水は燃料噴出口23から噴出される燃料によ
る影響を多少受けて外周側へ屈曲されて外周噴出路25
aよりも燃焼室10aの内面におけるパイロットバーナ
21及びメインバーナ1に近い位置に到達し、さらに、
内周噴出路25cでは、燃料噴出口23から噴射される
燃料による影響をもっとも受けて噴出することとなり、
燃焼室10aの内面におけるパイロットバーナ21及び
メインバーナ1からもっとも近い位置に達し、これによ
り、これら噴出路25から噴出される冷却水を、燃焼筒
11の内面へ軸方向へ満遍なく散布させることができ、
燃焼筒11の焼損を確実に防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の燃焼器
によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記
載の燃焼器によれば、中心に配置されたパイロットバー
ナの燃料噴出口の周囲に設けられた噴出路から冷却水を
噴出して燃焼筒の内面に散布することにより、冷却水に
よって燃焼筒を確実に冷却することができる。これによ
り、出力を高めるために燃料の供給量を増加させたとし
ても、燃焼温度の上昇による燃焼筒の焼損を確実に防止
することができ、単に冷却水を燃焼室内に噴霧しても、
燃料と冷却水との蒸発速度の違いにより、燃焼筒の下流
側にて高温となってしまう油焚き燃焼器として最適であ
る。
【0027】請求項2記載の燃焼器によれば、噴出路の
向きが径方向へ異ならせてあるので、それぞれの噴出路
から噴出される冷却水が燃焼筒の内面へ軸方向の様々な
箇所へ散布されるので、燃焼筒を満遍なく冷却すること
ができる。
【0028】請求項3記載の燃焼器によれば、噴出路
が、外周側へ傾斜された外周噴出路と、軸方向へ沿って
形成された中央噴出路と、内周側へ傾斜された内周噴出
路とからなり、外周噴出路から噴出された冷却水は、パ
イロットバーナの中央の燃料噴出口から噴出される燃料
による影響をあまり受けずに噴出され、燃焼室の内面に
おけるバーナからもっとも遠ざかった位置に達し、中央
噴出路から噴出された冷却水は燃料噴出口から噴出され
る燃料による影響を多少受けて外周側へ屈曲されて外周
噴出路よりも燃焼室の内面における燃料噴射口に近い位
置に到達し、さらに、内周噴出路では、燃料噴射口から
噴射される燃料による影響をもっとも受けて噴出するこ
ととなり、燃焼室の内面におけるバーナからもっとも近
い位置に達し、これにより、これら噴出路から噴出され
る冷却水を、燃焼筒の内面へ軸方向へ満遍なく散布させ
ることができ、燃焼筒の焼損を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例の燃焼器の構成及び構
造を説明する燃焼器の概略断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態例の燃焼器に設けられた
パイロット燃料ノズルの構造を説明するパイロット燃料
ノズルの断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態例の燃焼器に設けられた
パイロット燃料ノズルの構造を説明するパイロット燃料
ノズルの正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態例の燃焼器に設けられた
パイロット燃料ノズルからの冷却水の噴出方向を説明す
るパイロット燃料ノズルの一部の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態例の燃焼器に設けられた
パイロット燃料ノズルからの冷却水の噴出方向を説明す
るパイロット燃料ノズルの一部の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態例の燃焼器に設けられた
パイロット燃料ノズルからの冷却水の噴出方向を説明す
るパイロット燃料ノズルの一部の断面図である。
【図7】 従来の燃焼器の構成及び構造を説明する燃焼
器の概略断面図である。
【符号の説明】
1 メインバーナ 10 燃焼器 10a 燃焼室 11 燃焼筒 21 パイロットバーナ 22 パイロット燃料ノズル(ノズル) 23 燃料噴射口 25 噴出路 25a 外周噴出路 25b 中央噴出路 25c 内周噴出路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷村 聡 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 田中 克則 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 西田 幸一 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも中心にバーナが設けられ、該
    バーナからの燃料が送り込まれる筒状の燃焼室を有する
    燃焼器であって、 前記バーナは、供給される燃料を前記燃焼室内へ噴霧す
    る燃料噴射口が中心に形成されたノズルを有し、 該ノズルには、前記燃料噴射口の周囲に、供給される冷
    却水を前記燃焼室を形成する燃焼筒の壁面に向かって散
    布する複数の噴出路が形成されていることを特徴とする
    燃焼器。
  2. 【請求項2】 前記冷却水の噴出方向が径方向に異なる
    複数の前記噴出路を有することを特徴とする請求項1記
    載の燃焼器。
  3. 【請求項3】 前記噴出路は、少なくとも外周側へ傾斜
    された外周噴出路と、軸方向へ沿って形成された中央噴
    出路と、内周側へ傾斜された内周噴出路とを有すること
    を特徴とする請求項2記載の燃焼器。
JP2000351027A 2000-11-17 2000-11-17 燃焼器 Pending JP2002156115A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351027A JP2002156115A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 燃焼器
DE60125892T DE60125892T2 (de) 2000-11-17 2001-11-14 Brennkammer
EP01126536A EP1207344B1 (en) 2000-11-17 2001-11-14 Combustor
CA002361962A CA2361962C (en) 2000-11-17 2001-11-14 Gas turbine combustor with cooling water injection
US09/987,519 US6662547B2 (en) 2000-11-17 2001-11-15 Combustor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351027A JP2002156115A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 燃焼器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002156115A true JP2002156115A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18824153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000351027A Pending JP2002156115A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 燃焼器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6662547B2 (ja)
EP (1) EP1207344B1 (ja)
JP (1) JP2002156115A (ja)
CA (1) CA2361962C (ja)
DE (1) DE60125892T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120180490A1 (en) * 2011-01-14 2012-07-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Fuel nozzle, gas turbine combustor with the same, and gas turbine with the same
JP2013530371A (ja) * 2010-06-23 2013-07-25 シーメンス エナジー インコーポレイテッド 拡散燃焼システム用の第2の水噴射
WO2015080131A1 (ja) * 2013-11-29 2015-06-04 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ノズル、燃焼器、及びガスタービン
WO2017006690A1 (ja) * 2015-07-03 2017-01-12 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃焼器ノズル、ガスタービン燃焼器及びガスタービン並びにカバーリング、燃焼器ノズルの製造方法
JP2017524891A (ja) * 2014-08-14 2017-08-31 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft デュアルオリフィス噴霧器を備える多機能燃料ノズル
KR101932857B1 (ko) * 2017-08-31 2018-12-31 한국전력공사 가스터빈의 제어장치 및 제어방법

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3986348B2 (ja) * 2001-06-29 2007-10-03 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器の燃料供給ノズルおよびガスタービン燃焼器並びにガスタービン
US7065955B2 (en) * 2003-06-18 2006-06-27 General Electric Company Methods and apparatus for injecting cleaning fluids into combustors
WO2005085709A1 (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 燃焼器
US7591648B2 (en) * 2007-09-13 2009-09-22 Maxon Corporation Burner apparatus
CN102261270A (zh) * 2010-05-25 2011-11-30 谢海洋 高效率燃气蒸汽复合式涡轮发动机
US9243803B2 (en) 2011-10-06 2016-01-26 General Electric Company System for cooling a multi-tube fuel nozzle
US9709271B2 (en) 2013-02-20 2017-07-18 Fluor Technologies Corporation Thermally controlled combustion system
WO2014130027A1 (en) * 2013-02-20 2014-08-28 Fluor Technologies Corporation Thermally controlled combustion system
EP3180566B1 (en) 2014-08-14 2020-04-01 Siemens Aktiengesellschaft Multi-functional fuel nozzle with an atomizer array
US10371048B2 (en) * 2016-02-22 2019-08-06 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Combustor and gas turbine

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2168313A (en) * 1936-08-28 1939-08-08 Bichowsky Francis Russell Combustion means
US2453378A (en) * 1941-11-07 1948-11-09 Asiatic Petroleum Co Ltd Liquid-cooled nozzle arrangement for combustion chambers of jet propulsion apparatus
GB644719A (en) * 1947-05-14 1950-10-18 Bataafsche Petroleum Method of and apparatus for temporarily increasing the output of propulsive gases from a combustion chamber
US3747336A (en) * 1972-03-29 1973-07-24 Gen Electric Steam injection system for a gas turbine
JPS5239007A (en) * 1975-09-22 1977-03-26 Hitachi Ltd Combustor used for a gas turbine
US4425755A (en) * 1980-09-16 1984-01-17 Rolls-Royce Limited Gas turbine dual fuel burners
JPS59203826A (ja) 1983-05-04 1984-11-19 Hitachi Ltd ガスタ−ビン燃焼器ライナ−
US4533314A (en) * 1983-11-03 1985-08-06 General Electric Company Method for reducing nitric oxide emissions from a gaseous fuel combustor
JPS60149828A (ja) * 1984-01-13 1985-08-07 Hitachi Ltd 燃焼器
JPH01114623A (ja) * 1987-10-27 1989-05-08 Toshiba Corp ガスタービン燃焼器
US5224851A (en) * 1992-05-08 1993-07-06 Shell Oil Company Low NOx burner
JP3174634B2 (ja) * 1992-08-11 2001-06-11 三菱重工業株式会社 ガスタービンの燃料噴射装置
US5408830A (en) * 1994-02-10 1995-04-25 General Electric Company Multi-stage fuel nozzle for reducing combustion instabilities in low NOX gas turbines
US5690039A (en) * 1996-06-17 1997-11-25 Rjm Corporation Method and apparatus for reducing nitrogen oxides using spatially selective cooling
JP4246874B2 (ja) * 2000-03-10 2009-04-02 三菱重工業株式会社 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013530371A (ja) * 2010-06-23 2013-07-25 シーメンス エナジー インコーポレイテッド 拡散燃焼システム用の第2の水噴射
US9062885B2 (en) * 2011-01-14 2015-06-23 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Fuel nozzle, gas turbine combustor with the same, and gas turbine with the same
US20120180490A1 (en) * 2011-01-14 2012-07-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Fuel nozzle, gas turbine combustor with the same, and gas turbine with the same
TWI576509B (zh) * 2013-11-29 2017-04-01 三菱日立電力系統股份有限公司 噴嘴、燃燒器、及燃氣渦輪機
JP2015105766A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ノズル、燃焼器、及びガスタービン
WO2015080131A1 (ja) * 2013-11-29 2015-06-04 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ノズル、燃焼器、及びガスタービン
KR101752114B1 (ko) * 2013-11-29 2017-06-28 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 노즐, 연소기, 및 가스 터빈
US10570820B2 (en) 2013-11-29 2020-02-25 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Nozzle, combustion apparatus, and gas turbine
JP2017524891A (ja) * 2014-08-14 2017-08-31 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft デュアルオリフィス噴霧器を備える多機能燃料ノズル
US10132240B2 (en) 2014-08-14 2018-11-20 Siemens Aktiengesellschaft Multi-functional fuel nozzle with a dual-orifice atomizer
WO2017006690A1 (ja) * 2015-07-03 2017-01-12 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃焼器ノズル、ガスタービン燃焼器及びガスタービン並びにカバーリング、燃焼器ノズルの製造方法
JPWO2017006690A1 (ja) * 2015-07-03 2018-02-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃焼器ノズル、ガスタービン燃焼器及びガスタービン並びにカバーリング、燃焼器ノズルの製造方法
US10837642B2 (en) 2015-07-03 2020-11-17 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Combustor nozzle, gas turbine combustor, gas turbine, cover ring, and combustor nozzle manufacturing method
KR101932857B1 (ko) * 2017-08-31 2018-12-31 한국전력공사 가스터빈의 제어장치 및 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP1207344A2 (en) 2002-05-22
CA2361962A1 (en) 2002-05-17
DE60125892D1 (de) 2007-02-22
US20020061485A1 (en) 2002-05-23
EP1207344A3 (en) 2003-04-02
EP1207344B1 (en) 2007-01-10
US6662547B2 (en) 2003-12-16
DE60125892T2 (de) 2007-10-25
CA2361962C (en) 2008-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7412833B2 (en) Method of cooling centerbody of premixing burner
US6622488B2 (en) Pure airblast nozzle
JP4570136B2 (ja) ガスタービン用燃焼器とガスタービンエンジン
JP4993365B2 (ja) ガスタービンエンジン燃焼器を冷却するための装置
JP4177812B2 (ja) タービンエンジンの燃料ノズル
EP0905443B1 (en) Dual-fuel nozzle for inhibiting carbon deposition onto combustor surfaces in a gas turbine
JP2002156115A (ja) 燃焼器
JP2006112776A (ja) 低コスト二元燃料燃焼器及び関連する方法
US6460340B1 (en) Fuel nozzle for gas turbine engine and method of assembling
US8528338B2 (en) Method for operating an air-staged diffusion nozzle
CN106461219B (zh) 燃烧装置的燃烧器布置
US20080078183A1 (en) Liquid fuel enhancement for natural gas swirl stabilized nozzle and method
JP6799056B2 (ja) 燃料ノズル組立体及び、燃料ノズル組立体を含む燃焼器を備えるガスタービンエンジン
JP2009192214A (ja) ガスタービンエンジン用の燃料ノズル及びその製造方法
JP2007322120A (ja) ガスタービンエンジン燃料ノズル用の吸気流調整装置
JP6429994B2 (ja) 熱シールドを備える多機能燃料ノズル
JP6400181B2 (ja) 噴霧器配列を備える多機能燃料ノズル
KR101670149B1 (ko) 연소기 및 가스 터빈
TWI576509B (zh) 噴嘴、燃燒器、及燃氣渦輪機
US20120137696A1 (en) Air-staged diffusion nozzle
JP6410924B2 (ja) デュアルオリフィス噴霧器を備える多機能燃料ノズル
JP3826196B2 (ja) プレフィルマー式エアブラスト微粒化ノズル
JP2000356315A (ja) ガスタービンの燃焼器用バーナ装置
US20130219897A1 (en) Combustor and gas turbine
KR100760557B1 (ko) 가스 터빈 버너용 연료 인젝터

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050809