JP2001254516A - Ｓｒｃ鉄骨柱を地上でｐｃコンクリート打ちする柱建て方工法。 - Google Patents
Ｓｒｃ鉄骨柱を地上でｐｃコンクリート打ちする柱建て方工法。Info
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- JP2001254516A JP2001254516A JP2000111389A JP2000111389A JP2001254516A JP 2001254516 A JP2001254516 A JP 2001254516A JP 2000111389 A JP2000111389 A JP 2000111389A JP 2000111389 A JP2000111389 A JP 2000111389A JP 2001254516 A JP2001254516 A JP 2001254516A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄骨建築の柱建て工法に於いて、現場に立柱
した角形鋼柱と鉄筋コンクリートを一体化して構成する
所謂ＳＲＣ鉄骨柱を、地上の横置き型枠によって、角形
鋼柱と鉄筋に予めＰＣコンクリート打ちして構成した
後、現場に立柱する、ＳＲＣ鉄骨柱の柱建て方工法を提
供する。 【解決手段】 支持台６上に、鉄骨柱の長さに合わせた
鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁に、蝶番８，８
で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を適宜配した鋼製
の型枠側板１０，１０を衝立し、この型枠底板７と型枠
側板１０，１０で構成される階層高さに合わせた横長コ
ンクリート型枠の中心に、階層床毎の位置に梁端部１１
を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架支持し、その外
周に鉄筋２を巻き組んだ後、コンクリート４を流し固め
てＳＲＣ鉄骨柱を構成し、この予めコンクリートを打ち
固めて置いたＳＲＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を開い
てクレーンで吊り上げ、現場に柱建て施工することを特
徴とした。
した角形鋼柱と鉄筋コンクリートを一体化して構成する
所謂ＳＲＣ鉄骨柱を、地上の横置き型枠によって、角形
鋼柱と鉄筋に予めＰＣコンクリート打ちして構成した
後、現場に立柱する、ＳＲＣ鉄骨柱の柱建て方工法を提
供する。 【解決手段】 支持台６上に、鉄骨柱の長さに合わせた
鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁に、蝶番８，８
で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を適宜配した鋼製
の型枠側板１０，１０を衝立し、この型枠底板７と型枠
側板１０，１０で構成される階層高さに合わせた横長コ
ンクリート型枠の中心に、階層床毎の位置に梁端部１１
を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架支持し、その外
周に鉄筋２を巻き組んだ後、コンクリート４を流し固め
てＳＲＣ鉄骨柱を構成し、この予めコンクリートを打ち
固めて置いたＳＲＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を開い
てクレーンで吊り上げ、現場に柱建て施工することを特
徴とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、立柱した角形鋼柱
と鉄筋コンクリートを一体化する所謂ＳＲＣ鉄骨柱を、
地上の横置き型枠によって、角形鋼柱と鉄筋に予めＰＣ
コンクリート打ちした後立柱する、ＳＲＣ鉄骨柱を地上
でＰＣコンクリート打ちする柱建て方工法に関する。
と鉄筋コンクリートを一体化する所謂ＳＲＣ鉄骨柱を、
地上の横置き型枠によって、角形鋼柱と鉄筋に予めＰＣ
コンクリート打ちした後立柱する、ＳＲＣ鉄骨柱を地上
でＰＣコンクリート打ちする柱建て方工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄骨建築に於て、角形鋼柱と鉄筋コンク
リートを一体化して構成する所謂ＳＲＣ鉄骨柱は、従
来、芯となる角形鋼柱１を設計に従って現場に立柱した
後、それぞれに鉄筋２を巻き組み、外周を鋼製型枠３で
囲んで、これにコンクリート４を打ち込んで固めて鉄骨
柱を構成していた。
リートを一体化して構成する所謂ＳＲＣ鉄骨柱は、従
来、芯となる角形鋼柱１を設計に従って現場に立柱した
後、それぞれに鉄筋２を巻き組み、外周を鋼製型枠３で
囲んで、これにコンクリート４を打ち込んで固めて鉄骨
柱を構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】初めに現場に角形鋼柱
１を立柱した後、これに鉄筋２を巻き組み、外周を囲ん
だ鋼製型枠３内にコンクリート４を打ち込んで固める在
来工法に於ては、鉄筋の巻き組み作業は、鋼柱の縦長状
態で巻き組むため、労力と手間がかかり、階層の高い高
所では足場も不安定で危険も伴う上、外側を囲んだ鋼製
型枠３にコンクリート４を打ち込む場合、ホースで圧送
することから、高階層への圧送は容易ではなく、更に、
鋼製型枠３内でのコンクリート４の流下充填を確認視す
るため、高層の各階毎の下端部ａは、鋼製型枠によらず
に鉄筋を露出させ、手作業による木の板型枠囲い５を作
ってコンクリートを打ち込んでいたので、施工には非常
に時間がかかり工期が長引く原因にもなっていた。
１を立柱した後、これに鉄筋２を巻き組み、外周を囲ん
だ鋼製型枠３内にコンクリート４を打ち込んで固める在
来工法に於ては、鉄筋の巻き組み作業は、鋼柱の縦長状
態で巻き組むため、労力と手間がかかり、階層の高い高
所では足場も不安定で危険も伴う上、外側を囲んだ鋼製
型枠３にコンクリート４を打ち込む場合、ホースで圧送
することから、高階層への圧送は容易ではなく、更に、
鋼製型枠３内でのコンクリート４の流下充填を確認視す
るため、高層の各階毎の下端部ａは、鋼製型枠によらず
に鉄筋を露出させ、手作業による木の板型枠囲い５を作
ってコンクリートを打ち込んでいたので、施工には非常
に時間がかかり工期が長引く原因にもなっていた。
【０００４】本発明は、ＳＲＣ鉄骨柱を所謂ＰＣコンク
リート打ちで、予め地上で作ることにより、作業が安全
容易で、極めて短期間に鉄骨柱の構成及び立柱施工が出
来るようにしたものである。
リート打ちで、予め地上で作ることにより、作業が安全
容易で、極めて短期間に鉄骨柱の構成及び立柱施工が出
来るようにしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】支持台６上に、鉄骨柱の
長さに合わせた鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁
に、蝶番８，８で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を
適宜配した鋼製の型枠側板１０，１０を衝立し、この型
枠底板７と型枠側板１０，１０で構成される階層高さに
合わせた横長コンクリート型枠の中心に、階層床毎の位
置に梁端部１１を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架
支持し、その外周に鉄筋２を巻き組んだ後コンクリート
４を流し固めて、予めコンクリートを打ち固めて置く所
謂ＰＣコンクリート打ちでＳＰＣ鉄骨柱を構成し、この
ＳＰＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を開いてクレーンで
吊り上げ柱建て施工する工法を特徴とした。
長さに合わせた鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁
に、蝶番８，８で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を
適宜配した鋼製の型枠側板１０，１０を衝立し、この型
枠底板７と型枠側板１０，１０で構成される階層高さに
合わせた横長コンクリート型枠の中心に、階層床毎の位
置に梁端部１１を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架
支持し、その外周に鉄筋２を巻き組んだ後コンクリート
４を流し固めて、予めコンクリートを打ち固めて置く所
謂ＰＣコンクリート打ちでＳＰＣ鉄骨柱を構成し、この
ＳＰＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を開いてクレーンで
吊り上げ柱建て施工する工法を特徴とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明は、鉄骨建築の所謂ＳＲＣ
鉄骨柱建て方工法に於て、芯となる角形鋼柱１を設計に
従って現場に立柱した後、それぞれに鉄筋２を巻き組
み、外周を鋼製型枠３で囲んで、これにコンクリート４
の打ち込み作業していた手間と工期のかかる従来の施工
法に対して、ＳＲＣ鉄骨柱を横置き状態で所謂ＰＣコン
クリート打ちして、予め地上で作って置いて、後から現
場に立柱する施工法を特徴としたもので、従来、縦に囲
むコンクリート型枠を、開閉自在の横置き型枠としたも
のであり、工場又は建築施工現場の近くの地上にセット
した支持台６上に、設計に応じた鉄骨柱の長さに合わせ
た鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁に、蝶番８，
８で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を適宜配した鋼
製の型枠側板１０，１０を衝立し、この型枠底板７と型
枠側板１０，１０で構成される階層高さに合わせた横長
コンクリート型枠の中心に、階層床毎の位置に梁端部１
１を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架支持し、その
外周に鉄筋２を巻き組んだ後、コンクリート４を流し固
めてＳＲＣ鉄骨柱を構成し、この予めコンクリートを打
ち固めて置いたＳＲＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を蝶
番８，８で開いてクレーンで吊り上げ、現場に柱建て施
工することを特徴としたものである。
鉄骨柱建て方工法に於て、芯となる角形鋼柱１を設計に
従って現場に立柱した後、それぞれに鉄筋２を巻き組
み、外周を鋼製型枠３で囲んで、これにコンクリート４
の打ち込み作業していた手間と工期のかかる従来の施工
法に対して、ＳＲＣ鉄骨柱を横置き状態で所謂ＰＣコン
クリート打ちして、予め地上で作って置いて、後から現
場に立柱する施工法を特徴としたもので、従来、縦に囲
むコンクリート型枠を、開閉自在の横置き型枠としたも
のであり、工場又は建築施工現場の近くの地上にセット
した支持台６上に、設計に応じた鉄骨柱の長さに合わせ
た鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁に、蝶番８，
８で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を適宜配した鋼
製の型枠側板１０，１０を衝立し、この型枠底板７と型
枠側板１０，１０で構成される階層高さに合わせた横長
コンクリート型枠の中心に、階層床毎の位置に梁端部１
１を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架支持し、その
外周に鉄筋２を巻き組んだ後、コンクリート４を流し固
めてＳＲＣ鉄骨柱を構成し、この予めコンクリートを打
ち固めて置いたＳＲＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を蝶
番８，８で開いてクレーンで吊り上げ、現場に柱建て施
工することを特徴としたものである。
【０００７】即ち、本発明では、ＳＲＣ鉄骨柱を予め地
上で作って置くのであるが、その構成方法は、鋼製型枠
を地上に横置き状態として所謂ＰＣコンクリート打ちす
るものであり、鋼製型枠は、底板と２枚の側板で構成
し、上面は開放されているので、地上で普通の立ち姿で
横移動しながら、柱の全長に亙ってコンクリートが隙間
なく確実に充填されるのを確認しながら作業が出来る
上、柱のすべての部分を鋼製型枠で一度に組んだり外し
たり容易に出来るから、横架支持した角形鋼柱に鉄筋を
巻き込む作業と共に、コンクリート打ち作業が、従来に
比べ非常に容易で速く、しかも地上であるから極めて安
全であり、更に、現場施工の前に予めコンクリート打ち
する所謂ＰＣコンクリート打ち出来るものであるから、
工期を著しく短縮出来るものである。
上で作って置くのであるが、その構成方法は、鋼製型枠
を地上に横置き状態として所謂ＰＣコンクリート打ちす
るものであり、鋼製型枠は、底板と２枚の側板で構成
し、上面は開放されているので、地上で普通の立ち姿で
横移動しながら、柱の全長に亙ってコンクリートが隙間
なく確実に充填されるのを確認しながら作業が出来る
上、柱のすべての部分を鋼製型枠で一度に組んだり外し
たり容易に出来るから、横架支持した角形鋼柱に鉄筋を
巻き込む作業と共に、コンクリート打ち作業が、従来に
比べ非常に容易で速く、しかも地上であるから極めて安
全であり、更に、現場施工の前に予めコンクリート打ち
する所謂ＰＣコンクリート打ち出来るものであるから、
工期を著しく短縮出来るものである。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、現場の立柱した角形鋼柱に施
工してＳＲＣ鉄骨柱を構成していた従来の柱建て方に対
し、柱を地上で横置き状態で予めＰＣコンクリート打ち
でＳＲＣ鉄骨柱を構成した後、現場施工するので、作業
が極めて容易で安全且つ迅速に出来る効果と共に、鉄骨
柱施工の工期を著しく短縮出来る効果がある。
工してＳＲＣ鉄骨柱を構成していた従来の柱建て方に対
し、柱を地上で横置き状態で予めＰＣコンクリート打ち
でＳＲＣ鉄骨柱を構成した後、現場施工するので、作業
が極めて容易で安全且つ迅速に出来る効果と共に、鉄骨
柱施工の工期を著しく短縮出来る効果がある。
【図１】本発明の側断面図である。
【図２】本発明の側面図である。
【図３】従来工法を示す側面図である。
１ 角形鋼柱 ２ 鉄筋 ３ 鋼製型枠 ４ コンクリート ５ 板型枠囲い ６ 支持台 ７ 型枠底板 ８ 蝶番 ９ 控え棒 １０ 型枠側板 １１ 梁端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 政行 仙台市宮城野区中野字高柳34番１号株式会 社こあ内 (72)発明者 佐藤 長男 仙台市青葉区角五郎町１丁目３番23号 (72)発明者 樫尾 克己 秋田県仙北郡仙北町高梨字新屋敷170−２ Ｆターム(参考） 2E163 FA02 FB07 FD42 FD44 FD46 2E164 AA02 CA01 CA12 2E174 AA01 AA03 BA03 CA03 CA12 DA12 DA51
Claims (1)
- 【請求項１】 支持台６上に、鉄骨柱の長さに合わせた
鋼製の型枠底板７を敷設し、その両端縁に、蝶番８，８
で開閉自在に蝶着し、背側に控え棒９を適宜配した鋼製
の型枠側板１０，１０を衝立し、この型枠底板７と型枠
側板１０，１０で構成される階層高さに合わせた横長コ
ンクリート型枠の中心に、階層床毎の位置に梁端部１１
を四方に溶接枝設した角形鋼柱１を横架支持し、その外
周に鉄筋２を巻き組んだ後、コンクリート４を流し固め
てＳＲＣ鉄骨柱を構成し、この予めコンクリートを打ち
固めて置いたＳＲＣ鉄骨柱を型枠側板１０，１０を開い
てクレーンで吊り上げ、現場に柱建て施工することを特
徴とした、ＳＲＣ鉄骨柱を地上でＰＣコンクリート打ち
する柱建て方工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111389A JP2001254516A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | Ｓｒｃ鉄骨柱を地上でｐｃコンクリート打ちする柱建て方工法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111389A JP2001254516A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | Ｓｒｃ鉄骨柱を地上でｐｃコンクリート打ちする柱建て方工法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001254516A true JP2001254516A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18623728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000111389A Pending JP2001254516A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | Ｓｒｃ鉄骨柱を地上でｐｃコンクリート打ちする柱建て方工法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001254516A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101992502A (zh) * | 2010-11-24 | 2011-03-30 | 沈阳建筑大学 | 细长型钢-混凝土柱的制作工艺 |
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| CN102828620A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-12-19 | 常熟古建园林建设集团有限公司 | 提高高支模施工质量的控制方法 |
| CN104265000A (zh) * | 2014-09-12 | 2015-01-07 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种适用于杯口基础的柱子安装方法 |
| JP2015010414A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋コンクリート部材の製造方法 |
| JP2015010415A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | コンクリート構造物およびコンクリート構造物の復旧方法 |
| JP2016030904A (ja) * | 2014-07-26 | 2016-03-07 | 大成建設株式会社 | コンクリート柱部材の型枠システム、および、コンクリート柱部材の製造方法 |
| CN107524300A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-12-29 | 甘肃第七建设集团股份有限公司 | 一种非直线型过梁施工方法 |
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| CN115126253A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-30 | 中建八局深圳科创发展有限公司 | 结构边缘下挂板的施工方法 |
-
2000
- 2000-03-08 JP JP2000111389A patent/JP2001254516A/ja active Pending
Cited By (16)
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