JP2001253585A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2001253585A
JP2001253585A JP2000066269A JP2000066269A JP2001253585A JP 2001253585 A JP2001253585 A JP 2001253585A JP 2000066269 A JP2000066269 A JP 2000066269A JP 2000066269 A JP2000066269 A JP 2000066269A JP 2001253585 A JP2001253585 A JP 2001253585A
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JP
Japan
Prior art keywords
guide member
recording paper
recording
copying apparatus
moving rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000066269A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Kobayashi
卓夫 小林
Shinichi Otsuka
慎一 大塚
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP2000066269A priority Critical patent/JP2001253585A/ja
Publication of JP2001253585A publication Critical patent/JP2001253585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙パス上で紙づまりが生じた場合紙詰ま
りを起こした記録紙を簡易且つ迅速に除去できる複写装
置を提供すること。 【解決手段】 ガイド部材500を手前に引き出すと、
移動レール415から突出する。さらに引き出し続ける
と、移動レール415が固定レール403の移動レール
用溝部411に沿って摺動し始め、移動レール415が
固定レール403から突出する。この移動レール415
の摺動に伴って、ガイド部材500はさらに複写装置1
00の外側に向かって飛び出す。また、移動レール用溝
部411の湾曲によって、ガイド部材500は垂れ下が
り、完全に移動レール415を引き出すと、ガイド部材
500は複写装置100の側面に対して略平行な位置ま
で移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙搬送路上で
紙詰まりを起こした記録紙を除去する機構を備えた複写
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複写装置において、筐体
の側面に開閉カバーを設け、この開閉カバーの内面で記
録紙の搬送路(以下、紙パスという)の一部を形成して
いる。操作者は、紙パス上で紙詰まりが生じた場合この
開閉カバーを開き、紙パスの一部を外部に開放し、ここ
から紙詰まりを起こした記録紙を除去している。
【0003】従来の複写装置では、紙パスは、装置下部
に設けた給紙カセットから上方に立ち上がり、一対の給
紙ローラ間、感光体ローラおよび転写ローラ間、並び
に、定着ローラおよび加圧ローラ間を順次通過した後水
平方向に折り返し、装置上面側、すなわち記録部の上側
に設けたブック型の読取部の下側を通過し、排紙口に至
るまで形成されている。このような紙パスの立ち上がり
部分を、筐体の側面部に沿って形成し、この側面部に開
閉カバーを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような複写装置
では、紙パスの立ち上がり部分が外部に開放されるに過
ぎない。このため、紙パスの残りの部分で紙詰まりが生
じると記録紙を除去するのが大変困難である。例えば、
読取部と記録部との間で紙づまりが生じると、筐体側面
部に設けた開閉カバーでは対応できない。また、読取部
と記録部との間は隙間も小さく操作者は手を奥まで入れ
ることができないので、紙づまりを生じた記録紙を除去
する作業は極めて困難であった。また、読取部と記録部
との間の紙パスに入るような細長い工具で記録紙を取り
出そうとしても途中で記録紙が破れ、残った記録紙は小
さな紙片となって、除去できるとしてもその作業は大変
煩雑であって、大幅な時間を必要としていた。
【0005】紙詰まり解消の観点からすれば、紙パスの
全領域に対して外部からアクセスできるように、例え
ば、筐体の側面部から読取部までを開閉可能にして、紙
パスの片側を全て開閉部分の内面で形成するようにする
ことが好ましい。しかし、装置の機構上の制約などによ
り実現は難しい。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、紙パス上で紙づまりが生じた場合紙詰まりを起
こした記録紙を簡易且つ迅速に除去できる複写装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手投】この課題を解決するため
に、本発明は、記録紙が搬送される記録紙搬送路の一部
を形成するガイド部材を、装置筐体の外部へ引き出し可
能に設けることとした。
【0008】これにより、ガイド部材が形成する記録紙
搬送路で紙詰まりが発生したならば、ガイド部材を装置
筐体に外部へ引き出すことにより、記録紙を保持したガ
イド部材自体が装置筐体の外部に出るので、紙詰まりを
起こした記録紙を容易に除去することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る複写装
置は、原稿を読み取る読取部と、前記原稿を読み取った
画像を記録紙に記録する記録部と、前記記録紙が搬送さ
れる記録紙搬送路の一部を形成しかつ装置筐体の外部へ
引き出し可能に設けたガイド部材と、を具備する構成を
採る。
【0010】この構成により、ガイド部材が形成する記
録紙搬送路の一部で記録紙が紙詰まりを起こしたなら
ば、ガイド部材を装置筐体の外部に引き出すことによ
り、記録紙を保持したガイド部材自体が装置筐体の外部
に出るので、紙詰まりを起こした記録紙を装置筐体の外
部に引き出し、容易に取り除くことができる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様に係る
複写装置において、前記ガイド部材を、前記記録紙搬送
路上の第1の位置と前記装置筐体外部の第2の位置との
間で往復自在に案内する案内部材をさらに具備すること
とした。
【0012】この構成により、操作者は、ガイド部材を
引き出すこと、および、ガイド部材を差し入れること、
という2つの動作だけで、ガイド部材を装置筐体の外部
へ引き出した後、再びガイド部材を装置筐体の内部の適
切な位置に容易に戻すことができる。
【0013】本発明の第3の態様は、第2の態様に係る
複写装置において、前記案内部材は、装置本体に対して
固定され且つ前記ガイド部材が摺動する第1の溝部が形
成された固定レールと、前記第1の溝部と互いに連通す
る第2の溝部が形成された移動レールと、で構成され、
前記移動レールは、前記ガイド部材を前記第1の溝部お
よび前記第2の溝部を順次摺動して前記移動レールの先
端まで引き出した後、装置筐体の外部に向かって突出す
るように前記装置本体に対して移動自在に取り付けられ
ることとした。
【0014】この構成により、ガイド部材は、移動レー
ルの先端まで引き出された後移動レールが固定レールか
ら突出するので、ガイド部材を装置本体からより一層外
側に引き出し、装置筐体の外部において十分な作業領域
を確保して記録紙を除去できる。
【0015】本発明の第4の態様は、第2または第3の
態様に係る複写装置において、前記第2の位置は、前記
装置筐体の外部であって装置本体と前記ガイド部材の後
端部との間に空間を生じる位置であることとした。
【0016】この構成により、操作者がこの空間へ手を
入れることができるので、ガイド部材が保持した記録紙
をガイド部材の後端部から容易に取り除くことができ、
記録紙の除去作業が一層効率化される。また、ガイド部
材を引き出した際に装置本体の記録紙搬送路側に記録紙
が残ってしまった場合であって、装置本体と前記ガイド
部材の後端部との間に前記空間が形成されるので、記録
紙の除去が容易となる。
【0017】本発明の第5の態様は、第1から第4の態
様のいずれかに係る前記ガイド部材は、前記記録部およ
び前記読取部で挟まれた前記記録紙搬送路の領域の一部
を形成するとした。
【0018】この構成により、記録部と読取部のとの間
に記録紙搬送路を形成した場合、読取部を開閉または取
り外し可能にし、記録紙搬送路を外部に露出する複雑な
機構を採用することなく、記録部と読取部との間で発生
した紙詰まりを容易に除去することができる。
【0019】本発明の第6の態様は、第1から第5の態
様のいずれかに係る複写装置において、前記記録部は、
前記記録紙の記録面に所要画像を転写する画像転写部
と、転写された画像を定着処理する定着部とを備え、前
記記録紙搬送路は前記定着部の出口近傍で前記装置筐体
の排出側に向かって湾曲し、前記ガイド部材は前記定着
部の出口よりも下流側に位置し、前記出口上を通って前
記装置筐体の外部へ引き出し可能に設けることとした。
【0020】この構成により、ガイド部材を外部へ引き
出したとき、ガイド部材が定着部の出口上を通過する際
にガイド部材の先端部が記録紙に当たってこの記録紙を
連れ出す。この結果、定着部の出口から記録紙搬送方向
下流側に向いていた記録紙の先端部を、これと反対方向
である装置筐体の外部へ向けることができる。また、連
れ出された記録紙は、前半部が装置筐体の外部に引き出
されたガイド部材に覆われ一方後端部が定着部内のロー
ラに挟まれた状態となるが、装置本体とガイド部材の後
半部との間に空間が生ずるほどにガイド部材を引き出す
ことにより、前記空間から記録紙が露出するので、この
露出した記録紙を引っ張ることにより容易に記録紙を除
去できる。
【0021】本発明の第7の態様は、第3から第6の態
様のいずれかに係る複写装置において、前記固定レール
は、前記ガイド部材を記録紙の搬送方向に沿って案内
し、かつ、前記移動レールは、前記ガイド部材が装置本
体の側面と略平行になるように案内することとした。
【0022】この構成により、ガイド部材は、装置本体
の側面部に対して略平行な状態になるので、ガイド部材
を引き出す構成としても複写装置の設置に必要なスペー
スが大幅に増大するのを防止できる。また、ガイド部材
を水平方向に最後まで引き出した場合と比べ、ガイド部
材および案内部材にかかる負荷を軽減することができ
る。さらに、ガイド部材を最後まで引き出した状態で、
ガイド部材を装置本体の側面部に対して略平行な状態と
することにより、装置本体とガイド部材の後端部との間
に形成される空間も装置本体の側面部に対して略平行な
状態となるので、装置本体側の記録紙搬送路がガイド部
材により遮られることなく、前記空間から直接露出され
ることになる。その結果、操作者は装置本体側の記録紙
搬送路に対して前記空間を通してまっすぐ手を挿入する
ことができ、効率よく記録紙の除去作業を行うことがで
きる。
【0023】本発明の第8の態様は、第2から第6の態
様のいずれかに係る複写装置において、前記案内部材
は、前記ガイド部材が記録紙の搬送方向に沿って前記装
置筐体の外部に引き出され、その後前記装置本体の側面
部と略平行になる方向に段階的に引き出されるように構
成した。
【0024】この構成により、ガイド部材を引き出す際
に段階的に引き出し方向を変えているので、ガイド部材
をスムーズに引き出すことができる。
【0025】本発明の第9の態様は、第2から第8の態
様のいずれかに係る複写装置において、前記第2の位置
は、前記装置筐体の側面に設けた、前記記録紙搬送路の
一部を外部に露出させる開閉カバーが開閉移動する範囲
内であることとした。
【0026】この構成により、従来と同様に、開閉カバ
ーを開けるのに十分なスペースさえあれば、ガイド部材
の全体を装置筐体の外部に引き出すことが可能となり、
複写装置の設置に必要なスペースが増大するのを防止で
きる。
【0027】本発明の第10の態様は、第3から第9の
いずれかに係る複写装置において、前記ガイド部材にガ
イド部材を引き出すときに操作者が摘むつまみ部材を設
け、前記つまみ部材は前記移動レールに当接して前記移
動レールが前記ガイド部材よりも先に引き出されるのを
規制することとした。
【0028】この構成により、ガイド部材に設けたつま
み部材に、移動レールが係合し、移動レールがガイド部
材よりも先に出ることを防止している。これにより、つ
まみ部材は、操作者がガイド部材を引き出す手がかりと
なると共に、移動レールがガイド部材よりも先に移動す
るという誤動作を阻止している。これにより、部品点数
を削減すると同時に操作者の誤操作を防止することがで
きる。
【0029】本発明の第11の態様は、第1から第10
の態様のいずれかに係る複写装置において、前記記録部
は、前記記録紙の記録面に所要画像を転写する画像転写
部と、転写された画像を定着処理する定着部とを備え、
かつ前記装置筐体の側面に設けた、前記記録紙搬送路の
一部を外部に露出させる開閉カバーをさらに具備し、前
記開閉カバーを閉じたときに前記ガイド部材の一部と前
記開閉カバーの内面とによって前記定着部により定着後
の記録紙を前記記録部に戻す両面搬送路を形成した。
【0030】この構成により、開閉カバーを開ければ、
記録紙搬送路および両面搬送路の両方が同時に装置筐体
の外部に露出するので、ガイド部材を装置筐体内部の記
録紙搬送路から外部へ引き出すために、開閉カバー以外
の部材を移動させる等の他の操作を一切することなく、
直ちにガイド部材の引き出しが可能となり、紙詰まりを
起こした記録紙を迅速に除去することができる。
【0031】以下、本発明の実施形態について、図面を
参照して詳細に説明する。
【0032】まず、図1を用いて上記実施の形態にかか
る複写装置の構成について説明する。図1は、本発明の
実施の形態にかかる複写装置の構成を示す断面図であ
る。
【0033】複写装置100の底部近傍には、複数の記
録紙を格納する給紙カセット101が着脱可能に格納さ
れている。給紙カセット101の上部近傍であって給紙
カセット101の挿入方向先端部近傍には、給紙ローラ
103が、シャフト105を回転軸として回転可能に設
けられている。給紙ローラ103の断面形状は、一部が
かけた円形をなしている。給紙ローラ103は、反時計
回り方向に回転し、この回転に伴って、記録紙を下流側
のレジストローラ107、109に送る。
【0034】レジストローラ107、109は、記録紙
をさらに搬送方向下流に設けられた転写ローラ111と
感光体ローラ113との間に送る。この感光体ローラ1
13は、トナーカートリッジ115と一体に設けられて
いる。感光体ローラ113は、図示しない光学ユニット
から露光されることで潜像を形成し、その潜像に応じた
トナー像を表面に形成する。なお、本実施例では、感光
体として感光体ローラ113を用いて説明するが、ロー
ラの形態を採らない感光体を使用しても良い。
【0035】転写ローラ111には、その表面に形成し
たトナー像と逆極性の電圧が印可されている。転写ロー
ラ111が記録紙を感光体ローラ113に押圧すること
で、感光体ローラ113のトナー像が記録紙の表面に転
写される。
【0036】転写ローラ111および感光体ローラ11
3の搬送方向下流側には、定着部117が設けられてい
る。この定着部117は、具体的には、加圧ローラ11
9と定着ローラ121とを備えている。加圧ローラ11
9および定着ローラ121は、ハウジング123で囲包
されている。記録紙は、このハウジング123の底面側
に形成した下側スリット125からハウジング123の
中に入る。
【0037】定着ローラ121の内部にヒータ129が
設けられている。これにより、記録紙は、加圧ローラ1
19と定着ローラ121との間を通過する際に押圧され
ると共に熱を印加される。この結果、記録紙上のトナー
が定着される。トナーが定着した記録紙は、ハウジング
123の上面側に形成した上側スリット127から外部
に出る。
【0038】定着部117よりも搬送方向下流側に、中
間排紙ローラ131、133を配置している。これらの
中間排紙ローラ131、133は、定着部117の出口
よりも紙面方向左側であってわずかに高い位置に配置し
ている。また、排紙ローラ135、137を、中間排紙
ローラ131、133よりもさらに紙面左側であってわ
ずかに低い位置に配置している。中間排紙ローラ13
1、133および排紙ローラ135、137の間には、
上ガイド138および下ガイド140を互いに対向して
配置し、これらにより記録紙を搬送する経路の一部を形
成している。
【0039】記録紙は、中間排紙ローラ131、133
間を通り、ガイド138,140の間を走行し、排紙ロ
ーラ135、137間に送られ、排出紙受け部(排紙ト
レイ)139に排出される。
【0040】このように、給紙カセット101の出口か
ら、レジストローラ107、109(以下、給紙部11
0ともいう)、転写ローラ111および感光体ローラ1
13(以下、画像形成部114ともいう)、定着部11
7、中間排紙ローラ131、133および排紙ローラ1
35、139(以下、排紙部142ともいう)を順次通
過し、排出紙受け部139に至る記録パスを形成してい
る。この記録パスは、給紙カセット101の出口から定
着部117までは、略垂直に立ち上がっており、定着部
117の出口で水平方向に向かって湾曲し、定着部11
7の出口から排紙部142の出口までは略水平になって
いる。
【0041】また、複写装置100は、両面印刷するこ
とができる。具体的には、中間排紙ローラ131、13
3および排紙ローラ135、139を通常とは逆に回転
することで記録紙を逆方向に搬送する。そして、逆方向
に搬送された記録紙は、定着部117の上側を通過し、
複写装置100の筐体141の紙面右側に設けられた開
閉カバー143の内面に沿って形成された両面パス14
5を通って、反転ローラ147、149の間に送られ
る。次いで、記録紙は、さらにレジストローラ107、
109に送られる。このようにして、記録紙は表裏が反
転する。これにより、記録紙の先ほど印刷された面と逆
の面に画像が記録される。
【0042】また、複写装置100には手差しトレー1
51が設けられている。手差しトレー151に配置され
た記録紙は、手差しパス153を介してレジストローラ
107、109の間に送られ、上述と同様に画像が記録
される。
【0043】上述の給紙部110、画像形成部114、
定着部117および排紙部142からなる記録ユニット
200の上側には読取ユニット300を設けている。こ
の読取ユニット本体301の上面部に原稿ガラス303
を設けている。また、本体301の内部には、原稿ガラ
ス303に載置した原稿を読み取るための、例えば、光
源、ミラー、レンズ、CCD等で構成される光学的読取
機構(図示せず)が設けられている。また、本体301
の上面部には、原稿ガラス1を覆うようにして、原稿台
カバー305が開閉自在に取り付けられている。
【0044】上述の構成からなる複写装置100におい
て、定着部117の出口から中間排紙ローラ131およ
び133までの記録パスの一部をなすようにして、本発
明の紙詰まり除去機構400が設けられている。以下の
この紙詰まり除去機構400について詳細に説明する。
【0045】図2は、上記実施の形態に係る複写装置の
紙詰まり機構を示す側面図である。図2に示すように、
紙詰まり除去機構400は、複写装置100本体に紙詰
まり除去機構400を固定するための固定板401を備
えている。固定板401の下面側表面に、一対の固定レ
ール403を固定している。これらの一対の固定レール
403は、記録紙の搬送方向に沿ってかつ記録紙の両側
辺からわずかに外側の位置に設けている。
【0046】図3は、図2に示す紙詰まり除去機構の固
定レールを示す側面図である。固定レール403には、
図3に示すように、記録紙の搬送方向(図中矢印Aで示
す)の下流側端部403aから搬送方向上流側に向か
い、記録紙を搬送する軌道に沿ってガイド部材用溝部4
09を形成している。このガイド部材用溝部409の搬
送方向上流側に、円弧状の移動レール用溝部411を、
ガイド部材用溝部409に連続して形成している。この
移動レール用溝部411内に円弧状にスリット413を
形成している。
【0047】図4は、図2に示す紙詰まり機構の移動レ
ールを示す側面図である。移動レール415は円弧状の
断面形状をなし、上述の移動レール用溝部411内に摺
動可能に固定レール403に取り付けている。
【0048】移動レール415には、ガイド部材用溝部
417が形成されている。このガイド部材用溝部417
は、移動レール415を移動レール用溝部411内に搬
送方向下流側寄りに移動して、移動レール415を移動
レール用溝部411内に収容したときに、固定レール4
03に形成したガイド部材用溝部409と連続するよう
になっている。
【0049】移動レール415の、搬送方向の下流側端
部であってその外面部に、略円柱状のストッパ419
を、内側(図面前方)から外側(図面後方)へ立設して
いる。このストッパ419は、移動レール415を移動
レール用溝部411内に嵌入したときに、スリット41
3を貫通し、その先端部が移動レール用溝部411から
突出する。この突出した先端部に掛止片421を取り付
けている。ストッパ419が、移動レール415が上流
側に向かって摺動したときにスリット413の上流側端
部413aに突当ることにより、移動レール415が固
定レール403から抜け落ちるのを防止している。ま
た、掛止片421が移動レール用溝部411の外面部に
引っ掛かることにより、移動レール415が固定レール
403の内側へ外れるのを防止している。
【0050】また、移動レール用溝部411の搬送方向
上流側の端部近傍に凹部423と、移動レール415の
搬送方向上流側の端部近傍に凸部425とを夫々設けて
いる。移動レール415を移動レール用溝部411内で
搬送方向下流側に向かって摺動させたときに、凹部42
3および凸部425は互いに係合し、移動レール415
がそれ以上移動し、移動レール用溝部411の奥に引っ
込んでしまうのを防止している。
【0051】さらに、一対の移動レール415の先端部
の間には、フランジ427を掛け渡し、移動レール41
5の強度を増している。また、移動レール415の側壁
に、後述のガイド部材500のコロ513が入るスリッ
ト416を形成している。
【0052】上述の構成により、移動レール415を移
動レール用溝部411内に収容した状態では、ガイド部
材用溝部409、417が互いに連通して一つになって
いる。また、移動レール415は、固定レール403に
形成した移動レール用溝部411に沿って円弧状に移動
し、固定レール403の先端部から飛び出すようになっ
ている。
【0053】図5は、図2に示す紙詰まり機構のガイド
部材を示す側面図である。図5に示すように、ガイド部
材500は、互いに対向する平板状の上ガイド501お
よび下ガイド503で構成している。上ガイド501お
よび下ガイド503の両側縁部であって両者の間にはス
ペーサ505a〜dを立設し、上ガイド501および下
ガイド503の間に記録パスの一部となる隙間507を
設けている。
【0054】上ガイド501の両側縁部に、複数のコロ
509、511、513を記録紙の搬送方向に沿って順
次設けている。これらのコロ509、511、513に
よって、ガイド部材500は、ガイド部材用溝部40
9、417内を円滑に摺動するようになっている。ま
た、一番奥側に設けたコロ513は、他のコロ509、
511よりも両側に長く突き出している。これにより、
このコロ513だけが、図4に示す移動レール415の
側壁に設けたスリット416の端部に当接するので、移
動レール415からガイド部材500が抜け落ちるのが
防止される。
【0055】また、上ガイド501は、下ガイド503
よりも搬送方向の長さが長くなっている。上ガイド50
1の搬送方向上流側の端部であってその両側縁部から若
干内側には、一対のアーム515が互いに平行に上ガイ
ド501の端部から突出するように設けられている。
【0056】これらの一対のアーム515の先端部に、
つまみ515aを夫々設けている。つまみ505aは、
平板状の小片であり、アーム515に対して略垂直方向
をなしている。このつまみ515aに、図4に示す移動
レール415のフランジ427が係合し、移動レール4
15がガイド部材500よりも前に出ることを防止して
いる。これにより、つまみ515aは、操作者がガイド
部材500を引き出す手がかりとなると共に、移動レー
ル415がガイド部材500よりも先に移動するという
誤動作を阻止している。その結果、部品点数を削減する
と同時に操作者の誤操作を防止することができる。
【0057】図2は、ガイド部材500が、固定レール
403、移動レール415が形成するガイド部材用溝部
409、417の一番奥に入った状態を示している。こ
の状態で複写装置100で印刷が行われる。このとき、
ガイド部材500の、上ガイド501および下ガイド5
03により、記録パスの一部が形成される。すなわち、
定着部117を出た記録紙は、定着部117の上側で曲
がって上ガイド501および下ガイド503の間を通過
し、中間排紙ローラ131、133の間を通って、排紙
ローラ135,137に向かう。
【0058】このような構成からなる紙詰まり除去機構
400による紙詰まりを除去する手順について説明す
る。ここでは、図2に示すように記録紙430の先端部
が中間排紙ローラ131、133よりも先にあり、後端
部が定着部117の中にある状態で紙詰まりが発生した
と仮定し、以下説明する。
【0059】紙詰まりが発生したならば、操作者は、図
6に示すように、開閉カバー143を開き、定着部11
7および紙詰まり除去機構400を外部に露出させる。
次いで、操作者は、アーム515のつまみ515aを持
ち、ガイド部材500を手前(図中矢印Bで示す)に引
き出す。
【0060】図7は、図2に示す紙詰まり除去機構にお
いてガイド部材をわずかに引き出した状態を示す側面図
である。図7に示すように、ガイド部材500は、固定
レール403に形成したガイド部材用溝部409に沿っ
て摺動し、移動レール415に形成したガイド部材用溝
部417へ移動する。これにより、ガイド部材500
は、ガイド部材用溝部417内に収容される。これでガ
イド部材500の引き出しの第1ステップが完了する。
【0061】図8は、図2に示す紙詰まり除去機構にお
いてガイド部材を移動レールのガイド部材用溝部の先端
まで引き出した状態を示す側面図である。図8に示すよ
うに、ガイド部材500を第1のステップよりもさらに
引き出すと、上ガイド501および下ガイド503が移
動レール415から突出する。さらに、ガイド部材50
0を引き出しつづけると、上ガイド501の一番奥側に
設けたコロ513が図4に示す移動レール415の側壁
に設けたスリット416の端部に当接する。ここで、ガ
イド部材500の引き出しの第2ステップが完了する。
【0062】図9は、図2に示す紙詰まり除去機構にお
いて移動レールを引き出した状態を示す側面図である。
【0063】操作者が、第2のステップよりもガイド部
材500をさらに引き出そうとすると、移動レール41
5が固定レール403の移動レール用溝部411に沿っ
て摺動し始め、移動レール415が固定レール403か
ら突出する。この移動レール415の摺動に伴って、ガ
イド部材500はさらに複写装置100の外側に向かっ
て飛び出す。また、図10に示すように、移動レール用
溝部411の湾曲によって、ガイド部材500は垂れ下
がる。
【0064】さらにガイド部材500を引き出すと、上
述のように、移動レール415の後端部に設けたストッ
パ419が移動レール用溝部411に形成したスリット
413の上流側端部413aに突き当るまで、移動レー
ル415が移動する。ここで、ガイド部材500の引き
出しの第3ステップが完了する。このようにガイド部材
500を引き出すことにより、記録紙430の先端部
は、ガイド部材500と一緒に複写装置100の外側に
引き出される。操作者は、この記録紙430の先端部を
持って、記録紙430を引き出すことで記録紙430を
除去することができる。
【0065】以上説明したように、上記実施の形態1に
係る複写装置100の紙詰まり除去機構400におい
て、記録パスの一部を形成するガイド部材500を、複
写装置100の内部から複写装置100の外部へ引き出
せるようにした。ガイド部材500が形成する記録パス
で記録紙が紙詰まりを起こしたならば、ガイド部材50
0を複写装置100の外部に引き出すことにより、紙パ
スの一部を形成する上ガイド501および下ガイド50
3自体を引き出すので、紙詰まりを起こした記録紙が上
ガイド501および下ガイド503の間で挟まれた状態
で複写装置100の外部に引き出され、容易に取り除く
ことができる。
【0066】特に、本実施の形態に係る複写装置100
のように、記録ユニット200とブック型の読取ユニッ
ト300のとの間に略水平状の記録パスを形成した場
合、読取ユニット300を開閉または取り外し可能に
し、記録パスを外部に露出できるようにすることは複雑
な機構が要求されるので、実現は極めて困難である。本
実施の形態に係る紙詰まり除去機構400によれば、こ
のような困難な構成を採用することなく、読取ユニット
300の下側で発生した紙詰まりを容易に除去すること
ができる。
【0067】また、ガイド部材500は、固定レール4
03および移動レール415によって案内されて、複写
装置100の内部であってガイド部材500が記録パス
の一部を形成する位置と、複写装置100の外部に引き
出された位置との間で往復自在に移動するようになって
いる。これにより、操作者は、ガイド部材500を引き
出すこと、および、ガイド部材500を差し入れるこ
と、という2つの動作だけで、ガイド部材500を複写
装置100の外部へ引き出した後、再びガイド部材50
0を複写装置100の内部の適切な位置に容易に戻すこ
とができる。
【0068】また、上記実施の形態に係る複写装置10
0では、その本体に対して固定した固定レール403
と、この固定レール403に形成したガイド部材用溝部
409と互いに連通するガイド部材用溝部417を形成
した移動レール415とで、ガイド部材500を案内す
る。この移動レール415は、ガイド部材500を移動
レール415の先端まで引き出した後、移動レール用溝
部411内を摺動して複写装置100の外側に向かって
突出するようになっている。この構成により、ガイド部
材500は、移動レール415の先端まで引き出された
後移動レール415が固定レール403から飛び出すの
で、ガイド部材500を複写装置100からより一層外
側に引き出すことができる。すなわち、ガイド部材50
0の記録紙搬送方向の長さが短くても、ガイド部材50
0を複写装置100の外部に十分に引き出すことができ
るため、複写装置100の周囲に十分な作業領域が確保
され、操作者は、複写装置100の各部材に手が当たっ
て記録紙の除去作業が妨げられることがない。この結
果、紙づまり除去機構400のコンパクト化と、紙詰ま
り除去作業の簡便化とを両方実現することができる
【0069】また、ガイド部材500が複写装置100
の外部へ引き出された位置を、図9および図10に示す
ように、複写装置100とガイド部材500の後端部と
の間に空間1000が生じるようにしているので、操作
者は、この空間1000へ手を入れることができるの
で、ガイド部材500の先端部および後端部の両側から
手を入れることが可能となり、ガイド部材500の、上
ガイド501および下ガイド503の間に挟まった記録
紙430を一層容易に取り除くことができる。また、ガ
イド部材500を引き出したときに記録紙430が外部
に取り出されずに記録パスに残ってしまった場合であっ
ても、空間1000を介して、手を記録パスに横方向か
ら真っ直ぐに入れることができるので、記録紙を容易に
除去することができる。
【0070】また、上記実施の形態に係る複写装置10
0では、図2に示すように、記録パスは、定着部117
の出口近傍で、複写装置100の排出側に向かって湾曲
し、ガイド部材500は、記録パスの湾曲部分よりも下
流側に位置し、この湾曲部分、すなわち定着部117の
出口の上を通って複写装置100の外部へ引き出される
ようになっている。これにより、ガイド部材500を外
部へ引き出したとき、図8に示すように、ガイド部材5
00の下ガイド503が定着部117の上側スリット1
27の上を通過する際に下ガイド503の先端部が記録
紙430に当たってこの記録紙430を連れ出す。この
結果、定着部117の上側スリット127から記録紙搬
送方向下流側に向いていた記録紙430の先端部を、図
9に示すように、これと反対方向である複写装置100
の外部へ向けることができる。操作者は、記録紙430
の先端部を引っ張れば、紙づまりを起こした記録紙を除
去することができ、手を記録パスの狭い領域に入れるこ
となく、簡易に紙づまりを起こした記録紙を取り除くこ
とができる。
【0071】また、上述のように、ガイド部材500を
複写装置100の外側に引き出したとき、図9および図
10に示すように空間1000が形成されるので、この
空間1000を介して、定着部117の出口とガイド部
材500の後端部との間に手を入れることができる。こ
れにより、ガイド部材500を引き出した場合、記録紙
430の後半部は定着部117の内部で加圧ローラ11
9および定着ローラ121間に挟まり、一方、記録紙4
30の前半部だけが複写装置100の外部に飛び出した
状態となるが、この場合でも空間部1000から記録紙
が露出するので、空間部1000からガイド部材500
に挟まれた記録紙の先端部を抜き出すことができ、これ
により、引き出したガイド部材500が邪魔となること
なく、操作者は記録紙430の先端部を掴むことがで
き、この先端部を引っ張ることにより紙づまりを起こし
た記録紙を容易に除去することができる。
【0072】また、定着部117の上側スリット127
から記録紙430の先端部が飛び出した状態で紙詰まり
が発生したときも、この空間から定着部117の出口に
手を入れることができるので、操作者は記録紙430の
先端部を掴むことができ、この先端部を引っ張ることに
より紙づまりを起こした記録紙を容易に除去することが
できる。
【0073】ガイド部材500は、図9に示すように、
移動レール415および移動レール用溝部411の湾曲
形状によって、複写装置100の側面部に沿って略平行
な状態になる。これにより、ガイド部材500を引き出
す構成としても複写装置100の設置に必要なスペース
が大幅に増大するのを防止できる。また、ガイド部材5
00を水平方向に最後まで引き出した場合と比べ、ガイ
ド部材500および移動レール415にかかる負荷を軽
減することができる。さらに、ガイド部材500を最後
まで引き出した状態で、ガイド部材500を複写装置1
00の側面部に対して略平行な状態とすることにより、
複写装置100とガイド部材500の後端部との間に形
成される空間1000も複写装置100の側面部に対し
て略平行な状態となるので、複写装置100内の紙パス
がガイド部材500により遮られることなく、空間10
00を介して直接露出されることになる。その結果、操
作者は空間1000を介して手を記録パスに横方向から
真っ直ぐに入れることができ、効率よく記録紙を除去で
きる。
【0074】このように、ガイド部材500を引き出し
たときに複写装置100の側面部に対して略平行にする
ことにより、図6に示すように、開閉カバー143を開
いた状態(図中一点破線で示す)で、開閉カバー143
が開閉するスペース内にガイド部材500を収めること
ができる。これにより、従来と同様に、開閉カバー14
3を開けるのに十分なスペースさえあれば、ガイド部材
500の全体を複写装置100の筐体141の外側に引
き出すことが可能となり、複写装置100の設置に必要
なスペースが増大するのを防止できる。
【0075】また、ガイド部材500を、まず記録紙4
30の搬送方向に沿って水平方向に沿って引き出し、次
に複写装置100の側面と略平行になる方向に沿って引
き出している。このように、ガイド部材500を引き出
す際に段階的に引き出し方向を変えているので、ガイド
部材500をスムーズに引き出すことができる。
【0076】さらに、上記紙詰まり除去機構400で
は、図1に示すように、開閉カバー143の内面によっ
て両面パス145を形成し、この開閉カバー143を開
くことで、図6に示すように、両面パス145の内部が
外部に露出するようになっている。また、開閉カバー1
43を閉じた場合、図11に示すように、ガイド部材5
00の一部、具体的には、上ガイド501と開閉カバー
143の内面とによって、両面パス145が、排紙部1
42から定着部117の上側を経て複写装置100の筐
体141の側面部に至るまで連続して形成されている。
これにより、開閉カバー143を開ければ、記録パスお
よび両面パス145の両方を同時に複写装置100の外
部に露出させることができるので、ガイド部材500を
複写装置100内部の記録パスから外部へ引き出すため
に、開閉カバー143以外の部材を移動させる等の他の
操作を一切することなく、直ちにガイド部材500の引
き出しが可能となり、紙詰まりを起こした記録紙を迅速
に除去することができる。
【0077】また、上ガイド501に設けた一対のアー
ム515の先端部につまみ515aを夫々設け、このつ
まみ515aに、移動レール415のフランジ427が
係合し、移動レール415がガイド部材500よりも先
に出ることを防止している。これにより、つまみ515
aは、操作者がガイド部材500を引き出す手がかりと
なると共に、移動レール415がガイド部材500より
も先に移動するという誤動作を阻止している。これによ
り、部品点数を削減すると同時に操作者の誤操作を防止
することができる。
【0078】本発明は、本発明は、上記実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることとができる。例え
ば、上記実施の形態では、ガイド部材500を、上ガイ
ド501および下ガイド503で構成しているが、少な
くとも搬送する記録紙を支持する片側のガイド(この例
では下ガイド503)が有れば足りる。
【0079】また、本発明は、複写装置に限定されず、
記録紙搬送機構を備えた印刷装置、ファクシミリ装置、
画像読取装置、複合機などに適用することが可能であ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録紙が搬送される記録紙搬送路の一部を形成するガイ
ド部材を、装置筐体の外部へ引き出し可能に設けること
としたので、ガイド部材が形成する記録紙搬送路の一部
で紙詰まりが発生したならば、ガイド部材を装置筐体に
外部へ引き出すことにより、紙詰まりを起こした記録紙
を容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる複写装置の構成を
示す断面図
【図2】上記実施の形態に係る複写装置の紙詰まり機構
を示す側面図
【図3】図2に示す紙詰まり除去機構の固定レールを示
す側面図
【図4】図2に示す紙詰まり機構の移動レールを示す側
面図
【図5】図2に示す紙詰まり機構のガイド部材を示す側
面図
【図6】上記実施の形態に係る複写装置において開閉カ
バーが開いた状態を示す側面図
【図7】図2に示す紙詰まり除去機構においてガイド部
材をわずかに引き出した状態を示す側面図
【図8】図2に示す紙詰まり除去機構においてガイド部
材を移動レールのガイド部材用溝部の先端まで引き出し
た状態を示す側面図
【図9】図2に示す紙詰まり除去機構において移動レー
ルを引き出した状態を示す側面図
【図10】図2に示す紙詰まり除去機構において移動レ
ールを引き出した状態を示す斜視図
【図11】上記実施の形態に係る複写装置において開閉
カバーを閉じた状態を示す側面図。
【符号の説明】
100 複写装置 117 定着部 141 筐体 142 排紙部 143 開閉カバー 145 両面パス 200 記録ユニット 300 読取ユニット 400 紙詰まり除去機構 401 固定板 403 固定レール 409 ガイド部材用溝部 411 移動レール用溝部 415 移動レール 417 ガイド部材用溝部 419 ストッパ 427 フランジ 430 記録紙 500 ガイド部材 501 上ガイド 503 下ガイド 515 アーム 515a つまみ 1000 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/16 G03G 15/00 554 Fターム(参考) 2H028 BA06 BA16 2H071 AA42 AA53 BA14 BA19 DA12 DA23 EA04 2H072 CA01 EA16 JA02 JA04 3F100 AA02 BA14 CA03 CA04 CA16 3F101 FA00 FB08 FB11 FE01 FE08 LA02 LB03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取部と、前記原稿を読
    み取った画像を記録紙に記録する記録部と、前記記録紙
    が搬送される記録紙搬送路の一部を形成しかつ装置筐体
    の外部へ引き出し可能に設けたガイド部材と、を具備す
    ることを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材を、前記記録紙搬送路上
    の第1の位置と前記装置筐体外部の第2の位置との間で
    往復自在に案内する案内部材をさらに具備することを特
    徴とする請求項1記載の複写装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部材は、装置本体に対して固定
    され且つ前記ガイド部材が摺動する第1の溝部が形成さ
    れた固定レールと、前記第1の溝部と互いに連通する第
    2の溝部が形成された移動レールと、で構成され、前記
    移動レールは、前記ガイド部材を前記第1の溝部および
    前記第2の溝部を順次摺動して前記移動レールの先端ま
    で引き出した後、装置筐体の外部に向かって突出するよ
    うに前記装置本体に対して移動自在に取り付けられたこ
    とを特徴とする請求項2記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の位置は、前記装置筐体の外部
    であって装置本体と前記ガイド部材の後端部との間に空
    間を生じる位置であることを特徴とする請求項2または
    請求項3記載の複写装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材は、前記記録部および前
    記読取部で挟まれた前記記録紙搬送路の領域の一部を形
    成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
    かに記載の複写装置。
  6. 【請求項6】 前記記録部は、前記記録紙の記録面に所
    要画像を転写する画像転写部と、転写された画像を定着
    処理する定着部とを備え、前記記録紙搬送路は前記定着
    部の出口近傍で前記装置筐体の排出側に向かって湾曲
    し、前記ガイド部材は前記定着部の出口よりも下流側に
    位置し、前記出口上を通って前記装置筐体の外部へ引き
    出し可能に設けられていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5記載のいずれかに記載の複写装置。
  7. 【請求項7】 前記固定レールは、前記ガイド部材を記
    録紙の搬送方向に沿って案内し、かつ、前記移動レール
    は、前記ガイド部材が装置本体の側面と略平行になるよ
    うに案内することを特徴とする請求項3から請求項6の
    いずれかに記載の複写装置。
  8. 【請求項8】 前記案内部材は、前記ガイド部材が記録
    紙の搬送方向に沿って前記装置筐体の外部に引き出さ
    れ、その後前記装置本体の側面部と略平行になる方向に
    段階的に引き出されるように構成されたことを特徴とす
    る請求項2から請求項6のいずれかに記載の複写装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の位置は、前記装置筐体の側面
    に設けた、前記記録紙搬送路の一部を外部に露出させる
    開閉カバーが開閉移動する範囲内であることを特徴とす
    る請求項2から請求項8のいずれかに記載の複写装置。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部材にガイド部材を引き出
    すときに操作者が摘むつまみ部材を設け、前記つまみ部
    材は前記移動レールに当接して前記移動レールが前記ガ
    イド部材よりも先に引き出されるのを規制することを特
    徴とする請求項3から請求項9のいずれかに記載の複写
    装置。
  11. 【請求項11】 前記記録部は、前記記録紙の記録面に
    所要画像を転写する画像転写部と、転写された画像を定
    着処理する定着部とを備え、かつ前記装置筐体の側面に
    設けた、前記記録紙搬送路の一部を外部に露出させる開
    閉カバーをさらに具備し、前記開閉カバーを閉じたとき
    に前記ガイド部材の一部と前記開閉カバーの内面とによ
    って前記定着部により定着後の記録紙を前記記録部に戻
    す両面搬送路を形成したことを特徴とする請求項1から
    請求項10のいずれかに記載の複写装置。
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US11254536B2 (en) 2018-10-19 2022-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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