JP2001253435A - 2輪車輸出用パレット - Google Patents

2輪車輸出用パレット

Info

Publication number
JP2001253435A
JP2001253435A JP2000070302A JP2000070302A JP2001253435A JP 2001253435 A JP2001253435 A JP 2001253435A JP 2000070302 A JP2000070302 A JP 2000070302A JP 2000070302 A JP2000070302 A JP 2000070302A JP 2001253435 A JP2001253435 A JP 2001253435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
pallets
outer frame
motorcycle
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000070302A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoyo Nakamura
英豊 中村
Togo Hanai
東吾 花井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NX Shoji Co Ltd
Original Assignee
Nittsu Shoji KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittsu Shoji KK filed Critical Nittsu Shoji KK
Priority to JP2000070302A priority Critical patent/JP2001253435A/ja
Publication of JP2001253435A publication Critical patent/JP2001253435A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動2輪車を梱包することなくコンテナに積
めるようにする。 【解決手段】 インナパレット2に車輪受け部10を設
け、ベースパレット3の支柱固定枠15内に、インナパ
レット2を横並びの一列に複数個置くことができる低い
載置部16を連設する。自動2輪車1を乗せたインナパ
レット2をベースパレット3の載置部16上に並べる
と、インナパレット2は、外枠15の内法面によって縦
横の動きが阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動2輪車の完成
品を輸出するとき、自動2輪車を載置してコンテナ内に
収容し、海外拠点まで輸送するために使用するパレット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動2輪車の完成品を輸送する際
には、自動2輪車を保護するために、鋼材、プラスチッ
ク材等で作った箱型の梱包体に1台ずつ収容し、貨物船
に積載するコンテナ内にこの梱包体を積み込んでいた。
しかし、輸送後の梱包体は、再使用されることなく廃棄
処分されるのが一般であり、資源を浪費し、環境を悪化
する結果になっていた。また自動2輪車の1台ごとに、
輸送前の梱包と輸送後の開梱をしなければならないの
で、手数がかかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、繰り返し使
用ができ、荷扱いが能率的にできる2輪車輸出用パレッ
トを得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの手段は、各請求項に記載したとおりであり、このう
ち請求項1の手段は、自動2輪車1台を載置するインナ
パレットと、複数個のインナパレットを横並びに載置す
るベースパレットを備え、前記インナパレットは、自動
2輪車1台を載置できる長さと横幅を有すると共に、中
心線上に車輪受けを有し、前記ベースパレットは、外枠
と、この外枠と段差をもつ低い載置部を備え、外枠の内
法は、複数個のインナパレットを外枠内に少ない隙間で
横並び一列に並べることができる大きさであり、外枠の
下面には、間隔を開けて複数個の脚を設けたことを特徴
とする。
【0005】この手段によれば、自動2輪車をパレット
にまとめてフォークリフトで積み降ろしでき、梱包、開
梱をしないため輸送の準備と後始末の作業が簡単にな
り、使い捨ての梱包材料を使用しないから、資源の浪費
や梱包材料の処理をしなくてすむ。
【0006】また請求項2の手段は、請求項1におい
て、前記ベースパレットは、外枠の上面の四隅に上向き
の支柱固定枠を備え、下面の四隅に下向きの支柱嵌合枠
を備えることを特徴とする。
【0007】この手段によれば、支柱固定枠と支柱嵌合
枠に支柱を介在させてパレットを複数段にして自動2輪
車を輸送し、パレット返送時には、パレットの支柱固定
枠と支柱嵌合枠を嵌め合わせて、多数のパレットを、嵩
張らず係合状態で重ねることができる。
【0008】請求項3の手段は、請求項2において、前
記支柱固定枠は、上面と一側面が開放した横断面コ字形
の一対の部材からなり、この部材における対向する2枚
の壁に、上端から形成した縦溝と、側端から形成した逆
L字溝を設け、この逆L字溝の縦溝部を前記縦溝の延長
線上に位置させ、ベースパレットの端縁に立てる柵の両
端に支柱を設け、この支柱の下部の両側面に、支柱固定
枠の前記縦溝と逆L字形溝に係合する二つの係止突起を
上下に設けたことを特徴とする。
【0009】この手段によれば、柵の支柱に設けた二つ
の係止突起を、支柱固定枠の縦溝と逆L字溝に係合させ
るだけで柵を直立させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1において1は輸送される自動
2輪車であり、これを輸送するパレットPとして、自動
2輪車1を1台載置するインナパレット2と、自動2輪
車1を載置したインナパレット2を複数個載置するベー
スパレット3が用いられる。
【0011】図示のパレットPは、2輪車1を4台載置
できるものであり、常用されるコンテナCには、例え
ば、4台載置できるパレットPを2段積みにしたものを
5列と、2台載置できるパレットPを2段積みで1列積
載でき、合わせて44台の2輪車を積み込むことができ
る。パレットPには前記の4台用、2台用の他に3台用
もあり、これらを適宜組み合わせて積載する。これに対
して従来の梱包体で梱包したものは、前記コンテナCに
32台しか積めなかった。
【0012】図2はインナパレット2を示し、前後の横
ビーム4、5に2本の縦ビーム6、7を溶接し、更に補
強ビーム8a,8b,8c,8d,9を適宜溶接し、前
位置の横ビーム4近くに断面U字形の車輪受け10を溶
接した構成を備える。インナパレット2の横幅W1 と長
さL1 は、自動2輪車1を1台載置できる大きさであ
る。
【0013】図3はベースパレット3を示し、前後の横
ビーム11、12と両側の縦ビーム13、14によって
外枠15が形成され、これより高さが低い横桁16aと
縦桁16bからなる格子状の載置部16が外枠15の内
側に溶接されてパレット本体17が構成される。載置部
16と外枠15の下面は、同一平面内にあるが、両部分
の上面間には、図5に示す段差hがある。図3に記入し
た外枠15の内法面間の幅すなわち載置部16の幅W2
は、インナパレット2の前記横幅W1 の整数倍より少し
大きく、載置部16の長さL2 は、インナパレット2の
長さL1 より少し長い。外枠15上面の符号15aを付
したものはステー止め金で、図7に示す柵20を支える
ステー37を連結するためのものである。
【0014】図4に示す柵20は、支柱21、21間に
横部材22、22を溶接して作られており、自動2輪車
1の前後を遮るため、及びパレットを重ねるために、パ
レット本体17の端縁を形成する横ビーム11、12の
上に立設される。支柱21の上部の横部材側にステー止
め金21aが溶接され、下部両側面には係止突起23、
24が溶接によって突設されている。
【0015】パレット本体17の四隅の上面には、図
5、図6に示す支柱固定枠25が溶接されている。この
支柱固定枠25は、平面視コ字状で支柱22を挿入でき
る溝形材からなり、コ字の開口部を縦ビーム13、14
の長手方向に向けて固定され、両側壁の上端から縦溝2
6が切り取られ、また側端から逆L字溝27が切り取ら
れている。柵20の支柱22を、支柱固定枠25内に挿
入しながら、係止突起23が支柱固定枠25の上端を滑
り、係止突起24が逆L字溝27の横溝部分に進入する
ように移動させたのち、両突起23、24を縦溝部分で
下方に移動させると、突起23、24の横方向の動きが
縦溝で阻止されて支柱22は直立状態に維持され、柵2
0を立てることができる。
【0016】またパレット本体17の下面の四隅には、
図3(b)(c)に示すように、支柱嵌合枠30が下向
きに溶接されている。この部材は、支柱固定枠25より
少し大寸の角パイプを切断してなるもので、パレットを
2段重ねにするとき支柱22の上端を受け入れるために
設けてある。
【0017】前記の支柱固定枠25は、自動2輪車の前
後を遮る方向に柵を取り付けるように向けられている
が、四方に柵を取り付けたいときは、四隅の上下に、支
柱挿入方向が異なる支柱固定枠25と下向きの支柱嵌合
枠30を2組ずつ設ければよい。
【0018】外枠15の下面における、中間の横桁16
aと縦桁16bと同列の位置に、脚31が溶接され、脚
31の下面から支柱嵌合枠30の側面にかけてパレット
傾斜防止用の帯金32が溶接され、支柱嵌合枠17との
間にフォーク挿入空間33が形成される。パレットを運
搬するときフォークリフトのフォークを挿入空間33に
挿入するが、パレットがフォーク上で前下がりに傾斜し
ようとすると、この傾斜の動きは帯金32がフォークの
下面に当たることによって阻止される。またベースパレ
ット3の四隅の外面にはL形の補強隅板35が溶接され
る。この補強隅板35は、上端が外枠15の上面と略一
致し、下端が支柱嵌合枠30及び帯金32の下面と一致
しており、脚としても作用する。
【0019】以上の構成であるから、自動2輪車1を手
押し又はクレーンでインナパレット2に乗せ、前輪を車
輪受け部10にいれ、後輪を補強ビーム8c,8d間に
いれて安定させ、更に適宜の緊縛手段を用いて固定し、
このインナパレット2をクレーンによってベースパレッ
ト3上に並べることにより積み荷ができる。またインナ
パレット2を予めベースパレット3の載置部16上に並
べ、自動2輪車1を押してインナパレット2に乗せてか
ら緊縛することで積み荷をすることもできる。
【0020】このように積み込むことにより、インナパ
レット2の横ビーム4、5の前後方向の動きは、段差h
をもつ外枠15の内側面で阻止され、横方向の動きは、
1列に並んだ横ビーム4、5の両端が外枠15の内側面
に当接して阻止される。インナパレット2を、自動2輪
車1の前後方向が交互に逆向きになるように並べると、
車両の横幅にインナパレット2の横幅より大きい部分が
あっても、この部分は食い違って車両同士の干渉が防止
される。
【0021】次に柵20の支柱22の下部を支柱固定枠
25に挿入しながら、前記のように係止突起23、24
を縦溝26と逆L字溝27に係合させると、柵20は直
立する。更に図7に示すようにステー37の両端を前記
ステー止め金15a,21aに連結すると、柵20は強
く固定され、2段重ねに耐えることができる。
【0022】海外拠点において荷降ろしするときは、コ
ンテナからパレットを出し、ステー37と柵20を外し
て自動2輪車1を搬出するが、搬出がすむと図8に示す
ように柵20の係止を外して倒すことにより高さを減じ
させることができ、一つのパレットの支柱固定枠25に
他のパレットの支柱嵌合枠30を上から嵌めて次々に重
ねて、多数のパレットを小容積にまとめることができる
から、返送が容易になり運賃も安くなる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の手段によれば、複数台の自動
2輪車をパレットにまとめてフォークリフトで積み降ろ
しでき、自動2輪車を1台ごとに梱包、開梱する必要が
ないから、輸送準備と輸送後の後始末の作業が極めて簡
単になり、作業能率が高い。また使い捨ての梱包材料を
使用しないから、資源を浪費せず、梱包材料の焼却処理
に伴う環境の悪化も生じないなどの効果がある。
【0024】請求項2の手段によれば、支柱固定枠と支
柱嵌合枠に支柱を介在させることによりパレットを複数
段にして自動2輪車を輸送でき、パレット返送時には、
空のパレットの支柱固定枠と支柱嵌合枠を嵌め合わせ
て、多数のパレットをずれが生じないように重ねること
ができ、輸送及び返送に極めて便利である。
【0025】請求項3の手段によれば、柵の支柱に設け
た二つの係止突起を、支柱固定枠の縦溝と逆L字溝に係
合させるだけで柵を直立させることができ、作業が極め
て簡単になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパレットの使用方法説明図
【図2】 インナパレットを示し(a)は平面図、
(b)は側面図
【図3】 ベースパレットを示し(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図
【図4】 柵を示し(a)は平面図、(b)は側面図
【図5】 パレットの隅部拡大斜視図
【図6】 支柱の係脱を示す斜視図で(a)は係止前、
(b)は係止後
【図7】 ステーを取り付けた側面図
【図8】 柵を倒して重ねた側面図
【符号の説明】
1 自動2輪車 2 インナパレット
3 ベースパレット 4、5、11、12 横ビーム 6、7、13、14
縦ビーム 8a……、9 補強ビーム 10 車輪受け部
15 外枠 16 載置部 17 パレット本体
20 柵 25 支柱固定枠 26 縦溝
27 逆L字溝 30 支柱嵌合枠 31 脚
37 ステー P パレット C コンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動2輪車1台を載置するインナパレッ
    トと、複数個のインナパレットを横並びに載置するベー
    スパレットを備え、前記インナパレットは、自動2輪車
    1台を載置できる長さと横幅を有すると共に、中心線上
    に車輪受けを有し、前記ベースパレットは、外枠と、こ
    の外枠と段差をもつ低い載置部を備え、外枠の内法は、
    複数個のインナパレットを外枠内に少ない隙間で横並び
    一列に並べることができる大きさであり、外枠の下面に
    は、間隔を開けて複数個の脚を設けたことを特徴とする
    2輪車輸出用パレット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ベースパレット
    は、外枠の上面の四隅に上向きの支柱固定枠を備え、下
    面の四隅に下向きの支柱嵌合枠を備えることを特徴とす
    る2輪車輸出用パレット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記支柱固定枠は、
    上面と一側面が開放した横断面コ字形の一対の部材から
    なり、この部材における対向する2枚の壁に、上端から
    形成した縦溝と、側端から形成した逆L字溝を設け、こ
    の逆L字溝の縦溝部を前記縦溝の延長線上に位置させ、
    ベースパレットの端縁に立てる柵の両端に支柱を設け、
    この支柱の下部の両側面に、支柱固定枠の前記縦溝と逆
    L字形溝に係合する二つの係止突起を上下に設けたこと
    を特徴とする2輪車輸出用パレット。
JP2000070302A 2000-03-14 2000-03-14 2輪車輸出用パレット Withdrawn JP2001253435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070302A JP2001253435A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 2輪車輸出用パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070302A JP2001253435A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 2輪車輸出用パレット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001253435A true JP2001253435A (ja) 2001-09-18

Family

ID=18589059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000070302A Withdrawn JP2001253435A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 2輪車輸出用パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001253435A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116763A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Nippon Express Co Ltd 自動二輪車用パレット
JP6211655B1 (ja) * 2016-08-03 2017-10-11 親和パッケージ株式会社 輸送パレット
JP2020037437A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 親和パッケージ株式会社 リターナブル輸送パレット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116763A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Nippon Express Co Ltd 自動二輪車用パレット
JP6211655B1 (ja) * 2016-08-03 2017-10-11 親和パッケージ株式会社 輸送パレット
JP2018020805A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 親和パッケージ株式会社 輸送パレット
JP2020037437A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 親和パッケージ株式会社 リターナブル輸送パレット
JP7220451B2 (ja) 2018-09-05 2023-02-10 親和パッケージ株式会社 リターナブル輸送パレット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4799840A (en) Drum-restraining device
US5494167A (en) Returnable case
JP2001253435A (ja) 2輪車輸出用パレット
JP2005029178A (ja) 二輪車用梱包容器
JPH0642659U (ja) 金属製パレット
US20030183544A1 (en) Crating kit for a two-wheeled vehicle
JP7209524B2 (ja) 運搬台車
JP2931172B2 (ja) パレット
JP4711534B2 (ja) 折畳み収納式梱包容器
JP4260550B2 (ja) 自動二輪車輸送用リターナブルパレットと積載方法
JP2001130555A (ja) 組立分解式梱包容器およびその分解収納方法
JP4005289B2 (ja) 物流運搬保管装置
JPH07156949A (ja) 運搬容器
JP3056831U (ja) 荷物収容枠構造体
JPH0140843Y2 (ja)
JP2004142795A (ja) パレット
JPH0586823U (ja) ラック
JPH0752016Y2 (ja) 運搬用具
JP3018716U (ja) パレット支持枠構造体
WO1984000528A1 (en) Drum restraining device
JPH0561095U (ja) 作業車の梱包枠
JPH0142507Y2 (ja)
JP3079799U (ja) パレット
JP3620377B2 (ja) 搬送用パレット
JP3152431B2 (ja) ゴム・ブロック又はシートの輸送用枠組木箱

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605