JP3620377B2 - 搬送用パレット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトなどで取り扱うことのできる搬送用パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
この種の搬送用パレットで、荷台となる下側フレームと上側フレームとを支柱で連結した立体形のパレットが知られているが、従来のこの種の立体形のパレットでは、構成部品点数が多くて溶接長さが長くなり、このため重量物となるだけでなく製造コストが非常に高くつく欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る搬送用パレットを提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、パイプ材をVの字形に曲げ加工して成る上下一対のV形フレーム2,3と、当該V形フレーム2,3の両端部を互いに連結する前側左右一対の支柱4A,4Bと、V形フレーム2,3の湾曲ターン部2a,3aを互いに連結する後側1本の支柱5とを備え、当該3本の各支柱4A,4B,5は、下側V形フレーム3より下方に突出して脚部7a,7b,8を構成し、前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bには、段積み時に下側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの上端に嵌合する嵌合部(カップ10など)が設けられ、上側V形フレーム2の湾曲ターン部2aは、後側1本の支柱5の上端に載置固着され、段積み時には、上側V形フレーム2の湾曲ターン部2a上で上側パレット1の後側一本の支柱5の下端脚部8が支持されるように構成した搬送用パレットにおいて、下側V形フレーム3の湾曲ターン部3aは後側一本の支柱5の内側に固着され、前側左右一対の支柱4A,4B間には、上面が下側V形フレーム3の上面と面一になるように支柱4A,4Bの前側で左右横方向の前フレーム6が架設され、搬送用パレット1を入れ子状にネスティングしたとき、上側パレット1の後側1本の支柱5の下端脚部8が下側パレット1の下側V形フレーム3の湾曲ターン部3aの上に載り且つ上側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bが前記前フレーム6上に載るように構成され、上側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bの嵌合部(カップ10など)と係合するずれ止め用突起12が、前記前フレーム6の両端部上面に設けられた構成となっている。
【0004】
上記構成の本発明の搬送用パレットを実施するに際し、具体的には、前記上側V形フレーム2の湾曲ターン部2a上に、上側パレット1の後側一本の支柱5の下端脚部8と係合するずれ止め用部材11を付設することができる。
【0006】
また、前側左右一対の支柱4A,4Bの上端には上窄まり形のキャップ9を外嵌固着し、前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bの嵌合部は、段積み時に下側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの上端の前記キャップ9に外嵌する上窄まり形のカップ10によって構成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図5に示すように、この実施形態の搬送用パレット1は、それぞれ角パイプ材をVの字形に曲げ加工して構成した上下一対のV形フレーム2,3と、当該V形フレーム2,3の同一側にある端部どうしを互いに連結する前側左右一対の支柱4A,4Bと、V形フレーム2,3の湾曲ターン部2a,3aを互いに連結する後側1本の支柱5、及び前側左右一対の支柱4A,4B間で、上面が下側V形フレーム3の上面と面一になるように支柱前面に固着して架設された左右横方向の前フレーム6を備えたもので、当該3本の各支柱4A〜5は、下側V形フレーム3より下方に突出して脚部7a,7b,8を構成している。
【0008】
下側V形フレーム3の湾曲ターン部3aは、後側1本の支柱5の前面に固着されているが、上側V形フレーム2は下側V形フレーム3よりも若干前後方向長さが長くて、その湾曲ターン部2aは後側1本の支柱5の上端に載った状態で固着されている。なお、各支柱4A〜5及び前フレーム6も角パイプ材を利用したものであるが、後側1本の支柱5には、特に横巾が縦巾の約2倍の長方形断面の角パイプ材を使用している。
【0009】
さらに詳細に説明すると、前側左右一対の支柱4A,4Bの上端には、図7に示すように、上窄まり形(図示のものは、裁頭角錐形)の金属板製のキャップ9が外嵌固着され、当該各支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bには、段積み時に下側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの上端キャップ9に外嵌する下広がり形(図示のものは、裁頭角錐形)の金属板製のカップ10が固着されている。また、上側V形フレーム2の湾曲ターン部2aの上面には、図2及び図7に示すように、ずれ止め用部材11(例えば、棒鋼を前方が開放するコの字形に曲げ加工したもの)が付設され、段積み時に上側パレット1の後側1本の支柱5の下端脚部8がずれ止め用部材11と係合する(コの字形の内側に下端脚部8が嵌合する)ように構成している。
【0010】
また、前フレーム6の両端部上面には、図6及び図8に示すように、前側左右一対の支柱4A,4Bの前側位置でずれ止め用突起12が付設されている。このずれ止め用突起12は、上側パレット1の後側1本の支柱5の下端脚部8が下側パレット1の下側V形フレーム3の湾曲ターン部3aの上に載り且つ上側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bのカップ10が前フレーム6の両端部に載るように搬送用パレット1を入れ子状にネスティングしたとき、当該両支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bのカップ10の内側に入り込んで係合し、当該カップ10が前フレーム6上で横滑りするのを防止する。
【0011】
なお、上記実施形態では、図1では図示省略しているが、後側1本の支柱5の下端脚部8には、図3及び図5に示すように、支柱下端開口を閉じるとともに下側V形フレーム3の湾曲ターン部3aの下側を支持するU字形補強板13が外嵌固着されている。このU字形板13の左右両側板部は、当該支柱5の下側V形フレーム3より上方適当高さまでの部分に重なる長さを有する。また、図1では図示省略しているが、図3、図6、及び図8に示すように、前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bの前側には、前フレーム6を支持する補強板14が付設されている。
【0012】
以上のように構成された搬送用パレット1の使用方法の一例を説明すると、図1に仮想線で示すように、前側左右一対の支柱4A,4Bと後側1本の支柱1との間で下側V形フレーム3上に荷支持板15を載置し、この荷支持板15上に荷を載置するかまたは、荷によっては下側V形フレーム3上に直接荷を載置し、この荷を載置した搬送用パレット1を、フォークリフトのフォークを前フォーク6側から下側V形フレーム3の下側に差し入れて持ち上げ、搬送することができる。
【0013】
しかして、上記のように荷を載置した搬送用パレット1または、荷を載置していない搬送用パレット1は、図3に仮想線で示すように段積みすることができる。この場合、図3の仮想線及び図7に示すように、下側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの上端キャップ9に上側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bのカップ10を外嵌させるとともに、下側パレット1の上側V形フレーム2の湾曲ターン部2a上に上側パレット1の後側1本の支柱5の下端脚部8を、当該下端脚部8がコの字形のずれ止め用部材11の内側に嵌合するように載置させることにより、下側パレット1に対し上側パレット1が完全に位置決めされ、安全に段積みできる。
【0014】
また、荷搬送用に使用していない搬送用パレット1を格納するときや、まとめて搬送するような場合には、搬送用パレット1を入れ子状にネスティングすることができる。即ち、図2、図4、図5及び図8にそれぞれ仮想線で示すように、下側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの前側に上側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bが重なるとともに、下側パレット1の後側1本の支柱5の前側に上側パレット1の後側1本の支柱5が重なるように、下側パレット1内に上側パレット1を入れ込み、上側パレット1の後側1本の支柱5の下端脚部8を下側パレット1の下側V形フレーム3の湾曲ターン部3a上に載置するとともに、上側パレット1の前側左右一対の支柱4A,4Bの下端脚部7a,7bのカップ10を下側パレット1の前フレーム6の両端部上面に、ずれ止め用突起がカップ10の内側に入り込むように載置すれば良い。この結果、上側パレット1が下側パレット1に対し前方へ滑り落ちる、即ち、上側パレット1のカップ10が下側パレット1の前フレーム6から前方へ滑り落ちるのを、前記ずれ止め用突起12により防止できる状態にネスティングすることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように実施し得る本発明の搬送用パレットは、パイプ材をVの字形に曲げ加工して成る2つのV形フレームと3本の支柱とで構成できるものであるから、部品点数が少なく、部品どうしの結合箇所が少ない、換言すれば溶接長さが短くて済むので、パレット全体の軽量化と大幅なコストダウンを図ることができる。
【0016】
また、安全に段積みできる搬送用パレットとして活用することができるのであるが、3本の支柱の下端脚部全てに下側パレットの3本の支柱の上端に嵌合する嵌合部を形成する場合と比較して構造が簡単になり、コストダウンを図ることができる。更に、パレットどうしを入れ子状にネスティングすることができるのであるが、このネスティングに際して、上側パレットが下側パレットから前方にずれ落ちるのを、上側パレットの前側左右一対の支柱の下端脚部の嵌合部と下側パレットの前フレーム上のずれ止め用突起との係合により、確実に防止することができ、ネスティング作業そのものを安全に行えるとともに、ネスティング状態を安全に維持させ得る。
【0017】
尚、請求項2に記載の構成によれば、フォークリフトで段積みするとき、前側左右一対の支柱の下端脚部の嵌合部を下側パレットの前側左右一対の支柱の上端に嵌合させる直前に、下側パレットの上側V形フレームの湾曲ターン部上のずれ止め用部材を利用して、後側1本の支柱の下端脚部を下側パレットの上側V形フレームの湾曲ターン部上の所定位置に正確に載置することができ、より安全に段積みすることができる。
【0018】
また、請求項3に記載の構成によれば、パイプ材を利用して構成した支柱の上端開口を平板状カバーの溶接により閉塞する場合と比較して、支柱上端に外嵌するキャップであるから、溶接が簡単になって溶接コストを低減し得るだけでなく、パイプの段積み時に上窄まり形のキャップに下広がり形のカップを被せることになるので、両者を嵌合深さを深くしながら、カップを小型に構成することができ、材料コストの低減にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送用パレット全体を示す斜視図である。
【図2】搬送用パレットの上端面を示す平面図である。
【図3】搬送用パレット全体を示す正面図である。
【図4】下側V形フレームと各支柱とを示す横断平面図である。
【図5】搬送用パレット全体を示す側面図である。
【図6】図4のA部の拡大図である。
【図7】図5のB部及びC部を示す一部縦断拡大図である。
【図8】図5のD部及びE部を示す一部縦断拡大図である。
【符号の説明】
1 搬送用パレット
2 上側V形フレーム
2a 上側V形フレームの湾曲ターン部
3 下側V形フレーム
3a 下側V形フレームの湾曲ターン部
4A,4B 前側左右一対の支柱
5 後側1本の支柱
6 前フレーム
7a,7b 前側左右一対の支柱の下端脚部
8 後側1本の支柱の下端脚部
9 上窄まり形のキャップ
10 下広がり形のカップ
11 コの字形のずれ止め用部材
12 ずれ止め用突起

Claims (3)

  1. パイプ材をVの字形に曲げ加工して成る上下一対のV形フレームと、当該V形フレームの両端部を互いに連結する前側左右一対の支柱と、V形フレームの湾曲ターン部を互いに連結する後側1本の支柱とを備え、当該3本の各支柱は、下側V形フレームより下方に突出して脚部を構成し、前側左右一対の支柱の下端脚部には、段積み時に下側パレットの前側左右一対の支柱の上端に嵌合する嵌合部が設けられ、上側V形フレームの湾曲ターン部は、後側1本の支柱の上端に載置固着され、段積み時には、上側V形フレームの湾曲ターン部上で上側パレットの後側一本の支柱の下端脚部が支持されるように構成した搬送用パレットにおいて、下側V形フレームの湾曲ターン部は後側一本の支柱の内側に固着され、前側左右一対の支柱間には、上面が下側V形フレームの上面と面一になるように支柱前側で左右横方向の前フレームが架設され、搬送用パレットを入れ子状にネスティングしたとき、上側パレットの後側1本の支柱の下端脚部が下側パレットの下側V形フレームの湾曲ターン部の上に載り且つ上側パレットの前側左右一対の支柱の下端脚部が前記前フレーム上に載るように構成され、上側パレットの前側左右一対の支柱の下端脚部の嵌合部と係合するずれ止め用突起が、前記前フレームの両端部上面に設けられている、搬送用パレット。
  2. 前記上側V形フレームの湾曲ターン部上には、段積み時に上側パレットの後側一本の支柱の下端脚部と係合するずれ止め用部材が付設されている、請求項1に記載の搬送用パレット。
  3. 前側左右一対の支柱の上端には上窄まり形のキャップが外嵌固着され、前側左右一対の支柱の下端脚部の嵌合部は、段積み時に下側パレットの前側左右一対の支柱の上端の前記キャップに外嵌する下広がり形のカップによって構成されている、請求項1または2に記載の搬送用パレット。
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