JP2001253203A - ハブユニット - Google Patents
ハブユニットInfo
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- JP2001253203A JP2001253203A JP2000064998A JP2000064998A JP2001253203A JP 2001253203 A JP2001253203 A JP 2001253203A JP 2000064998 A JP2000064998 A JP 2000064998A JP 2000064998 A JP2000064998 A JP 2000064998A JP 2001253203 A JP2001253203 A JP 2001253203A
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- holes
- hub unit
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Abstract
ディスクロータの取付姿勢を安定させること。 【解決手段】ハブホイール2の径方向外向きのフランジ
10の外端面にディスクブレーキ装置のディスクロータ
5があてがわれた状態で取り付けられるハブユニット1
であって、フランジにおいて周方向で隣り合うボルト取
付用貫通孔11の間の領域に、ハブユニット設置場所に
対する設置作業用の工具が挿通される作業用貫通孔14
が設けられており、作業用貫通孔14は、円周等間隔で
かつ互いに同一外形寸法に設定されている構成。
Description
ハブユニットに関する。
について図6および図7を参照して説明する。図6は、
ハブユニットの縦断面図、図7は、図6の(7)−
(7)線に沿う断面図である。ここでは、駆動輪側に用
いられるハブユニットが例に挙げられる。
ル、3は複列外向きアンギュラ玉軸受、4はドライブシ
ャフト、5はディスクブレーキ装置のディスクロータ、
6はシャフトケース、7はディスクブレーキ装置のブレ
ーキパッドである。
2のフランジ10の外端面に対して密着するようにあて
がわれた状態で取り付けられる。このディスクロータ5
は、フランジ10の円周数箇所に設けられる貫通孔(ボ
ルト取付用貫通孔)11に貫通状態で非分離に嵌入され
るボルト12によって、固定される。
は、ハブユニット1をドライブシャフト4に対して取り
付けた後で行われるために、フランジ10のボルト取付
用貫通孔11に対してボルト12を予め取り付けておか
なくてはならないし、また、ハブユニット1単品を取り
扱う段階において、前述したボルト12が脱落すると困
るので、ボルト12をボルト取付用貫通孔11に対して
非分離に取り付けるようにしている。
付用貫通孔11に対して非分離とするために、ボルト1
2のねじ軸部において頭部側の領域にのみセレーション
13を形成しており、ボルト12のセレーション13
を、ボルト取付用貫通孔11の円形内周面に対して食い
込ませるように嵌入装着する形態になっている。
きアンギャラ玉軸受3の外輪をシャフトケース6にボル
ト止めするために、ハブホイール2のフランジ10の円
周二箇所に六角レンチなどの作業工具(ハブユニット1
の設置場所に対する設置作業用の工具)を挿通する作業
用貫通孔14A,14Bが2つ設けられている。このよ
うにハブホイール2のフランジ10に、2つの作業用貫
通孔14A,14Bを設ける関係により、フランジ10
の回転バランスを調整するための回転バランス用貫通孔
15を1つ設けるようにしている。
4A,14Bは前記作業工具を通し所要の作業を行うう
えで必要な大きさの外形寸法を有する一方、回転バラン
ス用貫通孔15は、回転バランスを保つことを目的とす
るうえで、作業用貫通孔14A,14Bより小さな外形
寸法に設定されている。
ル2の回転によりディスクロータ5が面振れすると、デ
ィスクロータ5に対するブレーキパッド7の当接具合が
低下して不都合である。このような面振れを可及的に小
さく抑制するにはフランジ10の外端面に対してのディ
スクロータ5の取り付け上における傾き姿勢を抑制する
ことが要求される。
0に切削ドリル等で作業用貫通孔14A,14Bおよび
回転バランス用貫通孔15を形成するときに、切削ドリ
ルの刃先の突き抜け方向に向けて作業用貫通孔14A,
14Bや回転バランス用貫通孔15周辺に加工前後の応
力バランスの変化により凸状に変形された凸状部が発生
する。
14A,14Bや回転バランス用貫通孔15それぞれの
外形寸法の大きさに比例するうえ、フランジ10の外端
面に対する作業用貫通孔14と回転バランス用貫通孔1
5の配置位置が、円周方向において不均等になってい
る。
れぞれにおける上記凸状部の高さの差異と、フランジ1
0の外端面の円周方向における凸状部の形成位置の不均
等により、フランジ10の外端面に対してディスクロー
タ5は傾いた不安定な姿勢で取り付けられ、フランジ1
0の回転に伴いディスクロータ5に面振れを起こさせや
すいものとなる。
加工してフランジ10の外端面上から除去するにしても
相当な労力とコストとがかかる。
いて、作業用貫通孔や回転バランス用貫通孔などの形成
に際してのフランジの外端面からの凸状部の高さの差異
を解消して、ハブホイールのフランジ外端面に対するデ
ィスクロータの取り付け姿勢を安定させることを目的と
する。
ユニットは、ハブホイールの径方向外向きのフランジの
外端面にディスクブレーキ装置のディスクロータがあて
がわれた状態で取り付けられるハブユニットであって、
前記フランジにおいて周方向で隣り合うボルト取付用貫
通孔の間の領域に、ハブユニット設置場所に対する設置
作業用の工具が挿通される作業用貫通孔が設けられてお
り、前記作業用貫通孔は、互いに同一外形寸法に設定さ
れている。
した凸状部の高さの差異が、フランジの外端面に対する
ディスクロータの取り付け姿勢を実用的に安定化させる
範囲内であれば、同一外形寸法の範疇に含まれるものと
広く解釈される。
形成しても、その作業用貫通孔周辺に発生する凸状部
は、フランジの外端面円周方向に均等に発生し、かつ、
それぞれの高さはほぼ同一となるから、ハブホイールの
フランジ外端面に対するディスクロータの取り付け姿勢
を安定させることができる。
記作業用貫通孔は、円周等間隔に配置されている。こう
した場合、作業用貫通孔の形成の際に配設する凸状部が
円周等間隔となり、ハブホイールのフランジ外端面に対
するディスクロータの取り付け姿勢をより安定させるこ
とができる。
は、フランジの外端面に対するディスクロータの取り付
け姿勢を実用的に安定化させる範囲内であれば、円周等
間隔の範疇に含まれるものと広く解釈される。
ルト取付用貫通孔と作業用貫通孔とが円周等間隔に設け
られている。こうした場合、ボルト取付用貫通孔におい
てボルトで取り付けられているディスクロータ部分から
作業用貫通孔までの円周方向距離が等間隔となり、フラ
ンジの外端面に対するディスクロータの取り付け姿勢が
より安定化する。
ホイールの径方向外向きのフランジの外端面にディスク
ブレーキ装置のディスクロータがあてがわれた状態で取
り付けられるハブユニットであって、前記フランジにお
いて周方向で隣り合うボルト取付用貫通孔の間の領域の
うち、少なくとも1箇所に、ハブユニット設置場所に対
する設置作業用の工具が挿通される作業用貫通孔が設け
られており、また、前記領域のうち、少なくとも1箇所
に前記作業用貫通孔の形成に関係して前記フランジの回
転バランスを調整するための回転バランス用貫通孔が設
けられており、前記作業用貫通孔と回転バランス用貫通
孔とが、互いに同一外形寸法に設定されている。
した凸状部の高さの差異が、フランジの外端面に対する
ディスクロータの取り付け姿勢を実用的に安定化させる
範囲内であれば、同一外形寸法の範疇に含まれるものと
広く解釈される。
回転バランス用貫通孔を形成しても、その作業用貫通孔
や回転バランス用貫通孔周辺に発生する凸状部は、フラ
ンジの外端面円周方向に均等に発生し、かつ、それぞれ
の高さはほぼ同一となるから、ハブホイールのフランジ
外端面に対するディスクロータの取り付け姿勢を安定さ
せることができる。
記作業用貫通孔と回転バランス用貫通孔とが、円周等間
隔に配置されている。こうした場合、作業用貫通孔と回
転バランス用貫通孔の形成の際に配設する凸状部が円周
等間隔となり、ハブホイールのフランジ外端面に対する
ディスクロータの取り付け姿勢をより安定させることが
できる。
は、フランジの外端面に対するディスクロータの取り付
け姿勢を実用的に安定化させる範囲内であれば、円周等
間隔の範疇に含まれるものと広く解釈される。
ルト取付用貫通孔と作業用貫通孔と回転バランス用貫通
孔とが円周等間隔に設けられている。こうした場合、ボ
ルト取付用貫通孔においてボルトで取り付けられている
ディスクロータ部分から作業用貫通孔や回転バランス用
貫通孔までの円周方向距離が等間隔となり、フランジの
外端面に対するディスクロータの取り付け姿勢がより安
定化する。
態に基づいて説明する。
している。図1は、実施形態のハブユニットの縦断面
図、図2は、図1の(2)−(2)線に沿う断面図であ
る。これらの図において、図6ないし図8と同一の部分
には同一の符号を付している。
ル、3は複列外向きアンギュラ玉軸受、4はドライブシ
ャフト、5はディスクブレーキ装置のディスクロータ、
6はシャフトケース、7はディスクブレーキ装置のブレ
ーキパッドである。
ランジ10の外端面に対して密着するようにあてがわ
れ、フランジ10の円周数箇所、実施形態では5箇所、
において均等間隔に設けられているボルト取付用貫通孔
11に貫通状態で非分離に嵌入されるボルト12によっ
て当該フランジ10の外端面に固定される。
域にはセレーション13が形成されている。ボルト12
のセレーション13は、ボルト取付用貫通孔11の円形
内周面に対して食い込ませられ、これによって、ボルト
12は、ボルト取付用貫通孔11に嵌入装着される。各
ボルト取付用貫通孔11は、互いに対して、フランジ1
0における円周方向均等間隔に設けられている。
ジ10において周方向で隣り合うボルト取付用貫通孔1
1の間の各領域それぞれに、作業用貫通孔14が設けら
れているとともに、作業用貫通孔14は、円周等間隔で
かつ互いに同一外形寸法に設定されているである。
用貫通孔14は、円周等間隔に設けられている。
通孔14を形成しても、その作業用貫通孔14周辺に発
生する凸状部は、フランジ10の外端面円周方向に均等
に発生し、かつ、それぞれの高さはほぼ同一となるか
ら、ハブホイール2のフランジ10外端面に対するディ
スクロータ5の取り付け姿勢を安定させられる。
ランジ10の外端面に対してディスクロータ5を高精度
で密着させることが可能になり、ディスクロータ5の回
転精度の向上に貢献できるようになる。
れるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
て周方向で隣り合うボルト取付用貫通孔11の間の領域
のすべてに作業用貫通孔14が設けられているが、これ
に限定されるものではない。すなわち、例えば図3で示
すように、フランジ10において周方向で隣り合うボル
ト取付用貫通孔11の間の領域のうち、少なくとも1箇
所に作業用貫通孔14を設け、残りの領域のすべてに、
その作業用貫通孔14の形成に関係して回転バランス用
貫通孔15を設け、作業用貫通孔14と回転バランス用
貫通孔15の外形寸法が同一であればよい。
り合うボルト取付用貫通孔11間の領域に設けられる貫
通孔は、そのすべてが作業用貫通孔14であっても、1
つないし複数の作業用貫通孔14とし残りを回転バラン
ス用貫通孔15とした貫通孔の組み合わせであってよ
い。
ス用貫通孔15のそれぞれは、互いに対して円周等間隔
に設置され、かつ、同一外形寸法に設定されているとと
もに、作業用貫通孔14の個々は、それぞれ周方向で隣
り合うボルト取付用貫通孔11に対してほぼ均等な離隔
距離でもって配置されている。
は、円形であったが、例えば、図4で示すように、楕円
形やその他の形状であっても外形寸法が同一であればよ
い。つまり、作業用貫通孔14は、六角レンチなどの所
要の工具が通れる形状であればよく、必ずしも、円形で
ある必要はないからである。もちろん、回転バランス用
貫通孔15も楕円形やその他の形状であっても同様であ
る。
は、ボルト取付用貫通孔11から円周方向において等距
離の位置に形成されているが、これに限定されるもので
はなく、例えば、図5で示すように不等距離の位置に形
成されても、作業用貫通孔14どうしが円周方向におい
て等距離の位置にあって外形寸法が同一であればよい。
もちろん、回転バランス用貫通孔15も同様である。
回転バランス用貫通孔15は、各ボルト取付用貫通孔1
1の間に1つであったが、これに限定されるものではな
く、それぞれ複数の作業用貫通孔14や回転バランス用
貫通孔15が設けられてもそれぞれの外形寸法が同一で
あり、ほぼ互いに円周方向等距離にあればよい。
は、それぞれ、作業用またはバランス用であったが、こ
れに限定されるものではなく、ダミー用の貫通孔であっ
ても、そのダミー用の貫通孔が、作業用貫通孔14や回
転バランス用貫通孔15と円周方向等距離でかつ同一の
外形寸法であればよい。
て駆動輪用を例示したが、図示しない周知の従動輪用の
ものでも本発明を適用できる。
れば、作業用貫通孔や回転バランス用貫通孔を形成して
も、それら貫通孔周辺に発生する凸状部は、フランジの
外端面円周方向に均等に発生し、かつ、それぞれの高さ
はほぼ同一となるから、ハブホイールのフランジ外端面
に対するディスクロータの取り付け姿勢を安定させるこ
とができる。
Claims (6)
- 【請求項1】ハブホイールの径方向外向きのフランジの
外端面にディスクブレーキ装置のディスクロータがあて
がわれた状態で取り付けられるハブユニットであって、 前記フランジにおいて周方向で隣り合うボルト取付用貫
通孔の間の領域に、ハブユニット設置場所に対する設置
作業用の工具が挿通される作業用貫通孔が設けられてお
り、 前記作業用貫通孔は、互いに同一外形寸法に設定されて
いる、ことを特徴とするハブユニット。 - 【請求項2】請求項1のハブユニットにおいて、 前記作業用貫通孔は、円周等間隔に配置されている、こ
とを特徴とするハブユニット。 - 【請求項3】請求項1のハブユニットにおいて、 前記ボルト取付用貫通孔と作業用貫通孔とが円周等間隔
に設けられている、ことを特徴とするハブユニット。 - 【請求項4】ハブホイールの径方向外向きのフランジの
外端面にディスクブレーキ装置のディスクロータがあて
がわれた状態で取り付けられるハブユニットであって、 前記フランジにおいて周方向で隣り合うボルト取付用貫
通孔の間の領域のうち、少なくとも1箇所に、ハブユニ
ット設置場所に対する設置作業用の工具が挿通される作
業用貫通孔が設けられており、また、前記領域のうち、
少なくとも1箇所に前記作業用貫通孔の形成に関係して
前記フランジの回転バランスを調整するための回転バラ
ンス用貫通孔が設けられており、 前記作業用貫通孔と回転バランス用貫通孔とが、互いに
同一外形寸法に設定されている、ことを特徴とするハブ
ユニット。 - 【請求項5】請求項4のハブユニットにおいて、 前記作業用貫通孔と回転バランス用貫通孔とが、円周等
間隔に配置されている、ことを特徴とするハブユニッ
ト。 - 【請求項6】請求項4のハブユニットにおいて、 前記ボルト取付用貫通孔と作業用貫通孔と回転バランス
用貫通孔とが円周等間隔に設けられている、ことを特徴
とするハブユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000064998A JP3903156B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | ハブユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000064998A JP3903156B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | ハブユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001253203A true JP2001253203A (ja) | 2001-09-18 |
JP3903156B2 JP3903156B2 (ja) | 2007-04-11 |
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ID=18584599
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000064998A Expired - Fee Related JP3903156B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | ハブユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3903156B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006096143A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Jtekt Corp | 車両用ハブユニット |
JP2010106915A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | F C C:Kk | 多板式クラッチ装置 |
JP2011207298A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Jtekt Corp | 車輪用軸受装置の内輪 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2013060076A (ja) | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Jtekt Corp | ハブユニット |
-
2000
- 2000-03-09 JP JP2000064998A patent/JP3903156B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010106915A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | F C C:Kk | 多板式クラッチ装置 |
JP2011207298A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Jtekt Corp | 車輪用軸受装置の内輪 |
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---|---|
JP3903156B2 (ja) | 2007-04-11 |
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