JP2001252566A - 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 - Google Patents

排気ガス浄化用触媒及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分なNOx浄化性能を得る排気ガス浄化用
触媒及びその製造方法を提供することである。 【解決手段】 排気ガス浄化用触媒は、CoXAl23+X
(0<X<1)のスピネル型構造を有する置換固溶体結
晶からなる。この触媒は、金属水酸化物A100Hとコバ
ルト酢酸塩とをそれぞれ水に溶かして混合し、溶液中の
Al-Co-O-Hの元素原子間の反応を通して中間化合物
を生成させた後、焼成することで結晶相転移反応を起こ
させることにより、CoXAl23+X(0<X<1)のス
ピネル型構造を有する置換固溶体結晶をゾルゲル法で得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス浄化用触
媒及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素過剰雰囲気の排ガス中のNO
xを浄化する触媒としてゼオライト系、酸化物系などが
提案されているが、実用的には性能が不足しており、高
耐熱性の触媒が要求されている。コバルトとその酸化
物、アルミニウムとその酸化物、或はCoAl24化合物
がすでに存在しているが、これらの単独または混合物は
充分なNOx浄化性能が得られていない。
【0003】近年、金属複合酸化物の力学的特性や機能
的特性が注目され、そのいくつかは酸素過剰雰囲気で窒
素酸化物還元触媒活性があることも早い時期から報告さ
れている。コバルト添加アルミニウム酸化物が炭化水素
によるNOの選択還元に比較的有効とされているが、そ
の調製によって活性が大きく異なり、活性種の生成過程
についての解明が要請されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、触媒活性は
主にCo-Al酸化物中のCoの存在状態に大きく影響され
ると考えられ、本発明では、含浸法及びゾルゲル法で、
各種コバルト含有量の触媒粉末を調製し、プロピレンを
還元剤としたNO還元活性などを測定した結果、ベーマ
イトを原料としたゾルゲル法合成触媒がもっとも活性的
であることを知見し、触媒をキャラクタリゼーションし
て、活性に影響を与える重要因子としての結晶構造、表
面状態及び活性種の生成過程について解析した。
【0005】本発明は、同じ元素構成であるが均一固溶
体結晶構造を有する物質を合成し、当該物質の酸素過剰
雰囲気でNO選択還元触媒作用を知見したことを契機と
して、上記課題を解決することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる排気ガス浄化用触媒にあっては、C
oXAl23+X(0<X<1、すなわちCo原子の含有量が
14.2%)の量論組成量以下の均一なスピネル型構造を有
する置換固溶体結晶からなることを特徴とする(請求項
1)。この排気ガス浄化用触媒は、単独もしくは他の物
質と混合してハニカムなどの形状に加工するか担持した
ものを、酸素過剰の窒素酸化物と炭化水素を含む排気ガ
スと接触させ、該窒素酸化物を選択的に窒素に還元す
る。
【0007】また、本発明にかかる排気ガス浄化用触媒
の製造方法は、金属水酸化物A100Hとコバルト酢酸塩
とをそれぞれ水に溶かして混合し、溶液中のAl-Co-O
-Hの元素原子間の反応を通して中間化合物を生成させ
た後、焼成することで結晶相転移反応を起こさせること
により、CoXAl23+X(0<X<1)のスピネル型構
造を有する置換固溶体結晶をゾルゲル法で得ることを特
徴とする(請求項2)。このようにして得られた触媒
は、高いNO選択性能を示した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0009】容器で酢酸コバルト四水和物4.055gを純
水100ccで溶かし、アルミニウム水酸化物A100H 140
gを純水14Lで溶かし、各水溶液を得た。両溶液を合せ
て一つの容器で混合し、アンモニア水を入れ、溶液を塩
基性にしてゼリ状物を得た。このゼリ状物を攪拌機で長
時間攪拌し、超音波照射で反応を促進させた。一昼夜を
経て、ゼリ状物をフィルターで濾過し、得たケークを10
0℃で長時間乾燥させ、中間体物を得た。この中間体物
を電気炉で空気雰囲気中500℃で焼成し、Co 0.35原子
%含有量の粒子状触媒物質を得た。
【0010】本発明品は、低温からスピネル置換型固溶
体を形成し(X線回析解析XRD、図1と2、X線光電子分
光分析XPS、図3)、粒子表面から内部までCo濃度が均
一的であった。(図3)。図1は、XRD結晶格子定数と
焼成温度との関係を示し、発明品は低温から置換型スピ
ネル固溶体を生成し、高温までを維持することが分か
る。また、図2は、発明品のXRD格子定数とCo含有量と
の関係を示し、置換型スピネル固溶体を生成することを
が分かる。さらに、図3は、X線光電子分光(XPS)分
析結果であり、発明品はCo分布が均一で、Co-Al-0の結
合が強いことが分かる。
【0011】そして、この物質を固定床流通式反応装置
で(TCDガスクロでガス濃度測定)ガスを通過させ、N
OからN2への転化率を測定した結果、高い転化率を得
た(図4)。図4は、500℃2時間焼成の発明品と従来
品とのNO活性の比較を示し、発明品が優れていること
が分かる。
【0012】また、Co含有量を変えた試料でも、高い
転化率を得た(図5,6)。図5は、500℃2時間焼成
の発明品のNO活性におけるCo含有量の影響を示し、
適量が必要であることが分かる。図6は、800℃6時間
熱処理の発明品のNO活性におけるCo含有量の影響で
あり、耐熱性が優れていることが分かる。なお、図4〜
6の反応ガス組成は、NO 800ppm,O210%,C3H6800ppm,CO
200ppm,He balance,反応接触時間W/F=0.067gscm-3
ある。
【0013】上記より、本発明物質は高温に晒されても
構造的に比較的安定しており、高い触媒活性を維持する
ことが明白である。比較として酢酸コバルト水溶液をγ
アルミナ粉末に含浸して焼成した比較品の結果も同図に
掲載した。
【0014】以上の結果は、次のような検証方法によっ
て、検証される。
【0015】===実験方法=== 次の三つの方法で触媒を調整し、各種コバルト含有量の
粉末を得た。
【0016】a)γ-Al(BET比表面積160m2/g、少
量のθ相を含む高温焼成品)に酢酸Co水溶液を含浸し
大気中で乾燥焼成する方法(以下Co/Al3(Imp)
と記す) b)アルミニウムトリイソプロポキシドと硝酸Coとを
水溶液混合反応でゾルにし、アンモニア水の塩基でゲル
化させて、濾過、空気中で乾燥して焼成する方法(Co/
Al3 (AIP)) c)ペーマイトと酢酸Coとを水溶液混合反応でゾルに
した後、b)と同じ方法を採用(Co/Al3 (Boc))
【0017】焼成した粉末を180〜250μmに整粒
し、固定床流通式反応装置を用いて600℃から室温ま
での定温ガス活性評価を行った。反応ガス組成NO 80
0ppm,C800ppm,CO200ppm,O210%,He bal
ance,触媒重量0.067g,接触反応時間W/F 0.067g・s・cm
-3を標準条件とした。
【0018】反応及び生成ガス分析にはガスクロマト及
び炭化水素計を用いた。また、BET比表面積計、示差熱
重量分析装置(TG-DTA)、液体イオンクロマト、蛍光X線
元素分析装置(XRF),X線回析装置(XRD)、X線光電子
分光装置(XPS)などを用いて触媒の結晶化及び活性種の
生成過程について解析を行った。なお、XRDのX線源に
はCuKα線(40kV、40mA)を、補正標準試料にSi
を使用した。XPSのX線源にはAlKα線(14kV,300W)
を用い、帯電補正は不純炭素Clsピークトップを284.6e
Vで行った。
【0019】===結果と考察=== (1)触媒調整法による活性と構造変化 同じCo5wt%含有量の三つの調整法で作製した触媒の42
5℃定温時のNOのN2への転化率と触媒焼成温度の関係
を調べたところ(800と900℃は6h、他2h焼成)、各触媒
共に800℃焼成で極大値が現れたが、Co/Al23、(Bo
e)が低い焼成温度から活性を示し、最も優れた還元活性
を有する。
【0020】また、XRDでは、焼成温度が高くなること
で結晶化度(相対値)、結晶子径((440)面回析ピークか
らSherrer法で計算)がともに大きくなる。低温焼成で高
いCo量(10wt%以上)、あるいは高温焼成で、Co/Al2
4及びCo34に帰属する(422)面の回析ピークが同定
された。また、ゾルゲル法触媒の格子定数aは低温焼成
後0.781nmで、高温になっても一定であり、CoがAlと
Oと複合しスピネル型酸化物になったことを示唆する。
一方、含浸法触媒は低温焼成後a0.747nmでγ-Al23
と同じく、高温になるとゾルゲル法のそれに近づく。A
l23の高温での格子定数の低下はγからθへの相転移
による。図の曲線の変曲点がこれらの相転移によるもの
と推定される。
【0021】XPSでは触媒粒子の表面数原子層の状態分
析に有効である。500℃焼成Co5%/Al23(lmp)のC
o2p3/2の結合エネルギースペクトルが780.7eVであ
り、Co 34の780cVに近いが、Co5%Al(Boe)
のそれが781.2cVでCoAl24の値と一致する。後者は
787cV付近のCo-Al相互作用に帰属されるピークが前
者に比べて強い。また、XPSとXRF定量から、ゾルゲル法
粒子のCo濃度が均一的で、含浸法粒子の表面濃度が12
%高いことが判明した。500℃焼成含浸法触媒のSwt%C
o量では、比表面積160m2/gの粒子表面に格子定数厚さの
Co34クラスターが存在すると仮定すれば、粒子全表
面の1/11を覆う計算になり、Co+2とCo は1/2の比
で存在することになる。
【0022】XRDでゾルゲル法触媒の100℃乾燥ゲルはA
lOOHの構造が同定され、25wt%以上Co量では少量の
Co(OH)2も同定された。相転移は熱的変化が伴う。C
o/Al23(lmp)は250℃で大きな発熱ピーク(開始温度
1)があり、高温になると緩やかな吸熱ピーク(T
2,T3)がある。ゾルゲル法触媒は溶液反応でCo-Al複
合前駆体を生成し、これらの乾燥ゲルを500℃まで加熱
する際に、脱水反応があり、TG熱減量で現した。Co/A
l23(AIP)では、220℃で残留NH4NO3の分解吸熱反
応が、Co/Al23(Boc)では250℃で残留酢酸Coによる
発熱反応が起こったと推定される。450℃以上では各触
媒は共に結晶化が進み、更に高温ではAl23のγから
θへの相転移があり、吸熱ピーク(T2,T3)で反映され
た。
【0023】以上から、含進法触媒の高温焼成で表面C
o34の微晶化とCoXAl2(3+x)の生成成長、即ちCo
+3からCo+2へと電子状態変化が起こったと推定され
る。ゾルゲル法触媒ではCo+2が主であり、Alイオンと
相互作用して結晶に高分散しているが、残留Co+3の変
化もあると考えられる。NO還元活性の傾向を合わせて
考えると、Co+3よりもCo+2の方が活性種として働くこ
とが推定される。低温ではCo34の残留、800℃以上の
高温ではCoX Al2(3+X)の結晶粗大化及び比表面
積の低下によってNO還元活性が低下する。また、XPS
のOlSスペクトルから、ゾルゲル法触媒の結合エネルギ
ーが含浸法のそれより0.3cV高いことから、表面酸素原
子上の電子密度の減少を示しており、酸性の増大を意味
し、NO還元活性への働きが関連付けられる。
【0024】(2)ゾルゲル法合成触媒のCo量による
影響 Co/Al23(Boc)の格子定数及び(311)と(440)面の回
析強度比とCo含有量の関係を調べると、CoAl24
量論組成Co33wt%を境に曲線の傾きが変わる。500℃焼
成では、γ-Al23とCo34との間にVegard則が成立
しないが、中間Co濃度ではCoAl24が部分的に生成
し、Co34も一部分残っていることによると推定され
る。800℃焼成ではCoが5wt%以下で格子定数が小さく
なり、γからθへの相転移による空孔消滅による。Co3
3wt%までγ-Al23とCoAl24との間にVegard則が
成立つのでCo+2がほとんどAl+3と置換し固溶体酸化物
CoXAl2(3+X)になったと推定される。この結果
から、Co置換固溶体酸化物は高温相転移を防ぐ効果が
あることも判り、触媒の高温安定性に望ましいことであ
る。但し、CoAl24の量論組成点を超えると熱によっ
て結晶化度及び結晶子経の増加が著しかった。
【0025】Co含有量がNO還元に大きな影響を及ぼ
し、500℃焼成Co/Al23(Boc)は各反応ガス成分に対
して低温から活性を現すが、低いCo添加(1wt%前後)
によって中温区域で極大なNO還元活性(転化率80
%)を示し、活性種が生成し易く、最適なCo量がある
と判明した。NO還元の活性種はCo単独によるもので
はないことが推察される。一方、Co量の増加に伴って
36 転化低温活性がよくなるが、そのCOへの転化
率すなわち不完全酸化活性がNO還元活性と正の相関が
見られる。また、800℃焼成後では、Coが1wt%での還
元活性はほとんど変わらなかったが、Co量が少ないと
活性が低下し、Co量が高いと活性が向上した。
【0026】本反応系の主なガス反応が次の式で表す: 4NO+2yC36+(6y−2)O2=2N2+6yCO+6yH2O ……(7) 2C36+9O2=6CO2+6H2O ……(8) これらは競争反応であり、中低温域ではeq.(7)、高温域
ではeq.(8)の反応が優勢になったことが推定される。高
いCo量ではeq.(8)の反応が優勢になったことが推定さ
れる。高いCo量ではeq.(8)の反応速度が速いのでNO
還元活性が低い。
【0027】(3)反応ガス組成の影響 Co5%Al23(Boe)は活性試験反応ガス中の酸素濃度
が2%までNO還元活性がほとんど変わらなかったが、酸
素なしではNO,COともに反応しなかった。これは、
酸素の存在とC36の不完全酸化がNO還元反応に不可
欠であることを示唆している。C36なしではNO還元
活性がなかったが、多く添加すると向上したことによ
り、本触媒によるガス反応はNO選択還元反応であるこ
とが明らかになった。また、CO無添加はNO還元活性
に影響しなかった。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、次のような格別の効果が得られる。
【0029】1)含浸法触媒粒子表面にCoが偏在する
のに対して、ペーマイトを原料としたゾルゲル法触媒は
溶液反応によって低温から高分散Co-Al水酸化物複合
前駆体が生成され、比較的低い焼成温度で脱水反応によ
って、高温で安定した置換固溶体体スピネル酸化物が生
成される。
【0030】2)適量の分散Coは主に+2価の形態で存
在し、主成分のAl+3及びO−2との複合作用によっ
て粒子表面活性種が形成され、高いNO還元活性(80
%転化率)を現す。
【0031】3)触媒ガス反応は酸素の存在と炭化水素
の不完全酸化によって促進されるNO選択還元反応であ
る。結晶構造は高温でも比較的安定であり、活性も安定
であった。NO選択還元活性がプロピレンの不完全酸化
に強く促進された。Co含浸アルミナ粒子の表面は3価
Coイオンが偏在し、HCの完全酸化反応が優先的に進
行して、NO還元活性が低かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】触媒焼成温度と格子定数との相関図である。
【図2】Co含有量と格子定数との相関図である。
【図3】結合エネルギーと光電子強度との相関図であ
る。
【図4】ガス反応温度とN2へのNO転化率との相関図
である。
【図5】ガス反応温度とN2へのNO転化率との第2の
相関図である。
【図6】ガス反応温度とN2へのNO転化率との第3の
相関図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D048 AA06 AB02 AB07 BA03X BA13X BA37X BA42X BB01 BB20 4G069 AA02 AA03 AA08 AA09 BA21C BB04C BB06A BB06B BC16A BC16B BC16C BC67A BC67B BC67C BE08C CA02 CA03 CA08 CA13 DA05 EA02Y EC24 EC27 ED06 FA01 FB05 FB09 FB30 FC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CoXAl23+X(0<X<1)のスピネ
    ル型構造を有する置換固溶体結晶からなることを特徴と
    する排気ガス浄化用触媒。
  2. 【請求項2】 金属水酸化物A100Hとコバルト酢酸塩
    とをそれぞれ水に溶かして混合し、溶液中のAl-Co-O
    -Hの元素原子間の反応を通して中間化合物を生成させ
    た後、焼成することで結晶相転移反応を起こさせること
    により、CoXAl23+X(0<X<1)のスピネル型構
    造を有する置換固溶体結晶をゾルゲル法で得ることを特
    徴とする排気ガス浄化用触媒の製造方法。
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