JP2001252460A - 迷路ゲーム器 - Google Patents

迷路ゲーム器

Info

Publication number
JP2001252460A
JP2001252460A JP2000067868A JP2000067868A JP2001252460A JP 2001252460 A JP2001252460 A JP 2001252460A JP 2000067868 A JP2000067868 A JP 2000067868A JP 2000067868 A JP2000067868 A JP 2000067868A JP 2001252460 A JP2001252460 A JP 2001252460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
goal
sphere
passages
vertical movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000067868A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shidara
浩二 設楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KII PLANNING KK
Original Assignee
KII PLANNING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KII PLANNING KK filed Critical KII PLANNING KK
Priority to JP2000067868A priority Critical patent/JP2001252460A/ja
Publication of JP2001252460A publication Critical patent/JP2001252460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 球体をスタート位置からゴールまで進めるた
めの通路を平面的に配した迷路ゲームでは何回か繰り返
し遊んでいるうちに飽きられてしまうので、これを解消
し、スリルと敏捷性が楽しめる新規な迷路ゲーム器を提
供する。 【解決手段】 本発明は、球体2をスタート位置Aから
ゴールBまで進める通路3を複数の立体的な段差4をも
って形成し、該段差部を境にして少なくとも一方の通路
を上下動可能に設けたことを特徴とし、可動する通路の
動きの中で段差のなくなる瞬間をタイミング良く選択し
て球体をゴールに向けて進めることができるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、球体をスタート
位置から立体的な障壁を乗り越えてゴールを狙う迷路ゲ
ーム器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の球体を用いた迷路ゲーム器は、球
体をスタート位置からゴールまで進めるための通路を平
面的に配し、該通路を傾動させて球体を進める操作をハ
ンドルにて不器用にしか扱えないよう構成し、通路の選
択が困難になるように工夫されていた。また、通路は複
雑に入り組ませて構成したり、通路の組み合わせを複数
種に変更可能にして複雑化するような工夫もされてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通路が
複雑に入り組んでいたり、その組み合わせを複数種に変
更したり、通路の傾動操作が不器用にしか扱えないよう
になっていたとしても、通路は両脇にリブが立てられ、
球体がルートを外れないようになっていることから、ゴ
ールを狙う困難さにも限界があり、何回か繰り返し遊ん
でいるうちに飽きられてしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解消するためのも
ので、ゴールを狙う困難さをよりアップしするととも
に、スリルと敏捷性が楽しめる新規な迷路ゲーム器を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、球体をスタート位置からゴールまで進め
る通路を複数の立体的な段差をもって形成し、該段差部
を境にして少なくとも一方の通路を上下動可能に設けた
ことを特徴とし、可動する通路の動きの中で段差のなく
なる瞬間をタイミング良く選択して球体をゴールに向け
て進めることができるように構成した。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記通路
及び段差部が、平面マトリクス状に配されていることを
特徴とし、通路を固定通路と上下動通路とに分けて成形
することが容易であり、立体的な迷路をもつ迷路ゲーム
が簡単かつ安価に提供できるように構成した。
【0007】
【発明の実施の態様】以下、本発明を添付図面に基いて
説明する。図1は本願ゲーム器の斜視図、図2は本願ゲ
ーム器の蓋部分(固定通路)の斜視図、図3は第1上下
動通路の斜視図、図4は第2上下動通路の斜視図、図5
は第1上下動通路及び第2上下動通路の駆動部を示す斜
視図、図6は上下動通路と駆動部との関係図、図7は駆
動部の平面図である。
【0008】本願ゲーム器1は、図1の如く、球体2を
スタート位置(破線で示す)Aからゴール(穴になって
いる)Bまで進める通路3を有する蓋部分1aと、該蓋
部分1aを結合部1bを介して支持する本体部分1cと
からなる。
【0009】前記通路3の平面形状は特に問わないが、
途中には複数の立体的な段差(部)4が形成されてい
る。この通路3及び段差部4は図示の例では平面マトリ
クス状に配されている。このように配することにより固
定通路(点模様)3aと上下動通路(無模様)3b、3
cとに分けて設計製作し易くなる点で優れている。
【0010】前記固定通路3aは、図2の如く、前記蓋
部分1aと一体に設けられ、球体2のスタート位置Aと
ゴールBとを有している。該スタート位置Aは蓋部分1
aの手前側の低い位置(破線で示す)にあり、ゴールB
は蓋部分1aの向こう側の高い位置にある。このスター
ト位置AとゴールBを含む固定通路3aを含むブロック
3a′の左右側には前記上下動通路3b、3cを含むブ
ロック3b′、3c′が上下動可能に挿入できる空間S
1とS2が設けられている。
【0011】前記上下動通路3bを含むブロック3b′
は、図3の如く、基板3b″で一体に構成されている。
また、基板3b″には前記固定通路3aのゴールBの穴
内に下側から挿入されるスライド杆5が立設されてい
る。また、上下動通路3cを含むブロック3c′は、図
4の如く、基板3c″で一体に構成されている。
【0012】前記上下動通路3bを含むブロック3
b′、3c′は、下面に比較的長尺なガイド杆6a、6
bを垂下状に備え、該ガイド杆6a、6bを、図5の如
く、前記本体部分1c内に設けた駆動部7により立て方
向に回転する回転板8a、8bを挟んで対向するように
設けられた立筒9a、9bに上下方向に摺動可能に嵌合
されている。このガイド杆6a、6bと立筒9a、9b
との嵌合部位は長ストロークであることから、上下動通
路3b、3cは、安定的に支持され、横揺れを起こすこ
と上下動できるようになっている。
【0013】前記上下動通路3bを含むブロック3
b′、及び上下動通路3cを含むブロック3c′は、図
6の如く、下面に設けた突板10を介して前記回転板8
a、8bの偏心位置に設けた接触子11に自重にて載置
されている。従って、この回転板8a、8bが前記駆動
部7の作動により回転すると、前記上下動通路3b、3
cを含むブロック3b′、3c′は接触子11の偏心運
動(カム作用)により上下動することとなる。この場
合、前記回転板8a、8b毎に接触子11の植設位置を
変化させれば、上下動通路3b及び3cは互いに別個の
タイミングで上下動するようになるし、接触子11の形
状を工夫すれば、上下動通路3b、3cは単純な動きか
ら複雑な動き(例えば2段モーション)が得られること
となる。
【0014】前記接触子11を有する回転板8a、8b
の駆動部7は、図7の如く、構成されている。該駆動部
7はメーンスイッチ12をオンすると、モータ13が起
動する。該モータ13の起動によりその錐軸に設けたウ
ォーム14が回転し、これがウォームギア15及びこれ
と一体の小ギア16を経て大ギア17に伝達され、該大
ギア17と一体のウォーム18とウォームギア19を経
て、前記回転板8a、8bをゆっくり回転させ得るよう
になっている。なお、前記大ギア17には一方向クラッ
チが内蔵され、逆回転しないように構成している。
【0015】次に、本願ゲーム器1の使い方を説明す
る。まず、本願ゲーム器1を片手に持ち、他方の手指で
メーンスイッチ12をオンする。これによりモータ13
が起動してその錐軸に設けたウォーム14からギア連繋
されて前述の如く回転板8a、8bが立て方向にゆっく
り回転し、接触子11を偏心回転させる。該接触子11
の偏心作用により前記上下動通路3b、3cがゆっくり
上下動する。このときの上下動は、前記ガイド杆6a、
6bと立筒9a、9bとの嵌合部が長いために横揺れを
起こすことなく安定的に行われる。
【0016】次に、メーンスイッチ12をオンした手指
で、球体2を摘んでスタート位置Aに投入する。しかる
後、ゲーム器1を両手にて水平に把持し、通路3に沿っ
て球体2を進めたい方向が低くなるようにゲーム器1を
傾動操作する。しかして、固定通路3a、上下動通路3
b又は3c上にある球体2は、傾動に従って転動して通
路を進むが、途中、、固定通路3aとこれに隣接する上
下動通路3b又は3cとの境となる立壁(段差部4)に
より遮られた場合には、上下動通路3b、3cの動きの
中で固定通路3aと上下動通路3b、3cとが同一レベ
ルになる瞬間を待ち、その限られたタイミングを選択し
てゲーム器1を傾動操作して球体2を更に所望の方向に
進める。
【0017】このようにゲーム器1を傾動操作を繰り返
しつつ球体2を、図1に示す位置まで進めれば、容易に
ゴールBを狙えるが、ゴールBの位置は、図示の通り、
通路3の最も高所にあり、しかも、スタート位置Aが最
も低所にあるから、球体2をゴールBを狙える位置まで
持って行くには、球体2の位置を徐々に高めて行く訳で
ある。従って、その途中において、ゲーム器1の傾き加
減やタイミングが悪く、球体2を所望の方向に導けずに
ルートを外すと、球体2は低いポイントまで落下してし
まうこととなり、低きポイントからの再挑戦となる。
【0018】なお、球体2をゲーム器1の傾きで通路上
を進めるに際し、球体2がルートから外れて落下し易い
幾つかの個所には、図示の如く、球体2に安全に方向転
換させ易くするための点状の突起3dや球体2の転動方
向を規制するガイドリブ3eを形成するとよい。
【0019】また、前記ゴールBの穴内には、前述の如
く、上下動通路3bと同時に上下動しているスライド杆
5が存在するため、ゴールBを狙うタイミングが悪い
と、ゴールBに入り掛けた球体2をスライド杆8が突き
上げ、ゴールBから遠ざけられるようになり、この場合
もゲームは振り出しに戻るような格好となる。
【0020】このようにして、種々の困難を乗り越えて
球体2をめでたくゴールBに入れた瞬間は、サッカーで
ゴールを抜いたときに選手が喜ぶと同様或いはそれ以上
の喜びが沸くこととなる。
【0021】上記操作を順調(スムーズ)に行うために
は、ゴールを狙うための効率的な球体2のルートの発見
が欠かせない。即ち、球体2の進むルートさえ判れば、
段差に出会ったとしても、その位置で上下動通路3b又
は3cの作動で段差が消失する瞬間を焦らずに余裕をも
って待てば球体を容易に通過させることができるからで
ある。
【0022】ところが、このルートの発見は、幼児〜小
学校低学年の子供には困難であって容易に楽しめないと
思われるときは、必要に応じ、固定通路3a及び上下動
通路3b又は3cの上面に予めルートを示す矢印を付す
こともあり得る。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、球体をスタート
位置からゴールまで進める通路を複数の立体的な段差を
もって形成し、該段差部を境にして少なくとも一方の通
路を上下動可能に設けたことを特徴としているから、可
動する通路の動きの中で段差のなくなる瞬間をタイミン
グ良く選択して球体をゴールに向けて進めることになる
ので、ゲームにスリルと敏捷性が要求され、ゴールを決
めたときの達成感が楽しめるという優れた効果を奏する
ものである。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、前記通路
及び段差部が、平面マトリクス状に配されていることを
特徴としているから、通路を固定通路と上下動通路とに
分けて成形することが容易であり、立体的な迷路をもつ
迷路ゲームが簡単かつ安価に提供できるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願ゲーム器の外観斜視図である。
【図2】本願ゲーム器の蓋部分(固定通路)を示す斜視
図である。
【図3】一方の上下動通路を含むブロックの斜視図であ
る。
【図4】他方の上下動通路を含むブロックの斜視図であ
る。
【図5】本願ゲーム器の本体部分(上下動通路の駆動
部)を示す斜視図である。
【図6】上下動通路と駆動部との関係を示す正面図であ
る。
【図7】上下動通路の駆動部の平面図である。
【符号の説明】
1 本願ゲーム器 1a 蓋部分 1b 結合部 1c 本体部分 2 球体 3 通路 3a 固定通路(点模様) 3b、3c 上下動通路(無模様) 3a′、3b′、3c′ ブロック 3b″、3c″ 基板 3d 点状の突起 3e ガイドリブ 4 段差部 5 スライド杆 6a、6b ガイド杆 7 駆動部 8a、8b 回転板 9a、9b 立筒 10 突板 11 接触子 12 メーンスイッチ 13 モータ 14 ウォーム 15 ウォームギア 16 小ギア 17 大ギア 18 ウォーム 19 ウォームギア A スタート位置 B ゴール S1、S2 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球体をスタート位置からゴールまで進め
    る通路を複数の立体的な段差をもって形成し、該段差部
    を境にして少なくとも一方の通路を上下動可能に設けた
    ことを特徴とする迷路ゲーム器。
  2. 【請求項2】 前記通路及び段差部が、平面マトリクス
    状に配されていることを特徴とする請求項1に記載の迷
    路ゲーム器。
JP2000067868A 2000-03-10 2000-03-10 迷路ゲーム器 Pending JP2001252460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067868A JP2001252460A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 迷路ゲーム器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067868A JP2001252460A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 迷路ゲーム器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001252460A true JP2001252460A (ja) 2001-09-18

Family

ID=18586991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000067868A Pending JP2001252460A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 迷路ゲーム器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001252460A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6472102B1 (ja) * 2017-11-06 2019-02-20 律矛 坂元 ゲーム機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6472102B1 (ja) * 2017-11-06 2019-02-20 律矛 坂元 ゲーム機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4933843B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
US4773646A (en) Moving target assembly
CA1165341A (en) Board game with path creating tiles for vehicle
JP2001252460A (ja) 迷路ゲーム器
JP6244692B2 (ja) ゲーム機
JP2000308717A (ja) パチンコ機
JP4288660B2 (ja) 遊技機の入賞装置
JPH1133217A (ja) ゲーム装置
JP4427816B2 (ja) 遊技機
JP4154691B2 (ja) 遊技機の入賞装置
JP2004141477A (ja) パチンコ機
JP2007159726A (ja) 遊技球誘導構造
JPH0323269Y2 (ja)
JP2014023588A (ja) パチンコ遊技機
JPH067510A (ja) パチンコ機
JP3229705U (ja) ピンボールゲーム機のホール移動式マシン
JP4794641B2 (ja) 遊技機の入賞装置
JP6915531B2 (ja) 演出駆動体制御装置、遊技機および演出駆動体制御方法
JP5190935B2 (ja) 遊技機
JP2513786Y2 (ja) ゲ―ム装置
JP2009201752A (ja) 遊技機
JP2005261718A (ja) パチンコ遊技機
JP2006141863A (ja) 遊技機
JPH078598A (ja) ボールゲーム装置
JPH11192376A (ja) ゲーム機