JP2001252218A - 組立式携帯便器 - Google Patents

組立式携帯便器

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JP2001252218A
JP2001252218A JP2000114424A JP2000114424A JP2001252218A JP 2001252218 A JP2001252218 A JP 2001252218A JP 2000114424 A JP2000114424 A JP 2000114424A JP 2000114424 A JP2000114424 A JP 2000114424A JP 2001252218 A JP2001252218 A JP 2001252218A
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JP
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toilet seat
recess
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English (en)
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Norihiro Terauchi
徳弘 寺内
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TERAUCHI BUSSAN KK
Original Assignee
TERAUCHI BUSSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】野外、震災等の災害時において水が不足するよ
うな場合にあっても、これに応答する組立式携帯便器を
提供すること。 【解決手段】上縁側に便座面1a、2aを備えた第1お
よび第2の便座構成部材1、2と、前記第1および第2
の便座構成部材を所望の間隔を隔てて着脱自在に連結す
る連結手段3とによって便器凹部4を規定する便器本体
TB1と、前記第1および第2の便座構成部材1、2の
便座面1a、2aを覆うフラップ部11と、前記便器本
体TB1における便器凹部4に入り込む排尿受袋状部1
2とを有する排尿受部材RM1とからなることを特徴と
する組立式携帯便器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新規な構造の組
立式携帯便器に関するものであって、特に、便器本体と
排尿受部材との組み合わせでなり、便器本体が組立式構
造体からなっており、組み立てが簡単であり、コンパク
ト化して狭いスペースで収納でき、美観を損なわずに半
永久的に反復的に使用でき、排尿受部材は使い捨てと
し、凝固剤あるいは吸収剤の適用により排尿を凝固、非
液状化して手をよごすことなく簡単に廃棄できるように
構成した組立式携帯便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、現在、携帯用のトイレッ
トとして開発され市販されているものには、大別して二
種類のものがある。第1の種類になる従来の携帯用トイ
レットは、病人用等、主として介護用を目的に開発され
たものよりの転用によるものである。この携帯用トイレ
ットは、大型であって携帯性に欠け、一見してそれと判
り不快感を伴うものである点、排尿時、直接便器に身体
が接触、または排尿が付着し、感覚的に本人以外互換使
用することに抵抗があり、個々に人数に応じた便器を準
備しておかなければならない点、さらに、使用後は都度
洗浄の要があり、不衛生である点など多くの問題点を有
している。
【0003】一方、第2の種類になる従来の携帯用トイ
レットは、専ら携帯用として開発されたものである。し
かし、この第2の種類になる従来の携帯用トイレット
は、便器本体部が紙製であり、堅牢性に欠け、また、構
造的にも衝撃に弱く、一度の使用で変形し、再使用が困
難なものである点、使用時における信頼感に欠け、不安
感に生じる点、さらに、折り畳み式でコンパクトで携帯
性に優れているものの、組み立てが複雑であり、また、
最使用に備えて元の原型に戻す場合も複雑で、破損の可
能性があり、再使用の場合も耐荷重減で安全性並びに確
実性に欠けるという問題点を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
特に、野外、震災等の災害時において水が不足するよう
な場合にあっても、これに応答しようとするものであ
り、組立式携帯便器を便器本体と排尿受部材との組み合
わせによって構成し、便器本体については、組立式構造
体とすることによって、組み立て操作が簡単であり、コ
ンパクト化して狭いスペースに収納でき、美観を損なわ
ずに半永久的に反復的に使用できるように構成し、排尿
受部材については、原則的に使い捨てとし、凝固剤ある
いは吸収剤の適用によって排尿を凝固、非液状化して手
をよごすことなく簡単に廃棄できるように構成した組立
式携帯便器を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、上縁側に便座面を備えた第1
および第2の便座構成部材と、前記第1および第2の便
座構成部材を所望の間隔を隔てて着脱自在に連結する連
結手段とによって便器凹部を規定する便器本体と、前記
第1および第2の便座構成部材の便座面を覆うフラップ
部と、前記便器本体における便器凹部に入り込む排尿受
袋状部とを有する排尿受部材とからなる組立式携帯便器
を構成するものである。
【0006】さらに、この発明は、前記便器本体におけ
る連結手段が、前記第1および第2の便座構成部材間の
離間距離を変更でき、前記便器本体における便器凹部の
容積を増減し得るようになした組立式携帯便器を構成す
る。
【0007】さらに、この発明は、前記便器本体におけ
る連結手段が、折りたたみ連結機構を含むものからな
り、前記第1および第2の便座構成部材を最大離遠位置
並びに最小近接位置にそれぞれ固定し得るようになした
組立式携帯便器を構成する。
【0008】さらに、この発明は、前記排尿受部材にお
ける排尿受袋状部の内表面上に排尿を吸水し凝固するた
めの高吸水性ポリマー層を設けた高吸水性シートを取り
付けてある組立式携帯便器を構成するものである。
【0009】さらにまた、この発明は、前記排尿受部材
が、使い捨ての構造体からなる組立式携帯便器を構成す
るものである。
【0010】さらにまた、この発明は、便座面を構成す
る便座構成部材と、前記便座構成部材を設置床面から所
望の高さ位置に位置決めして固定する脚構成手段とによ
って便器凹部を規定する便器本体と、前記便座構成部材
の便座面を覆うフラップ部と、前記便器本体における便
器凹部に入り込む排尿受袋状部とを有する排尿受部材と
からなる組立式携帯便器を構成するものである。
【0011】さらにまた、この発明は、前記便器本体に
おける脚構成手段が、前記便座構成部材の設置床面から
の高さ位置を変更でき、前記便器本体における便器凹部
の容積を増減し得るようになした組立式携帯便器を構成
するものである。
【0012】さらにまた、この発明は、前記便器本体に
おける脚構成手段が、折りたたみ機構を含むものからな
る組立式携帯便器を構成するものである。
【0013】さらにまた、この発明は、前記便器本体に
おける便座構成部材が、一端側において枢支点を介して
枢支連結された一対の便座構成体からなり、前記便座構
成体を前記枢支点のまわりに回動して他端側を開閉し
て、前記便器本体における便器凹部の容積を増減し、且
つ、使用者の股間の大小に対応するべく調節可能にした
組立式携帯便器を構成するものである。
【0014】さらにまた、この発明は、折り畳み式の椅
子構造体であって、前記椅子構造体の着座部が便座開口
を備えた便座面によって形成され、前記便座面下部に便
座開口に連なる便器凹部を規定する便器本体と、前記椅
子構造体における便座面を覆うフラップ部分、並びに、
前記便器本体における便器凹部に入り込む排尿受袋状部
とを有する排尿受部材とからなる組立式携帯便器を構成
するものでもある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明になる組立式携帯
便器について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて
詳細に説明する。図1は、この発明になる組立式携帯便
器の第1の基本構成例を示す概略的な斜視図である。図
2は、前記第1の構成例に対応する第1の変形実施例
(便器本体における連結手段が、組立式で、各便器構成
部材間の離間距離を変更できる手段を備えた実施例)を
示すものであって、図2Aは、その概略的な平面図であ
り、図2Bは、その概略的な側面図である。
【0016】図3は、前記第1の基本構成例に対応する
第2の変形実施例(便器本体における連結手段が、パン
タグラフ型ワンタッチ組立式のもの)を示すものであっ
て、図3Aは、折り畳んである状態を示す概略的な側面
図であり、図3Bは、拡張して固定した使用状態を示す
概略的な側面図である。
【0017】図4は、前記第1の基本構成例に対応する
第3の変形実施例(便器本体における連結手段が、別の
異なるパンタグラフ型ワンタッチ組立式のもの)を示す
ものであって、図4Aは、折り畳んである状態を示す概
略的な側面図であり、図4Bは、拡張して固定した使用
状態を示す概略的な側面図である。
【0018】図5は、この発明になる組立式携帯便器に
おいて、便器本体に対して組み合わされる使い捨てタイ
プの排尿受部材の例を示すものであって、図5Aは、当
該使い捨てタイプ排尿受部材の概略的な斜視図であり、
図5Bは、その概略的な平面図であり、図5Cは、使用
後、廃棄するべく開口部を結んだ状態を示す概略的な斜
視図である。
【0019】図6は、この発明になる組立式携帯便器の
第2の基本構成例を示す概略的な斜視図である。図7
は、前記第2の構成例に対応する第1の変形実施例(便
器本体における脚構成手段が、組立式で、高さ寸法を変
更できる手段を備えた実施例)を示す概略的な側面図で
ある。
【0020】図8は、前記第2の基本構成例に対応する
第2の変形実施例(便器本体における脚構成手段が、折
りたたみ機構を含むもの)を示すものであり、図8A
は、折りたたみ機構がパンタグラフ式のものからなる第
1の例を示す概略的な側面図であり、図8Bは、他の第
2の例を示す概略的な側面図である。
【0021】図9は、便器本体における便座構成部材
が、一端側において枢支点を介して枢支連結された一対
の便座構成体からなり、前記便座構成体を前記枢支点の
まわりに回動して他端側を開閉して、前記便器本体にお
ける便器凹部の容積を増減し、且つ、使用者の股間の大
小に対応するべく調節可能にした例を示す概略的な斜視
図である。
【0022】図10は、この発明になる組立式携帯便器
の第3の基本構成例を示すものであって、便器本体が折
り畳み式の椅子構造体からなる具体例を示す概略的な斜
視図である。図11は、前記第3の基本構成例に対応す
る異なる幾つかの実施例を示す概略的な斜視図である。
【0023】まず、この発明になる組立式携帯便器につ
いて、図1〜図11に示す具体的な実施例に基づいて詳
細に説明する。この発明になる組立式携帯便器は、図1
に示す第1の基本構成例、図6に示す第2の基本構成例
および図10に示す第3の基本構成例を含むものからな
っている。この発明になる組立式携帯便器において、前
記第1の基本構成例のものは、図1に示すように、基本
的には、便器本体TB1と、排尿受部材RM1とからな
っている。
【0024】前記便器本体TB1は、上縁側に便座面1
a、2aを備えた第1および第2の便座構成部材1、2
と、前記第1および第2の便座構成部材1、2を所望の
間隔を隔てて着脱自在に連結する連結手段3とによって
便器凹部4を規定する構成のものからなっている。この
発明において、前記便器本体TB1は、再使用可能なよ
うに構成されるものであって、例えば、硬質のプラスチ
ック素材によって、成形品として準備されるものであ
る。
【0025】一方、この発明において、前記排尿受部材
RM1は、前記第1および第2の便座構成部材1、2の
便座面1a、2aを覆う一対のフラップ部11、11
と、前記便器本体TB1における便器凹部4に入り込む
排尿受袋状部12とを有するものからなっている。この
発明において、前記排尿受部材RM1は、基本的には、
図1に示す第1の基本構成例、図6に示す第2の基本構
成例および図10に示す第3の基本構成例のものに対し
て、変更なく適用可能なものである。
【0026】前記便器本体TB1は、より具体的には、
図1に示すように、連結手段3が概して板状の前方連結
部材5Aおよび後方連結部材5Bとからなっている。こ
の実施例において、前記前方連結部材5Aは、下側が前
方に向けて傾斜する傾斜面を構成するように組み立てら
れている。このように構成しておくことにより、排尿の
飛散並びに跳ね返りを防止できるようになっている。
【0027】さらに、前記便器本体TB1における連結
手段3は、図2に示すように、前記第1および第2の便
座構成部材1、2に対し、着脱自在な組立構造体6A、
6Bからなっているとともに、前記第1および第2の便
座構成部材1、2間の離間距離Dを変更できようになっ
ており、前記便器本体TB1における便器凹部4の容積
を増減し得るように構成してある。
【0028】さらに、前記便器本体TB1における連結
手段3は、図3並びに図4に示すような折りたたみ連結
機構7あるいは8を含むものからなっている。前記折り
たたみ連結機構7は、パンタグラフ型の構造体からなっ
ており、ワンタッチ操作で、図3Aに示す折り畳み状態
ならびに図3Bに示す拡張状態に変更することができそ
れぞれ固定することができるようになっている。
【0029】図1〜図4に示すこの発明になる組立式携
帯便器にあっては、図2において仮想線で示すような底
板9を取り付けるように構成したものであってもよい。
この場合、前記便器本体TB1における便器凹部4をし
っかりと制限的に確保することができる。
【0030】一方、この発明において、前記排尿受部材
RM1は、当該排尿受部材RM1における排尿受袋状部
12の内表面12a上に排尿を吸水し凝固するための高
吸水性ポリマー層を設けた高吸水性シート10が取り付
けてある。この発明では、前記便器本体TB1が繰り返
し使用が可能な構造により構成されているのに対し、前
記排尿受部材RM1は、使い捨ての構造体により構成さ
れている。
【0031】この発明になる組立式携帯便器において、
前記第2の基本構成例のものは、図6に示すように、基
本的には、便器本体TB2と、排尿受部材RM2とから
なっている。
【0032】前記便器本体TB2は、便座面13aを構
成する便座構成部材13と、前記便座構成部材13を、
設置床面FLから所望の高さ位置に位置決めして固定す
る脚構成手段14とによって便器凹部15を規定する構
成のものからなっている。この実施例において、前記脚
構成手段14の下端側を固定支持する支持部材16を組
合せた構成のものであってもよい。
【0033】一方、この発明において、前記排尿受部材
RM2は、前記便座構成部材13の便座面13aを覆う
一対のフラップ部11、11と、前記便器本体TB2に
おける便器凹部15に入り込む排尿受袋状部12とを有
するものからなっている。
【0034】前記便器本体TB2は、より具体的には、
図6に示すように、前記便器本体TB2における脚構成
手段14が、前記便座構成部材13の設置床面FLから
の高さ位置を変更でき、前記便器本体TB2における便
器凹部15の容積を増減し得るようになっている。
【0035】さらに、前記便器本体TB2は、便座構成
部材13、脚構成手段14および支持部材16との組合
せ構造のものにあって、前記脚構成手段13は、図8A
並びに図8Bに示すような折りたたみ機構17あるいは
18を含むものからなっている。前記折りたたみ機構1
7は、パンタグラフ型の構造体からなっており、ワンタ
ッチ操作で、折り畳み状態ならびに拡張状態に変更する
ことができそれぞれ固定することができるようになって
いる。
【0036】さらに、この発明の第2の基本構成例にお
いて、前記便器本体TB2における便座構成部材13
は、一端側20aにおいて枢支点19を介して枢支連結
された一対の便座構成体20、20からなり、前記便座
構成体20、20を前記枢支点19のまわりに回動して
他端側20bを開閉して、前記便器本体TB2における
便器凹部15の容積を増減し、且つ、使用者の股間の大
小に対応するべく調節可能にしてある。
【0037】この発明になる組立式携帯便器において、
前記第3の基本構成例のものは、図10に示すように、
基本的には、便器本体TB3と、排尿受部材RM3とか
らなっている。
【0038】図10に示す第3の基本構成例のものにあ
って、前記便器本体TB3は、折り畳み式の椅子構造体
21であって、前記椅子構造体21の着座部22が便座
開口23を備えた便座面24によって形成され、前記便
座面24下部に便座開口23に連なる便器凹部25を規
定する構成のものからなっている。
【0039】一方、この発明において、前記排尿受部材
RM3は、前記折り畳み式の椅子構造体21の便座面2
4を覆う一対のフラップ部11、11と、前記便器本体
TB3における便器凹部25に入り込む排尿受袋状部1
2とを有するものからなっている。
【0040】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明の組立式携帯
便器は、構造が極めて簡単なものであり、製造が容易で
あって、多量生産に適合する点において、生産の低コス
ト化を図り得るものであって、経済的に極めて有利に作
用するものといえる。
【0041】さらに、この発明になる組立式携帯便器
は、便器本体と排尿受部材との組合せによって構成され
るものであり、便器本体については、硬質のプラスチッ
ク材により成形してなる成形品であって、強度性、耐久
性、衛生性に優れており、繰り返し再使用が可能あり、
排尿受部材については、一回使用毎に使い捨てのものと
して準備されるものであり、使用性、取扱性等の点にお
いても極めて有効に作用するものといえる。
【0042】さらに、この発明になる組立式携帯便器
は、再使用可能な部材及び使い捨て部材とによって構成
し、水洗方式によらない構成にしたことにより、特に、
野外、震災等の災害時において水が不足するような場合
にあっても、これに応答するものであり、震災、火災等
の災害時の組立式携帯便器として極めて有効に作用する
ものといえる。
【0043】さらにまた、この発明になる組立式携帯便
器は、再使用可能な部材及び使い捨て部材とによって構
成したことにより、家庭の室内並びに自動車の車内に常
時装備しておいたとしても、多くの場所をとらず、且つ
室内並びに車内を衛生的に保てるものであり、その点に
おいても極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる組立式携帯便器の第1
の基本構成例を示す概略的な斜視図である。
【図2】図2は、前記第1の構成例に対応する第1の変
形実施例(便器本体における連結手段が、組立式で、各
便器構成部材間の離間距離を変更できる手段を備えた実
施例)を示すものであって、図2Aは、その概略的な平
面図であり、図2Bは、その概略的な側面図である。
【図3】図3は、前記第1の基本構成例に対応する第2
の変形実施例(便器本体における連結手段が、パンタグ
ラフ型ワンタッチ組立式のもの)を示すものであって、
図3Aは、折り畳んである状態を示す概略的な側面図で
あり、図3Bは、拡張して固定した使用状態を示す概略
的な側面図である。
【図4】図4は、前記第1の基本構成例に対応する第3
の変形実施例(便器本体における連結手段が、別の異な
るパンタグラフ型ワンタッチ組立式のもの)を示すもの
であって、図4Aは、折り畳んである状態を示す概略的
な側面図であり、図4Bは、拡張して固定した使用状態
を示す概略的な側面図である。
【図5】図5は、この発明になる組立式携帯便器におい
て、便器本体に対して組み合わされる使い捨てタイプの
排尿受部材の例を示すものであって、図5Aは、当該使
い捨てタイプ排尿受部材の概略的な斜視図であり、図5
Bは、その概略的な平面図であり、図5Cは、使用後、
廃棄するべく開口部を結んだ状態を示す概略的な斜視図
である。
【図6】図6は、この発明になる組立式携帯便器の第2
の基本構成例を示す概略的な斜視図である。
【図7】図7は、前記第2の構成例に対応する第1の変
形実施例(便器本体における脚構成手段が、組立式で、
高さ寸法を変更できる手段を備えた実施例)を示す概略
的な側面図である。
【図8】図8は、前記第2の基本構成例に対応する第2
の変形実施例(便器本体における脚構成手段が、折りた
たみ機構を含むもの)を示すものであり、図8Aは、折
りたたみ機構がパンタグラフ式のものからなる第1の例
を示す概略的な側面図であり、図8Bは、他の第2の例
を示す概略的な側面図である。
【図9】図9は、便器本体における便座構成部材が、一
端側において枢支点を介して枢支連結された一対の便座
構成体からなり、前記便座構成体を前記枢支点のまわり
に回動して他端側を開閉して、前記便器本体における便
器凹部の容積を増減し、且つ、使用者の股間の大小に対
応するべく調節可能にした例を示す概略的な斜視図であ
る。
【図10】図10は、この発明になる組立式携帯便器の
第3の基本構成例を示すものであって、便器本体が折り
畳み式の椅子構造体からなる具体例を示す概略的な斜視
図である。
【図11】図11は、前記第3の基本構成例に対応する
異なる幾つかの実施例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
TB1 第1の基本構成例になる便器本体 TB2 第2の基本構成例になる便器本体 TB3 第3の基本構成例になる便器本体 RM1 第1の基本構成例になる排尿受部材 RM2 第2の基本構成例になる排尿受部材 RM3 第3の基本構成例になる排尿受部材 1 第1の便座構成部材 2 第2の便座構成部材 1a 第1の便座構成部材の便座面 2a 第2の便座構成部材の便座面 3 連結手段 4 便器凹部 5A 前方連結部材 5B 後方連結部材 6A、6B 組立構造体 7 折りたたみ連結機構 8 折りたたみ連結機構 9 底板 10 高吸水性シート 11 排尿受部材のフラップ部 12 排尿受袋状部 12a 排尿受袋状部の内表面 13 便座構成部材 13a 便座面 14 脚構成手段 15 便器凹部 16 支持部材 17 折りたたみ機構 18 折りたたみ機構 19 枢支点 20 便座構成体 20a 便座構成体の一端側 20b 便座構成体の他端側 21 折り畳み式の椅子構造体 22 着座部 23 便座開口 24 便座面 25 便器凹部 FL 設置床面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁側に便座面を備えた第1および第2
    の便座構成部材と、前記第1および第2の便座構成部材
    を所望の間隔を隔てて着脱自在に連結する連結手段とに
    よって便器凹部を規定する便器本体と、 前記第1および第2の便座構成部材の便座面を覆うフラ
    ップ部と、前記便器本体における便器凹部に入り込む排
    尿受袋状部とを有する排尿受部材とからなることを特徴
    とする組立式携帯便器。
  2. 【請求項2】 前記便器本体における連結手段が、前記
    第1および第2の便座構成部材間の離間距離を変更で
    き、前記便器本体における便器凹部の容積を増減し得る
    ようになしたことを特徴とする請求項1に記載の組立式
    携帯便器。
  3. 【請求項3】 前記便器本体における連結手段が、折り
    たたみ連結機構を含むものからなり、前記第1および第
    2の便座構成部材を最大離遠位置並びに最小近接位置に
    それぞれ固定し得るようになしたことを特徴とする請求
    項1に記載の組立式携帯便器。
  4. 【請求項4】 前記排尿受部材における排尿受袋状部の
    内表面上に排尿を吸水し凝固するための高吸水性ポリマ
    ー層を設けた高吸水性シートを取り付けてあることを特
    徴とする請求項1に記載の組立式携帯便器。
  5. 【請求項5】 前記排尿受部材が、使い捨ての構造体か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の組立式携帯便
    器。
  6. 【請求項6】 便座面を構成する便座構成部材と、前記
    便座構成部材を設置床面から所望の高さ位置に位置決め
    して固定する脚構成手段とによって便器凹部を規定する
    便器本体と、 前記便座構成部材の便座面を覆うフラップ部と、前記便
    器本体における便器凹部に入り込む排尿受袋状部とを有
    する排尿受部材とからなることを特徴とする組立式携帯
    便器。
  7. 【請求項7】 前記便器本体における脚構成手段が、前
    記便座構成部材の設置床面からの高さ位置を変更でき、
    前記便器本体における便器凹部の容積を増減し得るよう
    になしたことを特徴とする請求項5に記載の組立式携帯
    便器。
  8. 【請求項8】 前記便器本体における脚構成手段が、折
    りたたみ機構を含むものからなることを特徴とする請求
    項5に記載の組立式携帯便器。
  9. 【請求項9】 前記便器本体における便座構成部材が、
    一端側において枢支点を介して枢支連結された一対の便
    座構成体からなり、前記便座構成体を前記枢支点のまわ
    りに回動して他端側を開閉して、前記便器本体における
    便器凹部の容積を増減し、且つ、使用者の股間の大小に
    対応するべく調節可能にしたことを特徴とする請求項5
    に記載の組立式携帯便器。
  10. 【請求項10】 前記排尿受部材における排尿受袋状部
    の内表面上に排尿を吸水し凝固するための高吸水性ポリ
    マー層を設けた高吸水性シートを取り付けてあることを
    特徴とする請求項5に記載の組立式携帯便器。
  11. 【請求項11】 前記排尿受部材が、使い捨ての構造体
    からなることを特徴とする請求項5に記載の組立式携帯
    便器。
  12. 【請求項12】 折り畳み式の椅子構造体であって、前
    記椅子構造体の着座部が便座開口を備えた便座面によっ
    て形成され、前記便座面下部に便座開口に連なる便器凹
    部を規定する便器本体と、 前記椅子構造体における便座面を覆うフラップ部分、並
    びに、前記便器本体における便器凹部に入り込む排尿受
    袋状部とを有する排尿受部材とからなることを特徴とす
    る組立式携帯便器。
  13. 【請求項13】 前記排尿受部材が、使い捨ての構造体
    からなることを特徴とする請求項12に記載の組立式携
    帯便器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10241704A1 (de) * 2002-09-09 2004-03-25 Böhm, Gerhard Einlageelement für Ausscheidungsauffangutensilien zum Auffangen von humanen Urin- und Exkrementausscheidungen
JP2020536714A (ja) * 2017-10-18 2020-12-17 クァック,ジョンウン ポータブル便器

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