JP3221663U - ポータブルワイヤー便座 - Google Patents
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Abstract
【課題】何時でも何処でも素早く簡単に作れるポータブルワイヤー便座を提供する。【解決手段】超弾性合金で成形されたワイヤー便座2に、ワイヤー便座の形状に沿ってビニール袋3を装着する。ビニール袋の開け口側を円形の輪4のワイヤーの内側から入れ、ワイヤーの形状に沿ってビニールの開け口を広げて外側に折り返して安定させ、これを股間とお尻に押しあてがう。また男子小便用の便座は、楕円形の大きな輪と円形の小さな輪が一本のワイヤーで成形されており、大小二つの輪は楕円形の大きな輪の長軸の一方の端で内接し、楕円形の大きな輪は長軸の両端が長軸の中心を起点に上側に曲線を描いて曲がっており、円形の小さな輪も楕円形の大きな輪の曲がりに合わせて曲がっている。設置に場所をとらないので、極端に狭い場所やトイレの無い外出先での緊急用トイレとして使用できる。【選択図】図1
Description
本考案は、ポータブルワイヤー便座に関するものである。
自然災害、火災などによる避難先、野外活動の現場、或は事情があって一定時間一般のトイレに行けない時等で、先ず必要なのが簡単に組み立てできる簡易トイレである。この様な非日常的な場面で使用される簡易トイレは、嵩が小さく軽量で持ち運びが容易であること、狭い空間等どの様な環境下でも利用できること、組立が簡単であること、衛生的であること、汚物処理が簡単であること等が求められる。これらの要望を満たすために、既に数多くの簡易トイレが提案されている。便座とそれを支える胴部の主要構成部材が強化段ボールで構成され(例えば、特許文献1参照)、軽量で頑丈な作りとなっている。又、広げると和式便器の大きさになる、ダンボールで成形した折り畳み可能な便器部と便器部の中に広げて汚物を収納するシートから成り、これら二つが折り畳まれてセットとなっている簡易トイレ(特許文献2参照)も提案されており、安価に製造できて簡単に携帯できる。
しかしながら、これらの提案は、狭いながらも組み立てた簡易トイレを設置する場所が必要で、組み立ても手順があり、初めての取り扱いには難しさが伴い緊急を要す場面での使用には向いていない。又、製造コストの面からも大量に消費する状況下では負担が大きすぎる。更に、組み立て式の簡易トイレは、自然災害等で一般トイレに代わるトイレとして使用されるもので、基本的に、常に携帯して突発的な排泄欲や一時的に一般のトイレが使用できない場合の代用トイレとしては想定されていない。
本考案は、便座とそれを支える胴部から成る一般的な簡易トイレの概念を捨て、最も簡単で最低限の機能で簡易トイレを構成することで前記の課題を解決するものである。
本考案は、便座とそれを支える胴部から成る一般的な簡易トイレの概念を捨て、最も簡単で最低限の機能で簡易トイレを構成することで前記の課題を解決するものである。
前記の課題を解決するために、本考案の簡易トイレは、便座に相当する部分にワイヤーを使用し、それにビニール袋を装着した状態で使用する。すなわち、突発的であっても必要時に素早く簡単にトイレが用意出来、ビニール袋を装着したワイヤー便座を片手で持って股間に通したら、前後両端をそれぞれ左右の手で持ったままワイヤー便座を前後に広げて、お尻と股間に押しあてがって固定したら準備が完了し、しゃがんだ状態、或は立った状態で使用出来る。小便であれば腰を掛けた状態で使用可能である。
この様に、構成が簡単で場所をとらない為、何時でも何処でも簡単に使用が可能であり、一般的な簡易トイレとして使用できる他に、極端に狭い場所やトイレのない外出先等での突発的な排泄欲、或は車が渋滞に巻き込まれた時の緊急用トイレとしても使用することが出来る。構成要素が少ない為、製造コストも安い上、嵩張らないので容易に携帯できる。
使用に当たっては、市販されている凝固剤や脱臭剤を併用することで衛生的に使用出来、凝固剤を使用すれば使用済のビニール袋は排泄物と一緒に家庭ごみとして廃棄でき、ワイヤーは繰り返し使用できる。
本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案のポータブルワイヤー便座の一実施状態を示す斜視図である。初期状態のワイヤー便座2の大きな輪4にビニール袋3の開け口側を内側から入れて開け口をワイヤー便座2の大きな輪4に沿って外側に広げれば簡易トイレ1が完成する。ビニール袋3を装着したワイヤー便座2を片手で持って股間に通したら、前後両端をそれぞれ左右の手で持ったままワイヤー便座2を前後に広げて、お尻と股間に押しあてがって固定したら準備が完了する。ワイヤー便座2の材質が超弾性合金である為、前後に広げても元に戻る力が働くため、身体に密着して簡単に外れない。
図2は、本考案のポータブルワイヤー便座の男子小便用の斜視図である。初期状態のワイヤー便座2の小さい輪5にビニール袋3の開け口側を内側から入れて開け口をワイヤー便座2の小さな輪5に沿って外側に広げれば男子小便用簡易トイレが完成する。ワイヤー便座2を前後に広げて、お尻と股間に押しあてがって固定したら使用できる。又、車を運転中でも大きい輪4をお尻の下に敷き、ビニール袋3が装着された小さい輪5を通して用を達することができる。
図3は、本考案のポータブルワイヤー便座の初期状態の斜視図である。ワイヤー便座2の材質は超弾性合金で、内接する大きな輪4と小さな輪5で成形されおり、使用目的に応じて大小二つの輪のどちらかにビニール袋3を装着して使用する。前後を手で持って広げればお尻と股間にフィットする形状となり、手を離せば元の形状に回復する性質を持っている。
図4は、本考案のポータブルワイヤー便座のワイヤー便座を前後に広げた状態の平面図である。初期状態のワイヤー便座2に力を加えて前後に広げた状態である。一本のワイヤーで成形された大きな輪4と小さな輪5が内接しており、ワイヤーの両端が接合されている。広げる力をはなすと瞬時に初期状態の形状に戻る。
本考案のポータブルワイヤー便座は、自然災害、火災などによる避難先、野外活動の現場等で一般的な簡易トイレとして使用できるが、むしろ、極端に狭い場所やトイレの無い外出先での突発的な排泄欲、或は車が渋滞に巻き込まれた時の緊急用トイレとしての使用価値が見出せる。構成要素が少ない為、製造コストも安い上、嵩張らないので何時も携帯できる。又、簡易トイレとして市販されているビニール袋、凝固剤と併用することで衛生的に処理することが出来るので益々利便性が高まり、多くのニーズが期待できる。
1 簡易トイレ
2 ワイヤー便座
3 ビニール袋
4 大きい輪
5 小さい輪
2 ワイヤー便座
3 ビニール袋
4 大きい輪
5 小さい輪
Claims (3)
- ワイヤーの形状に沿ってビニール袋を装着することで素早く容易にトイレが出来る事を特徴とするポータブルワイヤー便座。
- 一本のワイヤーで成形された大小二つの輪が内接し、ワイヤーの両端が接合されていることを特徴とする請求項1に記載するポータブルワイヤー便座。
- ワイヤーは超弾性合金で、記憶形状に力を加えて使用環境に応じた形状に変形できることを特徴とする請求項1に記載するポータブルワイヤー便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000426U JP3221663U (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | ポータブルワイヤー便座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000426U JP3221663U (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | ポータブルワイヤー便座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221663U true JP3221663U (ja) | 2019-06-13 |
Family
ID=66810870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000426U Expired - Fee Related JP3221663U (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | ポータブルワイヤー便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3221663U (ja) |
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2019
- 2019-01-23 JP JP2019000426U patent/JP3221663U/ja not_active Expired - Fee Related
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