JP2007247186A - 男女兼用トイレ - Google Patents
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Abstract
【課題】一体な便座体及び小便器体を水平旋回することにより男女兼用のトイレとして使用することができ、かつ、水平旋回構造であるから一体な便座体及び小便器体の旋回を円滑かつ容易に行うことができ、更に、便座体に腰掛けたとき、使用者の背中に男小便用立上部が対向位置しないので、大きな違和感を感ずることがなくなり、販路拡大を期待することができ、公共施設等におけるトイレ不足も解消することができる。
【解決手段】大便器体1の便座ボウル体1aに載置可能な便座体3及び大便器体の便座ボウル体に載置可能な男小便用立上部2aをもつ小便器体2からなり、便座体及び小便器体は使用方向の角度差をもって一体に形成され、便座体及び小便器体を便座ボウル体上に枢着部4により水平旋回自在に設けてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】大便器体1の便座ボウル体1aに載置可能な便座体3及び大便器体の便座ボウル体に載置可能な男小便用立上部2aをもつ小便器体2からなり、便座体及び小便器体は使用方向の角度差をもって一体に形成され、便座体及び小便器体を便座ボウル体上に枢着部4により水平旋回自在に設けてなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は例えば、一般家庭、デパート、公共施設等に用いられる男女兼用トイレに関するものである。
従来、この種の男女兼用トイレとして、洋式トイレの便座が載置される便座ボウルの背側に男小便用立上部を設けた構造のものが知られている。
実開平3−85991号公報
しかしながらこれら上記従来構造の場合、便座ボウルの背側に男小便用立上部が設けられているため、便座に腰掛けたとき、使用者の背中に男小便用立上部が対向位置することになり、大きな違和感があり、販路拡大の隘路となることがあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、大便器体の便座ボウル体に載置可能な便座体及び大便器体の便座ボウル体に載置可能な男小便用立上部をもつ小便器体からなり、上記便座体及び上記小便器体は使用方向の角度差をもって一体に形成され、該便座体及び該小便器体を該便座ボウル体上に枢着部により水平旋回自在に設けてなることを特徴とする男女兼用トイレにある。
又、請求項2記載の発明は、大便器体の便座ボウル体に載置可能な便座体及び大便器体の便座ボウル体に載置可能な男小便用立上部をもつ小便器体からなり、上記便座体及び上記小便器体は別体に形成され、該便座体及び該小便器体を各別に該便座ボウル体上に枢着部により水平旋回自在に設けてなることを特徴とする男女兼用トイレにある。
又、請求項3記載の発明は、上記小便器体内の小便は上記便座ボウル体内に流下する構造であることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、一体な便座体及び小便器体を水平旋回することにより男女兼用のトイレとして使用することができ、かつ、水平旋回構造であるから一体な便座体及び小便器体の旋回を円滑かつ容易に行うことができ、更に、便座体に腰掛けたとき、使用者の背中に男小便用立上部が対向位置しないので、大きな違和感を感ずることがなくなり、販路拡大を期待することができ、公共施設等におけるトイレ不足も解消することができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、便座体及び小便器体を各別に水平旋回することにより男女兼用のトイレとして使用することができ、かつ、水平旋回構造であるから便座体及び小便器体の各別の旋回を円滑かつ容易に行うことができ、更に、便座体に腰掛けたとき、使用者の背中に男小便用立上部が対向位置しないので、大きな違和感を感ずることがなくなり、販路拡大を期待することができ、公共施設等におけるトイレ不足も解消することができる。
又、請求項3記載の発明にあっては、上記小便器体内の小便は上記便座ボウル体内に通路Kを介して流下する構造となっている。
図1乃至図6は本発明の実施の形態例を示し、図1乃至図5は第一形態例、図6は第二形態例である。
図1乃至図5の第一形態例において、1は大便器体、2は小便器体であって、壁Mの間の床Fに立設された大便器体1の便座ボウル体1aに載置される便座体3及び男小便用立上部2aをもつ小便器体2が大便又は小便の使用方向の角度差θ、この場合、135度をもって一体に形成されている。尚、この便座体3及び小便器体2を各別に製作し、その後に、この便座体3及び小便器体2を一体に連結する構造とすることもある。
4は枢着部であって、この場合、軸状の枢着部4により一体となっている便座体3及び小便器体2を上記便座ボウル体1a上に水平旋回自在に設けて構成している。
この場合、上記小便器体2内の小便Wは上記便座ボウル体1a内に通路Kを介して流下する構造となっており、かつ、この通路Kは一体となっている便座体3及び小便器体2の大便又は小便の使用による旋回位置に拘わらず連通する位置に設けられている。
尚、図示省略しているが、上記大便器体1、便座体3及び小便器体2に水洗機能やおしり、ビデ用のノズル、脱臭機能、暖房便座機能、便座体3の開閉蓋、温風機能等を付加することも可能である。又、便座体3及び小便器体2の水平旋回は手動式又は自動式構造を採用することができる。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、例えば、女性使用時、大便使用時においては、一体な便座体3及び小便器体2を、図1、2の如く、便座体3が手前になるように配置し、便座ボウル体1aに載置される便座体3上に腰を掛けて使用することができ、又、男小便使用時においては、一体な便座体3及び小便器体2を、図3、4の如く、枢着部4を中心として水平旋回して小便器体2が手前になるように配置して使用することができ、したがって、一体な便座体3及び小便器体2を水平旋回することにより男女兼用のトイレとして使用することができ、かつ、水平旋回構造であるから一体な便座体3及び小便器体2の旋回を円滑かつ容易に行うことができ、更に、便座体3に腰掛けたとき、使用者の背中に男小便用立上部2aが対向位置しないので、大きな違和感を感ずることがなくなり、販路拡大を期待することができ、公共施設等におけるトイレ不足も解消することができる。
この場合、上記小便器体2内の小便Wは上記便座ボウル体1a内に流下する構造であるから、小便器体2の小便Wが外部に流出するおそれが無くなり、使用の快適性を高めることができる。
図6の第二形態例は別例構造を示し、1は大便器体、2は小便器体であって、床Fに立設された大便器体1の便座ボウル体1aに載置される便座体3及び男小便用立上部2aをもつ小便器体2が別体に形成されている。
4は枢着部であって、この場合、共通の軸状の枢着部4により別体な便座体3及び小便器体2を分離部Hにて上記便座ボウル体1a上に各別に水平旋回自在に設けて構成している。
この場合、上記小便器体2内の小便Wは上記便座ボウル体1a内に通路Kを介して流下する構造となっている。
尚、図示省略しているが、上記大便器体1、便座体3及び小便器体2にタンク5をもつ水洗機能やおしり、ビデ用のノズル、暖房便座機能、脱臭機能、便座体3の開閉蓋、温風機能等を付加することも可能である。又、便座体3及び小便器体2の水平旋回は手動式又は自動式構造を採用することができる。
この実施の第二形態例は上記構成であるから、例えば、女性使用時、大便使用時においては、便座体3及び小便器体2を枢着部4を中心として各別に水平旋回して便座体3は手前位置に、小便器体2は退避位置に位置するように配置し、便座ボウル体1aに載置される便座体3上に腰を掛けて使用することができ、又、男小便使用時においては、便座体3及び小便器体2を各別に水平旋回させて小便器体2が手前位置に、便座体3は退避位置に位置するように配置して使用することができ、したがって、便座体3及び小便器体2を各別に水平旋回することにより男女兼用のトイレとして使用することができ、かつ、水平旋回構造であるから便座体3及び小便器体2の旋回を円滑かつ容易に行うことができ、更に、便座体3に腰掛けたとき、使用者の背中に男小便用立上部2aが対向位置しないので、大きな違和感を感ずることがなくなり、販路拡大を期待することができ、公共施設等におけるトイレ不足も解消することができる。
この場合、上記小便器体2内の小便Wは上記便座ボウル体1a内に通路Kを介して流下する構造となっている。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、例えば、第二形態例において、一個の枢着部4により共用しているが、便座体3及び小便器体2を各別の枢着部により水平旋回させる構造とすることもでき、大便器体1、小便器体4等のの構造、形状等は適宜変更して設計される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
F 床
K 通路
1 大便器体
1a 便座ボウル体
2 小便器体
2a 男小便用立上部
3 便座体
4 枢着部
K 通路
1 大便器体
1a 便座ボウル体
2 小便器体
2a 男小便用立上部
3 便座体
4 枢着部
Claims (3)
- 大便器体の便座ボウル体に載置可能な便座体及び大便器体の便座ボウル体に載置可能な男小便用立上部をもつ小便器体からなり、上記便座体及び上記小便器体は使用方向の角度差をもって一体に形成され、該便座体及び該小便器体を該便座ボウル体上に枢着部により水平旋回自在に設けてなることを特徴とする男女兼用トイレ。
- 大便器体の便座ボウル体に載置可能な便座体及び大便器体の便座ボウル体に載置可能な男小便用立上部をもつ小便器体からなり、上記便座体及び上記小便器体は別体に形成され、該便座体及び該小便器体を各別に該便座ボウル体上に枢着部により水平旋回自在に設けてなることを特徴とする男女兼用トイレ。
- 上記小便器体内の小便は上記便座ボウル体内に流下する構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の男女兼用トイレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069574A JP2007247186A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 男女兼用トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069574A JP2007247186A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 男女兼用トイレ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007247186A true JP2007247186A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38591777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006069574A Pending JP2007247186A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 男女兼用トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007247186A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103669535A (zh) * | 2012-09-26 | 2014-03-26 | 范增顺 | 男女混用新型复合马桶 |
CN105507401A (zh) * | 2016-02-06 | 2016-04-20 | 张洋 | 双便池卫生洁具 |
CN107217712A (zh) * | 2017-07-09 | 2017-09-29 | 张卫 | 旋转式两用水箱 |
-
2006
- 2006-03-14 JP JP2006069574A patent/JP2007247186A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103669535A (zh) * | 2012-09-26 | 2014-03-26 | 范增顺 | 男女混用新型复合马桶 |
CN105507401A (zh) * | 2016-02-06 | 2016-04-20 | 张洋 | 双便池卫生洁具 |
CN105507401B (zh) * | 2016-02-06 | 2017-09-22 | 张洋 | 双便池卫生洁具 |
CN107217712A (zh) * | 2017-07-09 | 2017-09-29 | 张卫 | 旋转式两用水箱 |
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