JP3104042U - 簡易軽便トイレット - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトで携帯に便利であって、クリーニングをして衛生的に長期間に使用できるばかりか、便座体は永続的に使用が可能である簡易軽便トイレットを提供する。
【解決手段】 格納袋5内から折り畳んだ状態の便座体1と外袋2と内袋4とリング部材3を取り出し、便座本体6と支持脚体7とを開き、外袋2の口部2Aをリング部材3で保形し、外袋2を便座体1の開口部8に挿入して外袋2を便座体1に取付け、内袋3を広げて外袋2内に挿入し、この内袋3を便座本体6に取付けて、簡易軽便トイレットを組立てて、この簡易軽便トイレットに使用者が腰掛けて用便する。
【選択図】 図

Description

本考案は、災害避難所、高速道路の渋滞、キャンプ等の場所において窮余の処理に対応して衛生的に即応して処置し得る、例えば突然の体調不良による嘔吐及び大小の用便に対応することが可能であり、使用後、現場を汚すこともなく汚物の処理が可能な簡易軽便トイレットに関する。
従来の、この種の簡易軽便トイレットは、図15に示すように、袋50の口部50Aにファスナー51を設けると共に、この口部50Aに口部形成部材を兼ねたパッド52を設け、袋50内に凝固剤53を収容した折畳み式のものがある。
この簡易軽便トイレットの使用方法は、まず、ファスナー51を開くことで口部50Aを開け、パッド52をガイドにして、袋50内に小水もしくは吐瀉物を入れて、小水もしくは吐瀉物を凝固剤53で凝固させ、ファスナー51を閉じ、全体を合成樹脂製の袋(図示せず)に入れ、保管後廃棄する。
また、従来の簡易軽便トイレットとしては、図16に示すように、取手60Aを有するペール缶60と、外袋61と、内袋62と、便座63とで構成してあり、この便座63は、トイレットシートベース64に便座本体65と蓋体66とをヒンジ機構(図示せず)により開閉可能に取付けて構成してある。そして、この簡易軽便トイレットはワンタッチテントセット(図示せず)とセットになっている(特許文献1参照)。
この簡易軽便トイレットの使用方法は、まず、ワンタッチテントセットを広げて構築したトイレットにペール缶60を置き、このペール缶60の中に外袋61を広げ、次に、この外袋61の中に内袋62を広げて、ペール缶60の口部に便座63をセットする。そして、蓋体66を開けて便座本体65に座り排泄し、排泄物の入った内袋62を取り出して、その口部を閉じて保管後廃棄する。
実用新案登録第3069465号公報
しかし、図15に示す従来の簡易軽便トイレットにあっては、価格が高価であり、小水の用便もしくは吐瀉にのみ用いるものであって大便の用便は不可能であるという問題点があった。
また、図16に示す従来の簡易軽便トイレットにあっては、小水、大便のいずれの用便にも使用できるものではあるが、ペール缶60と便座63とが大きいことから携帯に不便であり、体調不良にて突然の用便に対処することができないという問題点があった。
本考案はかかる従来の問題を改善するためになされたもので、その目的とするところは、コンパクトで携帯に便利であって、クリーニングをして衛生的に長期間に使用できるばかりか、便座体は永続的に使用が可能であり、消費はポリエチレン袋のみである経済的な簡易軽便トイレットを提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案に係る簡易軽便トイレットは、開口部を有し且つ折畳み可能な便座本体を折畳み式の支持脚体で支えるようにした便座体と、袋本体の口部が開口部とほぼ同じ形状に保形手段により保形された状態で、開口部に挿入され且つ外袋取付手段により便座本体に着脱可能に取付けられる外袋と、外袋内に挿入され且つ内袋取付手段により便座本体に着脱可能に取付けられる内袋と、便座体と外袋と内袋とをそれぞれに折り畳んだ状態で格納する格納袋とを備えたものである。
かかる構成により、格納袋内から折り畳んだ状態の便座体と、外袋と、この外袋に挿入するリング部材と、内袋とを取り出し、便座本体を開き支持脚体を開いて、外袋を便座体の開口部に挿入して外袋を便座体に取付け、内袋を広げて外袋内に挿入し、この内袋を便座本体に取付けて、簡易軽便トイレットを組立てて、この簡易軽便トイレットに使用者が腰掛けて用便する。用便後、内袋を便座本体から取り外して臭気及び汚物が漏れないように内袋の口部を捻じり結んだ後に、内袋を保管して帰省後に内袋の汚物を処理する。
このような簡易軽便トイレットの出現により、災害時、避難所において架設された卜イレットに多数の人が困惑していることを解消することができるし、また、レクリエーションのキャンプに使用(コンパクトにてリックに装備が可能)することができる。また、長距離ドライブ中、高速道路の渋滞にて体調不良による嘔吐、大小の用便に対応できる。
また、本考案に係る簡易軽便トイレットは、支持脚体から便座本体を取り外し、便座本体を外袋と共に折畳可能にしてコンパクトで携帯に便利であるし、便座本体をクリーニングして衛生的に長期間に使用できる。しかも、便座体は永続的に使用が可能であり、内袋にポリエチレン袋を使用することにより経費は僅少である。
また、上記の目的を達成するために、本考案に係る簡易軽便トイレットは、開口部を有し且つ折畳み可能な便座本体の両側に支持部材を設けた便座体と、袋本体の口部が開口部とほぼ同じ形状に保形手段により保形された状態で、開口部に挿入され且つ外袋取付手段により便座本体に着脱可能に取付けられる外袋と、外袋内に挿入され且つ内袋取付手段により便座本体に着脱可能に取付けられる内袋と、便座体と外袋と内袋とをそれぞれに折り畳んだ状態で格納する格納袋とを備えたものである。
かかる構成により、格納袋内から折り畳んだ状態の便座体と、外袋と、この外袋に挿入するリング部材と、内袋とを取り出し、便座本体を開き、便座本体の両側の支持部材を手頃な物体、例えば籠体に載せて、この籠体に便座体をセットする。次に、外袋を便座体の開口部に挿入して外袋を便座体に取付け、内袋を広げて外袋内に挿入し、この内袋を便座本体に取付けて、簡易軽便トイレットを組立てて、この簡易軽便トイレットに使用者が腰掛けて用便する。用便後、内袋を便座本体から取り外して臭気及び汚物が漏れないように内袋の口部を捻じり結んだ後に、内袋を保管して帰省後に内袋の汚物を処理する。
このような簡易軽便トイレットの出現により、災害時、避難所において架設された卜イレに多数の人が困惑していることを解消することができるし、また、レクリエーションのキャンプに使用(コンパクトにてリックに装備が可能)することができる。また、長距離ドライブ中、高速道路の渋滞にて体調不良による嘔吐、大小の用便に対応できる。
また、本考案に係る簡易軽便トイレットは、洋式トイレの習性により便座体を折畳可能にしてコンパクトで携帯に便利であるし、便座本体を支持部材から外して、この便座本体をクリーニングして衛生的に長期間に使用できる。しかも、便座体は永続的に使用が可能であり、内袋にポリエチレン袋を使用することにより経費は僅少である。
特に、便座体には支持脚体が無いために、その分、軽量になり、また、格納袋に格納し易く、より携帯に便利になる。
また、本考案に係る簡易軽便トイレットは、上記した本考案に係る簡易軽便トイレットにおいて、外袋取付手段は、開口部の周部に複数の便座本体側面ファスナーを設けると共に、外袋の口部の周部に、外袋を開口部に挿入した際に、便座本体側面ファスナーに接着される複数の外袋側面ファスナーを設けて構成してあり、内袋取付手段は、内袋の口部に四方に展開可能な固定用片部を形成し、これらの固定用片部の先部に、便座本体の裏面に接着する接着部を形成して構成してあるものである。
かかる構成により、外袋を便座体の開口部に挿入して外袋側面ファスナーを便座本体側面ファスナーに接着することで、外袋を便座体に取付けることができるし、内袋を広げて外袋内に挿入し固定用片部を便座本体上に広げて、それぞれの固定用片部を便座本体の辺縁部で折り込んで固定用片部の先部の接着部を便座本体の裏面に接着することで内袋の便座本体への取付けを行うことができる。
また、本考案に係る簡易軽便トイレットは、上記した本考案に係る簡易軽便トイレットにおいて、保形手段は、外袋の口部にリング挿入部を形成して、このリング挿入部にリング部材を挿入することで口部を開口状態に保形する構成であるものである。
かかる構成により、リング挿入部にリング部材を挿入して外袋の口部をリング部材で、例えば、楕円形状に保形することができるために、外袋の便座体の開口部への挿入及び外袋側面ファスナーの便座本体側面ファスナーへの接着を容易にすることができるし、内袋の外袋内への挿入を容易にすることができる。
本考案に係る簡易軽便トイレットによれば、災害時、避難所において架設された卜イレに多数の人が困惑していることを解消することができるし、また、レクリエーションのキャンプに使用(コンパクトにてリックに装備が可能)することができる。また、長距離ドライブ中、高速道路の渋滞にて体調不良による嘔吐、大小の用便に対応できる。
また、本考案に係る簡易軽便トイレットは、洋式トイレの習性により便座体を折畳可能にしてコンパクトで携帯に便利であるし、便座本体を支持部材から外して、この便座本体をクリーニングして衛生的に長期間に使用できる。しかも、便座体は永続的に使用が可能であり、内袋にポリエチレン袋を使用することにより経費は僅少である。
本考案の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
(実施の形態1)
本考案の実施の形態1を図1乃至図12に示す。図1は本考案の簡易軽便トイレット(実施の形態1)の組立て前における分解状態の斜視図、図2は同簡易軽便トイレットの組立て状態の斜視図である。
本考案の簡易軽便トイレットは、便座体1と、外袋2と、この外袋2の口部2Aに装着するリング部材3と、汚物を収容する内袋4と、これらの便座体1と外袋2とリング部材3と内袋4とを格納する格納袋5(図12参照)とで構成してある。
便座体1は、方形で布製の便座本体6と、この便座本体6を支える折畳み式の支持脚体7とを有している。便座本体6の中央には楕円形状の開口部8が設けてあり、この開口部8の長軸は便座本体6の前後方向イに平行しており、開口部8の短軸は便座本体6の左右方向ロに平行している。そして、開口部8の周部には、所定の間隔をおいて六片の便座本体側面ファスナー9が、その接着面9aを上に向けて縫着してある。
また、支持脚体7は、十字交叉して、その交叉部分でヒンジピン10により連ねた二本の脚部材11を一組のメンバー12として、四組のメンバー12を備えており、隣り合うメンバー12の脚部材11の上端部を上側連結部材13に回動可能に連結し、隣り合うメンバー12の脚部材11の下端部を下側連結部材14に回動可能に連結して構成してあり、四つの下側連結部材14が踏板にしてある。
そして、支持脚体7の四つの上側連結部材13に便座本体6の四隅部を止め部材15で固定することで便座体1が構成してある。
便座本体6を開いた時点において人体の体重に即応できるように支持脚体7を強固にするためにストッパー機構16が2か所に設けてある。これらのストッパー機構16は、図5に示すように、短冊形状のストッパー17を有しており、このストッパー17の一端部には支点用孔部18が、他端部には係止用孔部19がそれぞれ形成してあり、係止用孔部19は貫通孔19aに係止用部19bを設けた構成である。
そして、ストッパー17は、その支点用孔部18を用いて支点ピン部材20により支持脚体7のメンバー12の脚部材11の上部に揺動可能に取付けてあり、このメンバー12に隣り合う他のメンバー12の脚部材11の上部には係止ピン部材21が取付けてある。そして、便座本体6を開いた時点において、ストッパー17の係止用孔部19の貫通孔19aに係止ピン部材21を挿入して便座本体6を開き切ることで係止ピン部材21を係止用部19bに係止することで隣り合うメンバー12間をストッパー17で固定するものである。
外袋2は、図7に示すように、合成樹脂製の袋体であり、その口部22は折り返して縫製することで管状のリング挿入部23が形成してあり、口部22の一部には切込み部24が形成してあって、この切込み部24によりリング挿入部23に二つのリング用口部23a、23bが形成してある。そして、外袋2の口部22の周部には、所定の間隔をおいて六片の外袋側面ファスナー25が縫着してある。
また、内袋4は、図8及び図9に示すように、合成樹脂製の袋体であり、その口部28には、周方向の四カ所に切り抜き部29が形成してあり、これらの切り抜き部29により内袋4には四つの固定用片部30が形成してあり、これらの固定用片部30の先部には接着部31が形成してあり、接着部31は剥離紙32が張ってある。なお、切り抜き部29の端部はU字形状にしてある。
また、リング部材3は、図10及び図11に示すように、金属製の線材を円環形状に折り曲げて、その一端部に雄ねじ部26を形成し、他端部に袋ナット部材27を回転可能に取付けて構成してある。
格納袋5は、図12に示すように、布製もしくは合成樹脂製の袋体であって、その口部33は閉じ紐34により絞ることにより閉じることができるものである。
そして、複数の便座本体側面ファスナー9と外袋側面ファスナー25とで外袋取付手段が構成してあり、また、固定用片部30と、これらの固定用片部30の先部の接着部31とで内袋取付手段が構成してある。また、リング挿入部23と、このリング挿入部23に挿入されるリング部材3とで外袋2の口部22を開口状態に保形する保形手段が構成してある。
そして、格納袋5内には、折り畳んだ状態の便座体1と外袋2とリング部材3と内袋4とが格納してあり、この状態で保管され、また、自動車等に積み込まれるものである。
次に、上記のように構成された簡易軽便トイレットの組立てと、その使用方法を説明する。
格納袋5内から折畳状態の便座体1と外袋2とリング部材3と内袋4とを取り出し、便座体1の便座本体6と支持脚体7とを開く。この時点において、ストッパー17の係止用孔部19の貫通孔19aに係止ピン部材21を挿入して便座本体6を開き切って係止ピン部材21を係止用部19bに係止することで隣り合うメンバー12間をストッパー17で固定して、人体の体重に即応できるように支持脚体7を強固にする。
次に、外袋2の口部22に設けたリング挿入部23に、その一方のリング用口部23aよりリング部材3を挿入して、口部22に設けた切込み部24において、リング部材3の一端部の雄ねじ部26に、他端部に設けた袋ナット部材27を螺合することで外袋2の口部22をリング部材3で楕円形状に保形する。
次に、外袋2を便座体1の開口部8に挿入して六片の外袋側面ファスナー25を六片の便座本体側面ファスナー9の接着面9aに接着することで、外袋2を便座体1に装着する。
次に、内袋4の接着部31から剥離紙32を剥がし、この内袋4を広げて外袋2内に挿入し、図2及び図3に示すように、内袋4の四つの固定用片部30を便座体1の前後方向イ及び左右方向ロに便座本体6上に広げて、それぞれの固定用片部30を便座本体6の辺縁部で折り込んで固定用片部30の先部の接着部31を便座本体6の裏面に接着する。
このようにして、簡易軽便トイレットを組立てて、この簡易軽便トイレットに使用者が腰掛けて用便する。用便後、内袋4を便座本体6から取り外して臭気及び汚物が漏れないように内袋4の口部28を捻じり結んだ後に、内袋4を保管して帰省後に内袋4の汚物を処理する。
上記したように、本考案の第1の実施の形態によれば、災害時、避難所において架設された卜イレットに多数の人が困惑していることを解消することができるし、また、レクリエーションのキャンプに使用(コンパクトにてリックに装備が可能)することができる。また、長距離ドライブ中、高速道路の渋滞にて体調不良による嘔吐、大小の用便に対応できる。
また、便座体1を、洋式トイレの習性により折畳可能としてコンパクトで携帯に便利であるし、便座本体6が布製であるからクリーニングをして衛生的に長期間に使用できる。しかも、便座体1は永続的に使用が可能であり、内袋4にポリエチレン袋を使用することにより経費は僅少である。
(実施の形態2)
本考案の実施の形態2を図13及び図14に示す。図13は本考案の簡易軽便トイレット(実施の形態2)の組立て前における分解状態の斜視図、図14は同簡易軽便トイレットの組立て状態の斜視図である。
本考案の簡易軽便トイレット(実施の形態2)は、便座体1−1と、外袋2−1と、この外袋2−1の口部2Aに装着するリング部材3−1と、汚物を収容する内袋4−1と、これらの便座体1−1と外袋2−1とリング部材3−1と内袋4−1とを格納する格納袋5−1とで構成してある。
便座体1−1は便座本体6−1を有しており、この便座本体6−1の中央には楕円形状の開口部8が設けてある。そして、開口部8の周部には、所定の間隔をおいて六片の便座本体側面ファスナー9が、その接着面9aを上に向けて縫着してある。また、便座本体6−1の左、右側辺部は折り返して縫製することで支持部材挿入部40が形成してあり、便座本体6−1の左、右側辺部には、棒状の支持部材41が支持部材挿入部40に挿入して取付けてある。
また、外袋2−1とリング部材3−1と内袋4−1と格納袋5−1とは上記した本考案の第1の実施の形態における外袋2とリング部材3と内袋4と格納袋5と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
次に、上記のように構成された簡易軽便トイレットの組立てと、その使用方法を説明する。
格納袋5−1内から折畳状態の便座体1−1と外袋2−1とリング部材3−1と内袋4−1とを取り出し、便座本体6−1を開く。そして、図14に示すように、便座本体6−1の左、右の支持部材41を手頃な物体、例えば籠体42に載せて、この籠体42に便座体1−1をセットする。
次に、外袋2−1の口部22に設けたリング挿入部23に、その一方のリング用口部23aよりリング部材3−1を挿入して、口部22に設けた切込み部24において、リング部材3−1の一端部の雄ねじ部26に、他端部に設けた袋ナット部材27を螺合することで外袋2の口部22をリング部材3−1で楕円形状に保形する。
次に、外袋2−1を便座体1−1の開口部8に挿入して六片の外袋側面ファスナー25を六片の便座本体側面ファスナー9の接着面9aに接着することで、外袋2を便座体1−1に装着する。
次に、内袋4−1の接着部31から剥離紙32を剥がし、この内袋4−1を広げて外袋2−1内に挿入し、図14に示すように、内袋4−1の四つの固定用片部30を便座体1の前後方向イ及び左右方向ロに便座本体6−1上に広げて、それぞれの固定用片部30を便座本体6−1の辺縁部で折り込んで固定用片部30の先部の接着部31を便座本体6−1の裏面に接着する。但し男性が使用する場合は、その前部を摘み上げ利用して漏尿を防止する。
このようにして、簡易軽便トイレットを組立てて、この簡易軽便トイレットに使用者が腰掛けて用便する、もしくは吐瀉を行う。用便もしくは吐瀉後、内袋4−1を便座本体6−1から取り外して臭気及び汚物(用便物もしくは吐瀉物)が漏れないように内袋4−1の口部28を捻じり結んだ後に、内袋4−1を保管して帰省後に内袋4−1の汚物を処理する。
上記したように、本考案の第2の実施の形態によれば、災害時、避難所において架設された卜イレットに多数の人が困惑していることを解消することができるし、また、レクリエーションのキャンプに使用(コンパクトにてリックに装備が可能)することができる。また、長距離ドライブ中、高速道路の渋滞にて体調不良による嘔吐、大小の用便に対応できる。
また、便座体1−1を、洋式トイレの習性により折畳可能としてコンパクトで携帯に便利であるし、便座本体6−1が布製であるからクリーニングをして衛生的に長期間に使用できる。しかも、便座体1−1は永続的に使用が可能であり、内袋4−1にポリエチレン袋を使用することにより経費は僅少である。
特に、便座体1−1には支持脚体が無いために、その分、軽量になり、また、格納袋5−1に格納し易く、より携帯が便利になる。
本考案に係る簡易軽便トイレットによれば、災害時、避難所において架設された卜イレットに多数の人が困惑していることを解消することができるし、また、レクリエーションのキャンプに使用(コンパクトにてリックに装備が可能)することができる。また、長距離ドライブ中、高速道路の渋滞にて体調不良による嘔吐、大小の用便に対応できるばかりか、支持脚体から便座本体を取り外し、便座本体を外袋と共に折畳可能にしてコンパクトで携帯に便利であるし、クリーニングをして衛生的に長期間に使用でき、しかも、便座体は永続的に使用が可能であるという効果を有し、突然の体調不良による嘔吐及び大小の用便に対応する簡易軽便トイレット等に有用である。
本考案の簡易軽便トイレット(実施の形態1)の組立て前における分解状態の斜視図である。 同簡易軽便トイレットの組立て状態の斜視図である。 同簡易軽便トイレットの組立て状態の平面図である。 同簡易軽便トイレットにおける便座体の斜視図である。 同便座体における支持脚体のストッパー機構の説明図である。 同便座体の平面図である。 同簡易軽便トイレットにおける外袋の斜視図である。 同簡易軽便トイレットにおける内袋の斜視図である。 同内袋を畳んだ状態の平面図である。 同簡易軽便トイレットにおけるリング部材の斜視図である。 同リング部材の接続部分の断面図である。 同簡易軽便トイレットにおける格納袋の斜視図である。 本考案の簡易軽便トイレット(実施の形態2)の組立て前における分解状態の斜視図である。 同簡易軽便トイレットの組立て状態の斜視図である。 従来の簡易軽便トイレットの斜視図である。 従来の他の簡易軽便トイレットの分解状態の斜視図である。
符号の説明
1 便座体
1−1 便座体
2 外袋
2−1 外袋
2A 口部
3 リング部材(保形手段)
3−1 リング部材(保形手段)
4 内袋
4−1 内袋
5 格納袋
5−1 格納袋
6 便座本体
6−1 便座本体
7 支持脚体
8 開口部
9 便座本体側面ファスナー(外袋取付手段)
22 口部
23 リング挿入部(保形手段)
25 外袋側面ファスナー(外袋取付手段)
28 口部
30 固定用片部(内袋取付手段)
31 接着部(内袋取付手段)
41 支持部材
42 手頃な物体、例えば籠体

Claims (4)

  1. 開口部を有し且つ折畳み可能な便座本体を折畳み式の支持脚体で支えるようにした便座体と、
    袋本体の口部が前記開口部とほぼ同じ形状に保形手段により保形された状態で、前記開口部に挿入され且つ外袋取付手段により前記便座本体に着脱可能に取付けられる外袋と、
    前記外袋内に挿入され且つ内袋取付手段により前記便座本体に着脱可能に取付けられる内袋と、
    前記便座体と前記外袋と前記内袋とをそれぞれに折り畳んだ状態で格納する格納袋とを備えたことを特徴とする簡易軽便トイレット。
  2. 開口部を有し且つ折畳み可能な便座本体の両側に支持部材を設けた便座体と、
    袋本体の口部が前記開口部とほぼ同じ形状に保形手段により保形された状態で、前記開口部に挿入され且つ外袋取付手段により前記便座本体に着脱可能に取付けられる外袋と、
    前記外袋内に挿入され且つ内袋取付手段により前記便座本体に着脱可能に取付けられる内袋と、
    前記便座体と前記外袋と前記内袋とをそれぞれに折り畳んだ状態で格納する格納袋とを備えたことを特徴とする簡易軽便トイレット。
  3. 前記外袋取付手段は、前記開口部の周部に複数の便座本体側面ファスナーを設けると共に、前記外袋の口部の周部に、前記外袋を前記開口部に挿入した際に、前記便座本体側面ファスナーに接着される複数の外袋側面ファスナーを設けて構成してあり、
    前記内袋取付手段は、前記内袋の口部に四方に展開可能な固定用片部を形成し、これらの固定用片部の先部に、前記便座本体の裏面に接着する接着部を形成して構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の簡易軽便トイレット。
  4. 前記保形手段は、前記外袋の口部にリング挿入部を形成して、このリング挿入部にリング部材を挿入することで前記口部を開口状態に保形する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの一に記載の簡易軽便トイレット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212404A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Hajime Onose 大集会、災害用におけるトイレ

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