JP2001251343A - ラベルスイッチネットワークシステム - Google Patents

ラベルスイッチネットワークシステム

Info

Publication number
JP2001251343A
JP2001251343A JP2000060735A JP2000060735A JP2001251343A JP 2001251343 A JP2001251343 A JP 2001251343A JP 2000060735 A JP2000060735 A JP 2000060735A JP 2000060735 A JP2000060735 A JP 2000060735A JP 2001251343 A JP2001251343 A JP 2001251343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
node
layer
network
policy server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000060735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3790655B2 (ja
Inventor
Yuji Nomura
祐士 野村
Akira Nakaato
明 中後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000060735A priority Critical patent/JP3790655B2/ja
Priority to US09/800,150 priority patent/US7035259B2/en
Publication of JP2001251343A publication Critical patent/JP2001251343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3790655B2 publication Critical patent/JP3790655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/50Routing or path finding of packets in data switching networks using label swapping, e.g. multi-protocol label switch [MPLS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/50Routing or path finding of packets in data switching networks using label swapping, e.g. multi-protocol label switch [MPLS]
    • H04L45/502Frame based
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/60Software-defined switches
    • H04L49/602Multilayer or multiprotocol switching, e.g. IP switching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3009Header conversion, routing tables or routing tags

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPLSネットワークなどのラベルスイッチ
ネットワークにおけるトラフィックエンジニアリングに
関する各種サービスを実現するとき、各ノードにおける
処理コスト及び処理時間の削減を可能にするなど。 【解決手段】 ラベルスイッチネットワークシステム
は、ラベルに基づいてIPフロー対応のIPパケットを
転送するラベルスイッチネットワークの入口に配置さ
れ、前記IPパケットのヘッダ情報またはペイロード情
報を参照して、前記IPパケットを転送するためのレイ
ヤ2パスを選択・設定する第1のノードと;前記ネット
ワークの中継箇所に配置され、前記ネットワークの入口
から出口までの前記レイヤ2パスを指定された経路で設
定する複数の第2のノードと;前記ネットワークの出口
に配置された第3のノードと;ユーザ要求または前記ネ
ットワークの状態変化が生じた場合、ポリシ制御プロト
コルに則って、前記第1のノードに前記レイヤ2パスの
設定を指示するとともに、前記第1のノード、前記第2
のノード及び前記第3のノードを集中的に制御するポリ
シサーバとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラベルスイッチネッ
トワークシステムに関し、特にラベルスイッチネットワ
ークにおける各種フローを集中的に制御してトラフィッ
クエンジニアリングを実現することを可能するラベルス
イッチネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IP(Internet Protocol)ネッ
トワークの高機能化及び運用管理の簡略化を狙いとした
PBN(Policy Based Networking)の研究開発及びそ
の実用化が推進されている(Y.Nomura,et
al.,”Policy Based Network
ing Architecture for Ente
rprise Networks”,ICC’99,1
999)。
【0003】また、IPパケットの転送処理に「ラベ
ル」という新しい概念を導入し、IPレベル(レイヤ
3:L3)でのルーチング処理をATM(Asynchronous
Transfer Mode)、フレームリレー、及びEthern
et(登録商標)などの下位レイヤ(レイヤ2:L2)
のスイッチング処理で実現するMPLS(Multi Protoc
ol Label Switching)技術が注目されている(Ro
sen,et al.,”Multiprotocol
Label Switching Architec
ture”,work in progress(IE
TF−Draft),1999)。
【0004】特に、MPLSネットワークなどのラベル
スイッチネットワーク(以下、ラベル網と称することも
ある)においては、フロー毎の最適経路設定、負荷分
散、障害迂回などのトラフィックエンジニアリングの実
現が重要な要素となる。
【0005】ラベルスイッチネットワークにおいて、フ
ロー毎の最適経路設定(QOSを考慮した明示的な経路
(ルート)設定、IPフローのアグリゲート(集
約))、トラフィックの負荷分散、及び回線2重化によ
る耐障害性向上などのトラフィックエンジニアリングに
関するサービスを提供するためには、一般にはネットワ
ークの利用状況を収集して適切なL2パスを設定する
か、あるいは既存の(既に呼に設定されている)L2パ
スの内から、あるIPトラフィックを送信するのに適切
なL2パスを選択する必要がある。ここで、ラベル網は
例えばATMネットワークのことであり、L2パスとは
識別子VPI,VCIで指定されるコネクションを意味
する。
【0006】従来、このようなサービスは図1に示すシ
ステム構成のMPLSネットワークにおいて考えられて
いる。MPLSネットワークにおいては、各ノードはレ
イヤ3(IPレベル)のルータ機能を持つラベルスイッ
チルータLSR(Label Switching Router)である。L
SR(図1中のLSR1…LSR5)は、基本的に、任
意のIPフローを通信するために利用するL2パスを選
択・設定する機能と、L2パスを設定するための制御メ
ッセージをホップバイホップでLSR間を中継すること
で、MPLSネットワークの入口から出口までL2パス
を設定する機能とを持つ。この制御メッセージは、入口
のLSRにて設定する通信品質パラメータ、及び中継す
るLSRを明示的に指定するパラメータを含む。
【0007】適切なL2パスを選択することは、MPL
Sを利用した上記の各種サービスを実現するために、必
要不可欠な機能である。従来のMPLSネットワークは
LSR間の分散制御を前提としているので、あるLSR
がMPLSネットワークの全体の中で適切なL2パスを
選択するには、このLSRはLSR間の通信プロトコル
などで他のLSRにおける状態を知り、その状態情報を
維持・管理するとともに、状態情報を利用して適切なL
2パスを算出することが必要である。
【0008】このためには、各LSRは状態情報を配布
・収集するためのプロトコル処理、他のLSRにおける
状態情報を維持・管理する処理、及びL2パスを算出す
る処理が必要である。
【0009】また、ホップバイホップで隣接LSR間で
状態情報を交換して行く分散制御手法では、状態情報が
ネットワーク全体に行き渡るまでに、LSR間のホップ
数に比例した処理時間が必要である。
【0010】さらに、回線2重化サービスでは、予備系
パスを予めMPLSネットワーク内に設定しなければ、
現用系パスに障害が発生したときに、迅速にパスを切り
替えることができないので、予め予備系パスの帯域など
を確保しておく必要がある。しかし、通常の利用時に
は、確保した資源(予備系パスの帯域など)が利用でき
ないため、資源利用効率が悪い。
【0011】また、従来のMPLSネットワークにおい
ては、IPフローとLSP(LabelSwitched Path)との
マッピング(対応)を直接取っていたので、回線を切り
替える必要が生じたときに、LSRにおいてIPフロー
の数だけ回線の切替え処理が必要であり、管理コスト及
びそれを利用した処理コストが高い。
【0012】これらの結果、分散制御手法を採る従来の
MPLSネットワークでは、上記の様々なサービスを実
現するためには、コスト及び処理時間の増大を免れない
だけでなく、資源利用効率が低い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
第1の課題は、MPLSネットワークなどのラベルスイ
ッチネットワークにおけるトラフィックエンジニアリン
グに関する各種サービスを実現するとき、各ノードにお
ける処理コスト及び処理時間の削減を可能にするラベル
スイッチネットワークシステムを提供することにある。
【0014】本発明の第2の課題は、トラフィックの負
荷分散サービスにおいて、ポリシサーバがネットワーク
の利用状況に偏りが生じないようにパス設定を行うこと
が可能なラベルスイッチネットワークシステムを提供す
ることにある。
【0015】本発明の第3の課題は、回線2重化サービ
スにおいて、回線障害時に迅速にパス切り替えを行うこ
とが可能なラベルスイッチネットワークシステムを提供
することにある。
【0016】本発明の第4の課題は、回線2重化サービ
スにおいて、効率よくネットワーク資源を活用すること
を可能にするラベルスイッチネットワークシステムを提
供することにある。
【0017】本発明の第5の課題は、回線切り替え時の
処理コストの削減を可能にするラベルスイッチネットワ
ークシステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1のラベルスイッチネットワークシステ
ムは、ラベルに基づいてIPフロー対応のIPパケット
を転送するラベルスイッチネットワークの入口に配置さ
れ、前記IPパケットのヘッダ情報またはペイロード情
報を参照して、前記IPパケットを転送するためのレイ
ヤ2パスを選択・設定する第1のノードと;前記ネット
ワークの中継箇所に配置され、前記ネットワークの入口
から出口までの前記レイヤ2パスを指定された経路で設
定する複数の第2のノードと;前記ネットワークの出口
に配置された第3のノードと;ユーザ要求または前記ネ
ットワークの状態変化が生じた場合、ポリシ制御プロト
コルに則って、前記第1のノードに前記レイヤ2パスの
設定を指示するとともに、前記第1のノード、前記第2
のノード及び前記第3のノードを集中的に制御するポリ
シサーバとを備える。
【0019】本発明の第2のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記ポリシサーバは、ユーザ要求ま
たは前記ネットワークの状態変化を検出する手段と、前
記IPパケットを転送するために、前記第1のノードに
て、既設定の前記レイヤ2パスを選択するか、適切な経
路を通る新たな前記レイヤ2パスを設定するかを判断す
る手段と、前記レイヤ2パスの適切な経路及び品質保証
パラメータを算出する手段と、前記第1のノードに前記
レイヤ2パスの設定を指示する手段とを有する。
【0020】本発明の第3のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記第1のノードはユーザ要求また
は前記ネットワークの状態変化を自己で検出するか前記
第2のノード及び前記第3のノードのいずれかから収集
した場合、前記ポリシサーバに前記ユーザ要求または前
記ネットワークの状態変化を通知する手段を有し、前記
ポリシサーバは前記第1のノードからの前記通知に応答
して、新たに発生するIPフロー対応の前記IPパケッ
トを転送するための前記レイヤ2パスの設定を前記第1
のノードに指示する手段を有する。
【0021】本発明の第4のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記第2のノードは、前記IPパケ
ットのルーティングを行う手段と、前記IPパケットに
含まれているIPアドレスで指定された経路を経由する
前記レイヤ2パスを設定する手段とを有し、前記ポリシ
サーバは前記第2のノード対応のIPアドレスにより前
記レイヤ2パスが経由する前記第2のノードを指定する
手段を有する。
【0022】本発明の第5のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記ポリシサーバは、IPフローに
対して経由可能な前記レイヤ2パスが複数存在し、前記
ユーザ要求または前記ネットワークの状態変化に基づい
て新たなIPフローの発生を検出した場合、事前に収集
した各物理的回線の資源利用状況に応じて、前記新たな
IPフローによって前記ネットワークの資源利用状況に
偏りが生じない経路を検索する手段と、前記ユーザ要求
または前記ネットワークの状態変化で発生する前記新た
なIPフローを通信可能な前記レイヤ2パスを前記第1
のノードに設定指示する手段とを有する。
【0023】本発明の第6のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記第1のノードは、前記レイヤ2
パスの利用状態を収集・管理する手段と、IPフローに
対して経由可能な前記レイヤ2パスが複数存在し、前記
複数のレイヤ2パスの利用状況に基づきIPフローを転
送するのに適した前記レイヤ2パスを選択する手段とを
有し、前記ポリシサーバは、前記ユーザ要求または前記
ネットワークの状態変化に基づいて新たなIPフローの
発生を検出した場合、新たに発生するIPフローを転送
する前記レイヤ2パスを複数生成するように、前記第1
のノードに設定指示する手段と、前記新たなIPフロー
を転送することで前記複数のレイヤ2パスの相互間で利
用状況に偏りが生じないように、前記IPパケットまた
は前記IPフローを単位として適切な前記レイヤ2パス
を選択することを前記第1のノードに指示する手段とを
有する。
【0024】本発明の第7のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記ポリシサーバは、IPフローに
対して経由可能な前記レイヤ2パスが複数存在し、前記
ユーザ要求または前記ネットワークの状態変化に基づい
て新たなIPフローの発生を検出した場合、事前に収集
した各物理的回線の資源利用状況に応じて、新しく生成
する前記レイヤ2パスについて、前記ユーザ要求を満た
す異なる少なくとも2つの経路を探索し、前記新たなI
Pフローを転送するための前記レイヤ2パスを生成し、
複数の前記レイヤ2パスの1つを現用パスに、かつ他の
1つを予備パスに定める手段と、前記現用パスが障害で
使用できないことを前記第2または第3のノードが検出
した場合、前記第2または第3のノードの判断で前記現
用パスを前記予備パスに切り替えることを前記第1のノ
ードに指示する手段とを有し、前記第1のノードは、前
記現用パスが障害で使用できないことを自己のノードで
検出した場合、前記現用パスを前記予備パスに切り替え
る手段を有する。
【0025】本発明の第8のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第7のラベルスイッチネットワーク
システムにおいて、前記ポリシサーバは、前記現用パス
が通常状態で使用されているときには、前記予備パスを
他のトラフィックに使用させ、前記現用パスに障害が発
生したときは、前記予備パスを使用しているトラフィッ
クの使用を中止させ、前記現用パスで転送していたトラ
フィックを前記予備パスに収容するように、前記第1の
ノードに指示する手段を有する。
【0026】本発明の第9のラベルスイッチネットワー
クシステムは、上記第1、第7または第8のラベルスイ
ッチネットワークシステムにおいて、前記ポリシサー
バ、前記第1のノード及び前記第2のノードは、1つの
前記レイヤ2パスで複数の異なるIPフロー対応の前記
IPパケットを転送する場合、複数のIPフローが属す
る論理的なグループとそのグループを識別するためのグ
ループ識別子とを定義し、前記1つのレイヤ2パスを切
り替えるときに前記グループに属する前記複数のIPフ
ローを前記グループ識別子により指定する手段を有し、
前記ポリシサーバは前記レイヤ2パスの切り替え時に前
記グループ識別子を用いて前記第1のノードにIPフロ
ーと前記レイヤ2パスとの対応を指示する手段を有す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 〔ラベルスイッチネットワークシステムの基本構成〕本
発明の一実施の形態におけるラベルスイッチネットワー
クシステムの基本構成を示す図2を参照すると、このシ
ステムにおいては、ポリシサーバPSVと、複数のノー
ドND1,ND2…ND5とからラベルスイッチネット
ワーク(ラベル網)を構成している。
【0028】ポリシサーバPSVはラベルスイッチネッ
トワークの入口に配置されたノードND1と物理的な回
線(物理リンク)によって接続されている。このネット
ワークの入口に配置されたノードND1とネットワーク
の出口に配置されたノードND5とは、中継(コア)ノ
ードND2,ND3,ND4及び物理的な回線(物理リ
ンク)を通して接続されている。入口ノードND1及び
出口ノードND5は、他のIPネットワーク(図示省
略)にそれぞれ接続される。
【0029】ポリシサーバPSVはユーザ情報及びポリ
シ(運用指針)情報とネットワーク全体の状態とに基づ
き、ノードND1…ND5の動作を決定する。ポリシサ
ーバPSVはユーザ情報及びポリシ情報をこれらの情報
を登録・格納するディレクトリサーバ(図示省略)から
入手する。入口ノードND1、中継ノードND2,ND
3,ND4、及び出口ノードND5はルータ及びスイッ
チなどのネットワーク機器によって構成され、ポリシサ
ーバPSVの決定に従った動作を実行する。
【0030】この構成を採るラベルスイッチネットワー
クシステムにおいては、ポリシサーバPSVはIPフロ
ー毎の最適経路設定(QOSを考慮した明示的な経路
(ルート)設定、IPフローのアグリゲート(集
約))、トラフィックの負荷分散、及び回線2重化によ
る耐障害性向上などのトラフィックエンジニアリングに
関するサービスを提供するために、COPS(Common O
pen Policy Service)などのポリシ制御プロトコルに則
って、ノードND1…ND5を集中的に制御する。CO
PSプロトコルについては、文献:J.Boyle,e
t al.,”TheCOPS Protocol”,
RFC2748,IETF,2000を参照できる。
【0031】次に、図3を参照して図2に示すポリシサ
ーバPSV及びノードND1…ND5の詳細構成につい
て説明する。ポリシサーバPSVは、ノードND1…N
D5からの状態通知の受信及び状態の収集を行い、これ
らの状態情報を管理するネットワーク資源状態管理部1
0と、ユーザからの要求(通信に必要な帯域確保要求な
ど)を受信し、そのユーザ要求を許可するか否かを判断
するユーザ要求受付処理部11と、ネットワーク状態の
変化を認識し、新しくIPフローが発生するあるいはI
Pフローが消滅するなどのイベントを検出するイベント
検出部12とを備える。
【0032】ポリシサーバPSVは、更に、ユーザ要求
あるいはネットワークの状態変化(状態情報)に対応し
て、新規にIPフローが発生した場合に、これを送信す
るL2(レイヤ2)パスのラベル網内での経路を算出す
るパス検索部13と、新しいIPフローを送信するため
に、既存の(既に呼に設定されている)L2パスを利用
するか、新規にL2パスを作成するかを判断するL2パ
ス作成判断部14と、L2パスを作成するときは、その
品質保証パラメータ及び経路を決定するL2パス作成部
15と、作成したL2パス情報を送信する設定送信部1
6とを備える。
【0033】また、ノードND1…ND5のそれぞれ
は、基本構成として、ポリシサーバPSVからの設定指
示を受信し、これを実行する設定処理部20と、ノード
自身の状態をポリシサーバPSVに通知する状態通知部
21と、従来のラベルが持っているIPフロー(レイヤ
3:L3)とL2パスとのマッピング及びホップバイホ
ップでL2パスを設定するためのラベル配布処理を行う
ラベルスイッチ機能部22とを備える。
【0034】なお、入口ノードND1はポリシサーバP
SVとポリシ制御プロトコルに則って直接に設定指示を
送受信するが、中継ノードND2,ND3,ND4及び
出口ノードND5は入口ノードND1を通してポリシサ
ーバPSVと情報の送受信を行う。
【0035】上述したラベルスイッチネットワークシス
テムにおいては、従来のMPLSなどのラベル網では各
ノードが備えていたネットワーク資源状態管理部10、
ユーザ要求受付処理部11、イベント検出部12、パス
検索部13、L2パス作成判断部14、及びL2パス作
成部15をポリシサーバPSVに持たせて、各ノードN
D1…ND5がポリシサーバPSVと通信することによ
り、これらの機能を共有する。
【0036】一方、ポリシサーバPSVはこれらの機能
を一元管理し、ノードND1…ND5に設定指示する必
要が生じたときは、ノードに対して設定処理を指示する
ための設定送信部16を有する。ノードND1…ND5
ではポリシサーバPSVからの設定指示を受信し、これ
を実行する上記機能部20,21,22を備える。
【0037】このように、ポリシサーバPSVとノード
ND1…ND5とで機能分担を行い、ポリシサーバPS
Vが状態管理及びパス設定判断を一元的に行うことで、
従来必要であったネットワーク状態情報の収集のための
ノード間での情報交換処理はポリシサーバPSVの内部
に閉じることになり、各ノードでの処理を軽減すること
ができる。また、MPLSなどラベル網における種々の
サービスの実現に必要な設定も、ポリシサーバPSVが
ノードND1…ND5にL2パスの利用方法に関する指
示を出すことにより達成される。
【0038】〔ラベルスイッチネットワークシステムの
第1の具体的構成・動作〕 (第1の具体的構成)図4は上述したような基本構成を
採るラベルスイッチネットワークシステムの第1の具体
的構成例を示す。
【0039】図4を参照すると、このシステムにおいて
は、ポリシサーバPSVと、複数のラベルスイッチング
ルータLSR1…LSR5とからラベルスイッチネット
ワーク(ラベル網)としてのMPLSネットワークを構
成している。複数のラベルスイッチングルータLSR1
…LSR5はネットワーク機器として、図2に示す対応
のノードND1…ND5を構成している。
【0040】ポリシサーバPSVはMPLSネットワー
クの入口に配置されたルータLSR1と物理的な回線
(物理リンク)によって接続され、ルータLSR1…L
SR5とポリシ制御プロトコルCOPSに則って、状態
情報及び設定指示を送受信する。このネットワークの入
口に配置されたルータLSR1とネットワークの出口に
配置されたルータLSR5とは、中継(コア)ルータL
SR2,LSR3,LSR4及び物理的な回線(物理リ
ンク)を通して接続されている。入口ルータLSR1及
び出口ルータLSR5は、エッジルータと称されること
もあり、他のIPネットワーク(図示省略)にそれぞれ
接続される。
【0041】このシステムにおけるポリシサーバPSV
及びルータLSR1…LSR5は、図3に基本構成を示
すポリシサーバPSV及びノードND1…ND5とそれ
ぞれ同一構成である。ただし、ルータLSR1…LSR
5においては、ノードND1…ND5を構成するラベル
スイッチ機能部22をMPLS機能部22と呼ぶ。
【0042】ポリシサーバPSVは管理者及びルータL
SR1…LSR5からの要求、またはトポロジ変化など
により、自発的にIPフローのアグリゲート及び明示的
な経路を決定し、この決定結果を入口ルータLSR1に
通知する。なお、どのような決定を行うかと言ったポリ
シは予めディレクトリサーバに登録されていて、ポリシ
サーバPSVは必要に応じてキャシュしている。
【0043】入口ルータLSR1はMPLSネットワー
クに隣接IPネットワークから到来するIPパケット
(L3)をそのフローに応じて、L2パスのLSP(La
bel Switched Path)にマッピングし、MPLSネット
ワーク内に転送する。このルータLSR1はポリシサー
バPSVからの経路決定結果の通知(設定指示)に従っ
て、CR(Constraint-based Routing)−LDP(Labe
l Distribution Protocol)等のラベル配布プロトコル
に則り、明示的なLSPの設定または解放を実行する。
【0044】中継ルータLSR2,3,4は上記ラベル
配布プロトコルに則って設定されたラベル情報に基づ
き、ラベル付けされたIPパケットを高速にスイッチン
グし、他のルータに転送する。
【0045】出口ルータLSR5はラベル付けされたI
Pパケットからラベルを削除し、そのパケットをルーテ
ィングテーブルに従って、MPLSネットワーク外の隣
接のIPネットワークに転送する。
【0046】(IPフローアグリゲート指示の動作例)
次に、上記第1の構成を採るラベルスイッチネットワー
クシステムにおけるIPフローのアグリゲート指示の動
作例について、図3,図4,図5及び図6を併用して説
明する。図5はIPフローとL2パスとのマッピング手
法を説明するための図である。また、図6はIPフロー
のアグリゲート指示の動作のフローチャートである。
【0047】例えば、図4に示すように、ルータLSR
とポリシサーバPSVとから構成されるMPLSネット
ワークを考える。ここでは、このネットワークを利用す
るユーザが20Mbpsの帯域を要するIP通信(IP
フロー)を新しく開始する要求をポリシサーバPSVに
通知する場合を考える。一例として、ここでの要求は動
画像通信のための通信回線(帯域)を確保するものであ
る。
【0048】この要求は、ポリシサーバPSVが管理す
るMPLSネットワークに属するユーザ端末から要求さ
れても、ポリシサーバPSVの管理外の別ネットワーク
から要求されてもよい。また、ユーザからの要求以外に
も、MPLSネットワークの外部ネットワークのトポロ
ジ状態が変化し、新しくIPフローがMPLSネットワ
ークに流入することをポリシサーバPSVがルータLS
Rからの状態通知(状態情報)を検出することを契機に
してもよい。
【0049】手順11:ポリシサーバPSVはユーザか
らの要求をユーザ要求受付処理部11で受信する。通信
先が一台のホストの場合、この要求には宛先IPアドレ
ス及び発信元(発側)IPアドレスの情報が含まれてい
るものとする。また、同一のサブネットに属する複数台
のホストに対する(またはホストからの)要求である場
合には、宛先及び発信元IPアドレスはネットワークア
ドレスである。これらはいずれであっても同様に処理で
きる。
【0050】また、end(末端)のアドレスではな
く、中継地点のアドレスであってもよいが、この場合、
パス設定は一部分だけとなるが、パス検索の範囲も一部
のため処理量が少ないという利点がある。しかし、検索
範囲が狭いため、機能的には若干不利な代替手法であ
る。
【0051】手順12:ユーザからの要求には明示的に
要求する通信品質が含まれているものとする。通信品質
とは、帯域や遅延、遅延揺らぎ、廃棄率などである。こ
こでは、ユーザから20Mbpsの帯域を保証する要求
があった場合を考える。ユーザの要求に明示的に通信品
質が含まれていない場合は、要求あるいはIPパケット
に含まれるアドレス情報やIP通信を利用するアプリケ
ーション情報からポリシサーバPSVが通信品質を適切
に決定しても良いが、この場合、ユーザが望む品質にな
るわけではない。
【0052】また、ユーザ要求が来なくても、新しくル
ーティングテーブルのエントリが加えられたなど、ネッ
トワーク状態の変化をネットワーク資源状態管理部10
を通してイベント検出部12で検出し、そのエントリに
対するL2パス設定をユーザ要求とみなすことができ、
これを契機にしてもよい。
【0053】手順13:ポリシサーバPSVは、宛先及
び発信元IPアドレス情報からIPフローがMPLSネ
ットワーク内の入口となるルータLSR1と出口となる
ルータLSR5を発見する機能を持つ。この機能は、事
前にポリシサーバPSVがOSPF(Open Shortest Pa
th First)またはBGP(Border Gateway Protocol)
などのIPルーティングプロトコルにより収集したトポ
ロジ・ルーティング情報を基に決定しても良く、ルータ
のルーティングテーブルを収集して決定しても良く、あ
るいは予め実際のトポロジと同一の情報をポリシサーバ
PSVに与えておいても良い。
【0054】ルーティングプロトコルを利用する場合、
ポリシサーバPSVがルーティングプロトコルをサポー
トする必要があるが、差分情報を収集するので、情報量
が少なくて済み最良の手法である。
【0055】ルーティングテーブルの収集は、差分情報
が扱い難く、各ルータ毎に情報を収集する必要があるの
で、処理量及び情報量が多くなるが、代替手法に成り得
る。また、予めルーティング情報をポリシサーバPSV
に持たせる手法は、上記二つ手法と異なり、動的にネッ
トワークのトポロジが変化した場合には対応できない
が、情報を収集する一切の処理が不要なため、最も簡単
であり、代替手法に成り得る。
【0056】手順14:各ルータLSR1…LSR5は
リンク(物理的回線)の利用状況やユーザによる資源予
約状況をSNMP(Simple Network Management Protoc
ol)などの状態を通知できるプロトコルを利用してポリ
シサーバPSVに通知する手段を有する。ポリシサーバ
PSVは各ルータLSRから通知されたMPLSネット
ワークのリンク状態を収集し、これを管理する機能を持
つ。この動作例では、各ルータLSR間の残り帯域量
は、ポリシサーバPSVがルータLSRへパスの設定を
指示した帯域をすべて記憶しておくことで、各リンクで
設定されている帯域量を算出することができる。
【0057】手順15:ポリシサーバPSVはユーザか
らの要求を受け付けるか否かについて、その要求に含ま
れているアドレス情報あるいはユーザ情報を基に判断す
るためにユーザ要求受付処理部11を有する。この動作
例では、ユーザからの要求を受け付けることをポリシサ
ーバPSVで判断する。要求を拒絶せずに処理する場合
に、L2パス作成判断部14は新規にパスを設定するか
否かの判断処理を行う。
【0058】手順16:入口ルータLSR1から出口ル
ータLSR5に至る既存パス(既に呼が設定されている
パス)が存在し、このパスを利用してユーザの要求する
IPトラフィックを送信することができる場合には、ポ
リシサーバPSVは、設定送信部16により入口ルータ
LSR1に対してユーザが要求するIPフローを既存パ
スを使って送信するように指示することができる。
【0059】しかし、ユーザの要求する通信品質を満た
せない、あるいは混在することで既存のトラフィックが
悪影響を受ける場合などは、既存のパスを利用せずに、
新規にパスを設定しても良い。この動作例では、既存の
15Mbpsの帯域を持つパスではユーザの要求を満た
すことができないとポリシサーバPSVが判断し、新規
にパスを設定する処理に移る。
【0060】手順17:ユーザの要求を満たすことがで
きる入口ルータLSR1から出口ルータLSR5に至る
経路を、トポロジ状態、ルーティング状態及びリンク状
態を用いたダイクストラのアルゴリズムなどを利用して
検索する。また、他のパス検索アルゴリズムや、tra
cerouteを用いた検索方法でもよい。
【0061】tracerouteの場合、トポロジ及
びルーティングテーブルを持たずにパスを検索できる利
点があるが、検索に時間がかかり、すべてのルータLS
Rがtracerouteをサポートしている必要があ
る。したがって、ダイクストラのアルゴリズムなどとト
レードオフの代替手法に成り得る。
【0062】この動作例では、パス検索部13はユーザ
要求を満たすパスとして、ダイクストラのアルゴリズム
から、ルータLSR1→LSR3→LSR5を経由する
パスを発見(検索)できる。
【0063】なお、ダイクストラのアルゴリズムの詳細
については、文献:DimitriBertseka
s, et al., Data Networks, P
RENTICE−HALL, 1987を参照できる。
また、tracerouteの詳細については、文献:
G.Kessler, et al., RFC2151,
A Primer on Internet and
TCP/IP Tools and Utiliti
es, IETF, 1997を参照できる。
【0064】手順18:ポリシサーバPSVは発見した
経路を明示し、ユーザの要求を満たす品質保証パラメー
タを含むL2のパスを設定するために、CR−LDPあ
るいはRSVPなどのプロトコルに則るパス設定メッセ
ージをMPLSネットワークの入口から出口に向かって
転送するように、入口ルータLSR1に指示する。この
動作例では、ポリシサーバPSVはLSR1→LSR3
→LSR5を経由する経路を通る帯域20Mbpsのパ
スを設定するように、入口ルータLSR1にCOPSプ
ロトコルを利用して指示する。
【0065】手順19:入口ルータLSR1はポリシサ
ーバPSVからの指示を受け取ると、CR−LDPある
いはRSVPなどの明示的なパス設定プロトコルを利用
して、出口ルータLSR5に向かってL2パスを設定す
る機能(設定処理部20,MPLS機能部22)を持っ
ている。
【0066】手順20:入口ルータLSR1から発せら
れたパス設定メッセージは中継ルータLSR3にてパス
設定に利用され、メッセージ内に記述されている経路に
従って、出口ルータLSR5に向かって順次送信され
る。
【0067】手順21:ポリシサーバPSVは、L2パ
スが設定されたことを認識した後、L2パスにユーザか
ら要求されたIPフローをマッピングする指示をルータ
LSRに送る。このとき、IPフローを識別するための
識別子としては、宛先及び送信元IPアドレス、宛先及
び送信元ポート番号、プロトコル種別などのIPヘッダ
情報、あるいはペイロード情報が考えられる。
【0068】この識別子がIPフローと1対1に対応し
てもよく、また複数フローを一つの識別子で指定する場
合は、IPアドレスマスクを使ったネットワークアドレ
ス単位でのIPフローの指定など、ワイルドカードを使
った識別子で複数のIPフローを指定しても良い。これ
らは互いに等位の代替手法である。
【0069】手順22:IPパケットの転送を実現する
ためには、IPフローを識別するエントリと転送するL
2パスとを関連付ける「マッピング」と呼ぶ処理が必要
となる。任意のIPフローを転送するL2パスを選択す
るためには、例えば、IPフローを一意に識別するエン
トリを持つIPフロー識別子テーブルTBL(図5参
照)を用意し、各エントリにはIPフローを転送するL
2パスを一意に関連付けるポインタを用意する。
【0070】この関連付けが「マッピング」処理であ
り、これによりエントリにヒットしたIPフローがどの
L2パスを利用するかが、対応関係から判断できる。複
数のIPフローが同一のL2パスを利用して転送される
場合は、各IPフローエントリのポインタは同一のL2
パスを指している。他のL2パスについても、同様であ
る。
【0071】各ルータLSRの動作は、IPパケットが
ルータに到着した際に、IPフローを識別するエントリ
にヒットするかどうか、上記IPフロー識別子テーブル
TBLを検索する。エントリにヒットした場合、エント
リの中には、L2パスの識別子L2IDが入っているた
め、この情報からそのIPパケットを転送すべきL2パ
スが求められる。
【0072】IPフロー(L3)とL2パスとのマッピ
ングが終わると、最終的にユーザの要求するIPトラフ
ィックはユーザの要求した品質で送信される。 〔ラベルスイッチネットワークシステムの第2の具体的
構成・動作〕 (第2の具体的構成)図7は図2及び図3に示したよう
な基本構成を採るラベルスイッチネットワークシステム
の第2の具体的構成例を示す。また、図8は図7に示す
各ルータの構成例を示す。
【0073】図7及び図8を参照すると、このシステム
においては、ポリシサーバPSVと、複数のラベルスイ
ッチングルータLSR1…LSR5とからラベルスイッ
チネットワークとしてのMPLSネットワークを構成し
ている。複数のラベルスイッチングルータLSR1…L
SR5はネットワーク機器として、図2に示す対応のノ
ードND1…ND5を構成している。
【0074】ポリシサーバPSVはMPLSネットワー
クの入口に配置されたルータLSR1と物理的な回線
(物理リンク)によって接続され、ルータLSR1…L
SR5とポリシ制御プロトコルCOPSに則って、状態
情報及び設定指示を送受信する。このネットワークの入
口に配置されたルータLSR1とネットワークの出口に
配置されたルータLSR5とは、中継ルータLSR2,
LSR3,LSR4及び物理的な回線(物理リンク)を
通して接続されている。入口ルータLSR1及び出口ル
ータLSR5は、他のIPネットワーク(図示省略)に
それぞれ接続される。
【0075】このシステムにおけるポリシサーバPSV
は図3に基本構成を示すポリシサーバPSVと同一構成
である。ルータLSR1…LSR5は、ノードND1…
ND5と同様の構成要素として、設定処理部20,状態
通知部21,及びラベルスイッチ機能部22(ただし、
MPLS機能部22と呼ぶ)を備えるとともに、更にリ
ンク状態収集部23を備える。ルータLSR1…LSR
5におけるMPLS機能部22は、負荷分散フロー識別
部220,L2パス決定部221,管理テーブル22
2,及びL2パス状態管理テーブル223から構成され
ている。
【0076】(トラフィックの負荷分散の動作例)次
に、上記第2の構成を採るラベルスイッチネットワーク
システムにおけるトラフィックの負荷分散の動作例につ
いて、図3,図7,図8及び図9を併用して説明する。
図9は負荷分散制御手法を説明するための図である。
【0077】例えば、図7に示すように、ルータLSR
とポリシサーバPSVとから構成されるMPLSネット
ワークを考える。ここでは、このネットワークを利用す
るユーザが品質を保証されたIP通信(IPフロー)を
新しく開始する要求をポリシサーバPSVに通知する場
合を考える。ただし、集中型制御による負荷分散の実現
のためには、MPLSネットワークが入口ルータLSR
1から出口ルータLSR5に至る複数の経路を有してい
ることが前提となる。 手順21:ポリシサーバPSVはユーザからの要求を受
信、解析、受付する処理を行い、L2パスの設定が新た
に必要であることを上述した第1の動作例の手順11か
ら手順16と同様の処理により判断する。
【0078】手順22:ポリシサーバPSVはユーザの
要求を満たすことができるIPフローについて、入口ル
ータLSR1から出口ルータLSR5に至る経路のうち
帯域あるいは遅延などの資源に最も余裕のあるトポロジ
状態、ルーティング状態及びリンク状態を用いた上記ダ
イクストラのアルゴリズムなどの経路検索手法を利用し
て発見する。
【0079】ポリシサーバPSVはこの経路を明示しユ
ーザ要求を満たす品質パラメータを含むL2パス設定を
入口ルータLSR1に指示することにより、資源に余裕
がなく、利用率が高く、かつ負荷が高いリンクを回避す
る経路を選択することができるため、結果的に負荷を集
中させず、分散させることが達成される。
【0080】手順23:この第1の経路選択手法に代替
して、複数のIPフローが同一の入口ルータLSR1か
ら出口ルータLSR5を通る場合には、複数のパスを設
定し、複数のパス間で負荷を分散させることもできる。
例えば、異なる2つの経路として、P1:LSR1→L
SR3→LSR5と、P2:LSR1→LSR2→LS
R4→LSR5を発見する。
【0081】ポリシサーバPSVで収集・管理する資源
の利用状況を利用してこれらの経路を比較し、資源に一
層余裕のある1つの経路を利用状況に応じて動的にポリ
シサーバPSVが選択し、これを入口ルータLSR1に
設定しても良い。
【0082】手順24:上記第2の経路選択手法に代替
して、複数のIPフローが同一の入口ルータLSR1か
ら出口ルータLSR5を通る場合には、ユーザ要求を満
たすパスとして、例えば異なる2つの経路として、P
1:LSR1→LSR3→LSR5と、P2:LSR1
→LSR2→LSR4→LSR5とを発見する。
【0083】次に、これらの経路のすべてをL2パスと
して設定する指示を入口ルータLSR1に指示し、かつ
入口ルータLSR1ではユーザが要求したIPフローに
含まれるIPパケットを送信する毎に、送信に利用でき
る複数のL2パスのうち1つに集中して送信しないよう
に、L2パスを選択する。これにより、IPフローをパ
ケット単位で負荷分散することができる。
【0084】この時、送信するL2パスを選択する基準
となる経路毎の利用状況をルータLSR1が取得する手
法として、ルータLSR1が独自に経路の利用状況を収
集してもよい。ルータLSR1にポリシサーバPSVが
指示する上記第2の経路選択手法と比較して、ポリシサ
ーバPSVは指示をせずに、ルータLSR1が自律的に
判断するため、制御遅延が少なく、ポリシサーバPSV
の負荷も軽い。
【0085】上述した第2の動作例においては、ルータ
LSR1がIPパケットを受信すると、負荷分散の必要
があるパケットであるか否かをIPフローの管理テーブ
ル222を参照して識別する処理を行う。このとき、負
荷分散の必要があるとポリシサーバPSVが判断したと
きには、IPパケットの送信に利用する複数のL2パス
のうち、どのL2パスを利用するかをL2パス状態管理
テーブル223を参照しながら、最も負荷の軽いL2パ
スを選択し、IPパケットを選択したL2パスで転送さ
せる、という処理を行うことで負荷分散が実現できる。
【0086】これにより、最終的にユーザの要求するI
PトラフィックはMPLSネットワークにおける負荷を
集中させることなく、ユーザの要求する品質でMPLS
ネットワークから隣接IPネットワークに転送される。
【0087】ここで、図9を参照して詳述すると、ルー
タLSRに入力されるIPパケットのうち、負荷分散フ
ロー識別部220が持つ、負荷分散フロー管理テーブル
222のエントリにヒットするIPパケットが、負荷分
散の対象となるパケットとして新たに「負荷分散識別
子」と呼ぶタグを付けられる。この例では、IPパケッ
トとして2つの異なる宛先を持つパケットが到着し、負
荷分散フロー識別部220により、タグ「ア」、タグ
「イ」が付けられたとする。
【0088】このタグを持つパケットは、次にL2パス
決定部221に送られ、送信されるL2パスが選択され
る。L2パス決定部221では、予め「ア」、「イ」と
いうタグを持つパケットはL2パスの混雑状況を見なが
ら、適切なパスを選ぶ、というメカニズムで動くように
制御されている。
【0089】この場合、最初にタグ「ア」を持つIPパ
ケットをL2パスAで転送することに決定したとする
と、直後に送信するパケットを同一のパスAで送って
は、パスCは全く利用されないため、そのパスAの利用
率だけが高くなることになる。そこで、L2パス決定部
221は、負荷を分散するために、次のタグ「イ」を持
つIPパケットは、パスAとは異なるパスCを選択し、
このパスを利用してパケットを転送することを決定す
る。これにより、負荷分散が実現される。
【0090】〔ラベルスイッチネットワークシステムの
第3の具体的構成・動作〕 (第3の具体的構成)図10は図2及び図3に示したよ
うな基本構成を採るラベルスイッチネットワークシステ
ムの第3の具体的構成例を示す。また、図11は図10
に示す各ルータの構成例を示す。
【0091】図10及び図11を参照すると、このシス
テムにおいては、ポリシサーバPSVと、複数のラベル
スイッチングルータLSR1…LSR5とからラベルス
イッチネットワークとしてのMPLSネットワークを構
成している。複数のラベルスイッチングルータLSR1
…LSR5はネットワーク機器として、図2に示す対応
のノードND1…ND5を構成している。
【0092】ポリシサーバPSVはMPLSネットワー
クの入口に配置されたルータLSR1と物理的な回線
(物理リンク)によって接続され、ルータLSR1…L
SR5とポリシ制御プロトコルCOPSに則って、状態
情報及び設定指示を送受信する。このネットワークの入
口に配置されたルータLSR1とネットワークの出口に
配置されたルータLSR5とは、中継ルータLSR2,
LSR3,LSR4及び物理的な回線(物理リンク)を
通して接続されている。入口ルータLSR1及び出口ル
ータLSR5は、他のIPネットワーク(図示省略)に
それぞれ接続される。
【0093】このシステムにおけるポリシサーバPSV
は図3に基本構成を示すポリシサーバPSVと同一構成
である。ルータLSR1…LSR5は、ノードND1…
ND5と同様の構成要素として、設定処理部20,状態
通知部21,及びラベルスイッチ機能部22(ただし、
MPLS機能部22と呼ぶ)を備えるとともに、更にリ
ンク状態収集部23を備える。
【0094】ルータLSR1…LSR5におけるMPL
S機能部22は、L2パス選択部224及びIPフロー
・L2パス対応管理テーブル225から構成されてい
る。L2パス選択部224はL2パス候補選択部226
及び障害時パス切り替え部227を有する。
【0095】(回線2重化の動作例1)次に、上記第3
の構成を採るラベルスイッチネットワークシステムにお
ける回線2重化の第1の動作例について、図3,図10
及び図11を併用して説明する。
【0096】例えば、図10に示すように、ルータLS
RとポリシサーバPSVとから構成されるMPLSネッ
トワークを考える。ここでは、このネットワークを利用
するユーザが品質を保証されたIP通信(IPフロー)
を新しく開始する要求をポリシサーバPSVに通知する
場合を考える。ただし、回線2重化の実現のためには、
MPLSネットワークが入口ルータLSR1から出口ル
ータLSR5に至る複数の経路を有していることが前提
となる。
【0097】手順31:ポリシサーバPSVはユーザか
らの要求を受信、解析、受付する処理を行い、L2パス
の設定が新たに必要であることを上述したラベルスイッ
チネットワークシステムの第1の動作例の手順11から
手順16と同様の処理により判断する。
【0098】手順32:ポリシサーバPSVはユーザの
要求を満たすことができる入口ルータLSR1から出口
ルータLSR5に至る任意の2つ以上(この例では、2
つ)の経路を、トポロジ状態、ルーティング状態及びリ
ンク状態を用いた上記ダイクストラのアルゴリズムなど
の経路検索手法を利用して発見する。
【0099】ポリシサーバPSVはこれらの複数の経路
を明示し、ユーザ要求を満たす品質保証パラメータを含
むL2パス設定を入口ルータLSR1に指示する。更
に、これらのL2パスの一部を現用系のパスとして通常
利用し、残りのパスを予備系として現用系が障害で利用
できなくなった場合のバックアップパス(ホットスタン
バイ状態のパス)にそれぞれ利用すること、及びL2パ
スを利用する1つ以上のIPフローも指示する。
【0100】ここでは、ポリシサーバPSVはP1:L
SR1→LSR2→LSR4→LSR5と、P2:LS
R1→LSR3→LSR5との2つのパスを作成するこ
とを入口ルータLSR1に指示する。ポリシサーバPS
Vは2つのパスがそれぞれ確立された後、P1:LSR
1→LSR2→LSR4→LSR5を現用系のパスとし
て、P2:LSR1→LSR3→LSR5を予備系のパ
スとして利用することを入口ルータLSR1に指示す
る。
【0101】手順33:現用系のパスが障害で利用でき
なくなったことをポリシサーバPSV、あるいは他のル
ータLSR2…LSR5のいずれかからの状態通知でル
ータLSR1が把握した場合、現用系から予備系へのポ
リシサーバPSVによるパス切り替え指示を待つことな
く、ルータLSR1が自律的に予備系のパスを利用す
る。
【0102】これは、例えば、図11に示すように、ル
ータLSR1の持つリンク状態収集部23が現用系のパ
ス障害を検出した場合に、L2パス選択部224にその
旨を通知することで、IPパケットに対する予備系と現
用系のパス候補のうち、予備系のパスP2を利用するこ
とを障害時パス切り替え部227が判断し、予備系のパ
スP2を利用してIPパケットを送信することで実現さ
れる。
【0103】(回線2重化の動作例2)次に、上記第3
の構成を採るラベルスイッチネットワークシステムにお
ける回線2重化の第2の動作例について、図3,図10
及び図11を併用して説明する。
【0104】この動作例においても、上記回線2重化の
第1の動作例と同様に、ルータLSR1…LSR5とポ
リシサーバPSVとから構成されるMPLSネットワー
クを考える。ここでは、このネットワークを利用するユ
ーザが品質を保証されたIP通信(IPフロー)を新し
く開始する要求をポリシサーバPSVに通知する場合を
考える。ただし、回線2重化の実現のためには、MPL
Sネットワークが入口ルータLSR1から出口ルータL
SR5に至る複数の経路を有していることが前提とな
る。
【0105】上記回線2重化の第1の動作例では、予備
系のパスは現用系のパスの障害時にしか利用されること
はなかったが、この回線2重化の第2の動作例では、効
率的な回線2重化を図るために、予備系パスも現用系パ
スを利用しているときに利用する。
【0106】手順41:ポリシサーバPSVはユーザか
らの要求を受信、解析、受付する処理を行い、L2パス
の設定が新たに必要であることを上述したラベルスイッ
チネットワークシステムの第1の動作例の手順11から
手順16と同様の処理により判断する。
【0107】手順42:ポリシサーバPSVはユーザの
要求を満たすことができる入口ルータLSR1から出口
ルータLSR5に至る任意の2つ以上(この例では、2
つ)の経路を、トポロジ状態、ルーティング状態及びリ
ンク状態を用いた上記ダイクストラのアルゴリズムなど
の経路検索手法を利用して発見する。
【0108】ポリシサーバPSVはこれらの複数の経路
を明示し、ユーザ要求を満たす品質パラメータを含むL
2パス設定を入口ルータLSR1に指示する。更に、こ
れらのL2パスの一部を現用系のパスとして通常利用
し、残りのパスを予備系として現用系が障害で利用でき
なくなった場合のバックアップパス(ホットスタンバイ
状態のパス)にそれぞれ利用すること、及びL2パスを
利用する1つ以上のIPフローも指示する。
【0109】ここでは、ポリシサーバPSVはP1:L
SR1→LSR2→LSR4→LSR5と、P2:LS
R1→LSR3→LSR5との2つのパスを作成するこ
とを入口ルータLSR1に指示する。ポリシサーバPS
Vは2つのパスがそれぞれ確立された後、P1:LSR
1→LSR2→LSR4→LSR5を現用系のパスとし
て、P2:LSR1→LSR3→LSR5を予備系のパ
スとして利用することを入口ルータLSR1に指示す
る。
【0110】手順43:ポリシサーバPSVは同時に、
予備系のパスは現用系のパスの運用中は別のIPフロー
を送信するのに利用するように、適切にIPフローを選
択し、L2パスとの対応付けを入口ルータLSR1に指
示する。このIPフローは基本的には、同一の出口ルー
タLSR5を出口として利用する他のIPフローであ
り、IPフローが従来必要とする通信品質が満たされる
任意のIPフローを選択できる。なお、最終宛先にIP
フローが到達でき、IPフローが従来必要とする通信品
質が満たされれば、出口ルータLSRが異なっていても
良い。
【0111】手順44:ポリシサーバPSVは現用系パ
スに障害が発生した場合は、予備系パスを使って送信し
ていたIPフローを別のL2パスに切り替え、現用系パ
スを使って送信していたIPフローを予備系パスに切り
替えて送信することを入口ルータLSR1に指示する。
【0112】一層詳述すると、例えば、現用系、予備
系、ベストエフォートという3つのパスが既に設定され
ているとする。これらのうち、現用系パス及び予備系パ
スはそれぞれ20Mbpsの帯域を保証されているが、
ベストエフォートパスは帯域の保証はないとする。ま
た、IPフローA及びIPフローBが存在し、IPフロ
ーAが回線障害時に予備系のパスを利用でき、IPフロ
ーBは障害が起きなければ予備系のパスを利用し、障害
発生時にはベストエフォートパスで転送される、という
制御ポリシが各ルータLSRに設定されている場合を考
える。
【0113】障害が発生していない場合は、IPフロー
A,Bともに帯域が20Mbps保証された通信ができ
るが、一旦障害が発生すると、IPフローAは予め決め
られた制御ポリシに従い、予備系のパスを利用した転送
に切り替わり、かつIPフローBはベストエフォートパ
スを利用した転送に切り替わる。この結果、IPフロー
Aに対しては障害時の予備帯域を用意しながら、障害が
発生しない場合は他のIPフローBに対して帯域保証サ
ービスを提供することが可能になる。
【0114】手順45:現用系のパスが障害で利用でき
なくなったことをポリシサーバPSV、あるいは他のル
ータLSR2…LSR5のいずれかからの状態通知でル
ータLSR1が把握した場合、現用系から予備系へのポ
リシサーバPSVによるパス切り替え指示を待つことな
く、ルータLSR1が自律的に予備系のパスを利用す
る。
【0115】これは、例えば、図11に示すように、ル
ータLSR1の持つリンク状態収集部23が現用系のパ
ス障害を検出した場合に、L2パス選択部224にその
旨を通知することで、IPパケットに対する予備系と現
用系のパス候補のうち、予備系のパスP2を利用するこ
とを障害時パス切り替え部227が判断し、予備系のパ
スP2を利用してIPパケットを送信することで実現さ
れる。
【0116】(IPフローとL2パスとのマッピングの
拡張動作例)次に、上記第3の構成を採るラベルスイッ
チネットワークシステムにおけるIPフローとL2パス
とのマッピングの拡張動作例について、図3,図10,
図11及び図12を併用して説明する。図12はIPフ
ローとL2パスとのマッピングの拡張動作例を説明する
ための図である。
【0117】このIPフローとL2パスとのマッピング
の拡張においては、IPフローの識別子IPIDとL2
パスとを直接対応させるのではなく、複数のIPフロー
識別子IPIDを宛先などに基づいてグループ化したグ
ループ識別子GIDとL2パスとをマッピングさせる。
例えば、回線障害時に備えてL2パスを2重化した場
合、従来であれば現用系から予備系へL2パスを別のL
2パスに切り替えるときに、IPフロー識別子IPID
とL2パスとが直接対応していたため、IPフロー識別
子IPID毎にマッピング情報を変更する必要があっ
た。
【0118】これに対して、グループ識別子GIDを利
用することで、グループ識別子GIDとL2パス識別子
L2IDとのマッピングを変更するだけで、複数のIP
フローのL2パスとのマッピングを同時に変更すること
ができ、マッピングに必要な処理ステップ数及び処理時
間を減らすことができる。
【0119】入口ルータLSR1のMPLS機能部22
において、入力IPフローのIPパケットを送信するL
2パスを選択するとき、L2パス候補選択部226はI
Pフロー・L2パス対応管理テーブル225を参照し
て、入力IPパケットと一致する情報を持つIPフロー
識別子IPIDを選択し、このIPフロー識別子IPI
Dに対応するグループ識別子GIDとの対応関係を検索
することにより、グループ識別子GIDが発見でき、更
にこのグループ識別子GIDに基づいて対応するL2パ
ス識別子L2IDを選択する。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のMPLSなどのラベルスイッチシステムでは分散
して各ノードで保有していた機能をポリシサーバが集中
して持つことにより、各ノードおける機能及び処理が不
要になり、各ノードにおける処理コスト及び処理時間を
削減することができる。
【0121】つまり、本発明では、状態情報はポリシサ
ーバで一元的に収集・管理し、L2パスの算出も行うた
め、各ノードは状態情報をポリシサーバに通知する機能
だけを持てば良く、各ノードはポリシサーバの機能を共
有することが可能である。このため、従来各ノードにお
いて必要であった他のノードの状態を維持・管理する処
理、これを配布・収集する処理、及びL2パスを算出す
る処理が不要になる。この結果、ノードにおいて必要な
状態通知・収集のメッセージ数が削減され、これらの処
理回数を削減することが可能になる。
【0122】従来のホップバイホップで状態情報をネッ
トワーク全体の隣接ノード間で交換して行く手法では、
状態情報がネットワーク全体に行き渡るまでにノード間
のホップ数に比例した処理時間が必要であった。本発明
では、ノードはポリシサーバに状態を通知するだけで良
いため、ホップバイホップで情報を交換する必要がなく
なり、処理時間が少なくなる。
【0123】状態情報を参照して適切なL2パスを算出
する処理は全てポリシサーバが行い、その結果をノード
に通知するため、各ノードにおけるL2パスの算出機能
は不要になり、低コストでノードを構成することが可能
になる。
【0124】また、本発明によれば、トラフィックの負
荷分散サービスにおいて、ポリシサーバがネットワーク
の利用状況に偏りが生じないようにパス設定を行うこと
ができる。
【0125】また、本発明によれば、回線2重化サービ
スにおいて、回線障害時に迅速にパス切り替えを行うこ
とができる。つまり、本発明では、現用パスが障害で使
用できないことを中継または出口ノードが検出した場
合、中継または出口ノードの判断で現用パスを予備パス
に切り替えることをポリシサーバが入口ノードに指示す
るので、迅速にパス切り替えを行うことができる。
【0126】また、本発明によれば、回線2重化サービ
スにおいて、効率よくネットワーク資源を活用すること
ができる。つまり、本発明の回線2重化サービスでは、
ポリシサーバが従来使われていなかった予備系パスを他
のIPフローの送信に利用させることが可能になり、同
一の回線容量でより多くのIPフローを送信することが
でき、結果的にIPフロー当たりの回線コストを削減す
ることができる。
【0127】さらに、本発明によれば、回線切り替え時
の処理コストを削減することができる。つまり、本発明
では、複数のIPフローをグループ化することで、回線
を切り替えるときに、グループを指定するだけで回線の
切り替え処理が完了するため、従来のようにIPフロー
毎の処理が不要になり、処理時間及び処理回数を削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のラベルスイッチネットワークシステム
の構成例を示すブロック図。
【図2】 本発明の一実施の形態のラベルスイッチネッ
トワークシステムの基本構成を示すブロック図。
【図3】 図2におけるポリシサーバの詳細構成及びノ
ードの基本構成を示すブロック図。
【図4】 ラベルスイッチネットワークシステムの第1
の具体的構成を示すブロック図。
【図5】 IPフローとL2パスとのマッピングの一例
を説明するための図。
【図6】 図4のラベルスイッチネットワークシステム
の動作手順を示すフローチャート。
【図7】 ラベルスイッチネットワークシステムの第2
の具体的構成を示すブロック図。
【図8】 図7のラベルスイッチネットワークシステム
おけるノードの詳細構成を示すブロック図。
【図9】 負荷分散の動作例を説明するための図。
【図10】 ラベルスイッチネットワークシステムの第
3の具体的構成を示すブロック図。
【図11】 図10のラベルスイッチネットワークシス
テムおけるノードの詳細構成を示すブロック図。
【図12】 IPフローとL2パスとのマッピングの拡
張動作例を説明するための図。
【符号の説明】
PSV ポリシサーバ ND1,ND2,ND3,ND4,ND5 ノード LSR1 入口ルータ LSR2,LSR3,LSR4 中継ルータ LSR5 出口ルータ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HA08 HB14 LB07 LC06 LC09 LC11 LC13 MB09 MC07 MD02 9A001 CC07 JJ27 KK56

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルに基づいてIPフロー対応のIP
    パケットを転送するラベルスイッチネットワークの入口
    に配置され、前記IPパケットのヘッダ情報またはペイ
    ロード情報を参照して、前記IPパケットを転送するた
    めのレイヤ2パスを選択・設定する第1のノードと;前
    記ネットワークの中継箇所に配置され、前記ネットワー
    クの入口から出口までの前記レイヤ2パスを指定された
    経路で設定する複数の第2のノードと;前記ネットワー
    クの出口に配置された第3のノードと;ユーザ要求また
    は前記ネットワークの状態変化が生じた場合、ポリシ制
    御プロトコルに則って、前記第1のノードに前記レイヤ
    2パスの設定を指示するとともに、前記第1のノード、
    前記第2のノード及び前記第3のノードを集中的に制御
    するポリシサーバと;を備えるラベルスイッチネットワ
    ークシステム。
  2. 【請求項2】 前記ポリシサーバは、ユーザ要求または
    前記ネットワークの状態変化を検出する手段と、 前記IPパケットを転送するために、前記第1のノード
    にて、既設定の前記レイヤ2パスを選択するか、適切な
    経路を通る新たな前記レイヤ2パスを設定するかを判断
    する手段と、 前記レイヤ2パスの適切な経路及び品質保証パラメータ
    を算出する手段と、 前記第1のノードに前記レイヤ2パスの設定を指示する
    手段と、 を有する請求項1記載のラベルスイッチネットワークシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第1のノードはユーザ要求または前
    記ネットワークの状態変化を自己で検出するか前記第2
    のノード及び前記第3のノードのいずれかから収集した
    場合、前記ポリシサーバに前記ユーザ要求または前記ネ
    ットワークの状態変化を通知する手段を有し、 前記ポリシサーバは前記第1のノードからの前記通知に
    応答して、新たに発生するIPフロー対応の前記IPパ
    ケットを転送するための前記レイヤ2パスの設定を前記
    第1のノードに指示する手段を有する請求項1記載のラ
    ベルスイッチネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2のノードは、前記IPパケット
    のルーティングを行う手段と、前記IPパケットに含ま
    れているIPアドレスで指定された経路を経由する前記
    レイヤ2パスを設定する手段とを有し、 前記ポリシサーバは前記第2のノード対応のIPアドレ
    スにより前記レイヤ2パスが経由する前記第2のノード
    を指定する手段を有する請求項1記載のラベルスイッチ
    ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記ポリシサーバは、IPフローに対し
    て経由可能な前記レイヤ2パスが複数存在し、前記ユー
    ザ要求または前記ネットワークの状態変化に基づいて新
    たなIPフローの発生を検出した場合、 事前に収集した各物理的回線の資源利用状況に応じて、
    前記新たなIPフローによって前記ネットワークの資源
    利用状況に偏りが生じない経路を検索する手段と、 前記ユーザ要求または前記ネットワークの状態変化で発
    生する前記新たなIPフローを通信可能な前記レイヤ2
    パスを前記第1のノードに設定指示する手段とを有する
    請求項1記載のラベルスイッチネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1のノードは、前記レイヤ2パス
    の利用状態を収集・管理する手段と、 IPフローに対して経由可能な前記レイヤ2パスが複数
    存在し、前記複数のレイヤ2パスの利用状況に基づきI
    Pフローを転送するのに適した前記レイヤ2パスを選択
    する手段とを有し、 前記ポリシサーバは、前記ユーザ要求または前記ネット
    ワークの状態変化に基づいて新たなIPフローの発生を
    検出した場合、 新たに発生するIPフローを転送する前記レイヤ2パス
    を複数生成するように、前記第1のノードに設定指示す
    る手段と、 前記新たなIPフローを転送することで前記複数のレイ
    ヤ2パスの相互間で利用状況に偏りが生じないように、
    前記IPパケットまたは前記IPフローを単位として適
    切な前記レイヤ2パスを選択することを前記第1のノー
    ドに指示する手段とを有する請求項1記載のラベルスイ
    ッチネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記ポリシサーバは、IPフローに対し
    て経由可能な前記レイヤ2パスが複数存在し、前記ユー
    ザ要求または前記ネットワークの状態変化に基づいて新
    たなIPフローの発生を検出した場合、 事前に収集した各物理的回線の資源利用状況に応じて、
    新しく生成する前記レイヤ2パスについて、前記ユーザ
    要求を満たす異なる少なくとも2つの経路を探索し、前
    記新たなIPフローを転送するための前記レイヤ2パス
    を生成し、複数の前記レイヤ2パスの1つを現用パス
    に、かつ他の1つを予備パスに定める手段と、 前記現用パスが障害で使用できないことを前記第2また
    は第3のノードが検出した場合、前記第2または第3の
    ノードの判断で前記現用パスを前記予備パスに切り替え
    ることを前記第1のノードに指示する手段とを有し、 前記第1のノードは、前記現用パスが障害で使用できな
    いことを自己のノードで検出した場合、前記現用パスを
    前記予備パスに切り替える手段を有する請求項1記載の
    ラベルスイッチネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記ポリシサーバは、前記現用パスが通
    常状態で使用されているときには、前記予備パスを他の
    トラフィックに使用させ、前記現用パスに障害が発生し
    たときは、前記予備パスを使用しているトラフィックの
    使用を中止させ、前記現用パスで転送していたトラフィ
    ックを前記予備パスに収容するように、前記第1のノー
    ドに指示する手段を有する請求項7記載のラベルスイッ
    チネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 前記ポリシサーバ、前記第1のノード及
    び前記第2のノードは、1つの前記レイヤ2パスで複数
    の異なるIPフロー対応の前記IPパケットを転送する
    場合、複数のIPフローが属する論理的なグループとそ
    のグループを識別するためのグループ識別子とを定義
    し、前記1つのレイヤ2パスを切り替えるときに前記グ
    ループに属する前記複数のIPフローを前記グループ識
    別子により指定する手段を有し、 前記ポリシサーバは前記レイヤ2パスの切り替え時に前
    記グループ識別子を用いて前記第1のノードにIPフロ
    ーと前記レイヤ2パスとの対応を指示する手段を有する
    請求項1、7または8記載のラベルスイッチネットワー
    クシステム。
JP2000060735A 2000-03-06 2000-03-06 ラベルスイッチネットワークシステム Expired - Fee Related JP3790655B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000060735A JP3790655B2 (ja) 2000-03-06 2000-03-06 ラベルスイッチネットワークシステム
US09/800,150 US7035259B2 (en) 2000-03-06 2001-03-05 Label switch network system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000060735A JP3790655B2 (ja) 2000-03-06 2000-03-06 ラベルスイッチネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001251343A true JP2001251343A (ja) 2001-09-14
JP3790655B2 JP3790655B2 (ja) 2006-06-28

Family

ID=18580993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000060735A Expired - Fee Related JP3790655B2 (ja) 2000-03-06 2000-03-06 ラベルスイッチネットワークシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7035259B2 (ja)
JP (1) JP3790655B2 (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004004252A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Ntt Docomo, Inc. 管理ノード装置、ノード装置、ネットワーク構成管理システム、ネットワーク構成管理方法、ノード装置の制御方法、管理ノード装置の制御方法
JP2006527537A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 マイクロソフト コーポレーション グローバルルーティングおよび帯域幅共有のための方法およびシステム
JP2007519345A (ja) * 2004-01-20 2007-07-12 ▲ふぁ▼▲うぇい▼技▲しゅう▼有限公司 仮想私設網においてサービス品質を保証するためのシステムおよびその方法
JP2007266773A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd サービス要求装置及びサービス要求処理方法
JP2008211821A (ja) * 2001-11-16 2008-09-11 Nec Corp 時刻同期データの伝送方法
US7535834B2 (en) 2005-06-10 2009-05-19 Fujitsu Limited Node device configuring ring network and data frame control method
WO2010001883A1 (ja) * 2008-06-30 2010-01-07 日本電信電話株式会社 経路切替方法、サーバ装置、境界ノード装置、経路切替システム及び経路切替プログラム
US7680046B2 (en) 2002-07-11 2010-03-16 Fujitsu Limited Wide area load sharing control system
WO2010109895A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 日本電気株式会社 ルーティング装置、通信システム、及びルーティング方法
US7890656B2 (en) 2003-02-13 2011-02-15 Fujitsu Limited Transmission system, delivery path controller, load information collecting device, and delivery path controlling method
JP2011077767A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd 通信装置および通信制御方法
JP2011097656A (ja) * 2011-02-17 2011-05-12 Fujitsu Ltd 情報処理方法及びルータ
WO2011083846A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 日本電気株式会社 通信システム、転送ノード、経路管理サーバおよび通信方法
JP2011166704A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nec Corp ネットワークシステム、及び経路情報更新方法
JP2011166692A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nec Corp ネットワークシステム、ネットワーク機器、経路情報更新方法、及びプログラム
WO2012053540A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、処理規則の設定方法およびプログラム
JP2013232905A (ja) * 2010-12-01 2013-11-14 Nec Corp 通信システム、制御装置、通信方法及びプログラム
WO2014002455A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nec Corporation Communication method, information processing apparatus, communication system, program, node, and communication terminal
WO2014002481A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nec Corporation Communication method, information processing apparatus, communication system, communication terminal, and program
WO2014002460A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nec Corporation Communication method, communication system, information processing apparatus, communication terminal, and program
JP2015046936A (ja) * 2014-11-06 2015-03-12 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、処理規則の設定方法およびプログラム
JP2015103854A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 株式会社日立製作所 ネットワーク管理制御装置、ネットワーク管理制御システム、及びネットワーク管理制御方法
JP2015213375A (ja) * 2015-08-10 2015-11-26 日本電気株式会社 通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラム
JP2016152567A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 アラクサラネットワークス株式会社 通信装置及び通信方法
US9461903B2 (en) 2013-03-21 2016-10-04 Fujitsu Limited Communication device, communication system, and communication method

Families Citing this family (97)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7606898B1 (en) 2000-10-24 2009-10-20 Microsoft Corporation System and method for distributed management of shared computers
US7113900B1 (en) 2000-10-24 2006-09-26 Microsoft Corporation System and method for logical modeling of distributed computer systems
US6907395B1 (en) 2000-10-24 2005-06-14 Microsoft Corporation System and method for designing a logical model of a distributed computer system and deploying physical resources according to the logical model
US6915338B1 (en) * 2000-10-24 2005-07-05 Microsoft Corporation System and method providing automatic policy enforcement in a multi-computer service application
US6886038B1 (en) * 2000-10-24 2005-04-26 Microsoft Corporation System and method for restricting data transfers and managing software components of distributed computers
US7093288B1 (en) 2000-10-24 2006-08-15 Microsoft Corporation Using packet filters and network virtualization to restrict network communications
JP4548930B2 (ja) * 2000-11-15 2010-09-22 富士通株式会社 ラベル・スイッチング・ルータ
US7061921B1 (en) * 2001-03-19 2006-06-13 Juniper Networks, Inc. Methods and apparatus for implementing bi-directional signal interfaces using label switch paths
GB0107639D0 (en) * 2001-03-27 2001-05-16 Marconi Comm Ltd Network tunnelling
US7263552B2 (en) * 2001-03-30 2007-08-28 Intel Corporation Method and apparatus for discovering network topology
US7313628B2 (en) * 2001-06-28 2007-12-25 Nokia, Inc. Protocol to determine optimal target access routers for seamless IP-level handover
JP2003032280A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Fujitsu Ltd コネクション型通信ネットワークにおけるリンク識別子の割当システム
US7243374B2 (en) 2001-08-08 2007-07-10 Microsoft Corporation Rapid application security threat analysis
DE10147748A1 (de) * 2001-09-27 2003-04-17 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Anpassung von Label-Switched-Pfaden in Paketnetzen
US8543681B2 (en) * 2001-10-15 2013-09-24 Volli Polymer Gmbh Llc Network topology discovery systems and methods
US8868715B2 (en) * 2001-10-15 2014-10-21 Volli Polymer Gmbh Llc Report generation and visualization systems and methods and their use in testing frameworks for determining suitability of a network for target applications
EP1451981A1 (en) * 2001-10-29 2004-09-01 MPNET International, Inc. Method, system, and data structure for multimedia communications
US20050002388A1 (en) * 2001-10-29 2005-01-06 Hanzhong Gao Data structure method, and system for multimedia communications
US7813346B1 (en) 2001-11-21 2010-10-12 Juniper Networks, Inc. Filter-based forwarding in a network
US20030110287A1 (en) * 2001-12-07 2003-06-12 Geoffrey Mattson Fast recovery method in label switching networks, and network arrangement to carry out the method
AU2003202882A1 (en) * 2002-01-04 2003-07-24 Einfinitus Technologies, Inc. Dynamic route selection for label switched paths in communication networks
DE60229914D1 (de) * 2002-01-11 2009-01-02 Alcatel Lucent Modemsystem und Ansammlen für Pfade mit unterschiedlichen Übertragungsprofilen
US6778492B2 (en) * 2002-01-17 2004-08-17 Cisco Technology, Inc. Load balancing for fast reroute backup tunnels
KR100428774B1 (ko) * 2002-01-24 2004-04-28 삼성전자주식회사 멀티 프로토콜 레이블 스위칭 트래픽 엔지니어링 스케줄링장치
JP2003229888A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Nec Corp ラベルスイッチングネットワーク及びそれに用いるラベルスイッチングパス設定方法
WO2003085901A1 (en) * 2002-04-04 2003-10-16 Siemens Aktiengesellschaft Methods and devices for controlling data transmission policies in at least one telecommunication network
WO2003088593A1 (en) * 2002-04-12 2003-10-23 Siemens Aktiengesellschaft Method and arrangement for traffic engineering in an mpls packet switched communication network
JP2003309595A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Fujitsu Ltd ネットワークにおけるルーチング装置およびルーチング方法
US7302692B2 (en) 2002-05-31 2007-11-27 International Business Machines Corporation Locally providing globally consistent information to communications layers
US7649889B2 (en) * 2002-07-23 2010-01-19 Vectormax Corporation Server arbitrated reliable multicast system and process for accessing the same
DE60207286T2 (de) * 2002-12-26 2006-07-13 Alcatel Datenverarbeitungsgerät
EP1434394B1 (en) * 2002-12-26 2008-10-08 Alcatel Lucent Multiprotocol label switching label distribution method
US20030108030A1 (en) * 2003-01-21 2003-06-12 Henry Gao System, method, and data structure for multimedia communications
US7334033B2 (en) * 2003-01-31 2008-02-19 Brocade Communications Systems, Inc. Fabric membership monitoring
US7283529B2 (en) * 2003-03-07 2007-10-16 International Business Machines Corporation Method and system for supporting a dedicated label switched path for a virtual private network over a label switched communication network
US9432285B2 (en) * 2003-12-29 2016-08-30 At&T Intellectual Property I, L.P. Methods, systems, and computer program products for routing traffic between nodes in a network that are connected by redundant links
BRPI0418445B1 (pt) * 2004-01-30 2018-08-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Sistema de redes, método para preparar para trânsito e executar trânsito de pacotes, e, nó de trânsito para trânsito de uma conexão de ponta a ponta
EP1718000A1 (en) * 2004-02-18 2006-11-02 Nippon Telegraph and Telephone Corporation Packet communication network, route control server, route control method, packet transmission device, admission control server, light wavelength path setting method, program, and recording medium
US7177921B2 (en) * 2004-03-18 2007-02-13 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for storage network management
JP4542359B2 (ja) * 2004-03-30 2010-09-15 株式会社クラウド・スコープ・テクノロジーズ ネットワーク監視装置及び監視方法、並びに監視システム
JP2005310243A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Seiko Epson Corp メモリコントローラ、半導体集積回路装置、半導体装置、マイクロコンピュータ及び電子機器
US20050246529A1 (en) 2004-04-30 2005-11-03 Microsoft Corporation Isolated persistent identity storage for authentication of computing devies
US7606235B1 (en) * 2004-06-03 2009-10-20 Juniper Networks, Inc. Constraint-based label switched path selection within a computer network
US7643434B2 (en) * 2004-09-30 2010-01-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for managing network nodes which communicate via connectivity services of a service provider
US7496105B2 (en) * 2004-11-05 2009-02-24 Cisco Technology, Inc. System and method for retrieving computed paths from a path computation element using encrypted objects
US7535838B1 (en) * 2004-12-21 2009-05-19 Nortel Networks Limited Method for determining resource use in a network
KR100705566B1 (ko) * 2004-12-23 2007-04-10 삼성전자주식회사 Mpls 네트워크의 성능 관리 장치 및 방법
WO2006077462A1 (en) 2005-01-20 2006-07-27 Nortel Networks Limited Dynamic establishment of virtual circuits using multi-segment pseudowires
US7356539B2 (en) 2005-04-04 2008-04-08 Research In Motion Limited Policy proxy
CN1917511A (zh) * 2005-08-16 2007-02-21 华为技术有限公司 一种流量工程的实现方法和装置
DE102005039338A1 (de) * 2005-08-19 2007-02-22 Siemens Ag Kommunikationsnetzwerk, Kommunikationsrechner und Verfahren zum Betreiben eines Kommunikationsnetzwerks
US20070091875A1 (en) * 2005-10-22 2007-04-26 Revnx, Inc. Method and System For Device Mobility Using Application Label Switching In A Mobile Communication Network
US7941309B2 (en) 2005-11-02 2011-05-10 Microsoft Corporation Modeling IT operations/policies
US8270413B2 (en) 2005-11-28 2012-09-18 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for self-learning of VPNS from combination of unidirectional tunnels in MPLS/VPN networks
US8953596B2 (en) * 2006-01-06 2015-02-10 Qualcomm Incorporated Conserving network capacity by releasing QoS resources
JP4372104B2 (ja) * 2006-01-11 2009-11-25 株式会社東芝 予備伝送パス予約方法
US8218445B2 (en) * 2006-06-02 2012-07-10 Ciena Corporation Smart ethernet edge networking system
CN100561978C (zh) * 2006-04-26 2009-11-18 华为技术有限公司 一种策略路由装置和方法
US7782790B1 (en) * 2006-06-16 2010-08-24 Cisco Technology, Inc. Extensions to the path verification protocol to support link bundling constructs
US9049096B2 (en) * 2006-06-19 2015-06-02 Qualcomm Incorporated Data routing via lower layers in a communication system
US20100238813A1 (en) * 2006-06-29 2010-09-23 Nortel Networks Limited Q-in-Q Ethernet rings
US8064440B2 (en) * 2006-08-04 2011-11-22 Cisco Technology, Inc. Technique for avoiding IP lookup with multipoint-to-multipoint label switched paths
US8160056B2 (en) 2006-09-08 2012-04-17 At&T Intellectual Property Ii, Lp Systems, devices, and methods for network routing
US8279864B2 (en) * 2006-11-10 2012-10-02 Verizon Patent And Licensing Inc. Policy based quality of service and encryption over MPLS networks
US8971330B2 (en) * 2006-12-11 2015-03-03 Verizon Patent And Licensing Inc. Quality of service and encryption over a plurality of MPLS networks
US8332639B2 (en) * 2006-12-11 2012-12-11 Verizon Patent And Licensing Inc. Data encryption over a plurality of MPLS networks
US9100344B2 (en) 2006-12-26 2015-08-04 Wipro Limited Label-based partitioning for network subscribers
US8966075B1 (en) * 2007-07-02 2015-02-24 Pulse Secure, Llc Accessing a policy server from multiple layer two networks
US20100097931A1 (en) * 2008-10-21 2010-04-22 Shakeel Mustafa Management of packet flow in a network
FR2941831B1 (fr) * 2009-02-05 2011-03-04 Ipanema Technologies Procede de gestion des echanges de flux de donnees dans un reseau de telecommunication autonomique
KR101418990B1 (ko) 2009-09-08 2014-07-11 한국전자통신연구원 네트워크 제어 장치 및 제어 방법
US20110058558A1 (en) * 2009-09-08 2011-03-10 Electronics And Telecommunications Research Institute Network control device and network control method
US8601499B2 (en) * 2009-12-15 2013-12-03 At&T Intellectual Property I, L.P. Systems, methods and computer readable media for routing requests from an application
FR2958479B1 (fr) * 2010-04-02 2012-05-04 Thales Sa Procede et systeme de transmission de flux multimedia
CA2738157C (en) 2010-04-29 2017-07-11 Research In Motion Limited Assignment and distribution of access credentials to mobile communication devices
US8990891B1 (en) 2011-04-19 2015-03-24 Pulse Secure, Llc Provisioning layer two network access for mobile devices
WO2012155351A1 (zh) * 2011-05-19 2012-11-22 华为技术有限公司 一种生成隧道转发表项的方法和网络设备
JP5764820B2 (ja) * 2011-07-21 2015-08-19 株式会社日立製作所 伝送システムおよび伝送システムの制御方法
WO2013056739A1 (en) * 2011-10-20 2013-04-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Resizing existing traffic flow in optical transport network
US8792374B1 (en) * 2011-12-07 2014-07-29 Google Inc. Managing network routes from a central server
US8964546B1 (en) * 2012-01-31 2015-02-24 Google Inc. Indirect measurement of user traffic on links
FR2988251B1 (fr) * 2012-03-13 2014-05-09 Ipanema Technologies Procede de gestion des echanges de flux de donnees dans un reseau de telecommunication autonomique
JP5779602B2 (ja) * 2012-05-30 2015-09-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器及び画像形成装置
US9282035B2 (en) 2013-02-20 2016-03-08 International Business Machines Corporation Directed route load/store packets for distributed switch initialization
US20160014029A1 (en) * 2013-02-25 2016-01-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Congestion Signalling for MPLS Networks
US9215087B2 (en) 2013-03-15 2015-12-15 International Business Machines Corporation Directed route load/store packets for distributed switch initialization
US9813840B2 (en) * 2013-11-20 2017-11-07 At&T Intellectual Property I, L.P. Methods, devices and computer readable storage devices for guiding an application programming interface request
US10021028B2 (en) * 2014-06-16 2018-07-10 International Business Machines Corporation Controlling incoming traffic
US10284417B2 (en) * 2015-06-22 2019-05-07 Arista Networks, Inc. Method and system for sharing state between network elements
US10033657B2 (en) * 2016-06-30 2018-07-24 Juniper Networks, Inc. Generating automatic bandwidth adjustment policies per label-switched path
CN107547386B (zh) * 2017-06-23 2020-03-06 新华三技术有限公司 报文转发方法及装置
EP3860205B1 (en) * 2018-10-12 2024-03-13 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Identifier update methods, terminal and a storage medium
JP7351403B2 (ja) * 2020-02-28 2023-09-27 日本電信電話株式会社 通信システム、通信方法、送信側切替装置、受信側切替装置、及びプログラム
US11765650B2 (en) * 2021-05-05 2023-09-19 Salesforce.Com, Inc. Temporary network of edge computing devices
US11799731B2 (en) 2021-06-25 2023-10-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Representation and orchestration for virtual wide area networks
US11627075B2 (en) * 2021-07-15 2023-04-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Stitching multiple wide area networks together
CN116566803B (zh) * 2023-06-15 2024-04-05 华章数据技术有限公司 一种基于流量监测的线路切换系统及方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2985940B2 (ja) * 1996-11-08 1999-12-06 日本電気株式会社 障害回復装置
US6081513A (en) * 1997-02-10 2000-06-27 At&T Corp. Providing multimedia conferencing services over a wide area network interconnecting nonguaranteed quality of services LANs
CA2239032A1 (en) * 1998-05-28 1999-11-28 Newbridge Networks Corporation Operator directed routing of soft permanent virtual circuits in a connection-orientated network
US6760775B1 (en) * 1999-03-05 2004-07-06 At&T Corp. System, method and apparatus for network service load and reliability management
US6775280B1 (en) * 1999-04-29 2004-08-10 Cisco Technology, Inc. Methods and apparatus for routing packets using policy and network efficiency information
US6678264B1 (en) * 1999-06-30 2004-01-13 Nortel Networks Limited Establishing connections with a pre-specified quality of service across a communication network
US6882643B1 (en) * 1999-07-16 2005-04-19 Nortel Networks Limited Supporting multiple services in label switched networks
US6363319B1 (en) * 1999-08-31 2002-03-26 Nortel Networks Limited Constraint-based route selection using biased cost
US6680943B1 (en) * 1999-10-01 2004-01-20 Nortel Networks Limited Establishing bi-directional communication sessions across a communications network
JP2001168913A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Hitachi Ltd ネットワークポリシー転送方法および分散ルールベースプログラム転送方法
US6744767B1 (en) * 1999-12-30 2004-06-01 At&T Corp. Method and apparatus for provisioning and monitoring internet protocol quality of service
JP2001237876A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Nec Corp Ip仮想プライベート網の構築方法及びip仮想プライベート網
US6798757B2 (en) * 2001-01-11 2004-09-28 Hitachi, Ltd. Establishing a route with a level of quality of service in a mobile network

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211821A (ja) * 2001-11-16 2008-09-11 Nec Corp 時刻同期データの伝送方法
JP4623325B2 (ja) * 2001-11-16 2011-02-02 日本電気株式会社 時刻同期データの伝送方法
WO2004004252A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Ntt Docomo, Inc. 管理ノード装置、ノード装置、ネットワーク構成管理システム、ネットワーク構成管理方法、ノード装置の制御方法、管理ノード装置の制御方法
US7680046B2 (en) 2002-07-11 2010-03-16 Fujitsu Limited Wide area load sharing control system
US7890656B2 (en) 2003-02-13 2011-02-15 Fujitsu Limited Transmission system, delivery path controller, load information collecting device, and delivery path controlling method
JP2006527537A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 マイクロソフト コーポレーション グローバルルーティングおよび帯域幅共有のための方法およびシステム
JP2007519345A (ja) * 2004-01-20 2007-07-12 ▲ふぁ▼▲うぇい▼技▲しゅう▼有限公司 仮想私設網においてサービス品質を保証するためのシステムおよびその方法
US7535834B2 (en) 2005-06-10 2009-05-19 Fujitsu Limited Node device configuring ring network and data frame control method
JP2007266773A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd サービス要求装置及びサービス要求処理方法
WO2010001883A1 (ja) * 2008-06-30 2010-01-07 日本電信電話株式会社 経路切替方法、サーバ装置、境界ノード装置、経路切替システム及び経路切替プログラム
JP2010011258A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 経路切替方法、サーバ装置、境界ノード装置、経路切替システム及び経路切替プログラム
US8422360B2 (en) 2008-06-30 2013-04-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Route switching method, server, boundary node apparatus, route switching system, and route switching program
JP2010233074A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nec Corp ルーティング装置、通信システム、及びルーティング方法
US9288133B2 (en) 2009-03-27 2016-03-15 Nec Corporation Routing device, communications system, and routing method
WO2010109895A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 日本電気株式会社 ルーティング装置、通信システム、及びルーティング方法
JP2011077767A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd 通信装置および通信制御方法
WO2011083846A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 日本電気株式会社 通信システム、転送ノード、経路管理サーバおよび通信方法
JP5699939B2 (ja) * 2010-01-08 2015-04-15 日本電気株式会社 通信システム、転送ノード、経路管理サーバおよび通信方法
JP2011166704A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nec Corp ネットワークシステム、及び経路情報更新方法
JP2011166692A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nec Corp ネットワークシステム、ネットワーク機器、経路情報更新方法、及びプログラム
WO2012053540A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、処理規則の設定方法およびプログラム
CN103119901B (zh) * 2010-10-19 2016-02-10 日本电气株式会社 通信系统、控制装置、分组处理操作设置方法
US10075371B2 (en) 2010-10-19 2018-09-11 Nec Corporation Communication system, control apparatus, packet handling operation setting method, and program
CN103119901A (zh) * 2010-10-19 2013-05-22 日本电气株式会社 通信系统、控制装置、分组处理操作设置方法和程序
JP2012090058A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Nec Corp 通信システム、制御装置、処理規則の設定方法およびプログラム
JP2013232905A (ja) * 2010-12-01 2013-11-14 Nec Corp 通信システム、制御装置、通信方法及びプログラム
US11134011B2 (en) 2010-12-01 2021-09-28 Nec Corporation Communication system, control device, communication method, and program
JP2014233091A (ja) * 2010-12-01 2014-12-11 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、通信方法及びプログラム
JP2011097656A (ja) * 2011-02-17 2011-05-12 Fujitsu Ltd 情報処理方法及びルータ
WO2014002460A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nec Corporation Communication method, communication system, information processing apparatus, communication terminal, and program
JP2015525981A (ja) * 2012-06-26 2015-09-07 日本電気株式会社 通信方法、情報処理装置、通信システム、プログラム、ノードおよび通信端末
WO2014002481A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nec Corporation Communication method, information processing apparatus, communication system, communication terminal, and program
WO2014002455A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nec Corporation Communication method, information processing apparatus, communication system, program, node, and communication terminal
US9461903B2 (en) 2013-03-21 2016-10-04 Fujitsu Limited Communication device, communication system, and communication method
JP2015103854A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 株式会社日立製作所 ネットワーク管理制御装置、ネットワーク管理制御システム、及びネットワーク管理制御方法
JP2015046936A (ja) * 2014-11-06 2015-03-12 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、処理規則の設定方法およびプログラム
JP2016152567A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 アラクサラネットワークス株式会社 通信装置及び通信方法
JP2015213375A (ja) * 2015-08-10 2015-11-26 日本電気株式会社 通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7035259B2 (en) 2006-04-25
JP3790655B2 (ja) 2006-06-28
US20010019554A1 (en) 2001-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3790655B2 (ja) ラベルスイッチネットワークシステム
EP3731474B1 (en) Path computation element central controllers (pceccs) for network services
US7058845B2 (en) Communication connection bypass method capable of minimizing traffic loss when failure occurs
US7209434B2 (en) Path modifying method, label switching node and administrative node in label transfer network
JP3762749B2 (ja) リストレーション・プロテクション方法及び装置
JP3699837B2 (ja) ルータ装置及びラベルスイッチパス制御方法
US7095712B2 (en) Method and apparatus for protection path setup
US20120207012A1 (en) Load balancing network traffic on a label switched path using resource reservation protocol with traffic engineering
US20020071390A1 (en) System and method for estabilishing a commucication path associated with an MPLS implementation on an ATM platform
US20060168279A1 (en) Apparatus and method for providing multi protocol label switching (MPLS)-based virtual private network (VPN)
US9571381B2 (en) System and method for inter-domain RSVP-TE LSP load balancing
US20060062218A1 (en) Method for establishing session in label switch network and label switch node
JP2001308912A (ja) QoS経路計算装置
WO2006017982A1 (fr) Procede de reacheminement dans le reseau multiprotocole a commutateur d&#39;etiquettes
CN113395735B (zh) 一种报文传输方法、装置和网络设备
US20130028094A1 (en) Fiber chanel device
US7463580B2 (en) Resource sharing among network tunnels
JP4169493B2 (ja) パスのアグリゲート方法およびノード装置
KR100649305B1 (ko) Mpls망에서 부하분산을 위한 라우팅 경로 설정 시스템및 방법
US20050169264A1 (en) Multi-protocol label switching (MPLS) edge router
KR100560757B1 (ko) 라우팅 프로토콜 타입별 fec에 대한 lsp설정이가능한 라벨 스위칭 라우터 및 그 설정 방법
US20140269737A1 (en) System, method and apparatus for lsp setup using inter-domain abr indication
JP2022538527A (ja) Igpショートカットパスに沿ってトラフィックをルーティングするための方法及び装置
Adewale Adeyinka et al. A Comparative Simulation Study of IP, MPLS, MPLS-TE for Latency and Packet Loss Reduction over a WAN
JP2001285356A (ja) ラベルスイッチパス接続装置、その方法、及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees