JP2001250869A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JP2001250869A
JP2001250869A JP2000058358A JP2000058358A JP2001250869A JP 2001250869 A JP2001250869 A JP 2001250869A JP 2000058358 A JP2000058358 A JP 2000058358A JP 2000058358 A JP2000058358 A JP 2000058358A JP 2001250869 A JP2001250869 A JP 2001250869A
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film
pattern
polycrystalline silicon
semiconductor substrate
silicon film
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Munetoshi Fukui
宗利 福井
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板および多結晶シリコン膜の表面に
選択的にシリサイド化する箇所を形成することで、製造
工程を簡略化する。 【解決手段】 抵抗素子の多結晶シリコン膜6aの表面
およびサイドウォールスペーサ11を覆うように絶縁膜
14を形成した後、ゲート電極8a、8c、ソース、ド
レイン領域(n+半導体領域12、p+半導体領域1
3)、多結晶シリコン膜6bの表面が露出している箇
所、および容量素子の上部電極8bの表面にシリサイド
化反応を生じさせてチタンシリサイド膜17を形成する
ことで、抵抗素子の低抵抗化を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に高精度抵抗素子、容量素子と
微細化された電界効果トランジスタを有する半導体集積
回路装置の製造に適用して有効な技術である。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタの高速動作を実現
する技術の1つに、ゲート電極およびソース、ドレイン
領域のそれぞれの表面に低抵抗の高融点シリサイド膜を
形成するいわゆるサリサイド技術がある。このサリサイ
ド技術に関しては、例えば特開昭61−150216号
公報に記載がある。
【0003】上記公報に記載されたサリサイドの形成方
法を説明すると、まず半導体基板上に形成した多結晶シ
リコン膜をパターニングして電界効果トランジスタのゲ
ート電極形成した後、このゲート電極の側壁に酸化シリ
コンのサイドウォールスペーサを形成する。次に、前記
ゲート電極および前記サイドウォールスペーサをマスク
にして前記半導体基板に不純物をイオン注入し、前記ゲ
ート電極の両側の半導体基板にソース、ドレイン領域を
形成する。
【0004】次に、前記ソース、ドレイン領域の表面の
絶縁膜(ゲート絶縁膜)をエッチングで除去した後、前
記半導体基板の全面にスパッタリング法でチタン(T
i)膜を形成し、続いて前記半導体基板をアニールして
前記ゲート電極(多結晶シリコン)と前記Ti膜との界
面、および前記ソース、ドレイン領域(単結晶シリコ
ン)と前記Ti膜との界面にTiシリサイド膜を形成す
る。
【0005】次に、前記半導体基板の全面に絶縁膜を形
成した後、コンタクトホールを形成し、配線金属を形成
し、パターニングして半導体集積回路装置を完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】サリサイドプロセスで
はアクティブ領域に酸化膜を形成した後、第2多結晶シ
リコン膜を形成し、シリサイド膜を被着しないでパター
ニングを行ない、第2多結晶シリコン膜パターンを形成
する。その後、アクティブ領域に不純物添加し低濃度不
純物領域を形成する。
【0007】次に、半導体基板の表面に絶縁膜を形成
し、前記絶縁膜のエッチバックを行ない、多結晶シリコ
ン膜の側壁にサイドウォールスペーサを形成する。この
時、前記多結晶シリコン膜および前記半導体基板は露出
する。その後、アクティブ領域に不純物添加し、高濃度
不純物領域を形成する。
【0008】次に、例えばTi等の金属膜を前記半導体
基板の表面に堆積し熱処理を行なう。多結晶シリコン膜
および半導体基板が露出した部分のみシリコン・金属間
の合金反応が生じ、シリサイド化されるが、フィールド
酸化膜上のシリコンとは反応しない。
【0009】次に、この未反応の金属をウェットエッチ
等の方法で除去することにより前記多結晶シリコン膜お
よび前記半導体基板にチタンシリサイド膜を形成する。
【0010】この製造方法は、多結晶シリコンから形成
された抵抗素子、容量素子のない半導体集積回路装置に
て用いられている。サリサイドプロセスを前記2層の多
結晶シリコン膜を用いた抵抗素子、容量素子の製造に適
用すると、抵抗素子に用いる第1の多結晶シリコン膜も
サイドウォールスペーサのエッチバック時に露出するた
め、シリサイド膜が前記第1の多結晶シリコン膜の露出
部に形成され低抵抗化してしまう。前記第1の多結晶シ
リコン膜は、抵抗素子として用いるため回路に用いる抵
抗値に応じてシート抵抗が数10Ω〜数100Ωとなる
ように不純物濃度、膜厚を決めているが、シリサイド化
されると数Ω〜10Ω程度のシート抵抗となり、抵抗素
子として用いることができなくなるという問題点があ
る。
【0011】この解決手段の1つとして、サリサイドプ
ロセスを行なった後、前記半導体基板表面に絶縁膜を被
着し、前記絶縁膜上に第3の多結晶シリコン膜を被着し
た後、パターニングし、第3の多結晶シリコン膜を抵抗
素子に用いる方法がある。しかし、この方法では工程が
増加し複雑化することになる。
【0012】本発明の目的は半導体基板および多結晶シ
リコン膜の表面に選択的にシリサイド化する箇所を形成
することで、製造工程を簡略化する技術を提供すること
にある。
【0013】また、本発明の他の目的は、多結晶シリコ
ン膜を用いた抵抗素子、容量素子のシリサイド化による
低抵抗化を防ぐことである。
【0014】また、さらに本発明の他の目的は、前記抵
抗素子および前記容量素子の接触抵抗を低下する技術を
提供することにある。
【0015】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば次
のとおりである。
【0017】本発明の半導体集積回路装置の製造方法
は、以下の工程を含んでいる。 (a)半導体基板の表面に第1の多結晶シリコン膜を堆
積した後、その第1の多結晶シリコン膜をパターニング
し、第1のパターンを形成する工程、(b)前記半導体
基板の表面に第2の多結晶シリコン膜を堆積した後、そ
の第2の多結晶シリコン膜をパターニングし、第2のパ
ターンを形成する工程、(c)前記半導体基板の表面に
第1の絶縁膜を堆積し、その第1の絶縁膜をエッチバッ
クして、前記第1のパターンおよび前記第2のパターン
の側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程、
(d)前記半導体基板の表面に第2の絶縁膜を堆積した
後、前記第1のパターンの表面の全部もしくは一部が覆
われ、前記第2のパターンおよび前記半導体基板の表面
に形成された半導体領域の表面の全部もしくは一部が露
出されるように前記第2の絶縁膜をパターニングする工
程、(e)前記半導体基板の表面に金属膜を堆積した
後、前記半導体基板に熱処理をする工程、(f)前記半
導体基板の表面の、未反応の前記金属膜を除去する工
程。
【0018】本発明によれば、多結晶シリコン膜の表面
および半導体基板が露出した部分の金属とシリコンとの
間の合金反応が生じシリサイド化される。前期第1のパ
ターンまたは前記第2のパターンに含まれる抵抗素子を
形成する多結晶シリコン膜はシリサイド化されないた
め、あらためて半導体基板の表面に絶縁膜を被着し、前
記絶縁膜上に第3の多結晶シリコン膜を被着した後、パ
ターニングし、抵抗素子を形成する等の工程が省略でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】(実施の形態1)本実施の形態1は、たと
えばnチャネル型電界効果トランジスタとpチャネル型
電界効果トランジスタのそれぞれのゲート電極をn型の
多結晶シリコン膜で構成したCMOSFET(相補型電
界効果トランジスタ)に本発明の技術思想を適用したも
のである。このCMOSFETの製造方法を図1〜図8
を用いて説明する。
【0021】まず、図1に示すように、p型のシリコン
単結晶からなる半導体基板1の表面に、選択酸化法(L
OCOS法)で素子分離用のフィールド絶縁膜2を形成
した後、に示すように、半導体基板1のn型ウェル形成
領域にn型不純物(例えばリン)を、またp型ウェル形
成領域にp型不純物(例えばホウ素)をそれぞれイオン
注入してn型ウェル3、p型ウェル4を形成し、続いて
n型ウェル3、p型ウェル4のそれぞれの活性領域の表
面に薄い酸化シリコンのゲート酸化膜5を形成する。
【0022】次に、半導体基板1の全面にCVD法で第
1の多結晶シリコン膜を堆積し、続けて、その多結晶シ
リコン膜の表面を酸化し、例えば窒化シリコン等の誘電
体膜を堆積する。続いて、前記多結晶シリコン膜と誘電
体膜をフォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチン
グでパターニングし、素子分離領域上に多結晶シリコン
膜6a、6bを形成する。この多結晶シリコン膜6aは
抵抗素子を形成するものであり、多結晶シリコン膜6b
は容量素子を形成するものである。
【0023】次に、前記フォトレジスト膜を除去した
後、半導体基板1の表面に第2の多結晶シリコン膜を堆
積し、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチン
グでパターニングし、p型ウェルの表面にnチャネル型
電界効果トランジスタのゲート電極8a、第1の多結晶
シリコン膜6bの表面に容量素子の上部電極8b、また
n型ウェル3の表面にpチャネル型電界効果トランジス
タのゲート電極8cをそれぞれ形成する。
【0024】続いて、前記フォトレジスト膜を除去した
後、ゲート電極8aをマスクとしてp型ウェル4にn型
不純物(例えばリンおよびヒ素)をイオン注入すること
により、ゲート電極8aの両側のp型ウェル4の表面に
-半導体領域9を形成する。このn-半導体領域9はn
チャネル型電界効果トランジスタのソース、ドレイン領
域の一部を構成する。
【0025】続いて、ゲート電極8cをマスクとしてn
型ウェル3にp型不純物(例えばホウ素)をイオン注入
することにより、ゲート電極8cの両側のn型ウェル3
の表面にpチャネル型電界効果トランジスタのソース、
ドレイン領域の一部を構成する低不純物濃度のp-半導
体領域10を形成する。
【0026】次に、図2に示すように、半導体基板1の
全面にCVD法にて酸化シリコン膜を堆積し、反応性イ
オンエッチング(RIE)法を用いてこの酸化シリコン
膜を異方性エッチングすることにより、nチャネル型電
界効果トランジスタのゲート電極8a、容量素子の上部
電極8bおよびpチャネル型電界効果トランジスタのゲ
ート電極8cのそれぞれの側壁にサイドウォールスペー
サ11を形成する。
【0027】続いて、nチャネル型電界効果トランジス
タのゲート電極8aの両側のサイドウォールスペーサ1
1をマスクにして、p型ウェル4にn型不純物(例えば
ヒ素)をイオン注入することにより、ゲート電極8aの
両側のp型ウェル4の表面にnチャネル型電界効果トラ
ンジスタのソース、ドレイン領域の一部を構成する高不
純物濃度のn+半導体領域12を形成する。
【0028】続いて、pチャネル型電界効果トランジス
タのゲート電極8cの両側のサイドウォールスペーサ1
1をマスクにして、n型ウェル3にp型不純物(例えば
ホウ素)をイオン注入することにより、ゲート電極8c
の両側のn型ウェル3の表面にpチャネル型電界効果ト
ランジスタのソース、ドレイン領域の一部を構成する高
不純物濃度のp+半導体領域13を形成する。これによ
り、nチャネル型電界効果トランジスタ、pチャネル型
電界効果トランジスタのそれぞれにLDD(Lightly Do
ped Drain)構造のソース、ドレイン領域が構成され
る。
【0029】続いて、nチャネル型電界効果トランジス
タのn+半導体領域12(ソース、ドレイン領域)およ
びpチャネル型電界効果トランジスタのp+半導体領域
13(ソース、ドレイン領域)のそれぞれの上のゲート
絶縁膜5をフッ酸系のエッチング液で除去し、n+半導
体領域12およびp+半導体領域13を露出させる。こ
のとき、ゲート電極8a、8cの表面の自然酸化膜も同
時に除去される。
【0030】次に、図3に示すように、半導体基板1の
全面に絶縁膜14を堆積し、続いて、抵抗素子の全体を
平面的に覆うようにフォトレジスト膜15を形成する。
【0031】次に、図4に示すように、フォトレジスト
膜15をマスクにして絶縁膜14をエッチングする。こ
れにより、多結晶シリコン膜6aおよびその側面のサイ
ドウォールスペーサ11の表面を絶縁膜14によって覆
う。
【0032】続いて、次のようなサリサイドプロセスを
行なう。まず、フォトレジスト膜15を除去した後、図
5に示すように、スパッタリング法を用いて半導体基板
1の全面にチタン(Ti)膜16を堆積する。
【0033】次に、図6に示すように、半導体基板1を
窒素ガス雰囲気中、650〜700℃程度の温度でアニ
ール(第1アニール)することにより、ゲート電極(8
a、8c)とチタン膜16との界面、ソース、ドレイン
領域(n+半導体領域12、p+半導体領域13)とチタ
ン膜16との界面、多結晶シリコン膜6bの表面が露出
している箇所、および容量素子の上部電極8bとチタン
膜16との界面にシリサイド化反応を生じさせてチタン
シリサイド膜17を形成する。このとき、多結晶シリコ
ン膜表面および半導体基板が露出した部分のみシリコン
・チタン間の合金反応が生じシリサイド化されるが、フ
ィールド酸化膜2上の多結晶シリコン膜は表面が露出し
ていないため反応しない。抵抗素子の多結晶シリコン膜
6aもシリサイド化されないため、抵抗素子の低抵抗化
を防ぐことが可能になる。また、半導体基板1の表面に
絶縁膜を被着し、前記絶縁膜上に第3の多結晶シリコン
膜を被着した後、パターニングし、あらためて抵抗素子
を形成する等の工程が省略できる。
【0034】このときに形成されるチタンシリサイド膜
17は、n型不純物を高濃度に導入した多結晶シリコン
とほぼ同等(数十Ω/sq.)のシート抵抗を有するチ
タンシリサイド(TiSix;x<2)である。この第
1アニールを700℃以上の高温で行なうとシート抵抗
はさらに低くなるが、ソース、ドレイン領域のシリコン
がチタン膜16中に吸い上げられてサイドウォールスペ
ーサ11上にもチタンシリサイド膜17が形成されるた
め、ゲート電極(8a、8c)とソース、ドレイン領域
(n+半導体領域12、p+半導体領域13)とがサイド
ウォールスペーサ11上のチタンシリサイド膜17を介
して短絡する恐れがある。また、第1アニールを650
℃程度以下の低温で行なうと、上記シリサイド化反応が
十分に進行しない。
【0035】続いて、フィールド絶縁膜2やサイドウォ
ールスペーサ11の上に残った未反応のチタン膜16を
アンモニア/過酸化水素混合水溶液を用いたウェットエ
ッチングで除去した後、半導体基板1を窒素ガス雰囲気
中、850〜900℃程度の温度でアニール(第2アニ
ール)して前記シリサイド過反応をさらに進行させ、前
記チタンシリサイド膜17を低抵抗のチタンシリサイド
膜とする。この第2アニールにより形成されるチタンシ
リサイド膜17のシート抵抗は5〜10Ω/sq.であ
り、多結晶シリコン膜と高融点金属シリサイド膜との積
層膜で構成されるポリサイド構造のゲート電極のシート
抵抗(10〜15Ω/sq.)よりもさらに低いものと
なる。
【0036】次に、図7に示すように、半導体基板1の
全面にCVD法で酸化シリコンの絶縁膜18を堆積した
後、絶縁膜18および絶縁膜14をエッチングして、n
チャネル型電界効果トランジスタのn+半導体領域12
(チタンシリサイド膜17)、pチャネル型電界効果ト
ランジスタのp+半導体領域13(チタンシリサイド膜
17)および容量素子の上部電極8bに達する接続孔1
9を形成した後、絶縁膜18上にアルミニウム、タング
ステンなどからなる配線20を形成する。
【0037】図8に示す本実施の形態1で用いるレイア
ウトの一例のように、抵抗素子の第1多結晶シリコンパ
ターン22の外側に、フォトリソグラフィの重ね合わせ
余裕以上離して抵抗素子パターンを囲むシリサイドパタ
ーン25を作成し、この部分にフォトレジスト膜が残る
ようにフォトマスクを作成することにより、図3に示す
フォトレジスト膜15が形成される。抵抗素子の表面に
フォトレジストパターンが形成され、容量素子部、電界
効果トランジスタ部にはフォトレジストパターンが形成
されない。このフォトレジストパターンを用いることに
より、容量素子部、電界効果トランジスタ部の半導体基
板表面および多結晶シリコン膜表面にはチタンシリサイ
ド膜17が形成され、抵抗素子部の多結晶シリコン膜は
シリサイド化されない。
【0038】図8に示すレイアウトパターンを用いるこ
とにより、容量素子の上部電極8bの表面およびサイド
ウォールスペーサで覆われていない多結晶シリコン膜6
bの表面をシリサイド化することができる。前記シリサ
イド化により、容量素子の寄生抵抗を低減することがで
き、損失の少ない容量の実現が可能になる。
【0039】(実施の形態2)本実施の形態2の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態1における
半導体集積回路装置のサイドウォールスペーサ11を形
成する工程と、抵抗素子上の絶縁膜14を形成する工程
を同時に行なうものであり、その他の工程は前記実施の
形態1と同様である。したがって、それら同様の工程に
ついての説明は省略する。
【0040】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図9〜図10にしたがって説明する。
【0041】本実施の形態2の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1の工程は同様
である。
【0042】その後、図9に示すように、半導体基板1
の全面に絶縁膜14を堆積し、続いて、抵抗素子の表面
にのみフォトレジスト膜15を形成する。
【0043】次に、図10に示すように、フォトレジス
ト膜15をマスクにして絶縁膜14をエッチバックし、
サイドウォールスペーサ11を形成し、抵抗素子の表面
および側面にのみ絶縁膜14を残す。また、サイドウォ
ールスペーサ11を形成する工程と同時に、抵抗素子保
護用の絶縁膜14を形成する工程を同時に行なっている
ので、実施の形態1よりも製造工程を簡略化することが
できるとができる。
【0044】続いて、前記実施の形態1における図2と
同様の工程にて、高不純物濃度のn +半導体領域12お
よびp+半導体領域13を形成する。
【0045】その後の工程は、前記実施の形態1におけ
る図5〜図7と同様である。
【0046】(実施の形態3)本実施の形態3の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態2における
半導体集積回路装置の絶縁膜14を形成する部材とし
て、エッチング速度が誘電体膜7a、7bのエッチング
レートに比べて大きい部材を用いるものである。また、
サイドウォールスペーサ11を形成する工程をフォトレ
ジスト膜15を用いずに、選択エッチングにて行なうも
のである。他の部材と工程については、前記実施の形態
2と同様なので、それら同様の部材と工程についての説
明は省略する。
【0047】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図11にしたがって説明する。
【0048】本実施の形態3の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1の工程は同様
である。
【0049】その後、図11に示すように、半導体基板
1の全面にエッチング速度が誘電体膜7a、7bのエッ
チングレートに比べて大きな絶縁膜、たとえば酸化シリ
コン膜を堆積し、続いて、たとえばCHF3を含むエッ
チングガスを用いて誘電体膜7a、7bをストッパとし
て選択的にその絶縁膜をエッチングし、サイドウォール
スペーサ11を形成する。フォトレジスト膜を用いたエ
ッチバックではないので、フォトレジスト膜を形成する
工程と、エッチバック後に前記フォトレジスト膜を除去
する工程が省略され、工程が簡略化される。
【0050】続いて、前記実施の形態1における図7と
同様の工程にて、高不純物濃度のn +半導体領域12お
よびp+半導体領域13を形成する。
【0051】その後の工程は、前記実施の形態1におけ
る図5〜図7と同様である。
【0052】(実施の形態4)本実施の形態4の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態3における
半導体集積回路装置のサイドウォールスペーサ11を形
成する工程の後、抵抗素子の表面にのみフォトレジスト
膜15を形成して、容量素子を形成する多結晶シリコン
膜6b上の誘電体膜7bを除去するものである。他の工
程については、前記実施の形態3と同様なので、それら
同様の工程についての説明は省略する。
【0053】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図12〜図13にしたがって説明する。
【0054】本実施の形態4の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1の工程と前記
実施の形態3における図11の工程は同様である。
【0055】次に、図12に示すように、抵抗素子の表
面にのみフォトレジスト膜15を形成してエッチングを
行ない、上部電極8bおよびサイドウォールスペーサ1
1でマスクされている部分以外の多結晶シリコン膜6b
の表面の誘電体膜7bを除去する。多結晶シリコン膜6
bの表面の誘電体膜7bを除去した箇所は後の工程にて
シリサイド化され上部に接続孔が形成されるが、シリサ
イド化されているため、接続孔底部での接触抵抗が低減
できる。
【0056】続いて、前記実施の形態1における図2と
同様の工程にて、高不純物濃度のn +半導体領域12お
よびp+半導体領域13を形成する。
【0057】次に、図13に示すように、前記実施の形
態1の図5〜図6と同様の工程にてチタンシリサイド膜
17を形成する。表面に誘電体膜7aが形成されている
抵抗素子の表面にはチタンシリサイド膜17は形成され
ないが、第1の多結晶シリコン膜6b、第2の多結晶シ
リコン膜8bの表面が露出している容量素子の表面には
チタンシリサイド膜17が形成される。
【0058】その後の工程は、前記実施の形態1におけ
る図5〜図7と同様である。
【0059】(実施の形態5)本実施の形態5の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態1の図3の
フォトレジスト膜15の代わりに、多結晶シリコン膜6
aと接続孔が接触する部分の絶縁膜を選択的に除去する
ようにフォトレジスト膜を形成するものであり、その他
の工程は前記実施の形態1と同様である。したがって、
それら同様の工程についての説明は省略する。
【0060】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図14〜図16にしたがって説明する。
【0061】本実施の形態5の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1〜図2の工程
までは同様である。
【0062】その後、図14に示すように、半導体基板
1の全面に絶縁膜14を堆積し、続いて、図7で説明し
た接続孔19が形成される箇所以外の抵抗素子の表面に
フォトレジスト膜15を形成する。
【0063】次に、フォトレジスト膜15をマスクにし
て絶縁膜14をエッチバックし、抵抗素子の表面の一部
にのみ絶縁膜14を残す。
【0064】次に、図15に示すように、シリサイド化
工程を行なうと、抵抗素子の表面の前記接続孔19が形
成される箇所、容量素子部の表面、電界効果トランジス
タ部の半導体基板表面および多結晶シリコン膜の表面に
は、チタンシリサイド膜17が形成される。
【0065】続いて、例えば図16に示すレイアウトの
ように、抵抗素子の接続孔パターン24の周辺部分を除
いて抵抗素子を囲むシリサイドパターン25を形成す
る。
【0066】抵抗素子の接続孔の接触抵抗は、多結晶シ
リコンの不純物濃度、多結晶シリコンの膜厚、接続孔の
寸法、接続孔底部の配線金属および多結晶シリコン界面
の状態等の要因でばらつきが生じる。図16に示すレイ
アウトパターンを用いて接続孔の周辺部分のみがシリサ
イド化された抵抗素子が形成されると、抵抗素子の抵抗
値を確保したまま、抵抗素子と接続孔との接触抵抗を下
げることができる。また、多結晶シリコンの不純物濃度
および多結晶シリコンの膜厚のばらつきに対して、接触
抵抗のばらつきを小さくすることができ、半導体集積回
路装置の歩留まりと信頼性を向上することが可能であ
る。
【0067】また、図16に示すレイアウトパターンを
用いることにより、容量素子の上部電極8bの表面およ
びサイドウォールスペーサで覆われていない多結晶シリ
コン膜6bの表面をシリサイド化することができる。前
記シリサイド化により、容量素子の寄生抵抗を低減する
ことができ、損失の少ない容量の実現が可能になる。
【0068】その後の工程は、前記実施の形態1におけ
る図7と同様である。
【0069】(実施の形態6)本実施の形態6の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態1の図3の
フォトレジスト膜15の代わりに、後の工程でチタンシ
リサイド膜を形成しない部分の絶縁膜14を残すように
フォトレジスト膜を形成するものであり、その他の工程
は前記実施の形態1と同様である。したがって、それら
同様の工程についての説明は省略する。
【0070】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図17〜図19にしたがって説明する。
【0071】本実施の形態6の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1〜図2の工程
までは同様である。
【0072】その後、図17に示すように、半導体基板
1の全面に絶縁膜14を堆積し、続いて、図7で説明し
た接続孔19の周辺部分、容量素子および電界効果トラ
ンジスタ周辺を除いた部分にフォトレジスト膜15を形
成する。
【0073】次に、フォトレジスト膜15を除去した
後、フォトレジスト膜15をマスクにして絶縁膜14を
エッチバックし、抵抗素子の表面の一部にのみ絶縁膜1
4を残す。
【0074】次に、図18に示すように、シリサイド化
工程を行なうと、抵抗素子の接続孔周辺、容量素子部お
よび電界効果トランジスタ部の半導体基板1の表面、多
結晶シリコン膜6、ゲート電極8a、8cおよび容量素
子の上部電極8bの表面にはチタンシリサイド膜17が
形成される。
【0075】続いて、例えば図19に示すレイアウトパ
ターンのように、抵抗素子の接続孔パターン24の周辺
部分に、前記接続孔パターン24を囲むシリサイドパタ
ーン25を形成し、容量素子部および電界効果トランジ
スタ部周辺にもシリサイドパターン25を形成する。
【0076】図19に示すレイアウトパターンを用いて
抵抗素子の接続孔の周辺部分のみがシリサイド化された
抵抗素子が形成されると、多結晶シリコンの不純物濃度
および多結晶シリコンの膜圧のばらつきに対して接続孔
の接触抵抗は関係しなくなるため、接触抵抗のばらつき
を小さくすることができ、半導体集積回路装置の歩留ま
りと信頼性を向上することが可能である。
【0077】また、図19に示すレイアウトパターンを
用いることにより、容量素子の上部電極8bの表面およ
びサイドウォールスペーサで覆われていない多結晶シリ
コン膜6bの表面をシリサイド化することができる。前
記シリサイド化により、容量素子の寄生抵抗を低減する
ことができ、損失の少ない容量の実現が可能になる。
【0078】その後の工程は、前記実施の形態1におけ
る図7と同様である。
【0079】(実施の形態7)本実施の形態7の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態1と同じ工
程数で、第2の多結晶シリコン膜より抵抗素子を形成す
るものであり、その他の工程は前記実施の形態1と同様
である。したがって、それら同様の工程についての説明
は省略する。
【0080】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図20〜図24にしたがって説明する。
【0081】本実施の形態7の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1の工程は同様
である。
【0082】次に、図20に示すように、フォトレジス
ト膜をマスクにしたドライエッチングで第2の多結晶シ
リコン膜をパターニングする際に、フィールド絶縁膜2
の表面に抵抗素子を形成する多結晶シリコン膜8dも同
時に形成する。また、後の工程にて、多結晶シリコン膜
8dの表面の接続孔を形成する領域を接続孔形成領域と
する。
【0083】次に、多結晶シリコン膜8d付近を拡大し
た図21に示すように、前記実施の形態1の図2で説明
したサイドウォールスペーサ11を形成する工程と同様
の工程にて、多結晶シリコン膜8dの側壁にもサイドウ
ォールスペーサ11を形成する。次に、半導体基板1の
全面に絶縁膜14を堆積し、続いて、前記接続孔形成領
域が露出し、それ以外を覆うようにフォトレジスト膜を
形成する。
【0084】次に、図22に示すように、前記実施の形
態1の図4と同様の工程にて、前記フォトレジスト膜を
マスクにして絶縁膜14をエッチングする。
【0085】次に、前記実施の形態1の図5と同様の工
程にて、前記フォトレジスト膜を除去した後、スパッタ
リング法を用いて半導体基板1の全面にチタン(Ti)
膜を堆積する。
【0086】次に、図23に示すように、前記実施の形
態1の図6の工程と同様の工程にて、多結晶シリコン膜
8dと前記チタン膜との界面にシリサイド化反応を生じ
させてチタンシリサイド膜17を形成する。
【0087】次に、図24に示すように、前記実施の形
態1の図7の工程と同様の工程にて、半導体基板1の全
面にCVD法で酸化シリコンの絶縁膜18を堆積した
後、絶縁膜18および絶縁膜14をエッチングして多結
晶シリコン膜8dに達する接続孔19を形成した後、絶
縁膜18上にアルミニウム、タングステンなどからなる
配線20を形成する。
【0088】このように、第2の多結晶シリコン膜を抵
抗素子に用いると、第1の多結晶シリコン膜を使った抵
抗素子とシート抵抗値の異なった抵抗素子を作成するこ
とが可能となり、工程数を変えることなく抵抗素子の種
類を増やすことが可能となる。
【0089】(実施の形態8)本実施の形態8の半導体
集積回路装置の製造方法は、前記実施の形態1と同じ工
程数で、半導体基板に形成された半導体領域によって抵
抗素子を構成する、いわゆる拡散抵抗素子を有する半導
体集積回路装置の製造方法に本発明の技術思想を適用し
たものであり、その他の工程は前記実施の形態1と同様
である。したがって、それら同様の工程についての説明
は省略する。
【0090】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図25〜図28にしたがって説明する。
【0091】本実施の形態8の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1の工程は同様
である。
【0092】次に、図25に示すように、フォトレジス
ト膜をマスクにしたドライエッチングで第2の多結晶シ
リコン膜をパターニングし、容量素子の上部電極8bと
nチャネル型電界効果トランジスタのゲート電極8aを
形成する。続いて、前記実施の形態1における図2と同
様の方法にて低不純物濃度のn-半導体領域9を形成す
る。
【0093】次に、前記実施の形態1の図2と同様の工
程にて、多結晶シリコン膜6a、6bの側壁、nチャネ
ル型電界効果トランジスタのゲート電極8aの側壁と容
量素子の上部電極8b側壁にサイドウォールスペーサ1
1を形成し、続いて、実施の形態1の図2と同様の工程
にて、高不純物濃度のp+半導体領域12を形成する。
【0094】続いて、フォトレジスト膜をマスクにし
て、後の工程にて拡散抵抗素子が形成されるn型ウェル
3にリンまたはヒ素をイオン注入し、拡散抵抗素子を形
成する。前記リンまたはヒ素のイオン注入量によって拡
散抵抗素子の抵抗値は決まる。半導体基板がn型の単結
晶シリコンの場合には、拡散抵抗素子を形成するのはp
型ウェルとなり、この場合、ホウ素をp型ウェルにイオ
ン注入することで拡散抵抗素子を形成する。
【0095】次に、前記フォトレジスト膜を除去した
後、拡散抵抗素子を形成した部分付近を拡大した図26
に示すように、半導体基板1の全面に絶縁膜14を堆積
し、続いて、接続孔を形成する箇所以外のp+半導体領
域13の表面にのみフォトレジスト膜を形成する。
【0096】次に、前記実施の形態1の図4と同様の工
程にて、前記フォトレジスト膜をマスクにして絶縁膜1
4をエッチングし、続いて、前記フォトレジスト膜を除
去する。
【0097】次に、前記実施の形態1の図5と同様の工
程にて、スパッタリング法を用いて半導体基板1の全面
にチタン(Ti)膜を堆積する。
【0098】次に、図27に示すように、前記実施の形
態1の図6の工程と同様の工程にて、多結晶シリコン膜
8dと前記チタン膜との界面にシリサイド化反応を生じ
させてチタンシリサイド膜17を形成する。
【0099】次に、図28に示すように、前記実施の形
態1の図7の工程と同様の工程にて、半導体基板1の全
面にCVD法で酸化シリコンの絶縁膜18を堆積した
後、絶縁膜18および絶縁膜14をエッチングして多結
晶シリコン膜8dに達する接続孔19を形成した後、絶
縁膜18上にアルミニウム、タングステンなどからなる
配線20を形成する。
【0100】本実施の形態8の半導体集積回路装置の製
造方法により、前記実施の形態1と同じ工程数で任意の
抵抗値の拡散抵抗素子を形成することが可能になり、工
程数を変えることなく抵抗素子の種類を増やすことが可
能となる。
【0101】(実施の形態9)本実施の形態9の半導体
集積回路装置の製造方法は、電界効果トランジスタのゲ
ート電極と隣接した部分に、シリサイド化する領域とシ
リサイド化しない領域を作り分けるものであり、その他
の工程は前記実施の形態1〜8と同様である。したがっ
て、それら同様の工程についての説明は省略する。
【0102】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図29〜図32にしたがって説明する。
【0103】本実施の形態9の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記実施の形態1における図1〜図2の工程
までは同様である。
【0104】次に、前記実施の形態1における図3と同
様の工程にて、半導体基板1の全面に絶縁膜14を堆積
する。
【0105】次に、図29に示す本実施の形態9で用い
るレイアウトの一例のように、電界効果トランジスタの
ソース領域とドレイン領域の両方の領域のゲートと隣接
した部分に、シリサイド化する領域とシリサイド化しな
い領域を作り分けるパターンを形成する。
【0106】次に、電界効果トランジスタ付近を示した
図30に示すように、シリサイド化しない部分にフォト
レジスト膜15を形成する。このフォトレジスト膜で絶
縁膜14をパターニングした後、半導体基板の全面にチ
タン膜を形成する。このチタン膜は、ゲート電極8a付
近では絶縁膜14があるのでソース領域、ドレイン領域
に接触しないが、ゲート電極8aから離れたところでは
ソース領域、ドレイン領域に接触している。すなわち、
本実施の形態9においては、絶縁膜14が前記実施の形
態1等で説明したように、多結晶シリコン膜から形成さ
れる抵抗素子を保護する機能を有しているとともに、前
記チタン膜がソース領域、ドレイン領域と接触する箇所
を決定する膜としても機能している。続いて、図31に
示すように、前記実施の形態1の図6と同様の工程にて
シリサイド化を生じさせ、ソース領域、ドレイン領域の
両側にて、ゲート電極から離してシリサイドを形成す
る。すなわち、ゲート電極の近傍には、シリサイドが形
成されていないが、ゲート電極から離れた箇所ではシリ
サイドが形成されている。このシリサイドが形成された
領域には、第1層配線(電極)が電気的に接続される。
したがって、前記実施の形態1と同様に、電界効果トラ
ンジスタのソース、ドレインと第1層配線との接触抵抗
を低減できる。その上、ゲート電極から離してシリサイ
ドを形成することにより、ドレイン耐圧、ソース耐圧を
向上することが可能になる。
【0107】また、図32に示すレイアウトを用いて、
電界効果トランジスタのソース領域のみ、あるいはドレ
イン領域のみに、ゲートと隣接した部分にシリサイド化
される領域とシリサイド化しない領域を作り分けるパタ
ーンを形成し、図33に示すように、前記シリサイド化
しない領域にフォトレジスト膜15を形成することによ
り、図34に示すように、ソース領域、ドレイン領域の
片側のみで、ゲート電極から離してシリサイドを形成す
る。前記シリサイドをゲート電極から離して形成するこ
とにより、電界効果トランジスタのドレイン耐圧が向上
し、ドレインコンダクタンスを向上させることが可能と
なる。
【0108】その後の工程は、前記実施の形態1におけ
る図7と同様である。
【0109】本実施の形態9は、前記抵抗素子を覆う絶
縁膜14と、前記電界効果トランジスタのソース耐圧、
ドレイン耐圧を調整する絶縁膜14を同じ工程で形成す
るので、工程の簡略化が可能である。
【0110】以上、本発明者によってなされた発明を、
発明の実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発
明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うま
でもない。
【0111】たとえば、実施の形態8において、拡散抵
抗素子を形成するのにn型ウェル3にリンまたはヒ素を
イオン注入する場合を例示したが、ホウ素であってもよ
い。
【0112】また、前記実施の形態1〜9においては、
シリサイド層としてチタンシリサイドを例示したが、こ
れに限定されるものではなく種々変更可能であり、たと
えばコバルトシリサイドでもよい。
【0113】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。 (1)半導体基板表面および多結晶シリコン膜表面に選
択的にシリサイド化する箇所を形成することで、シリサ
イド化による多結晶シリコン膜より形成された抵抗素子
の低抵抗化を防ぐことができる。 (2)シリサイド化された電極を持つ電界効果トランジ
スタ、多結晶シリコン膜より形成された容量素子および
抵抗素子を用いた半導体集積回路の製造工程を簡素にす
ることができる。 (3)容量素子の上部電極、およびサイドウォールスペ
ーサで覆われていない前記容量素子の多結晶シリコン膜
を選択的にシリサイド化することで、容量素子の寄生抵
抗を低減することができ、損失の少ない容量が実現でき
る。 (4)接続孔の周辺部分のみがシリサイド化された抵抗
素子を形成することで、接触抵抗のばらつきを小さくす
ることができ、半導体集積回路装置の歩留まりと信頼性
を向上できる。 (5)第2の多結晶シリコン膜を抵抗素子に用いること
で、第1の多結晶シリコン膜を使った抵抗素子とシート
抵抗値の異なった抵抗素子を作成することが可能とな
り、工程数を変えることなく抵抗素子の種類を増やすこ
とができる。 (6)電界効果トランジスタのソース領域、ドレイン領
域の両側あるいは片側にて、ゲートから離してシリサイ
ドを形成することで、ドレイン耐圧、ソース耐圧を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の半導体集積回路装置の製造方法
の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図2】図1に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図3】図2に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図4】図3に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図5】図4に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図6】図5に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図7】図6に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図8】実施の形態1の半導体集積回路装置のレイアウ
トパターンの一例である。
【図9】実施の形態2の半導体集積回路装置の製造方法
の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図10】図9に続く半導体集積回路装置の製造工程中
の要部断面図である。
【図11】実施の形態3の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図12】実施の形態4の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図13】図12に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図14】実施の形態5の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図15】図14に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図16】実施の形態5の半導体集積回路装置のレイア
ウトパターンの一例である。
【図17】実施の形態6の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図18】図17に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図19】実施の形態6の半導体集積回路装置のレイア
ウトパターンの一例である。
【図20】実施の形態7の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図21】図20に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図22】図21に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図23】図22に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図24】図23に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図25】実施の形態8の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図26】図25に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図27】図26に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図28】図27に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図29】実施の形態9の半導体集積回路装置のレイア
ウトパターンの一例である。
【図30】実施の形態9の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図31】図30に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【図32】実施の形態9の半導体集積回路装置のレイア
ウトパターンの一例である。
【図33】実施の形態9の半導体集積回路装置の製造方
法の一例をその工程順に示した要部断面図である。
【図34】図33に続く半導体集積回路装置の製造工程
中の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 n型ウェル 3a n型ウェル 4 p型ウェル 5 ゲート酸化膜 6a 多結晶シリコン膜(第1の多結晶シリコン膜) 6b 多結晶シリコン膜(第1の多結晶シリコン膜) 7a 誘電体膜 7b 誘電体膜 8a ゲート電極(第2の多結晶シリコン膜) 8b 上部電極(第2の多結晶シリコン膜) 8c ゲート電極(第2の多結晶シリコン膜) 8d 多結晶シリコン膜(第2の多結晶シリコン膜) 9 n-型半導体領域 10 p-型半導体領域 11 サイドウォールスペーサ 12 n+型半導体領域 13 p+型半導体領域 14 絶縁膜 15 フォトレジスト膜 16 チタン膜 17 チタンシリサイド膜 18 絶縁膜 19 接続孔 20 配線 21 素子分離領域パターン 22 第1多結晶シリコンパターン 23 第2多結晶シリコンパターン 24 接続孔パターン 25 シリサイドパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8238 H01L 27/08 321F 27/092 321N 29/43 321A 29/78 29/46 T 21/336 29/78 301P Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB25 CC01 CC05 DD04 DD16 DD37 DD64 DD84 FF14 GG09 GG10 GG14 GG19 HH15 5F038 AC05 AC09 AR09 EZ18 EZ20 5F040 DA00 DB03 DB09 DB10 DC01 EC01 EC07 EC13 EF02 EH05 EH07 EJ03 EK01 FA05 FB02 FC19 FC21 5F048 AA07 AA09 AC03 AC10 BA01 BB06 BB08 BB12 BC06 BE03 BF02 BF06 BF07 BG12 DA25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体基板の表面に第1の多結晶シ
    リコン膜を堆積した後、その第1の多結晶シリコン膜を
    パターニングし、第1のパターンを形成する工程、
    (b)前記半導体基板の表面に第2の多結晶シリコン膜
    を堆積した後、その第2の多結晶シリコン膜をパターニ
    ングし、第2のパターンを形成する工程、(c)前記半
    導体基板の表面に第1の絶縁膜を堆積し、その第1の絶
    縁膜をエッチバックして、前記第1のパターンおよび前
    記第2のパターンの側壁にサイドウォールスペーサを形
    成する工程、(d)前記半導体基板の表面に第2の絶縁
    膜を堆積した後、前記第1のパターンの表面の全部もし
    くは一部が覆われ、前記第2のパターンおよび前記半導
    体基板の表面に形成された半導体領域の表面の全部もし
    くは一部が露出されるように前記第2の絶縁膜をパター
    ニングする工程、(e)前記半導体基板の表面に金属膜
    を堆積した後、前記半導体基板に熱処理を施す工程、
    (f)前記半導体基板の表面の、未反応の前記金属膜を
    除去する工程、を含むことを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)半導体基板の表面に第1の多結晶
    シリコン膜を堆積した後、その第1の多結晶シリコン膜
    をパターニングし、第1のパターンを形成する工程、
    (b)前記半導体基板の表面に第2の多結晶シリコン膜
    を堆積した後、その第2の多結晶シリコン膜をパターニ
    ングし、第2のパターンを形成する工程、(c)前記半
    導体基板の表面に絶縁膜を形成し、その絶縁膜の表面に
    おいて、前記第1のパターンの全部もしくは一部を覆う
    ようにフォトレジスト膜を形成する工程、(d)前記フ
    ォトレジスト膜をマスクにして前記絶縁膜をエッチバッ
    クすることにより、前記第1のパターンおよび前記第2
    のパターンの側壁にサイドウォールスペーサを形成し、
    前記第1のパターンの表面の全部もしくは一部に前記絶
    縁膜を残す工程、(e)前記半導体基板の表面に金属膜
    を堆積した後、前記半導体基板に熱処理を施す工程、
    (f)前記半導体基板の表面の、未反応の前記金属膜を
    除去する工程、を含むことを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 (a)半導体基板の表面に形成された第
    1の多結晶シリコン膜の表面に第1の膜を形成し、前記
    第1の多結晶シリコン膜および前記第1の膜をパターニ
    ングし、第1のパターンを形成する工程、(b)前記半
    導体基板の表面に第2の多結晶シリコン膜を堆積した
    後、その第2の多結晶シリコン膜をパターニングし、第
    2のパターンを形成する工程、(c)前記第1の多結晶
    シリコン膜の表面に形成された前記第1の膜に対し、エ
    ッチング速度が大きい絶縁膜を前記半導体基板の表面に
    形成し、その絶縁膜をエッチバックして、前記第1の多
    結晶シリコン膜上に前記第1の膜を残したまま、前記第
    1のパターンおよび前記第2のパターンの側壁にサイド
    ウォールスペーサを形成する工程、(d)前記半導体基
    板の表面に金属膜を堆積した後、前記半導体基板に熱処
    理を施す工程、(e)前記半導体基板の表面の、未反応
    の前記金属膜を除去する工程、を含むことを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、前記(c)工程の後、前記(d)工程
    の前に、前記第1のパターンの表面上の第1の膜を選択
    的に除去する工程を含むことを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の半導体集積回路
    装置の製造方法であって、前記第1の膜は窒化シリコン
    膜であることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 (a)半導体基板の表面に第1の多結晶
    シリコン膜を堆積した後、その第1の多結晶シリコン膜
    をパターニングし、第1のパターンを形成する工程、
    (b)前記半導体基板の表面に第2の多結晶シリコン膜
    を堆積した後、その第2の多結晶シリコン膜をパターニ
    ングし、第2のパターンを形成する工程、(c)前記半
    導体基板の表面に第1の絶縁膜を堆積し、その第1の絶
    縁膜をエッチバックして、前記第1のパターンおよび前
    記第2のパターンの側壁にサイドウォールスペーサを形
    成する工程、(d)前記半導体基板に不純物を導入する
    ことで、抵抗素子形成用の半導体領域を形成する工程、
    (e)前記半導体基板の表面に第2の絶縁膜を堆積した
    後、前記第1のパターンの表面の全部もしくは一部が覆
    われ、前記第2のパターンおよび前記抵抗素子用の半導
    体領域の表面の全部もしくは一部が露出されるように前
    記第2の絶縁膜をパターニングする工程、(f)前記半
    導体基板の表面に金属膜を堆積した後、前記半導体基板
    に熱処理を施す工程、(g)前記半導体基板の表面の、
    未反応の前記金属膜を除去する工程、を含むことを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半
    導体集積回路装置の製造方法であって、前記第1のパタ
    ーンは抵抗素子を含み、前記第2のパターンは電界効果
    トランジスタのゲート電極を含むことを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半
    導体集積回路装置の製造方法であって、前記第1のパタ
    ーンは抵抗素子および容量素子の下部電極を含み、前記
    第2のパターンは容量素子の上部電極および電界効果ト
    ランジスタのゲート電極を含むことを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の半導体集積回路
    装置の製造方法であって、前記第2のパターンは第2の
    抵抗素子を含むことを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
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