JP2001250624A - 雌側端子金具 - Google Patents

雌側端子金具

Info

Publication number
JP2001250624A
JP2001250624A JP2000057131A JP2000057131A JP2001250624A JP 2001250624 A JP2001250624 A JP 2001250624A JP 2000057131 A JP2000057131 A JP 2000057131A JP 2000057131 A JP2000057131 A JP 2000057131A JP 2001250624 A JP2001250624 A JP 2001250624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
free end
contact piece
terminal fitting
wall surface
elastic contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000057131A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Shinozaki
哲也 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000057131A priority Critical patent/JP2001250624A/ja
Publication of JP2001250624A publication Critical patent/JP2001250624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄側端子金具のタブ部との円滑な挿入操作が
行えるとともに、十分な接触加重を得ることができる雌
側端子金具を提供することにある。 【解決手段】 雌側端子金具1の前部には、角筒状の連
結部3が設けられている。連結部3の内部には、タブ部
2Aに対して弾性的に接触可能な弾性接触片6が延設さ
れている。弾性接触片6は、前側から後側に向かって延
設された後に、自由端6Aが後方に向かって滑らかに折
り曲げられており、全体として側面が略U字状とされて
いる。また、自由端6Aは、更に僅かに下方に向かって
折り曲げられて、対向壁面3Bに接触している。タブ部
2Aが連結部3内に挿入されると、弾性接触片6の弾性
力に加えて、対向壁面3Bが自由端6Aを支持する支持
力が作用するので、適度な接触加重を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌側端子金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7には、特開平10−189102号
に開示された雌側端子金具100を示した。この端子金
具100の前部には、雄側端子金具のタブ部101を受
入可能な角筒状の連結部102が設けられている。連結
部102の内部には、タブ部101に対して弾性的に接
触可能な弾性接触片103が設けられている。この弾性
接触片103は、連結部102の上壁面102Aの一部
が前側から後側に向かって延設され、その中央部がヘア
ピン状に折り曲げられて、自由端104が前方に向かう
ように略U字状に構成されている。また、自由端104
は、連結部102の下壁面102Bから上側に離間した
位置に浮いた状態となっている。雌雄両端子金具が接続
されると、タブ部101が弾性接触片103の内側に挿
入されるとともに、タブ部101が弾性接触片103と
上壁面102Aとによって上下方向から弾性的に挟み付
けられるようにして接続が図られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、雌雄両端子
金具が接続されるときに、タブ部101が前方斜め上方
から挿入された場合には、タブ部101の先端が、自由
端104と下壁面102Bとの間の離間部分Sから嵌ま
り込んでしまい、自由端104を押し上げてしまうこと
があり得る。また、自由端104が下壁面102Bから
浮いた状態となっているため、タブ部101を挟み付け
るときの加重は、弾性接触片103のみの弾性力のみに
よって発生させなければならない。このため、弾性接触
片103のばらつきによっては、十分な接触加重が得ら
れない可能性があった。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、雄側端子金具のタブ部との円
滑な挿入操作が行えるとともに、十分な接触加重を得る
ことができる雌側端子金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る雌側端子金具は、前側から連
結される相手側端子金具のタブ部に対して、弾性的に接
触可能な弾性接触片を備えた連結部を設けたものであっ
て、前記弾性接触片は、前記連結部内において、前側か
ら後側に向かって延設され、その自由端が前側に向かう
ように折り返して形成されているとともに、前記自由端
は、前記連結部内の壁面に対して弾性的に接触している
ことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記自由端は、前記連結部内において、前記
弾性接触片が延設されている壁面に対向する対向壁面に
接触していることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、弾性接触片の自由端は、連結部内の壁面に弾性的
に接触しているため、タブ部が挿入されたときには、弾
性接触片自体の弾性力に加えて、連結部の壁面が自由端
を支持する支持力が作用するようになる。このため、雌
雄両端子金具が接続したときに、十分な接触加重を得る
ことができる。
【0008】請求項2の発明によれば、自由端は、対向
壁面に接触している。このため、自由端と連結部の壁面
との間に離間した部分がないため、タブ部が自由端を押
し上げてしまう事態が回避される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態につい
て、図1〜図6を参照しつつ、詳細に説明する。図1に
は、雌側端子金具1(以下、「端子金具1」と称す
る。)の側面図を示した。なお、以下の説明において、
雌雄両端子金具1,2が接続を開始する側を前側
(F)、電線Wが接続される側を後側(R)とし、図1
に示す位置関係において、上側(U)および下側(L)
を示す。
【0010】この端子金具1は、導電性の金属板材を型
抜きした後に、折り曲げて形成されており、相手側の雄
側端子金具2(図6にのみ示す)に接続可能とされてい
る。端子金具1の後部には、前後一対のバレル4,5が
設けられている。このうち、前側に突設されるワイヤバ
レル4は、左右の側壁面から一対に突設されており、電
線Wの志線部WAをかしめ付けることで、電線Wと端子
金具1とを電気的に接続する。また、後側に突設される
インシュレーションバレル5は、同様に左右の側壁面か
ら一対に突設されており、電線Wの外皮をかしめ付け
る。
【0011】また、端子金具1の前部には、略角筒状の
連結部3が設けられており、この連結部3の内部には、
雄側端子金具2のタブ部2Aに対して弾性的に接触可能
な弾性接触片6が設けられている(後に詳述する。)。
また、連結部3の上面側には、斜め後方に向かってラン
ス7が延設されている。このランス7は、上下方向に弾
性変形可能とされているとともに、図示しないハウジン
グの内部に弾性的に係合することで端子金具1を抜け止
めする。また、連結部3の上面には、スタビライザ8が
突設されており、端子金具1のハウジング内への逆挿入
を防止している。
【0012】次に、図4〜図6を参照しつつ、連結部3
の内部構成について説明する。図4に示すように、弾性
接触片6は、連結部3を形成する部分において、後端部
付近からスリット9によって離間されており、前側から
後側に向かうようにして帯状に延設されている。また、
弾性接触片6の自由端6A付近には、左右方向から一対
の傾斜部10が設けられ、先細状とされている。弾性接
触片6は端子金具1が折曲げ形成されるときには、自由
端6Aが前側に向かうように滑らかに折り返されて、全
体として側断面が略U字状とされる(図6を参照)。
【0013】また、自由端6A付近では、さらに僅かに
下方に折り返されて、略への字状とされている。こうし
て、弾性接触片6は、連結部3の上側の壁面3Aから延
設されて、その自由端6Aは、壁面3Aに対向する下側
の対向壁面3Bに対して弾性的に接触するようにして構
成されている。また、傾斜部10が設けられている部分
には、接触突部11が打ち出し形成されている。同様に
壁面3Aからは、接触突部11に対向する位置に、接触
突部12が打ち出し形成されており、両接触突部11,
12によってタブ部2Aを弾性的に挟み付けながら接触
するようになっている。
【0014】次に上記のように構成された本実施形態の
作用および効果について説明する。相手側の端子金具2
のタブ部2Aが、連結部3の前側から押し込まれてくる
と、タブ部2Aは両接触突部11,12の間に挿入され
ながら連結操作が進行する。このとき、両接触突部1
1,12は、タブ部2Aからの押圧力によって、互いに
離間する方向に作用を受ける。上側の接触突部11は、
連結部3によって、その作用を受けることになる。一
方、下側の接触突部12では、自由端6Aと対向壁面3
Bとの接触部分と、弾性接触片6の弾性力とでタブ部2
Aからの押圧力を受けることになる。このように、本実
施形態によれば、弾性接触片6の自由端6Aは、連結部
3の対向壁面3Bに弾性的に接触するようにしたので、
タブ部2Aが挿入されたときには、弾性接触片6自体の
弾性力に加えて、連結部3の対向壁面3Bが自由端6A
を支持する支持力が作用するようになる。このため、雌
雄両端子金具1,2が接続したときに、十分な接触加重
を得ることができる。
【0015】また、タブ部2Aが挿入されるときには、
連結部3に対して斜め上方から挿入されることがあり得
る(図6において、二点鎖線で示したタブ部2Aを参
照)。本実施形態では、自由端6Aは、対向壁面3Bに
接触するようにしたので、自由端6Aと対向壁面3Bと
の間には、タブ部2Aの進入を許容するような離間部分
が形成されない。このため、タブ部2Aが斜め上方から
挿入されたとしても、タブ部2Aが自由端6Aを押し上
げてしまう事態が回避される。
【0016】ところで、端子金具1を形成する板材等の
要因によっては、弾性接触片6を等幅形状の帯上片とし
た場合には、自由端と対向壁面との間の弾性力が強すぎ
て、接触加重が期待以上に強まってしまうことがある。
そのような場合には、本実施形態のように、自由端6A
付近を先細形状として、対向壁面3Bからの支持力を調
整して、両端子金具1,2の接触加重を調整することが
できる。
【0017】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。本実施形態によれば、自由端6Aは対向壁面3
Bに接触しているが、本発明によれば、自由端は必ずし
も対向壁面に接触する必要はなく、例えば、連結部の側
壁面から打ち出された突起に接触するようにして構成し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における端子金具の側面図
【図2】端子金具の正面図
【図3】端子金具の平面図
【図4】端子金具の展開図
【図5】端子金具の正断面図
【図6】端子金具の側断面図
【図7】従来における端子金具の側断面図
【符号の説明】
1…雌側端子金具 2…雄側端子金具 2A…タブ部 3…連結部 3A…壁面 3B…対向壁面 6…弾性接触片 6A…自由端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側から連結される相手側端子金具のタ
    ブ部に対して、弾性的に接触可能な弾性接触片を備えた
    連結部を設けた雌側端子金具であって、 前記弾性接触片は、前記連結部内において、前側から後
    側に向かって延設され、その自由端が前側に向かうよう
    に折り返して形成されているとともに、前記自由端は、
    前記連結部内の壁面に対して弾性的に接触していること
    を特徴とする雌側端子金具。
  2. 【請求項2】 前記自由端は、前記連結部内において、
    前記弾性接触片が延設されている壁面に対向する対向壁
    面に接触していることを特徴とする請求項1に記載の雌
    側端子金具。
JP2000057131A 2000-03-02 2000-03-02 雌側端子金具 Pending JP2001250624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000057131A JP2001250624A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 雌側端子金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000057131A JP2001250624A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 雌側端子金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001250624A true JP2001250624A (ja) 2001-09-14

Family

ID=18577978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000057131A Pending JP2001250624A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 雌側端子金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001250624A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112864668A (zh) * 2021-01-12 2021-05-28 上海昆文连接器系统有限公司 一种汽车连接器的端子结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112864668A (zh) * 2021-01-12 2021-05-28 上海昆文连接器系统有限公司 一种汽车连接器的端子结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4372138B2 (ja) 電気接点
EP0877390B1 (en) Female electrical terminal
US7544106B2 (en) Terminal fitting
JP2005302573A (ja) 雌端子金具
US5645458A (en) Electrical receptacle terminal
JP2617157B2 (ja) 雌型電気端子
JP2001185273A (ja) 雌型コンタクト及びそれを用いた電気コネクタ
JP3814221B2 (ja) 雄側端子金具
JPH10189102A (ja) 電気コンタクト
JP2004362973A (ja) 端子金具
US6551151B2 (en) Male terminal with curved interconnecting portion
JP3480707B2 (ja) 雌端子金具
JP2004362832A (ja) 端子金具
JP3282717B2 (ja) 圧接コネクタ
JP3402435B2 (ja) プリント基板用コネクタ
US6428366B1 (en) Electrical terminal socket and method of fabricating same
JP3242843B2 (ja) 二部品構成の突き合わせ端子
JP2002134206A (ja) 端子金具
JP2004531044A (ja) 雌型電気接触子
JP2001250624A (ja) 雌側端子金具
JP2002124333A (ja) ジョイントコネクタ
JP3874346B2 (ja) 低挿入力メス側導体端子
JP3543664B2 (ja) 圧接端子金具
JP2003346958A (ja) 雌端子金具
JP2001196119A (ja) 端子金具