JP2001250426A - 複合ケーブル - Google Patents

複合ケーブル

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JP2001250426A
JP2001250426A JP2000058981A JP2000058981A JP2001250426A JP 2001250426 A JP2001250426 A JP 2001250426A JP 2000058981 A JP2000058981 A JP 2000058981A JP 2000058981 A JP2000058981 A JP 2000058981A JP 2001250426 A JP2001250426 A JP 2001250426A
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JP
Japan
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cable
lan
composite
connecting portion
coaxial cable
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JP2000058981A
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Takashi Mori
隆司 森
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビル内に情報通信網を張り巡らす際に、取扱
性に優れた複合ケーブルを提供する。 【解決手段】 複合ケーブル10は、同軸ケーブル12およ
びLANケーブル20が連結部32を介して分離配置されて
いる。連結部32には、長手方向に沿った所定間隔で貫通
窓34が設けられている。従って、連結部32を引き裂くだ
けで同軸ケーブル12とLANケーブル20とを容易に分離
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合ケーブルに係
り、例えばビル内に情報通信網を張り巡らすために、用
途が異なる複数のケーブルを一体的にまとめた複合ケー
ブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、1つのビル内に情報通信網
(以下、「LAN(Local Area Network「構内情報通信
網」)」という)を配索するために、その幹線伝送路と
してツイストペアケーブル(以下、「LANケーブル」
という)が多用されている。なお、ツイストペアケーブ
ルは、2本(Pair)の銅線を撚り合わせ(Twisted)て
1つの芯を形成したケーブルである。
【0003】LANケーブルを幹線伝送路として使用す
る場合、図3に示すような複合ケーブルが多用されてい
る。この複合ケーブルは、用途が異なる複数のケーブル
として、LANケーブル50と同軸ケーブル52とがシース
54内に収められている(例えば実開平3-103510号公報参
照)。
【0004】このような複合ケーブルは、ビルを建設す
る際に所定個所に配索され、内装工事の進み具合に合っ
た適当な時期に、シース54の端部を切り裂いて必要なケ
ーブル端子を取り出し、取り出したケーブルの識別マー
クに基づいて各装置の端子あるいは各接続器の端子に接
続することでLANの配線,結線が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した複
合ケーブルは、LANケーブル50および同軸ケーブル52
がシース54の内部に一体的に収められているため、例え
ば複合ケーブルからLANケーブル50のみを取り出す場
合、シース54を引き裂いて取り出した後、シース54を引
き裂いた箇所から同軸ケーブル52および介在56が抜け出
さないようにシース54の外周面にテープを巻き付ける必
要があり、作業性が悪いという問題がある。また、前述
した複合ケーブルは、LANケーブル50および同軸ケー
ブル52をシース54の内部に一体に収めるために、シース
54の直径寸法Dを比較的大径化せざるを得ず、取扱性が
低いという問題もある。
【0006】本発明は、前述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、例えばビルの中のフロア内
に情報通信網を張り巡らすにあたって、作業性,取扱性
に優れた複合ケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、同軸ケーブルおよびLANケーブル
が一体化された複合ケーブルであって、前記同軸ケーブ
ルおよび前記LANケーブルが略帯状の連結部を介して
分離配置されているとともに、前記連結部を厚み方向に
貫通する貫通窓が長手方向に沿って所定間隔で多数設け
られていることを特徴としている。
【0008】このように構成された複合ケーブルにおい
ては、同軸ケーブルおよびLANケーブルが分離配置さ
れているため、例えば複合ケーブルからLANケーブル
を取り出す際に、同軸ケーブルが外部露出する虞れがな
く、従来のような煩雑な作業が必要ないことになる。ま
た、この複合ケーブルにおいては、同軸ケーブルおよび
LANケーブルが略帯状の連結部を介して分離配置され
ているため、それぞれの外径寸法を従来に比較して小径
化できるとともに、連結部の緩衝効果により同軸ケーブ
ルおよびLANケーブルにある程度独立した柔軟性が得
られることになる。これにより従来に比較して良好な取
扱性が得られることになる。
【0009】その上、このような複合ケーブルにおいて
は、連結部に貫通窓が多数設けられているため、連結部
に貫通窓が設けられていない場合に比較して、連結部を
長手方向に沿って容易に切り裂け、これにより同軸ケー
ブルおよびLANケーブルを容易に分割できることにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る複合
ケーブルの断面図、図2は複合ケーブルの部分側面図で
ある。
【0011】図1に示すように、本発明の実施形態であ
る複合ケーブル10は、同軸ケーブル12およびLANケー
ブル20を一体化させたものであって、同軸ケーブル12お
よびLANケーブル20が互いのシース15,28を介して分
離配置するために、同軸ケーブル12およびLANケーブ
ル20の間に略帯状の連結部32が介装されている。
【0012】同軸ケーブル12およびLANケーブル20を
連結部32を介して分離配置することにより、複合ケーブ
ル10からLANケーブル20を取り出す際に、連結部32を
引き裂くことで同軸ケーブル12およびLANケーブル20
を分離できる。従って、シース15,28を引き裂いて取り
出す必要がない。このため、シースを引き裂いた箇所か
ら介在が抜け出さないようにテープを巻き付ける作業が
不要となる。
【0013】また、同軸ケーブル12およびLANケーブ
ル20を連結部32で分離配置したので、複合ケーブル10を
いわゆる平形状にすることにより、各々のシース15,28
の直径D1,D2を小さくすることができる。このた
め、例えば複合ケーブル10を配線する際に、取扱性を損
なうことなく比較的容易に配線することができる。
【0014】同軸ケーブル12は、心線13の周囲に介在14
を配置し、介在14をシース15で被覆したものである。L
ANケーブル20は、ツイストペアケーブル22,22を撚り
合わせ1つの芯を形成し、ツイストペアケーブル22,22
を介在26で被覆し、介在26をシース28で被覆したもので
ある。なお、ケーブル22は一対の心線23,23をシース24
で被覆したものである。
【0015】図2に示すように、各連結部32は、同軸ケ
ーブル12およびLANケーブル20を連結するために、一
定間隔Lをおいて形成されていて、隣り合う他の連結部
32との間が貫通窓34となっている。連結部32の材質とし
ては、同軸ケーブル12およびLANケーブル20のシース
15,28と同じ材質であることが好ましいが、シース15,
28の材質と異なっても支障はない。
【0016】一定間隔Lは、連結部32の材質によって左
右されるが、3cm〜 100cmの範囲に設定されている。一
定間隔Lを3cm以上と設定した理由は、一定間隔Lが3
cmより小さいと間隔が狭すぎて、同軸ケーブル12および
LANケーブル20の連結が不充分になり、複合ケーブル
10の取り扱い性が低下する。
【0017】また、一定間隔Lを100cm以下と設定した
理由は、一定間隔Lが 100cmを越えると間隔が広すぎて
連結部32を引き裂き難くなって同軸ケーブル12とLAN
ケーブル20とを簡単に切り離すことができなくなるから
である。
【0018】このように、同軸ケーブル12およびLAN
ケーブル20の間に略帯状の連結部32を介装したので、連
結部32を引き裂くだけで同軸ケーブル12とLANケーブ
ル20とを簡単に切り離すことができる。なお、連結部32
の幅Wは、例えば同軸ケーブル12およびLANケーブル
20の直径D1,D2に合わせて適宜設定する。
【0019】次に、複合ケーブル10をLANの各装置に
配線、結線をする例を説明する。先ず、複合ケーブル10
を、新築の際にLANの各装置の配置予定箇所間、ある
いは各装置の接続器の配置予定箇所間に配置しておく。
ここで、同軸ケーブル12およびLANケーブル20を分離
配置して各々のシース15,28の径を小さくしたので、複
合ケーブル10の配線を比較的容易に配線することができ
る。
【0020】次に、内装工事の進み具合に合った適当な
時期に、複合ケーブル10の端部の連結部32を切り裂い
て、同軸ケーブル12およびLANケーブル20のうちの必
要なケーブル端子を取り出す。ここで、同軸ケーブル12
およびLANケーブル20を連結部32で分離配置したの
で、連結部32を引き裂くだけで、同軸ケーブル12および
LANケーブル20のうちの必要なケーブル端子を容易に
取り出すことができる。
【0021】次いで、取り出したケーブルの識別マーク
に基づいてLANの各装置の端子あるいは各接続器の端
子に接続する。このように、複合ケーブル10を使用する
ことにより、LANの各装置への配線の際の取扱性を損
なうことなく、所要の配線を一度で済ませることができ
る。
【0022】なお、本発明の複合ケーブル10は、前述し
た実施の形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改
良等が可能である。例えば、複合ケーブル10をLANの
配線、結線に使用した状態を説明したが、その他の配線
や結線に使用してもよい。
【0023】その他、前述した実施形態において例示し
たLANケーブル20は、本発明を達成できるものであれ
ば任意であり、一対のワイヤ22,22を介在26で被覆し、
介在26をシース28で被覆したものに限定されない。ま
た、同軸ケーブル12およびLANケーブル20を連結部32
で一体化させた状態について説明したが、連結部32を使
用しないで同軸ケーブル12およびLANケーブル20を分
離配置してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、同軸ケーブルおよびLANケーブルが互いのシース
を介して分離配置されているため、複合ケーブルからL
ANケーブルを取り出す際に、シースを引き裂いて取り
出す必要がなく、これにより従来のようにテープを巻き
付ける作業を不要にできる。
【0025】また、同軸ケーブルおよびLANケーブル
を分離配置したので、各々のシースの径を小さくするこ
とができる。このため、例えば複合ケーブルの配線を比
較的容易に配線できる。従って、例えばビル内に情報通
信網を張り巡らす際に、取扱性に優れた複合ケーブルが
得られる。
【0026】さらに、本発明によれば同軸ケーブルおよ
びLANケーブル間に略帯状の連結部が介装されている
ため、連結部を引き裂くだけで同軸ケーブルとLANケ
ーブルとを簡単に切り離せる。このため、例えば複合ケ
ーブルの配線を比較的容易に配線できる。従って、例え
ばビルのなかのフロア内に情報通信網を張り巡らす際
に、取扱性に優れた複合ケーブルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合ケーブルの断面図である。
【図2】本発明に係る複合ケーブルの側面図である。
【図3】従来の複合ケーブルを示す断面図である。
【符号の説明】
10 複合ケーブル 12 同軸ケーブル 15,28 シース 20 LANケーブル 32 連結部 34 貫通窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルおよびLANケーブルが一
    体化された複合ケーブルであって、 前記同軸ケーブルおよび前記LANケーブルが略帯状の
    連結部を介して分離配置されているとともに、前記連結
    部を厚み方向に貫通する貫通窓が長手方向に沿って所定
    間隔で多数設けられていることを特徴とする複合ケーブ
    ル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200473979Y1 (ko) 2013-05-30 2014-08-14 김희록 고강도 천을 이용한 케이블 정리장치
JP2017005294A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 株式会社フジクラ 複合ケーブル及び無線通信システム

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KR200473979Y1 (ko) 2013-05-30 2014-08-14 김희록 고강도 천을 이용한 케이블 정리장치
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324