JP2001248565A - 自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法 - Google Patents
自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法Info
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Abstract
電気機器等の正常,異常を自動的に、且つ定期的に判断
し、その故障を防止し、安全性,信頼性の向上を図る自
動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法
及び浄水化方法を提供する。 【解決手段】 コンプレッサ9が、例えば、約100時
間運転する毎に給水系10と排水系11から循環水の供
給,排出を行いレベルセンサ3の上方検出スイッチ4や
下方検出スイッチ5の作動を確認する。また、給水系1
0や排水系11の給水側電磁弁1及び排水側電磁弁2の
作動を確認する。レシーバタンク6内の蓄水がレベルセ
ンサ3の上下のレベルに確実に保持されることを確認す
ることにより前記電気機器の正常,異常が判断される。
また、この方法を例えば、10回繰返すことによりコン
プレッサ系の循環水が新水となり、塵埃の堆積が防止さ
れる。
Description
ッサ系に設けられ循環水の自動給排を行う電磁弁やレベ
ルセンサの正常又は異常を自動検出しコンプレッサの自
己診断を行う方法と、コンプレッサ系内に存在する水の
清浄化を行う方法に関する。
に油を用いるものやオイルレス,オイルフリー等のもの
が採用される他、水循環式のものが採用される。水循環
式のコンプレッサは油による公害の防止ができる点にお
いて優れると共に、コンプレッサの各構成要素の機密度
においてオイルレスやオイルフリーのものに較べて高レ
ベルであり、圧縮効果を向上させる効果を有するものと
し重要視されるコンプレッサの型式の1つである。また
比較的安価に実施できる特徴を有する。
の場合、循環水は自動給排されるように自動制御される
ものが一般である。従って、水循環式コンプレッサ系に
は循環水の蓄水を行うレシーバタンクにレベルセンサや
給水側電磁弁や排水側電磁弁等が付設される。これ等は
制御機構部により自動制御されるものであるが、これ等
が正常に機能するか否かがコンプレッサの信頼性向上の
上で重要な課題となる。特に循環水にはゴミ等が混在す
る場合が多く、また、水中に混在されているミネラルの
折出がある。このため、レベルセンサや前記の各電磁弁
等が正常に機能しなくなる問題点がある。また、長時間
運転によりコンプレッサ系内の循環水が汚染され、循環
水として十分な機能を果せなくなる問題点がある。
で、コンプレッサの自動運転中において前記レベルセン
サや電磁弁等の正常,異常を自己判断すると共に循環水
を自動的に清浄化する自動給排水の水循環式コンプレッ
サにおける自己診断方法及び浄水化方法を提供すること
を目的とする。
達成するために、水循環式コンプレッサ系のレシーバタ
ンクに係合して配置されタンク内蓄水の上下位置の検出
スイッチを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク
内に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レ
シーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側
電磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を
有する自動給排水水循環式コンプレッサにおける自己診
断方法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が
通常状態に保持されて運転されているコンプレッサの作
動時間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順
と、その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側
電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水す
る第2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過
後に前記レベルセンサの下方検出スイッチのON,OF
Fを確認する第3の手順と、該第3の手順において前記
下方検出スイッチがOFFの場合には前記レベルセンサ
及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断する
と共にONの場合には正常と判断する第4の手順と、前
記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前
記レシーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該
第5の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセン
サの上方検出スイッチのON,OFFを確認する第6の
手順と、該第6の手順について前記上方検出スイッチが
OFFの場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の
双方又はいずれか一方が異常と診断すると共にONの場
合には正常と判断する第7の手順と、該第7の手順で正
常と判断した場合に前記排水側電磁弁を開にして前記レ
シーバタンク内の蓄水の水位を通常状態に復帰しコンプ
レッサの運転を続行させる第8の手順とを行う自動給排
水の水循環式コンプレッサを特徴とするものである。
のレシーバタンクに係合して配置されタンク内蓄水の上
下位置の検出スイッチを有するレベルセンサと、前記レ
シーバタンク内に新水を供給する系路を開閉する給水側
電磁弁と、レシーバタンク内の蓄水を排出する系路を開
閉する排水側電磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う
制御機構部を有する自動給排水水循環式コンプレッサに
おける浄水化方法であって、前記レシーバタンク内の蓄
水の水位が通常状態に保持されて運転されているコンプ
レッサの作動時間が一定時間経過したか否かを検出する
第1の手順と、その時間において前記給水側電磁弁を閉
にし排水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄
水を排水する第2の手順と、該第2の手順開始時から所
定時間経過後に前記レベルセンサの下方検出スイッチの
ON,OFFを確認する第3の手順と、該第3の手順に
おいて前記下方検出スイッチがOFFの場合には前記レ
ベルセンサ及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常
と診断すると共にONの場合には正常と判断する第4の
手順と、前記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を
開として前記レシーバタンク内に新水を供給する第5の
手順と、該第5の手順開始時から所定時間経過後に前記
レベルセンサの上方検出スイッチのON,OFFを確認
する第6の手順と、該第6の手順について前記上方検出
スイッチがOFFの場合には前記レベルセンサ及び給水
側電磁弁の双方又はいずれか一方が異常と診断すると共
にONの場合には正常と判断する第7の手順と、前記第
1の手順から第7の手順までを複数回連続して繰返し行
う第8の手順と、該第8の手順終了後に前記レシーバタ
ンク内の蓄水の水位を通常状態に保持してコンプレッサ
の運転を続行させる第9の手順とを行う自動給排水の水
循環式コンプレッサにおける浄水化方法を特徴とするも
のである。
約100時間であり、前記第8の手順における複数回が
約10回であることを特徴とするものである。
水を上下に変化させることによりレベルセンサの上下方
の検出スイッチの正常,異常を判断することができると
共に循環水の給排水を行うための電磁弁の正常,異常が
判断される。この動作はコンプレッサの運転中において
適宜のタイミングで行われるが、通常の場合約100時
間運転毎に行うことによりコンプレッサ系の正常判断が
十分に行われる。また、循環水は運転時間に比例して汚
染されるが、前記したレシーバタンク内の蓄水の給排水
動作を複数回行うことによりコンプレッサ系内の循環水
の清浄化が行われる。即ち、運転続行しながら浄水化が
行われる。この複数回は経験上約10回程度がよい。以
上により、水循環式コンプレッサの信頼性向上が図れ
る。また、本発明の方法は簡便のものであり、特別な装
置を必要とせず安価に実施できる。
環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法
を図面を参照して詳述する。まず、図1により、本発明
方法の適用される自動給排水式の水循環式コンプレッサ
の全体構成を説明する。なお、図1において本発明方法
と直接関係のない要素についてはその構成内容の表示や
説明を省略している。
して次の構成要素を有するものからなる。即ち、モータ
8で駆動されるコンプレッサ9と、循環水が蓄水される
レシーバタンク6と、レシーバタンク6に付設され上方
検出スイッチ4と下方検出スイッチ5を有するレベルセ
ンサ3と、コンプレッサ系に新水を供給する給水系10
と、コンプレッサ系の循環水を排水する排水系11と、
レシーバタンク6から空気を使用側13に送出する空気
送出系12と、コンプレッサ9に空気を供給する空気供
給系14と、レシーバタンク6内の蓄水7を再びコンプ
レッサ9側に戻入する戻水系15と、レシーバタンク6
から空気と水を含む混合気16を空水分離して空気供給
系14の空気のコントロールを行う空気コントロール系
17と、各系や機器の制御を行う制御機構部18等とか
らなる。
用され、本発明ではその型式については特に限定するも
のではないが、例えば、スクリュータイプやスクロール
タイプのものが適用される。コンプレッサ9からは空気
と水を混合した混合気16が逆止弁19を有する配管2
0を介してレシーバタンク6に送られる。レシーバタン
ク6は図示のように密閉タンクからなり、空気と分離し
た水はレシーバタンク6の底面側に蓄水7となって蓄溜
される。また、レシーバタンク6にはその蓄水7のレベ
ルを検出するレベルセンサ3が付設され、レベルセンサ
3には蓄水7の上方限度位置を検出するための上方検出
スイッチ4と下方限度位置を検出するための下方検出ス
イッチ5が設けられている。
管22と、配管22から分岐して逆止弁付手動バルブ2
4を介してレシーバタンク6に連結される分岐管23
と、配管22内に設けられるストレーナ25及び給水側
電磁弁1等とからなり、配管22は吸気容量調整弁26
を介してコンプレッサ9側に連結される。
面に連結される配管28とこれから分岐し手動排水バル
ブ29を有する分岐管30と、配管28に設けられるス
トレーナ31及び排水側電磁弁2等からなり、配管28
及び分岐管30は排水バルブ33を有する排水管32に
より図略の排水側に連結される。
空気を送り出す配管34と、この配管34内に設けられ
る逆止弁付保圧弁35や圧力計36等とからなり、ドラ
イヤ37を介して圧縮空気の使用側13に連結される。
気容量調整弁14等からなる。また、空気コントロール
系17は空気供給系14に作動空気を送るものでレシー
バタンク6側に連結される配管38と、エアフィルタ3
9と図略の圧力調整弁,圧力スイッチ,電磁弁,保圧
弁,サイレンサ等からなるコントロール空気供給部40
等からなり、コントロール空気供給部40は配管41に
より空気供給系14の吸気容量調整弁26に連結し、そ
のコントロールを行う。なお、配管38内には混合気1
6が存在するが、エアフィルタ39を通過した配管41
内には空気のみが存在する。
箇所に連結する配管42と、この配管42が連結される
クーラ43と、クーラ43により冷却された水をコンプ
レッサ9側に戻入するための配管44等とからなり、配
管44には水フィルタ45や電気弁46及び分岐管47
の差圧スイッチ48等が設けられている。
の全体をコントロールする制御部であり、各電気機器等
に連結され、そのコントロールを行う。その詳細内容は
省略するが、少なくともレベルセンサ3の上方検出スイ
ッチ4や下方検出スイッチ5の検出結果の異常により警
告を発する警告部49や給水側電磁弁1や排水側電磁弁
2の開閉時期やその開閉制御を行う制御部やコントロー
ル部50を備えるものからなる。
動作を簡単に説明する。モータ8により駆動されるコン
プレッサ9は空気供給系14から空気が供給され該空気
は圧縮されて循環用の水と混合した状態で混合気16と
なって逆止弁19や配管20を介してレシーバタンク6
内に送られる。レシーバタンク6内では混合気16が空
気と水に分離され水は蓄水7となってレシーバタンク6
の底面側に蓄溜される。レシーバタンク6の上方側には
配管34,38が連結され、蓄水7の部分には配管42
が連結される。配管34内の空気は圧縮空気であり、ド
ライヤ37等を介して使用側13に送られる。
が存在しているが、この混合気16はエアフィルタ39
で分離され、分離された空気はコントロール空気供給部
40を介して空気供給系14の吸気容量調整弁26等の
コントロールを行う。一方、配管42内の水はクーラ4
3等を介し、適宜コンプレッサ9側戻入されて循環され
る。
には所定の位置(レベルセンサ3のほぼ中間位置)に保
持される。このコントロールは給水系10と排水系11
の給排水の自動コントロールにより行われ、制御機構部
18はそのコントロールを行う。
プレッサの自己診断方法を説明する。この自己診断方法
は、レベルセンサ3と給水系10の給水側電磁弁1及び
排水系11の排水系電磁弁2の作動の正常又は異常を行
うものでこれ等が正常に機能している場合は、コンプレ
ッサ系の自動給排水が円滑に行われることになる。
2,図3及び図4のフローチャートにより説明する。ま
ず、コンプレッサ9が通常運転状態で運転されていると
して(第1のステップ100)運転開始から一定時間
(例えば、100時間)経過したかどうかを検出する
(ステップ101)。次に、給水側電磁弁1を閉にする
と共に排水側電磁弁2を開にする(ステップ102)。
排水側電磁弁2が正常の場合はレシーバタンク6内の蓄
水7は次第に排水され、レベルセンサ3及びその下方検
出スイッチ5が正常の場合には図2に示すようにレベル
センサ3が下方検出スイッチ5が作動し、その状態で蓄
水7の排水が停止する。即ち、一定時間経過した後に下
方検出スイッチ5が作動(ON)したかどうかがチェッ
クされる(ステップ103)。ONの場合(yesの場
合)は図2に示す状態でありレベルセンサ3や下方検出
スイッチ5や排水側電磁弁2が正常状態にあると判断さ
れる(ステップ104)。逆に一定時間経過しても図2
に示す状態にならない場合(noの場合)はレベルセン
サ3等が異常と判断され(ステップ105)これ等の点
検,修理が行われる(ステップ106)。
は、排水側電磁弁2を閉止し、給水側電磁弁1を開放す
る(ステップ107)。これによりレシーバタンク6内
の蓄水7のレベルが増大する。図3に示すようにレベル
センサ3及びその上方検出スイッチ4や給水側電磁弁1
が正常の場合は蓄水7は図示の状態となる。即ち、一定
時間経過した後に上方検出スイッチ4が作動し(ON)
たかどうかがチェックされる(ステップ108)。ON
の場合(yesの場合)は図3の状態であり、レベルセ
ンサ3や上方検出スイッチ5や給水側電磁弁1が正常状
態にあると判断される(ステップ109)。逆に一定時
間経過しても図3に示す状態にならない場合(noの場
合)はレベルセンサ3等が異常であると判断され(ステ
ップ110)、これ等の点検,修理が行われる(ステッ
プ111)。
出スイッチ4及び下方検出スイッチ5,給水側電磁弁
1,排水側電磁弁2が正常と判断された場合には排水側
電磁弁2を開放し、レシーバタンク6内の蓄水7の水位
を通常状態に復帰させてコンプレッサの運転を続行させ
る(ステップ112)。以上の説明において一定時間は
適宜のものでよいが経験上100時間を1つの目安とし
ている。
プレッサの浄水化方法について説明する。水循環式のコ
ンプレッサの場合、循環水は常時清浄化されることが必
要である。一方、コンプレッサ内に吸入される空気中に
は何等かの塵埃が混入していることが多い。また、循環
水自体にも各種のミネラル分が含まれており、これ等が
加熱されて固化し、循環水内に混在する場合が生ずる。
このため、循環水は時折排出させて浄化する必要があ
る。一方、コンプレッサは通常は常時継続運転される場
合が多く、循環水の交換のためにコンプレッサを停止さ
せることは好ましくない。そこで本発明は、コンプレッ
サが運転されている状態で循環水を浄水化方法を提供す
るものである。
した自己診断方法を複数回繰返し行うものである。前記
の自己診断方法はレシーバタンク6内の蓄水の排出と新
水の導入を行うものであり、この方法を繰返し行うこと
によりコンプレッサ9やレシーバタンク6内の循環水が
新水と入れ替ることが可能になる。即ち、図4に示した
ステップ100からステップ112までの行程を図4の
点線に示すように繰返し行わせることにより浄水化を行
うことができる。この繰返し回数も適宜のものでよい
が、経験上約10回程度を1つの目安としているがこれ
に限定するものではない。
はすべて制御機構部18により自動的に行われる。この
ため、コンプレッサ9を停止する必要がなく、コンプレ
ッサの稼動率を低下させることもない。制御機構部18
には前記のように警告部49やコントロール部50等が
設けられ、前記の異常時(ステップ105,110)の
場合は警報が発せられる。また、前記の100時間や1
0回の数字もコントロール部50により自由に設定変更
することができる。
水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法によれ
ば、コンプレッサの運転状態において循環水の給排に係
る機器類の正常,異常が自動的に判断されるため、コン
プレッサ系の故障が防止され、安定性,信頼性の向上が
図れる。 2)本発明の請求項2に記載の自動給排水の水循環式コ
ンプレッサにおける浄水化方法によれば、コンプレッサ
の運転中において循環水の浄水化が自動的に行われ、コ
ンプレッサの故障防止、安定性,信頼性の向上が図れ
る。
構成図。
式図。
式図。
Claims (4)
- 【請求項1】 水循環式コンプレッサ系のレシーバタン
クに係合して配置されタンク内蓄水の上下位置の検出ス
イッチを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク内
に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レシ
ーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側電
磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を有
する自動給排水水循環式コンプレッサにおける自己診断
方法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が通
常状態に保持されて運転されているコンプレッサの作動
時間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順
と、その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側
電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水す
る第2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過
後に前記レベルセンサの下方検出スイッチのON,OF
Fを確認する第3の手順と、該第3の手順において前記
下方検出スイッチがOFFの場合には前記レベルセンサ
及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断する
と共にONの場合には正常と判断する第4の手順と、前
記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前
記レシーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該
第5の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセン
サの上方検出スイッチのON,OFFを確認する第6の
手順と、該第6の手順について前記上方検出スイッチが
OFFの場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の
双方又はいずれか一方が異常と診断すると共にONの場
合には正常と判断する第7の手順と、該第7の手順で正
常と判断した場合に前記排水側電磁弁を開にして前記レ
シーバタンク内の蓄水の水位を通常状態に復帰しコンプ
レッサの運転を続行させる第8の手順とを行うことを特
徴とする自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自
己診断方法。 - 【請求項2】 水循環式コンプレッサ系のレシーバタン
クに係合して配置されタンク内蓄水の上下位置の検出ス
イッチを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク内
に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レシ
ーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側電
磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を有
する自動給排水水循環式コンプレッサにおける浄水化方
法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が通常
状態に保持されて運転されているコンプレッサの作動時
間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順と、
その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側電磁
弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水する第
2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過後に
前記レベルセンサの下方検出スイッチのON,OFFを
確認する第3の手順と、該第3の手順において前記下方
検出スイッチがOFFの場合には前記レベルセンサ及び
排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断すると共
にONの場合には正常と判断する第4の手順と、前記排
水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前記レ
シーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該第5
の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの
上方検出スイッチのON,OFFを確認する第6の手順
と、該第6の手順について前記上方検出スイッチがOF
Fの場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の双方
又はいずれか一方が異常と診断すると共にONの場合に
は正常と判断する第7の手順と、前記第1の手順から第
7の手順までを複数回連続して繰返し行う第8の手順
と、該第8の手順終了後に前記レシーバタンク内の蓄水
の水位を通常状態に保持してコンプレッサの運転を続行
させる第9の手順とを行うことを特徴とする自動給排水
の水循環式コンプレッサにおける浄水化方法。 - 【請求項3】 前記第1の手順における一定時間が約1
00時間である請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記第8の手順における複数回が約10
回である請求項2に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000061590A JP4471325B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000061590A JP4471325B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001248565A true JP2001248565A (ja) | 2001-09-14 |
JP4471325B2 JP4471325B2 (ja) | 2010-06-02 |
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JP2000061590A Expired - Lifetime JP4471325B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4471325B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107219087A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-09-29 | 江苏创源电子有限公司 | 一种茶水机寿命测试设备 |
CN107806724A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-03-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 水系统保护装置、控制方法、水系统及空调器 |
-
2000
- 2000-03-07 JP JP2000061590A patent/JP4471325B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107219087A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-09-29 | 江苏创源电子有限公司 | 一种茶水机寿命测试设备 |
CN107806724A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-03-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 水系统保护装置、控制方法、水系统及空调器 |
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