JP2001248000A - ワイヤを製造するための方法及び装置 - Google Patents

ワイヤを製造するための方法及び装置

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JP2001248000A JP2001036354A JP2001036354A JP2001248000A JP 2001248000 A JP2001248000 A JP 2001248000A JP 2001036354 A JP2001036354 A JP 2001036354A JP 2001036354 A JP2001036354 A JP 2001036354A JP 2001248000 A JP2001248000 A JP 2001248000A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針布用の鋸歯ワイヤの表面の全域に亘っての
満足すべき滑らかさを確保する方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 既に鋸歯が形成された全鋼の鋸歯ワイヤ
の中間製品を、電解質の入った電解層の中で電解研磨加
工に付する場合に、電解質と該中間製品との間に相対的
な動きを生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ワイヤ、特に、既
に鋸歯がつけられたワイヤのようなワイヤ状中間製品の
表面を電解質の入った電解槽の中で遂行される電解研磨
で平滑化する、全鋼の鋸歯ワイヤ針布のための鋸歯ワイ
ヤの製造方法に関するものである。本発明はまた、その
ような方法を遂行するのに適した装置にも関するもので
ある。
【0002】全鋼の鋸歯ワイヤ針布は、例えば、織物繊
維を紡糸、不織布などに加工するのに用いられている。
全鋼の鋸歯ワイヤ針布の個々の鋸歯ワイヤは、2mm未満
の高さと0.2mm以下の歯先領域の幅とを有している。
そのような精密な鋸歯ワイヤを製造するため、ワイヤ状
の初期材料は、通常最初に1以上の引き抜き加工に付さ
れ、そこでは、個々の引き抜き加工の間に、既に引き抜
かれた鋸歯ワイヤに少なくとも部分的に再び変形性を付
与するために、異なった熱処理が遂行されてもよい。こ
の下準備での後で、ワイヤには、通常適当なパンチング
装置で鋸歯が付けられる。このパンチング加工でつくら
れる鋸歯は、パンチング加工の前または後にやはり焼き
入れされてもよい。パンチング加工の後に、小さなパン
チングによるバリが、鋸歯ワイヤの表面に残る。更に、
前の加工段階によって生じたスケールのような不純物、
即ち酸化物残渣または熱処理の間に生じた汚物残渣が、
鋸歯ワイヤの表面に付着することがある。
【0003】鋸歯ワイヤ上のこれらの残渣は、鋸歯ワイ
ヤが後に織物繊維の加工に使用されるとき、特に高性能
の機械を使用するときに有害である。なぜならば、個々
の繊維が針布の歯に付着することがあり、そして、その
結果として針布が、例えば鋼製部品などを繊維及び不純
物で塞いで仕舞う傾向が増大するからである。これらの
不利点を回避するために、全鋼の鋸歯ワイヤ針布を製造
するために企図された鋸歯ワイヤは、通常、パンチング
または焼き入れ加工の後に、追加的に洗浄され及び研磨
される。この目的のため、通常は電解研磨装置が使用さ
れる。そのような電解研磨装置で遂行される電解研磨加
工では、通常、材料特定的に選ばれた電解質と外部の直
流電源とを用いることにより、既に鋸歯がつけられたワ
イヤ及び/または焼き入れワイヤのような陽極接続され
た鋸歯状中間製品の表面から材料が除去される。この材
料は、電解質中に溶解され、そこでは工作物即ちワイヤ
状中間製品に機械的な負荷がかかることなく、除去が生
じ、そして、工作物の表面の平滑化または平板化に到達
する。結果的に、主体の電解研磨加工は、電気メッキ法
の逆である。機械的な除去方法と対照的に、この材料で
達成される平板化は、顕微鏡的な範囲で出発し、そし
て、操作時間が増加するにつれて、それらの表面にまる
められ及び平板化されたより大きな組織を含んでいる。
その結果、電解研磨された表面は、ミクロ範囲の滑らか
さ及び閉鎖構造と、最初の状態、電解研磨時間及び材料
の構造に依存するマクロ範囲の起伏とに特徴がある。
【0004】全鋼の鋸歯ワイヤ針布のための鋸歯ワイヤ
を製造するときには、そのような電解研磨加工は、キャ
リヤーにワイヤ状中間製品を数層に巻きつけ、そして、
その中間製品を予め決められた時間、適当な電解質が入
った電解槽に浸漬することによって遂行され、その中で
電解研磨加工が遂行される。
【0005】然しながら、従来の方法で得られる鋸歯ワ
イヤは、その全長に亘って変わる表面特性を有し、従っ
て満足できる滑らかさは、鋸歯ワイヤの表面の全領域で
は達成されないことが判っている。
【0006】先行技術におけるこれらの問題点に鑑み、
本発明は、均一な表面特性を達成することのできる、既
知の方法の更なる発展、及び、そのような方法を遂行す
るのに適した装置を提供するという目的に基づいてい
る。
【0007】方法に関しては、この目的は、電解槽内で
の電解研磨加工の間に、電解質と中間製品との間に相対
的な動きがつくり出されることを本質的に特徴とする、
上記の方法の更なる発展によって達成される。
【0008】この解決手段は、ある担体上に巻きつけら
れたワイヤ状中間製品を電解質の中へ浸漬する従来の浸
漬方法では、電解質は、鋸歯の全部の周りを均一に流れ
ないという知見に基づいている。これは、特に歯の表面
で処理が均一に行われず、その点で、特にワイヤ状中間
製品が数層で担体上に巻きつけられるときに、得られた
“ワイヤリング”(wire ring)の内側で電解質と歯先
との間に十分な接触がないという結果になる。これはま
た、不十分な歯の研磨をもたらす。他方、本発明による
従来の方法の更なる発展によれば、電解槽の中へ浸漬さ
れたワイヤ状中間製品の全部分に対する均一な処理が達
成される。何故ならば、電解質と中間製品との間の相対
的な動きは電解質がこの中間製品の周りで均一に流れる
という効果を有し、それが次には電解研磨処理の間に均
一な処理をもたらすからである。
【0009】本発明の方法についての上記説明から判る
ように、この方法を遂行するための本発明の装置は、電
解槽に入っている電解質と電解槽中に浸漬されたワイヤ
状中間製品との間に相対的な動きを生じさせるための装
置を有していることを本質的に特徴としている。
【0010】方法の技術に関しては、中間製品が電解研
磨加工の間、電解槽の中で動かされると特に有利である
ことが判った。特に効果的な連続的な方法を達成するた
めには電解研磨加工は、中間製品を電解槽を通して送る
こと、好適には中間製品の運び方向で電解槽の後方に配
置された中間製品に作用する運び装置によって、中間製
品を電解槽を通して引っ張ることによって遂行される。
このために、本発明による装置は、好適には、互いに平
行に延びるローラ軸を有する2つのコンベヤローラのつ
いた運び装置を有しており、そこでは、ワイヤ状の中間
製品がこれらのコンベヤローラの間に挟まれ、そしてコ
ンベヤローラを回転させることによって電解槽を通して
引っ張られる。
【0011】本発明により連続的な電解研磨加工を遂行
するときには、比較的小さな電解槽の中で高い加工速度
を同時に確保しながら、満足すべき処理を達成するのに
十分に長い処理時間は、電解槽の中で中間製品が動く動
き通路を増大するために適当な偏向装置によって、電解
槽内で偏向させられる場合に達成されることができる。
その結果、運び速度が比較的高くても、このために電解
槽のサイズを過度に大きくすることなしに、電解槽内で
の中間製品の十分に長い滞在時間が達成される。
【0012】中間製品が、電解槽の中に配置され且つ少
なくとも1つの偏向用ローラの設けられた偏向装置の周
りを本質的に螺旋状に動くときに特に有用であることが
判った。電解槽中でのワイヤ状中間製品の滞在時間は、
運び速度が電解槽を出た後の表面特性のように材料特性
に依存して制御される場合には、電解槽を出た後の表面
特性のような中間製品のこれらの材料特性に依存して調
節されることができる。更に、本発明の電解研磨方法の
有効性は、電解槽内に入れられている中間製品に陽極接
続されている直流電源の直流の強さが、電解槽を出た後
の表面特性のような中間製品の材料特性に依存して制御
されている場合には、更に増加されることができる。
【0013】方法に関しては、中間製品がほどき用リー
ルから運び装置によって引っ張られ、そして、電解槽を
通過するときに巻き上げ用リール上に置かれ且つ巻き上
げ用リール上に巻きつけられる場合に、特に有用である
ことが判った。本発明の電解研磨方法の効率を増大する
ために、中間製品が電解研磨加工を遂行する前に先ず機
械的に洗浄される場合、有用であることもやはり判っ
た。このため、中間製品は、好適には固定した洗浄装置
の中を通過する。この機械的な洗浄は、ブラシ及び/ま
たは洗浄用円板によって遂行されることができ、そし
て、精密なまたは非常に精密な処理を構成する電解研磨
加工によってのみ、大きな困難性をもって除去されるこ
とのできるノッチ、かき傷、斑点または実質的なバリの
ような粗いでこぼこの除去をもたらす。
【0014】本発明による電解研磨加工は、通常、硫酸
及びリン酸(35〜45%)の使用によって遂行され、
そこでは、クロム酸はできるだけ避けられる。電解槽は
また、種々の添加剤または光沢剤を含むことができる。
電解槽を通過した後のワイヤ状中間製品の問題のない更
なる加工を確実にするためには、電解質の残渣が完全に
ワイヤ状中間製品から除去されることが大事である。こ
のため、電解研磨加工を遂行した後、中間製品は、有利
には洗浄される。好適には、中間製品は他の固定した洗
浄装置を通過する。この追加的な固定洗浄装置は、中間
製品の完全な洗浄を達成し及び、電解質が他の加工段階
に持ち込まれることを防止するように、中間製品の運ぶ
方向に互いに前後して配置された水槽のような複数の洗
浄ステーションを有することができる。
【0015】電解研磨加工を遂行した後、そして好適に
は追加の洗浄装置を通過した後に、中間製品が適当な保
護用装置内で防錆剤で保護されることもまた考えられ
る。このため、連続して操作する方法とするために、中
間製品はまた、有利にはこの保護用装置を通過する。
【0016】本発明についての前記の説明から判るよう
に、この方法を遂行するために鋸歯ワイヤが引き続きほ
どき用リールから引っ張られて、次いで先ず機械的洗浄
を遂行するために設計された洗浄装置を通過し、その後
で電解槽を通過することが特に有利であり、そこでは、
中間製品は、長い滞在時間を達成するために、本質的に
螺旋状に電解槽内をぐるぐる回り、中間製品は、電解槽
を出た後に電解質の残渣を除去するために他の洗浄装置
を通過し、次いで、保護用装置内を通過し、そして次い
で巻き上げ用リール上に巻きつけられる。ここでは、こ
の目的のために必要な運び装置が、有利にはこの保護用
装置と巻き上げ用リールとの間に配置され、そして、中
間製品を間に挟む2つのコンベヤローラを有している。
【0017】以下、本発明が図面を参照して説明され、
そこでは、本発明にとって必須であり明細書中では詳細
に述べられていない全ての細目に関して、明白な参照が
図面に対してなされている。図面中の単一の図は、本発
明の方法を遂行するのに役立つ本発明の装置の概略図で
ある。
【0018】
【実施例】図1に示されている装置は、本質的に、既に
鋸歯の設けられたワイヤの形のワイヤ状中間製品が巻か
れているほどき用リール10と、中間製品の機械的な洗
浄を遂行するために設計された洗浄装置20と、電解槽
30と、電解槽から出る中間製品を洗浄するために設計
された追加の洗浄装置40と、保護用装置50と、コン
ベヤ装置60と巻き上げリール70とから成っている。
【0019】コンベヤ装置60は、互いに平行に延びる
ローラ軸を有する2つのコンベヤローラ62及び64を
有しており、中間製品はコンベヤローラ62と64との
間に押しつけられる。コンベヤローラ62及び64を図
中矢印Pで示された方向に回転させることによって、鋸
歯ワイヤ5は、矢印P’ で示される方向にほどき用リ
ール10から引っ張られる。ほどき用リール10から出
た後、鋸歯ワイヤ5は、先ず偏向用ローラ12によっ
て、本質的に水平に延びる道路へ偏向され、そして、次
いで洗浄装置20へ導かれる。この洗浄装置20の中
で、鋸歯ワイヤは2つの洗浄ローラ22及び24によっ
て機械的に洗浄され、そこでは、これらの洗浄ローラの
代りに、ブラシ及び/または洗浄用の円板がまた用いら
れることができる。洗浄装置20を出た後、引き続きコ
ンベヤ装置60によって運ばれる鋸歯5は、洗浄装置2
0の後方に運び方向に配置された電解槽30の中へ導か
れる。
【0020】電解槽30の中で、鋸歯5は、互いに平行
に延びるローラ軸を有し且つ電解槽30の中に配置され
ている2つの偏向用ローラ33及び34の周りを本質的
に螺旋状に移動する。
【0021】コンベヤ装置60は、鋸歯5を引き続き移
動させてから、鋸歯5は、水平な通路上で電解槽から出
て、電解槽30の後方に運び方向に配置された追加の洗
浄装置40の中へ導かれる。この追加の洗浄装置40
は、運び方法に前後に配置された4つの水浴から成って
おり、その中で、鋸歯が電解質の残渣を除去するために
ゆすがれ、そこでは、個々の水浴の汚染は運び方向に減
少し、従って、この追加の洗浄装置によって特に有効な
連続洗浄が達成される。
【0022】この追加の洗浄装置40から出た後、コン
ベヤ装置60によって引き続き運ばれる鋸歯ワイヤ5
は、保護用装置50へ運ばれ、そこで、防錆剤で保護さ
れる。この保護用装置50のあとで、鋸歯はコンベヤ装
置60を通過し、次いで巻き上げリール70に巻かれ
る。
【0023】電解槽30の中では、鋸歯ワイヤ5は外部
で制御可能な直流電源(図示せず。)に陽極で接続され
ており、そこでは、電解槽内での直流の強さは、電解槽
内での鋸歯ワイヤの最適な処理を確実にするために、鋸
歯ワイヤの表面特性に依存して制御されている。電解槽
の作業温度は、電解研磨の間、約70℃〜580℃であ
る。電解質として用意されるものは、硫酸及びリン酸の
クロム酸抜き水溶液(35〜45%)で、追加の添加
物、特に光沢剤を含有してもよい。電解槽の容量は60
0リットルである。電解槽の制御は、濃度決定によって
行われ、そこでは、濃度測定スピンドル(density spind
le)によって、有利に測定された濃度は、1リットル当り
3gの鉄成分が既に考慮されて、1リットル当り約1.
78kgである。電解槽の性質を制御するため、電解質
が電解槽に加えられることができ、または、電解槽が水
によって薄められることができる。通常の製造プロセス
では、週当り10〜20リットルの水が電解質に加えら
れ、1週間に1回だけ30〜40リットルの電解槽の部
分交換が行われる。
【0024】本発明は、図面を参照して説明された実施
例に限定されない。むしろ、電解槽はまた、異なったタ
イプの偏向装置を有してもよい。更に、追加の洗浄装置
は、4個よりも多いかまたは少ない洗浄槽を有してもよ
い。また、本発明の装置を通る異なって延びる通路に沿
って鋸歯を運ぶことも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を実施するのに役立つ本発明の
装置の概略図。
【符号の説明】
5 鋸歯ワイヤ 10 ほどき用リール 20 洗浄装置 22,24 洗浄用ローラ 30 電解槽 33,34 偏向用ローラ 40 追加の洗浄装置 50 保護用装置 60 コンベヤ装置 62,64 コンベヤローラ 70 巻き上げリール

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既に鋸歯が形成されているワイヤのよう
    なワイヤ状中間製品の表面を、電解質を含有する電解槽
    における電解研磨プロセスで滑らかにする、ワイヤ、特
    に全鋼の鋸歯ワイヤ針布のための鋸歯の製造方法であっ
    て、 電解研磨プロセスの間、電解質と中間製品との間に相対
    的な運動が作り出されることを特徴とする、ワイヤの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 中間製品が、電解研磨プロセスの間、電
    解質の中で動かされることを特徴とする、請求項1に記
    載のワイヤの製造方法。
  3. 【請求項3】 中間製品が、電解槽を通って運ばれ、好
    適には、電解槽の後方に中間製品の運び方向に配置され
    中間製品に作用しているコンベア手段によって電解槽を
    通って引っ張られることを特徴とする、請求項2に記載
    のワイヤの製造方法。
  4. 【請求項4】 中間製品が、電解槽の中で偏向されるこ
    とを特徴とする、請求項2または3に記載のワイヤの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 中間製品が、電解槽の中に配置され且つ
    好適には少なくとも1つの偏向用ローラを有している偏
    向装置のまわりで本質的に螺旋状に移動することを特徴
    とする、請求項4に記載のワイヤの製造方法。
  6. 【請求項6】 中間製品の運び速度及びかくして中間製
    品の休止時間が、好適には電解槽を出た後の表面特性の
    ような中間製品の材料特性に依存して制御されることを
    特徴とする、請求項3から5のいずれかに記載のワイヤ
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 中間製品が、電解槽の中で直流源に陽極
    接続されて、直流電流の強さが、好適には、中間製品の
    材料特性に依存して制御されることを特徴とする、請求
    項1から6のいずれかに記載のワイヤの製造方法。
  8. 【請求項8】 中間製品が、運び装置によってほどき用
    リールから引き出され、そして、電解槽を通過した後に
    巻き上げ用リールに送られることを特徴とする、請求項
    3から7のいずれかに記載のワイヤの製造方法。
  9. 【請求項9】 中間製品が、電解研磨プロセスの前に、
    好適には固定の洗浄装置を通過することによって機械的
    に洗浄されることを特徴とする、請求項1から8のいず
    れかに記載のワイヤの製造方法。
  10. 【請求項10】 中間製品が、電解研磨プロセスの遂行
    後に、好適には、追加の固定洗浄装置を通過することに
    よって洗浄されることを特徴とする、請求項1から9の
    いずれかに記載のワイヤの製造方法。
  11. 【請求項11】 追加の洗浄装置が、中間製品の運び方
    向に互いに前後した水浴のような複数の洗浄ステーショ
    ンを有することを特徴とする、請求項10に記載のワイ
    ヤの製造方法。
  12. 【請求項12】 中間製品が、電解研磨プロセスの遂行
    後に、好適には、保護用装置を通過することによって、
    防錆剤によって保護されることを特徴とする、請求項1
    から11のいずれかに記載のワイヤの製造方法。
  13. 【請求項13】 ワイヤ状の中間製品を電解によって滑
    らかにするための電解質の入った電解槽を有して、請求
    項1から12のいずれかに記載の方法を遂行するための
    装置であって、電解質と電解槽に入れられた中間製品と
    の間に相対的な動きを生じさせるための装置を有するこ
    とを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 相対的な動きを生じさせるための装置
    が、中間製品を電解槽を通して運ぶために設計された運
    び装置(60)を含むことを特徴とする、請求項13に
    記載のワイヤの製造方法。
  15. 【請求項15】 運び装置(60)が、電解槽(30)
    の後方に運び方向に配置されており、そして、中間製品
    (5)を電解槽(30)を通して引っ張ることを特徴と
    する、請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 電解槽(30)の中に配置され、好適
    には少なくとも1つの偏向用ローラ(32、34)を有
    する偏向用装置であって、そのまわりを中間製品(5)
    が本質的に螺旋状に導かれることを特徴とする、請求項
    13から15のいずれかに記載のワイヤの製造方法。
  17. 【請求項17】 電解平滑化を遂行する前に、中間製品
    (5)を洗浄するための洗浄装置(50)を有すること
    を特徴とする、請求項13から16のいずれかに記載の
    ワイヤの製造方法。
  18. 【請求項18】 電解平滑化を遂行した後に、小間製品
    (5)を洗浄するための追加の洗浄装置(40)を有す
    ることを特徴とする、請求項13から17のいずれかに
    記載のワイヤの製造方法。
  19. 【請求項19】 電解平滑化された中間製品を防錆剤に
    よって保護するための装置を有することを特徴とする、
    請求項13から18のいずれにかに記載のワイヤの製造
    方法。
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