JPH02185958A - 溶融金属めっき線材の製造方法 - Google Patents
溶融金属めっき線材の製造方法Info
- Publication number
- JPH02185958A JPH02185958A JP472589A JP472589A JPH02185958A JP H02185958 A JPH02185958 A JP H02185958A JP 472589 A JP472589 A JP 472589A JP 472589 A JP472589 A JP 472589A JP H02185958 A JPH02185958 A JP H02185958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- metal
- core wire
- plated
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 35
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 12
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 title abstract description 6
- 238000004506 ultrasonic cleaning Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 30
- 238000011282 treatment Methods 0.000 claims description 15
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910001174 tin-lead alloy Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 claims 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 10
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 9
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- ROOXNKNUYICQNP-UHFFFAOYSA-N ammonium persulfate Chemical compound [NH4+].[NH4+].[O-]S(=O)(=O)OOS([O-])(=O)=O ROOXNKNUYICQNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 229910000978 Pb alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020816 Sn Pb Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020922 Sn-Pb Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910008783 Sn—Pb Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001870 ammonium persulfate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005238 degreasing Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 halogen ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000005554 pickling Methods 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000009210 therapy by ultrasound Methods 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分舒）
本発明は、溶融金属めっき線材の製造方法に関し、更に
詳しくは、品質の優れた溶融金属めっき線材、とりわけ
溶融Ｓｎめっき線材を安定して製造する方法に関する。
詳しくは、品質の優れた溶融金属めっき線材、とりわけ
溶融Ｓｎめっき線材を安定して製造する方法に関する。
（従来の技術）
銅線または銅合金線などに、Ｓｎ、 ５ｎ−Ｐｂ合金
、Ｚｎなどの金属または合金を連続的に溶融めっきする
場合には、−Ｃに、次のような方法が採用されている。
、Ｚｎなどの金属または合金を連続的に溶融めっきする
場合には、−Ｃに、次のような方法が採用されている。
すなわち、まず前段に位置する伸線機で線引きされた所
定径の芯線を通電アニーラまたはトンネル炉アニーラに
通して焼鈍し、伸線時に蓄積された内部応力を除去する
。ついで、脱脂、酸洗、水洗等を順次施し、更にフラッ
クス処理などの表面処理を施し、その後、溶融金属を貯
蔵するめっき槽内を連続的に通過せしめて前記芯線表面
に溶融金属をめっきする。めっき後の線材は所定径のダ
イスに通して余分な溶融金属を除去して線径が整えられ
たのち、更に冷却槽を経由し巻取り機に巻取られる。
定径の芯線を通電アニーラまたはトンネル炉アニーラに
通して焼鈍し、伸線時に蓄積された内部応力を除去する
。ついで、脱脂、酸洗、水洗等を順次施し、更にフラッ
クス処理などの表面処理を施し、その後、溶融金属を貯
蔵するめっき槽内を連続的に通過せしめて前記芯線表面
に溶融金属をめっきする。めっき後の線材は所定径のダ
イスに通して余分な溶融金属を除去して線径が整えられ
たのち、更に冷却槽を経由し巻取り機に巻取られる。
この一連の工程は連続的に組立てられているが、前記し
た焼鈍処理と表面処理は互いに入れ替って組立てられる
こともある。
た焼鈍処理と表面処理は互いに入れ替って組立てられる
こともある。
（発明が解決しようとする課題）
ところで、伸線機で線引きされた線材の表面には、伸線
時に用いる潤滑油や伸線過程で発生する金属粉などが可
成り強固に付着している。この状態のままで以降の前記
工程を進めると、まずフラックスが均一かつ充分に芯線
の表面に付着せず、その結果、溶融金属ののりが悪くな
り、均一なめっき層の形成が困難となる。また、フラッ
クスそれ自体も前記した油分や金属粉で汚染されて、短
時間のうちにフラックスの性能が劣化することにもなる
。
時に用いる潤滑油や伸線過程で発生する金属粉などが可
成り強固に付着している。この状態のままで以降の前記
工程を進めると、まずフラックスが均一かつ充分に芯線
の表面に付着せず、その結果、溶融金属ののりが悪くな
り、均一なめっき層の形成が困難となる。また、フラッ
クスそれ自体も前記した油分や金属粉で汚染されて、短
時間のうちにフラックスの性能が劣化することにもなる
。
更には、例えばトンネル炉アニーうで芯線を焼鈍する場
合、油分や金属粉が炉内に蓄積し、連続使用の間に、こ
こを通過する芯線がこれらの汚れを表面に付着せしめた
状態で運び出すことになる。
合、油分や金属粉が炉内に蓄積し、連続使用の間に、こ
こを通過する芯線がこれらの汚れを表面に付着せしめた
状態で運び出すことになる。
そのため、頻繁に炉内の清掃メンテナンスを行なわない
場合には、得られる線材の品質は劣悪とならざるを得な
い。
場合には、得られる線材の品質は劣悪とならざるを得な
い。
また、芯綿に付着する油分や金属粉がめつき槽の溶融金
属に混入すると、槽内の溶融金属を徒らに汚染するばか
りではなく、線径を整えるために配置されるダイスの孔
を閉塞させることとなり、頻繁に断線を招くようになる
。そして得られた線材の品質も低下する。
属に混入すると、槽内の溶融金属を徒らに汚染するばか
りではなく、線径を整えるために配置されるダイスの孔
を閉塞させることとなり、頻繁に断線を招くようになる
。そして得られた線材の品質も低下する。
更には、前記した各種の表面処理において、用いる薬剤
の濃度を高めることがしばしば行なわれるが、しかしこ
の場合には、設備の…傷も激しく進むとともに作業環境
の悪化を招くという問題がある。
の濃度を高めることがしばしば行なわれるが、しかしこ
の場合には、設備の…傷も激しく進むとともに作業環境
の悪化を招くという問題がある。
本発明は、芯線に対する溶融金属の連続的なめっき処理
時における上記したような不都合のすべてを解消し、品
質の優れた溶融金属めっき線材を安定して製造する方法
の提供を目的とする。
時における上記したような不都合のすべてを解消し、品
質の優れた溶融金属めっき線材を安定して製造する方法
の提供を目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記した目的を達成するために、本発明においては、芯
線に表面処理または／および焼鈍処理を施したのち、溶
融金属めっきを施す溶融金属めっき線材の製造方法にお
いて、前記表面処理または／および焼鈍処理の前段で、
前記芯線に超音波洗浄処理を施すことを特徴とする溶融
金属めっき線材の製造方法が提供される。
線に表面処理または／および焼鈍処理を施したのち、溶
融金属めっきを施す溶融金属めっき線材の製造方法にお
いて、前記表面処理または／および焼鈍処理の前段で、
前記芯線に超音波洗浄処理を施すことを特徴とする溶融
金属めっき線材の製造方法が提供される。
本発明方法は、前記した連続工程において、表面処理ま
たは／および焼鈍処理の前段に芯線への超音波洗浄処理
の工程を付加して構成される。
たは／および焼鈍処理の前段に芯線への超音波洗浄処理
の工程を付加して構成される。
すなわち、伸線機から線引きされた芯線またはサプライ
に巻回されている芯線を、表面処理工程や焼鈍処理工程
に通す前に、超音波処理工程を経由せしめて、芯線表面
に付着している油分や金属粉を除去するのである。
に巻回されている芯線を、表面処理工程や焼鈍処理工程
に通す前に、超音波処理工程を経由せしめて、芯線表面
に付着している油分や金属粉を除去するのである。
本発明方法を適用できる芯線は格別限定されるものでは
ないが、例えば、銅線、銅合金線、鋼線、ステンレス線
、各種の複合線をあげることができる。とくに、銅線、
銅合金線に対しては効果が大である。また芯線の線径に
関しては、０．０５ｍｍより太くても本発明の効果を得
ることができるが、しかし形成されるめっき層の厚みは
傾向的に薄くなり、また断線も起りやすくなるというこ
とからして、線径は０．０５ｍｍ以下であることが好ま
しい。
ないが、例えば、銅線、銅合金線、鋼線、ステンレス線
、各種の複合線をあげることができる。とくに、銅線、
銅合金線に対しては効果が大である。また芯線の線径に
関しては、０．０５ｍｍより太くても本発明の効果を得
ることができるが、しかし形成されるめっき層の厚みは
傾向的に薄くなり、また断線も起りやすくなるというこ
とからして、線径は０．０５ｍｍ以下であることが好ま
しい。
超音波洗浄処理は、芯線を超音波洗浄槽に通すだけでよ
い。このときの洗浄液としては、水または３０〜７０°
Ｃ程度の温水であることが好ましい。
い。このときの洗浄液としては、水または３０〜７０°
Ｃ程度の温水であることが好ましい。
また、適用する超音波の周波数は、芯線に付着している
油分や金属＄５１の量、付着状態などによっ゛ζ適宜に
選定す、ればよいが、通常、３０〜５０Ｋｌｌ。
油分や金属＄５１の量、付着状態などによっ゛ζ適宜に
選定す、ればよいが、通常、３０〜５０Ｋｌｌ。
程度で充分である。
更には、溶融金属めっきに先立って行なわれる芯線への
フラックス処理において、用いるフラックスとしては、
従来から用いられているものであれば何であってもよい
が、Ｃｊ！−、Ｂｒ−１などのハロゲンイオンを０．０
１ｇ／／！〜０．１−ｇ／ｌ程度含有している無機水溶
液が好適である。
フラックス処理において、用いるフラックスとしては、
従来から用いられているものであれば何であってもよい
が、Ｃｊ！−、Ｂｒ−１などのハロゲンイオンを０．０
１ｇ／／！〜０．１−ｇ／ｌ程度含有している無機水溶
液が好適である。
また、芯線に溶融めっきする金属としては、Ｓｎ。
Ｓｎ −Ｐｂ合金、Ｚｎなどをあげることができるが、
本発明方法は溶融Ｓｎめっきに対して極めて有効である
。
本発明方法は溶融Ｓｎめっきに対して極めて有効である
。
（発明の実施例）
以下に、溶融Ｓｎめっきに関する本発明の実施例を添付
図面に基づいて説明する。第１図は、本発明方法を行な
うラインの概略図である。
図面に基づいて説明する。第１図は、本発明方法を行な
うラインの概略図である。
図においては、超音波洗浄装置１、フラックス塗布装置
２、トンネル炉アニーラ３、溶融Ｓｎめっき槽４がこの
順序で直列に配置され、これらを貫ぬいてサプライ（図
示せず）から芯線６が供給され、巻取り４ｆ１５によっ
て巻取られる。
２、トンネル炉アニーラ３、溶融Ｓｎめっき槽４がこの
順序で直列に配置され、これらを貫ぬいてサプライ（図
示せず）から芯線６が供給され、巻取り４ｆ１５によっ
て巻取られる。
ここで、超音波洗浄装置１は、第２図に示したようにな
っている。すなわち、タンク１ａに貯留され、ヒータｉ
ｂで所定温度に加熱された洗浄液ｌｃは、フィルタ１ｄ
を介してポンプｌｅにより、バス１ｆを経由して汲みあ
げられて、超音波発振素子を備えた洗浄槽１ｇに注入さ
れ、再びパス１ｈ１ｈを経由してタンク１ａに還流する
ようになっている。そして、芯線６は上記洗浄槽１ｇの
洗浄液ｌｃ中を所定速度で通過する。
っている。すなわち、タンク１ａに貯留され、ヒータｉ
ｂで所定温度に加熱された洗浄液ｌｃは、フィルタ１ｄ
を介してポンプｌｅにより、バス１ｆを経由して汲みあ
げられて、超音波発振素子を備えた洗浄槽１ｇに注入さ
れ、再びパス１ｈ１ｈを経由してタンク１ａに還流する
ようになっている。そして、芯線６は上記洗浄槽１ｇの
洗浄液ｌｃ中を所定速度で通過する。
以上の装置において、下記の条件で銅線への溶融Ｓｎめ
っきを連続的に行なった。
っきを連続的に行なった。
芯線；線径０．０５ ｍｍの純銅線、芯線の走行速度：
１００ ｍ／ｗｉｎ、超音波洗浄液： ５０ ’Ｃの
温水、超音波の周波数：４５ＫＨ，、）ンネル炉アニー
ラの温度：２ｏｏ’ｃＳ溶融Ｓｎの温度：３５０’ｃ。
１００ ｍ／ｗｉｎ、超音波洗浄液： ５０ ’Ｃの
温水、超音波の周波数：４５ＫＨ，、）ンネル炉アニー
ラの温度：２ｏｏ’ｃＳ溶融Ｓｎの温度：３５０’ｃ。
Ｓｎめっき層の厚み１μｍ。
断線を起すまでに得られた溶融Ｓｎめっき線材の長さの
平均値（ｋ＋ａ）と、芯線３０００ｋｍにめっき処理を
施した時点における溶融Ｓｎめっき槽内の銅濃度（重量
％）を測定し、その結果を第１表に示した。比較のため
に、芯線への超音波洗浄処理を施さなかったことを除い
ては実施例と同様の条件下で溶融Ｓｎめっき処理を施し
、そのときの結果も第１表に併記した。
平均値（ｋ＋ａ）と、芯線３０００ｋｍにめっき処理を
施した時点における溶融Ｓｎめっき槽内の銅濃度（重量
％）を測定し、その結果を第１表に示した。比較のため
に、芯線への超音波洗浄処理を施さなかったことを除い
ては実施例と同様の条件下で溶融Ｓｎめっき処理を施し
、そのときの結果も第１表に併記した。
第 １ 表
第１表から明らかなように、本発明方法によれば、従来
の比較例の場合に比べ、断線までに溶融めっきが可能な
芯線の長さは約２倍となる。また、溶融Ｓｎめっき槽内
における銅濃度は従来に比べ１／２以下であり、汚染は
極めて少ない。これは、いずれも、芯線に超音波洗浄処
理を施すことにより、芯線に付着していた油分、金属粉
（銅粉）を事前に除去しているからである。
の比較例の場合に比べ、断線までに溶融めっきが可能な
芯線の長さは約２倍となる。また、溶融Ｓｎめっき槽内
における銅濃度は従来に比べ１／２以下であり、汚染は
極めて少ない。これは、いずれも、芯線に超音波洗浄処
理を施すことにより、芯線に付着していた油分、金属粉
（銅粉）を事前に除去しているからである。
つぎに、得られた溶融Ｓｎめっき線材につき、その表面
の溶融Ｓｎめっき層の均一性を、ＪＩＳＣ３００２で規
定する過硫酸アンモン法で測定した。更に、液の透過率
から点数づけを行なった。
の溶融Ｓｎめっき層の均一性を、ＪＩＳＣ３００２で規
定する過硫酸アンモン法で測定した。更に、液の透過率
から点数づけを行なった。
点が小さい方が良好なことを示す、得られた結果を第２
表に示した。
表に示した。
第２表
第２表から明らかなように、本発明方法によれば、めっ
き均一性を示す点も小さく、また、めっき開始時と５０
０ｂめっき処理後とでそのめっき層の均一性はほとんど
変化していない、更には、線材の長手方向における点の
ばらつきも小さかっ４゜ た、それに反し、従来の比較例の場合は、そのめっき開
始時からめっき均一性が劣り、５００ｋｍ処理後は一層
劣化し、長手方向においても点のばらつきが大きかった
。すなわち、本発明方法で形成されためっき層はその品
質が優れている。
き均一性を示す点も小さく、また、めっき開始時と５０
０ｂめっき処理後とでそのめっき層の均一性はほとんど
変化していない、更には、線材の長手方向における点の
ばらつきも小さかっ４゜ た、それに反し、従来の比較例の場合は、そのめっき開
始時からめっき均一性が劣り、５００ｋｍ処理後は一層
劣化し、長手方向においても点のばらつきが大きかった
。すなわち、本発明方法で形成されためっき層はその品
質が優れている。
更に、第２図の装置において、めっき開始時と、３００
０ｋｍめっき処理後におけるフィルター１ｄの状態を観
察したところ、めっき開始時には白色であったフィルタ
ーは、その５Ｊｉｌ目にヘドロ状のものと銅粉が付着し
て黒褐色に変色していた。
０ｋｍめっき処理後におけるフィルター１ｄの状態を観
察したところ、めっき開始時には白色であったフィルタ
ーは、その５Ｊｉｌ目にヘドロ状のものと銅粉が付着し
て黒褐色に変色していた。
（発明の効果）
以上の説明で明らかなように、本発明方法は、芯線に溶
融金属めっきを施すに当り、芯線表面に付着している油
分、金属粉を確実に除去するので、品質の優れた溶融め
っき線材を、安定して製造することができ、その工業的
価値は大である。
融金属めっきを施すに当り、芯線表面に付着している油
分、金属粉を確実に除去するので、品質の優れた溶融め
っき線材を、安定して製造することができ、その工業的
価値は大である。
第１図は本発明方法を行なうラインの概略図、第２図は
超音波洗浄装置を示す概略図である。 １・・・超音波洗浄装置、２・・・フラックス塗布装置
、３・・・トンネル炉アニーラ、４・・・溶融金属めっ
き槽、５・・・巻取機、６・・・芯線、１ａ・・・タン
ク、１ｂ・・・ヒータ、ＩＣ・・・洗浄液、ｌｄ・・・
フィルタ、ｌｅ・・・ポンプ、Ｉｆ ｌｈ・・・パス
、１ｇ・・・洗浄槽。
超音波洗浄装置を示す概略図である。 １・・・超音波洗浄装置、２・・・フラックス塗布装置
、３・・・トンネル炉アニーラ、４・・・溶融金属めっ
き槽、５・・・巻取機、６・・・芯線、１ａ・・・タン
ク、１ｂ・・・ヒータ、ＩＣ・・・洗浄液、ｌｄ・・・
フィルタ、ｌｅ・・・ポンプ、Ｉｆ ｌｈ・・・パス
、１ｇ・・・洗浄槽。
Claims (5)
- （１）芯線に表面処理または／および焼鈍処理を施した
のち、溶融金属めっきを施す溶融金属めっき線材の製造
方法において、前記表面処理または／および焼鈍処理の
前段で、前記芯線に超音波洗浄処理を施すことを特徴と
する溶融金属めっき線材の製造方法。 - （２）前記溶融金属が溶融すずである請求項１記載の製
造方法。 - （３）前記溶融金属が、溶融すず−鉛合金または溶融亜
鉛である請求項１記載の製造方法。 - （４）前記芯線が銅または銅合金から成る請求項１記載
の製造方法。 - （５）前記芯線の線径が０．０５ｍｍ以下である請求項
１記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP472589A JPH02185958A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 溶融金属めっき線材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP472589A JPH02185958A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 溶融金属めっき線材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02185958A true JPH02185958A (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=11591870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP472589A Pending JPH02185958A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 溶融金属めっき線材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02185958A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04293757A (ja) * | 1991-03-23 | 1992-10-19 | Totoku Electric Co Ltd | 平角めっき線の製造方法 |
| JPH055170A (ja) * | 1990-10-11 | 1993-01-14 | Totoku Electric Co Ltd | 溶融めつき線の製造方法 |
| JPH055169A (ja) * | 1990-09-20 | 1993-01-14 | Totoku Electric Co Ltd | 溶融めつき線の製造方法 |
| WO2003057940A1 (en) * | 2002-01-10 | 2003-07-17 | Umicore | Preparation of steel surfaces for single-dip aluminium-rich zinc galvanising |
| JP2012017515A (ja) * | 2010-06-11 | 2012-01-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半田メッキ線の製造方法及び製造装置 |
| EP3000907A1 (en) * | 2014-09-25 | 2016-03-30 | Strip Tinning Limited | Coatings |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP472589A patent/JPH02185958A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH055169A (ja) * | 1990-09-20 | 1993-01-14 | Totoku Electric Co Ltd | 溶融めつき線の製造方法 |
| JPH055170A (ja) * | 1990-10-11 | 1993-01-14 | Totoku Electric Co Ltd | 溶融めつき線の製造方法 |
| JPH04293757A (ja) * | 1991-03-23 | 1992-10-19 | Totoku Electric Co Ltd | 平角めっき線の製造方法 |
| WO2003057940A1 (en) * | 2002-01-10 | 2003-07-17 | Umicore | Preparation of steel surfaces for single-dip aluminium-rich zinc galvanising |
| US7160581B2 (en) | 2002-01-10 | 2007-01-09 | Umicore | Preparation of steel surfaces for single-dip aluminium-rich zinc galvanising |
| AU2002352160B2 (en) * | 2002-01-10 | 2007-09-06 | Umicore Zinc Alloys Belgium | Preparation of steel surfaces for single-dip aluminium-rich zinc galvanising |
| JP2012017515A (ja) * | 2010-06-11 | 2012-01-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半田メッキ線の製造方法及び製造装置 |
| JP2012017516A (ja) * | 2010-06-11 | 2012-01-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半田メッキ線の製造方法及び製造装置 |
| JP2012017517A (ja) * | 2010-06-11 | 2012-01-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半田メッキ線の製造方法及び製造装置 |
| JP2012017523A (ja) * | 2010-06-11 | 2012-01-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半田メッキ線の製造方法及び製造装置 |
| EP3000907A1 (en) * | 2014-09-25 | 2016-03-30 | Strip Tinning Limited | Coatings |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5843538A (en) | Method for electroless nickel plating of metal substrates | |
| CA2267621C (en) | Method of manufacturing porous electrode wire for electric discharge machining and structure of the electrode wire | |
| CN107587095A (zh) | 一种环保铜及铜合金板带表面热浸镀锡方法 | |
| JP5845136B2 (ja) | アーク溶接用鋼ワイヤのめっき前処理方法 | |
| JPH02185958A (ja) | 溶融金属めっき線材の製造方法 | |
| US2274963A (en) | Process for plating tin and tin alloys | |
| US2084209A (en) | Coated metal pipe and process of producing the same | |
| JPH04293757A (ja) | 平角めっき線の製造方法 | |
| JPS6131180B2 (ja) | ||
| US2304069A (en) | Metal coating process | |
| US2309745A (en) | Method of processing wire | |
| JPH0121240B2 (ja) | ||
| DE10007567C2 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Drahtes | |
| CN112139277A (zh) | 一种镀锌钢丝生产工艺 | |
| JPS60121263A (ja) | 放電加工用電極線の製造方法 | |
| US4158710A (en) | Method of preparation of the surfaces of products made of iron alloys, preceding the process of hot-dip aluminizing | |
| JPH02213454A (ja) | 溶融Ｓｎメッキ線の製造方法 | |
| US3526529A (en) | Method of producing high tensile strength aluminum coated ferrous strands | |
| JPH08283927A (ja) | 溶融錫メッキ軟銅線の製造方法 | |
| JPH0649614A (ja) | 耐食性及びはんだ付け性が優れた溶融錫めっき銅合金材の製造方法 | |
| US2546447A (en) | Art of drawing fine steel wire | |
| JPH06218574A (ja) | 低スパッタワイヤおよびその製造方法 | |
| JPH03229848A (ja) | 溶融メッキ線の製造方法 | |
| JPH09141487A (ja) | 溶接用低スパッタ鋼ワイヤおよびその製造方法 | |
| JPS61117021A (ja) | ワイヤ放電加工用電極線およびその製造方法 |