JP2001247926A - 流動性に優れたマグネシウム合金およびマグネシウム合金材 - Google Patents

流動性に優れたマグネシウム合金およびマグネシウム合金材

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JP2001247926A JP2000059143A JP2000059143A JP2001247926A JP 2001247926 A JP2001247926 A JP 2001247926A JP 2000059143 A JP2000059143 A JP 2000059143A JP 2000059143 A JP2000059143 A JP 2000059143A JP 2001247926 A JP2001247926 A JP 2001247926A
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之欣 附田
Akihiro Maehara
明弘 前原
Katsuhiko Nuibe
勝彦 縫部
Ryohei Uchida
良平 内田
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    • C22C23/00Alloys based on magnesium
    • C22C23/02Alloys based on magnesium with aluminium as the next major constituent
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/007Semi-solid pressure die casting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D21/00Casting non-ferrous metals or metallic compounds so far as their metallurgical properties are of importance for the casting procedure; Selection of compositions therefor
    • B22D21/002Castings of light metals
    • B22D21/007Castings of light metals with low melting point, e.g. Al 659 degrees C, Mg 650 degrees C

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性に優れ、高圧鋳造において薄肉製
品の製造が可能なマグネシウム合金を提供する。 【解決手段】 Al:10.0〜13.0%、Si:
0.3〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%と、所望に
よりZn:0.8%未満を含有し、残部がMgおよび不
可避不純物からなるマグネシウム合金。 【効果】 鋳造割れを招いたり、機械的特性を損な
うことなく、流動性を顕著に向上させることができ、薄
肉軽量のマグネシウム合金材を効率よく製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性に優れ、金
属射出成形やダイカスト、スクイーズキャストなどの各
種高圧鋳造法に適したマグネシウム合金および半溶融射
出成形によって製造されるマグネシウム合金材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】マグネシウム合金は軽量で高い強度を有
するため、ポータブル電子機器の筺体などに使用されて
おり、その適用範囲、量ともに拡大しつつある。従来、
これらの部材を製造する際には、金属射出成形やダイカ
スト、スクイーズキャストなどの各種高圧鋳造法が広く
採用されている。従来、高圧鋳造が可能なマグネシウム
合金として次のMg−Al系合金が規格化されている。
なお、以下の数値はいずれも質量%を単位とする。 (1)汎用合金 9Al−0.6Zn−0.3Mn−残Mg(AZ91D) (2)高延性合金 6Al−0.3Mn−残Mg (AM60B) (3)高延性合金 5Al−0.3Mn−残Mg (AM50A) (4)高延性合金 2Al−0.3Mn−残Mg (AM20) (5)耐熱性合金 4Al−1Si−0.4Mn−残Mg (AS41B) (6)耐熱性合金 2Al−1Si−0.2Zn−0.4Mn−残Mg (AS21) (7)耐熱性合金 4Al−2Mm−0.3Mn−残Mg (AE42) これらのマグネシウム合金は、比較的高い強度を有して
いるとともに、上記鋳造法においても良好な湯流れを示
し、優れた流動性を有しているとされている。例えば、
汎用合金であるAZ91D合金は、流動性のみならず、
強度や耐食性にも優れ、バランスのとれた合金としてマ
グネシウム合金製品の大部分(約9割)に使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、各種
ポータブル電子機器では一層の軽量化が求められてお
り、その筺体も肉厚1mm以下のような薄肉、軽量のも
のが必要とされている。しかし、比較的流動性が良いと
される従来のマグネシウム合金(AZ91D等)におい
ても、肉厚1mm以下のような薄肉製品を高圧鋳造法で
得ようとすると、湯流れ不良による表面欠陥が起きやす
くなり、製品歩留まりが低下するという問題がある。本
発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、従
来材に比べて流動性が一層改善され薄肉製品の製造にも
適用可能なマグネシウム合金を提供することを目的とす
る。さらには、該合金を用いて射出成形により製造され
たマグネシウム合金材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のマグネシウム合金のうち、第1の発明は、質量
比で、Al:10.0〜13.0%、Si:0.3〜
1.5%、Mn:0.1〜1.0%を含有し、残部がM
gおよび不可避不純物からなることを特徴とする。
【0005】第2の発明のマグネシウム合金は、質量比
で、Al:10.0〜13.0%、Si:0.3〜1.
5%、Mn:0.1〜1.0%、Zn:0.8%未満を
含有し、残部がMgおよび不可避不純物からなることを
特徴とする。第3の発明のマグネシウム合金は、第1ま
たは第2の発明のマグネシウム合金において、質量比
で、さらに、Be、Ca、Sr、Ba、Mmの1種また
は2種以上を総量で、10ppm〜0.1%含有するこ
とを特徴とする。
【0006】第4の発明のマグネシウム合金材は、第1
〜第3のいずれかの発明に記載のマグネシウム合金を固
相率50%以下の半溶融状態で金型内に射出する射出成
形によって得られることを特徴とする。
【0007】以下に本発明のマグネシウム合金成分の作
用およびその含有量の限定理由について説明する。 Al:10.0〜13.0% Alは融点と固相線温度を低下させるとともに潜熱を増
加させて流動性を向上させる。しかもMg母相には殆ど
固溶せず、Mg初晶の凝固前面に濃縮されるので、凝固
時にMgとの共晶化合物が形成されるまで良好な流動性
が維持される。そして凝固後は、Mgとの共晶化合物に
よる分散強化によって強度を向上させる。このAlの含
有量が10.0%未満であると、十分な強度を得ること
ができず、一方、13.0%を越えて含有させると高硬
度で脆い金属間化合物であるMg 17Al12が多量に
晶出して延性が極端に低下し、鋳造割れが発生しやすく
なる。これらの理由により、Alの含有量を上記範囲に
定める。なお、同様の理由で下限を10.2%、上限を
12.8%に定めるのが望ましい。
【0008】Si:0.3〜1.5% Siは、Mgとの間で金属間化合物MgSiを形成す
る他、Alとの間で共晶反応を起こし、共晶Siが晶出
する。これらはいずれも潜熱の増大に寄与し、流動性を
向上させる。上記作用を得るためには0.3%以上のS
i含有が必要である。一方、1.5%を越えて含有させ
るとクリープ抵抗性を低下させるので、Si含有量を上
記範囲に定める。なお、同様の理由でSiの下限を0.
4%、上限を1.4%とするのが望ましい。
【0009】Mn:0.1〜1.0% MnはAlと化合して金属間化合物を形成し、不純物元
素であるFeを固溶することにより耐食性の劣化を抑制
する。これらの作用を十分に得るためには0.1%以上
のMnが必要であり、0.1%未満の含有では効果が不
十分である。一方、1.0%を越えてMnを含有すると
溶解歩留まりが劣化するので、Mn含有量を上記範囲に
定める。なお、同様の理由で下限を0.2%、上限を
0.9%とするのが望ましい。
【0010】Zn:0.8%未満 Znは融点を低下させるので、所望により含有させるこ
とができるが、0.8%以上含有すると鋳造割れが発生
しやすくなるので、含有量を0.8%未満とする。な
お、同様の理由で上限を0.7%とするのが望ましい。
【0011】Be、Ca、Sr、Ba、Mm:10pp
m〜0.1% これら元素は、高い流動性を保持したままで溶湯の酸化
を抑制する作用があり、燃焼防止に役立つので所望によ
り1種以上を含有させる。該作用を十分に得るためには
総量で10ppm以上の含有が必要であり、10ppm
未満の含有では防燃効果が十分ではない。一方、総量で
0.1%を越えて含有させると溶湯中への溶湯歩留まり
が低下して無駄であるばかりか、鋳造時に割れが発生し
やすくなるという問題があるので、これら元素の含有量
を総量で上記範囲に定める。なお、同様の理由で下限を
20ppm、上限を800ppmとするのが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のマグネシウム合金は、上
記成分範囲を目標値として溶製されるが、本発明として
は溶製方法が特に限定されるものではなく、一般に用い
られている方法を採用することができる。溶製されたマ
グネシウム合金は、溶湯のまま、または一旦スラブとし
た後、後工程である鋳造工程に供することができる。な
お、鋳造方法によっては必要に応じて合金を粉粒状等に
加工する。鋳造工程における鋳造方法としては、一般に
知られている各種方法を採用することができるが、本発
明のマグネシウム合金は優れた鋳造性を有しているの
で、鋳造性への要求は高いものの高品質材を得ることが
できるダイキャスト、スクイーズキャスト、射出成形法
などの高圧鋳造法に好適な材料である。これら鋳造法で
の条件は本発明としては特に限定されるものではない
が、半溶融射出成形では、溶融金属の固相率を50%以
下とするのが望ましい。これは、固相率が50%を越え
ると鋳造性が良好な本発明の合金によっても溶湯の流動
性が低くなって良好な射出成形が困難になるおそれがあ
るためである。
【0013】上記の高圧鋳造法では、溶解した合金(半
溶融の場合も含む)が高い流動性を有するので、薄肉の
製品に成形する際にも湯流れよく鋳造でき、高い製品歩
留りが得られる。また得られた部材は、良好な湯流れに
よって欠陥が少なく、高強度材においても優れた特性が
確保される。したがって、本発明合金による成形性品
は、各種用途において軽量、高強度部材として使用する
ことができる。したがって各種ポータブル機器への使用
量の拡大が期待でき、さらに電動工具やレジャー用品等
への用途の拡大も期待される。しかも、これらのマグネ
シウム合金製品は、従来のプラスチック製品に比べてリ
サイクル可能であり、地球環境の保全に貢献できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。表
1に示す成分にて、本発明のマグネシウム合金(発明
材)と、比較用に本発明範囲外の合金と従来合金(AZ
91D)とをそれぞれ溶製し、得られたインゴットを切
削して原料チップ(おおよその大きさ2mm)を得た。
このチップを原料とし、高圧鋳造法の一つである金属射
出成形法(型締め力450t)を採用して、図1に示す
形状(厚さ2mm、幅15mm)のスパイラル状成形体
1を得るべくスパイラル型流動性評価金型(図示しな
い)を用意し、以下に示すシリンダ温度、射出速度にて
成形を行い、流動性を評価した。なお、流動性の評価で
は、スパイラル状成形体を成形する際に、図1に示すよ
うに、充填欠け部の有無に拘わらず溶湯が最遠に到達し
た距離がL2、充填欠け部がない完全到達距離がL1で
あるとき、L1を充填流動長として評価に用いた。
【0015】図2は、従来合金において、シリンダ温度
と射出速度とを変化させて射出成形した際の充填流動長
の変化を示したグラフであり、流動性に及ぼすシリンダ
温度および射出速度の影響を評価している。この図から
分かるように、シリンダ温度に比べて射出速度が大きく
流動性に影響している。次に、成分の異なる原料チップ
を用いることによって成分が流動性に及ぼす影響を調査
した。
【0016】(Al含有量の影響)先ず、シリンダ温度
を873K一定にし、他成分がほぼ同じでAl含有量が
異なる原料チップ間で充填流動長を比較することによっ
てAl含有量が流動性に及ぼす影響を調査した。その結
果は図3に示すとおりであり、Al含有量の増加に伴っ
て流動長がほぼ直線的に増加している。しかし、14.
5%Alの原料チップを用いた際には成形体に割れが生
じていた。したがって、Alの増量は流動性を高めるも
のの、過度に含有させると成形体に割れを発生させるこ
とが明らかとなった。
【0017】次に、Al含有量12%を基準にして、Z
n、Siの含有量が流動性に及ぼす影響を調査した。 (Zn含有量の影響)先ず、Znの影響を調査するた
め、射出速度を2m/sで一定にして、Zn含有量の異
なる、ほぼ12%Al含有の原料チップ間で流動長を比
較した。その結果は図4に示すとおりであり、Znの含
有によって流動性が向上する傾向にある。ただし、Zn
を0.8%含有する合金を用いた場合には、858K以
下での成形が困難であった。
【0018】(Si含有量の影響)上記と同様に、Si
の影響を調査するため、射出速度2m/s一定で、Si
含有量の異なる、ほぼ12%Al含有の原料チップ間で
流動長を比較した。その結果は図5に示すとおりであ
る。Siを含有させることにより、流動性が向上してお
り、特にシリンダ温度が比較的低い場合にその効果が顕
著になっている。シリンダ温度は低いほど溶湯の流動性
が低くなるので成形可能温度の下限には限度があるが、
本発明ではSiの含有によって低温側での流動性が向上
するので、より低温での成形が可能になる。なお、Si
含有による流動性の向上は、0.5%Si付近にピーク
があることも確認された。
【0019】次に、さらに成分を最適化するため、Si
含有量0.5%を基準にして、射出速度2m/s一定
で、再度Al含有量の異なる原料チップ間で流動長を比
較評価した。その結果は図6に示すとおりであり、図3
の結果と同様にAlの増量に伴って流動長が増加してい
るが、本件評価の方が作用がより顕著になっている。し
たがって、流動性の増大には、AlとSiとが相乗的に
作用していると考えられる。また、今回の評価では、1
3.5%のAlを含有する合金原料を用いた場合に成形
体に割れが生じた。したがって、図3の場合と同様にA
lの増量によって流動性が向上するが、Siを適量含有
させた合金では、13%を越えるAl含有によって鋳造
割れを招くことが分かった。
【0020】また、室温での機械的性質に及ぼすAl含
有量の影響を調査するため、Al含有量の異なる原料チ
ップ間で、一定の射出速度(2m/s)にしてシリンダ
温度を変えて射出成形し、得られた成形体について耐
力、引張強さおよび伸びを測定した。その結果は図7〜
9に示す。図7は耐力、図8は引張強度を示しており、
Alが10.0%未満であると耐力、引張強度が低く、
特にシリンダ温度が低い場合に、顕著に劣っていること
が分かる。さらに図9は各成形体の伸びを示しており、
本発明合金はシリンダ温度の高低に拘わらず安定した特
性を示している。したがって、12%Alを含有する本
発明合金を用いて製造した成形体は、室温での機械的性
質において良好な特性を有している。なお、これら機械
的性質が比較的良好である13.5%Al材は、上記し
たように成形体に割れが発生しているものである。な
お、上記実施例では、本発明材としていずれもZnを所
定量含むものを示したが、Znを含まない発明範囲の合
金を用いた場合にも、若干、流動性は低下するもののほ
ぼ同等の流動性が得られており、機械的性質に関しても
同等であることが確認されている。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマグネシ
ウム合金によれば、質量比で、Al:10.0〜13.
0%、Si:0.3〜1.5%、Mn:0.1〜1.0
%と、所望によりをZn:0.8%未満を含有し、残部
がMgおよび不可避不純物からなるので、鋳造割れを招
いたり機械的特性を損なうことなく、流動性を顕著に向
上させることができ、薄肉の軽量部材を歩留まりよく効
率的に製造することができる。また、本発明のマグネシ
ウム合金材は、上記合金を固相率50%以下の半溶融状
態で金型内に射出する射出成形によって得るので、良好
な機械的特性を有しており、また軽量化も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に用いた成形体を示す図である。
【図2】 従来合金におけるシリンダ温度と溶湯流動長
との関係を示すグラフである。
【図3】 原料におけるAl含有量と溶湯流動長との関
係を示すグラフである。
【図4】 原料におけるZn含有量と溶湯流動長との関
係を示すグラフである。
【図5】 原料におけるSi含有量と溶湯流動長との関
係を示すグラフである。
【図6】 Si0.5%含有原料におけるAl含有量と
溶湯流動長との関係を示すグラフである。
【図7】 Al含有量の異なる原料毎の、シリンダ温度
と室温耐力との関係を示すグラフである。
【図8】 Al含有量の異なる原料毎の、シリンダ温度
と室温引張強さとの関係を示すグラフである。
【図9】 Al含有量の異なる原料毎の、シリンダ温度
と室温伸びとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 スパイラル状成形体
フロントページの続き (72)発明者 縫部 勝彦 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内 (72)発明者 内田 良平 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量比で、Al:10.0〜13.0
    %、Si:0.3〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%
    を含有し、残部がMgおよび不可避不純物からなること
    を特徴とする流動性に優れたマグネシウム合金
  2. 【請求項2】 質量比で、Al:10.0〜13.0
    %、Si:0.3〜1.5%、Mn:0.1〜1.0
    %、Zn:0.8%未満を含有し、残部がMgおよび不
    可避不純物からなることを特徴とする流動性に優れたマ
    グネシウム合金
  3. 【請求項3】 質量比で、さらに、Be、Ca、Sr、
    Ba、Mm(ミッシュメタル)の1種または2種以上を
    総量で、10ppm〜0.1%含有することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の流動性に優れたマグネシウ
    ム合金
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の合金を
    固相率50%以下の半溶融状態で金型内に射出する射出
    成形によって得られることを特徴とするマグネシウム合
    金材
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