JP2001247205A - ファイルホルダの自動出庫装置 - Google Patents

ファイルホルダの自動出庫装置

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JP2001247205A
JP2001247205A JP2000062963A JP2000062963A JP2001247205A JP 2001247205 A JP2001247205 A JP 2001247205A JP 2000062963 A JP2000062963 A JP 2000062963A JP 2000062963 A JP2000062963 A JP 2000062963A JP 2001247205 A JP2001247205 A JP 2001247205A
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Yoshinori Nagare
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Kumahira Safe Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイルホルダの出庫時間を大幅に短縮できる
ファイルホルダの自動出庫装置を提供する。 【解決手段】格納棚6から取り出したファイルホルダを
複数貯留可能であり、貯留した複数のファイルホルダを
一括して外部に送り出し可能な受け渡し手段10と、受
け渡し手段10を介して送り出された複数のファイルホ
ルダを貯留可能とするバッファ手段20と、バッファ手
段20に貯留された複数のファイルホルダを1冊ずつ所
定位置に選択的に仕分けて放出する放出手段40と、放
出手段40を介して放出されたファイルホルダを搬送す
る搬送手段160と、を備えるファイルホルダの自動出
庫装置1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルホルダの
自動出庫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】格納棚に格納されたファイルホルダを自
動的に出庫する装置として、実開昭63−162703
号公報に記載された「ファイルホルダの移送装置」や特
開平8−175612号公報に記載された「ファイルホ
ルダ払出し装置」等が公知であり、この種の装置は主に
病院でカルテの管理等に使用されるものである。実開昭
63−162703号公報に記載された「ファイルホル
ダの移送装置」では、内部に多数のファイルホルダを所
定の位置に格納した格納棚ユニットを左右に配設し、該
各格納棚ユニットの前面上部にファイルホルダの出庫口
を開口し、該各出庫口からの滑り台を、格納棚ユニット
の前面に沿って配設した搬送コンベアに向かって臨ませ
てなる移送装置において、前記搬送コンベアの上方に、
前記出庫口ごとに各滑り台から放出されたファイルホル
ダを寝かせた状態にて支持する受け台を設け、該各受け
台を駆動手段により傾動させてファイルホルダを搬送コ
ンベア上に移す構成となっている。
【0003】また、特開平8−175612号公報に記
載された「ファイルホルダ払い出し装置」では、多数の
ファイルホルダを所定の位置に格納した格納棚ユニット
に、上下に複数の放出口を形成し、ファイルホルダの出
庫指令に応じて、格納棚ユニットの払出し部からファイ
ルホルダを前記複数の放出口に選択的に出庫するように
構成して成るファイルホルダの払出し装置において、前
記払出し部に、ファイルホルダの載置台を支軸の回りに
左右回動可能に設け、正逆回転可能なアクチュエータに
より、前記載置台を、水平状態と左右両側への傾斜状態
とに選択的に姿勢変更制御するように構成する一方、載
置台の左右両側の下方には、前記それぞれの放出口への
案内通路を設け、払出し部からファイルホルダを前記複
数の放出口に選択的に出庫する構成となっている。
【0004】ここで、前記両装置は共に、ファイルホル
ダの出庫口又は放出口への放出において、格納棚からフ
ァイルホルダを取り出した搬送台が一旦ファイルホルダ
を載置台に載置し、次いで該載置台を傾動させることに
よりファイルホルダを放出する態様となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置においては、両例ともファイルホルダの出庫口又
は放出口への放出は、格納棚からファイルホルダを取り
出した搬送台が一旦ファイルホルダを載置台に載置し、
次いで載置台を傾動させてファイルホルダを放出する、
という動作をその都度繰り返すため、1冊当たりのファ
イルホルダの放出が完了するまでに長い時間を要すると
いう問題があった。
【0006】また、前記実開昭63−162703号公
報の「ファイルホルダの移送装置」では、放出されたフ
ァイルホルダが滑り台を介して一旦受け台に支持され、
次いで受け台の傾動により搬送コンベア上に移される、
という手順が繰り返されることから、放出されたファイ
ルホルダの受け台から搬送コンベアまでの移送が完了す
るまでの間、次のファイルホルダの放出を待機させざる
を得ないという問題もあった。このように、従来の装置
においては、ファイルホルダが出庫されるまでにかなり
の時間を要し、出庫効率が悪く、例えば大病院では、外
来患者で混む時間帯には診察の時間までにカルテの供給
が間に合わなくなってしまうというおそれもある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めに創作されたものであり、ファイルホルダの出庫時間
を大幅に短縮することができるファイルホルダの自動出
庫装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、先ず、格納棚に格納されたファイルホルダ
を自動的に取り出し、複数の仕分け出庫部に出庫するフ
ァイルホルダの自動出庫装置において、格納棚から取り
出したファイルホルダを複数貯留可能であり、貯留した
複数のファイルホルダを一括して外部に送り出し可能な
受け渡し手段と、受け渡し手段を介して送り出された複
数のファイルホルダを貯留可能とするバッファ手段と、
バッファ手段に貯留された複数のファイルホルダを1冊
ずつ所定位置に選択的に仕分けて放出する放出手段と、
放出手段を介して放出されたファイルホルダを搬送する
搬送手段と、を備えるファイルホルダの自動出庫装置を
構成した。
【0009】また、前記放出手段を、前記所定位置を検
知する所定位置検知手段と、前記バッファ手段に設けら
れたファイルホルダの放出位置にファイルホルダを送り
出すホルダ送り出し手段と、放出位置に位置したファイ
ルホルダを放出する放出部とから構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明について、先ずファイルホ
ルダの自動出庫装置全体の概略を図1〜図3を基に説明
する。図1は自動出庫装置の外観斜視図、図2は自動出
庫装置の要部を表す図1におけるX−X断面説明図、図
3は自動出庫装置の要部を表す図2におけるY−Y断面
説明図である。
【0011】「自動出庫装置1の概略説明」ファイルホ
ルダの自動出庫装置(以降、単に自動出庫装置という)
1は、図1に示すように、略直方体状の筐体1a(一部
破断)の内部に、格納棚ユニット4とフロントユニット
5を備える。自動出庫装置1は、単体での使用は勿論、
複数台を並列状に設置して使用することが可能であり、
例えば図2に示すように、自動出庫装置1の右側には、
自動出庫装置1と同様の構成からなる他の自動出庫装置
2を並設し、左側には、拡張ユニット3を並設する(図
1においては、単体の自動出庫装置1を図示しており、
自動出庫装置2及び拡張ユニット3は図示していな
い)。拡張ユニット3としては例えば、自動出庫装置1
のフロントユニット5と略同様の構成とする。
【0012】格納棚ユニット4は、格納棚6に格納され
たファイルホルダを管理コンピュータ(図示せず)の指
示に基づき自動的に取り出す部位であり、格納棚6,6
と、スタッカクレーン7と、受け渡し装置8とを備え
る。格納棚6,6は、筐体1aの内部に対向して一対と
して配置されており、ファイルホルダを1冊ごとに懸吊
する複数列,複数段の棚を形成している。スタッカクレ
ーン7は、筐体1aの内部に配設された天井レール及び
床レール(共に図示せず)に支持されて格納棚6の前面
に沿って前後方向に走行可能な台車であり、このスタッ
カクレーン7の支柱に、受け渡し装置8が上下方向に昇
降可能に取り付けられている。
【0013】フロントユニット5は、受け渡し装置8に
より格納棚6から取り出されたファイルホルダを仕分け
出庫部150,150’に出庫する部位であり、移載装
置9と、搬送手段160と、仕分け出庫部150,15
0’とを備えている。移載装置9は、左右方向において
は図2に示すように、格納棚ユニット4の前面中央に配
置され、また上下方向においては、図2及び図3に示す
ように、受け渡し装置8の前方であって搬送手段160
及び仕分け出庫部150の上方に、前後方向に水平移動
可能なように配設される。
【0014】自動出庫装置1の概略構成は以上からな
り、ファイルホルダの出庫工程は、格納棚6→受け渡し
装置8→移載装置9→搬送手段160→仕分け出庫部1
50(150’)となる。なお、フロントユニット5
は、図1に示すように、その右側後部に、入庫するファ
イルホルダFを受け渡し装置8に移載する入庫移載装置
151を備え、その右側前部には、入庫の際にエラー処
理されたファイルホルダを出庫するエラー出庫部152
を備えている。
【0015】「ファイルホルダF」図4を基にファイル
ホルダの一例を説明すると、ファイルホルダFは、折り
畳まれた状態であるときに、カルテ等のファイルを収納
する収納体Faと長尺の係止体Fbを形成する。収納体
Faはポリプロピレン等の合成樹脂材料或いは紙質材料
等で成型され、中間部位を折返し形成した構造となって
おり、その厚みは、例えば8mm,15mm,20m
m,30mm等各種別のものが用意され、収納するファ
イルの種類、量によって使い分けされる。係止体Fbは
下縁部Fcを介して収納体Faの上部に一体的に取り付
けられており、その前後端に下面端部Fd,Fdを露呈
させている。この下面端部Fd,Fdは後記する移載装
置9の懸吊レール31,31に懸吊される部位となる。
係止体Fbの上部には、前後端にわたって左右一対に被
係止面Fe,Feが形成されており、ファイルホルダF
はこの被係止面Fe,Feの部位で、格納棚6に所定ピ
ッチで複数取り付けられた保持具(図示せず)に吊り懸
けられ、格納される態様となっている。係止体Fbの前
後端近傍には、後記する受け渡し装置8の爪部材11,
11が係合する係合孔Ffが穿設されている。
【0016】「受け渡し装置8(受け渡し手段10)」
受け渡し装置8の一例について図5を基に説明する。図
5は受け渡し装置8の概略構成を示す斜視図であり、フ
レーム等は省略している。受け渡し装置8は、格納棚6
から取り出したファイルホルダFを複数貯留可能であ
り、貯留したファイルホルダFを一括して外部に送り出
し可能な受け渡し手段10を備える装置である。受け渡
し装置8は、ファイルホルダFの係止体Fbの係合孔F
fに係合してチャッキングする鉤部をそれぞれ左右に形
成した爪部材11,11が、一対のシャフト12に左右
方向にスライド自在に装着されており、左右の格納棚6
から取り込んだファイルホルダを懸垂部材13に懸吊し
て貯留する構造となっている。すなわち、懸垂部材13
は、その断面形状において一端側がT字形を呈して一対
の懸吊部13aを形成しており、トラック状に周回配設
したチェーン14に複数取り付けられることにより、互
いに隣接し合う懸吊部13a,13aにて係止体Fbの
被係止面Fe,Feを係止して、複数のファイルホルダ
Fを並列状に懸吊するようになっている。符号15はチ
ェーン14を間欠回動させる駆動モータを示し、符号1
6は、懸垂部材13に懸吊されたファイルホルダFを係
止体Fbの下面端部Fd,Fdの部位で重量支持する懸
吊支持部材を示す。
【0017】したがって、駆動モータ15を駆動してチ
ェーン14を間欠回動させることにより、爪部材11,
11によって格納棚6から順次取り込まれたファイルホ
ルダは、懸垂部材13に懸吊されたまま、下面端部F
d,Fdの部位で懸吊支持部材16に重量支持され、図
5における右方向側へと移動し安定した状態で貯留され
る。また、貯留したファイルホルダを外部(移載装置
9)に送り出す際は、チェーン14を連続回動させるこ
とにより行う。すなわち、懸垂部材13は従動スプロケ
ット17の部位で上方へ円弧回動することになり、隣接
する懸垂部材13の懸吊部13a同士の間隔が拡がるこ
とにより、係止体Fbの係止状態が解かれたファイルホ
ルダが、収納体Faの側面で前側に隣接するファイルホ
ルダを押圧することにより、ファイルホルダ群は一括的
に且つ連続的に移載装置9側へと送り出される。
【0018】「移載装置9」次いで、移載装置9につい
て説明する。図6は移載装置9の要部平面説明図、図7
は同側面説明図、図8は同正面説明図、図9は同概略斜
視図、図10は放出部の詳細説明図、図11は移載装置
9の側面説明図である。なお、図9においては、各板材
の肉厚は無視して1本線にて図示している。
【0019】移載装置9は、後記するバッファ手段20
及び放出手段40を備える装置であって、図11に示す
ように、フロントユニット5の内部に固定的に取り付け
られる固定フレーム21と、固定フレーム21の上部を
前後方向に移動可能となる移載ユニット30とから構成
されている。図8に示すように、固定フレーム21は前
後方向に延出する左右の側板21bと底板21cとから
なり、図11に示すように、固定フレーム21の下側後
部、つまり底板21cの後部にはファイルホルダを落下
放出させるための開口21aが切り欠き形成されてい
る。
【0020】図8,11等に示すように、左右の側板2
1bの外側には前後方向に沿ってガイドブラケット22
が固設されており、移載ユニット30は、回転自在に軸
着した複数のガイドローラ28を介してこのガイドブラ
ケット22及び側板21bに案内されて、固定フレーム
21側に配設した駆動モータ23(図11)の正逆回転
駆動により前後方向に移動する。移動手段としては例え
ばチェーン駆動が挙げられ、本例では移載ユニット30
の左右の下部に突端部30aを形成し、その前後にチェ
ーン29の一端側及び他端側をターンバックルにより取
り付け、チェーン29を固定フレーム21の側板21b
の前後端に配設した従動スプロケット24及び駆動スプ
ロケット25間に掛け回している。駆動スプロケット2
5の回転軸には図示しない伝達スプロケットが軸着され
ており、この伝達スプロケットと、駆動モータ23の回
転軸に軸着した駆動スプロケット27との間にチェーン
26を掛け回す。以上の構成により、駆動モータ23を
正逆回転駆動させることで移載ユニット30が前後方向
に移動することとなる。
【0021】「バッファ手段20」バッファ手段20
は、受け渡し装置8(受け渡し手段10)から送り出さ
れたファイルホルダを複数貯留可能とするものであり、
本形態においては移載ユニット30の内部に左右一対に
配設された懸吊レール31,31を指す。懸吊レール3
1は、図9から判るように断面形状がL字形を呈する部
材であって、前後方向に沿って延設され、またその下面
部31aが互いに対向するように、移載ユニット30の
フレーム33の内側に左右一対として配設されている。
つまり、ファイルホルダは、その係止体Fbの下面端部
Fdがこの懸吊レール31の下面部31aに係止される
ことにより懸吊されることとなる。懸吊レール31は鋼
板等でも良いが、ファイルホルダをスムースに移動させ
るため摩擦係数の小さい樹脂材により構成することが望
ましく、本例では鋼板の表面に樹脂材を積層した構造と
してある。フレーム33は図8,図9(二点鎖線で示
す)から判るように、左右に段差部(図8においては段
差部に切り欠き33aが施されている)を形成した有蓋
無底の鋼板等からなるカバー体であり、移載ユニット3
0の筐体となる部材である。なお、図6,8に示す符号
121は懸吊レール31上にファイルホルダが存在する
か否かを検知する光反射型のセンサであり、符号122
はその照射光を反射する反射板である。
【0022】図6,7等における符号32は受け渡しレ
ールを示す。受け渡しレール32は、前記懸吊レール3
1と同様、断面形状がL字形を呈する部材であって、前
後方向に沿って延設され、その下面部32aが互いに対
向するように、懸吊レール31の後方側、つまりフレー
ム33の内側後端に左右一対として配設されている。受
け渡しレール32の後部はフレーム33よりも突出して
おり、その先端部は外側及び下側に折り曲げられた構造
となっていて、受け渡し装置8から送り出されたファイ
ルホルダをスムースに懸吊レール31に受け渡す役割を
果している。また、受け渡しレール32は、図7に示す
ように、水平面において懸吊レール31よりも若干高く
段差が設けられて取り付けられているが、これは、後記
するホルダ送り出し手段42により懸吊レール31上を
押圧移動されるファイルホルダが放出位置に到達したと
きに、受け渡しレール32の前端下部がホルダ送り出し
停止手段44と相まってファイルホルダのストッパの役
割を果たすものである。
【0023】受け渡し装置8と移載装置9との間におけ
るファイルホルダの受け渡しについて説明すると、図1
1において、駆動モータ23の回転駆動により移載ユニ
ット30が後方向に移動し、受け渡しレール32の後端
が受け渡し装置8の懸吊支持部材16の前端に近接する
(リーチポジションRP)。この状態で、前記したよう
に受け渡し装置8のチェーン14(図5)が連続回動
し、係止体Fbの係止状態が解かれたファイルホルダ
が、収納体Faの側面で前側に隣接するファイルホルダ
を押圧することにより、複数のファイルホルダ群は一括
的に且つ連続的に懸吊支持部材16から受け渡しレール
32を介して懸吊レール31へと受け渡される。
【0024】このファイルホルダの受け渡しの際には、
受け渡しレール32上において、ファイルホルダが前後
方向に振れる(揺動する)おそれがあり、その場合には
ファイルホルダの受け渡しがスムースに行われなくなる
可能性もある。図7等における符号34は当該問題に対
処するための振れ止め部材であり、ファイルホルダの下
端部が振れ止め部材34の底部34aに接触することに
より、ファイルホルダの揺動が抑止されるものである。
振れ止め部材34は図8に示すように、ファイルホルダ
が通過可能なように上部を開口させた断面コ字状の板材
であり、後記するガイドレール66の下部に取り付けら
れている。
【0025】さて、受け渡し装置8から受け取ったファ
イルホルダ群のうち、数冊は受け渡しレール32上に懸
吊されたままの状態となる。そこで、本形態では、移載
ユニット30内の上部において、受け渡し装置8から受
け取ったファイルホルダ群の全てを懸吊レール31に確
実に懸吊させるための機構として、取り込みアーム機構
35を配設している。図6〜9に示すように、フレーム
33内の上部において、左右方向に沿って回転自在に軸
支された軸36には無蓋の箱形状を呈した取り込みアー
ム37が固着されている。取り込みアーム37の左右の
先端部にはそれぞれローラ37aが回転自在に軸支され
る。軸36にはスプロケット38が軸着されており、図
示しないブラケットによりフレーム33に取り付けられ
たリバーシブルモータ等の駆動モータ131の回転軸に
軸着された駆動スプロケット132との間にチェーン3
9が掛け回されている。
【0026】取り込みアーム機構35は以上の構成から
なり、取り込みアーム37は通常、図7に示すように水
平状態となって待機しており、受け渡し装置8からファ
イルホルダ群を受け取った後、駆動モータ131が駆動
することにより、軸36を中心として図7における反時
計回りに回動し、ローラ37aが、受け渡し装置8から
送り出された最後尾のファイルホルダに当接して、ファ
イルホルダ群全体を前方向(図7における右方向)に押
圧移動させ、全てのファイルホルダを懸吊レール31に
懸吊させる。その後、駆動モータ131は逆回転駆動
し、取り込みアーム37は元の待機位置に戻る。図8,
9に示すように軸36の一端側にはスリットを形成した
円板状のドグ133が取り付けられており、フレーム3
3に取り付けたセンサ134,135により取り込みア
ーム37の回動規制がなされる。なお、フレーム33の
上板部には、図9に示すように、取り込みアーム37の
通過用の切り欠き33bが形成される。
【0027】「放出手段40」放出手段40は、前記バ
ッファ手段20(懸吊レール31)に貯留された複数の
ファイルホルダを、1冊ずつ所定位置に放出させるもの
である。本形態の放出手段40は、前記所定位置を検知
する所定位置検知手段41と、前記バッファ手段20の
端部に設けられたファイルホルダの放出位置にファイル
ホルダを送り出すホルダ送り出し手段42と、ホルダ送
り出し手段42により送り出されたファイルホルダが前
記放出位置に位置したことを検知する放出位置検知手段
43と、前記放出位置検知手段43が作動するとホルダ
送り出し手段42の送り出し動作を停止するホルダ送り
出し停止手段44と、前記放出位置に位置したファイル
ホルダを放出する放出部45と、を備えた構成となって
いる。
【0028】「所定位置検知手段41」先ず、所定位置
検知手段41について説明する。所定位置検知手段41
は、移載ユニット30が前後方向に移動して所定位置で
停止し、ファイルホルダを放出する際の、所定位置を検
知するものである。ここで、「所定位置」とは、本形態
では、管理コンピュータの指示に基づいて放出されるフ
ァイルホルダ1冊ごとに選択される位置のことで、図3
に示すように、所定位置Aは第一搬送路161上、所定
位置Bは仕分け出庫部150上(それに連通するシュー
タ163上)、所定位置Cは第二搬送路162上、の三
箇所のいずれかである。すなわち、管理コンピュータか
らの指令に基づいて所定位置が選択されると、移載ユニ
ット30は前後方向に移動して、所定位置A〜Cのいず
れかで停止する。
【0029】図11において符号51,52は、前記所
定位置を検知するためのセンサであり、図8に示すよう
に、ガイドブラケット22の側面に取り付けられてい
る。一方、移載ユニット30のフレーム33の側面下部
には、センサ51に対応したドグ53a,53bと、セ
ンサ52に対応したドグ53c,53dがそれぞれ取り
付けられており、センサ51,52がドグ53a〜53
dを感知して作動することにより所定位置A〜Cのいず
れかを検知する。本形態では、所定位置Aではセンサ5
2のみが作動し、所定位置Bではセンサ51と52が共
に作動し、所定位置Cではセンサ51のみが作動するよ
うに構成されている。なお、図11における符号54
a,54bは、移載ユニット30の前後方向の移動限界
点に取り付けられた非常停止用のリミットスイッチであ
る。
【0030】「ホルダ送り出し手段42」次に、ホルダ
送り出し手段42について説明する。図7において符号
55は、ホルダ送り板を示し、懸吊レール31に懸吊さ
れた最先頭のファイルホルダに当接してファイルホルダ
群全体を後方向(図7の左方向)に間欠的に押圧移動さ
せるものである。ホルダ送り板55は図8に示すよう
に、ファイルホルダと略等幅で、図7に示すように、懸
吊レール31に懸吊されるファイルホルダと向かい合う
ように、支持板56により可動ブラケット57と一体的
に前後方向に移動可能に取り付けられている。フレーム
33の左右の内側面には、それぞれ前後にスプロケット
58,59が軸装されており、このスプロケット58,
59にはアタッチメント付きチェーン60が掛け回され
ている。一方のスプロケット58の回転軸には伝達スプ
ロケット61が軸着されており、図示しないブラケット
によりフレーム33に取り付けられた駆動モータ62の
回転軸に軸着した駆動スプロケット63との間には駆動
伝達用のチェーン64が掛け回されている。
【0031】可動ブラケット57は、その左右の突起部
57aの部位にて前記アタッチメント付きチェーン60
に取り付けられている。また、可動ブラケット57の左
右側面にはそれぞれ一対の走行ローラ65が回転自在に
取り付けられており、フレーム33の左右の内側面には
この走行ローラ65をガイドするガイドレール66が前
後方向に沿って固設されている。
【0032】ホルダ送り出し手段42は以上の構成から
なり、駆動モ−タ62を間欠的に回転駆動すると、アタ
ッチメント付きチェーン60の回動に伴って、可動ブラ
ケット57が走行ローラ65を介してガイドレール66
に案内されながら後方向に移動することになり、ホルダ
送り板55が懸吊レール31に懸吊された最先頭のファ
イルホルダに当接しながら、ファイルホルダ群全体を後
方向に間欠的に押圧移動させるものである。駆動モータ
62として本形態では、間欠的な回転角度の位置決め精
度に優れた電磁ブレーキ付きリバーシブルモータとして
ある。また無論、ファイルホルダの厚みが8mmタイ
プ,15mmタイプなど各種別のファイルホルダが混在
している場合には、管理コンピュータの情報に基づき、
駆動モータ62の回転角度、つまりファイルホルダの送
りピッチがその都度変わるように制御される。なお、図
7,8の符号67a,67bは、可動ブラケット57の
前後方向の移動限界点に取り付けられた非常停止用のリ
ミットスイッチである。
【0033】「放出位置検知手段43」次に、ファイル
ホルダが放出位置に位置したことを検知する放出位置検
知手段43について説明する。本形態では、「放出位
置」とは放出部45の位置のことであり、後記する回転
支持材71の位置を指す。したがって、放出位置検知手
段43は、前記したホルダ送り出し手段42により後方
向に押圧移動されたファイルホルダ群のうち、最後尾の
ファイルホルダが放出部45(回転支持材71)に位置
したことを検知するものである。図6及び図8における
符号68は、当該手段を構成する検知センサを示す。こ
の検知センサ68は、図8に示すように、移載ユニット
30内の上部において左右方向に延設されたブラケット
69に左右一対に取り付けられている。図6から判るよ
うに、前後方向に関し、回転支持材71と検知センサ6
8は同位置にあり、検知センサ68は回転支持材71に
載置されたファイルホルダの係止体Fbの上面を検知す
るようになっている。
【0034】「ホルダ送り出し停止手段44」そして、
前記検知センサ68が放出部45に位置したファイルホ
ルダを検知すると、駆動モータ62が停止し、ファイル
ホルダの送り出し動作が停止する。
【0035】「放出部45」次に、放出部45について
説明する。放出部45は、移載ユニット30が所定位置
A,B,Cのいずれかに移動した後、ファイルホルダを
落下放出する部位となり、前記したように本形態では左
右一対の回転支持材71から構成される。回転支持材7
1は、図7に示すように、受け渡しレール32と懸吊レ
ール31との間に位置する。図8に示すように、各回転
支持材71は四辺の一端がそれぞれ突起した突部71a
を有し、左右の回転支持材71同士において、突部71
aが互いに向き合うように、ブラケット69にその回転
軸方向を前後方向として回転自在に軸支されている。図
7に示すように、互いに向き合うように位置した突部7
1aの上面と懸吊レール31の上面は略面一となってお
り、当該突部71aは一時的にファイルホルダを懸吊す
る部位となる。
【0036】回転支持材71は同期的に互いに逆方向に
回転するようになっており、図10に示すように、一方
の回転支持材71の回転軸にはプーリ72が軸装され、
その上部に位置するプーリ73と、他方の回転支持材7
1において、その上部に位置するプーリ74と、その外
側に位置するプーリ75とにわたって、回転自在に軸支
されたピン76、77を介して、タイミングベルト78
が掛け回されている。プーリ73の回転軸にはギヤ79
が軸装されており、図示しないブラケットによりフレー
ム33に取り付けられた駆動モータ(DCギヤドモータ
等)80の回転軸に軸着されたギヤ81と噛合してい
る。また、プーリ75の回転軸に軸装されたギヤ82と
前記他方の回転支持材71の回転軸に軸装されたギヤ8
3が噛合している。
【0037】以上の構成により、駆動モータ80を間欠
的に回転させ、図10において右側に位置する回転支持
材71を反時計回りに、左側に位置する回転支持材71
を時計回りに90度毎に間欠回転させる。すると、図1
0(b)に示されるように、ファイルホルダを懸吊して
いる左右の突部71aが下方に向かって互いに遠ざかる
ように回転移動し、ファイルホルダが垂直に自重落下す
ることとなる。なお、前記プーリ74の回転軸には90
度間隔でスリットを形成した円板状のドグ84が取り付
けられており、図7,9に示すように、フレーム33に
取り付けたセンサ85により回転支持材71の回転姿勢
の確認がなされる。
【0038】「搬送手段160」搬送手段160の一例
を図2及び図3に基づいて説明すると、搬送手段160
は、放出手段40により放出されたファイルホルダFを
一方に向けて搬送(右送り)する第一搬送路161及び
他方に向けて搬送(左送り)する第二搬送路162を有
するものである。本形態では、搬送手段160は、前後
方向については、図2に示すように、格納棚ユニット4
の前面に配置され、また上下方向については、図3に示
すように、移載装置9の下方であって仕分け出庫部15
0の上方において、図2に示すように、所定の間隔をあ
けて平行にかつ水平に配置され、ファイルホルダFを互
いに逆向きに搬送(右送り,左送り)する二台のベルト
コンベアである。
【0039】また、本形態では、放出手段40により所
定位置で放出されたファイルホルダは、図3に示すよう
に、所定位置Aの場合は第一搬送路161上に、所定位
置Bの場合はシュータ163を介して仕分け出庫部15
0に(シュータ163から仕分け出庫部150への移載
手段は省略)、所定位置Cの場合は第二搬送路162上
に、それぞれ落下することにより仕分け出庫される構成
となっている。図2に示すように、第一搬送路161と
第二搬送路162との間にはシュータ163が複数台並
設されていて、また、各シュータ163に対応して第一
搬送路161及び第二搬送路162上には、搬送中のフ
ァイルホルダを各シュータ163に落とし込む誘導機構
(図示せず)が設けられており、管理コンピュータの指
示に基づき、各誘導機構が選択的に作動することによ
り、各ファイルホルダが所定の仕分け出庫部150’に
仕分け出庫されるようになっている。
【0040】次に、以上の構成からなる自動出庫装置1
の作用(ファイルホルダの出庫手順)について説明す
る。先ず、管理コンピュータの指示に基づきスタッカク
レーン7が作動し、目的のファイルホルダが懸吊されて
いる格納棚6の棚位置まで、受け渡し装置8が順次移動
し、爪部材11にてファイルホルダを受け渡し装置8の
内部に取り込んでいく。ファイルホルダは懸垂部材13
に懸吊され、且つ懸吊支持部材16に重量支持され、受
け渡し装置8内に複数貯留される。
【0041】最後のファイルホルダが取り込まれると、
スタッカクレーン7は受け渡し装置8を移載装置9に隣
接させ位置付ける。受け渡し装置8が位置決めされる
と、移載装置9の駆動モータ23が回転駆動して移載ユ
ニット30が後方に移動し、受け渡しレール32の後端
部が受け渡し装置8の懸吊支持部材16の前端部に近接
してファイルホルダの受け渡しが可能な状態となる(リ
ーチポジションRP)。次いで、受け渡し装置8の駆動
モータ15が連続的に回転駆動し、ファイルホルダ群は
従動スプロケット17の下端部で懸垂部材13の懸吊部
13a,13aの係止が解かれ、一括的且つ連続的に懸
吊支持部材16から、受け渡しレール32を経て懸吊レ
ール31へと送り出される。この後、未だ格納棚6に出
庫するファイルホルダが残っている場合、受け渡し装置
8は再びその棚位置へと順次移動し、ファイルホルダの
取り込みを行う。そして、移載装置9側においては、バ
ッファ手段20及び放出手段40を備えることから、こ
の受け渡し装置8のファイルホルダの取り込みの間、フ
ァイルホルダを1冊ずつ搬送手段160に放出させるこ
とが可能となるものである。
【0042】すなわち、移載装置9側においては、移載
ユニット30における駆動モータ131が回転駆動し、
取り込みアーム37が円弧状に回転し、最後尾のファイ
ルホルダを前方向に押圧して全てのファイルホルダを懸
吊レール31上に移動させる。次いで、管理コンピュー
タの指示に基づき、各ファイルホルダ毎に異なる所定位
置A〜Cに応じて、駆動モータ23の回転駆動により移
載ユニット30が前後方向に移動する。そして、センサ
51,52が移載ユニット30のドグ53a〜53dを
検知することにより、移載ユニット30は所定位置A〜
Cのいずれかで停止する。
【0043】次いで、駆動モータ62の回転駆動によ
り、ホルダ送り板55がファイルホルダ群全体を後方向
に押圧移動させる。最後尾のファイルホルダが回転支持
材71の突部71aに懸吊されると、検知センサ68が
これを検知して、駆動モータ62が停止する。
【0044】駆動モータ80が回転駆動し、回転支持材
71における突部71aの懸吊を解かれたファイルホル
ダが自重落下し、固定フレーム21の開口21aを介し
て、所定位置Aの場合は第一搬送路161上に、所定位
置Bの場合は仕分け出庫部150に、所定位置Cの場合
は第二搬送路上162上に放出される。このように、フ
ァイルホルダを懸吊レール31の端部からそのまま押し
出して落下させるのではなく、回転支持材71に一時的
に懸吊させ、回転支持材71を回転させることによりフ
ァイルホルダを落下させる態様とすることで、ファイル
ホルダを垂直姿勢に保って落下放出させることができ、
安定した放出作業が実現される。
【0045】以上、本発明に係るファイルホルダの自動
出庫装置を、好適な実施形態に基づいて説明したが、フ
ァイルホルダの形状や、自動出庫装置を構成する各手段
の構成、レイアウト、形状等は、図面に記載したものに
限定されることなく実施可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るファイルホルダの自動出庫
装置によれば、以下のような効果を奏する。 (1)格納棚から取り出したファイルホルダを複数貯留
可能であり、貯留した複数のファイルホルダを一括して
外部に送り出し可能な受け渡し手段と、受け渡し手段を
介して送り出された複数のファイルホルダを貯留可能と
するバッファ手段と、バッファ手段に貯留された複数の
ファイルホルダを1冊ずつ所定位置に選択的に仕分けて
放出する放出手段と、放出手段を介して放出されたファ
イルホルダを搬送する搬送手段と、を備えた構成とする
ことにより、格納棚との間でファイルホルダの受け渡し
作業中であっても、この受け渡し作業に依存することな
く、バッファ手段に貯留された複数のファイルホルダを
1冊ずつ仕分けて出庫することが可能となるため、受け
渡し装置の待機時間が無くなり、出庫時間効率を大幅に
向上させることが可能となる。 (2)また、前記放出手段を、所定位置を検知する所定
位置検知手段と、バッファ手段に設けられたファイルホ
ルダの放出位置にファイルホルダを送り出すホルダ送り
出し手段と、放出位置に位置したファイルホルダを放出
する放出部と、を備えた構成とすれば、従来のように、
格納棚から取り出したファイルホルダを、搬送台から一
旦載置台に載置して次に載置台を傾動させるという時間
が掛かる動作に比して、高速なファイルホルダの放出が
実現され、ファイルホルダの出庫時間効率をさらに向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動出庫装置の外観斜視図である。
【図2】自動出庫装置の要部を表す図1におけるX−X
断面説明図である。
【図3】自動出庫装置の要部を表す図2におけるY−Y
断面説明図である。
【図4】ファイルホルダの説明図であり、図4(a)は
正面図、図4(b)は側面図である。
【図5】受け渡し装置の概略構成を示す外観斜視図であ
る。
【図6】移載装置の要部平面説明図である。
【図7】移載装置の要部側面説明図である。
【図8】移載装置の要部正面説明図である。
【図9】移載装置の要部概略斜視図である。
【図10】放出部の詳細説明図である。
【図11】移載装置全体の側面説明図である。
【符号の説明】
1 自動出庫装置 4 格納棚ユニット 5 フロントユニット 6 格納棚 7 スタッカクレーン 8 受け渡し装置 9 移載装置 10 受け渡し手段 20 バッファ手段 30 移載ユニット 31 懸吊レール 32 受け渡しレール 35 取り込みアーム機構 37 取り込みアーム 40 放出手段 41 所定位置検知手段 42 ホルダ送り出し手段 43 放出位置検知手段 44 ホルダ送り出し停止手段 45 放出部 55 ホルダ送り板 57 可動ブラケット 71 回転支持材 150,150’ 仕分け出庫部 160 搬送手段 161 第一搬送路 162 第二搬送路 163 シュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】格納棚に格納されたファイルホルダを自動
    的に取り出し、複数の仕分け出庫部に出庫するファイル
    ホルダの自動出庫装置において、 格納棚から取り出したファイルホルダを複数貯留可能で
    あり、貯留した複数のファイルホルダを一括して外部に
    送り出し可能な受け渡し手段と、 受け渡し手段を介して送り出された複数のファイルホル
    ダを貯留可能とするバッファ手段と、 バッファ手段に貯留された複数のファイルホルダを1冊
    ずつ所定位置に選択的に仕分けて放出する放出手段と、 放出手段を介して放出されたファイルホルダを搬送する
    搬送手段と、を備えることを特徴とするファイルホルダ
    の自動出庫装置。
  2. 【請求項2】前記放出手段は、 前記所定位置を検知する所定位置検知手段と、 前記バッファ手段に設けられたファイルホルダの放出位
    置にファイルホルダを送り出すホルダ送り出し手段と、 放出位置に位置したファイルホルダを放出する放出部
    と、 から構成されることを特徴とする請求項1に記載のファ
    イルホルダの自動出庫装置。
JP2000062963A 2000-03-08 2000-03-08 ファイルホルダの自動出庫装置 Pending JP2001247205A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105600252A (zh) * 2016-01-22 2016-05-25 苏州赛斯特机器人技术有限公司 一种基于机器人的智能仓库分拣系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105600252A (zh) * 2016-01-22 2016-05-25 苏州赛斯特机器人技术有限公司 一种基于机器人的智能仓库分拣系统

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