JP2001247006A - 補助座席 - Google Patents

補助座席

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JP2001247006A
JP2001247006A JP2000062657A JP2000062657A JP2001247006A JP 2001247006 A JP2001247006 A JP 2001247006A JP 2000062657 A JP2000062657 A JP 2000062657A JP 2000062657 A JP2000062657 A JP 2000062657A JP 2001247006 A JP2001247006 A JP 2001247006A
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seat
auxiliary seat
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vehicle
occupant
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Tomonori Nagata
智紀 永田
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱可能な補助座席にあって乗員の身体の姿
勢を制御する姿勢制御手段を有し、且つ、取り外した際
にはこの制御を停止できる補助座席を得る。 【解決手段】 チャイルドシート10のフレーム14に
はスイッチ80が設けられており、このスイッチ80を
操作してOFFにすると、プリテンショナの起動装置が
作動不能状態となる。したがって、チャイルドシート1
0を取り外した際にはスイッチ80を操作してOFFに
することで、チャイルドシート10の落下等に伴うプリ
テンショナの誤作動を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両座席に装着さ
れるチャイルドシート等、必要に応じて任意に車両へ着
脱できる補助座席に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に児童や乳幼児を乗車させる際に
は、チャイルドシートと称される補助座席を車両の座席
に装着し、このチャイルドシートに児童や乳幼児を着座
させることが一般的に行なわれている。
【0003】このようなチャイルドシートには、所謂シ
ートベルト装置が設けられて、シートベルト装置のウエ
ビングベルトで着座した児童や乳幼児の身体を拘束する
構成のものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の車両
の座席に対応して車両に設けられたシートベルト装置に
は、プリテンショナと称される装置が設けられている。
プリテンショナは、車両の急減速状態においてウエビン
グベルトの基端が係止された巻取軸に対してウエビング
ベルトを巻き取る方向への回転力を強制的に付与する構
成で、これによって、一時的にウエビングベルトによる
乗員の身体の拘束力を高め、車両急減速状態における乗
員の身体の車両前方側への移動を防止或いは制限するよ
うになっている。
【0005】上述したチャイルドシートのシートベルト
装置であっても、このようなプリテンショナを設けるこ
とが望ましい。しかしながら、チャイルドシートは車両
から取り外すことも多々あり、チャイルドシートを取り
外した状態で持ち歩くこともある。このような状態で、
例えば、チャイルドシートを落下させたりすると、落下
時の加速度を検知してプリテンショナが作動してしまう
可能性がある。
【0006】一般的なプリテンショナは、ガス発生剤を
燃焼させることで急激に発生したガスの圧力を上述した
巻取軸の回転力に変える構成であるため、不用意にプリ
テンショナを作動させてしまうと、その後にプリテンシ
ョナとしての機能を発揮できなくなったり、また、プリ
テンショナを交換する必要性が生じたりする。
【0007】このため、チャイルドシートに上記のよう
なプリテンショナを搭載することが困難であった。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、着脱可能
な補助座席にあって乗員の身体の姿勢を制御する姿勢制
御手段を有し、且つ、取り外した際にはこの制御を停止
できる補助座席を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の補助座席
は、車両室内に着脱可能に設けられた補助座席本体と、
前記補助座席本体に設けられ、特定の条件下で当該補助
座席本体に着座した乗員の姿勢を特定の着座姿勢に制御
する姿勢制御手段と、前記補助座席本体に設けられ、前
記姿勢制御手段を作動可能状態若しくは作動不能状態に
切り替える切替手段と、を備えている。
【0010】上記構成の補助座席では、車両室内に装着
された補助座席本体に乗員が着座した状態で、特定の条
件下、例えば、走行中の車両が急減速状態となった場合
には姿勢制御手段が作動し、特定の着座姿勢に乗員の姿
勢を制御する。
【0011】また、姿勢制御手段は切替手段により作動
可能状態若しくは作動不能状態に切り替えられる。した
がって、本補助座席が車両から取り外された状態では切
替手段によって姿勢制御手段が作動不能状態とされれ
ば、補助座席の持ち運び中や装着時における不用意な姿
勢制御手段の作動を防止できる。
【0012】なお、本発明における補助座席本体での乗
員の着座姿勢は、所謂一般的な着座のほかに、本補助座
席本体が寝台の如き構成の場合には補助座席本体上で乗
員が寝る姿勢も着座姿勢に含まれるものである。
【0013】また、姿勢制御手段、特定の着座姿勢に乗
員を制御できる構成であれば、その態様に限定されるも
のではなく、その態様の一例としては、帯状のウエビン
グベルトで乗員の身体を拘束すると共に、車両急減速時
等では乗員の身体に対する拘束力が一時的に増加する所
謂シートベルト装置や、車両急減速時等で乗員の前方、
側方、或いは上方に袋体を膨張展開させるエアバッグ装
置などがあげられる。また、上述したような車両急減速
時等を検知して補助座席本体を構成するシートクッショ
ン(座部)の位置や、シートクッションに対するシート
バック(背もたれ部)の相対的な位置を変更する座席位
置制御装置なども姿勢制御手段に含むものとする。
【0014】さらに、本発明における切替手段と姿勢制
御手段との接続は、その態様に限定されるものではな
く、例えば、機械的な接続でもよいし、電気的な接続で
もよい。
【0015】また、切替手段は、乗員等による所定の切
替操作を必要とする構成でもよいし、本補助座席本体の
車両への着脱により自動的に切り替えが行なわれる構成
でもよい。
【0016】請求項2記載の補助座席は、請求項1記載
の本発明において、前記補助座席本体の一部に設けられ
て前記姿勢制御手段に接続され、切替操作により前記姿
勢制御手段を作動可能状態若しくは作動不能状態に切り
替えるスイッチを前記切替手段としたことを特徴として
いる。
【0017】上記構成の補助座席では、補助座席の一部
に設けられたスイッチが操作されることで姿勢制御手段
が作動可能状態とされ、或いは、作動不能状態とされる
ため、切替操作が極めて容易となる。
【0018】請求項3記載の補助座席は、請求項1記載
の本発明において、前記補助座席本体の一部に設けられ
て前記補助座席本体の前記車両に対する装着状態を検出
すると共に前記切替手段へ接続された検出手段を備え、
前記切替手段は前記検出手段が前記装着状態を検出した
際に前記作動可能状態とすることを特徴としている。
【0019】上記構成の補助座席では、補助座席本体が
車両へ装着されると、この装着状態が検出手段により検
出される。検出手段は補助座席本体の車両への装着状態
を検出すると、切替手段を介して姿勢制御手段を作動可
能状態とする。このように、本補助座席では、特別な切
替作業を行なうことなく車両へ補助座席本体を装着すれ
ば自動的に姿勢制御手段が作動可能状態とされるため、
補助座席本体の装着後における姿勢制御手段を作動可能
状態に切り替えることを忘れることはない。
【0020】請求項4記載の補助座席は、請求項1乃至
請求項3の何れかに記載の本発明において、前記補助座
席本体に設けられて、乗員の身体に装着された状態で一
部が補助座席本体に設けられた係止部に係止されること
により乗員の身体を拘束するウエビングベルトと、前記
ウエビングベルトの基端側に設けられると共に前記切替
手段に接続され、前記切替手段により作動開始とされた
状態で特定の大きさ以上の減速度で前記車両が減速した
際に前記ウエビングベルトを巻き取る巻取手段と、を含
めて前記姿勢制御手段を構成したことを特徴としてい
る。
【0021】上記構成の補助座席では、補助座席本体に
乗員が着座した状態でウエビングベルトの一部が補助座
席本体に設けられた係止部に係止されると、ウエビング
ベルトにより乗員の身体が拘束されたウエビングベルト
装着状態となる。この状態で車両が特定の大きさ以上の
減速度で減速した急減速状態となると、巻取手段によっ
てウエビングベルトが巻き取られ、乗員の身体に対する
拘束力が増加する。これによって、車両の急減速に伴う
減速度によって乗員の身体が車両前方側へ移動しようと
しても、ウエビングベルトの拘束力によって乗員の身体
は所定の着座姿勢に制御され、車両前方側へ移動するこ
とはないか、或いは、車両前方への移動が軽減される。
【0022】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態の構成> (シート本体12の構成)図1には、本発明の第1の実
施の形態に係る補助座席としてのチャイルドシート10
が斜視図により示されている。
【0023】この図に示されるように、本チャイルドシ
ート10は補助座席本体としてのシート本体12を備え
ている。シート本体12は、比較的硬質の合成樹脂材に
より形成されたフレーム14を備えている。フレーム1
4は一般的な座席と同様に座部16とこの座部16に対
して傾斜した背もたれ部18を備えていると共に、座部
16及び背もたれ部18には、クッション材とこのクッ
ション材を包む基布により構成されたシートクッション
20並びにシートバック22が設けられている。本チャ
イルドシート10に着座する児童若しくは乳幼児はシー
トクッション20上に臀部が当接し、背中がシートバッ
ク22に当接した姿勢で着座することになる。
【0024】また、フレーム14の座部16からは、後
方側(詳細には本チャイルドシート10を車両の助手席
等に装着した場合における車両の後方側)へ向けて角棒
状のコネクタ24が延出されている。図2に示されるよ
うに、このコネクタ24の先端部にはバー挿入口26が
形成されており、車両の助手席或いは後部座席のシート
バックとシートクッション(何れも図示省略)との間に
設けられたロックバー28がこのバー挿入口26の内側
に入り込めるようになっている。
【0025】コネクタ24にはバー挿入口26に対応し
てストライカ30がコネクタ24の幅方向を軸方向とし
て回動可能に設けられている。ストライカ30は、本チ
ャイルドシート10の装着時にバー挿入口26に入り込
んだロックバー28によってその一部が押圧されて回動
し、他の部位がロックバー28よりもバー挿入口26の
開口端側に位置した状態でロック、すなわち、回動が制
限される構成となっており、この回動制限状態ではロッ
クバー28がバー挿入口26から抜け出ることができな
くなる。これにより、チャイルドシート10が装着状態
となる構成である。
【0026】(シートベルト装置40の構成)一方、フ
レーム14の背もたれ部18には一対のスリット状の開
口部32、34が形成されている。開口部32、34の
各々はチャイルドシート10の幅方向に沿って長手とさ
れていると共に、チャイルドシート10の幅方向に離間
して形成されている。これらの開口部32、34には、
姿勢制御手段としてのシートベルト装置40を構成する
ウエビングベルト42の一部である中間ベルト44、4
6が貫通している。中間ベルト44と中間ベルト46の
各々の先端部は、背もたれ部18よりもチャイルドシー
ト10の前方側に位置していると共に、連結プレート4
8へ支持されている。この連結プレート48には、座部
16に固定されたバックル装置50へ係合固定可能なタ
ングプレート52が取り付けられており、タングプレー
ト52をバックル装置50へ差し込むことでウエビング
ベルト42の先端側が座部16へ固定されるようになっ
ている。
【0027】これに対して、図3に示されるように、中
間ベルト44、46の各基端部は背もたれ部18の後ろ
側で基端ベルト54の先端部に縫合や溶着等により固定
されている。
【0028】この基端ベルト54の基端部は、フレーム
14の後方に設けられた巻取手段としての巻取軸56の
外周部に係止されている。巻取軸56はフレーム14に
固定されたフレーム58に本チャイルドシート10の幅
方向を軸方向として、この軸周りに回転可能に軸支され
ていると共に、図示しない付勢手段により後述する巻取
方向へ付勢されている。したがって、巻取軸56が自ら
の軸周りの一方である引出方向へ回動すれば基端ベルト
54(ウエビングベルト42)が引き出されて、自らの
軸周りの他方である巻取方向へ回動すれば基端ベルト5
4(ウエビングベルト42)が巻き取られるようになっ
ている。
【0029】この巻取軸56の軸方向側方には、プリテ
ンショナ70が配置されている。図4に示されるよう
に、プリテンショナ70は、車両が急減速状態となった
場合と同じ程度の加速度(減速度)が本チャイルドシー
ト10に作用したか否かを検出する加速度センサ72、
この加速度センサ72に接続された起動装置74、着火
されることで短時間に所定量のガスを発生させるガス発
生剤及び起動装置74に接続されてガス発生剤を着火す
るする発火装置を収容したシリンダ76、シリンダ76
内のガス圧により摺動すると共にギヤやワンウエイクラ
ッチ等を介して巻取軸56へ機械的に連結されたピスト
ン78等から構成されている。すなわち、このプリテン
ショナ70の基本的な構成は通常の車両座席に対応して
設けられているシートベルト装置のプリテンショナと略
同じである。したがって、プリテンショナ70の構成に
関しての詳細な説明は省略する。
【0030】また、図1に示されるように、本チャイル
ドシート10の側部には切替手段としてのスイッチ80
が設けられている。このスイッチ80はプリテンショナ
70の起動装置74へ電気的に接続されており、このス
イッチ80をOFF状態にした場合には起動装置74が
作動不能状態とさせられ、車両が急減速状態となった場
合と同じ程度の加速度(減速度)が本チャイルドシート
10に作用したことを加速度センサ72が検出しても、
起動装置74が作動することはなく、その結果、シリン
ダ76内の着火装置も作動しない。
【0031】また、このスイッチ80の近傍には、コー
ションプレート82が貼着されている。コーションプレ
ート82は、車両座席に本チャイルドシート10を装着
した際にはスイッチ80を操作してON状態とする旨の
警告文等が目立つように記載されており、これにより、
スイッチ80の操作忘れを防止している。
【0032】<第1の実施の形態の作用、効果>先ず、
本チャイルドシート10の装着について簡単に説明す
る。
【0033】本チャイルドシート10を車両の座席に装
着する際には、チャイルドシート10を車両の座席上の
載置した状態でコネクタ24のバー挿入口26とロック
バー28とを対向させ、この状態でバー挿入口26の内
側にロックバー28が入り込むようにチャイルドシート
10を適宜に移動させる。ロックバー28がバー挿入口
26の底部側へ移動してストライカ30が回動し、その
一部(他の部分)がロックバー28よりもバー挿入口2
6の開口端側に位置することでチャイルドシート10の
装着が完了する。
【0034】この状態で、シートクッション20上に本
チャイルドシート10の乗員である児童や乳幼児(以
下、特に説明がなされない限り「乗員」に統一する)を
着座させる。さらに、一定の着座姿勢の乗員の肩部へ中
間ベルト44、46をあてがって連結プレート48を引
っ張りつつタングプレート52をバックル装置50へ係
止させる。これにより、ウエビング装着状態となる。こ
のウエビング装着状態にあっては、巻取軸56を付勢す
る付勢手段の付勢力に対応した拘束力でチャイルドシー
ト10に着座した乗員がウエビングベルト42により拘
束される。
【0035】一方、上述したウエビングベルト42の装
着作業に前後してスイッチ80が操作されてON状態と
なる。ON状態では、プリテンショナ70の起動装置7
4が作動可能となり、例えば、本チャイルドシート10
を設置した車両が急減速状態になり、これを加速度セン
サ72が検知すると、起動装置74が作動してシリンダ
76内の着火装置を作動させる。着火装置は作動すると
ガス発生剤を燃焼させて短時間にガスを発生させ、これ
により上昇したシリンダ76の内圧によりピストン78
が移動して巻取軸56を強制的に巻取方向へ回転させ
る。これにより、一時的にではあるが、ウエビングベル
ト42による拘束力が増加してチャイルドシート10に
着座した乗員の身体の姿勢を一時的に固定(制御)し、
車両急減速による乗員の車両前方側への慣性移動が制限
される。
【0036】また、車両座席から本チャイルドシート1
0を取り外す際には、スイッチ80を操作してOFF状
態とする。このOFF状態では、プリテンショナ70の
起動装置74が作動不能状態となり、上述した車両急減
速状態と同程度の減速度が加速度センサ72に作用して
も起動装置74がシリンダ76内の着火装置を作動させ
ることはない。これにより、例えば、取り外したチャイ
ルドシート10を持ち運んでいる途中でチャイルドシー
ト10を落下させてしまったとしても、起動装置74が
シリンダ76内の着火装置を作動させることはなく、再
び、チャイルドシート10を車両座席に装着してスイッ
チ80をON状態とすれば上述した作用を奏する。
【0037】<第2の実施の形態の構成>次に、本発明
の他の実施の形態について説明する。なお、以下の各実
施の形態を説明するにあたり、基本的に上述した第1の
実施の形態を含めて説明している実施の形態よりも前出
の実施の形態と同一の部位に関しては同一の符号を付与
してその説明を省略する。
【0038】図5には、本発明の第2の実施の形態に係
る補助座席としてのチャイルドシート90の要部の構成
が示されている。この図に示されるように、スイッチ8
0を備えておらず、代わりに、検出手段としての測距セ
ンサ92を備えている。測距センサ92はコネクタ24
の内部に配置されており、バー挿入口26側へ向けて光
等の信号を発信し、発信された信号が反射物により反射
されて受信するまでの時間から反射物までの距離を測定
している。
【0039】この測距センサ92は、検出手段を構成す
ると共に切替手段でもある制御装置94へ電気的に接続
されている。制御装置94では測距センサ92からの測
定信号を受信して測距センサ92から反射物までの距離
を算出している。また、この制御装置94は上述した起
動装置74へも電気的に接続されており、算出した測距
センサ92から反射物までの距離が所定の値である場合
には、起動装置74の作動を開始させるようになってい
る。
【0040】<第2の実施の形態の作用、効果>上述し
た測距センサ92から発信された光等の信号は、ストラ
イカ30若しくはロックバー28により反射される。ス
トライカ30は回動するため、回動前と回動後では反射
位置が異なるが、ロックバー28よりも回動後のストラ
イカ30がバー挿入口26の開口端側に位置したチャイ
ルドシート90の装着状態でのロックバー28での信号
の反射位置は、上述した回動前及び回動後でのストライ
カ30での信号の反射位置とも異なる。このため、ロッ
クバー28よりも回動後のストライカ30がバー挿入口
26の開口端側に位置する程度までロックバー28がバ
ー挿入口26の内側に入り込み、このときに測距センサ
92がロックバー28にて反射した信号を受信した場合
には、チャイルドシート90が装着されたと判定する。
【0041】この信号を受信した際に測距センサ92か
ら発信された測定信号を受信した制御装置94は、起動
装置74を作動可能状態に切り替え、それ以外の測定信
号を受信した場合には起動装置74を作動不能状態で維
持する。このように、本実施の形態では、特別な切替操
作を行なわずとも、本チャイルドシート90が装着され
た際には自動的に起動装置74が作動可能状態に切り替
えられるため、チャイルドシート90装着後における切
り替え忘れを防止できる。
【0042】なお、上述した第2の実施の形態は、スト
ライカ30がバー挿入口26の開口端側に位置する程度
までロックバー28がバー挿入口26の内側に入り込ん
だことを測距センサ92によって検出する構成である。
すなわち、測距センサ92は検出手段のなかでも、ロッ
クバー28が所定の位置に達したか否かを検出するロッ
クバー検出手段と考えることもできる。
【0043】但し、検出手段にロックバー検出手段を適
用した構成は上述した測距センサ92に限定されるもの
ではない。次の第3の実施の形態ではロックバー検出手
段の他の態様について説明する。
【0044】<第3の実施の形態の構成>図6には、本
発明の第3の実施の形態に係る補助座席としてのチャイ
ルドシート110の要部の構成が示されている。この図
に示されるように、チャイルドシート110のコネクタ
24には検出手段としての(ロックバー検出手段として
の)スイッチ112が設けられている。このスイッチ1
12はコネクタ24の内側で且つバー挿入口26の底部
側に設けられていると共に、ストライカ30の回動軌跡
に対してストライカ30の回動軸方向側方に設けられて
おり、回動するストライカ30に対して干渉しないよう
に配置されている。
【0045】スイッチ112はケース114を備えてお
り、このケース114にはコネクタ24の高さ方向に沿
ってプランジャ116がスライド可能に設けられてい
る。プランジャ116の基端側はケース114の内側に
収容されており、ケース114の内側に設けられた圧縮
コイルスプリング等の付勢手段(図示省略)によってケ
ース114の外側へ突出する方向へ付勢されていると共
に、プランジャ116がケース114の内側へ収容され
る方向へのスライド移動をケース114内に設けられた
図示しない電気接点の導通によって検出できるようにな
っている。
【0046】一方、プランジャ116の先端側は略半球
形状とされており、上述した付勢手段の付勢力以外の外
力が作用していない状態では、バー挿入口26にロック
バー28が入り込んだ際のバー挿入口26内におけるロ
ックバー28の移動軌跡上にプランジャ116の先端部
が位置する。
【0047】以上の構成のスイッチ112は、検出手段
を構成すると共に切替手段でもある制御装置118へ電
気的に接続されており、制御装置118ではケース11
4内の電気接点が導通したか否かを検出している。ま
た、この制御装置118は上述した起動装置74へも電
気的に接続されており、ケース114内の電気接点が導
通したことを制御装置118が検出すると、制御装置1
18が起動装置74を作動可能な状態に切り替える。
【0048】<第3の実施の形態の作用、効果>チャイ
ルドシート110を装着するにあたり、コネクタ24と
ロックバー28とを連結するためにバー挿入口26の内
側にロックバー28を入り込ませ、バー挿入口26の底
部まで移動させると、ロックバー28はストライカ30
を回動させると共に、バー挿入口26の底部に達したロ
ックバー28がスイッチ112のプランジャ116を押
圧し、プランジャ116をケース114の内側へ押し込
む。
【0049】プランジャ116がケース114の内側へ
押し込められることで、ケース114内に設けられた図
示しない電気接点が導通し、この導通を制御装置118
が検出する。制御装置118はケース114内の電気接
点の導通を検出することで、ロックバー28がバー挿入
口26の底部にまで達してストライカ30が回動したロ
ック状態、すなわち、チャイルドシート110の装着状
態であると判定する。
【0050】チャイルドシート110の装着状態である
と判定した制御装置118は起動装置74の作動を開始
させ、ケース114内の電気接点の導通を検出していな
ければ制御装置118は起動装置74の作動不能の状態
で維持する。このように、本実施の形態では、特別な切
替操作を行なわずとも、本チャイルドシート110が装
着された際には自動的に起動装置74が作動開始させら
れるため、チャイルドシート110装着後における切り
替え忘れを防止できる。
【0051】なお、以上の第2、第3の実施の形態は検
出手段にロックバー検出手段を適用した構成であった
が、検出手段はこのロックバー検出手段に限定されるも
のではなく、チャイルドシート10〜110の装着状態
を検出できる構成であればよく、例えば、上述したスト
ライカ30の回動を検出することで間接的にチャイルド
シート10〜110の装着状態を検出する構成でもよ
い。次の第4の実施の形態では、この検出手段がストラ
イカ30(第4の実施の形態ではストライカ142)の
回動を検出する構成の一例を説明する。
【0052】<第4の実施の形態の構成>図7には本発
明の第4の実施の形態に係る補助座席としてのチャイル
ドシート140の要部の構成が示されており、図8には
本チャイルドシート140のコネクタ24に設けられた
ストライカ142を部分的に拡大した斜視図が示されて
いる。
【0053】図8に示されるように、チャイルドシート
140のストライカ142は、これまで説明したチャイ
ルドシート10〜110のストライカ30と基本的な構
造自体は変らないが、ストライカ142を構成する基部
144の回転軸方向一方の端部に後述するスイッチ15
2と共にストライカ142の回転位置検出手段を構成す
るカム146が形成されている。カム146は基部14
4の本体部分(すなわち、カム146を除いた部分)よ
りも厚肉とされた段部148を備えていると共に、基部
144の回動周方向沿った方向の段部148の一方の端
部には、基部144の本体部分の軸方向端部と段部14
8とを結ぶ斜面150が形成されている。
【0054】一方、基部144が回動した際のカム14
6の回動軌跡に対応して基部144の回動軸方向一端部
側方には検出手段としての(若しくは、ストライカ14
2の回転位置検出手段としての)スイッチ152が設け
られている。このスイッチ152はコネクタ24の内側
で且つストライカ142の基部144の回動軸方向側方
に設けられており、回動するストライカ142に対して
干渉しないように配置されている。
【0055】図7に示されるように、スイッチ152は
ケース154を備えており、このケース154にはスト
ライカ142の回動軸方向に沿ってプランジャ156が
スライド可能に設けられている。プランジャ156の基
端側はケース154の内側に収容されており、ケース1
54の内側に設けられた圧縮コイルスプリング等の付勢
手段(図示省略)によってケース154の外側へ突出す
る方向へ付勢されていると共に、プランジャ156がケ
ース154の内側へ収容される方向へのスライド移動を
ケース154内に設けられた図示しない電気接点の導通
等によって検出できるようになっている。
【0056】一方、プランジャ156の先端側は略半球
形状とされており、上述した付勢手段の付勢力以外の外
力が作用していない状態では、基部144が回動した際
のカム146の回動軌跡上でプランジャ156の先端部
が基部144の軸方向一方の端部に当接し、チャイルド
シート140の装着状態となる方向へのストライカ14
2の回動によりカム146の斜面150へプランジャ1
16が接近する。
【0057】以上の構成のスイッチ152は、検出手段
を構成すると共に切替手段でもある制御装置158へ電
気的に接続されており、制御装置158ではケース15
4内の電気接点が導通したか否かを検出している。ま
た、この制御装置158は上述した起動装置74へも電
気的に接続されており、ケース154内の電気接点が導
通したと制御装置158が判定すると、制御装置158
が起動装置74を作動可能な状態に切り替える。
【0058】<第4の実施の形態の作用、効果>チャイ
ルドシート140を装着するにあたり、コネクタ24と
ロックバー28とを連結するためにバー挿入口26の内
側にロックバー28を入り込ませ、バー挿入口26の底
部まで移動させると、ロックバー28がストライカ14
2を回動させる。
【0059】ストライカ142が回動することによって
基部144に形成されたカム146が回動すると、基部
144に当接しているプランジャ156が基部144の
端部上を摺動して斜面150に接近して斜面150に乗
り上げる。この状態で更にストライカ142が回動する
と、斜面150での基部144の厚みの増加に伴いプラ
ンジャ156が斜面に押圧されてケース114内に押し
込められる。段部148にプランジャ156の先端部が
当接するまでストライカ142が回動すると、段部14
8での基部144の厚みと段部148及び斜面150以
外での基部144の厚みとの差だけプランジャ156が
ケース154内に押し込められる。
【0060】プランジャ156がケース154の内側へ
押し込められることで、ケース154内に設けられた図
示しない電気接点が導通し、この導通を制御装置158
が検出する。制御装置158はケース154内の電気接
点の導通を検出することで、ストライカ142が回動し
たロック状態、すなわち、チャイルドシート140の装
着状態であると判定する。
【0061】チャイルドシート140の装着状態である
と判定した制御装置158は起動装置74の作動を開始
させ、ケース154内の電気接点の導通を検出していな
ければ制御装置158は起動装置74の作動不能の状態
で維持する。このように、本実施の形態では、特別な切
替操作を行なわずとも、本チャイルドシート140が装
着された際には自動的に起動装置74が作動開始させら
れるため、チャイルドシート140装着後における切り
替え忘れを防止できる。
【0062】なお、上述した各実施の形態では、請求項
1記載の本発明でいう姿勢制御手段にシートベルト装置
40を適用した構成ではったが、姿勢制御手段は特定の
着座姿勢に乗員を制御できる構成であれば、シートベル
ト装置40に限定されるものではない。例えば、車両急
減速時等で乗員の前方、側方、或いは上方に袋体を膨張
展開させるエアバッグ装置でもよいし、車両急減速時等
を検知してチャイルドシート10〜140を構成するシ
ートクッション20の位置や、シートクッション20に
対するシートバック22の相対的な位置を変更するシー
ト位置制御装置なども姿勢制御手段に含むものである。
【0063】また、上述した各実施の形態では、補助座
席の一例としてチャイルドシート10〜140をあげて
説明したが、補助座席はチャイルドシート10〜140
に限定されるものではない。例えば、ワゴン車やバン等
のワンボックスタイプの車両において後部座席の後方に
更に臨時で装着できる座席を補助座席として本発明を適
用してもよい。
【0064】さらには、上述した各実施の形態では、補
助座席の一例としてチャイルドシート10〜140をあ
げて説明したため、その着座姿勢は基本的に座った状態
であるが、本発明でいう着座姿勢とは必ずしもその着座
姿勢が座った状態であるとは限らない。例えば、チャイ
ルドシートであっても乳児用のチャイルドシートなど
は、チャイルドシートに乳児を寝かせるため、このよう
なチャイルドシートでは乳児が横になり寝た状態が着座
姿勢となる。また、車両へ着脱可能な補助寝台なども本
発明でいう補助座席に含まれ、このような補助寝台では
乗員が寝台上で寝た状態若しくは寝台上に座った状態が
着座姿勢となるものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、補助
座席本体若しくは補助座席を車両座席から取り外した際
には姿勢制御手段による姿勢制御を停止させることがで
き、取り外し後における姿勢制御手段の誤作動を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る補助座席の外
観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る補助座席の車
両座席への連結部分を拡大した側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る補助座席の概
略的な背面図である。
【図4】プリテンショナの構成を示す正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る補助座席の要
部の構成並びにシステムを示す図2に対応した側面図で
ある。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る補助座席の要
部の構成並びにシステムを示す図2に対応した側面図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る補助座席の要
部の構成並びにシステムを示す図2に対応した側面図で
ある。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る補助座席のス
トライカを部分的に拡大した斜視図である。
【符号の説明】
10 チャイルドシート(補助座席) 12 シート本体(補助座席本体) 40 シートベルト装置(姿勢制御手段) 80 スイッチ(切替手段) 90 チャイルドシート(補助座席) 92 測距センサ(検出手段) 94 制御装置(検出手段、切替手段) 110 チャイルドシート(補助座席) 112 スイッチ(検出手段) 118 制御装置(検出手段、切替手段) 140 チャイルドシート(補助座席) 152 スイッチ(検出手段) 158 制御装置(検出手段、切替手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両室内に着脱可能に設けられた補助座
    席本体と、 前記補助座席本体に設けられ、特定の条件下で当該補助
    座席本体に着座した乗員の姿勢を特定の着座姿勢に制御
    する姿勢制御手段と、 前記補助座席本体に設けられ、前記姿勢制御手段を作動
    可能状態若しくは作動不能状態に切り替える切替手段
    と、 を備える補助座席
  2. 【請求項2】 前記補助座席本体の一部に設けられて前
    記姿勢制御手段に接続され、切替操作により前記姿勢制
    御手段を作動可能状態若しくは作動不能状態に切り替え
    るスイッチを前記切替手段としたことを特徴とする請求
    項1記載の補助座席。
  3. 【請求項3】 前記補助座席本体の一部に設けられて前
    記補助座席本体の前記車両に対する装着状態を検出する
    と共に前記切替手段へ接続された検出手段を備え、前記
    切替手段は前記検出手段が前記装着状態を検出した際に
    前記作動可能状態とすることを特徴とする請求項1記載
    の補助座席。
  4. 【請求項4】 前記補助座席本体に設けられて、乗員の
    身体に装着された状態で一部が補助座席本体に設けられ
    た係止部に係止されることにより乗員の身体を拘束する
    ウエビングベルトと、 前記ウエビングベルトの基端側に設けられると共に前記
    切替手段に接続され、前記切替手段により作動開始とさ
    れた状態で特定の大きさ以上の減速度で前記車両が減速
    した際に前記ウエビングベルトを巻き取る巻取手段と、 を含めて前記姿勢制御手段を構成したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の補助座席。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7438150B2 (en) * 2004-03-22 2008-10-21 Denso Corporation Seat belt apparatus
WO2019092123A1 (de) * 2017-11-09 2019-05-16 Trw Automotive Gmbh Kindersitz-rückhaltesystem mit einem sicherhheitsgurtsystem und kindersitz für die nutzung in einem fahrzeug

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7438150B2 (en) * 2004-03-22 2008-10-21 Denso Corporation Seat belt apparatus
WO2019092123A1 (de) * 2017-11-09 2019-05-16 Trw Automotive Gmbh Kindersitz-rückhaltesystem mit einem sicherhheitsgurtsystem und kindersitz für die nutzung in einem fahrzeug

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