JP2001246940A - 巻取式自動車カバー装置 - Google Patents
巻取式自動車カバー装置Info
- Publication number
- JP2001246940A JP2001246940A JP2000058603A JP2000058603A JP2001246940A JP 2001246940 A JP2001246940 A JP 2001246940A JP 2000058603 A JP2000058603 A JP 2000058603A JP 2000058603 A JP2000058603 A JP 2000058603A JP 2001246940 A JP2001246940 A JP 2001246940A
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- JP
- Japan
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- cover
- cover sheet
- wind
- sheet
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体側面も覆うことができる側面シート付カ
バーシートをスムーズに巻取り繰り出すことが出来る巻
取式自動車カバー装置を提供する。 【解決手段】 一端を巻取装置に連繋したカバーシート
本体1の下面に両側面シート2,2を重ね、その両側縁
5,5を接着し、且つ両側面シート2,2の巻取装置側
にテーパ部3,3を設ける。
バーシートをスムーズに巻取り繰り出すことが出来る巻
取式自動車カバー装置を提供する。 【解決手段】 一端を巻取装置に連繋したカバーシート
本体1の下面に両側面シート2,2を重ね、その両側縁
5,5を接着し、且つ両側面シート2,2の巻取装置側
にテーパ部3,3を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻取式自動車カバ
ー装置に関するものである。
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の巻取式自動車カバー装置は特開平
8−104143号公報に開示されるように短冊状のシ
ートをロール状に単に巻取るという構造のため、車体の
上面しか覆うことができなかった。そのため風雨や砂埃
等から車体側面が無防備となり、サイドガラスから差込
む日差しによる室内の温度上昇も防ぐことができなかっ
た。
8−104143号公報に開示されるように短冊状のシ
ートをロール状に単に巻取るという構造のため、車体の
上面しか覆うことができなかった。そのため風雨や砂埃
等から車体側面が無防備となり、サイドガラスから差込
む日差しによる室内の温度上昇も防ぐことができなかっ
た。
【0003】そして、短冊状のシートを1本の回転軸で
ロール状に巻取るためロール状態での径が大きく、収納
筐体の厚みがその径の大きさに対して必要となり、エア
ースポイラー兼用の収納筐体として設置するにはデザイ
ン的に体裁が良くなかった。
ロール状に巻取るためロール状態での径が大きく、収納
筐体の厚みがその径の大きさに対して必要となり、エア
ースポイラー兼用の収納筐体として設置するにはデザイ
ン的に体裁が良くなかった。
【0004】又、特開平6−227266号公報に開示
されるように側面のシートを後付けするものがあるが、
この発明では取付作業が煩雑で側面のシートを取外した
時に別に収納するスペースや手間がかかり不便であっ
た。
されるように側面のシートを後付けするものがあるが、
この発明では取付作業が煩雑で側面のシートを取外した
時に別に収納するスペースや手間がかかり不便であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、車体
側面も覆うことができる側面シート付車体カバーシート
をスムーズに巻取り繰り出すことが出来る巻取式自動車
カバー装置を提供することを課題とするものである。
側面も覆うことができる側面シート付車体カバーシート
をスムーズに巻取り繰り出すことが出来る巻取式自動車
カバー装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【発明が課題を解決するための手段】本発明は上記課題
を解決するためになされたもので、第1の発明は、一端
を巻取装置に連結してカバーシート本体の下面に両側面
シートを重ね、その両側縁をミシン掛け、接着、ホッチ
キス止め等により連結すると共に、折り癖せを付し、且
つ両側面シートの巻取装置側にテーパ部を設けたことを
特徴とする巻取式自動車カバー装置である。
を解決するためになされたもので、第1の発明は、一端
を巻取装置に連結してカバーシート本体の下面に両側面
シートを重ね、その両側縁をミシン掛け、接着、ホッチ
キス止め等により連結すると共に、折り癖せを付し、且
つ両側面シートの巻取装置側にテーパ部を設けたことを
特徴とする巻取式自動車カバー装置である。
【0007】第2の発明は、一端を巻取装置に連結した
カバーシート本体の両側に側面シートを折り癖を付けて
設け、且つ両側面シートの巻取装置側にテーパ部を設け
ると共に、前記カバーシート本体と両側面シートの引出
側の端に折畳み方向の付勢手段を設けたことを特徴とす
る巻取式自動車カバー装置である。
カバーシート本体の両側に側面シートを折り癖を付けて
設け、且つ両側面シートの巻取装置側にテーパ部を設け
ると共に、前記カバーシート本体と両側面シートの引出
側の端に折畳み方向の付勢手段を設けたことを特徴とす
る巻取式自動車カバー装置である。
【0008】第3の発明は第1又は第2の発明におい
て、巻取装置を2本の回転軸を並列に設け、前記両回転
軸にベルトを懸架したものとしたことを特徴とする巻取
式自動車カバー装置である。
て、巻取装置を2本の回転軸を並列に設け、前記両回転
軸にベルトを懸架したものとしたことを特徴とする巻取
式自動車カバー装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す展
開平面図で、1はカバーシート本体、2,2はカバーシ
ート本体1の下面に重ね、その両側縁5,5を接着し、
且つ巻取装置側にテーパ部3,3を形成した側面シー
ト、4はカバーシート本体1の引き出し側端に取付けら
れたフック6,6を備えたバーである。
開平面図で、1はカバーシート本体、2,2はカバーシ
ート本体1の下面に重ね、その両側縁5,5を接着し、
且つ巻取装置側にテーパ部3,3を形成した側面シー
ト、4はカバーシート本体1の引き出し側端に取付けら
れたフック6,6を備えたバーである。
【0010】図2は、カバーシート本体1を巻取装置
(図示せず)から引き出した時の正面図で、側面シート
2,2はカバーシート1の外側縁に接着されているの
で、カバーシート1の下面内側に折り込まれ易く癖付け
された状態となっている。この癖付けはミシン掛けやホ
ッチキス止め等でもよい。
(図示せず)から引き出した時の正面図で、側面シート
2,2はカバーシート1の外側縁に接着されているの
で、カバーシート1の下面内側に折り込まれ易く癖付け
された状態となっている。この癖付けはミシン掛けやホ
ッチキス止め等でもよい。
【0011】図3はカバーシート本体1を巻取る巻取装
置7を内部に備えたエアースポイラー型の収納筐体8の
側面図で、図4はその一部截断平面図である。
置7を内部に備えたエアースポイラー型の収納筐体8の
側面図で、図4はその一部截断平面図である。
【0012】巻取装置7は軸方向にスジ状のローレット
を施した2本の回転軸9、9´を並列に設け、その両回
転軸にベルト10を懸架し、折畳式のハンドル11をま
わすとギア12及びピニオンギヤ13を介して回転軸9
を回転し、ベルト10に連結したカバーシート本体1を
巻き取る構造となっている。
を施した2本の回転軸9、9´を並列に設け、その両回
転軸にベルト10を懸架し、折畳式のハンドル11をま
わすとギア12及びピニオンギヤ13を介して回転軸9
を回転し、ベルト10に連結したカバーシート本体1を
巻き取る構造となっている。
【0013】このカバーシート本体1の巻取時におい
て、側面シート2,2は巻取装置7側にテーパ部2,2
を設け、且つ側縁5,5がカバーシート本体1に重ねて
接着し、カバーシート本体1の下面に折り畳まれ易く癖
付けされているので、両側面シート2,2はカバーシー
ト本体1が収納筐体7に取り込まれると共に、カバーシ
ート本体1の下面に折り畳まれ乍ら巻取られる。
て、側面シート2,2は巻取装置7側にテーパ部2,2
を設け、且つ側縁5,5がカバーシート本体1に重ねて
接着し、カバーシート本体1の下面に折り畳まれ易く癖
付けされているので、両側面シート2,2はカバーシー
ト本体1が収納筐体7に取り込まれると共に、カバーシ
ート本体1の下面に折り畳まれ乍ら巻取られる。
【0014】次に実施例の使用方法を説明すると、自動
車の後方にエアースポイラーとして収納筐体8を取付
け、バー4を持って自動車のフロントバンパーまで引張
り出し、側面シート2,2を外側に引き出した後フック
6,6をフロントバンパー下部に引っ掛け、側面シート
2,2はフック付ゴムベルト(図示せず)をフック孔1
5と車体側面下部に引っ掛けて固定する。
車の後方にエアースポイラーとして収納筐体8を取付
け、バー4を持って自動車のフロントバンパーまで引張
り出し、側面シート2,2を外側に引き出した後フック
6,6をフロントバンパー下部に引っ掛け、側面シート
2,2はフック付ゴムベルト(図示せず)をフック孔1
5と車体側面下部に引っ掛けて固定する。
【0015】収納時はフック6,6とフック付ゴムベル
トを取り外した後ハンドル11を回転させてカバーシー
ト本体1を巻取る。この時側面シート2,2は前述のよ
うにしてスムーズに折り込まれカバーシート本体1と共
に巻き取られる。巻き終った後はハンドル11を反対側
に倒すとハンドル11の取手が孔14に挿入され、ハン
ドルが収納できると共に固定される。
トを取り外した後ハンドル11を回転させてカバーシー
ト本体1を巻取る。この時側面シート2,2は前述のよ
うにしてスムーズに折り込まれカバーシート本体1と共
に巻き取られる。巻き終った後はハンドル11を反対側
に倒すとハンドル11の取手が孔14に挿入され、ハン
ドルが収納できると共に固定される。
【0016】なお、巻取時において側面シート2はテー
パ3が設けてあるので巻き取りの際にシワになりにく
く、スムーズに巻き取ることができる。
パ3が設けてあるので巻き取りの際にシワになりにく
く、スムーズに巻き取ることができる。
【0017】以上の実施例ではカバーシート本体1と側
面シート2,2を貼り合わせていたが両シートを一体の
ものとし、側面シート部を内側に折曲し、側縁を接着又
はミシン掛けあるいはホッチキス止めするようにしても
よい。また、巻取装置7は一軸の巻取装置としても良い
ことは勿論である。
面シート2,2を貼り合わせていたが両シートを一体の
ものとし、側面シート部を内側に折曲し、側縁を接着又
はミシン掛けあるいはホッチキス止めするようにしても
よい。また、巻取装置7は一軸の巻取装置としても良い
ことは勿論である。
【0018】回転軸9、9´としては、ローレット付の
ものではなく軸表面を弾性体としたものでも良い。
ものではなく軸表面を弾性体としたものでも良い。
【0019】図5は本発明の他の実施例を示す展開平面
図で、16は側面バー、17はねじりコイルバネを用い
た折り畳み用バネである。
図で、16は側面バー、17はねじりコイルバネを用い
た折り畳み用バネである。
【0020】図6は、図5のAの拡大正面図で、バー4
と側面バー16とを折り畳み用バネ17で連結し、折り
畳み用バネ17によって側面カバー2はカバーシート本
体1の下面へ折畳む方向へ付勢されるように構成されて
いる。
と側面バー16とを折り畳み用バネ17で連結し、折り
畳み用バネ17によって側面カバー2はカバーシート本
体1の下面へ折畳む方向へ付勢されるように構成されて
いる。
【0021】従って、使用時には側面カバー2は自動車
の側面を押える方向に付勢されるので、風等により側面
カバーがあふられるのを防止し、巻取装置の収納時には
側面カバー2がバネ17によりカバーシート本体1の下
面へ自動的に折畳まれるので収納作業がし易い。
の側面を押える方向に付勢されるので、風等により側面
カバーがあふられるのを防止し、巻取装置の収納時には
側面カバー2がバネ17によりカバーシート本体1の下
面へ自動的に折畳まれるので収納作業がし易い。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によれば、自動車の車体側面
も覆うことができる側面シート付カバーシートをスムー
ズに巻き取り繰り出すことができる巻取式自動車カバー
装置を提供することができる。又、巻取装置を2軸にす
ることにより、巻取装置自体を薄くすることができるの
でエアースポイラー型の収納筐体に出来る等デザイン的
に自由度が持てる。
も覆うことができる側面シート付カバーシートをスムー
ズに巻き取り繰り出すことができる巻取式自動車カバー
装置を提供することができる。又、巻取装置を2軸にす
ることにより、巻取装置自体を薄くすることができるの
でエアースポイラー型の収納筐体に出来る等デザイン的
に自由度が持てる。
【図1】本発明の一実施例の自動車用シートの展開平面
図。
図。
【図2】カバーシート本体を引き出した時の正面図。
【図3】本発明を適用した巻取式自動車カバー装置の側
面図。
面図。
【図4】図3の一部截断平面図。
【図5】本発明の他の実施例の自動車用シートの展開平
面図。
面図。
【図6】図5に示すAの拡大正面図。
1 カバーシート本体 2 側面シート 3 テーパ部 4 バー 5 側縁 6 フック 7 巻取装置 8 収納筐体 9,9´ 回転軸 10 ベルト 11 ハンドル
Claims (3)
- 【請求項1】 一端を巻取装置に連結したカバーシート
本体の下面に両側面シートを重ね、その両側縁をミシン
掛け,接着,ホッチキス止め等により連結して折り癖を
付し、且つ両側面シートの巻取装置側にテーパ部を設け
たことを特徴とする巻取式自動車カバー装置。 - 【請求項2】 一端を巻取装置に連結したカバーシート
本体の両側に側面シートを折り癖を付けて設け、且つ両
側面シートの巻取装置側にテーパ部を設けると共に、前
記カバーシート本体と両側面シートの引出側の端に折畳
み方向の付勢手段を設けたことを特徴とする巻取式自動
車カバー装置。 - 【請求項3】 巻取装置を、2本の回転軸を並列に設
け、これら両回転軸にベルトを懸架したものとしたこと
を特徴とする請求項1又は2記載の巻取式自動車カバー
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058603A JP2001246940A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 巻取式自動車カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058603A JP2001246940A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 巻取式自動車カバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001246940A true JP2001246940A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18579178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000058603A Pending JP2001246940A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 巻取式自動車カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001246940A (ja) |
-
2000
- 2000-03-03 JP JP2000058603A patent/JP2001246940A/ja active Pending
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